あれはアニメの続きなのか？　第8話「ロスタイムメモリー」特別ED　考察　メカクシティアクターズ

こんにちは　此花（このはな）です

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今回は、メカクシティアクターズの第8話で使われた特別EDの考察をしていきたいと思います。

第8話「ロスタイムメモリー」に使われたのは、元々ボカロ曲で、じんさんの曲でもある「ロスタイムメモリー」です。

繰り返す後悔の話
「今日も君が好きだった」
第十話「目に焼き付いた話」

ボカロの副題にはこう書かれています。
アニメの「ロスタイムメモリー」は、もろにボカロ楽曲の動画と一致している部分もありますが、いろいろと新カットも追加されています。

フルの「ロスタイムメモリー」よりアニメEDの方が、短い構成なので、どこの部分が取り出されたのかを見ていきましょうか。
アニメEDを見てみると、一番の部分と最後のサビ部分が歌われています。
ボカロのほうを本家って呼ばせていただきますね。

ここからアニメEDのMVのほうに入っていきます。
まず冒頭から、アヤノとシンタローのシーン。

「構わないで。どっか行ってくれ」
「行かないよ」
「うるさいな！」

ここのシーンは本家のPVでも描写されています。ほとんど変わりませんね。
ここから、イントロの曲が始まるわけですが、

シンタローの目が赤くなり、能力発動し、その中で
まるで（アニメの方の）シンタローの人生をさかのぼるように描写されています。

歌が始まると、今度は小説の挿絵が入ってきます。
そして漫画の描写の切り取りが続いて入ってきます。

これは、小説１巻の挿絵。

小説３巻の挿絵
シンタローを担ぎ、病院の屋上から飛び降りる前の挿絵となります。

小説４巻の挿絵。
ここのシーンは、メカクシ団のみんな（カノとエネ以外）でアザミの日記を読むところです。

これも小説４巻の挿絵
シンタローをかばって、崖から落ちたコノハが重傷となり、
シンタローが願った結果、コノハの身体が造り替えられるシーンです。

漫画４巻の新章突入のヒビヤとヒヨリが、
シンタローとモモと一緒に遊ぶシーンです。

これも漫画４巻のシーン。漫画初のクロハが登場し、メカクシ団が殺されていきます。
エネの携帯が壊され、シンタローに銃が向けられた時、「どこで間違ったんだ…。」というシンタローのセリフから、８月１５日の朝にループします。

ここから、じんさんのボカロ曲の動画カットになります。

本家の「ロスタイムメモリー」の動画カットです。
このシーンは２番の最初のカットですね。

この２つのカットは、ボカロの「夕景イエスタディ」と「アヤノの幸福理論」の動画カットです。
ここのシーンは、歌詞が終わった後の動画カットですね。

これは「チルドレンレコード」の動画カットです。
最初のイントロの所の動画カットですね。

また本家の「ロスタイムメモリー」に戻って、これは２番と最後のサビの間の動画カットです。
おそらく黒コノハが銃で自殺しようとしたのを止めようとして、シンタローが銃で撃たれたシーンですね。

そして、「アウターサイエンス」の動画カットです。
個人的な推測ですが、皆を殺されてしまったマリーが、クロハに「こいつらを生き返させたくば、力を使え」と言って、マリーが「目を合体させる蛇」を使うシーンでしょうね。

アウターサイエンスの冒頭に「こいつを助けてほしくば、化け物の力を使え」という文字がちらっと見えます。この文の場合だと、セトの首をつかんでいるクロハがそう言ってマリーを脅します。化け物の力（目を合体させる蛇）を使っても、セトは死んじゃうんですけどね。蛇の能力を失った人は死にますから。まさに、クロハの策略にはまってしまったという訳です。

最後のサビでシンタローとアヤノのシーンが来ます。
本家の曲でも、ここのシーンがあります。

「死んじゃった。ごめんね」

「『さよなら』しようか？」

これでアヤノがシンタローに赤いマフラーをかけます。
ここのアヤノとシンタローの描写をみると、本家とちょっと様子が違うんですけどね。

「行かないで！」
シンタローが止めようとしますが、アヤノは去ってしまいます。

ここのシンタローのシーンは本家の「ロスタイムメモリー」になかった描写ですね。
赤いジャージのシンタローもアヤノのことを止めようとしてたなんて…・・・ちょっとびっくりしました。
本家のロスタイムメモリーも見てましょうか。

本家の「ロスタイムメモリー」も、ここのシーン一緒なんですけど、
　違うのは、黒ジャージのシンタローも一緒に写っているんですよね。
黒ジャージのシンタローの死因は、自分で頸動脈をはさみで断ったことです。

本家の方だと、黒ジャージのシンタローが
「行かないで！」
というんです。

一方、赤ジャージのシンタローは、
　アヤノを受け入れたかのように、アヤノに笑いかけます。

それを見て、アヤノが笑い、

シンタローに赤マフラーをかけるのです。

その後、
シンタローの目が赤く色が変わります。

だから、本家の「ロスタイムメモリー」のシンタローは、アヤノのことをちゃんと受け入れているんですよ。
アニメのシンタローはアヤノが死んだことを受け入れていないってことですね。

さて、アニメEDに戻りまして


問題はここのシーンですよね。
マリーとシンタローの描写です。
ここで、シンタローがマフラーを首に巻いているので、「カゲロウデイズ」を出た直後ってことでしょうか。

マリーの描写を見ると、「目を合体させる蛇」を発動してる状態でしょうね。
ここで、シンタローと会っているということは、シンタローは能力を宿している状態ってことなんでしょうか。

蛇を集め、この世界に永遠に終わらない世界になる、ループする直前。
ってことしか、考えられませんね。
この後から、第１話の冒頭シーンと同じものが出ます。

このシーンがあるということは、
　ループしている途中なんでしょうかね

最後にあのアニメ冒頭シーンがあることから、
　ここのシンタローの前にこんなことがあったけど、忘れてるよってという解釈だということ？

最初のシンタローのシーンに戻ったので、全部思い出してますよってことか。
その方が、「目に焼き付いた話」っぽいですよね。