此花のアニメ&漫画タイム

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「置いていかれるのは・・・俺の方だ」第3話「次男、監獄に潜る」 感想 曇天に笑う

此花(このはな)です

今回は、曇天に笑うの第3話「次男、監獄に潜る」の感想を書きたいと思います。

この3話はめちゃくちゃドキドキしました。
そして、最後に不安になる終わり方をしたんです!
やばい…最後、鼻がツーンとしました。

あれは一体何?
天火、マジで何隠してるんだよ!

さて、本編の感想いきましょうか!

2話の続きです。天火と牡丹先生の会話
大蛇の器を守ると言った天火。
協力をさせてほしいと言った牡丹先生。

その様子を聞いていた空丸
2話で殺人鬼・嘉神さんに言われた「大蛇の器」についてが空丸は思い出す。
天火は隠す気あるのかね、同じ家なんだから、聞かれる可能性があるのにさ。

天火に聞くために、無言で天火の部屋に入る空丸

大蛇の器について、問い詰める空丸。だが…
「あらやだぁ、盗み聞き?」
天火にはぐらかされてしまう

そんな態度の天火に空丸は―

「置いて…いくなよ」
天火の袖をつかみ、ぼそりとつぶやく

空丸…。天火も話してやればいいのに…

「なーにそれ!どうしたのよぉ!
 反抗期は終わったのかなぁ?甘えたいのか?ちゃんと言ってごらん」

(笑)天火さん!何言ってるのかな?そこ、ギャグにするシーンじゃないよ!
本当に…よほど関わらせたくないんだな、弟たちに。

そんな態度の天火に空丸は掴んでいた袖を離す

「(なんで何も教えてくれねぇの・・・)
 兄貴…(俺はそんなに頼りない・・・?)」


「・・・俺、強くなるから!
 (だから、もう少しそこにいてくれ)」

空丸…自分が弱いから、天火が話してくれないと思ってるのね。
そんなわけないのに、理由は簡単だと思う
弟だから、それだけ理由だよ…。

天火が話してくれないもどかしさに、剣の稽古にも熱が入る空丸
「(焦るな…焦るな…)」

「空丸? 少し休憩しなよ」
白子さんが声をかける
「まだ…大丈夫です!」
空丸はまだ稽古を続ける意思をみせた

「無闇に振ってても、限界があるだろう?」
白子さんの言葉に、あの殺人鬼・嘉神のことを思い出した。
自分が簡単に殺人鬼にやられてしまったことを。

「(一人じゃ…強くなれないのか・・・?
 俺だけが進めてないんだ・・・)」

だけ…ってそんなわけないのに…!空丸は思い詰めすぎだよ。
空丸だって、強いのにさ。

場面が変わり、パーティー?

!? 誰? 一瞬誰かと思った。天火かぁ…。
「向いてねぇ…」

というか、いつも着物だから、洋服着るとそうなるのね・・。

「あなた、驚くほど馴染んでないわね」
この人、犲の人?
「おぉ!妃子」
妃子(きいこ)っていうんだ。この人。

「こんなところでどうしたの?ひと酔いでもした?」
そう聞くと、天火は
「曇家当主ってことで引っ張り出されたけど、かたっくるしい苦手なんだって…」
あー、なんとなくそういう人ぽいもんね、自由気ままな感じで。

そんな天火に「変わってないわね」とそういう妃子
話の流れで、ここに妃子がいるのは、護衛の為だと聞く天火

「やはり君も来ていたのか、曇天火くん」

「岩倉のおっさん!」
岩倉具視って、歴史上の人物じゃん!しかも、右大臣って…
天火の元上司?

「久しぶりだね。君は私の隊を抜けて以来か?」
やっぱり、この人、天火の元上司か。

場面が変わり、犲

「ここ数年、罪人の間で広まっているようだ。獄門処に入る咎人はある者を持ってくるべし。あるものという正体も気になるが、問題は誰が何の目的で集めているかだ」
その噂って、政府の管轄外で起きていることなんだ。

「あくまで噂だから、警察は動かないんだ」
蒼世(そうせい)さんはそう言う
なるほど、噂にすぎないからこそ、警察は調査できないのか。

「俺たちが動くか?」
鷹峯(たかみね)さんが蒼世さんにそう聞く
「いや…この情報では何も出来ない」
犲(やまいぬ)でも動けないのか…。

「一度探ったほうがいいな…」
鷹峯(たかみね)さんがそうつぶやくと、後ろにいた武田さんが声を上げる
「俺、いきます!俺が獄門処に!」

「無理だ。止めておけ」
却下された(笑)どんまい!武田さん

「天火、使う」
と、誰だこの人…。名前知らない
「天火を?」
最初、「かいあ使う」しか、聞こえなかった。鷹峯さんの返しで天火のことなのか!って分かったけど、
この人日本人なんだろうか…

「あれ、獄門処に一番近い、自由に動ける。潜入させる、一番よ」
まぁ、一番近い人を潜入させるのが一番だけど…天火は今、隊を抜けてるんでしょ?
「何度も言わせるな。やつの力は借りん

裏切者って言ったもんな…蒼世さん。
冷たい人だけど、元仲間なんだよな・・・。

そんな所へ空丸がやってくる

「俺に剣を教えてください!」
安倍蒼世さんに剣を教えてもらいに来たのか…。

場面が変わり、天火

「わざわざ東京から来たのか。ご苦労なことで」
天火が岩倉さんをねぎらうと
京都府知事とは縁があってね、水路計画立案の相談に乗っているんだよ」

聞き慣れない言葉に天火が不思議そうにすると、妃子さんが説明してくれる
「琵琶湖の疎水(そすい)計画よ。滋賀から水路を繋げて、京復興へ力をあげようってわけ。この夜会はその事前会のようなものよ」
へぇ…なるほどね。だから、天火が呼ばれたのか。一応、獄門処の橋渡ししてるわけだし

「どうかな?君さえ良ければ、また犲に…」

「悪いけど…俺は曇家の当主でね。
 もう犬じゃない」

ふんわりと断る天火

府知事が探していると聞いた、岩倉さんは護衛をともに、会場の方へ戻っていった。
「なんか、雰囲気変わったな。岩倉のおっさん」
「右大臣になんて口をきくのよ」
(笑)本当はかなりお偉いさんなのに、おっさんって呼んでたしね

「だってもう、部下じゃねぇもん!」
天火らしいったら、天火らしいんだけどね。

「犲(やまいぬ)もあんたがいなくなって、変わったわ」
妃子さんがぽつりとつぶやいた
「弟たちは何も知らないのね…」

「うん、まだ背負わせたくないんだ」
天火…。やっぱり犲の皆さんは知ってるんだ。
「いつか…背負うわ。あなたの弟だもの」

少し気になるのは、天火の顔色。
汗かいてて、身体の調子悪そう…。
医者の先生も天火の身体の調子聞いてたし…やっぱなんかあるんじゃ…。

場面が変わり、犲
変わってそうそう、空丸がぶっ飛ばされていた

「却下だ。お前に稽古をつけるほど、私は暇ではない」
やっぱり、そうなるのか…。蒼世さん
「待ってください!兄貴を越えたいんです!」
必死に頼み込む空丸

「対価は? 私は損得勘定で動く人間だ。 お前に剣を教えたとして、
 私に何を提供出来る?」

稽古をつける代わりに、蒼世さんにとって、利益になることが出来るか?と言いたいわけか、蒼世さん

「雑用とか?」
空丸ってば(笑)そう言う意味じゃないよ
「話にならん。不愉快だ、散れ」
あらま、追い出されちゃったのか。

「無駄だ。あの人は一度決めたことを曲げない。 
 しかし、なんでうちの隊長なんだよ」

武田さんも心配してくれてる。

「稽古なら道場にでもいけばいいだろう」
武田さんの問いに空丸はあの殺人鬼・嘉神とのやり取りを思い出す
「あの細身で、嘉神を一発で仕留めたから…。
 あれなら俺でも通用するんじゃないかって」

なるほどね。まぁ、確かに空丸の目の前で嘉神を仕留めたもんね、隊長さん(蒼世さん)
そりゃ…一番強い相手の教えを乞いたくなるよな。

「よく見てたな。ってか、何でおれにはタメ口なんだよ」
あ、そうだね、確かに。

「だって…下っ端臭するし」
ぷっ(笑)空丸にはそう見えてたのか!武田さん、どんまい

そんな所へ武田さんを押しつぶして現れたのは仮面の人

「ニーハオ」
空丸に声をかけた
「ニーハオ?」

「ちょ…シーさん!?」
あ、やっぱり、日本の人じゃないんだ。
「犲の屍千狼(し ちぇんらん)よ。シー様、呼べ」
シー様ね、うん。了解

「おまえ、うちの利益、知りたい。
 私、教えるよ。どんなことでもできるか」

「……はい」

あぁ、これで監獄に行くわけか。納得です。

「本当に行くんすか? 空兄」
心配そうに空丸に聞く宙太郎


「あぁ…。二言はねぇ。
 兄貴には黙っててくれ」

変装して、もぐりこむのか


「獄門処のあるもの?」
「監獄内の誰かが集めているという噂よ。
 その人物につきとめてほしいね」

シー様の話に、何でオレが選ばれたのか?という疑問が浮かぶ空丸

「あなた、獄門処の橋渡し人。うまく潜り込んでさぐる」
まぁ、ちょうどいい相手だよな。たとえ、天火じゃなくても
「シーさん!何でこんなやつに!潜入させるのなら
 曇天火だって言ってたじゃないですか!」

武田さんの一言に空丸は監獄を潜り込むことを了承する
「やります!俺にやらせてください!お願いします!
 これ以上兄に負担をかけないでください」

・・・…空丸。

「いいことよ。あなた、情報持ってくる。私たちの得ね。
 引き換えにあなたの得にもなる」

交換条件で空丸は、監獄に潜り、そしてその代り、蒼世さんに剣を教えてもらう

武田さんの表情が少し驚いた表情してたね。
天火の代わりに入った武田さん的には、天火のことが気になるのは当たり前か。
兄は弟を思い、弟は兄を思う、だもんね。空丸は兄を越えたいから


「症状が悪化しているようだな」
症状?やっぱりなんかあるんだ。天火
「平気、平気!じゃあ、朝飯の時間だから」
「もう少し休んでいけ」

先生は知ってるっぽいんだよね。気になる
「そうはいきません。空丸たちが待ってるんで」


「しばらくの間、本物の罪人の世話、頼んだぞ」
「空兄…」

これ、天火にばれるんじゃないの?宙太郎、嘘苦手そう…
まぁ、それでも蒼世さんに剣教わりたいんだろうな…

「心配すんな。すぐ戻る」
ニコリとそう笑って言う空丸

場面戻って、曇神社

顔色悪そうな天火。
玄関に入る前に、一呼吸をおき、体調悪いのをばれないように息を整える
このシーンで、ますます心配になるなぁ、天火。

「たっただいま!」
玄関を開ける天火

「おかえり。…あれ?空丸と一緒じゃないのかい?」
白子さんが出迎え、空丸がいないことを伝える
「いや…」

「まだ帰ってないんだ。宙太郎!何か心当たりない?」
びくりと肩を揺らす宙太郎
「おいら、知らないッスよ」

これ、誤魔化せない気がしてた…(笑)まだばれてないけど…
そもそも、朝飯にいない時点でダメな気が…


空丸がいないということで、天火が探しに出ていく
「白子、留守番頼む。空丸探してくる」
「おいらも行くッス!」

残された白子さんは森に何かの気配を察する

「敵ではありませんよ」
いたのは、牡丹先生。天火を訪ねてきたのかな?
「では何者だ?」
白子さんは、三兄弟以外には容赦ないね

「曇宙太郎くんの担任で、牡丹と申します。お下げ下さい」
牡丹さんがそう言うが、白子さんは聞かない
「信用できないね」
「天火様から聞いていませんか?」

回想ー

「天火様、私に協力させていただけませんか?必ず、役に立ってみせます、
今は味方もなく、一人でございますが、ご期待に沿えるよう、つくします。どうか…」

空丸が去った時の話か。さっきのシーンの続き…

「じゃあ、頼むわ」
ニコリとそう笑って、牡丹のお願いを了承した。
軽っ!でも、何か…

「信じてくださるのですか?」
驚く牡丹先生
「あぁ、あんたの目は一度も揺れなかった。嘘もない真っ直ぐないい目だ。
 信念に満ちた目ってやつは綺麗だな!」

良いなぁ…やっぱ天火って。

「貴方様も同じことを言うのですね・・・」
? 前にも同じようなことを言われたってこと。どういうことだろう…。

「約束いたします。この牡丹、貴方たち三兄弟を決して、裏切らぬと。
 命と誇りにかけて」

少し、気になるのは・・・胸元に何かあるってこと。
まぁいずれ、分かるか。
回想終了―

「私は曇家の味方でございます」
そう言う牡丹先生
「オレは信用しない。あんたからは人の匂いがしない」
?どういうことだ。牡丹さんは人じゃないって言いたいの?

「オレも体臭は薄い方だけど、あんたからは匂い自体がない」
増々分からない。牡丹さんが人間の匂いがしないってよく分からないよ!
「女に対して、随分ですね。
 私も忍びは信用できません」

「戦国に名を馳せた風魔一党、何をおいても優先すべきは一族。その中でも長の命令は絶対。一族の為ならば、主、同胞を殺し、己らの命を差し出す。そんな風魔に何を信じろというのでしょうか?」
ようやく、風魔一族の全貌が見えてきたよ。そういうことか、一族優先の忍びなんだね

「風魔なんてのは昔の話だ。
 勝手に疑っていればいい。けど…」

牡丹先生に向かって、刀を放った白子さん
「曇天三兄弟に手を出すなら、死んでもらう」

「よほどの情をお持ちのようで」
そう牡丹先生が返すと、白子さんは過去を話し始める

「俺は、ずっと人は疑えと教えられた」


「何事にも疑念を持て、と。
 でも、あいつらは違う…」


「ここにいるのは…」


「信じるのはたやすい、という奴らでね。
だから、あの三人が疑わない分、俺が疑わせてもらう」

なるほどねぇ…いい人たちに拾われたんだな。白子さん

そんな話を聞いた牡丹先生は少し笑って
「よしなに」
牡丹先生が去った後、白子さんは誰かの声を聞く

場面が変わり、監獄処

「まず、新人教育を受けてもらいます。看守への口答えは罰の対象になりますので。
 ここに罪人の人権はない。報いを受け、罰を受け、一生かけて苦しんでください」

看守は空丸にそう言う

うわぁ…凄いところ潜入したなぁ、空丸。
罪人として、入ったんだから、人権がないと言われたら、まぁそうか、と思ってしまう。
そもそも明治時代だし。

空丸は監獄を歩く中、ある音を聞いた
最初は風かとも思ったら、それは罪人の声だった。
「これは…声だ」
ぞくりと恐怖を感じさせる声。

看守が一言。
「地獄へようこそ」

空丸は罪人が働く場所へと入る。
「(確かに…ここは地獄だな…)」


そんな時、後ろから誰かがぶつかった
「あ、あんた…」
そこにいたのは、以前獄門処に送った罪人だった

咳き込む罪人に心配する空丸だが―
「あの方がなんとかしてくれる。大丈夫、大丈夫だ」
意味深なことをつぶやく罪人

すると、罪人は空丸の髪があることから、新人の罪人だと気付いたようだった。
「あれを持ってきたのか! だったらあの方に捧げに行くべきだ」
空丸に詰め寄る罪人

? あの方、1話の最後に出てきた狐の面をかぶった人のこと?
というか、この罪人、監獄に入るまではあんなに怯えてたのになんであんなに慕ってるんだ?
不思議でしょうがない

「そこ、何をしている」
看守に見つかってしまった。

空丸はこの罪人が死にそうなくらい働かせているのを察して、看守に抗議をするが、
無視されその罪人は連れて行かれてしまう

ちょっと空丸。目立つ行動は避けた方が…
流石に罪人らしくないんじゃ…

「新人はこっちです」
空丸を連れてきた看守が声をかける

看守に案内されて、廊下を歩く中―
「権田ごんぞう、と言いましたね」
一瞬、返事をするのが遅れるが、返事をする空丸

「何をして、ここに入ったのですか?」
そう看守に質問される。
戸惑う空丸。

「えっと、最近記憶があいまいで…」
そう切り出した。
「記憶喪失ですか…?入管書には書かれていませんでしたが・・・」

空丸ってば、もっと罪人のこと調べておこうよ!
こうやって聞かれたらどうする気だったの!

「5歳くらいのこと思い出そうとすると…苦しくなってくる」
それ・・・本当のことだよね…。何でこの場面で…

そんな空丸の態度に看守は―
「権田ごんぞう。強盗焼失3件。脱獄歴一回。
 刑罰が重くなり、獄門処へ」

その言葉にあぁ!そうでした、と思い出したフリをする空丸

「受刑者は皆、自分勝手で他人とは関わらない。心配するなんて論外です。ここは手を染めた者たちの収監。けれど、おかしいですね。あなたからは血の匂いがしない。何を隠しているのですか?」
これ、ばれてない?疑われてるような気が…

そんな時、ある男の声が聞こえる
「もう終わりかぇ?」

「懲罰房も案外楽じゃのう」
そこにいたのは、あの殺人鬼・嘉神直人だった。

あいつもここにいたのか、と驚く空丸だったが、
看守はなぜか、ここで待っていてください、とどこかへ行ってしまった。

え、待って、考えてみればここおかしくね?
まさか、わざと目を離したのかな、この看守さん

場面が変わり、曇神社
「どういうことだ! 宙太郎!」
天火が宙太郎を問い詰める

あはは(笑)ついにばれちゃった?
否定する宙太郎だが、白子が隠していた罪人の存在に気づいてしまう
「そいつ…今朝渡した罪人に似てないか?」

「全然似てないっスよ。空兄がこいつの代わりに獄門処に潜入したとかじゃないッス。
 全然!全然!」

いやいや!言ってるから隠していたこと、全部言ってるからね!宙太郎ってば!

ゆらりと獄門処へと向かおうとする天火を止める白子さん

「待て、顔色が悪いぞ。そんな状態でどうする気だ?」
というか…気づいてたんだ。天火の体調の悪さに、白子さん。
それでも行くといった様子の天火に白子は―

「俺をつかえ」
そう進言した。
主従関係じゃないと天火は拒否しようとするが、白子はこういう生き方しかできないからと否定する

「俺なら空丸を連れて帰れる。天火、命じてくれ」

「頼むわ。風魔の忍びにじゃねぇ、友人であるお前に頼みたい。
 空丸を助けてくれ、白子」

白子に頭を下げて、天火は頼む

頑固な人だな、天火は。
主従関係ではなく、友人として頼みたい、か。
こういう人だから、白子さんはここにいるんだろうな

「すぐに戻る」
白子さんの忍び姿だ!
これで、空丸連れ戻せるかな?

場面が変わり、獄門処
看守が目を離した隙に、空丸は嘉神の元へと走っていた。
向かった場所で盗み聞きをする空丸

「意外と早かったじゃろ。ここも意外と退屈じゃね。まぁ、贅沢は言わん。どうせ死刑待ちの身じゃ。死ぬ気などあるわけないちゃっろう。食い殺したいやつが一人増えただけだ」
嘉神の言葉にひとりごとか?とそう思う空丸

「しかし、ケシの花なんか集めてどうする気なんじゃ?」
! ケシの花? それって大麻の元になる花の…

空丸がケシの花と驚いた瞬間、後ろから手が伸びた。

見つかってしまった空丸。看守に捕まれ、中へと引きずり込まれる
「君、どこぞで会うたことあるかね?」
嘉神にそう聞かれ、即座に空丸は否定する。

「気のせいじゃったかぇ。ほなねぇ、弱虫な弟君」
!? ばれてた。嘉神さんに
部屋の中に取り残された空丸

「楽にするといい。ここでは俺たちは家族だ」
声が聞こえ、ここでは妙な匂いがする
「俺たちは同じだ。罪を」

「(こいつがケシの花を…)」
男は空丸に対して、語りかけ続ける

ゆっくりと空丸に近づき、男の顔が見えた。
「(この圧迫感…どこかで・・・)」

思い出したくない記憶の蓋が開かれる
誰かが殺されていた場所の中に、目の前の男がいたのを思い出した。


崩れ落ちる空丸に不思議そうに声をかける男
「そうだ…お前が…!壊した!お前が!!」

誰か殺していたのは、目の前のこの人なの?
狐の面の人

場面が変わり、曇神社

「天兄!雨降ってきたッス!」
玄関で宙太郎が天火に声をかける。だが、天火は答えない

「空兄、遅いっスね」
宙太郎が天火の部屋に入ろうとすると
「くるな!」

止める声が聞こえた。
思わず、手が止まる宙太郎
「洗濯ものは取りこんでおいてくれ」
宙太郎は天火の様子に不思議そうにしながらもその場から離れる

「(空丸…置いていくな、とお前は言った。けど…日々強くなるお前は
 いつか必要としなくなる時が来る)」


「(この手を離れ、大きく遠く・・・)」


「(置いていかれるのは俺の方だ…)」
!?何、不吉なこと言ってるの?天火…。
まるで、自分がいなくなっても…みたいな感じのトーンで言うのやめてよ!

この手は一体何?

まじで本当に怖くなってきた。
あれは何だろうな?
天火の体調に関する事だよね…おそらく

白子さんに問い詰められなきゃいいけど…
次回が怖い…。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
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