此花のアニメ&漫画タイム

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天火の隠された事実とは? 第5話「天下、不穏に揺れる」 感想 曇天に笑う

此花(このはな)です。

今回は、曇天に笑うの第5話「天下、不穏に揺れる」の感想を書きたいと思います

5話は犲の隊長さん、安部蒼世に取引しにいく話でした。天火の小さい頃の話も出てきて、蒼世さんや紀子さんと天火が仲が良かった話もありました。天火が犲を抜けた理由は聞けませんでしたけどね。

さて、本編の感想にいきましょうか!
最初は4話の続きから、白子さんと錦ちゃんとの会話

「下忍ゆえ、ご存じないかと思いますが、錦と申します」
頭を下げ、そう進言する錦さん
「人違いだろ。俺は金城白子。今は曇の忍びだ」

「長!私は見つけました!我ら風魔一族を滅ぼしたあの男の居場所を。
 仇討ちのお供をいたします」

そう言う錦だが、白子はこういう
「一族を忘れろ。これからはお前の好きに生きるんだ」

この感じだと、完全に風魔一族として生きるのではなく、違う道を歩んでいるようですね、白子さん。
錦ちゃんも、違う道を歩めるといいのですが…。

あの、今回の題名「天下」なんですか?天火?どっちなんだ。
アニメの題名だと、「天火」になってるんですけど…どっち?公式だと「天下」だし。
もう!分からん!

場面が変わり、曇家

「どこに行くんだい?」
鼻水たらしながら、空丸にいく天火
というか…大丈夫なの?めっちゃ体調悪そう…

「ちょっと京都まで」
あ、犲の所へと行くんですね空丸君。
「あ、そう!こんなお兄ちゃんを置き去りにして、京都にね!」
拗ねてるわ・・・天火ってば(笑)
「大げさだろう?夜には戻ってくるよ!」
空丸は行ってしまう。

落ち込んだ様子の天火に白子さんが声をかける
「忙しいね、空丸も」

「俺じゃなく…犲のやつらに稽古つけてもらうんだと」
それで、ふてくされてる顔してるんですか。天火は
「子離れは出来そうか?」

「思ったより寂しいもんだなぁ…」
空丸が成長しようとしてるんだから、いいんじゃないの?
まぁ、天火は寂しくなるだろうけどさ

場面が変わり、犲の本拠地

「こんにちは、曇空丸です」
武田さんに連れてきてもらったのか、空丸君。
安倍さんに去れ、って言われちゃったし

「どういうことだ。武田」
安倍さんが問う
「あ、えっと…」
どう言えばいいか、分からないよね、武田さん。だって、シー様に言われたんだし。
「今日、取引しに来ました」
直球に言うんだね(笑)空丸君。それじゃ…安倍さんには…

「鷹峯、佐々木」
安倍さんは二人に声をかけ…

「ごめんなさいね。部外者は立ち入り禁止なの」
紀子さん。そうなんですか…。
「え、俺もですか!?」
武田さんまで、追い出すのかい!

「待ってください!言いましたよね?あなたは損得勘定で動く人間だって!
 だから、隊長さんの利益を持ってきました」

空丸がそう言うが、安倍さんは聞いてくれない
「わずわらしい。散れ」

「獄門処の例の物、調べてきたんです!」
そう大声で叫ぶ空丸
「おう、本当に行ったか」
シー様は驚いたように言う

「あの人に言われました。獄門処に入る咎人が持ってくるという、ある者のことを知りたいそうですね。だから、取引してください!」
空丸がそう言うと、「話は聞こう」と安倍さんはいった。

「俺、囚人との会話を聞きました。
 獄門処の特別房にいる狐の面をした男がケシを集めているようです」

ケシという言葉に安倍さんは反応する
「そこから独特なにおいをしていました」

「証拠は?」
安倍さんがそう聞くと、空丸は懐から変装用のカツラを出す
「おれがかぶっていた変装用のカツラです。
 少しですが匂いが残っているかと…」


「! アヘンか」
においをかいだ瞬間、驚いたようにつぶやく。
あ、やっぱり、アヘンなんだね。麻薬

「犬飼、鑑識に回せ。芦屋は、獄門処の看守と囚人名簿を」
安倍さんは指示を出す
「ご苦労。これが本当の情報であることを願うがな」

「あなたの利益になったでしょうか」
そう空丸が聞くと、安倍さんは口を開く
「そうだな。一応、そちらの情報を聞いておこう」

「俺を強くしてください。兄貴よりずっと!」
最初来た時と変わらない願いだね、空丸。
「安い条件だな。明日、またここに来い。鑑識の結果次第で取引成立だ」
お!これで、稽古受けられるかも!

「じゃぁ…」
「音をあげないと誓うなら、相手をしてもやってもいい」

その言葉に嬉しそうな顔をする空丸
「お願いします!」
よかったね、空丸

「あらまぁ…嬉しそうな顔をして帰っていったわよ」
紀子さんは犲の本部を出ていく空丸を見てそう言う。
「どういうつもりですか? 犲に入れるとか言い出さないですよね?」

「まさか?道具が増えただけだ」
安倍さんも天火の兄弟を犲に入れるなんて、言い出すわけもないよな。
ただ、大蛇の器さがしに役に立つかもしれない、ということだけ と言いたいみたいですね。

「俺は反対です!一般人に剣を教えるなんて…」
武田さんが反対の姿勢を見せるが、シー様が賛成だとそう言う
「曇の人間なら大蛇の器を探す際、何かの役に立つかもしれない。
 使い捨てのコマとして、利用できるよ?」

「だから獄門処に行かせたんですか?」
「結果、思わぬ情報が手に入って万々歳ね」

ある意味、恐ろしい人だな、シー様は。
シー様と武田さんの口論にやるなら外でやれと安倍さんは返すと、二人は謝った。

「つまり武田は、弟君がうらやましいのかしら?」
さっきの口論の様子を傍観していた紀子さんが口を出す
「そうか…そんなに剣の稽古の相手をしてほしかったなら、早く言え」
鷹峯さんが武田さんに声をかけた
「え?」

「今日は残業だな」
鷹峯さんの言葉に絶叫する武田なのだった
(笑) 剣の稽古の相手をしてほしいのは、おそらく安倍さんだよね。隊長直々の稽古をしてもらえる空丸がうらやましいってことなんだろうけど…。

「流石兄弟ね。真っ直ぐぶつかってくるあたりがそっくり。でも…」
ふと紀子さんは足を止める
「隊長はもう曇と関わりたくないものだと思っていました。蒼世、天火へのあてつけのつもり?でも、気を付ける事ね、今は目をそらしていられても、そのうち嫌でも思い出すわ。
 あなたが友と師と夢を無くした日を」

無くした日…?やっぱり、何かあったのかな。
天火が抜けた本当の理由。
でも、天火は大事なことを他人話そうとしないんだよね。何も話さずに、抜けていったのかもしれない。

場面が変わり、曇家
大きなくしゃみをする天火

「大丈夫ッスか?天兄」
「ったく、雨の中、半裸でいるからだ。
 馬鹿でも風邪ひくって分かってよかったな」

2人の反応がまるで違う(笑)まぁ、雨の中で半裸でいたら風邪ひくわな。

「いや、誰かが俺の噂をしているだけだ」
「はいはい」
天火が言っていることは間違っていないのかな? 一応、さっき天火のこと話してたし
空丸の天火の扱い方がひどいな(笑)

「空丸、この国好きか?」
唐突に空丸に話しかける天火
「国? 正直考えた事ないな。あんまり滋賀から出ないし」

「一回、日ノ本を回るのも悪くねぇぞ。色々知れて楽しい。日本は今、変わろうとしてるんだ。鎖国が終わって外の国からたくさん学んで、ものすごい速さで変わっていく。古いものと新しいものに戸惑う者もいる。すべてがちぐはぐで外から見たらそりゃ、かっこ悪いんだろう。
けど、日本が子供から大人になる大事な瞬間だ。国も人。今しかない時代がある」

「いいじゃねぇか。俺はそんな時代が好きだなぁ」
凄い大きな目線で見てるなぁ、天火は。だから、皆この人に惹かれるんだろうな
「(国視点で見てるのか・・・。きっと兄貴の世界は広いんだろうな)」
空丸もこういう人だからこそ、尊敬できる兄貴なんだろう

「天兄もそんな時代があったんスか?」
宙太郎がそう質問する
「そりゃな。ひと百倍かっこよかったけどな!誰もが経験する時代だ」
弟の前では見栄を張りたい天火さん
「おいらも?」

「いつか来る。焦らなくていいぞ。自分の速度でいい。
 人は成長していける生き物だ」


「オレは逃げねぇから、ゆっくり来い」
本当は兄貴離れしてほしくなさそうだな。
でも、そういうものかな?兄弟って

「そんなこと、言わなくてもいってやる。
 黙って見てろ」

空丸も成長するのかな。過去を知って、分かったものも大きいだろうし

場面代わり、お風呂場
「(明日か…。この選択で合ってるか。
 いや、大丈夫だ。きっと強くなれる)」

ふと狐の面の男に首を絞められたことを思い出す空丸

「(落ち着け。おれはあいつじゃない)」
落ち着かそうと言い聞かせる空丸
首を絞めようとする幻覚を見え、後ろに慌てて下がる
「(大丈夫。乗り越えたはずだ)」

大丈夫か?空丸
乗り越えたという感じじゃなさそうだったけど、むしろまだだよね
ふあんですね、これ

場面が変わって、犲本部
「取引成立だ。おまえの情報が正しかったことが証明された」
おぉ!これで稽古をつけてもらえるね、空丸
「次の休暇からお前の稽古を始める」
その言葉に嬉しそうな顔を見せる空丸
「ありがとうございます!」

「やっぱり曇の血ね。まさか天火の弟に剣を教えることになるなんて」
紀子さんもちょっと嬉しそう?

「あの前から聞こうと思ってたんですけど、
 皆さんと兄貴ってどういう関係なんですか?」

そう蒼世さんに言うと
「あいつの話はするな」
拒絶されてしまった。

そんな様子の蒼世さんに少し笑いながら紀子さんが話し始める
「いつまで意地になっているつもり?」
なんかここのシーン考えてみたら、やっぱり天火の抜けたのって理由を話さずに行っちゃった可能性があるよね。
だから、拗ねてるというか・・・意地になってるのかな?

「昔、犲の隊長だったの、あなたのお兄さん」
え? そうなの。あぁ…天火はリーダーっぽいもんね

過去回想突入
「夢?」

「そうだ。今日、他の奴らと顔合わせがあったろう? 
 明日から本格的に犲が結成されるからな」
「俺は確信した。あいつらとなら国を守れる!俺の夢だ!」

天火の一言に蒼世は「国を守る?」と聞き返す

「国を守るためになることをしてぇんだ!」
その言葉に冷静に蒼世は返す
「何を言っている。俺たちはコマだ。
 大蛇を壊すために鍛え、死んでいく道具だ」

「英雄になるぞ!蒼世!紀子!俺たちなら出来る事がある。
 俺たちにしか守れないものがある。歴史の裏で共に国を守ろう」

これはある意味、天火の存在は犲達の夢、導いてくれていた存在だったのかな…。

「私たち、犲は300年に一度、この地に復活すると言われている、
 大蛇討伐のために組織された部隊なの」

ここで目的はちゃんと言うんだね、空丸に隠すのかなって思ってた。
紀子さんの言葉にあの殺人鬼・嘉神に言われたことを思い出す空丸

おそるおそる空丸は蒼世達に「大蛇の器」のことを聞く
「何なんですか…?大蛇の器って」
すると、少し驚いたように蒼世は口を開いた
「天火から聞いたのか?」
「はい」

待って、空丸。天火からって言うよりも嘉神さんに聞いた形なんじゃ…?
まぁ、知りたかったのは事実だろうけどさ。天火、教えてくれなかったし。
しょうがないか…。

「大蛇は人の敵にて、害。大蛇は器になるべき人物を選び、体内に浸食する。やがて、その身体を支配し、完全な大蛇へと復活をとげるのだ。我々、犲の使命は大蛇の器を探しだし、壊す事だ」
ようやく、大蛇の詳しいこと分かってきた。
「そうですか…」

「じゃあ何で兄貴は犲を抜けたんですか?」
当然の質問に、紀子さんは視線を下げる
「私は暇ではない。無駄話はここまでだ」

やっぱり、思想の違いが表向きの理由だけど、何ある気がしてならない。
天火は一体何を隠してる??

犲の本部から帰ってきた空丸
そこにはさっきよりも体調をくずした天火とそれを泣きながら心配する宙太郎の姿が―。

「おいおい、絵に描いたように体調悪くなってるんじゃねぇかよ…」
ぼそりとそうつぶやく
「苦しい、死ぬ〜。あ〜もう無理。頭痛い〜。構って」
「子どもか!」
苦労するね、空丸(笑)

すると、白子さんが医者の先生を連れて帰ってくる

「…先生?」
風邪の様子を見に来たのか。先生

「どれ、見せてみなさい」
先生がそう言うと、天火は―

「空丸が冷たい。無理! お兄ちゃん、もう無理! 心が痛い、
 もっと心配してくれてもいいと思う」

・・・天火ってば(笑)
「あーすみません。ついでに兄貴の頭を見てやってください。後お願いします」

天火がしっかりしてないから、空丸がしっかりしちゃったんだよね。
しょうがないよ。

「どこか行くの?」
「夕飯の買い物に。ほら、行くぞ宙太郎」

「天兄の側に居るッス」
「風邪うつったらどうすんだ。ほぉら」

空丸が宙太郎を引っ張る

「宙太郎。うぜぇ」
天火の一言に、がーんと衝撃を受ける宙太郎
あらら…流石に言われちゃったか。
「行ってきまーす」

「相変わらずにぎやかだな」
兄弟の様子を見て、そう言う先生
「そうだといいけど…」
白子さんは心配そうに言う

すると、牡丹先生が曇家にやってきた
「こんにちは」
すぐに白子さんが敵意を向けるが、天火が止める
「オレが呼んだんだ。入ってくれ」

?ってことは何か話でも。
だから、宙太郎を遠ざけたのか


「実は白子と牡丹に聞いてほしいことがあってな」
天火はゆっくりと口を開く。
ここで、音声なしで言うな!ここではおあずけ。

場面が変わって、空丸と宙太郎

「空兄! ほらこれ、もらったッス」
宙太郎が持ってきたのは、たくさんの野菜だった。
「こーら、勝手に」
空丸が注意しようとすると、八百屋の奥さんが声をかける

「ええんよ。天火くん、風邪なんやろ? たくさん栄養つけないと」
それで宙太郎にくれたらしい。
「すみません。神林さんのとこの野菜、うまいんで、兄も喜びます」

「あら、兄弟揃ってたらしやなぁ〜もう。
 うちの子、天火くんにメロメロでなぁ」

愛されてるな、天火さん。

「天火兄ちゃんは?」
「次、いつ来るの?」
子どもたちはそう奥さんに聞く
「天兄はおいらの兄ちゃんッス!」
なんだか、ほほえましいな。

空丸も笑ってるし。
いいなぁ、この光景。
なんだか、嫌なフラグビンビンだけど。

すると、宙太郎の騒ぎを聞きつけたのか、街の人たちが集まってきた。
「ほんま、曇のとこはにぎやかでええな。温かいしな」

「天兄はお日様なんス!」
天火は、お日様か。象徴なんだろうね、この街の
「おーうまいこというな」
「はよ、風邪治してもらわんと・・・」

「(温かいって…それを言うならみんなの方こそ、愛されてるぞ、兄貴。
 さっさと風邪治して、照らしにきやがれ)」

こんなの、フラグにしかなってないけど、でも本当に愛されてるんだなって分かるシーン


「これは…」
牡丹先生の声、うー不安だ。

丁度、曇神社の前、家に戻ろうと階段に差しかかえる空丸
「曇空丸様」
空丸を呼ぶ声が聞こえた

「誰?」
不思議そうにする空丸
「獄門処でお会いしました」
えっと、錦ちゃんだっけ。確か

「獄門処で?」
思い出そうとするが、思い当たらない様子の空丸
「人違いじゃ…」

「救急箱」
補足するように、錦ちゃんは空丸にそう言う
「!うそ 女!?」
え、気づいてなかったの? 声的にも女の人だと思ってたんだけど。

「いつ私が男だと名乗りましたか?」
名乗ってすらいなかったよね。錦ちゃん
「こんなところで何してんだ? 看守だろ」

「あなたが周りを気にせず、叫んでくれたおかげで、
 妙な目で見られ始めました」

あ、確かに空丸叫んでたね。周り気にせずに
「そんな職場にずっといろと?」
「あ、悪い」

「構いません。欲しい情報は手に入りましたし」
そう言って、錦ちゃんは去っていこうとする
「それだけ? 何しに来たんだ、失業報告?」

「何故、来たんでしょう?」
え、錦ちゃん理由も分からず、来たの。
「聞いてんの、俺なんだけど・・・」
(笑)まぁ、白子さんに好きに生きろと言われて、よく分からないんだろうね、錦ちゃんは。
「ただ・・・何か・・・」

「まだ何か考えてんのか? 復讐」
そう聞くと、錦ちゃんはこう答えた
「勘違いなさっているようですが、
 私は憎くて敵を討ちたいのではないです。一族の使命感ですよ」

一族ね…長が絶対の一族、その人が好きに生きろって言った。

「他に生きる目的もないので」
大丈夫かな…長という精神の柱のようなものを失って、よく分からなくなってるのか。
「これから行くとこ、あるのか?」
空丸は錦ちゃんにそう聞く。
「どうにかなります」

去ろうとする錦に「待って」と空丸は止める

「よかったらうちに寄っていかないか?
 夕飯の材料、たくさんもらったんだ」

夕飯に錦を誘う

空丸は優しいね。素性のよく分からない人を良く誘える。
そういう子なんだよね、空丸は

「見ず知らずの他人に、よくそんなことが言えますね」
錦ちゃんはそう返して、森の方へ
「獄門処で接点あっただろ」
いやいや、それだけじゃ誘えないって
「結構です」

「俺、基本この神社にいるから!いつでも来てくれよ」
そう言って、空丸も家へと帰る

すると、白子さんが空丸を迎えに来た
「よかった。探しに行こうと思ってたんだ。一人か?」
そう聞かれ、空丸は錦のことを言おうとするが、そこにはもういなかった。

「私に関わると、ろくなことがありませんよ」
木の上でそうつぶやく錦ちゃん。
どうする気なのかね。行く所もなさそうだし…

「あ、今日の夕ご飯は豪華にいきますよ。
 兄貴にも栄養を取ってもらわないと…」

空丸がそう言うと、ふと真剣な顔をして白子さんがすぐ家に帰れとそう言った。

その態度に少しびっくりした顔をして、素直に家に帰る空丸
「(あんな怖い顔の白子さん、初めて見た。
 嫌な予感がする)」


「大変です!」
ばたんと慌てて入ってきて叫ぶ武田さん。

家に帰ると、宙太郎が泣きながら抱きついてきた

「空兄〜」
「どうした宙太郎?」

空丸がそう聞くと、宙太郎は天兄が〜とそう訴える
「兄貴がどうした?」

そこには牡丹先生と先生がいて、天火がいなかった。

「どうしたんだよ、先生。兄貴は?」
そう言うと、二人は暗い顔する


「天兄が!警察に連れて行かれたッス」
涙ながらに宙太郎がそういった

場面が変わり、犲本部
「ちょっと、それどういうことよ!」
紀子さんは、武田のある知らせに驚いたように言った

「それが…先日の獄門処爆破事件の主犯として、
 滋賀県警に逮捕されたみたいです」

は? 天火がやるわけない。それは白子さん…。
「天火が主犯じゃと? ありえん!誤認逮捕じゃ!」

「いや…天火を急いで逮捕しなければならない理由があるとしたら」
「まさか…」
「それしか考えられないね」

「やつが器だ。」
安倍さん…。思い当たる節があるとしたら、それしかないけど…。

「兄貴が大蛇の器?」

「どういうことですか!」
衝撃の事実に空丸はその場にいる人に訴えかける
すると、白子さんが「実はな…」と話し始める

回想開始―
「これは…まさか」

「オレ、もうすぐ死ぬんだ」
!?は、どういう…
「お前が大蛇の器なのか?」
そう聞く白子さんの問いにも答えず、天火は話を続ける

「太田先生から薬を処方してもらってたが、もう効かなくなってきた。
 相当浸食されてる」

やっぱり、先生は知ってたんだな。このこと
「いつから・・・お前だって、器を探してただろう?」
その質問にも応えず、天火はしゃべり続ける

「お前には助けられてばっかだったな」

「過去形はやめろ!
 ・・・空丸たちはどうするんだ?」

白子さん…。

「それが最後の頼みだ」
その言い方はやめてよ!天火ってば。
その言葉に白子さんは立ち上がる
「ふざけるな!」


「天火様。彼は忍びです。命じれば従います。
 最後くらい曇の忍びらしくさせてやれば、よろしいのでは?」

牡丹先生。天火、最後くらい命令してやれば、白子さんだって…


「白子…頼む」
・・・天火。頑固だね、あんたも
「おまえは…我が儘すぎる」
「悪い…」
分かってるなら、命令してやればよかったでしょうが!
回想終了―

「でも、戻ってくるッスよね?」
「どうなんだよ。答えてくれよ!」

そう二人は皆に問う。
すると、牡丹先生が口を開いた。

「今、なんて言いました?」
牡丹先生の言葉に空丸は聞き返す

EDが終わり、天火は警察に連れて行かれる

「古代より生まれし、大蛇は妖か、物の怪か。300年に一度によみがえり、全てを滅ぼす。心せよ、大蛇は人の敵にて、害」


「見つけ次第、狩り封ずるべし


衝撃を受ける空丸と宙太郎


「兄貴が死刑!?」

・・・ここで天火死ぬの!?
結構衝撃的な展開…でもここで明かされて、まだ5話なのに…早すぎるよ!
まだ、何かあるでしょう。まだ半分にも言ってないのに…。

さっきの白子さんとの会話シーン、一言も疑問に答えなかったのが気になる。
天火が大蛇の器、と聞いたのに、天火は答えなかった。
それで、もうすぐ俺、死ぬんだ、と一言。

まるで、否定はしてるけど、死ぬことは絶対みたいな感じで。
まだまだ謎がある。天火にはね

ここまで読んでくれてありがとうございました。
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