此花のアニメ&漫画タイム

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安倍家式神の牡丹と安倍比良裏の叶わぬ恋物語 第7話「泡沫に笑う」 感想 曇天に笑う

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此花(このはな)です

今回は曇天に笑うの第7話「泡沫に笑う」の感想を書きたいと思います。

7話は600年前の安倍家・式神牡丹と安倍比良裏(ひらり)のお話でした。
全く謎分からなかったので、何も言えませんが、説明は現代でしてくれるんでしょうかね、本当に。
でも、牡丹の過去が分かったので、良かったです。

分からないことが多すぎる。
ちょっと泣きそうになりました。
式神と人間の恋、成就してほしいです。

さて、本編の感想いきましょうか!
京都の司法省
現代の話、天火に後を任された比良裏(ひらり)からスタートです。
「どうした? ぼぅっとして」

「お、大木さん」
比良裏(ひらり)が振り返って言う。


「今日は司法に何か用か?」
えっと、大木喬任さん。名前が読めない…。
「曇天火の処刑の件で報告書を持ってきたんです。
 混乱は少しずつ落ち着いてます」

・・・あ、そっか。どうしても信じられないけど、やっぱり大津の人々にとって、天火の存在はでかかったんだな。
空丸たちが心配だ。

「やっとか。ひつづき警戒を頼む」
大木さんは言う。
天火が死んだことによる騒ぎ、収拾つかなかったんだね。ようやくって感じの様子だし
「はいはい〜」
気の抜けた返事だな(笑)なんとなく性格掴めたぞこの人。

「やれやれ、いつもながら飄々とした男だな」
少し呆れた様子で大木さんは言う
「あれ、誰ですか?」
隣にいた人がそう聞く

「比良裏(ひらり)という滋賀県警の男だ。生まれつきの隻腕(せきわん)で、若いながら西南戦争の警手隊に選ばれた男でな」
隻腕(せきわん):片方の腕が無い状態で生まれる事。
「噂に聞いたことがあります。あの男が…」
納得したように言う男の人。

「昔っから奇妙な夢をみるらしくてな」
夢? この人は600年前のことを覚えていないってことか。
「見知らぬ女が出てくるそうだ」

最初に見た時点で現代の比良裏(ひらり)さんが何者なのか?というのが分からなくて、悩んでいたのですが、ブログを書いてる段階で、ようやくわかりました。生まれつきの隻腕なら、ずっと時が止まって生きているわけではなく、生まれ変わりみたいな感じなんですね。
しかも、600年前の記憶だけは覚えているけど、名前の記憶はないってこと。奇妙な夢って表現するほどですからね。


ふと見知らぬ女が頭をよぎる比良裏(ひらり)


「まるで…泡沫だ」
比良裏(ひらり)はそうつぶやく
泡沫(うたかた): はかなく消えそうなもののたとえ。

600年前:大津
「”濁り空が覆う、ここ近江。怨念呪縛の魑魅魍魎。百鬼夜行に呪詛、調伏。おんぎょう行者が華やかになりし、今は昔の鎌倉の夜”」

鎌倉時代か…。

牡丹が暗闇の中、街中をひた走る。
しかし、行き止まりになってしまう

何者かの敵が牡丹の前にあらわれる

「探したぜ」
一人の男が牡丹に声をかけた
敵は牡丹に襲い掛かろうとするが、その男がなぎ払う

「誰だてめぇら、こいつに手を出すんじゃねぇよ」
謎の男は牡丹を護るように前に出た。
「あなたは一体?」
戸惑う牡丹

「ちょっと下がってろよ」
その男はそう言った後、牡丹を襲い掛かろうとした敵を見事に倒してしまった。

「ケガはないか?」
そう言った男は牡丹にひざまずく

俺の嫁になってくれ」
!?は、はい?初っ端一発目ですか…?いきなり告白?
「はい?」
牡丹は固まる

「一目惚れです。おれの物になってください」
思わず、笑ってしまった。なんだこれ(笑)比良裏(ひらり)ってば
「(何なんだ?こいつは)」
そりゃ、戸惑うわな…。牡丹さん。

すると、そこにあった敵の死体がするりと消えてしまった。

「しまった! 
 貴重な大蛇の手がかりだったのに・・・」

牡丹さん、600年前も大蛇に関わってたんだね。


「牡丹を助けていただきありがとうございます。
 私は近江守護・佐々木一族、佐々木清綱(きよつぐ)」

これって、佐々木紀子さんの先祖さんなのかな?だいたい出てくるの犲の人たちの名字ばかり…。

「こちらは曇神社当主・曇景光(くもう かげみつ)と申します」
この人が曇家の先祖か…。


!?比良裏(ひらり)さん何やってんの?
「聞けや!ちくしょー」
景光さんが怒った。流石に怒るか(笑)

「わしは認めへんぞ!どこも誰か分からん男に牡丹を渡せるか!」
いや…あの牡丹さん、そんなこと言ってないような…
「いえ、わたってませんから!」
そうだよね。ただ、結婚申し込まれただけだし…。

「ふぅん、正体が分かればいいのか」
比良裏(ひらり)はそう言い、刀を見せた

「安倍比良裏(あべのひらり)。陰陽師、安倍家のものだ」
あっ!その刀、蒼世さんの持っていたやつ!やっぱり、この人が安倍家の先祖?
「その太刀、確かに安倍家の紋だ」
少し驚いたように景光がそういう

「聞いたことがあるな。安倍家の子にして、
 陰陽師の才能がまったくない男だと」

陰陽師の才能がない人なんだ。安倍家の人なのに、なるほど。だから剣筋がいいのか。
「そ、全然つかえないの。いわゆる安倍家の落ちこぼれ。
 周りは期待なんてしてない」

随分と自分を蔑んでらっしゃる。

「ならせめて、本当にほしいものくらい自分で手に入れるさ」
なるほどね、比良裏(ひらり)さんにとっては欲しいものなのね。
牡丹さんは

「近い!寄るな!牡丹が汚れる!」
景光さん笑える(笑)
なんだろうな、好きってわけじゃなさそうだけど、比良裏さんは近づくなと

「安倍家ということは、我々と同じお役目を受けているのでは?」
佐々木さんがそう比良裏に尋ねる

「まぁ、大蛇退治か」
この感じだと、やる気なかったんだろうな、比良裏
「やはり…貴殿も」

「正直興味ないね。
 けど、あんたのためには何だってしてやる」

? 何でそこまで牡丹さんに執着してるんだろう・・。
「お役目の為にお願いします」
牡丹さんも大変だね(笑)

「そういうことなら歓迎しよう」
まぁ、佐々木さんもお役目の為に動いてるわけだし、同じ目的なら協力を歓迎するよな
「佐々木の旦那!?」
景光さんが驚いたように言う
「今宵はもう遅い。泊まっていかれるがよい」

「牡丹!酌をして…」
比良裏(ひらり)さんが言いかけるが、牡丹は被せるように

「男同士でどうぞ」
無理をいわせず、笑顔で言った
単純に言えば、嫌だと(笑)

この狸、やっぱり曇神社にいたゲロ吉だよね!
うーん、式神か何かなんだろうな…。
600年以上生きるタヌキだもん

比良裏と景光で酒を飲む

「牡丹を襲った連中、何者だ?」
比良裏が景光にそう聞く
「大蛇を崇拝し、復活させようとさせる輩や」
そんな人たちがいるのか…。

「あぁ…そりゃ大変だ。何にせよ、牡丹には指一本触れさせねぇよ」
比良裏さんは相変わらずの言葉です。
「兄さん、牡丹のどこにそない惚れたん?」
景光さんも気になったか

「あえて言うなら、目だな」

「真っ直ぐにこっちを見てる、誇りと信念に満ちた、あの目が好きだ。
 牡丹の目には嘘がない」

! それって、天火が牡丹先生に言った言葉とそっくり。これを牡丹さんは言ってたのかな
「負けず嫌いだけかもしれんよ?」

「それはそれでたまらない」
(笑)比良裏さんってば。
この話を牡丹さんが聞いてたわけか。

場面が変わり、牡丹さんの入浴姿。
牡丹は佐々木さんと話したことを思い出していた。

「牡丹、あの男どう思う?」
佐々木さんは牡丹にそう聞く
「害はなさそうですが…」
「器の可能性もある。警戒しておけ」

「(あの男が大蛇の器?)」
そう牡丹が考えていると、何かの気配を感じる
「誰です?」
すると、頭上から牡丹に襲い掛かってきた。

「牡丹!大丈夫か?」
景光が騒ぎを聞きつけたのか、声をかける。
一応、配慮はするんだね。女の子だから
「はい、なんとか」

「大蛇側の奇襲だ」
佐々木さんはそう言った
「やばいで、かこまれとる」
うわぁ…かこまれたのか。しかも、牡丹さんがお風呂入ってるときに

「比良裏殿は?」
牡丹がそう聞くと、景光さんはすぐこう答えた。
「あの男、信じられん。

真っ先に飛び出して行きおった」
あらま、比良裏さん、一応は牡丹さんのこと、本気なんだ。
次々と敵を倒していくが、まるで手ごたえがない
「手ごたえがない。こいつら死体か」
死体ってことは陰陽術系統なの?

「ご名答。流石、腐っても安倍か」

「芦屋満月か」
芦屋と言えば、芦屋道満だけど、陰陽師ってことはその血筋かな。
そうなると、芦屋と安倍って仲悪いんじゃ…。

「そうか…てめぇの術かよ」
「比良裏。貴様はお役目に興味がないと思っていたが…」
満月がそう話すと、比良裏は気にしてない様子
「まさか、名門、芦屋家が大蛇側につくとはな」

「運が悪いやつだな。わが芦屋一族の為に朽ちろ」
比良裏に向かって、敵を放つ満月

すると、牡丹が陰陽術で一発で倒してしまう
「これは陰陽術!」
少し驚いたように比良裏は言う

「これは剣を通じぬ戦。比良裏殿は下がっていてくださいませ」
陰陽術同士の対決なら、剣は通じないわな
「馬鹿言うな。盾くらいにはなれる」
比良裏は牡丹の言葉に抗議する
「なぜ私にそこまでこだわる!」

「これは遊びやない。術が使えない半端者はすっこんでおれ」
景光は比良裏に言い放つ

「盾は曇家の役目や」
曇家は盾の役目なんだ。この時点では
牡丹が景光の後へ続こうすると、比良裏が止めに入る

「行かせねぇ」
「あなた様に止められる理由はありません」

牡丹はそういうが、比良裏は聞かない。
「嫌だね。惚れた女が傷つくとこなんざ見たくねぇ」

「何か勘違いなされているようですね」
すると、牡丹は比良裏を押す
「私はお役目の為に使わされたもの」

「安倍の式神。人ではないのです」
式神さんか。しかもかなりの強力な。だから600年も入れるってわけか。
「あなた様の父君に仕える鬼にございます」

「痛みなど感じぬ。恋情など無意味な存在です」
まぁ、式神に恋だもんね。そりゃ…無意味だけどさ
すると、比良裏は牡丹の髪を手ですくった

「そんなたわごとで諦めるとでも思ったか?」
比良裏がそう言うと、牡丹はたわごとなどでは!と抗議しようとするが、すくった髪に比良裏はキスをした
その行動に牡丹は驚くが、はっと気が付くと比良裏に術をかける

比良裏は木の幹に縄でくくりつけられた

「佐々木殿、その男を頼みます」
あらら…流石に術でやられちゃったか。

「(あやつ…調子狂う)」
(笑)これは、比良裏さんに惹かれてるのかな。
まっすぐな人だもんね。

「貴殿、牡丹のこと、本気か?」
佐々木さんが比良裏にそう聞く
「本気じゃなきゃ、こんなに身体張ってねぇよ!」
確かに(笑)

「安倍の式神だぞ?」
そう佐々木さんが言うが、比良裏はそんなこと気にしない
式神は陰陽術を使えないはずだ」
え!そうなの?

「あれは普通の式神ではない。
 安倍の陰陽師が総出で呼び寄せた特別な式神


「大蛇は牡丹にしか、封じられない。ただし、封印式の詠唱には時間がかかる。
 曇家はそれを護る盾だ。貴殿が入る隙などありはせん」

なるほど。最初の敵はだから牡丹を狙ってたのか。つまり、曇家と牡丹には大きな関わりがあった訳。

「無茶を言うなよ」

「やっと見つけたんだ。この恋はきっと、
 あの時からの一目惚れだ」

あの時? ってことは最初が初対面じゃない?

比良裏の回想

「生きることを考えてはいけない。涙を呑め、甘さを捨てろ、容赦をするな。
他人にも、自分にも。お前達は――」

? つまり、術を使えない者たちの安倍家の末路ってこと

修行をして、真っ赤になった手を見つめる比良裏
すると、後ろから自分の刀を誰かが取った。

「(おれを初めて見てくれた人)」
自分自身を見てくれた初めての人が、牡丹さんだったってことか。
だから、こんなに…
「(おまえは…覚えていないだろうけどな)」
そうだね、牡丹さん気づいてなかったし。

朝日が昇る頃、ふと満月さん達が急に敵を引いた。
「なんや、敵さん、あっけなく退散しおったか」
不思議そうにする景光さん

「少しは凝りましたか」
牡丹は比良裏にそう聞くが、比良裏は無言のままだ。
それを肯定と見たのか、牡丹は術を解く

すると、比良裏は牡丹を抱きしめた。
「頼む。心配させてくれるな」
驚く牡丹
「やめろ。恥ずかしい」
抗議するが、比良裏は腕を解かない

「あいつ!」
景光が怒るが、佐々木さんが止める
「今はそっとしといてやれ。可哀そうだが、人と式神の恋など報われんのだ。お役目が終われば、牡丹は消える。泡沫の恋でも溺れているうちは幸せだ」
それはそうだけど…切ないよ。

少し時が経ち、場面が変わる。琵琶湖を見下ろす牡丹と比良裏
「言い眺めだ。近江は美しいな」
「ここは特に美しいと言われている所だ。佐々木殿も近江を愛している。
 一族で守護なさっていて、治安もいい」

「これで天気が良ければ、最高なんだけどな」
やっぱり、大蛇の影響って凄いわけだ。
「大蛇の影響だ。未練など残すつもりはないが、
 消える前に一度晴れた近江を見たいものだな」


「お前が消えるときは俺が死ぬ時だ。一人で行かせやしない」
その言葉に牡丹は
「なんだ。惚れてる身ならば、消えさせないといったらどうだ?」
そう返した。

「お前だけには嘘をつきたくない。
 おれはもうすぐ死ぬ身だからさ」

え? 比良裏?
その言葉に驚く牡丹

「どうせ死ぬならお前の隣がいい」

「比良裏殿?」
不思議そうに見つめる牡丹
「牡丹…笑っててくれ。それだけで俺は笑って逝ける」
「何を…?」

「あー!」
景光さん(笑)

「何してんねん! 帰りが遅いと思ったらこないなところで
 いちゃつきやがって…」

(笑)本当にこの邪魔しに来るシーン笑う
「このクソチビ、いいとこだったのに」
比良裏も比良裏だわ(笑)

「はぁ!?何がいいとこやねん」
牡丹さんの様子が完璧に落ちかかってる気がするなぁ…。
言われたことないんだろうなぁ、牡丹さんってこういうこと。

「おまえ、わざとだろ」
何が?邪魔しに来たのが?
「何がや」
景光さん、そういう意味で邪魔してるわけないと思うけれど…

「俺が大蛇の器だと疑ってるんだろう?」
あら、気づいてたのか。比良裏。一応、安倍家なだけあるか

「何でそれを…」
少し驚いた様子で景光さんは言う
「牡丹も俺を疑っているのか?」
そう言うと、景光さんが答えた。
「あ、あたりまえや!」
なぜ、景光さんが答える。

「そうか…それは少し悲しいな」
そう言って、その場から立ち去ろうとする比良裏
「ちょ、どこ行くねん」

「泡沫から目を覚ましに」
え? どういう意味
「何やねん。あいつ…」

比良裏が向かったのは、佐々木さんがいた風呂場

「よぉ、佐々木のおっさん」
そう声をかける
「比良裏殿か」

「色々、世話になった」
どういうこと? ここから出るの?
「意外だな。牡丹のことはもう諦めるのか」

「ここはいいところだ。居心地が良すぎる」
だから、泡沫って言ったのかな。居心地がいいから
「そうだろう。近江の守護として、この地を護りたいと強く思う」

「護りたい?本当に?ご自身の欲に負けてはいませんか?」
そう言って、風呂場の扉を開けた
「人を大蛇だと疑い、周りに嘘を吹き込む。俺が器じゃないことはあなたが一番、
 分かっているはずだ」


「大蛇は・・・あんたの中だろう?」
え、佐々木さんが大蛇の器!? じゃあ・・・さっきのセリフは何の意味なんだ。
「そんなに浸食されて、よく自我をたもてるもんだ。芦屋の奇襲は偽装工作。
 大蛇本体を襲うなんて誰も思わないからな。おかげで牡丹たちもあんたを信用しきってる

そう言った瞬間、佐々木さんに押さえつけられる比良裏

「お前には分かるまい・・・。
 大蛇に身体を支配されてゆく恐怖が」

そう言う佐々木さん

騒ぎを聞きつけて、景光さん達がかけつける
「何事や!」
「こやつが大蛇の器だ!」

「やっぱりか!」
あ、さっき言った比良裏の言葉が仇となってる。
「おとなしくせいよ!」

「違う!大蛇はこいつだ!信じてくれ!」

「牡丹!」
比良裏はそう叫ぶ
「私とこの男、どちらの言うことを信じるのだ」
佐々木は牡丹にそう問う

すると、牡丹は入口から離れた
それを見て、比良裏は信じてもらえなかったと瞳を閉じるが、牡丹は

「佐々木殿。あなたを疑っているわけではありません。
 ただ・・・その男は私に嘘はつきません」

牡丹さん!

その言葉にぱぁっと比良裏の顔が輝く
「はぁ? 何いうてんねん、牡丹」
戸惑う景光だが、後ろにいた佐々木は苦しむように比良裏から離れた

景光の目の前には、大蛇のうろこを生えた佐々木の姿があった。
「そんな…まさか…」
動揺する景光

「伏せろ!」
比良裏が叫ぶ

ここから見た事あるシーンがたびたび出る。
「嘘やぁぁぁ!!」
佐々木が大蛇の器だったことが信じられない景光

大蛇と対峙する三人。


「牡丹! この一体に結界を張れるか?」
そう牡丹にそう聞く比良裏
「今すぐに!」
術を詠唱する牡丹

大蛇は三人に向かって攻撃する。

「しっかりしろ。盾は曇家の役目なんだろう?
 牡丹を護ってくれ」

未だに信じられないから、ぼぅっとしてたね景光さん

「お前はどうすんねん」
景光のその言葉にずっと前から言われてきた言葉を思い出す比良裏
「生きることを考えてはいけない。涙をのめ、
 甘さを捨てろ、お前達は大蛇のえさだ!」

!? 大蛇のえさ? ってことはつまりおとりになれと?

「俺は安倍家に拾われて、そう教えられてきた。
 えさとしての死に方…これは、俺の運命だ!」

そんなことを子供の時から…そんなえぐいことを…。

「安倍家はそんなことまで…」
驚く牡丹
「時間稼ぎならまかせろ」
笑顔でそういう比良裏に牡丹は問う
「なぜ、笑っていられる」

「あんたのおかげだよ。後は頼んだぞ、牡丹」
そう言って、大蛇に向かっていく比良裏
「(自分がえさだと知った時、暗い己の道に絶望した。そんな時)」

「(初めて、自分という子を見てくれた人がいた)」
比良裏という人を見てくれる人が牡丹しかいなかったんだね。


「あんたがいたから、現実身のないこの世界で笑えたんだ」
牡丹さんが心の支えだったわけか。
だから、えさとして死ぬ前に牡丹さんに会いたかった。

「あの人を死なさないで!」
その比良裏の言葉に牡丹は景光にそう頼む。
景光はタヌキのポコを呼び出し、大蛇へと向かっていった。


「二手に分かれて、錯乱させるで!」
そう言った景光に比良裏は牡丹を護るように言う
「その牡丹からの頼みや。死ぬなってな」
その瞬間、景光と比良裏は大蛇に吹き飛ばされる

「(死ぬな、ずっと誰かにそう言って欲しかった。
 出来れば、あんたに…。泣きそうだ!)」

比良裏さん…。

「よし、もうちょっとや」
景光がつぶやく。
牡丹の封印式がもうすぐ完成する

すると、大蛇は牡丹に向かって、攻撃を吐く

比良裏は牡丹を庇って、左手を失う
「ひるむな牡丹。詠唱を続けろ」
そう言った。

「お前には傷一つつけさせねぇから」
その言葉に涙を流す
「死ぬな」

「笑ってくれって、言ったろ?俺は絶対死なないから。
 お前に嘘はつかねぇ」

その瞬間、牡丹の脳裏にある少年と面影が重なる。

「佐々木清綱!落ちたものだなぁ!」
比良裏は大蛇の瞳に刀を突き刺した

「あかん!逆効果や!飲み込まれるで」
比良裏の行動に景光はそう叫ぶ


「近江の守護よ。あんたの近江への想いはそんなものか!」
そう言うと、大蛇の中から声が聞こえた
「死にたくない。もう少し…もう少しだけ、このままで…」

「顔をあげろ。近江の守護者、あんたは最後にこの地を護っていくんだ。胸を張れよ!あんたの想いは俺が背負ってやる。どんなに重かろうがあんたごと生きてやるから!」
比良裏の言葉に呼応するように、大蛇の動きが止まった。
比良裏は地面へと落ちるが、景光に拾われる
「大蛇の動きが止まった?」

その瞬間、牡丹の封印式が発動する

「詠唱完了。封印式発動します。印!」
大蛇の封印が完了した。


佐々木清綱を失った景光は崩れ落ちる
これで、近江の守護は曇家へと受け継がれるのかな?
よく分からんけど。

「終わったのか」
牡丹の役目が完了し、身体が消え始める牡丹


「牡丹!」
牡丹の呼ぶ声がした。
はっと牡丹は駆け寄る

ぎゅっと比良裏を抱きしめた。
この時点で、もうあの時の少年が比良裏だったのだと、気づいていたんだな。
それと、すでに比良裏が好きになっていたんだろう。

「見ろ牡丹。もうすぐお前が見たがっていた晴れた近江だ」
そう言う比良裏の左腕はもうなかった。牡丹が視線をやったのに気付いたのか、比良裏は言う

「大蛇の毒でしびれている。痛くねぇさ」
そっか、なら今はいいか。
「ありがとう。おかげで大蛇を封印出来た」

「俺は何もしてねぇよ。逆に生き残っちまったな」
そうぼやく比良裏に牡丹は
「えらいぞ。あの時の幼子が大きくなったものだ」
そう言った。

その言葉に驚く比良裏
「覚えてたのか」
「思い出したのだ。お前は変わっていないのだな」
さっきの比良裏の笑顔で思い出したんだよね、牡丹

「何年越しの片恋だと思ってんだ」
「それも今日で終わりだ。お役目を終えた今、私に存在理由はない。
 もう会うことはないだろう」


「牡丹、また会おう。ここで俺の手を離れても、必ずお前に会いに行く。
 愛してる。今度は俺と生きてくれ」

そう言う比良裏に牡丹は笑い出す

式神に愛を説くとは、本当に馬鹿な男だ。
 私が簡単に捕まると思うなよ?」

これは牡丹さん、比良裏さんに落ちてるような気がするけど
「あぁ、だから待っていてくれ。牡丹」

「待っているよ」
そう笑顔で言った後

牡丹は桜の花びらになって消えた


手元には式神札だけ。
「(暑い…暑い・・・夏の日・・・)」

「(君に会えたのは、夢か現か。
 そんな幻なら鼻で笑い飛ばしてやろう)」

「次は君の隣で泡沫に笑おうか」

現代の比良裏が目を覚ます
「またか…。どこにいるんだ」

この話をしたのは、牡丹さんは比良裏さんに会いたいのかな。
そして、現代の生まれ変わりの比良裏さんは牡丹に会うことが出来るのだろうか。
あの感じだと、この話がかかわってくるんだろうな。

次回は元に戻って、空丸たちのお話に戻る。
次回も楽しみです。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
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