此花のアニメ&漫画タイム

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本当の白子と空丸の行方。そして、天火が生きていた。第10話「白き闇、裏に反る」 感想 曇天に笑う

此花(このはな)です。

今回は、曇天に笑うの第10話「白き闇、裏に反る」の感想を書いていきたいと思います。

10話は白子さんの本当のことが分かる話になりました。
この話は最後にまた驚きのシーンがあったので、
だんだんと面白くなってきています。

本音を言えば、比良裏さんの登場シーンが好きです。
ものすごくテンションがあがりました。

さて、本編の感想に行きましょうか!

「邪魔はさせない。大蛇様の復活は絶対だ」
そう言い放った白子に牡丹は動揺を隠せない
「なぜ、あなたが大蛇を?」

場面が変わり、獄門処

「嘉神に任せた脱走計画の手筈は整ったようです。中の看守もこちらの者だけに
 なりました。残る同士はアヘンによってほぼ、中毒状態です。あとは、あなたのお好きなように…」

ということは、やはり獄門処は乗っ取られた。刃向う者は皆殺されたか。

「可哀そうに…」
そう仮面の白い髪の男はつぶやく。

「今あれだけの囚人が脱獄したら、どうなると思う?」
白子はそう言った。

「まさか…あなたが手引きをしたのですか?」
牡丹は白子にそう聞く
「正確にはさせた、かな?」

白子の下にカラスが降り立つ

「外と中に内通者がいれば、話が早い…」
そう言った白子
「なぜ? あなたは曇の忍びでは?」

「風魔は代々大蛇様の眷属でね。一族の掟は絶対だ」
たとえ、当主でもか…。白子さん。

「同志よ!何故我々が苦しい思いをしなれければならない! 皆で自由を掴むのだ!
 今こそ、人生を変える時だ!我々の苦しみをしらしめる。復讐だ!」

完璧に囚人たちは洗脳されてしまったのか。
「「「おー!!」」」

獄門処からきた手紙を受け取り、
にやりと笑う白子。

あの白い髪の男と何か、白子さんは関係があるのか?

「おまえは本気で、曇を守っていたはずだ!」
そう叫んだ牡丹に白子は笑顔で言う
「あぁ、守っていたさ。大蛇様の大事な器だったからね」

「どういう意味だ?」
白子の言葉の意味を理解できず、問う牡丹
「器は曇天火じゃない。曇空丸だ」
すでにばれてる!
「いつから知っていた!」
叫ぶ牡丹

「最初からさ」
淡々と答える白子。

つまり、最初から意図的に曇に仕えていたってことですか。
風魔は、大蛇の器のことについて良く知っているみたいだよね。
そう断言できる理由があるんだろう。

「白子ぅぅぅ!!」

牡丹さんはそう叫び、白子さんに向かっていく。
たやすく受け止められ、すばやい攻撃を受ける牡丹

その場に倒れた牡丹に白子は髪を引っ張り、顔をあげさせる

「その紋、安倍の式か。
 どおりで心臓を刺しても死なないわけだ」

牡丹は落ちていたクナイを拾って、隙を作り逃げ出す。

だが、牡丹に向かって白子はクナイを投げ、牡丹に当たろうとした瞬間

そこに現れたのが、比良裏だった。
「比良裏…?」
驚く牡丹。

このシーンで思わず叫びました。
比良裏が来たぁぁぁ!って。

「大丈夫か?あんた。
 誰だか知らねぇが、女相手に何してやがる」

頬染めてる牡丹が可愛い。

それでも無言でクナイを投げる白子
それをよける比良裏。
「てめぇ!!」

「逃げてください!」
そう訴える牡丹に「大丈夫だ。俺は」と言いかけた時、牡丹は真剣に言った。

「逃げなさい!」
その目に少しうろたえた様子の比良裏
「そうはいくか! ようやくあんたを見つけたんだ」

「絶対に離さねぇから」
比良裏!この人の夢を頼りに探していたんだもんね。
牡丹を背負い、比良裏は逃げ出した。

「殺せ。逃がすな」
白子は風魔の忍びに指示をし、向かわせた。
「(悪いな…天火)」

・・・白子さんは少しだけど情を移ってるね。
天火に謝るなんて…。


獄門処の囚人たちは嘉神が結んだ紐を
頼りに獄門処を抜け出す。

凄い人の数…。
これ、まずくないか?


「もういい!離せ!」
風魔の忍びに追われている中、牡丹は言った。
「いやだ。離したくねぇ」


そう言った瞬間、牡丹は比良裏さんの背から降りた。
(笑)ごめん、なんか笑えちゃった。

牡丹は術を唱え、自らの傷を治す。
「私は人ではない。
 雑魚ごときに痛手など食うものか」


追いかけてきた、風魔の忍びを
一発で倒す牡丹。


「私が恐ろしいか?」
圧倒的な強さの牡丹は比良裏にそう聞く
「いや、美しい」
そんな言葉を真顔で言うな! やっぱり比良裏さんは比良裏さんだ。

その言葉に崩れ落ちる牡丹さん
「! おぉ!? どうした! 」
驚く比良裏

「うるさい! おまえはまたそういうことを平然と…」
やべぇ…牡丹さん可愛い。もう完璧に比良裏さんのこと、好きになっていた感じ?
「また…!? 俺のこと知ってるのか!」
牡丹さんの言葉に比良裏さんは問いかける。

夢では見たことあるけど、どういう者だったのか、分からなかったってことだよね。
比良裏さん。うり二つだもんな、安倍比良裏と。

「どうかな…」
牡丹さんは否定する。
まぁ、一応別人だけど、比良裏なんだよね。

「教えてくれ! ずっとあんたの夢を見てたんだ。
  あんた何者だ?」

そう言われてもな…まず、鎌倉時代の大蛇退治から話さなきゃいけないし。
そもそも、そんなこと今の比良裏さんには関係ない。


すると、牡丹さんが比良裏さんによそりかかった。
ちょっと、比良裏さんが赤くなってるのにきゅんっとしたわ。

「(可哀そうな比良裏殿。呪いを宿し生まれ、前世の記憶に振り回されて、
 無意識に私を探す。 大蛇がいるかぎり、私がいりかぎり、延々に…)」

なるほどね、大蛇の呪いか。切ないな…牡丹さんは覚えているのに、比良裏さんは知らないんだもんな。

「どんなところにいても、
 お前はいつも私を見つけてくれるな」

その言葉に少し驚いた顔をする比良裏
「さぁ、行きましょう」
「曇の宝刀を風魔に渡してはいけない」

一方、空丸。
空丸は犲の本部へと向かっていた。


「師匠!」
蒼世の部屋のドアを開く空丸。
「なんだ?」

空丸は息を整える
「今、忙しいんだ。鷹峯の件で犯人が…」
蒼世さんが言いかけると、空丸は口を開いた。
「俺です」

そう言って、着物の裾を開いた。
「俺を殺してください」
そうはっきり言った。

「最近、身の覚えないことが起きるんです。自分がやったことをまったく覚えてなくて。
 知らない返り血を浴びた服が押し入れにあって、だから鷹峯さんを襲ったのは」


「俺が器です。犲の隊長なら俺の首なんて
 簡単に落とせるでしょう?」

空丸…。
「気にくわんな。その笑顔は癇に障る」
何もかも諦めた顔だったもんな…空丸。

「俺だって出来ることなら、こんなこと頼みたくありません!
 でも…」

夜、空丸は必死に乗っ取ろうとする大蛇に抵抗していた。

「乗っ取られてたまるか!」
必死に体を壁に打ち付けて、抵抗する空丸。

自分から死のうと腹に刀を刺そうとした瞬間

空丸の意志に逆らうように手が止まった。
「何でだ・・・?
  器は死なせてもらえないのか…」

うわぁ…空丸はもう乗っ取られてるのか…。


「自分が死ねば、すべてかたづくと?」
そう言って、空丸に刃を向ける蒼世さん。
「死にたいか?」
そう問われた空丸の表情が揺れた。

「全てを継ぐと言ったな、空丸。おまえはここに来るたび、笑っていた。
 兄を失ったというのに、涙ひとつ見せず、曇の役目に尽くしていた。皆も感心していたようだ、強い男だと」

刀をおさめ、蒼世さんが空丸を褒めた!

「中にはお前の姿に励まされたものもいるだろう。
 おまえ自身は兄失って泣き事を吐いたか?」

「辛いのは俺だけじゃない」

「皆…宙太郎も…ただでさえ、白子さんに負担をかけているのに・・・
 俺がしっかり立ってないと、これ以上弱くなりたくない」

・・・空丸。

すると、蒼世さんはカーテンを引き裂いて、
 空丸に被せた。

「くだらない」

「泣けば弱いなど、誰が決めた? お前しか知らない瞬間がある。
 その想いを抱えて、泣いておけ」

蒼世さん…。

「しっかりするのはその後でいい」
いい言葉だな。空丸にとって今、言うべき言葉。

蒼世さんの言葉にぽつりと涙が零れ落ちる空丸。
「(兄貴、いつだってあんたは、俺の前を歩いてた。迷わないように、
 道しるべになって守ってくれた。俺はあんたようになりたかった)」


「うぁぁぁぁ!」
かぶさった布の中で泣く空丸。

「よく言ってくれた」
そう空丸に向かって言う。

蒼世さんがめっちゃ好きになるわ、この話。
だって、空丸を生かすことを選んだ。

少し時が経った頃。

「隊長! 風魔の忍びに囲まれてます」
武田さんが駆け込んできた。
それってまさか…もう空丸がここにいることがばれてる?

「風魔? 
 なるほど、ついに化けの皮がはがしたか」

「どういう意味ですか?」
武田さんがそう聞く。

ってか、安倍家的には風魔が大蛇に繋がっていることを勘づいていたってこと?
それか、蒼世さん自身の勘?

「武田。こいつを死守しろ」
そう武田さんに伝えて、部屋を出ていった。
あれ? 空丸が大蛇の器だって話さないの?それ一番重要じゃ…。

「(この私が器を生かすとはな…。
 今になって意見が合うか、天火)」

そうだね、天火と同じ意見になった。

蒼世さんは屋敷の外へ

「隊長、なぜいきなり風魔が?」
紀子さんが聞く
「うろたえるな」
「しかし…」
犬飼さんも言う。

「殺していい。私が許可する」
! まじか。風魔なら遠慮いらないよね。

場面が変わり、曇神社の入り口

「おまえら、警察の者だな」
「どうかされたんですか?」

比良裏さんと牡丹さんが警察官に声をかける
「大変なんです。獄門処の囚人が全員脱獄を…」

さっき、囚人たちが脱獄しているの描写してたもんな。
こりゃ大変な事になってるな


「それで空丸さんに協力を要請しようと思ったんですが、
 どこにもいなくて…」

あ、うん。犲の本部にいるよ。
「いない…?」

すると、比良裏さんが踵を返し、階段を降りはじめた。
「どこへいくんです?」
「応援を呼んでくる。あんたはどうする?」

「ここで待ちます。空丸くんの帰りを」
牡丹さんは曇神社に残るのか。あれ、そういえば錦ちゃんは?

場面が戻り、犲本部
風魔との交戦が続く中、空丸達の部屋にある人物が現れる。

「白子さん!?」
え? 空丸。この人、白子じゃなくない?雰囲気が全然違う・・。
武田さんもそう思ったらしく、二人は駆け寄った
「なんであなたがここに…?」

「また会ったな」
その言葉に不思議そうにする空丸。
この時点で、白子さんじゃねぇ!
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男はそばにいた武田さんの腹を殴る。
あ、やっぱりこの人は敵だ。
武田さんは倒れた。

「何するんですか!白子さん!」
空丸は怒るが、男は知らぬ顔だ。
「残念だけど、俺は白子じゃない。良く間違われるが」
男はかぶっていたフードをはずす。

そして、狐の面を出した。
あ、やっぱりあの狐面の人か。
声優同じだし

「獄門処の!? 
 なんで白子さんと同じ顔してんだ?」

驚く空丸。

「やつとは同じ女の腹から出た双子なんでな」
一卵性の双子か。そりゃうり二つだわ。
「双子…!?」

「今回の襲撃を指示したのは、やつだ」
だろうね。だって、空丸が器だって気づいてたもん。
「嘘つくな!」
空丸は即座に反論する

「俺の双子の兄にして、風魔の頭領。
 やつは風魔の為なら何でもするさ」

「違う!俺の兄貴だ!」
空丸は白子さんのこと、兄貴だって思ってたんだね。

「そうか。お前の両親を殺したのはあいつだぞ?」
!? はい? え、嘘…。
男の言葉に空丸は男に掴みかかる

「てめぇ!!」
その空丸の姿に男は手が伸びる。


「手は出すなと言ったはずだ。
 中の御方に何かあったらどうする?」

白子さん…。
「白子さん…」
少し安心したような顔をする空丸。

「お迎えに上がりました。大蛇様」
空丸にひざまずく白子さん。
「え…?」
このタイミングで裏切られるってきつい!

「私が風魔一族10代目頭領・風魔小太郎です」
白子さんがはっきりとそう言う
「同じく、頭領の風魔小太郎
え、同じ名前なんだ。双子の頭領だから?
「「すべては大蛇様の復活の為に」」

「(違う…
 俺の知っている白子さんはこんな人じゃない…)」

空丸にとって、天火に続けて白子さんまできついぞ

その現実を受け入れきれずに空丸はその場から逃げだそうとする
だが、白子さんに止められてしまう

抵抗する空丸を必死に止める白子さん
「落ち着いてください」

「まぁ、10年近くも一緒だったんだ。
 仕方ない」

狐の面の風魔さんが言う
「聞きたくない!!」

そりゃそうだ。
信頼していた白子さんが敵だったなんて、即時に受け入れられるわけないわ。


「一番やっかいな天火が
 意外なところで死んでくれて助かったよ」

うわぁ…

「もうやめてください…」
泣きながらそう言う空丸
「おまえも宙太郎も疑うことを知らない、
 じつにいい駒だった」

蒼世達に場面が戻り、犲本部

急ににやりと笑って、口笛を吹く風魔の忍び。
すると、風魔達が撤退していった。


「引いた?」
「なぜ?」

犬飼さんと紀子さんが言う。

はっと蒼世さんが気が付く
「まさか…!?」

「隊長!!」
武田さんがやってきた
「空丸はどうした!」
「すいません。アイツらの手に・・・」
そうか、捕まっちゃったか。

「空丸が器!?」
驚く部下たち。
「犬飼。すぐに獄門処に隊を手配しろ。 
 もはや手遅れかもしれんが」

「はっ」

確かにもう手遅れだ。もう脱獄してる。
だが、出しといて損はないだろうね。囚人を捕まえなくては・・!

「風魔は滅びたと聞いていたが、
 全ては曇に近づくための自作自演というだったわけか」

「だとすれば、やつらの目的は?」

「大蛇復活」
だろうな。大蛇の眷属って言ってたほどだし。


「空丸くんが風魔の手に…!?」
牡丹さんは驚く
「はい。曇の宝刀と一緒に」
「そんな…」

曇の宝刀まで持っていかれちゃったのは痛いよな。
しかも、白子さんそのこと知ってるし。

「俺は本部に戻ります。
 ちょっと忙しくなりそうなんで」

場面が変わり、大津の街。
空の異変が起こっていた。

「気味悪い天気だな」
「ねぇ、私のお母さん、大丈夫かな?」
「どっか出かけたのかい?」
「山菜取りに行くって言って、山の方に…」

ここ何かの伏線かな?
一方、宙太郎
「空がおかしい。こんなの初めてっス」
大蛇復活が近づいてるからか。

「そげいなことええから、はよう食べ物とってこんね」

「あんた何なんスか!京都行くって山越えたり、滋賀に戻ってきて
 あちこちに縄くくり付けたり!」

脱獄用の縄くくりつけたの、嘉神さんか。なるほど。
「あんた、本当に復讐する気あるんスか!」

「おいらは早く、天兄の仇が取りたいッス!
 あんたにだって、家族がいるなら分かるはずッス!」


この描写は嘉神さんの過去だと思います
この感じだと、弟がいたのは本当なんだな。
でも、家族はいたけど、いなかったようなもんだったってことなんだろう。

「僕には家族はおらんかったからなぁ。
 どこにいてもずっと一人じゃ」

その言葉に宙太郎は驚く。

場面が変わり、山奥の屋敷
「急げ! 誰かに見られる前に捕獲しろ!」

「何があった!」
比良裏がそう問いかける
「あ、比良裏さん。やつが脱走しました!」
やつって誰だ? まさか、天火?

場面が変わり、白子さん

「10年も共にいて、情が湧いたか?」
狐面の風魔さんが白子さんにそう聞く
「まさか。…この刀、大蛇様と器を切り離すことが出来るらしい」

「ほう」
「獄門処の中は窮屈だっただろう?」
白子さんがそう聞く
「なーに。すべては俺たちの計画通りだ。
 一人は獄門処をまとめ、軍をつくる」

「一人は曇の中で情報を回し、大蛇様を守る」
「「すべてはこの日の為に」」
なるほど、二人で大蛇復活の為に動いていた。
 でも、どうして曇の中に器がいると解った?

過去描写

「大蛇様復活に反対するものたちは全て排除した」
弟の風魔がそう言う
「風魔一族は滅んだと世間に流布しろ」
白子さんが一族に命令する。

「皮肉なもんだな、大蛇様と敵対関係にある曇家の中に器がいるとは」
だから、説明して、どうしてわかったのか。
「しかし、大蛇様復活までまだ時間がかかりそうだ。
 それまで地下に戻って戦力を蓄えるぞ」

頭が良い2人だな。そもそも風魔が滅んだ自体、嘘だったということか。

「しかし、やつには手を焼いたな」
白子さんが言う
「曇太湖か」
! 天火達のお父さん。

「大蛇様と風魔の関係をうすうす気づいていた。犲の師範となるほどの男だ。
 殺すのに苦労したよ」

やっぱり本当なんだな、空丸の両親を殺したの、白子さんなんだね。

再び過去描写
一人、曇にいる白子さん
「とうーちゃん!かぁーちゃん! どこぉぉ!」
小さい頃の空丸が泣き叫ぶ。白子さんは狐の面をかぶる

ふすまをあけ、目に入ったのは
血の付いた狐の面をかぶった男だった。

「おかげで、曇の懐に入りやすくなったじゃないか」
卑怯だよな、声優さんわざと遊佐さんにしたでしょ。アニメスタッフめ。
「そうだな」

白子さんは曇にいた頃のことを思い出す。

白子さんがついていた髪留めは天火からもらったんだね。
白子さんの表情がな…。

「囚人たちの脱獄は滞りなく進んだのか?」
白子さんが弟に聞く
「嘉神という男が一役買ってくれた」
「あいつか」
そうだった、白子さん、嘉神さんと会った事あるっけ。

「おまえと俺、大蛇様がいれば、風魔の名もまたよく知れる。
 忍びの時代が戻ってくる」

「さて、ここからが大仕事だ」

「さようなら、金城白子」
あの、髪留めを燃やした…。

場面が変わり、宙太郎。

「また取れなかったッス」
食材取りに失敗し、悔しがる宙太郎。
「三男君はよっぽど甘えっ子に育っちゃったねぇ」

「兄ちゃんたちにおんぶに抱っこ。身の周りのこと、全部やってくれるじゃけん
 あの兄ちゃんたち、子育て失敗じゃのう」

うっ、否定できない。指摘間違ってないよな…。

すると、宙太郎は嘉神に向かって、水草を投げる

「兄ちゃんたちの悪口、言うな!」
宙太郎。気持ちわかるけど、この人殺人犯だからね!


嘉神は宙太郎に向かって、
刃を向けた


「いいかげんにせぇよ。甘ったれくん。
 よう聞くんじゃ、あそこに町の者がおる」

指を指した先には宙太郎の知り合いがいた

「八百屋のおばちゃん!」
宙太郎がつぶやく。
「襲ってくるんじゃ」

「ここで人切れんやつが
 復讐なんか、語れるか?」

言ってることは分かるが…宙太郎には酷では?

宙太郎はその行為に躊躇する

すると、その八百屋のおばちゃんたちの所には
男どもがいた。

「あれは山賊かの? 君がぐずぐずしちょるけ、先越されちゃろ?」

それを見た宙太郎は
「(向こうからすぐ行ける!)」
動こうとした瞬間、嘉神に止められる

「えぇね。その目じゃ」
きっ、と睨んだ目を褒める嘉神。
「復讐にすると決めよるからには実行か?死か?
 甘えを捨てろ。希望なんぞ信じるな」

そのまま、山賊と八百屋のおばちゃんは木の陰に隠れた。

「おのれひとりの力だけがすべてじゃ」
地面に宙太郎を叩きつけ、そう言った嘉神。

一方、山賊と八百屋のおばちゃんたち
山賊たちが手を出そうとした瞬間

一人の男がその山賊をぶん殴った。
山賊の仲間がその男に襲い掛かるが、
 二人ともぶっ飛ばされてしまう

「行け!!」
八百屋のおばちゃんたちにそう言った。


「あーあ。また派手にやらかしてくれて」
比良裏さん。


すると、その男は比良裏に攻撃をしようとするが、
比良裏に止められる
「落ち着け。おれだ」

比良裏と気づいたら、力を抜いた。
「勝手に抜け出しやがって、言うこと聞いてくれねぇと、
 本気で困るんだけど」


「曇天火さん」
やっぱり、生きてたか!よかった、生きてて。
でも、なんか髪の色違わないか? それに雰囲気違うし…。
大蛇に乗っ取られてないよね?本当に

風魔の忍びが頭を下げる中、一人空丸は立っていた

大蛇に乗っ取られて。

これ、空丸大丈夫?
白子さんに裏切られて、精神が不安定になってるのに…。
なんか雰囲気が違う天火との話が気になるし…。

どうなるんだろう…。

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