此花のアニメ&漫画タイム

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ナミコシとコバヤシ、どちらかが死ぬ。アケチはどちらを選ぶ?第11話(最終話)「白昼夢」 感想 乱歩奇譚

此花(このはな)です

今回は乱歩奇譚の第11話「白昼夢」の感想を書いていきたいと思います

11話は乱歩奇譚のクライマックス。
やはり今回は2つのコンビとの関係の差がよく分かった。
もう最終話だけど、あぁ終わったんだなとそう思った。

この乱歩奇譚というものは”コバヤシ”の変化がテーマでもあったんだろうな。
最初の1話と最後の11話がつながってて、面白かった。
最初の頃よりもハシバくんが大好きになりました。

さて、本編の感想に行きましょうか!
最初はナカムラとミナミ検視官の取り調べの様子です
「内部の検視官が犯人の内通者だったなんて…
 そりゃ尻尾をつかませないよね」
ため息をはきながら、ナカムラさんはいう
「てへ☆」

お茶目にやっても、はぐらかせない気がするんですけど…
「てへじゃないよ。で、二十面相はどこに行ったんだ?
 この丸一日の間、何してる?」
ナカムラさんがそう聞く

「必要な時間なのよ。人々の意識を羽化させるためのね。自力で繭を破った蝶たちは古いルールに縛られない。弟の死も私の死も無駄ではなくなるわ。
 ………そろそろ時間ね」
ミナミ検視官…。

場面が変わり、時計台
ナミコシとコバヤシは外へと出た
二十面相の登場にマスコミが生放送をし始める。
マスコミには匿名の封書が届けられていたらしい。

「ごらん…死ぬにはいい日だ」
ナミコシはつぶやく

やはり、コバヤシはナミコシの意思に従うのか…。
テレビはそれぞれの二十面相の目的を伝えていた。
あの焼身自殺がナミコシ自身への神格化であること、それに感化された人々が暴走していること。社会に不満を持つものは決していない訳ではないこと

「さぁ、革命の灯をともそう」
それを合図に明かりがともった。そこには時計台の死の断頭台に
二十面相の思想に感化されたものたちが立っていた。

「一番端の彼は虐待を受け続ける少年だ。親も教師も彼の悲鳴を聞こうとしなかった。今頃その親も慌てているだろうが、それは世間体を案じての事だろう」
まるで、ナミコシさんと同じ境遇だ…。

それを聞いていたレポーター
「一体犯人は何を訴えようとしているのでしょう。
 人質ということなのでしょうか?」
「今日、彼らは自発的に集まった」
それを聞いた後ろのカメラマンがそうつぶやく

「”彼らは一連の二十面相事件からここにたどり着いた。
 自分で考え、自分の意思で生贄になることを決めたんだ”」
やっぱり…あの一連の事件は全てのこの為に…

「よくもこんなにシンパを集まったものね」
感心したように黒蜥蜴は言う

ハシバとアケチは黒蜥蜴の所にいた。
ハシバはコバヤシに電話をかけるが、一向に出ない
「やられちゃったんでしょうね。二十面相という現象に。
 このままだと他の子と一緒に自殺ショーに参加するわよ」
黒蜥蜴さん……

「社会に不満を持った市民を煽る演出よね?」
そう評する
本当にそういう目的だったんだろう
「死んだら意味がないでしょう!」
ハシバがそう言うが、黒蜥蜴は言う

「力の弱い者の最後の抵抗。死を持って自分の命にやっと意味を
 与えようというのかしら……馬鹿ね」
ハシバや黒蜥蜴が言うように、馬鹿だ。
でも、その人たちにとってはそれしかないのかもしれない

テレビではナミコシがある条件を言った
「これから5分おきに一人ずつ飛び降りる。私立探偵のアケチくん、この事態を君に止められるかな?君だけはここに来ることを歓迎するよ。

 ただし、ここに来ていいのはアケチくんだけだ。もし、警察や機動隊の侵入が分かったら時間を待たずに皆、一斉に飛び降りる。
 果たして、何人間に合うかな?」
ナミコシさん……

「これ、あきらかに挑発ね?」
黒蜥蜴はアケチにそう言う
「アケチさん!」

「止めてやるよ、
 こんな狂った計画にとり憑かれたおまえを」

はっきりとそう言った。

「そうやってあなたが駆り出されていることも計算のうちなんでしょう?
 観衆の前でヒーローを祭り上げた後、失墜させる」

「あの計算式は間違いだ」
意地の様にアケチは言う
「名探偵のくせに馬鹿で、馬鹿で、馬鹿で、最高に可愛いわ!あなた。
 いいわぁ、お姉さんが協力してあげる」
高揚したように黒蜥蜴は言った。

数式の製作者が死ぬ方程式は認めない…か

「死んでも頼むか。
 調子に乗るな、雌豚」
強烈に拒否して、アケチとハシバは外に出て行ってしまう。
(笑)絶対に嫌なんだね

「あれがアケチくんだわぁ!いいわよ、思いっきりやってきて!
 生きて帰れたら、私を本当に奴隷にして、愛欲におぼれた生活を送るのよ。
 約束よぉぉ!!」
叫びながら、訴える黒蜥蜴さん。

アケチとハシバが黒蜥蜴の扉から出ると、マスコミのカメララッシュが襲いかかる。

このマスコミラッシュ、意味わからん。
社会に不満を持つ者たちを助けたいなら、どけよ!

「この生々しい世界が一時的狂気の幻になったのならば、
 どれほどよかったのだろうか?僕は吐き気をもようすほどに今、
 ひとつの世界という無数にとり憑かれた」
ナミコシさん…。

福山さんの声のせいか、ホリックの四月一日君に聞こえる。
しかも、ホリック継のOADの声の質に似てた。
最近、見直したばかりだから、チラつくなぁ…。

そして、5分たち、一人飛び降りる。

アケチの前に、二十面相に賛同したものたちが立ちはだかる
「(ここを突破するにはおそらく、街中に溢れている連中の中を
 潜り抜けていかければならない。いけるのか…?)」

二十面相のもとへアケチは走り出す

また一人、また一人、人は自殺する
「最初の二十面相は僕だ。だけど、自分自身でも本当の顔を忘れてしまっているのかもしれない。今や、怪人二十面相が誰であろうとかまわない。
 群衆こそ、こよなき隠れ蓑だ。魂は叫びを持つ誰もが
 うつし世を変える怪人になれるんだ
ナミコシは言う

「分かっているのか!おまえら!」
アケチは二十面相のシンパ達から攻撃を受けていた。
「不安を煽られているだけなんだぞ!」

「おい、そいつは残像だ」

「俺はこっちだよ。
 倒せるもんなら倒して…」

その声に反応して、シンパ達はそっちへと流れていく

それに慌ててる”影男”さん
というか、その後の声ですぐわかった
「ふー間抜けな奴でよかった」
「お前の変装は変そうなのか?」

「ほう、君は私がくることすら
 予測している訳だ。流石だね」
影男はアケチを褒める
「ふん」

「これは貸しにしておこう。ここは出来るだけ、私が惹きつけてあげよう。
 君と私のライバル勝負はまだ終わってないからね」
影男さんが役に立つとは…!思ってなかったなー
まぁ、変装だから、ありえなくはない選択肢だけど。

「礼は言わない。
 ”それでも時間稼ぎにしかならない。わかっているだろう?”」
その間にアケチは進むが、
「ここで手詰まりだ。さぁ、どうする?アケチくん」
また二十面相のシンパによって、立ちふさがれてしまう

「アケチさん!乗って!」
そこに現れたのは”ハシバ”だった。
その登場に少し驚いた顔のアケチ

ハシバ来たー!来ると思ってたよ!
「ひー、なんとかまけたか…。
 人間はうつし世の影、君なら照らし出せるのかな?アケチくん」
影男さん、気まぐれに助けてもらったなー

見慣れぬスクーターに乗ったハシバ。
「このバイク、どうした?」
そう聞くと、ハシバはこう答える
「借りたんです。路上の奴を」

その言葉ににやりと笑みを見せてたぞ(笑)アケチさん
「これで僕も前科持ちです。あっ、赤信号です!」
律儀に止まろうとするハシバはハシバだ… (笑)
そして、アケチさんはそれを聞かず、飛ばしにかかる

場面が変わって、警察ではナカムラさんが憤っているし…
警察の中にも、二十面相のシンパがいるんだから、これは収拾はむりだね

なんとか、タワーの前までたどり着くアケチとハシバ

だが、機動隊と思われるものたちまでもが二十面相のシンパだった。
「どいつもこいつも……」

「二十面相はアケチさんに来てほしいんだろ!
 なんで邪魔するんだ!」
ハシバは言う
「これもあいつの筋書き通りだ」

アケチは答えたその時、

思わず、変なの来たー!って思った。
「お前たち…黒蜥蜴の」
え、黒蜥蜴の…?あぁ!あの踏まれている人たちか

「姉さんの彼氏なら」
「俺らの旦那さんでさ」
え?あの会話見てて、カレシだと思ってんの?

「彼氏じゃない。あと、旦那とかいうな」
(笑)そうだよね…。笑いを生むわ
「あなたをいかせないと、姉さんに切り刻まれますんで!」
あぁ、なるほど。そういうことか。
まぁ、アケチ君に手を貸さないと、切り刻まれますってことね

その二人はどんどんと機動隊のシンパ達を倒していく
「あの人、やっぱ恐い人なんですね」
「知ってる!」
そう言って、タワーに入っていくアケチ
それを追いかけるハシバ

そして、ある報道ヘリの中ー

「ちょっと近すぎるんじゃない?
 それに今は待機だって…」

リポーターは言うが、操縦手は

「中継を続けます」
そう一言
「ねぇ…あなた、何か知ってるの?」
リポーターがそう聞くと、何も知らないとそう言う

「ただ、自分が正しいと思ったことに従ってるんですよ。
 あなたに危害は加えません」
そう言った操縦手はガイコツの仮面をかぶっていた。
「レポートしても?」

「むしろそうしてください。
 ありのまま全てを世に知らしめてください」
レポーターはこくんとうなづいた

「アケチ探偵と思われる人物が建物に入りました。
 ここまでにすでに5人の少年少女が飛び降りています。
 彼にこの事態を収拾させる方法があるのでしょうか」
本当に収拾できるのか不安だなぁ…

アケチとハシバの二人は階段を上っていた
「上に行けば、コバヤシを…」
ハシバが言う
「コバヤシは責任を持って、俺が助ける」
アケチ

「二十面相は…?」
「どちらかだけだ」
アケチはそう一言いう
「え?」

「どちらを見捨てても、一人は俺が非難される
 晴れて、奴の法則は完成という訳だ」

そんな……どっちも死んじゃ嫌なのに…

「親友を見殺しにできるんですか?」
ハシバはそう問う
「意見したいのは分かるが、
 甘い事を言っているとコバヤシが死ぬぞ」

「コバヤシは死なせませんから!」
そうまっすぐにハシバは言った。
その言葉に足を止めるアケチ。

ハシバが止めるんだ!
場面が変わり、ミナミ検視官
「私達は幸せじゃなかったけど、復讐することができた。
 全部気が晴れたわけじゃないけど、なにもできないよりはずっとよかった」
ミナミさん…

「その想いがこれから人を動かすんだ。
 もう泣き寝入りすることも無関心をよそおうことをしなくてもいいんだって」
ナミコシが言う

「よかった…。
 それじゃ、弟のところへ逝くね」
シンパからもらった毒薬で南さんは逝った。

場面が変わり、ナミコシ
「ミナミさんが逝ったかな…」
ぽつりとつぶやく
「僕、ミナミさん楽しくて好きでした」
と、コバヤシ

「僕達の死を持って、数式は立証される。
 人々の心の中に暗黒星という傷跡が残るんだ」

「皆、傷付くんですね」

「あぁ、そして気が付く」
自分の傷跡を触りながら、ナミコシは言った
「面白いですね、ナミコシさんは」
にこにこした声でコバヤシは言う

「君もね。恐くないかい?」
「恐いですけど、それ以上に面白いです」
コバヤシくんらしいっちゃらしいが…
「なるほど。アケチくんの助手になりたがる器だ」
納得したようなナミコシ

バンッと扉が開かれ、アケチが到着する
「ナミコシ…」

「アケチくん」
「すごいなー。
 ナミコシさんの言った時間にたどり着いた」
感心したようにコバヤシは言う

凄い蝶々たちが舞っている
「コバヤシもそいつに毒されてないで
 こっちにこい。……来るんだ!」
アケチがそう言うが、コバヤシはー

「考えたんですけど、ナミコシさんの考えを完遂したほうがよくなると思うんですよ。確かに乱暴ですけど、それぐらいやらないと感情を喚起することはできない」
その言葉にアケチが反応する

「それに、もっとも効果的に自分の命を使うことができる機会があるなら、そうするべきじゃないかなって」
コバヤシ…
「目を覚ませ!」
アケチは叫ぶ

「その言葉、目をさまなきゃいけないのは皆じゃないのかな
 アケチくん」
ナミコシはいう

「久しぶりって言ってくれないんだ……」
少し寂しそうに笑うナミコシ
「数式の強度は知っている」

「本当に?」
「だが、立案者が死ななければならないなんて、
 そんな数式出来そこないだろ

「死は再生の為に必要なんだ。この法則は…これで完成なんだよ。
 僕を見殺しにしても、コバヤシくんを見殺しにしても、君はバッシングされ、人々の意識変革の触媒になるんだ
その言葉にコバヤシが反応する

「アケチ先輩、それはすみません」
そう謝ると、アケチに「黙ってろ」と言われてしまう
変な所で謝るなよ…コバヤシってば

「生まれてからずっと、つまらないなと思ってたけど、
 アケチ先輩と探偵していた間だけは僕楽しかった」
「黙ってろ!!」
その遮る声にコバヤシはびっくりする
「え」

「君は来てくれた。子どもたちは自害をやめてくれる
 でも、僕たちは逝く」
そうやって、逝こうとすると
「よせ!」
叫ぶが二人は聞かない

「コバヤシ君、じゃいこうか」
「はい」
名を呼び、死の断頭台に上がる二人
「やめろ!!」
たくさんの蝶が舞う中、二人は飛び降りようとする
その瞬間、一つの手が伸びた


その手に驚くナミコシ

「(うん……これでいいんだ。二人は仲直りできる。
 うん、僕にしては最後に中々いい考えだったんじゃないかな…)」
そう思いながら、落ちていくコバヤシ

その瞬間、アケチは叫んだ
「ハシバ!!」
声と共に現れたのはハシバ!

「ハシバくん…?」
驚いたようにコバヤシはつぶやく
ハシバくん…よかった。捕まえられた

「馬鹿野郎…。何死のうとしてんだよ!」
ハシバは怒る
「どうして…?こんなこと…
 ハシバくんが死んじゃうよ?」

「親友が死のうとしてんだ!!絶対見捨てるもんか!
 死なせるもんか!」

その言葉にコバヤシの目に涙がこぼれる

「説教してやる。俺がどれほどおまえを想っているか、
 朝まで説教してやる!」
ちょっと、泣きそうになった…ハシバくん。

「うん……」
ハシバの手を頬にあてるコバヤシ
コバヤシの涙は前回のナミコシとアケチのシーンで零した涙とシンクロするね。

「どうだ?予測していた解は壊れた。
 数式なんてな、いくらでも書き換えてやる」
アケチはナミコシに言った。
「アケチ君…」

「やっと救えたよ…」
アケチ、よかった…
「嬉しいな…」
ナミコシは言った。

その瞬間、0時の鐘が鳴る
「でも、それじゃ僕たちの法則の証明にはならない」
ナミコシの言葉にアケチは驚く
「そんなことはもういいんだ!!」

「よくないよ」

「もっと…君に認められないと、嫌われてしまう…」
それは違うよ…ナミコシさん!
「これで君と僕の暗黒星は完成だよ。さよなら。
 でも、ありがとう」

ナミコシさんは自分から手を離した。

混乱の中、コバヤシは助かり、ナミコシは行方不明
「僕、大丈夫だよ?」
コバヤシは言うが、ハシバは
「いいから、囲まれるぞ!」
帰ろうと促す

「そうだね。じゃ後でハシバくん」
「おう」

コバヤシが救急車に乗せられて、ハシバは辺りを見回す
すると、街灯の下でぽつりとたたずむアケチの姿があった
「終わったんでしょうか?」
「ハシバ…」
アケチは名を呼んだ。
「はい?」

「教えろ。
 何故、あそこまで必死になれる?」

その問いにハシバは小学校の時の事を語り始めた

「俺、ハシバの家の子じゃないですか。だから、浮いてて小学校の時は友達いなかったんです。でも、コバヤシってあんなじゃないですか。

 4年の時、気兼ねなく声をかけてきて、俺と仲良くしてくれたんですよ。嫌味を言ってくる奴を論破してくれて。
 コバヤシには助けたつもりはなかったんでしょうけど、嬉しかったなぁ…。
 これが友達ができるって事なのかって」
ハシバくん…そうか、そう言う理由でずっとコバヤシに付いて来たのか

「そうか……」
アケチは言った
「はい」

ハシバ「この一件で二十面相は伝説になった…」
「彼を信奉するフォロワー達は暴徒と化し、鎮静には時間を要した」
「その後、二十面相のフォロワーたちの出現は後をたたなかった」

「彼のアイコンは免罪符となり、
 正義をかざしたものたちによって無常に裁かれた」

「無常であったけれど、今まで隠されてきた多くの犯罪や
 暴力の抑止力となりえる面もあった」
「ナミコシさんが望んだ変化」

「これで本当に人々の心は変革されたのだろうか……」
ハシバの問いかけ

ナカムラ「やれやれだよカガミ」
カガミ「罪深すぎます……俺も…誰もかも…」
ナカムラ「誰かが悪いんじゃないよ」
その言葉に涙を零すカガミ

「みんなでさ、適当に頑張っていこうよ」
なかむらさんはそう言った。

「町は穏やかだね…」
コバヤシはそう言う

「あれから半年、あんな大事件が
 風化してしまったなんて、信じられません」
ハシバがアケチに言う
「根深いんだよ。子どもに考えている以上にな、社会ってのは」

「自分だって、子供でしょう?」
「そのつもりはないがな」
(笑)アケチさんらしいな

「ナミコシさんの遺体、まだ見つかっていないんですね」
「シンパがどこかに隠したのか…。あるいは……」
「生きていたら良いですよね!」
ハシバは言う

「現実はそんなロマンチックだと思うか?」
「ロマンチックはいけない事ですか?」
「知らん…」
ぷっ、このコンビも好きだな…

「もう…」
その言葉にハシバは呆れるが、アケチはふわりと笑った。
そして、缶コーヒーを飲んだ
「やっと、眠れる…」

「(別にこんな世界、希望なんてないけど、生きて行かなくていいかなって
 思ってたけど。でも今は、少しだけ楽しくなってきた気がする)」
コバヤシ……よかった!

アケチ探偵事務所に電話がかかってくる
その音に慌てて事務所の扉を開けるコバヤシ

「新しい事件ですか!?」

結局、ナミコシさんは行方不明か……。
コバヤシだって、死のうと思えば死ねた。でも、やっぱハシバの関係性なのかな…。
友達か……。

ナミコシさんは友達という概念をよく分かってないような気がする。
数式だけが繋がりだと思っていたナミコシさん。
でも、それはアケチさんにとっては違う気がする。

不器用な二人だからこそ、本音で話し合うことができなかったのか…。
それはわからないけれど、
ハシバとコバヤシコンビにあったものが変えられたのかな

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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