此花のアニメ&漫画タイム

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「空中でも最後の一瞬まで自分で戦いたい!」「あの速攻にお前の意志は必要ない」第5話「『欲』」 感想 ハイキューセカンドシーズン

此花(このはな)です

今回はハイキューセカンドシーズンの第5話「『欲』」の感想を書いていきたいと思います

第5話は日向の決意と変人速攻について意見の衝突って感じでしょうか。
日向の行動でみんなが自覚させられる話が多かったです。


さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初から合宿2日目・音駒戦です。
試合前、潔子さんが日向と影山がいなかった初日の戦績は2戦全敗を報告
「つまり、1セットも取ってねぇってことだ。
 ただ、落ち着いて力を出しきれば、十分戦える相手のはずだ」
烏養さんがそういう

「日向と影山は久しぶりの音駒戦だよな。
 ここらでいっちょかましてこい!」
「「はい!!」」

日向の目の前には宣戦布告をした”リエーフ”が立っていた。
”「日向のあの速攻、明日一番に俺がとめる」”
リエーフが言った言葉を思い出し、気合を入れる日向

場面が変わって、教室
爆睡していた冴子姐さんは起き上がる

「昨日…先生たちに絡んで飲みすぎたな…。
 今何時?」

目をこすって、寝ぼけながらいう

練習後にそんなことを…(笑)
大変だなぁ…

場面戻って、烏野VS音駒
日向&影山が放つ”変人速攻”は音駒相手にも見事に決まっている
それを初めて間近に経験するリエーフも追いつけず、悔しがる
「くそっ、すっげ!」
「どんまい、リエーフ。おしかったぞ」
山本がリエーフにそういう

そんな様子を森然の監督やコーチは見ていた
「やはり烏野の10番を速攻をうつ瞬間、目をつぶってますね」
「うん。あの神業のような速攻の正体は
 セッターの超絶技巧ってわけだ」

やっぱり、見る人が見れば、
セッターの技量だってわかるんだねぇ

そして、日向がAからCへ端から端へと飛んだ時、

リエーフがボールをブロックした
「よっしゃ!!」
リエーフがガッヅポーズする

うわーすごい。序盤で止められた
やはり、リエーフはかなりの強敵になっていくんだろうな

「と、止められた!? あの速攻があんなに早く?」
驚く武田先生
「前から音駒はあの速攻への対処がすぐれているからな。
 加えて、あの新入りミドルブロッカーのタッパ+反応の速さがすげぇ」
やっぱ、猫又監督が研磨とのコンビを作り上げた理由もよくわかる気がするよ

日向がリエーフと目が合うと、リエーフは

挑発をする。

リエーフもやる気まんまんって感じだな。
日向の変人速攻を止めたけど、日向はリエーフに闘志がわきあがる動作をされた

「おい、普通の速攻を増やしていくぞ。ふわっとの方な」
影山が声をかける
が、日向から反応はない

「おい、聞いてんのか?」
影山が言うと、闘志に満ちた顔で
「おう」
日向はうなづいた
この時の影山の表情が日向の表情を感じ取ってる顔してる

一方、音駒は―
研磨がリエーフを呼び寄せる
「たぶん、向こうは普通の速攻をいっぱい使ってくるようになるから、
 リードブロックに切り替えて」

「リードブロックってなんでしたっけ?」
リエーフ(笑)
「トスがどこにあがるのか、見てから飛ぶブロック」
研磨が簡潔に説明する
それで、リエーフは納得する

そして、次のスパイク。
烏野の攻撃は日向を囮にした旭さんのスパイク。
リエーフはすぅっと日向に惹きつけられるが、
”「トスがどこにあがるのか、見てから」”

研磨の言葉を思い出す
その瞬間、旭さんのスパイクにブロックとして飛んだ
見事にワンタッチをする

日向と同じような役割も持ってるんだな。
まぁ、背が高いし、手足長いし

「日向につられたと思ったのに!」
「一歩出遅れてもブロック高い…」
山口と菅原さんは言う

リエーフのワンタッチでボールが上がり
音駒の攻撃もリエーフで決めた。

烏野はいったんタイムをとる
「最初から速攻はがっちり警戒されてんだ。
 とりあえず、音駒相手には東峰・田中のレフト中心で攻めてけ」
烏養さんはそう指示をするが…

「(で、いいのか俺。弱腰じゃねぇのか…)」
そう自分の判断に迷っていた
難しい判断だよな…うん

そんな様子を猫又監督はー
「(守りに入って、進化はあるのか?繁心よ)」
分析する
繁心さんの迷いもかかわってくるのか…

そして、日向は自分の服をつかんで
「(…やばい。なんだ、これ。音駒…リエーフ、
 強ぇーな…強え!)」
 
「(もっと強くなんきゃ、
 全然勝てない!)」

闘志が凄い…。

でも、それを見ている影山くんがなんだか…
ちょっと不安そうな顔してるけど…

試合が再開し、音駒の攻撃に影山君が拾う
セッターが上げたことで、澤村さんがトスを上げた
旭さんにあげて、旭さんが飛ぶ

その瞬間、日向がとんでいるのを旭は見た
その表情はボールを追った闘志に満ちた表情

旭と日向はぶつかる
正面衝突だ

ぶつかった時、はっとなる旭。
慌てて声をかけようとする旭だが、ばっと日向が起き上がった
「すみません!!ついボールだけ見てて!」
頭を何回も下げる

「すいません!!大丈夫ですか!?
 すいません!すいません!」
日向の必死の謝りっぷりに旭は面を食らう
(笑)私も面食らった

「俺は無傷だよ…」
安心させるように旭は言った

「おい、気をつけろよ」
「どうしたって翔陽がぶっ飛ぶんだからな」
田中さんと西谷がそういう

「ちゃんと周りみろやボケがっ!!
 何のための声掛けだ!!」

繁心さんの怒号が響く
しゅんとしている日向に影山君「ボケェ!!」って言い続けてるのが笑う

そんな影山君を澤村さんが抑える
「(日向は完全に無意識だろうが)」

「(エースへのトスを奪おうとしたように見えた)」
あれはぞくりとする表情だった…。
繁心さんは思う

そんなシーンを見て、猫又監督はー
「(雛ガラスに”進化”の時か?それがチームにとって、吉か凶か。それでも変化を求めないものには”進化”もない。
 お前がそれを求めるならば、コートの花形であれ、英雄あれ、勝利を引き寄せるエースであれ、貪欲に自分こそが頂点であると、言え!)」
猫又監督の言葉がなんだか未来への助言みたいな感じで面白い

「なぁ、影山」
日向が声をかける
「あ?」

「ぎゅんの方の速攻、
 俺、目つむんの止める」

日向はそう宣言した。
ってことは…ボールを見るってことか、日向

速めのアイキャッチが入ったけど、
見慣れているのばかりだし。省略

それを言ったとき、怖い顔で「あ?」と返した影山
びくりと肩を揺らす
「今のままじゃダメだ。
 俺が打たせてもらう速攻じゃ、ダメだ」

そうはっきりと日向は言った

「それが出来なかったから、普通の速攻覚えたんだろう。お前が何考えてるか知らねぇけど、話ならあとで聞いてやる。
 でも、今すぐそれをやるっつうんならミスるってわかっている奴にトスあげるつもりはねぇ」
厳しいな影山くんは正論だけど

試合が再開されるが、その一件をみていた谷地ちゃんは不安を覚える
「(さっきの会話が何かわかんないけど…)
 日向と影山君がぎくしゃくし始めたの、気のせいじゃないですよね…」
谷地ちゃんは言う

「うん。でも日向と影山だけじゃない。
 日向と東峰がぶつかってから全員に緊張が走ってる」
潔子さんも気づいてる
あの衝突が今まで見えなかった不安を呼び覚ましたんだろうな…

結局、烏野は音駒に18対25で負け、
ペナルティを受けることになった
”「今のままじゃだめだ!」”
そう言った日向

「(薄々感じていたことを日向に突き付けられたな…)」
ペナルティをやる中、澤村さんは思う
本当にだよな…日向が言ったことで自覚させた

そして、旭も
「(あの時もあれは…漠然とした恐怖だ。
 …このままではひたすら貪欲に成長を続ける日向に、喰われる!)」
旭も日向の言動や行動で変化を促される感じだ…

「選手らに意識の変化があるようだな……ふふふっ」
猫又監督は繁心の後ろでそうささやく
(笑)猫又さんめ…

「(確かに行き詰った今が成長のチャンス。
 でも、どういえば…)」
悩む繁心さんだが…

「皆さんはここにいるチームの中で一番弱いですね」
思わず、びっくりした。

一同、沈黙する(笑)
「「「(でも言い返せない…!)」」」
うん、そうだね。否定できない…

「どのチームも公式戦当たったなら、とてもやっかいな相手。彼らをただの敵と見るか、それとも技を吸収する師とみるのか、
 君たちを弱いということは伸びしろがあるということ。こんなに楽しみなことはないでしょう!」
にっこり笑って言った。

武田先生は良い事言ったなぁ…
やる気を出すいい言葉だ

そんな言葉に烏野のメンバーの表情が明るくなる
「「「あざーした!!」」」
「今、なんか先生みたいで頼もしかったぜ。ありがとな」
ぐっと親指を出して、言った

(笑)あのね…繁心さん、先生だよ?
「一応僕、教師ですけども…」
武田先生は言う

そんな事を話していると、菅原さんと日向&影山が外に出るのを目撃する
「でも、試すくらいならいいべ。
 前回音駒とやった時もぶっつけで二人の速攻できたわけだしさ」
菅原さんが提案するが、

「あの時は普通の速攻ができる可能性があったし、
 それしか突破口がないと思ったからです」
影山はそう話す

「青城戦のラスト、気付いたら負けてた」
日向がそうつぶやく
その瞬間、菅原さん、影山、体育館の入り口にいた繁心さんが反応する
「気づいたら…うったボールは俺の後ろで、床に落ちてた…」

”「悪かった…。最後、完全に読まれた…」”
試合後に影山にそう謝られた

「俺が負けたのに…影山に謝れるなんて嫌だ!」

「空中でも最後の一瞬まで自分で戦いたい!」
日向は叫んだ

「青城戦でスパイカーの100%の力を引き出すのはセッターだって、ちょっとわかった。あの速攻、お前の最大の武器だ。あの速攻にとってほんの少しのずれも
 致命的なずれになる。
 あの速攻にお前の意志は必要ない」

そういって、影山はその場から出て行ってしまった
「(影山は感情的に否定しているんじゃない。ただ、事実を言っている)」
だよな…でも、あの速攻は青城には最後、破られてしまった…。
それが一番気になるところだ

「ごめん日向。俺も今、影山の意見を聞いてたら
 今回は影山の言うことが正しいと思ったよ。あの速攻は十分すごい。あれを軸にほかの攻撃を磨いていくのがベストなんじゃないかな」
菅原さん…

「あぁ、俺も菅原派だな」
繁心さんは菅原さんと日向の前に現れた
「自分で戦いたいって言っても、変人速攻はほんの一瞬勝負。
 あの一瞬を空中でどうこうしようってのも正直難しい話だと思うぜ」

「でも、調子がいい時はスローモーションみたいに見えるんです。
 …田中さんが言ってたみたいに」
日向は言う

”「たまにな、空中でスローモーションみたく相手のブロックが見えることがあんだよ。
 こう…すぅーっと光がとおったみたいに」”
田中さんが言った言葉

「まぁ、ブロックがいつもより見えることがあるよな?」
繁心さんは言う
「うん」
菅原さんがうなづく

「青城と練習試合をやった時の最後の一点、

 大王様…及川さんの目が見えました」
日向の言葉に…

「(顔…?目…?)」
繁心さんは疑問に思う
「あぁ…そんな気がしたってことか?」

「3対3の初めて、速攻決めた時も…

向こう側が見えました。てっぺんの景色が見えました」
日向は続ける

「だから…そんな気がしたってことなんじゃ…」
繁心さんが言いかけて、日向の目を見て表情を変える

まっすぐ強い意志でこちらを見つめていた
そんな表情に繁心さんが考え込むが…

そのタイミングで澤村さんが呼びにきた
「あぁ、いた。始まりますよ」
声をかけられたとき、繁心さんすごくびっくりしてた

澤村さんが呼んだことで一度話がきりになる
次は梟谷学園との試合だ。
繁心さんは一度、メンバーを変えることを決断する

「成田。次、日向と変われ」
そういわれた成田さん、すごく驚いてた
日向には繁心さん、こう言う

「お前のやりたいことはどうするか、はともかく今日は一旦、頭を冷やせ。今の状況で試しても上手くいくとも思えねぇし。
 またさっきみたいな接触プレイでけがされたら、たまらんからな」
まぁ、そうだな。一度リセットした方がいい

日向が加わらないまま、試合は終わり、
今回の東京合宿を終えた

猫又監督と武田先生・繁心さん
「次は再来週、夏休みの合宿だな」
と、猫又先生

「「はい、よろしくお願いします!」」
二人は言う
「ここからは本番だな。春高予選前、最初で最後の長期合宿だ」
「はい」

「一週間、毎晩飲みに付き合ってもらうからなー」
おおぅ(笑)猫又先生、酒豪…
繁心さんの嫌そうな顔

場面が変わって、澤村さんと黒尾さん
「つーか、思ったけど、3年全員残ったんだな」
黒尾が言う
「おう。そっちは二日目に去年の優勝校と当たったんだろ?
 インターハイ予選。日向に聞いた」
そっか…負けたのか。音駒も

「あぁ、ベスト8どまりだ」
「東京都のベスト8とか、すげぇな」
澤村さんがそういうと

「勝ち残んなきゃ意味ねぇよ」
黒尾は言った
「そうだな」

そして、日向とリエーフコンビ
「またな、日向。次も止めてやる」
リエーフは言う

「まけねぇし。
 194センチに163センチが勝ってやるよ」
日向の言葉にニッっと笑って、リエーフは嬉しそうに去って行った

帰りのバスの中ー
日向と影山が両端に座っているのが印象的
「本当にいい合宿でしたね。
 いろんな課題を見つけられた気がします」
武田先生は言う

「まぁ、持ち帰って一個ずつクリアしていかなきゃいけないけどな」
「ですね。向こうに帰ってじっくり考えましょう」

「帰るか…」
そうつぶやく繁心さんに
「烏養くん?」
武田先生は不思議そうにする

「帰るといや、やっかいな身内が帰ってくるんだよなー」
えっ!まさか…あの烏養監督が帰ってくるの?

夜になり、ようやく烏野に到着するメンバー
明日は体育館の点検が入るそうで、お休みだそう
武田先生の目の下の隈っぽいのが気になる…

皆が帰ろうとしている中、日向が影山に声をかけた
「影山、トス上げてくれよ」

体育館の電気がついて、二人はバレーをする準備を始める
それに気づいた谷地ちゃん
「あれ? 二人はまだ帰らないの?」
不思議そうにする

「谷地さん、
 よかったらちょっとだけボール出してくれない?」
日向は言った。

谷地ちゃんはびくりと驚くが
「私にできる?」
そう聞く
「影山の頭上に山なりのボールを投げるだけ」

「うっす!やってみる」
そうつなづいた

こうして、日向が目を開けたまま、速攻に挑戦することになるのだが…
最初の一回目、日向は空振りする
「(ボールに気を取られて、
 MAXのジャンプじゃない…!)」

それを見て、影山が思う

何回も挑戦するが、何度も失敗する
それでも”もう一回!”という日向に影山はー
「速攻できるか分からない攻撃を繰り返すより、今までの攻撃とか
 サーブとかブロックとか、他にやること山ほどあるだろうが!!」
叫ぶ

「でも俺は…この速攻が通用しなきゃ、
 コートにいる意味がなくなる!」
日向も言い返す

「この速攻にお前の意志は必要ないって言ったんだ!
 俺がブロックに捕まんないトスをあげてやる!」
影山が言うが…
「俺はうまくなれないままだ!」
日向は譲らない

春高の一次予選、来月だ。すぐそこだ。
 そん時武器になんのは!」
日向の胸ぐらをつかみ
「完成された速攻とまったく使えない速攻、
 どっちだよ!」

そんな二人の様子に必死に止めようする谷地ちゃん
「喧嘩はやめようよ…」

「(くっそ…俺の方が正しいはずなのに…
 なんで…なんで…)」

「(こいつは食い下がる!?)」
自分の意志が付けば、必ずいい方向に行くと信じているから、かな日向が。

「俺は!自分で戦える強さが欲しい!」
そうまっすぐといった
「てめぇのわがままで!チームのバランスが崩れんだろうが!!」
日向を投げ飛ばす影山

暴力は流石にダメだよ…影山君
「勝ちに必要な奴に誰にでだって、トスを上げる」
”「でも俺はお前が勝ちに必要だとは思わない」”

「今でも変わりねぇからな」
影山君…
そんな言葉に悔しそうにする日向

「かーげーやーま!!」
日向が影山にタックルをしかける
「トス上げてくれるまで!離さない!」
日向も…

それを合図に取っ組み合いの喧嘩を始めてしまう二人
見ている谷地ちゃんもどう止めていいのか、分からない為、
誰かを呼びに体育館の外へ

「あの速攻、止められたじゃねぇか!
 今日も、青城戦も!」

日向は言う
「てめぇ!俺のトスが悪かったって言いてぇのか!」

「違う!!そうじゃない!完璧だった、どんぴしゃだった!なのに、止められた!
 俺が今のままじゃ上には通用しないんだ!!」
日向は訴える

「お前ら!やめろぉぉ!」
そのタイミングで田中さんが止めに入った
日向の最後の言葉はすごく心に刺さった…。

帰り道、谷地ちゃんは日向と帰っていた
「私、すぐそこのバス停だから…ここで大丈夫。
 ありがとう」
立ち止まり、そういう

「谷地さん、ごめんね」
日向は言う
「いいよいいよそんな。いいよ…私は何でもないよ
 (でも…日向が…)」
心配そうに見つめる谷地ちゃん

「俺、中学最初で最後の大会で影山にぼろ負けしてさ。リベンジ誓って高校来たら、本人いるし、予想以上に感じ悪いしで散々だったけど、試合になると…考えてることがわかるっていうか…
 初めて友達じゃなく、相棒が出来た気がしてたんだ
そんな言葉に谷地ちゃんの目に涙が浮かぶ

そうだね…相棒だと思ってたんだ、日向。
でも、やっぱり何か壁みたいなものがあったのかな…

「じゃ、またね」
「うん…」

場面が変わって、学校校内ー3年組
田中さんの情報から取っ組み合いの喧嘩をしたという話を聞く3年組(菅原さんと旭さんと澤村さん)
「えぇ…!取っ組み合いの喧嘩って…」
「合宿の時からギクシャクしてたからなぁ…あいつら」

春高予選も近いのに…大丈夫なんですかね」
田中さんは言う

「でもさ、あいつらの喧嘩って今に始まった事じゃないだろう」
澤村さん
「そういや、入部届け出す前にも喧嘩してましたね」
田中さんの言葉に旭さんが驚く
あぁ、そうだ。旭さん、いなかったんだった…

「初日から教頭のカツラ、吹っ飛ばすわ、
 大地に体育館から締め出されるわ。大変だったよな」
菅原さんは言う
「まぁ、確かに…そういうのをいろいろ乗り越えてきたわけだし…」

「な? だからさ、俺たちは信じて待とう、
 あいつらを」
3年生組はどっしりしてるな

場面が変わり、坂ノ下商店ー
繁心さんは漫画雑誌を読みながら、考え込む
「(もともと見たことない速攻だったのに、それをさらにパワーアップさせるなんて、
 どだい無理な話…)」

”「向こう側が見えました、てっぺんからの景色が見えました」”
そうまっすぐな目で言った日向

「(あの、目。自分がジャンプの最高点にいる時間など、文字通り一瞬。ブロックが見えるといっても、普通はぼんやりと認識する程度…でも、まれにブロッカーの指先までくっきりと、さらには奥の位置まで瞬時に見えるスパイカーがいるって聞く)」

はっとする繁心さん
「(日向にはそれが見えている?……神業的セットアップから繰り出される速攻、
 それを空中で日向が自分の意志でさばくことが出来たら…?)」
考え、フルフルと首を振る

「(いやいや出来るかそんなもん。机上の空論だろう。…でももしも)」

「(もしもできたら…
 あのコンビは小さな巨人も超える空中戦の覇者となる)」

ちらりとカレンダーを見る繁心さん
そのタイミングでがらりと扉の音がした
「いらっしゃい…って、日向か」

「コーチ。
 おれはどう練習すればいいですか?」

日向はそう言った

繁心さんが思っていることがもし、できるようになったら全国も夢じゃない。
影山君をどう説得するか、が鍵になりそうだけど

第6話「”テンポ”」
及川さんと小さい子供が影山君と話している姿があった。
後、影山君の帰り道に”ちびっこバレーボール”っていうチラシも気になる
それと、たぶん身内が帰ってくる(烏養さん)と日向の姿も

これは楽しみだな、次回も楽しみにしてます!
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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