此花のアニメ&漫画タイム

今の所、カゲロウプロジェクト・斉木楠雄のΨ難・D.Gray-man HALLOW・ヘタリア world starsの情報や感想などを上げています

兄姉二人VS雨情!幻術に飲み込まれる雨情の行方は!?歪んだ愛情のかけ方(呆れ…)14話感想 シノビ四重奏 月刊ASUKA12月号(2015年10月発売)

スポンサーリンク

此花(このはな)です

今回はASUKAに連載されている「シノビ四重奏」の14話感想を書いていきたいと思います

シノビ四重奏 (4) (あすかコミックスDX)

新品価格
¥626から
(2017/1/6 15:08時点)

 
シノビ四重奏(カルテット)を知らない方はこちら
一話の感想です

konohana19.hatenablog.com

  本誌のあらすじ(13話まで)

大企業の跡取り娘・真中蝶子。護衛に囲まれて送った中学生活が嫌で、高校生活は自由に過ごしたいと思っていた。そんな蝶子に課せられた課題は〈これぞという側近の忍びを見つける〉こと。

「忍び」という時代錯誤な単語に戸惑う蝶子だったが、力ある忍びを側近に持つことが政財界での評価となるらしい。
 
高校卒業までに見つけることができたら、蝶子の自由にしていいという。
ただし見つけることができなかったら…一生父親の言うことをきく。その側近の忍びを見つけるために入学した高校・御園尾学園は、大企業や政治家の御曹司達を守るための「忍び」を育成する高校だった。

 

次々に蝶子の前に現れる側近候補の忍び達。

そんな中、蝶子の誕生日パーティーが開催されることに。友達のくるみや花蓮、そして四色の姓の全員にパーティの招待状を渡す蝶子。ところが「必ず行く」と満面の笑みで告げる雨情に、最大のピンチが訪れる。蝶子の側近候補として、雨情は失格だと烙印を押した父親の雨紅が、パーティーの招待状を隠したのだ。

 

雨情の兄姉の妨害をかわして招待状を奪うことができたならば、蝶子に近づくことを認めると宣言された雨情は…!?

f:id:konohana19:20151027235835j:image
 「”嬲(なぶ)って虐めていたぶってあげる。
 ねぇ、可愛い弟くん♪”」
慈雨と狭霧のコンビの表紙です
 
この言葉、絶対狭霧おねえちゃんの言葉だよな…(笑)
まずは二人の兄姉の紹介から
「”忍びの世界は完全な実力主義。たとえ年の離れた兄弟といえども、
 頭首になるためのライバルは全力で叩かれる”」
 
「”7つ上の兄・慈雨は何を考えているか分かりづらいが、子供の頃から戦闘力がずば抜けて高かった。
 子供だからと容赦せず、血を吐こうが骨を折られようが、毎日のように痛めつけてきた”」
f:id:konohana19:20151027235901j:image
 「”圧倒的な強さで俺を屈服させる兄の眼はただ静かでそれを作業のように淡々とこなしていた。
俺は痛みの感覚を閉じる事を覚えた”」
 
「”6つ上の姉・狭霧は心理戦・幻術が得意でとにかく俺をいたぶるのが大好きだった。弱音を吐いても涙を見せても、一切助ける事はなく”」
f:id:konohana19:20151027235919j:image
 「”泣けば泣くほど、嬉しそうに笑っていた。
 俺は心を殺す事を覚えた”」
 
「”俺の世界には常に闇の中――
 そんな闇の中にいた俺の唯一の光の心の支えが蝶子だった”」
そんな兄姉の中にいたら…それは小さいころはそう思うよな…
 
「”蝶子が俺の唯一の光。蝶子だけが――……”」
雨情は思う
 
「雨情?」
不思議そうに蝶子が見ていることに気付く雨情
「蝶…子…?(学校か…?)」
あたりを見合わすと、”学校”だった
これは…幻術か
 
「どうしたの?ボーっとして」
不思議そうにする蝶子の姿
 
「”白昼夢?”
 ……なんでもない。ちょっと昔の事を思い出していたんだ」
「そう? まぁ、いいけど…」
 
「ねぇ雨情、この間の海での事なんだけど…」
ふいに蝶子が話はじめる
「…? どうした?」
 
「……どうしよう」
蝶子がつぶやく
f:id:konohana19:20151027235939j:image
 「あの時の傷がまだ痛いの……。
 血が止まらないの。助けて雨情……」
蝶子の姿が変わり、海での一件で着ていた服から血が流れ出す
 
「(!!??)」
動揺する雨情
「とっても痛い……苦しい…」
「ちょうこ……」
 
「私ずっと雨情を待ってた……。
 でも雨情は私を見捨てたのね?」
蝶子の言葉
 
「違う…俺は……!俺は…!」
必死に否定する
 
一方、現実の世界ではー
「ふふ…」
笑っているの姉・狭霧
 
「蝶…子…」
涙を流しながら、そうつぶやく雨情
雨情の眼は閉じたままだ
 
「ねぇ見て見て、慈雨兄!雨情泣いてるぅ~」
f:id:konohana19:20151027235952j:image
 「いつ見ても雨情の涙はぞくぞくするわぁ」
恍惚な笑みで狭霧は言う
「………相変わらず、趣味が悪い……」
ボソっと慈雨が言った
 
うん、本当に趣味が悪い。愛情のかけ方がゆがんでます狭霧さん
「(自分の主が何度も何度も目の前で命を落とす幻覚。
 楽しんでくれてるかしら――?)」
 
場面が変わり、蝶子の屋敷ー
「蝶子さん、誕生日おめでとうございます!」
忍び候補4人と花蓮・くるみ、そして翔一さんが揃って言う
f:id:konohana19:20151028000006j:image
 「皆、ありがとう!こうして友達を
 ウチに招待できるなんて…すごく嬉しい」
嬉しそうな笑みを見せる蝶子
蝶子ちゃんの笑みは本当にうれしい気持ちさせてくれる
 
「真中の後継者の誕生日パーティーや。
 美味いもんたらふく食べて帰らんとな」
蘇芳が笑いながら言う
 
「うん、楽しんで行ってね」
そんな言葉に蝶子はフフッと笑う
「(――雨情は…まだ来てないみたいね……。
 やっぱり何かあったのかしら…?)」
 
蝶子ちゃんも雨情を心配するもんな…。
もうちゃんと友達の中に入っているんだ、雨情も
 
「蝶子、随分賑やかにやっているね」
現れたのは”父様”
「父様」
 
「御園尾学園の……初めての友達を招待したの」
蝶子が父様に紹介する
「そうか、よかったな蝶子」
 
皆の方向を向く
「初めまして、蝶子の父です。娘がお世話になっているみたいで……
 これからも仲良くしてやって下さいね」
父様はそういって、挨拶をした
 
「こちらこそ」
「もちろんです!」
くるみちゃんと花蓮がそう返す
 
「(この人が真中グループ総帥。蝶子の一緒で人たらしみたいやなぁ…。
 ――そして)」
蘇芳は観察する
f:id:konohana19:20151028000033j:image
 「(こっちが青家頭首――…)」
蘇芳が青家の頭首を見て、頭首がこちらを見た瞬間、ぞくりと鳥肌が立つ
「(さすがと言うか……全く隙があらへん)」
 
「あの人に勝負し掛けて勝つ自信があるか?」
蘇芳は隣にいた茜に問う
「……いえ、いくら頭の中でシュミレーションしても、
 3秒で殺される想像しかできません」
 
茜がそう言うなんて、雨紅さん恐ろしい人なんだなぁ…
「私も無理だねぇ…」
「アレを敵に回しちゃいけない……」
白金先輩と椿がそういう
 
「”――これが当代最強の忍び、東郷雨紅か……”」
改めて実感する力の差か…
 
「あ、ねぇ東郷。雨情の姿が見えないんだけど、
 何かあったの?」
蝶子がそう聞く
 
「申し訳ありません。アレには少々野暮用を申しつけております。
 このパーティが終わるまでには駆けつけると思いますが…」
本当に軽く流すなぁ…雨紅さん
 
「できないのならそれまでの事です」
淡々とそういう
「? (――雨情、どうしたの…?)」
蝶子は不安を覚える
 
一方、雨情はー狭霧の幻術に苦しんでいた
「どうして?雨情…」
「苦しいよ……雨情…」
「雨情は私を守るんじゃなかったの?」
 
偽りの蝶子の言葉
「違う…!違うんだ蝶子!」
(くそ…!これは狭霧の幻術…分かってる。頭では分かってる)
 
「(――でも、目の前で蝶子が倒れていくのを見ると、
 身体がすくんでどうしても立ち上がれない……)」
雨情…
 
「雨情痛い…。雨情怖い…。雨情助けて――…」
手を伸ばしてそう言う蝶子
「っ! もうやめてくれ…。
 蝶子の苦しむ姿なんて……もう見たく――…」
 
言いかけて、はっとする雨情
「(ダメだ!ここで折れたらダメだ…!)」
ぐっとこぶしを握り締める
 
「(必ず行くって言った。蝶子の側近になると誓った。
 ずっと蝶子の側に――)」
「(こんな所で……倒れている暇はない!!
 何か……何かきっかけが……)」
 
「雨情……あなたを恨むわ」
そう言った蝶子
「っ!」
雨情ははっとする
 
「私がこんなに痛いのも全部……
 全部雨情のせいよ!!」
 
現実の世界ー
「あらぁ?」
狭霧は気づく
 
「落ちたか……」
雨情が落ちたことを
「精神の負荷に耐えられなかったのかしら?
 もうちょっと遊びたかったけど、仕方ないわね。縛って地下牢にも放りこんでおく?」
 
コクリとうなづく慈雨兄
その瞬間、ぴくりと何かに気付いた
「! 狭霧!前だ!!」
「え?」
f:id:konohana19:20151028000052j:image
 狭霧は地面に叩きつけられた。
 雨情によって
 
「慈雨、動くな!」
武器を取ろうとした慈雨に叫ぶ
「私の幻術が解けた…!?どうして……
 完全に捉えていたはずなのに……」
 
「狭霧……蝶子を見くびったな」
雨情は言う
あの幻術の中に一つだけ間違いがあった
 
「な…にを?」
「あんなのは……俺の蝶子じゃない」
 
「教えてやるよ。蝶子は…俺の主はな。たとえ俺の力が及ばなくて命を落とす事になっても、絶対に俺を責めたりしない。
 むしろ、俺が自責の念に駆られると思って、自分自身を責めるだろう。
 俺よりもずっと強い人間だ」
 
「幻覚のように俺に守られ、
 俺を責める蝶子だったらどんなに楽だったか……」
 
”「主とは部下を守るものなの!」
「私の友達を傷つけた報復は私自身の手でつける」”
蝶子の言葉、決して自身を守らせてくれない
 
「でも……」
f:id:konohana19:20151028000108j:image
 「だからこそ、
 俺は蝶子の側で蝶子の命も心も全てを守りたいんだ!」
まっすぐに見つめて、雨情は言った
 
蝶子ちゃんの魅力はそういう所だな…
だから、雨情は主へと決めた
 
「…雨情」
慈雨が口を開いた
「お前は青家頭首が側近になるという事の
 意味を分かっているのか?」
 
そして、狭霧も続けて口を開く
「青家頭首はその声一つで青家の忍び全てを動かす。青家頭首を従える主はそれだけで大きな社会的優位を得られるわ。
 ――だけど、その力故にあらゆる勢力から狙われる」
 
「その危険はお前よりも、むしろ弱点となる主に及ぶ。
 ”お前が側近になる事で”お前の主はより一層危険な立場になるのよ
確かにそうだな…。でも、今の雨紅さんはそれをやってのけてるってことだ。
 
「………それは」
雨情が口を開く
 
「(雨情……
 まだ甘いな!)」
慈雨は刀を抜いて、雨情に切りかかる
 
だが、それを見事に刀で止めた
「俺が……蝶子を守れなかったあの日から、
 何も考えてなかったと思ってるのか?」
ぐっと息をのむ慈雨
 
「……そうだな。お前らが言う通り蝶子は俺にとって弱点となり得る。
 だがそれは、主を持つどんな忍びにも共通する事だ」
 
「親父は俺に『主を持とうとする忍びとして失格』だと言った。
 だったらどうすれば正解なのか。――答えは簡単だ」
f:id:konohana19:20151028000121j:image
 「親父を見ればいい。主を【弱点】ではなく、絶対に触れてはならない……。触れた途端、起こしてはいけない龍を激怒させる
 【逆鱗】だと周りに思わせればいい」
 
逆鱗か…。触れた最後殺される逆鱗となる
「そのために必要なのは圧倒的な強さを示す事。何があっても弱さを見せない事だ。確かに俺は覚悟が足りなかったのかもしれない……。
 蝶子の隣があまりにも心地よくて幸せで、それを失うのを恐れた。
 
 だけど失わないためには主を守りきる強い意思、信念が必要なんだな――…」
 
一度息を吸って、一呼吸おいてから
「どけ」
雨情は言った
 
「慈雨、忍びの世界は完全実力主義だ。実力のある奴が上に立つ。
 次期頭首は俺だ、慈雨じゃない」
刀を慈雨に向ける雨情
 
「それはつまり――…本気でやり合えば、お前より俺の方が強い。
 そこをどけ。蝶子のもとに行くためなら、たとえ兄でも殺す」
雨情がそういうと、狭霧がたしなめる
「雨情!」
 
そんな雨情の言葉を聞いて、慈雨はため息を吐き、剣を収めた
「……降参。
 狭霧、残念だが雨情とのお遊びはここまでだ」
 
「ちぇっ…
 久しぶりに雨情と遊べて楽しかったのに…」
残念そうに狭霧は言う
「(遊び…)」
 
「慈雨も狭霧も…そんなに俺が憎いのか?
 頭首の座がそんなに欲しいのか?」
そうつぶやいた雨情の言葉に不思議そうな顔をする兄姉二人
 
「「…………」」
「憎いって何?」
「? お前、何を言ってる?」
そんな言葉に雨情も意味が分からない顔する
f:id:konohana19:20151028000136j:image
 「私達、雨情の事大好きだよ? ね?慈雨兄」
「…あぁ。なにを今更」
えーっ!?あれ、愛情だったの?最初の説明、すべて愛情なの(笑)
 
そんな反応に狭霧おねえちゃんは…
「え!? 何?雨情今まで、私と慈雨兄に恨まれていると思ってたの!?
 これ以上ない位に可愛がってたのに!?うける!」
大笑い(笑)
 
「は? かわ……なんだって…?」
戸惑う顔をする雨情
「狭霧の愛情は歪んでいるから……」
慈雨がそういう
 
「あ――っ、慈雨兄には言われたくないかなぁ」
狭霧お姉ちゃんが言い返す
「小さい頃から雨情の事ボコボコにしておいて、
 ほんっと手加減ってものを知らないんだから!」
 
狭霧お姉ちゃん、
慈雨兄が互いに歪んでるって思ってたって事ね
 
「…手加減したら雨情のためにならない」
(笑)えー骨が折れても、血が出てもは流石にやりすぎ
「限度ってものがあると思うんだけど?」
 
「……いつも死なない程度に手は抜いてた。
 骨も綺麗に折ったから、普通よりも頑丈になっただろ」
わー……慈雨兄やさしー(棒)」
 
その理屈はおかしい(笑)二人の兄姉
「???」
雨情がわかってないし…
 
理解できない様子の雨情に狭霧がはぁとため息を吐く
「あのねー少し考えれば分かるでしょ?
 私たちに青家頭首の座は必要ないの」
 
「雨情も知っている通り、
 私はもう他家に嫁いじゃってるし」
え、そうなの…。それだったら、頭首なんて邪魔だろ
 
「俺の主はただの会社員だからな。
 青家頭首の肩書はむしろ邪魔だ」
その話を先にしてほしかったなー。心配して損した
 
「次期頭首が雨情って決まった時、
 正直助かった―☆って思ったわ」
その状況からするにそう思うわ、うん
 
「父上にも、最近雨情が浮かれて腑抜けてるから軽く遊んでやれ、
 としか言われてないしね?」
狭霧はそういう
! あの雰囲気でもっと厳しいこと言ってると思ってた。雨紅さんめ!
 
 「初めからお前の次期頭首の座をはく奪する気はなかったと思うぞ。
 なんだかんだで父上はお前に甘いからな」
慈雨がそういう
 
それを聞いて雨情は
「……あんの、くそ親父――!!
 ブラフか―ー!!」
 
これが雨情の気持ちとかが
締める意味を持っただけだったってことね(笑)
 
場面が変わり、蝶子の屋敷ー
時間は終了間際
「今日は来てくれてありがとう」
 
「こちらこそ」
「楽しかったよ、ありがとう」
蝶子はくるみ&翔一さんを見送っていた。
「気をつけて帰って下さい」
 
「(――結局、
 雨情はパーティーに来なかったな……)」
しょぼんとする蝶子
 
「(やだな……。
 私…ちょっとがっかりしてるわ)」
蝶子の中にもちゃんと雨情がいるの、分かるシーンだよな
 
そんな時、ガサガサっと茂みから音がした
不思議に思い、音のもとヘ向かう
f:id:konohana19:20151028000157j:image
 「蝶子!」
そこから雨情が飛び出してきた
「きゃあああああ!!」
大きな悲鳴をあげる蝶子はゴンっと雨情をなぐった
 
一度、間を置いて蝶子は飛び出してきたのが”雨情”だと気づく
「! 雨情!?」
その声を聴いて、かばっと起き上がる雨情
 
「蝶子! 誕生日パーティーは!?」
飛びかかるように勢い良く、聞いた
「え?」
 
蝶子はちらり時計を見て
「ああ、あと15分で終わりかな?」
答える
 
それを聞いて、ほっと息を吐く雨情
「は――…間に合った…」
良かったね…
とはいえ聞いた時からとりあえず間に合うだろうなと思ったけど…
 
蝶子は雨情の恰好が汚れていることに気付く
「どうしたの? 雨情ボロボロじゃない。
 何があったの?今まで何してたのよ?」
 
立て続けに聞く蝶子だが、雨情は蝶子を見つめて言う
「俺、蝶子を絶対に守るから、
 もう負けないから」
 
真っ直ぐにそう言う雨情に疑問が浮かぶ
「……? そうじゃなくて何が…」
蝶子を見つめる雨情は何かすっきりとした笑みを見せる
「(なに? 
 なんだかすっきりとした顔しちゃって…)」
 
「そうだ!」
はっと気が付いたように雨情が言う
蝶子は?マークだ
 
「すまない蝶子! ずっとバタバタしていて
 プレゼントを用意できなかった!せっかくの誕生日なのに、
 大遅刻してプレゼント忘れて……すまない……」
しゅんとする雨情
 
そんな顔をされると、手を差し伸べたくなる…雨情ってば
「あのね」
蝶子はため息を吐いて、口を開く
 
「知ってると思うけど、私の家はと~ってもお金持ちなの!
 欲しい物は望めば大抵なの物が手に入るのよ。そんなお嬢様な私にとっては物よりもそこに込められた気持ちに価値があるの。だからね……」
 
「ほら、さっさと私に
 誕生日プレゼントをよこしなさい」
遠回しにあるものを催促する蝶子
 
「…? だからプレゼントは……」
雨情、察しが悪いぞ…つまり?
「違うわよ。
 物じゃなくて、何か言うことがあるでしょ?」
 
その言葉に言うべきものが分かったのか、雨情は語りだす
「俺は……運命とか神様とか不確かな物は信じていないけど、蝶子と出会わせてくれた奇跡には心から……感謝している。
 蝶子に出会ってから俺は……俺は毎日ずっと幸せだ」
 
「大袈裟ね」
雨情の言葉に蝶子は言う
「大袈裟じゃない事実だ」
反論する
 
「蝶子」
f:id:konohana19:20151028000215j:image
「誕生日おめでとう」
雨情は感情をこめて言った
 
「うん、ありがとう」
蝶子は笑みで答える
 
アオリが最高の誕生日プレゼントだからな
これで雨情と兄姉との話はキリがついた。
次から違う話…何の話だろう
 
次回も楽しみしてます
ここまで読んでくれてありがとうございました!
次回へ
関連記事