此花のアニメ&漫画タイム

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「勘違いするな。速攻の主導権を握っているのはおまえじゃなく”ちびちゃん”だ」第6話「”テンポ”」 感想 ハイキューセカンドシーズン(第2期)

此花(このはな)です

今回はハイキューセカンドシーズンの第6話「”テンポ”」の感想を書いていきたいと思います

第6話は日向・影山、それぞれのお話って感じです。
日向は前烏養監督と、影山は及川さんと、変人速攻への意見を求める。題名の「”テンポ”」は日向に関することですが、印象に残るのは及川さんの言葉でした。

さて、本編の感想を行きましょうか!
初っ端から日向と前・烏養監督の出会いですね
繁心さんは日向を車に乗せて、退院したばかりの前・烏養監督のもとへ

一方、影山は気まぐれでちびっこバレーボールのイベント会場へ来ていた。
相変わらずの目つきの悪さで子供たちから怖がられる
「(ここにきてどうするつもりだったんだ…。
 つーかもう、終わってんじゃねぇか)」

うーんと考え込んでいると…
「徹! サーブ教えてくれよ」
「ちょ!まず、呼び捨てやめようか」
聞き覚えのある声が聞こえ、影山が驚愕する
「お、及川さん!?」

及川さん来たー!
小っちゃい子つれてるってことは…親戚か何かですな

場面が変わり、近所の子供とバレー教室的なものをやっている前・烏養監督の所にやってきた繁心さんと日向。
「退院したばっかでそんなに暴れて大丈夫かよ…」
繁心さん

「あぁ?元気になったから暴れても大丈夫ですよ、
 が退院の意味だろうが」
と返される
(笑)まぁ、そうだけど。普通は結構、遠慮する

そんな返しに呆れながらも、繁心さんは日向に紹介する
「うちのじいさん」
そういわれ、驚く日向

「じ、烏養監督!?」

確か、入院してたから監督業が出来なくなったんだっけ
それで合宿の後ぐらいに退院したという事かな

繁心さんは変人速攻などのその他もろもろを烏養監督(祖父)に話した
「で、その変人速攻をどうすりゃいいのかをお手上げ状態で逃げてきたのか?
 え、コーチ」
うぉ、グサッと刺さるようなことを…(笑い)

「おめぇのチームだろうが!!根性無しがぁオラァ!」
繁心さんをぶん投げた(笑)

「コーチー!!」
それを見た日向はびっくり
”「無名だった烏野を全国に導いた名将。烏野の烏養って名前が有名だった。
 凶暴な烏飼ってるってつって」”

そういう話を田中さんに聞いていた日向はビビりまくる
「お、お願いしますぅ!」
構えて言った日向
「何をだ?」
不思議そうな烏養監督

自分もやられると思ったのね…。流石に理不尽にやらないと思うけど…

「誰これ構わず、ぶん投げたりしねぇよ。根性無しだけだ」
その理論も結構、ぶっ飛んでるけど…
投げられた繁心さん
「くそじじい…!」

「お、おれは自分で戦えるようになりたくて来ました!」
若干まだおびえてる…(笑)
「その身長で、空中戦を制したいと?」
烏養監督はそう聞く

「この身長だからです!」
そう言った日向の言葉にちょっとした驚きと興味をもつ烏養監督
「俺、変なこと言ってるのかもしれないけど…」
ちょっと自信なさそうに言う日向

「何が変なんだ?」
ぼそっと言った言葉に日向ははっと顔を上げる
「たとえどんな天才セッターが相手だろうと、
 速攻という攻撃において絶対的主導者は”おまえ”だ」
日向を指さし、監督は言った

監督の言葉にちょっと首をかしげた繁心さん

「コーチのおめぇがきょとんとしてんじゃねぇ!オラァ!」
(笑)またぶん投げた…!

一方、及川さんと出会った影山―
「お、及川さん何してるんですか?」
意外なところで出会ったことにびっくりする影山

「甥っ子の付き添い」
そう答えると、
「オッス!」
甥っ子が声を上げる

「お、オッス…。
 …部活は?」
影山が聞く
「うちは基本、月曜はオフなの」
へ、へぇ…めっちゃ機嫌が悪くなっている

「週一で休みが!?もったいない!」
影山君の返しがバレー馬鹿(笑い)
「休息とサボりは違うんだよ、じゃ」

会って早々、帰ろうとする及川さんに慌てて止めにかかる
「お、及川さん、あの!」

「やだね、バーカバーカ!」
(笑)甥っ子の前でやっちゃダメだろ
「(まだなにも言ってねぇよ…)及川さん…」

「聞こえないーなんも聞こえないー!」
すっごい冷めた目で甥っ子が見てるんだけど…?及川さん(笑い)

すると、影山は頭を下げた
その行動に一瞬、固まる及川
「お願いします! 話を聞いてください」

「なんでわざわざ敵の話、
 聞いてやんなきゃいけないのさ」
不機嫌そうに言う

「お願いします、及川さん!お願いします!」
一生懸命にそういった

「おねがい、しやーす!!」
こ、怖い!!

そんな勢いに及川さんは仕方ない様子で
「たける。写真撮って、こう持ってこうして」
甥っ子である”たける”くんに写真を撮らせようとしていた

「いぇーい。
 飛雄、及川さんに頭を上がらないの図」

はぁ…及川さんは本当に…(笑)

「徹、こんな写真がうれしいのか?だっせー」
(笑い)甥っ子にいわれてやんの!

「で、何?忙しいんだよねぇ」
及川さんはいやそうにぼやくが
「彼女にフラれたから暇だって言ったじゃん!」
甥っ子がそこを突っ込む

「たける!ちょっと黙ってなさい!」
めっちゃ面白い(笑)
及川さんが慌てて止めにかかる

「えー?何がいけなかったんだろう?って」
「黙ってなさいって言ってんの!」
このやり取り面白い

「あ、あのもし、大会に近いのに…えっと…」
どうやって例えたらいいか、迷いながらも話し出す影山
「岩泉さんが無茶の攻撃をやるって言い出したら…」

「ちょっと!相談したいなら
 へたくそなたとえ話止めて直球できなよ」

及川さんが言う
その方が影山も説明しやすそうだな

「今までボールを見ずに打っていた速攻を日向が
 自分の意志で打ちたいって言い出しました」
こっちの説明の方が断然わかりやすい

「へー、できたらすごいじゃん。
 やれば?」
物凄い他人行儀…(笑)

「そんなに簡単に言わないでください。
 日向に技術なんてないんですよ!」
そう言う影山に及川はー

「だから、俺の言う通りにだけ動いてろっての?
 まるで独裁者だね
その言葉にはっとする顔をする影山
はっとした顔であり、ドキリとした顔でもある

「お前は考えたの?」
影山の表情がまるで答えていないとわかっているような顔
「ちびちゃんのほしいトスに100%答えているか
答える努力をしたのか」

その言葉に下を向く影山
”「影山! トス上げてくれよ」”
言った日向の言葉を思い出す

「現状がベストだと思い込んで、守りに入るとは随分ビビリだね?
 勘違いするな」

「速攻の主導権を握っているのは
 おまえじゃなくちびちゃんだ」

烏養監督と同じ言葉を…言ってる。
一番最後の主導権はセッターではなく、スパイカーだものね

「それを理解できないなら、おまえは独裁の王様に逆戻りだね。
 いくよ、たける」
そういって、その場から去ってしまった。

帰り道の及川さんと甥っ子のたける
「ご機嫌か?とおる」
たけるくん
及川は携帯を受け取った。

「思ってた以上に飛雄がぽんこつでうれしいねぇ」

「俺だけ、ブレブレじゃんか!」
(笑)撮らせた報いか…!

場面が変わって、烏養家ー
「まずはテクニック以前、意識の問題だ。お前自身はその、
 変人速攻ってやつをどう考えてるんだ?」
烏養監督は聞く

「え、えっと…俺がぎゅんって行って、ぱぁんっと思いっきり飛んだら、
 そこにスバッとトスがくるから…ブンっと振るとちょうど手に当たってスパンっと決まる感じです」
なんとなく分かるのが凄いな…日向

「えぇいや…つまり、こいつが目をつぶって飛んだ所に
 影山っていうセッターがピンポイントでトスをくれるんで…」
繁心さんの説明の方が分かりやすいけど、速攻見たことあればね…

「まぁ言いたいことは分かった。しかし、間違ってるぞちびすけ。
 その変人速攻って奴も速攻であるかぎり、主導権はおまえが握っている。
 それはちゃんと頭で理解しろ。自分で持っている武器を未知のものと思うな」

「ま、やってみるのが速ぇな。ちびすけ、ちょっとブロックしてみろ。
 ミドルブロッカーなんだろ?止めてみな」

「中学生?」
「どこ中?」
烏養家に習いに来ていた4人がそう聞く
「こ、高校生だよ!!」
そうか…間違えられるのか(笑)

「よーし、行くぞ」
烏養監督が合図に「はーい」という返事をする子供たち
「(小学生用の高さかな?ちょっと背が高くなった気分…)」
日向は思う

「3rdテンポ!」
烏養監督はそう指示する
「(3rdテンポ…?)」

一斉にスタートする子供たち。
ゆっくりのペースでスパイクを打つと、ちょうど日向の顔に当たってしまった

「すっげぇ、ジャンプ!ネットから顔が出た!」
ほめる男の子
「まぁな!」
痛そう…(笑)

そんなブロックに烏養監督は
「確かにこりゃすげぇバネだな…」
ちょっと驚いた顔

「じゃ、次。2rdテンポ!」
烏養監督はそう指示する

子供たちが動き出す
「(さっきより速い…!でも…)」
日向は見事にブロック!

「じゃ次!1rdテンポ!」
烏養監督はそう指示する
今度は2rdよりも速い動き、日向はブロックできなかった

そんなスパイクに日向はキラキラした表情をする
「どうだ?」
「速い!」
日向は言う

「ブロックできるか?」
「少なくとも一人じゃ無理! と思います」

「今の3つのテンポ、
 スパイカーのうち方に大きな違いはあるか?」

烏養監督は聞く
「ないと思う、思います!」

「じゃ、何が違った?」
その質問に日向は考える
「助走始める、タイミング?」

「そうだ。それが”テンポ”だ。いいか、攻撃の速さはすべてこの”テンポ”で区分される。決してトスのボールのスピードが速いとか、遅いとかじゃなくスパイカーの助走のタイミングの違い。それがもっとも速いのが1rdテンポだ。
 
 敵ブロックの回避に有効な技術でおそらくお前が無意識やっていた攻撃だ」
ふむふむ。

「でも、ちゃんと頭で理解しろ」
烏養監督は人差し指を頭に指す
「セッターのトスより先に助走を開始。セッターはスパイカーに合わせてトスをあげる。
 つまり、変人速攻もスパイカー主導の攻撃だ」

「1rdテンポ…」
日向はつぶやく

「でだ、変人速攻がどんな必殺技だかしらねぇが、これだけは絶対だ。
 スパイカーが打ちやすい以上に最高のトスはねぇんだよ」
烏養監督は繁心さんに向かって言う
つまり、影山君も説得しなきゃダメってことか?

その言葉にひどく衝撃を受けた表情をする繁心さん
「片方じゃだめだ…」
「え?」

「ちょっと日向、ここで練習してろ!!」
そういってどっかに行ってしまった
「お、おう…」
よく分からないといった顔の日向

スパイカーの助走タイミングがすべて…」
ボールを持ち上げ、言葉をかみしめるように復唱する

「1cmを1ミリを、1秒速く、てっぺんへ」

「でも、それだけじゃ足りないんです。
 今まで俺が意志を持って動くのは”てっぺん”までだったけど」
日向は言う

「これからはてっぺんも戦いたいということか」
烏養監督を見つめる日向の目には意思がある
「それにはお前の相棒にも改善が必要なわけだが…。
 おそらくそれは繁心がなんとかするだろうよ」

影山君の所へ向かったのか、繁心さん
「影山はすげぇ奴だから、きっと大丈夫です」
日向はそう思うんだな

「だから俺も置いてかれないように
”てっぺん”での戦い方、教えてください」

場面が変わり、影山は及川さんに言われたことを思い出していた
”「勘違いするな。速攻の主導権を握っているのはおまえじゃなく”ちびちゃん”だ。
 それを理解できないなら、おまえは独裁の王様に逆戻りだね
」”

そんなタイミングで影山の携帯が鳴る
「影山!今、どこにいる!?」
大声で聞いてきた
「繁心さん?今、学校へ向かう途中ですけど…」

えっ?学校に戻ってたの…
「なんだと!?」
そんな大声にびっくりする影山
「体育館の点検終わってねぇーかなと思って…」

「「あぁ!!影山」」
声が二重に聞こえると思ったら、後ろにいた
「通り過ぎるな!おいてこい!」
「はい?」

突然そんなこと言われても分からないよ…繁心さん
「止まるトスだ!!」
??止まるトス

場面が戻って、日向&烏養監督
「ちびすけ。お前自身がてっぺんで戦うためには
 その根っこになる基礎から鍛えなきゃいけねぇ。そんなわけでこれからお前は速攻を打ちまくる。足りない練習量をひたすら補え」

「こんにちわー!」
「こんにちわっす」
他の声が聞こえた
「おう、きたな」

「こんにちわっす」
日向は頭を下げる
「ちびすけの当面の課題は」

「誰とでも1rdテンポだ」
日向の技術を上げる為かな…この練習

「トス上げんのはおまえとこの天才セッターじゃねぇから、
 そう簡単にはいかねぇぞ」
「はい!」

「それとな」
烏養監督は日向にボールを渡す
「出来るだけボールに慣れる為に常に触ってろ、常にだ」
「お、オッス」

「手でも足でもいいぞ。バレーはボールを持てない球技だ。
 ボールに触れられるのはわずか0.数秒。その一瞬をあやつれ!」
「ボールが体の一部であるようにだ。身体が小さい分、他のすべてを補うんだ」

「うっす!」
日向は大きく返事をした

場面が変わって、坂ノ下商店ー
「テンポですか?」
影山が繁心さんに言う

「まぁ俺も理論として、頭に入ってるだけで全然応用できていなかった。
 お前の速攻を特別と身構えすぎて、根本的なことを忘れるところだった」
しみじみとそう言った

「テンポはだいたい分かったんですけど、
 止まるトスってなんですか?」

そう、止まるトスって何?

「いいかまず、お前の変人速攻の時のトスは
 スパイカーの打点を通過するトスだ」

「はい」

「でもそこを止めるんだよ。
 打点の所で
その言葉に理解できていない様子の影山くん

「つまり、スパイカーの最高打点=ボールの最高到達点にするんだ」
その言葉にはっとする影山

「今までにみたいに勢いそのままに通り過ぎるんじゃなく、
 スパイカーの付近で勢いを…」
繁心さんの言葉をつなげるように

「”ころす”」
影山は言う
それってセッター技量が高くないと、無理な芸当だね…

分かったような言葉にニッっと笑う繁心さん
「力加減と逆回転のかけ方の難しさは今までの比じゃねぇ。それにBクイック、Dクイック、ブロード。距離が離れるだけ、難易度は格段に上がっていく。
 ……出来るか?」

”「ちびちゃんのほしいトスに100%答えているか
答える努力をしたのか」”

影山は及川さんの言葉を思い出す

「やってみせます」
そう繁心さんに宣言した

場面が変わって、烏野の部活前?
日向は田中さんに声をかけた
「田中さん、おとといはすみませんでした!」
頭を下げる

「おう、さっき影山も来たぞ。俺も殴って悪かったな」

って、頬の傷って田中さん殴った傷なのかよ!(笑)
「乱闘を止めるとか燃えて、力を入りすぎた」

「田中さんの一発、効いたッス」
日向はいう
「けど、女子の前なんかで喧嘩なんかすんじゃねぇ。
 やっちゃん、顔真っ青だったぞ」

あらら…まぁ、いきなりあんな事態になればそうだよな…。
「あと、教頭の前でもダメだぞ。それ以外でやれ」
「オッス!!」

そんな話をしていると、繁心さんに呼ばれる日向
「日向、ちょっと来い」
日向がそばに来ると、
「よし、しばらく試合形式の時はBチームに入れ」
こう指示をした

つまり、影山とは違うチームにだ
「あの、日向」
声をかけてきたのは”谷地ちゃん”だった
「あの…大丈夫かなと思って……影山君と…
 あの、えっと……」

心配してくれてる谷地ちゃんに日向は少し笑みを見せて
「大丈夫だよ」
とそういう
そんな言葉と表情に谷地ちゃんも笑みを見せた

とりあえず今は
それぞれで練習をして日向と影山は合わせないってことだよね。

場面が変わって、学校の昼休み―
澤村さんが道宮さんを訪ねてきた
「あのさ、女子の練習終わってから体育館閉める、
 少しの間でいいんだけど、コート使わせてもらえないかと思ってさ」

「あぁ、うん。ちょっと聞いてみるよ。
 第2体育館どうかしたの?」
理由を尋ねると

「ちょっとさ、全く別の自主練をやりたい奴が多くて…
 場所が足りないんだよね」

皆が動き始めたってことかな

体育館の自主練では旭さんがサーブ練習
「(サーブこそが究極の攻め。今の烏野で安定して、
 ジャンプサーブを使えるのは影山くらい)」

「(俺は勝負時に使えるほど、安定しない。
 そんなんじゃ、武器とは呼べない!)」

だから、サーブ練か…

一発、ジャンプサーブを打った。
すると、西谷がそのボールを拾ってしまった
「旭さーん!!」

それに関してちょっとしたショックを受ける旭さん
「ちょっといいっすか?」
笑顔で言う西谷
「あ、うん…いいよ
 (登場ついでにさらっと拾われた…ちくしょー)」

いろんな意味でうん、ショックだ。のやっさん

「俺のトス!打ってもらっていいっすか!」
えっ?トス?

「あぁ、うんいいよ。
 って…えっ」
旭さんはうん、と言いかけて、えっと驚く

「西谷がトス?
 (もしかして……青城のリベロのあれを?)」
線の前でジャンプして、トスを上げる奴をやりたいという事?

「旭さんのサーブ練習も手伝いますから!」
そう言う西谷
「(おいていかれるわけにはいかないな!)」
旭さんは心の中に思う

「いいよ、やろう」
「よっしゃー!!」
それぞれが新たな技術を身に着けようとしている、か。

第一体育館では澤村・菅原・縁下・田中組が
繁心さんの見せる動画に注目していた

「これってブラジルの攻撃の動画?」
菅原さんが言う
「一斉に動き出した」

「確かに森然の攻撃がこんなんだったな」
澤村さん
「えっと…シンクロ攻撃」

今度は影山君と谷地ちゃん
谷地ちゃんがボールを投げ、影山君がトスを放つ
だが、落下地点であるペットボトルに当たらず、舌打ちをする影山君

びくりとする谷地ちゃんだが
「次、頼む」
影山君にそう指示をされ、
「はいっす」
返事をした

場面が変わって、烏養家ー
「こんばんわー!」
日向は練習をしにやってくる
「翔ちゃん」
子供たちにはそう呼ばれてるのか…

「おう、来たなちびすけ」
そう声をかけてくる烏養監督に
「あの、烏養監督。前から言おうと思ってたんですけど、
 俺”ちびすけ”じゃないんですけど…」

「へたくそはちびすけで充分だ」
こういわれてしまい、言い返せない日向だった。

練習が始まる
「おら行くぞ!ちびすけ」
烏養監督がボールを投げ、おばちゃんがトスを上げる

日向はなんとか、ボールをかすって相手コート内に入った
「全力で飛ぶことを意識むけろ!」
烏養監督のゲキが飛ぶ

もう一回、と他の人が日向にトスを上げると、
今度は見事にスパイクが決まった
ぱぁっと顔が輝く日向

「やれば出来るじゃねぇか。
 いつでも誰がセッターでも自分の意志でボールをさばける様になるんだ」
烏養監督がそういってくれる
「うっす!!」

またもう一回、とスパイクを打つが、今度はかすってしまう
「合わせようとするな!自分のタイミングで飛ぶんだ。
 ほかの誰でもねぇ、自分の意志で戦え」

「おねがいしやす!」
何回も何回もスパイクに飛ぶ

そして、また場面が変わり、月島と山口ー
「なぁ、ツッキー」
山口が声をかける

「じゃ、俺こっち。島田さんとこ、サーブ練習行ってくる」
月島が振り返ると、山口は言う
「あぁ、うん。じゃあね」

皆、それぞれ成長のために自主練習をしている。
ただ、月島だけがそれをしていなかった

この”わぉ~ん”が気になる(笑)
すげぇ、気になる
差し入れしてもらったのは分かった。

そして、ある日の日向の自主練-
ある人のトスがうまく上がらず…
「あっ、ごめん!短いかも」

それでも見事に日向はスパイクを決めた
おぉ! 日向凄い
「凄い!翔くん、ナイスカバー!」
褒める

「前はちょっと合わないと
 あわあわとなってたのに…」

「うるせぇな」

(笑)そっか、合わせられるようになったんだね

すぅっと落ち着いた目をして
「俺、今まですげぇセッターのおかげであんま考えなくても打てたけど、
 今は技術もくせも違うから空中で対処しなくちゃいけない。
ちょびっとだけ前より、ボールがよく見えるよ」
日向…。

「ちびたろう。ちょっとこっち手伝え」
烏養監督は言う
あっ、名前変わった。

「ちびすけからちびたろうになった。昇格した」
「昇格なの?」
まぁ、一応昇格なんじゃない?

日向は収穫をしている烏養監督の隣に座る
「明後日から東京だな」
ぽつりと烏養さんは言う
「音駒もくんだろ?」

「あ、はい。
 そもそも猫又監督が呼んでくれたって先生が」
日向は答える

「めんどくせぇ奴だが、バレーを見る目だけは確かだ。
 あいつが指導している選手も一筋縄ではいかねぇだろうな。
 いやというほど、もまれてこい」
「はい!!」

一方、影山も指定の位置にボールを落とせるようになってきていた。
「次!お願いします!」
影山君もどんどん成長してきてる

そして、合宿前の前の晩?武田先生からー
「さて、朝から晩まで練習できる夏休みに入りました。そして、明日から再び”東京遠征”!今回はまるっと一週間、長期合宿は春高予選前、最初で最後です。
 春高予選に向けて、悔いのないよう、チャンスをむさぼりつくしましょう!」

次回から東京合宿2回目ー!
そして、題名が「月の出」だ!
ツッキーの話がそろそろくるぜ!
兄が登場するのは”8話”だそうなので、まぁ次じゃないんだろうけど

次回も楽しみにしています!
ここまで読んでくれてありがとうございました!

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