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「そんなもん、プライド以外に何がいるんだ!」山口の叫びと月島の変化!第8話「幻覚ヒーロー」 感想 ハイキューセカンドシーズン

此花(このはな)です

今回はハイキューセカンドシーズンの第8話「幻覚ヒーロー」の感想を書いていきたいと思います

8話は月島君の過去編と山口の叫び、
木兎さんの言葉による月島の変化っていう感じでしょうか。
小さい月島君可愛かったなぁと、山口君の想いが伝わる回でした。

さて、本編の感想へ行きましょうか!
日向に言われ、一人月島くんのことを考える山口
初めて、月島と出会ったのは小学生の頃
公園で同級生にかばん持ちを押し付けられる時だった

「忠の顔ぶつぶつー!何でそんなにひょろっちいんだよ!」
ランドセルをぶつけられ、山口は転ぶ
「身体鍛えないとダメなんだから、おまえかばん係な!」

顔にランドセルがぶつかり、痛みで涙がにじむ
「うわ、泣く。すぐ泣くよ、こいつー」
うわぁ…いじめられてる山口くん

そんな所に通りがかったのが”月島”だった
月島の視線に気づく山口といじめっ子たち。
「何みてんだよ!」
強気な声でいじめっ子の一人は言う

「おい、6年生じゃねぇの」
こそっと隣のいじめっ子の一人は言うが、
「ちげーよ。3組の奴だよ」

月島はじぃーと山口達を見た後
「かっこ悪っ」
そう言い放った

その頃から月島君は月島君だ…。そして、背が大きい
一瞬、ポカンとするが、いじめっ子の一人が月島に引っかかる
「何がだよ!おい、待てよ!」

月島のカバンをつかむが、月島が振り返って背の大きさに圧倒される
「なに?」
この頃の背の大きさは強い…!
「だっせーんだよ!メガネ。ばーかばーか!」
大きく出れないいじめっ子に月島は笑う

「”かっこ悪。
 あの時ツッキーは俺を含めてそう言ったのかもしれないけど、そんな所より俺にとって脅威だった、いじめっ子に対して一人でそれが言えることがすげぇかっこよくてうらやましかった。こんな風になれたらいいと思った”」

”「山口は?月島になんて言う?」”
日向が言った言葉
山口はある決意を固めた。

場面変わって、体育館ー月島
「じゃ、お先です」
先輩たちにそう挨拶をする月島

「おう」
「おつかれ」
澤村さんと菅原さんが返す

「おーい月島。
 シンクロ攻撃の練習すっからちょっと付き合えよ」

田中さんが月島を誘った

そんな誘い方に月島がちょっと戸惑った顔する
「俺もまだいけるよ。
 ウィングスパイカー3枚になっちゃうけどいいだろ?」
そのタイミングで縁下さんがやってきた

「俺もタイミングつかんどきたいしさ」
そんな言葉に田中さんが
「なっ、まさか…レギュラーの座を?」
そういう

「いつまでもベンチ温めると思うなよ?」
縁下さんも気合入ってるなぁ…

「受けて立つぜ!
 大地さん、早くやりましょう!」
「ちょっと休ませろって…」

その隙に月島が体育館から去っていく
「お疲れ」
菅原さんがそれを見て、そう言った。

完璧に田中さんの頭から月島が抜けた(笑)

体育館から出て、月島は思う
「(たかが部活だろ)」

場面が変わって―宮城県中学バレーボール競技大会―
小学生の月島は兄の公式試合を見に来ていた

スパイクを決めた兄は月島に向かって、ピースする

月島は笑顔でピースをし返した

あまり見ない月島君の笑顔だな。
兄の前ではやっぱりこういう表情もするんだ

月島家ー
「兄ちゃん、高校はどこにするの?」

月島の質問に兄は
「烏野。最近じゃ白鳥沢に匹敵する強豪だ。
 高校で絶対全国行くぞ!」
と宣言する
その言葉に誇らしそうにする月島

時が進み、兄は烏野高校に進んだ
ある日の夜
「ただいまー!」
部活から帰ってきた兄に月島は玄関にやってくる

「また居残り自主練?」
「皆、レベル高くて負けてらんねぇんだよ。烏養監督厳しいし。
 でも!目指せ、一年でレギュラー入り」

「部員の数すごいんでしょ。
 入ったらかっこいいじゃん」
月島は言う

「母さん」
「おかえり」

「明日も弁当三食ね。朝練後と部活前用」
そんな食べるんだ…
「はーい。高たんぱく&低脂肪でしょ?」
「そうそう。よろしく!」

場面変わって、月島家のお庭ー
「今日、肉屋のおばさんにお兄さん、
 烏野のバレー部なんてすごいね、って言われた」
嬉しそうに月島は言う

「おう」
「兄ちゃん、明日試合でしょ?見に行っていい?」

「うーん、見られると緊張するからダメ」
兄にそういわれ、不満そうな顔をする
「えー」

「ねぇ、今ってポジションどこ?
 中学と同じ?」
「そうだよ」
兄は言う

「じゃ、エースだ!」
その言葉に兄の動作が止まる
「まぁな」
笑みをたたえて兄は言った
この時点でもうなんとなく予兆はあったんだな

「蛍はどうなんだよ。
 この前、少年団チーム入ったんだろう?」
聞き返され、月島はうっとなる

「レシーブ嫌いだ…」
ぼそっとつぶやいた
「最初は全然思い通りに飛ばないだろう?
 ちょっと構えてみ」

兄がボールを投げると、月島はうまくレシーブできない。
「蛍、腕で上げようとするなよ。しっかり腰を落として、
 全身で送り出す感じでやるんだ。ちょっと俺に投げてみ」

月島がボールを投げて、兄がレシーブを上げる。
そのボールは見事にバスケットボールのゴール台に入った
「すげぇ!」

「レシーブはすべての起点だからな。バレーはつなぎが命。
 周りの子たちと仲良くしてるか?」
その質問に目をそらして
「してるし」
月島が答えた

「うそつけ!」
頭にチョップされる
「その顔、バレバレだっつうの」
「ちぇー」
楽しいシーンだなぁ…兄弟間って

場面が変わって、
月島が少年団チームの練習にやってくると、一人誰かが体育館をのぞいていることに気付いた。
それに気づきながら、普通に体育館に入っていく

「あの!」
その誰かが山口だったのだが、月島に声をかける
「ん?」

「こないだはどうもありがとう!」
山口は月島に頭を下げる
「どっかであった?」
月島は覚えていない様子だった

そのことに若干ショックを受ける山口
「え、こ、公園で…」
そうつぶやくと、月島は思い出したようで

「あぁ。で、ここで何してんの?」
質問をぶつけてくる
「え、俺もスポーツやりたくて……
 野球もサッカーも怖そうな奴いたけど、ここは大丈夫そうだから…」
そっか…

「あっ!靴、かっこいいね」
山口が指摘したのは月島のはいている靴だった
「俺、まだ学校の運動靴だから」

「僕もおさがりだよ。
 来週、新しいの買うまで兄貴の」
兄もやってれば、そりゃおさがりになるよな…

「兄ちゃんもバレーやってるの!?」
「烏野高校っていう強豪でやってる。
 一応、エース的な?」
手を頭に置いて、ちょっと反応見ながら言ってるのがよく分かる(笑)

「強豪のエース!?かっけぇぇ」

「べ、別にそれほどでもないけど、
 中学からそうだし…」

めっちゃ嬉しそうな声…

「すっげぇ!!いつからやってるの?このチームだったの!?
 エースとかかっこいいぃ!」
物凄く誇らしそうしてる月島君、可愛いな

その後のある日、練習試合の夜―
「ただいまー!」
「今日の練習試合どうだった?」
兄が帰ってきて、月島がそう聞く

「おう、バッチリ。
 たくさんスパイク決めてきた」
兄はそういう。顔は見えない

「かっこいいじゃん」
そうほめる声に兄は動作が止まる

「パス練やろう!」
月島が提案する
「飯食ってからな」

少し時が経ち、小学校の教室
月島が山口を訪ねてきた
「山口、明日烏野の試合、見に行くけど行く?
 緊張するから見に来るなと言われてるんだけど、兄貴高3だから県内での試合最後なんだよね」

そんな言葉に
「行く!明光くんの試合初めてだ!」
山口はそう返した。

そんな話を耳にしたのか、他の生徒が声をかけてきた。
「月島の兄ちゃんも烏野バレー部?うちもなんだけど。
 月島家、ポジションは?」
ウィングスパイカー

「あぁ、うちも!選手層厚いから大変だよなぁ。
 試合出らんないなら強豪いくのも考えもんだわ」

「ツッキーの兄ちゃんは出てるの?」

不意に出た山口の質問にその生徒は
「は?うそ。最近も試合見に行ったけど、
 レギュラーに月島っていう名前の人いなかったよ?」
かちりと月島が固まった

「そんなわけないだろ。試合の様子とか
 いっつも聞いてるし勘違いじゃないの?」
一歩、前に出て月島は言う

「見れば分かるだろ」
他の生徒の言葉に
「あぁ。行けばわかる」
月島がうなづいた

そして、公式試合の日―
兄は試合には出ていなかった…

活躍しているのは”10番”(小さな巨人)
170cmそこそこにしかなく2年生でもある
「ほら!レフトは3年の川田君ともう一人は
 小さな大エースって呼ばれてる2年エースだよ!ここ一年ずっと!」

「もうわかったってば!」
山口がその生徒を止めにかかる
「見れば分かるよ…」

「俺の兄ちゃんだって…
 3年なのに試合出れてないんだよ」
悔しそうにその生徒もつぶやく

「(ガツーン。ドラマとか映画とかで血が飛び散ったり、首が吹っ飛んだりするよりこっちの方が断然衝撃的…)」

「(兄はコートになどいなかった…)」
そのタイミングで聞き覚えのある声が応援席から聞こえた。
聞こえた方向に顔を向けると

そこには兄がいた
「(かっこ悪い…)」

うわぁ、兄がついた嘘がばれた瞬間はショックだったんだろうな…。
でも、兄としてはあんなにキラキラしている弟にレギュラーに入ってないと言えなかったんだ。

場面が戻って、現代。
夜の合宿所を歩く月島
「(たかが部活の事だったのに、それを兄のすべての事かのようにあると思ってた。
 結果、兄に不要な嘘までつかせた)」

”「じゃ、エースだ!」
そう言った月島に
「まぁな」
と返した兄”

「(でも、兄も信じようとしていた。頑張ればそうなれると。
 なったからなんだ?そんなに必死になるようなことだったのか?)」

「ツッキー!!!」
大声で叫ぶ声が聞こえた
びくりとして、振り返ると山口が走り寄ってきていた
「なに?」

「ツッキーが昔からなんでもスマートにかっこよくこなして、
 俺……いつも羨ましかったよ…」
山口がつぶやく
「だから?」

「最近のツッキーはかっこ悪いよ!」
山口は叫ぶ

「日向は小さな巨人になるかもしれない。だったらツッキーが日向に勝てばいいじゃないか!日向よりすごい選手だって、実力で証明すればいいじゃないか!
 身長も頭脳もセンスも持ってるくせにどうしてここから先は無理って線引いちゃうんだよ!」
山口…

そんな山口の言葉に月島が口を開く
「たとえば、すごく頑張って烏野で一番の選手になったとして、その後は?万が一に全国が行くことができたとして、その先は?果てしなく上には上がいる。たとえ、そこそこの結果を残しても絶対に一番なんてなれない!どこかで負ける!」

「それを分かってるのに皆、どんな原動力で動いてるんだよ!」

その言葉に山口は自分が出た、試合の事を思い出す。
ピンチヒッターで出て打ったサーブが入らなかった事を

「そんなもん!」
がしっと月島の胸元をつかみ上げ

「プライド以外になにがいるんだ!」
山口は叫んだ

「まさか…」
月島がそうつぶやくと、山口ははっとして掴んでいた服を離す
「こんな日が来るとは…」

「え?」
月島はフッと笑っていた
「お前いつの間に、そんなにかっこいいやつになったの?」

その言葉に山口は戸惑う
「お前…かっこいいよ」
「(少なくとも僕がグダグダ考えているよりずっと…)」

月島君もグダグダと考えていることはかっこ悪いと思った。
山口の言葉に気付かされたのかな

「でも、納得はできない。
 ちょっと聞いてくる」
そう言って月島は向こうの方へ行ってしまった。

場面変わって、第一体育館ー
「なぁ、大地。
 月島、ほっといていいのか?」
菅原さんがそういう

「強制的にやらせたら
 自主練じゃないだろう?」
澤村さんが答える
まぁ、そうだけど…でもなー

「そうだけどさー」
うーんと言った様子の菅原さん
「俺は最初の3対3の時から、そこまで心配してないよ」
あぁ!あの時か

「でも万が一月島が辞めるなんて言い出したら、
 焦って止めるからそん時は手伝ってねー」
澤村さん(笑)

「月島がどう考えてるか分かんないけどさ、俺たちは発達途上もいいとこだし。
 才能の限界なんて分かんないだろ。もしそれを感じることがあったとしたって、それでも上を目指さずにいられない。理屈も理由も分かんないけどさ」
そうなのかもね…理由なんて分からない
「確かに…」

月島は第3体育館にやってきていた
一方、第一体育館ー谷地ちゃんと日向
「山口君が奇声を発しながら走って行ったんだけど、大丈夫かな?」
谷地ちゃんが心配そうに日向にそういう
「奇声って?」

「ツッキーィィィ!って」
谷地ちゃん、山口君の言い方に似てる
「おぉ、月島の所に行ったのか」

「何かあったの?」
谷地ちゃんが聞く
「うん、月島の事気にしてた」
「そうか…」

「月島ってさ、かっこ悪いこと絶対にやらないじゃん。
 テストで失敗とかしないし、なんでもシャッとやるじゃん。シュッって」
「うん…(シャッとシュッの違いとは…)」
(笑)私も分からない…

「だから大丈夫だと思うんだよね。
 バレー上手いのとバレー下手なの、どっちがかっこいいのかなんて、決まってんじゃん」
確かに!

場面戻って、第3体育館ー
急に現れた月島に
「おや?おやおや~」
「おやおや~?」
木兎さんと黒尾さんがにやにやしてるんだけど…(笑)

「聞きたいことあるんですが、いいですか?」
「「いいよー」」
何なの(笑)お二人さん

「すみません、ありがとうございます。
 お二人のチームはそこそこの強豪ですよね」
月島の言葉にピキッとなる黒尾さん
「まぁね!」

「全国の出場はできたとしても、
 優勝は難しいですよね」
その言葉に木兎さんがキレた

「不可能じゃねぇだろ!」

「まぁまぁ、聞きましょうよ。
 仮定の話でしょう」
赤葦君がいさめる

「僕は純粋に疑問なんですが、
 どうしてそんなに必死にやるんですか?」

「バレーはたかが部活で将来、履歴書に学生時代部活を頑張りましたって
 書けるくらいの価値なんじゃないですか?」

「たかが部活って」
怒ったような声で木兎さんが言いかけ
「なんか人の名前っぽいな!」
ずこっとなったわ!木兎さん

「おー!たかがのぶかつ君か!
 って違えーよ!たかが部活だよ!」
ノリツッコミすんな!
「あぁ!そうか。人名になんねぇーおしかった!」

凄く冷めた目で月島君が見てるんですけど…(笑)
「突っ込んだ方がいいですか?」
月島君が赤葦君に聞く
「いいよ。キリがないから」
いつもの事なんですね(笑)まったく…

「あー!メガネくんさ」
突然、木兎さんが言い出す
「月島です」

「月島君さ、バレーボール楽しい?」
木兎さんが聞く
「いや、特には…」

「それは下手くそだからじゃない?」
うぉ、直球(笑)
「俺は3年で全国にも行ってるし。お前よりうまい!だんぜんうまい!」
ピースサインを出しながら言う木兎さん

「言われなくてもわかってます」
ちょっと不満げにそういう
「でも、バレーが楽しいと
 思えるようになったのは最近だ」

その言葉に驚く月島君

「ストレート打ちが試合で使い物になるようになってから。
 元々得意だったクロス打ちをガンガンブロックに止められて、くそ悔しくてストレート練習しまくった!」
へーそんな経緯が

「んで、次の大会で同じブロック相手に全く触らせず、打ち抜いたんだ。
 その一本で俺の時代来たー!くらいの気分だったね!」
すぅっと目つきが変わる。ぞくりとするオーラ

「それがあるか、ないかだ。将来がどうだとか、次の試合で勝てるかどうかとか!
 ひとまずどうでもいい」

「目の前の奴をぶっ潰す事と!
 自分の力が120%発揮された時の快感がすべて!」

こういう所があるから、好きな人多いんだろうなーかっこいいもん

「まぁそれはあくまで俺の話だし!誰にでだってそれが当てはまるわけじゃねぇだろうよ。お前が言う、たかが部活っていうのも俺は分かんないけど、間違ってないと思う。ただもしその瞬間が来たら」

「それがお前がバレーにハマる瞬間だ」

これが木兎さんの言葉かー
うわぁ、本誌見たい!ハマる瞬間

「はい!質問答えたから、ブロック飛んでね」
木兎さんが言う
「え」
「はいはい。急いで急いで」
(笑)結構いいこと言ってもらったのに…なんだろう。罠に捕まった感は…

場面変わって、第一体育館ー
「あっ、山口君戻ってきた」
谷地ちゃんがそういう

「山口―!月島は?」
日向がそう聞くと
「音駒と梟谷のダブル主将に捕まったっぽい」
山口は答える

「何!うらやましいー俺も行こうかな…」
日向も確か来るような気がするんだけど、まだ先なのかな
そうやって、日向がうなっていると

「日向はさ。ツッキーはライバルだと思う?」
山口がつぶやく
「当たり前だろ!同じポジションだし、
 俺にないもん全部持ってる!絶対まけねぇ!」
日向はちゃんと月島のことをライバルだと思ってくれる

「練習―!」
日向は自主練している先輩方に入っててしまった
隣にいた谷地ちゃんが話しかける

「日向と月島君がライバルなら!」

「太陽VS月だね!」

「”日”向と”月”島だから」
結構最初から逆だなとは思ってたけど…ここでくるんだね

「そっか。そうだね…」
山口はちらりと日向を見る
「そうなるといいな…」
月島君がそう思ってくれるといいね

そして次の日、梟谷との1セット
烏野は木兎さんのスパイクに苦戦していた
繁心さんはタイムアウトを取る

「4番のスパイク、止められなくても手に当てるだけいい」
「「「「はい!」」」」
繁心さんの指示に返事をする

「そっか。止められなくても手に当てれば
 勢いが弱くなるってことですか」
隣にいる潔子さんに谷地ちゃんは聞く

「そう。ブロックの目的は基本的に2種類で手に当ててレシーブをしやすくするためのソフトブロックと完全にシャットアウトするためのキルブロックがあるの」
なるほど。

「キルって…殺すの、キルですか?」
「そう」
潔子さんはニヤリと笑う
「ひぃー」
(笑)谷地ちゃんの反応面白いな

「止めなくてもいいんですか?」
月島の一言にみんなの視線があつまる
「いいや。ドシャっと出来んなら願ったりかなったりだ」

私も思わず、えっ?なった。
そんなこと言う人じゃないからなぁ

ブロックをする前、月島は黒尾のアドバイスを思い出していた
”「まずは意識しろ。指の先まで力こめろ、絶対に吹っ飛ばされないように。で、手は上じゃなく前にだせ。前にだ」

「そんでうるせぇ梟を黙らせろ!」
「やってみろー!」
ベーと木兎さんが舌を出す”
この人らのやりとり吹くんだけど(笑)

「(えっと、触ってボールの勢いを弱めるのがソフトブロック。
 スパイクを完全に殺すためのkill(キル))」
メモる谷地ちゃん


その瞬間、月島君の様子が違った
木兎がそれを見て、避けたように見えた

それはフェイントになって、梟谷の得点となった
「うわぁ、今の絶対強打で来るように見えましたよ。
 まさかフェイントだったとは。流石全国エースですね」
武田先生が驚いたように言うが、隣の繁心さんは驚愕の顔だった

と言っても、木兎さんの方じゃなくて月島君の方だろうな、繁心さん
烏野の人たちも気づいてた。

「木兎さん、今逃げましたね?」
赤葦に言われ、ドキリとする木兎さん

「逃げたんじゃねぇ!よけたんだ!上手に、よけたんだ!」
木兎さん…(笑)
「油断…」
チームメイトにも突っ込まれる

そんな様子を黒尾さん、すごく悪い顔してる(笑)
してやったりだな!

そして、猫又監督も
「いやぁーこれはまた」
月島はちらりと日向を見て、戻っていった。
「やっかいなヒナ鳥が殻を破り始めたかな」

「太陽VS月?」
それを見た谷地ちゃんがそうつぶやく

やっぱり、山口の言葉があって木兎さんの言葉があったからこそ
のあの変化なんだよな
本誌が物凄く見たい気分された1話でした。

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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