此花のアニメ&漫画タイム

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2mVS162cm!果たしてどちらが勝つ?第13話「シンプルで純粋な力」 感想 ハイキューセカンドシーズン

此花(このはな)です

今回はハイキューセカンドシーズンの第13話「シンプルで純粋な力」の感想を書いていきたいと思います

13話は全体的に角川戦のお話。
題名の言葉の意味が敵側の方だったので、ちょっとびっくりしました。
やっぱり新型速攻が来たー!展開が楽しかった。影山君の調子の良さも印象的

最後の条善寺高校の人たちの絡みが見てて楽しかったです。
めっちゃ軽い(笑)


さて、本編の感想へ行きましょうか!
試合前の練習で改めて背の脅威とスパイクの威力を感じた谷地ちゃん
「近くで見たらすごかった…」
2階の観覧席で烏養さんの教え子たちにそう伝える

角川学園―監督
「百沢くん、今日も調子いいみたいだし。
 いけるいける」
「うっす…」

「見た感じ、高さでお前にかなう奴、
 今日もいないもんな」
そう百沢にリベロである南田がそう言う
「うっす…」

「またルールわかんなくなったら聞けよ」
「流石にルールは覚えました」
ってことは百沢さん、初心者かー

「3番と9番のサーブは見ての通りなので、とにかく上に上げてカバーしましょう。向こうはあの青城を苦しめたチーム。ですが、関係ありません。自分たちの強みを生かして、戦うだけです」

個人的には…あの緑間君に似てるなぁと思った(笑)
黒バスを見てる人は思っただろうなぁ

試合開始のあいさつを終え、一方、烏野―
「(この試合に勝てば、一次予選突破)」
「(相手が2mだがなんだろうが)」
「「「「(絶対に勝つ!)」」」」

一番最初は烏野のサーブで、角川の攻撃となるが
「あえてのド直球の真っ向勝負!」
百沢へとトスをあげた

「まずはエースの一発で景気よくってか」
その攻撃を前監督・烏養さんはそう評す

目の前にはブロック3枚。だが、角川の心境は
「(まぁ、あんま関係ねぇか)」

ブロックのさらに上から百沢はスパイクを放つ
「「「(上から…!?)」」」

うわぁ…高っ!これは止められない
「完全にブロックの上から打った…」
菅原さんも驚きを隠せない
これではブロックの意味がないと観客席

試合は進み、百沢のスパイクで崩された烏野は田中さんがトスを上げる
日向がジャンプ!
「(打てば捕まる…!)」

スパイクではなく、フェイントに切り替える日向

だが、それさえも百沢に止められた
凄い…容赦ない高さの威力

それを見る武田先生と繁心さん
「なんという高さ…」
「普通ならブロックの上を越えてくはずなんだが…
 やっぱえげつねぇな」
うん、あれはえげつない

フェイントを止められたことを謝る日向
それを横目に見ながら、角川の選手・古牧は
「いいですね百沢。あの10番がどんなにおかしな動きをしようと、
 ブロックの時はボールだけを追えばいいです」
「うっす」

まだ新型速攻を見せてないし、体感してないチームだし
そういう指示をするのも分かるかな

そんな2mの百沢との試合
「(ギャラリーが増えたなぁ…)」
谷地ちゃんは思う

「うわぁ…大きい」
現れたのは女の人
「おぉ!美加子先生」

「あ、大野屋さん。こんにちは」
美加子先生と呼ばれた、驚いたように言った
このおじいさん、大野屋さんと言うのか

「うちのご近所さんでな。
 中学でバレー部の顧問をやってるみかこ先生だ」
大野屋さんが烏養さんに紹介する

と思ったら、違った大野屋さんじゃなくて、高橋源五郎さんっていうのか。
でもまぁ…大野屋さんでいいや

「相手校の選手、凄い背が高いですね。私のチーム、小さい子ばかりで。
 どうしても小さい方のチームに同情しちゃいます」
美加子先生は言う

すると、大野屋さんはちっちっちっと言う
「心配ご無用。あの烏野の10番はでかい奴なんてものともしねぇぜ
 な?烏養先生」

「武が悪いのは確かだ」
ばっさりと烏養さんに言いきられてしまう
「え!?」

「高さとかパワーとか、シンプルで純粋な力ってのは一定のレベルを超えてしまうと、とたんに常人を寄せ付けないものになってしまうよな」

「少なくとも、真っ向勝負ではな」
烏養さん、怖い(笑)

一方、烏野ー
日向は影山の指を確かめる動きを不思議に思う
「なんだよ?エロおやじみたいな手の動きして」
日向(笑)えっ?

「あぁ?」
ギロりとにらまれ、日向はすぅっと後ろに下がる
影山はすぐに指先に視線を戻してしまった
「(やっぱり…いつもより指にボールがしっくりくる)」

前回の試合から調子よさそうだもんね、影山君

場面は試合へ戻り、烏野は高さの上では百沢に勝てない状況
ボールがネット上へと上がると、日向がボールを取りにジャンプするが、百沢に簡単に押し込まれてしまう

角川のミスで烏野にやっと一点が入った
だが、観客たちは
「角川なんて聞いたこともなかったけど、一気に名がしれたな」
「完全にあの2mのおかげだけどな!」
「ワンマンってやつか」

その言葉にギロリと角川の選手が睨む
「「(やっべ!!聞こえた!?)」」
(笑)体育館の入り口付近で話してるからだよ

「そんなことは分かってるつーの!」
にらんだ選手はそうつぶやく
「知ったこっちゃねぇわ」
リベロの南田は言う
「あぁ!?」

「ほれ、9番のサーブくるぞ!一本で切る!」
南田は言う

9番…影山のサーブが放たれるが、なんとかリベロの南田が上げた!
「おーらい
 (ボールさえ上がれば…全部チャンスボールなんだよ!)」
トスを百沢へとあげ、百沢はスパイクを決めた

「なるほど…これは止められないわ…」
その百沢の攻撃に西谷と澤村さんが目配せをする
それを見て、繁心さんがタイムアウトをとった

そのタイムアウトの判断に2階席の観客たちは2mの百沢に烏野は手も足も出ないと感じたようだ
「(そんなことあるもんか…)」
悔しそうにする谷地ちゃん
まだあの速攻見せてないもんな、日向は

一方、角川学園ー
絶好調の百沢を褒める稲垣
「初公式戦でこの活躍はすげぇぜ百沢」
「うっす…」

その横でリベロの南田が
「気にすんな」
「え?」

「よそにエースがいると同じにうちには”百沢”がいる。百沢が活躍するってことは、俺たちがつないだってことだ。影が薄かろうともな」

「だから……どうだ。うちの百沢すげぇだろ?
 ってドヤ顔すればいいんだよ」
さっきの会話の続きだね、良い関係性

「そうですね」
古牧さんが言う
「俺たちは百沢を生かすための仕事を全力でするだけ。
 ワンマンと言われようと、それが俺たちの勝つためのスタイルです!」

百沢はちらりと162cmの日向を見る
「どうした?」
稲垣がそう聞く
「あの10番、あの身長で必死で飛んでるのに
 なんか可哀想だなって」

「おい、嫌味か?」
「あ、いや…」
嫌味で聞いているわけじゃなかったのはまぁ、雰囲気で分かる

「まぁ確かに、身長のせいでバレー始めて
 半年もたたない百沢に勝てないもんな。残酷な話だ」
それは否定しないが…でも勝てる方法はある

「バレーってパスとか難しいけど、なんつーか…単純ッスね」
今の状況からすれば、そう思うわな

一方、烏野ー
「どんなに飛んでも、上から打たれるの。
 どうしたらいいですか!」
真剣に日向が聞く

「翔陽。空中戦だけがバレーボールじゃないぜ!」
西谷がキリっとした顔で言った
不思議そうな顔をする日向

「気づいたことがある」
澤村さんが切り出した
さっきの目配せの話か…

そして、次の百沢スパイク、攻撃場面ー
ブロックに入る日向は澤村さんが言った言葉を思い出していた
”「前の試合、アップ、そんで今、おそらく角川の9番はコースのうちわけが出来ない」

「身体の向きそのまま、クロス方向にだけ打ってきてる」
西谷が言う

「練習見た感じ、あの9番はまだバレー始めて間もないな」
と、繁心さん
「あのリエーフみたいな感じですか?」
日向が聞く

「ただ、リエーフほどのスピードや器用さはない。
 逆に言えば、角川の9番はそれだけで他を圧倒できる身長ってことだけどな」
つまり、身長だけで勝ってきたって感じ?

「だから、あの9番が打ってくるときはストレートを捨てよう」
澤村さんは言った

場面が戻り、百沢のスパイクは西谷が見事にとった

烏野の攻撃、日向は斜めに飛ぶ
「斜めに飛ぶ奴!」
きらっと烏養の教え子が叫ぶ

だが、百沢はそれすらもついてきた。
それを日向は避けて、ふわりと浮かせて、相手側のコートへ落ちた
あの身長と手足が長いし、斜めにジャンプすれば届くわな

「やったー!」
「なんとかかわしてだったけど…ね」
谷地ちゃんは言う

「すげぇぜ、烏野!あの2mの攻撃にきっちりと対処してやがった!」
「次は攻撃を決めるかだな」
烏養さんがそうつぶやく

烏野では影山が不思議な動きをしていた

「今日は……なんかいい」
そう言って、澤村さんの所へ駆け寄る

「澤村さん!今日はなんかいい感じなんで
 新しい速攻やっていいッスか?」

ひどく興奮した様子の日向
(笑)どんだけ速攻やりたいんだ…

それを見て、2階席の烏養の教え子は
「うちの犬、腹ペコの時に餌を見せると、あんな顔する!」
(笑)日向へのたとえ方

試合は田中のサーブでスタートする。
角川の攻撃、西谷がボールを上げ、烏野の攻撃!
百沢は古牧の言葉を思い出していた

”「あの10番がどんなにおかしな動きをしようと、
 ブロックの時はボールだけを追えばいいです」”

「(ボール…だけ…)」
その瞬間、影山がトスをあげて日向はスパイクを打った!

まさしくスピードで勝ったって感じだ


「(ふふん、今までのちょっと違うんですなぁ…)」
谷地ちゃん、顔(笑)
「ヤッチー顔変だよ?」

「おそらくこの予選ダントツの最高身長201cm。
 そいつをもっとも翻弄するのは162cmかもな」
烏養・前監督は評する

”「バレーってパスとか難しいけど、なんつーか…単純ッスね」”
そう思っていた百沢

「(どこがだ!俺は201cm、こいつは162cmだぞ!何でこいつは俺の上にいる!?)」

日向が百沢の上からスパイクを打つ
見事に決め、喜びを現す
「うぉー絶好調か!絶好調なのか、影山君!」
「お前らうるさい!」
澤村さんは叫ぶ

(笑)影山君絶好調
高さよりスピードの方が勝つ!よっしゃ!

その様子を見た武田先生と繁心さん
「速攻が決まるようになれば、いつもの烏野だ」
武田先生は言う

「いやいや先生。それは少し前までの烏野だぜ?」
ニヤリと笑った

次は烏野の、日向がサーブ
ふと、相手の方を見ると、百沢が他の選手に守られていた
「(凄い端っこにいる。サーブで狙わせないためだって、
 菅原さんが言ってたな…)」

「(まぁ俺に狙う技術ないけども!)」
(笑)日向…

「攻撃だけに専念するスパイカーは珍しくないですけど…
 角川の場合は9番が他のメンバーに守られているって感じです」
縁下さんがそう言う
まぁ…仲間に支えられているのは間違いないんだろうな…

「9番が後衛に下がると、ほっとします」
武田先生は言う
「油断禁物だぜ先生」

そう言った瞬間、百沢のスパイクが日向に直撃!
「ですよね!」
ビビりながらも武田先生は言った
(笑)タイミング良すぎ

ボールは角川のコートへ戻ってくる
直接、叩き込める状況
「とはいえ、9番が後ろに下がっている間、空中戦は」

「こっちが上だぜ」
月島君がブロックした
思わず、ちょっとテンションあがった

試合は進み、烏野のセットポイント!
あと一点!と騒ぐ中、烏養さんの教え子は聞く
「先生!翔ちゃんもあの速攻もファーストテンポなんですか?」

「テンポの事はちゃんと覚えてるか?」
「はい!
たかーく上げたトスに合わせて余裕をもって助走を始めるスパイクが3rdテンポ」

「トスが上がるのと同時に助走を始めて打つのが2ndテンポ」

スパイカーが先に助走に入ってきて、
 そこにトスを合わせるのが1rdテンポ」

教え子たちは説明する

「ブロックに勝つという事はブロックよりも高い打点で打つということ。ちびたろう対2m!より先にてっぺんに到達したものが勝者。
ちびたろうのあの速攻は厳密には1rdテンポではない」
え?そうなんだ…

「セッターがトスを上げる時点でスパイカーが助走、および踏み切りがすでに完了している状態」

「minus(マイナス)テンポだ」
マイナス!?それは凄い

これにて第1セット終了ー
「「マイナステンポ!」」
言った同時に試合では影山と日向の新型速攻が決まった
「まねしようと思うんじゃねぇぞ」
烏養さんは言う

「え?なんですか」
「あんなとんでもな芸当ができるのはあのコンビの攻撃だけだからな」
それほど凄い速攻なんだと再実感

場面が代わり、日向と影山
「なぁ、試合前お前が”本気でビビってんのか?”って言ったの、
 今日速攻が上手くいくってわかってたからか?」
日向は影山に聞く

「いや。まぁ、いつもより調子がいいなとは思ってたけど」
影山君は答える
「じゃ、なんでそんなこと言ったんだよ」

「だってお前、東京でみっちり練習したんだろ。速攻以外の事も」
その言葉にはっとする日向
技術は向上したよね、日向

「まぁ、最初のフェイント、あっさり止められてたけどな!」
ニヤリと笑う影山君
「うっせぇーな!」
(笑)あれは状況的にしょうがないわ…

一方、角川学園側―
「10番にむやみに飛びつくより、他を堅実に止めましょう!」
古牧が指示を出す
「だな!」

「烏野の10番がブロックの手に負えないのは確かですが
 それは百沢も同じです!」

すると、百沢が
「点取り合戦っスね」
気合入れた顔で言った

第2セット開始!
烏野は最初の一点、百沢に取られてしまう
「とられたら2倍取りかえすぞ!」
澤村さんが言う
「おう!」

「その為に武器を増やしてきたんだからな」
こういう時に活躍だぜ!

場面が代わり、2階席(烏養さんたちと谷地ちゃん)
「先生、もし僕があんなに大きい相手と戦うとき、翔ちゃんたちみたいな攻撃が出来なきゃ勝てないの?」
そう烏養さんに聞く

すると、笑いだした烏養さん
「そんなわけあるか。
 単体で勝てないなら、数を増やせばいい」

そう言うと、試合では烏野の”シンクロ攻撃”が始まった
「あっ!四人同時に動きだした」

「1rdテンポのシンクロ攻撃!」
打って決めたのは”田中さん”だ
見事に決まったな

悔しそうにする角川学園の古牧
「(10番だけでもやっかいなのに…)」
「取り返します」
百沢の声が聞こえた

はっとする古牧
「俺に出来ることはそれだけなんで!」
百沢は言った
そんな言葉に角川の皆は顔を見合わせてうなづく

試合は進み

「角川の9番…
 相当消耗しているはずなのに迫力は増す一方だぞ」

繁心さんはそう評す

「(俺が素人に近いのは事実。
 でも…!点は取れる!)」
百沢はスパイクを放った

そのボールは烏野にレシーブされるものの、角川コートへと戻ってきた
「(技巧なんか関係ない!もぎ取れ!叩き落す!)」
もう一回!百沢はスパイクを放ち、見事に決まる
角川に得点が入った

それでも烏野のマッチポイント
2階席の観客たち
「烏野のローテ、
 ブロック低いから角川が追いつくチャンスだぜ」
そう話す
それって、逆を言えば日向が前衛にいるって事じゃ

場面は烏野コート内ー
「普通の身長でも2m相手じゃ
 ちびに見えるよなぁ…なんてこと言われてそうだ」
澤村さんがぼそっと日向と田中さんに言う

「「なんだと!?」」
二人は2階席の観客の方に向く
「聞こえた!?」
「なわけねぇあるか!」
(笑)なんだこのやり取り

「いいか、止められないなら受けるぞ」
澤村さんが言う
二人はうなづいた
つまり、上にあげるってことか。

影山のサーブでの角川の攻撃。百沢にトスがあがる
「まだだ!少しためろ」
澤村さんは言う
「壁が無理なら!」

「皿だ!」
ブロック3人はソフトブロックでボールを上げた

「ソフトブロック!」
それを見て、谷地ちゃんが叫ぶ
なるほど、勢いが強いなら勢いを弱めて自分コート内に持ってきた方がいい

そのあげたボールを旭さんが上げ、
田中さんが日向にトスを上げる
「(速攻じゃないのなら、俺の勝ちだ!)」
百沢はそう確信する

その瞬間、日向は木兎さんの言葉を思い出す
”「床に叩きつけるだけがスパイクじゃない」”

日向は上に向かってブロックに当てた!
うぉぉぉ!凄い試合でやった

ブロックに当たったボールはコート外へ落ちる
これにて、試合終了
烏野の勝ちだ

「やった!フジクジラいなくても勝てた―!」
谷地ちゃんは叫ぶ
「ふじくじら?」
(笑)前の日向の背かー

そのプレイを見た烏養さん
「(ブロックアウト…?まぐれか?狙ってやったのか?)」


「(速攻以外で得点、とった!)」
ガッヅポーズをする日向
おめでとう!日向


「日向、やったな!」
旭さんが日向を上げてる(笑)
「第一次予選突破だぞ!」

一方、角川
「稲垣さん!」
百沢が稲垣さんを呼んだ
「ん?」

「バレーが単純って言ったこと」

「取り消しますね」
悔しさがあふれた顔で百沢が言った
これは来年が怖くなりそう…

烏野の繁心さんと武田先生
「角川とあの2m……本当に怖いのは来年からだぞ」
うんうん、私もそう思う

場面が代わり、帰る準備を終えたころ―
「「潔子さん!荷物お持ちします!」」
西谷と田中さんが潔子さんに言う
(笑)相変わらず…

「もうだいたい持ってもらったから」
潔子さんに言われてしまう
「おい、行くぞお前ら」
澤村さんの声がした

「あ!私、最後に忘れ物がないか見てくる。
 仁花ちゃん先に行ってて」
「はいっす」

そのバスまでの通り道―
「ったく…攻撃が達者になってもレシーブは相変わらずくそだな!
 ほぎゃってなんだよ。ほぎゃって」
影山が日向に言う

「一応あがっただろ!」
反論する

「ほぎゃ!」
「ほぎゃ!」
西谷と田中さんがからかう

すると、後ろにいた縁下さんが
「そういえば、お前ら夏休みの課題は大丈夫なんだよな?」
そう言った
「「ほぎゃ!!」」
西谷と田中さんが叫ぶ

(笑)うまい、縁下さん
それを見た山口君と月島-
「縁下さん…つえぇ」

立ち止まって手のひらを見つめる日向に谷地ちゃんが不思議そうに声をかける
「日向、どうかした?」
「これでやっと…
 大王様やウシワカジャパンと同じ土俵だ!」
そうだね

「あっ!弁当箱忘れた!」
急に大声を上げた日向
忘れ物したの…びっくりした

体育館に戻ってきた日向が見たものは

潔子さんがガラの悪い奴らに絡まれている所だった

「(うわぁ…怖そうな人だ!
 田中さんも、のやっさんもいっちゃったのに…)」

「すみません」
「じゃ、読み取るからさ、携帯貸してよー」
ヤンキー風?が電話番号を聞こうとする

だ、大丈夫か?日向(笑)
ずさっと潔子さんの前に入る

そして、日向は潔子さんを帰らせようとする
「すみません!それ、俺の弁当箱!行きましょう」

しかし、日向の首根っこ掴まれて止められてしまう
「待て待て!」
ひょいとどこかにぽいっとされる日向(笑)

「まだ話の途中じゃん♪スマホ?まだがらげー?」
話を続けようとする一人

「あの!」
大きくジャンプした

それに驚く
「(なんだあのバネ!)」
日向のユニフォームに目をやる
「(烏野?)」

「清水先輩はうちのマネージャーなので!
 あの、あの!」

「お前らが倒したのか!2m」
ずいっと日向に目線を合わせる
「え?は、はい…」

「あーあ、俺も2mと遊んでみたかったのになー」
「遊ぶ?」

「試合は超楽しい遊びだろ?」
その人は言う
「あ、あの、一次予選突破した人たちですか?」
日向が聞く

「一次?俺たちは一次予選、出てませーん」
「お、インターハイ予選ベスト8以内?」
「あー4だったかな」

「ベスト4!?」
驚く日向だが、その人は日向の頭に手を置いて
「じゃあな。代表選で当たったら楽しく遊ぼうぜー」
去ってしまった

「清水先輩の電話番号はもういいのか…よかった」
ほっと息を吐く日向
「完全に日向に興味が移った風に見えたよ、なんかごめんね。
 ありがとうね、はい忘れ物」

ネコの柄に包まれた弁当箱を渡される
慌てて自分の後ろに隠す日向
「このお弁当の包み可愛い」

潔子さんにそう言われてしまい、否定する日向
「これは夏……妹のであって、決して俺のでは…!」
(笑)そういう所は日向にもあるんだね

一方、外にいた烏野
見に来ていた条善寺高校を通りがかった
キッとにらむ条善寺の連中に田中さんと西谷が睨む

「なに見てんだ…!!」
言おうとしたとき、後ろの澤村さんの雰囲気に固まる二人
口笛でごまかした(笑)

「おまたせしました!」
ようやく日向と潔子さんが現れる
「おっせーボケッ!」

「「潔子さん、御無事で何より!」」
西谷と田中さんが揃って言う
「忘れ物は見つかったか?」

「可愛い包みの…」
潔子さんが言おうとすると、日向がとめる
「あぁー!言わなくていいです!」

(笑)知られたくないんだな日向
次回予告「育ち盛り」
あの、及川さんと岩泉さんのキレ顔はなに(笑)?
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ここまで読んでくれてありがとうございました!
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