此花のアニメ&漫画タイム

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降旗君の初めての試合出場はまさかの”準決勝”!?第58Q(3期8話)「真の光」 感想 黒子のバスケ

此花(このはな)です。

今回は黒子のバスケの第58Q(3期8話)「真の光」の感想を書いていきたいと思います。

58Qは勢いを増す海常のペースを抑える為に、降旗君が入る話と試合会場にいない、青峰と桃井ちゃんの話です。
いわゆる、ポエムみたいなことを青峰君が言う話です。
降旗君の活躍回はすごくよかったなと思います。

マジで不安でドキドキした…。
降旗君大好きになったよ、この回!
あ、あと伊月先輩の新技!
(見たのに、すっかり記憶から忘れてた…。伊月さんごめん。
 青峰のポエムがインパクトがでかかった(笑))

さて、本編の感想へ行きましょうか!
前回の振り返りで、黄瀬君のパーフェクトコピーで海常の猛攻が止まらない。
必死に海常を止めようとするが、黄瀬を止められない。

最初は青峰くんと桃井ちゃんのデート?場所が出るんだけど…
これって喫茶店?
青峰の描写から黄瀬くんの描写に変わったから、試合描写に変わるけど。

青峰、緑間、紫原、キセキの世代のコピーを黄瀬は立て続けに攻撃をする。
それを誠凛は止められない。13点差までになってしまう

「(キセキの世代をいっぺんに相手しているようなもんだ。やっべ…マジ手がつけられねぇ。しかも、まだ3分…パーフェクトコピーの持続時間からいって
 あと2分、これが続くのかよ…)」

息を切らしながら、火神はそう思う。
火神はそう思っているわけね、でもそんな簡単に全部出しきらないと思うけど…。

「あぁ、しんど…。とりあえず、ちょっと休憩ッス。
やっぱ、あの人らのコピーはしんどいッスわ。始まってすぐ、ぶっ倒れるわけにはいかねぇし…。試合はまだまだこれから、お楽しみは後にとっとかないとね。
 けどまぁ…目的は十分果たせたっスよ」

黄瀬君もやっぱ、大変なのねキセキの世代のコピーは

「主導権もらった!」
初っ端にこうなっちゃうと…誠凛厳しいよな…。

「最悪だ…」
日向先輩は言う。
先攻逃げ切り形ができなかったから…
精神的に辛いよな誠凛

それを見ている、むっくんと氷室さん。
「あらら…いきなりやられたね。でもさ、確かに黄瀬ちんのパーフェクトコピーは凄いけど、終盤もう一度使うにしても、残り2分減ったんだし。結局早いか、遅いかってだけじゃん」
むっ君は言う。

「いや、そんな単純な話でもないさ。試合には流れってものがある。奇襲は成功した。
 その効果は続く。おそらくそれこそ、海常の本当の狙いだ」

氷室さんはそう言った。

ここから、氷室さんが言った通りに誠凛のミスが目立ってくる。
初っ端早々、海常に13点差をつけられ、焦る誠凛

本来は誠凛側が逃げ切りをしたかったものの、
予想外の”パーフェクトコピー”でその作戦が崩れてしまった。
だからこそ、余計に焦っている。そのせいでミスが連発。

「連続で攻撃失敗」
「むろちんが言ってたの、こういうことね」

むっくんと氷室さんが会話をする。

「完全に浮き足立ってしまったな。おそらく、誠凛は当初、先攻逃げ切りを目指したはずだ。ところが実際は予想外の奇襲をうけ、先攻どころかかなりの大差をつけられてしまった。一刻も早く、点差を縮めたい。だが、焦りは攻撃を単調にし、ミスをよぶ。
 このままだと、攻撃はから回る一方だぞ…」

そんな誠凛メンバーの様子を見て、カントクは動き出す。
「メンバーチェンジ。
 降旗君、出番よ」

そういった。
思わず、絶句する降旗君
こんな展開で入れられたのか…、と一人で納得してた(笑)

「伊月君!」
伊月君とメンバーチェンジらしい。
降旗君、ポイントガードなんだ。改めて、気づく。

「(落ち着け、落ち着け、落ち着け。
 ずっと願ってきたじゃないか…)」

必死に落ち着こうとする降旗君。

回想ー
「火神や黒子はいつも、試合出てるからいいけど、
 俺たちだって…たまには試合に出たいっつか…」

以前、火神と黒子にそういった、降旗君。

「(ようやく…その日が来たんだ! 
 大丈夫!)」

意を決して、コート内へと一歩踏み出す。

「!(コートに入ると、全然違う…。
 黒子も先輩達もこんな中で、プレーしてたのか!?)」

その決意はいっぺんに崩れ、頭の中はパニックだ。

そんなパニックの降旗君に伊月が声をかける。
「頼むぞ。マーク4番な」
歩き方がかくんかくん、だよ…。不安すぎる…(笑)
返事が出来てないぞ…。

そんな様子をみて、黄瀬君は
「(まさか…ここまで隠してきた
 秘密兵器?は…ねぇか)」

(笑)相手チームから見ても、そう見えるのね…。

がちがちに緊張している降旗君に火神も声をかける。
「監督の考えはわかんねぇけど、
 とにかく頑張ろうぜ!フリ」

「頑張ろうぜ? なにそれ、おいしいの?」
おいおい、降旗君?本当に大丈夫か…?

そして、黒子も声をかけるが…
「頑張りましょう。降旗君」
無視される。
「…あれ?」
まさかの緊張し過ぎて、黒子が見えてない!?

「黒子の姿も見えていない…」
「マジ大丈夫なのか?」
すげぇ心配されてる…。本当に大丈夫かな…。

降旗君は4番の笠松先輩の目の前までくる。

「なんだ? 出てきたの、
 がちがちの1年坊かよ」

「(無理だぁ…こえぇぇ)」
完璧に威圧されてるよぉ…。

海常の監督
「(この局面で出してきた、1年のポイントガードか。
 一体どんなプレーを…)」

この段階では様子見なんだ…。

試合再開するわけだが、降旗君は早々にボールを持ってコケる。
笠松先輩の目の前で。

「落ち着けぇ!」
日向先輩が叫ぶ。

「うわぁぁぁ!!」
「しっかりしろ!フリ!」
それを見ていた、ほかの河原君と福田君が叫ぶ

あーあ、いや普通、初めての公式試合どころか、練習試合もそうか
とことん、初めての試合が”準決勝”って…緊張するに決まってるか。

思わず、どこかの試合でもいいから出してあげればこんなことには…とか思っちゃった。

「まぁ、一応、ありがとよ!」
降旗君のボールは笠松先輩へと渡るが、その瞬間、黒子がボールを奪う
「(この、透明少年!)」
ほっ、黒子君ナイスフォロー!

「すいません。少し待ってください。
 まだ緊張しているようなので」

「知るか!」
いや、そうだよね。敵チームに遠慮なんていらないわ。

ボールは再び、降旗君と渡る。
「降旗君、大丈夫です。
 ぼくのデビュー戦は転んで鼻血出しましたから」

落ち着かせるように、黒子はそういった。
「黒子…」

「マジで?」
「マジです」

えぇ、本当ですよ。帝光篇で見れるから、そのシーン。

そんな降旗の緊張っぷりに、河原君と福田君が監督に声をかける。
「監督!大丈夫なんですか? 
 あいつ、ほんと人一倍ビビりで…」

そういうと、伊月先輩がこう返した。
「だからいいんじゃないか。ってことだろ?」
監督に向けて、そういうと、監督もうなづく。
「ビビりは短所じゃないさ。
 臆病だからこそ、できることもある」

「そう。まぁ、見てなさい」
臆病だからこそ、できるこの状況の打破。

ボールを持つ、降旗君に対峙する笠松先輩。
「(まだ全然、がちがちだぜ。つーか、仮に緊張してないとしても、
 正直とても通用すると思えねぇな)」

降旗君は火神の声にびくりと肩を揺らしながらも、火神にボールを渡す。
まだ、めっちゃビビってる…。

火神と黄瀬が対峙する。
「次ははずさねぇ!勝負だ、黄瀬!」
「望むところっスよ!」

火神が行こうとした瞬間、
「火神、ストップ!」
声が聞こえる。

「おち…おち…落ち着け!」
たどたどしく、火神を止めた。
「なっ!今なんつ…
 お前が落ち着けよ!」

(笑)本当にね? 降旗君が落ち着いて…

それで勢いをそがれたのか、火神は自分で行かず、パスを回した。
「なんだ。来ないんスか」
残念そうに黄瀬君が言う。
「うっせぇ。ひとまず、仕切り直しだ!」

そんなやり取りを見て、海常の監督
「(これは…誠凛の雰囲気が変わった。
 さっきまで一変、パスを回して慎重な攻め。なるほど…)」

「(目的はペースダウンか。しかも、のんびりしてるわけでもなさそうだ。
さっき、火神がいこうとしたとき、小堀と早川の構えが早かった。
 仮に黄瀬を抜いたとしても、すぐヘルプに捕まっていたはず)」

笠松先輩はこの”降旗君”を入れた意図を感づき始める。
「(こいつ…)」

ペースダウンをし始めた、誠凛。
「カントク。これって…」
小金井君が言う。
「えぇ、ビビりってのは言いかえれば、それだけ用心深いってことよ。
つまり、無茶な攻めは絶対にしない。今回みたいにペースを変えたいときに彼ほど、うってつけな選手はいないわ」

ベンチにいた、1年生たちが活躍する回は見てて楽しいですね。
ちゃんと使ってくれるリコ監督の采配。

降旗君は試合に入る前に言われたことを思い出していた。
回想―
「あの、出たら俺、何をすれば?」
そう聞く降旗君
「なにも? いつも通りでいいわよ」
「え?」

「いつも通り、時間たっぷり使って、あなたのペースでやってくれればいいわ。
 けど、慎重なだけじゃだめよ。当たり前だけど、ちゃんとフィニッシュまでいくこと」

リコ監督はそういった。
「とは言っても、どうすれば?」

「馬鹿ね、何言ってるのよ。
 チームメイトがいるでしょうが!」

自分が行けなくたって、仲間に回せばいいのだから

「遠慮せず、ガンガン頼ればいいのよ!」
降旗君はその言葉通り、黒子にパスを回す。
そこから、木吉先輩に移り、日向先輩がシュートを決める。

「ナイスパスだ。フリ」
木吉先輩が言う。
「緊張、ほぐれてきたみたいだな」
頭を撫でられる降旗君。

「(決まった…)」
よかったね、降旗君。

今度は日向先輩。
「(まずった…。
 中途半端なところでドリブル止められちまった…!)」

すると、後ろから声がする。
「キャプテン!」

降旗君にパスが回される。
それを見て、驚く笠松先輩。

「12番の彼。目立たないが、いい動きをしてるな…。
 うまくサポートして、味方を動かしやすくしている」

氷室さんが言う。

「(攻めの時も感じたが
 あの1年ポイントガード)」


「(ミスを拾って、ピンチを避ける。
 とにかく、味方を助けるのがうまいって感じだ)」

うわぁ…降旗君が褒められてる…。

ここから降旗君の過去回想へと移る
それは練習終わりの時間帯。
水を飲む、1年 3人組。

「先輩達は?」
「まだ、残って練習するって」
降旗君の言葉に驚く二人。
「えー本当に、同じ人間かよ」
福田君が言った。

「なぁ」
ひどく沈んだ声で河原君が言った。
二人は河原君の方向へと向く
「おれ、バスケ部やめようかな」
その言葉にひどく驚く二人。

そんなところに、火神と黒子が通りがかる。
「なに言ってんだ、急に!?」
「頑張れば、きっと!」

その大声を聞いて、火神と黒子が立ち止まった。

「バスケは好きだよ…。けど…火神や黒子、もちろん先輩達もやっぱり皆凄いよ。
 練習にもついていくのが精一杯」


「俺なんかじゃ…どんなに頑張っても試合なんて、
 とても無理な気がする」

河原君…。

すると、降旗君が同意するように言葉を発した。
「実は俺も、同じことを考えたことあるよ。火神とか見てりゃ、誰だって思うよ。
ものが違うって…。けど、黒子見てると思うんだ。あいつもやっぱ、すげぇんだけど」


「俺でも何か出来ることがあるんじゃないかって。もし最後まで、ベンチだったとしてもオレ、やっぱり皆とバスケやってたい。辞めたら、たぶん後悔する」

こんなじーんとする回想を試合中にぶっこんでくるなんて…卑怯だ。
つまり、火神も黒子もその想いを知っているわけだ。

場面が変わり、試合へと戻る。
海常の攻撃を火神が止め、ボールを投げる中、誠凛は走る。
その後ろから海常も追いかけてきた。
「(速い!)」

「カットできる!もらった!」
小堀さんが叫ぶが、その前に黒子がボールに触れ、パスを回す。
「(黒子!?)」

回したボールを降旗君が受け取り、
「いけー!!」
シュートを決めた。

「ナイス、シュートフリ!」
火神と黒子、二人の手が降旗君の前に出される。

それを嬉しそうに、タッチをした。
いいなーこのシーン。


今回はちゃんと降旗君もいますよ。
ちょっとテンションが上がった。

「まさか、あんな伏兵がいるとはな」
森山がそういう。
「でも、おずおず交代するでしょ」
その早川さんの言葉に監督も同意する。

「うん。そして交代したとしても穴は変わらん。一番弱いところがそこだ。
 第2クォーターは今以上に笠松中心で攻める」

「うすっ」
笠松さん中心でか…。

「期待してるッス」
グーサインを出す黄瀬。
「言われんでもやってやるよ」
笠松先輩になぐられる黄瀬。
あーいつもの光景(笑)

一方、誠凛―
「降旗君はここで交代よ。
 グッジョブ!」

よくやったという感じで降旗君に言うリコ監督
「はい!」
嬉しそうだな…。役に立てて

「次からは伊月君、よろしくね」
「桶もってOK! キタコレ」
! またギャグ(笑)

そのギャグを一切無視で、話を進めるリコ監督。
「さて、地に足ついたところで」
それにショックを受ける伊月先輩。
さすがにそこで突っ込めない。

「試合前に決めたプラン、いくわよ。以前の練習試合ではいなかった、
 うちの一番の戦力倍増要素、鉄平中心で責めるわよ」

「おう、任せろ」
こちらは木吉中心か…。

試合が再開し、いきなり木吉の攻撃で攻めていく誠凛。
「(やはり、きたか!)」
「こい!」
小堀が木吉と対峙するが、木吉の”後出しの権利”にしてやられてしまう
誠凛に点が入る。

「くそっ」
「どんまい、小堀。オフェンス」
森山がフォローする。

そんな試合経過を見て、むっ君と氷室さん
「センター対決。誠凛にとっては一番勝率が高い。
 ミスマッチをついてきたな」

「みたいだね〜。けどさ、
 こっちの方がもっとあからさまじゃない?」

むっくんの指摘通り、笠松がマークする、
伊月の後ろには味方が誰もいなかった。
「アイスフレオージオか」
氷室さんは言う。

「(笠松ペネトレートスペースを作った!?
 つまり…1ON1か!)」

木吉は思う。

「(さっきの1年坊も頑張っちゃいたが、所詮まだ1年だ。
 物足りなかった分、思いっきりいかせてもらうぜ!)」

笠松先輩。
「(よーく見ろ。速さじゃかなわない。
 先を読め、左?いや、右だ!)」

その瞬間、笠松先輩の方が速かった。
「(そんな!読みはあってた。
 なのに…)」

笠松先輩が一筋縄ではいかないということだね。

「(うそだろ!? 
 それでも追い付けない!?)」

日向先輩

そのまま、笠松先輩がシュートを決めようとするが、木吉先輩が止める。
だが、シュートはゴールへと入った。
「まだまだだな!」

悔しそうな顔を見せる伊月先輩
「(速い…。キセキの世代を除けば、
 今までやった選手の中で最速だ)」

それは凄いな…笠松センパイって

「伊月!」
日向が声をかける。
「たぶん、この先同じパターンでガンガンくんぞ。
 相手はまず、お前を抜くのを前提に考えてる。ようは現状、お前が一番なめられてる」

うおっ厳しい言葉だな。激励

「あぁ、分かってる」
…伊月先輩。頑張れ

そんな二人のやり取りを火神は…
「キャプテン!いきなりきつくね?ですよ」
そういうと、不機嫌そうに日向先輩は言った。
「あぁ?おまえこそ、いきなり
 優しくすんなドアホ」


「伊月がバスケ始めたのは小2のミニバスからだ。俺らの中で一番キャリアなげぇんだぞ。心配しなくてこのままヘコたれるたまじゃねぇよ。バスケにかけた想いは誠凛いちさ。頑張れ、なんて言うだけヤボだ」
信じるしか、ないってことか。

火神がボールを回したとき、海常にボールをとられてしまう。
「しまった!」
「戻れ!」

再び、笠松と伊月の対決
「悪いがお前には止められねぇ」
抜く気満々の笠松先輩。

そんな中、伊月先輩はあることを思い出していた。
それは技習得の為に、練習していた時の事。
「もう一回!もう一回、頼む!」

「まだ、やんの?伊月」
驚いたように小金井が言う。
「景虎さんから教わった技、オレは不器用だからひとつ、技を覚えるのに人の何倍も
 練習しなきゃならない。だったら出来るまで、何倍でもやるしかないだろう!」

試合に戻り、笠松さんはドライブで伊月を抜こうとする。
「キタコレ…」

イーグルスピア!」
笠松さんの後ろからボールを落とした。
「(何!? フルドライブ直後の
 一番無防備な瞬間を狙って…)」

「(イーグルアイを使って、後ろ向きのままバックチップ!?)」
「(体の向きを変えない分、速度は格段に上がる。
 だが、そんなことが可能なのか…?)」
伊月さんかっこいい!!

こぼれたボールを日向が拾い、そのままシュート。

「かっとなって、ナイスカット!」
「黙れ伊月」

容赦なく、つっこみが入った(笑)

そして、再び伊月と笠松先輩。
「謝るぜ、正直ちょっとなめてたわ
 伊月俊」

「そりゃ、ただのダジャレの
 うまい人だと思われたら困るんで」


「は? ダジャレ、いつ言った?」
そう返され、
「通じてなかった!?」
(笑)やっぱり、誠凛内だけだよねー。ダジャレ

伊月は笠松さんに強いプレッシャーをかける。
「凄いプレッシャーだ。
 抜かれるのを承知で前に出ている」

氷室さんはその様子を見て、そういう。

「ひるむな!抜いてやれ笠松
森山が叫ぶ

「(全神経を注いだドライブなら、出せるはずだ。
 さっきのバックチップも追いつけない速さを。だが…)」

笠松さんは思う。

「(笠松の武器は外からの攻撃と速さを生かしたドライブ。相手がシュートを警戒して近づけば、ドライブ。ドライブを警戒して離れれば、シュート。もっともオーソドックス、かつ強力なスタイルの一つだ。
今ならドライブが有効なこの場面、だがいけん。うかつに切り込めば、11番のスティールに捕まる可能性が極めて高い)」

なるほど、だからなかなか選択できないって訳か

「(ドライブに全神経を注げば、透明少年をかわすゆとりはねぇ。
 くそったれが!単発じゃねぇ、威嚇力がある。大きな爪は伊達じゃねぇな)」

それを分かったうえで、この伊月先輩のプレッシャーか。

「先輩!」
黄瀬の声がした。
「(やはり、来たか…)」
木吉先輩は思う。

ボールは笠松先輩から黄瀬へと渡される。
「(ここで引くのは不本意だが、
 頼むぜエース!)」

ここで、火神と黄瀬のエース対決!
「(こいつ…エンジンかかってきたみたいっスね。
 つうか…改めて向き合うと、前とは別人じゃん)」

黄瀬はそう思い、笑った。
「おもしれぇ…」

火神を抜こうする黄瀬だが、火神は追いついてくる。
一瞬、足に痛みが走る黄瀬。
それでも、シュートを決めようとするが、火神に止められてしまう。

海常は必死に火神を止めようとするが、抜かれる。
そのまま、点が入るかと思いきや、今度は黄瀬に止められた。
うわぁ…両者、譲らない!

「センパイ。次もボールくれ、です」
と、伊月先輩に言う火神。
「あいつは任せてほしいッス
と、笠松先輩に言う黄瀬。

「(いよいよ火がついてきたな…) 
 あぁ!」

伊月さんが了承する。

「(ったく、エースがこんな面してたら、断る理由がねぇぜ)
 …わかった」

笠松先輩も了承する。

また、エース同士の対決。
「(次こそ、ぶち抜く)」

「(今度も止める!)」
わくわくするね。

「(すげぇ、緊張感だ…。まるで居合の達人が
 かまえをとって、対峙しているみてぇだ)」

日向先輩は思う。

場面が変わり、喫茶店。
青峰君と桃井ちゃん
「なぁ、さつき。運命ってもん、信じるか?」

思いがけない一言に桃井ちゃんは吹き出す。
「はい?
 …なに言ってんの!?なに言ってんの!?」

青峰君の頭をこづく桃井ちゃん。
(笑)ふつう、言わない人がそんなこと、言えばそうなるよね

「熱なんかねぇよ、馬鹿!柄にもねぇのも解ってるけどよ。最近ふと、思うんだよ。
俺たち5人、キセキの世代とテツが同じ時期に揃ったのは、単なる偶然なのかってよ。
 意味があるかなんて、知るわけねェけどよ、なんとなく感じるもんもある」

「同じチームにいたこと、ほぼ敵同士になったこと、この大会で全員集まった事。
そんで、運命なんてもんがもし、あるならあいつが俺たちの前に現れたことも、キセキの世代と同じの存在でありながら、キセキの世代とならなかった者。
 キセキの世代と同じ才能を持つ、最後の覚醒者。キセキならざるキセキ」

「そして、運命の影と出会った。真の光」
凄いこと言ってるね。まぁ、分からないでもないけど…。
いや、青峰君が言ってるから、妙に話題になるんだよ…。

試合へと戻り、その勝負は火神の勝ち。
「勝ち!」
「んにゃろー」

これで58Qは終わり。
いや、青峰のインパクトがでかかった。
降旗君回は楽しかったです。

EDの差し替えは縦長だったので、3枚に分割にしてみた。



59Q(3期9話)「ナメんじゃねぇ!!」
うわぁ…これは笠松さんのセリフだ。
黄瀬君が外れる話

エンドカード

今度はポイントガード組か。
伊月君と降旗君

ここまで読んでくれてありがとうごさいました。
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