此花のアニメ&漫画タイム

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誠凛VS海常決着と「赤司征十郎は二人いる」第62Q(3期12話)「最高の選手です」 感想 黒子のバスケ

此花(このはな)です。

今回は黒子のバスケの第62Q「最高の選手です」の感想を書いていきたいと思います。

62QはOPにも試合仕様で、びっくりしました。前回の振り返りをしながら、海常VS誠凛の決着と黒子が過去を話すまで、で次の話「帝光編」を彷彿させるお話でした。話を通して、すごく楽しかったけど、次回予告ですべて持ってかれたというか…中学上がったばっかの皆、可愛かった!特に緑間とか…なんか可愛くなってた!一番だよ!

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初はOPをBGMにしながら、振り返りからスタートします。
黄瀬のプレイの傾向を観察する黒子。観察した結果を誠凛の皆に話す
「かなりつかめてきました。
 黄瀬君のプレイの傾向は」

「マジかよ…。うまくいけば…」
降旗君は言うが、黒子は「まだ不完全です」とそういう
「次の絞り込むにはもっとよく黄瀬君を見なければ…。
 だから…お願いがあります」

休憩が終わり、それぞれを試合へと戻る両校。
誠凛の雰囲気は変わっていた。
「凄い気迫…。
 覚悟は決まったってこと…?」

それを見た桃井がそうつぶやく

一気になんか表情が締まった…これからやることが賭けなのかもしれないね
黒子君のお願いなんだったのか?まだ、判明してないし

間近で見ていた黄瀬も疑問に思う
試合再開、誠凛は初っ端から「ラン&ガン」を仕掛けた
「(どういうつもりだ!? 
 この点差と時間なら慎重に攻めるべきだ)」

驚いたように笠松先輩は思う。

それを見ていた洛山の玲央も…
「(今必要なのは、気合や勢いじゃない。
 これじゃまるでやけくそだわ…)」

誠凛がそんな簡単にあきらめる訳ない。
 その行動にも意味があるはず

伊月から木吉へとボールが渡り、シュートを入れようとするが、
小堀が止めようとしたのを察知し、日向に渡した。
その日向もシュートを放とうとするが―
「(ダメだ…!あの時のせいで…タメが浅い!)」

さっき、ベンチに突っこんだ影響がここに出てくるわけね…
シュートではなく、日向はドリブルを選んだ。
だが、その前に黄瀬が立ちはだかる
「(青峰の超速ヘルプ…!
 くっそ…かわせねぇ!とられる!)」


その瞬間、黒子がそれを防いだ。
ボールは火神へと渡り、そのままシュートを決める
78対79

誠凛は逆転を果たす。
「落ち着け!まだ時間はある。 
 時間たっぷりとって、1本とればうちの勝ちだ!」

笠松先輩はそう皆に言う

黒子は火神に
「今ので答えが出ました。タイムアウトの時に言った通りです。
 あとはよろしくお願いします」

そう話した。
その言葉に火神はまかせろと言うように返事をした
さっき、話してたのか黄瀬のプレイの特徴…。

海常が攻撃に移る中、黄瀬の目の前に黒子がマークに付いた
「これが最後です、黄瀬君。
 来い!」

「(今更マンツーマンマーク?この終盤で使い古された手を使ってくるなんて、
結局連携で攻めてくるのは分かってるんスよ。なのに…俺をあんまりがっかりさせないでほしいッス)」

黄瀬は思う。

「ここが最後のチャンスだ!
 死ぬ気で全部出しきれ!」

日向が叫ぶ。

誠凛のディフェンスに熱が入る
「焦るな!集中しろ!
 全力で冷静にとどめをさす!」

笠松先輩が叫ぶ

両者、こう着状態の中―黄瀬は思う
「(いや…そんな訳ないか…。黒子っちはいつだって、全力で。勝つためにもがいて。

ショボい奴だなんて、見下すしかなかった俺が
 初めて尊敬したショボい奴)」

黄瀬君の出会い話は確かに、最初は黒子君の事を下に見ていた。
黒子君の能力を見て、そこから態度ががらりと変わったものね

「(ライバルって言ってくれたこと、本当にうれしかった。
 だから…)」

ボールは黄瀬へとパスされた
「(勝ちたい!)」

その瞬間、黒子は黄瀬のボールをスティールしようとする。
一瞬、驚く黄瀬
「(スティール!?)」
「(だが、不可能だ。いくら意表をついた所で
 あいつの速さはたかがしれている)」

森山さんが思う。

黄瀬は青峰のコピーで黒子をかわすが、その前に火神が現れる
「黄瀬!!」
「(やっぱ、そう来たッスか…。
 ならここでかわして…終わりにする!)」

今度は赤司のコピーで火神をかわそうとする。
だが、火神はそれをこらえ、こけない。
すると、黄瀬はもう一回、切り返しをし、火神をこけさせた
「(切り返しふたつ…!?…くそっ)」
ここで、赤司の能力を2回使って、こけさせるって…

「とどめだ!」
黄瀬は紫原の「トールハンマー」でシュートを決めようとする

「いや…狙い通りだよ。
 ここまで全部な」

火神はそうつぶやく

ここから回想―
「黄瀬君にはふたつのくせがあります。一つ目はとっさの時、一番得意な青峰君のコピーをする傾向がきわめて高いこと。もうひとつは同じコピーを続けて出すのを無意識に避けることです。
情報が足りないので、断言できませんが。その2つのくせからプレイを誘導できるかもしれません」

なるほど、確かに…。
「まずぼくが彼のとっさの時をつくって、青峰くんのコピーを引き出します。同時にインサイドに侵入したことで緑間君のコピーがなくなります。そして、火神くんがすかさず
ヘルプにくれば、赤司君のコピーでかわし、間違いなくゴール下まで侵入します。

残るコピーの中でその位置からの攻撃力最大の技は
紫原くんのトールハンマーしかありません」
さっきの説明がこれか!
回想終了―

あまりにもうまくいきすぎている様子に黄瀬君が直感する。
「(おかしい…。すんなりいきすぎじゃないッスか…?これで俺が決めたら、
黒子っちのマークは意味がなかったことになる。じゃあ・・・わざと…?)」

そこで気づく黄瀬君も凄いけどね

その瞬間、伊月の「イーグルスピア」が放たれようとしていた
「(イーグルスピア!?)」

ボールは黄瀬の手から弾き飛ばされる
「(まだだ!まだボールはいきている!
 けど、もしとってもそこから打てるシュートがない。なら、パスか?)」

パスという選択肢がよぎるが、黄瀬の中には「桐皇戦の最後」がよぎった。

最後の瞬間、パスを選択したことで青峰によまれ、
負けてしまったことを。

「(ダメだ…!ここで仲間を頼ってちゃ…)」
そう思ったが、黒子の言葉が頭をよぎる

「(チームで大事なのは自分が何をすべきか、
 考えることです)」

そして、笠松先輩の言葉を
「(それはキャプテンの俺の仕事だ。
 エースは前だけ見えてりゃいい)」

「(違う!頼っちゃいけない仲間なんて、いるもんか!
 エースの仕事はチームを勝たせることだ!)」

その瞬間、空中にあったボールを黄瀬はパスをした。
笠松先輩へと

凄い凄い!
あの青峰君との試合がありながらも同じようにパスを選択した!

それを見ていた青峰君
「(うちに負けた時のフラッシュバックでためらってもおかしくない場面、
 それでも迷わずにパスを出すかよ…)」

受け取った笠松先輩
「(ったく、まいるぜ。
 これを決めなきゃ)」


「(男じゃねぇ!)」
放ったシュートは見事にゴールへと入った。
キャーかっけ!!
笠松さんの株がどんどん急上昇している気がする…。

80対79
喜ぶ海常。

それを見ていた洛山
「決まったな」
「決勝の相手は海常かぁ」

永吉と小太郎がそうつぶやく

「(まず、間違いなく勝負は決まった。だが、何か腑に落ちない…。
残りわずか4秒足らず、ここから一体…。
 …!いや、4秒もある。ベンチも表情は深刻だが、狼狽してはいない。
 つまり、ここまでわざと…)」

氷室さん。

ここまでわざとやってたって、戦略的だな誠凛。
回想―
「すげぇよ黒子!まだ不完全って
 …全然そんなことねぇじゃん!」

「黄瀬の動きを決めるとこまで読めてるなら、
 あとはそこを狙えば…」

小金井と土田さんが黒子にそういう

「止められるかもしれません。
 ただし、これはワンマンプレイヤーだった頃、中学時代の彼だったらの話です」

あー、なるほど。仲間に頼るようになり始めた黄瀬君だったら、
 止められないかもしれないって?

「今の黄瀬君は違う。ここからパスも選択肢に加わると、どうしてもプレイを絞りこめないんです。本当にすみません。僕は昔、彼にチームの為に戦える選手になってほしいと願いましたが、
ここまで手がつけられなくなるとは思いませんでした。だから、お願いというのは
 黄瀬君を止める事ではありません」

止められなかった場合もちゃんと考えてあったって事か。
黄瀬を止める事ができなくても、点を入れれば勝てるのだから

回想終了―

ボールは木吉の手に渡った。
「まだだ!」
それを見て、笠松が叫ぶ

「言ったはずだぜ!」
木吉からロングパスが火神に放たれる
「狙い通りだってな!」

「「「いけー!!」」」

「速い…!」
桃井
「絶好の形だ!まさか…」
洛山の永吉がそういう

「あぁ、これが誠凛の本当の狙いだ。カウンタ―の為の数秒つくった上で、涼太をゴール下まで誘い込み、火神をいち早くスタートさせる。
 ラン&ガンから始まるすべての流れはこの瞬間に集約されている。やはり、勝負を諦められるようなたまではないね、テツヤ」

赤司君の説明が一番わかりやすい…。
この為のラン&ガンって…

海常は火神を追いかけるが、一歩先に出ていた火神に追いつけない
「(速え…!追いついたとしても火神を止めるには
 俺では高さが圧倒的に足りねぇ!…どうする)」

笠松先輩。
その瞬間、黄瀬が通り過ぎた。

そして、火神に追いつき、黄瀬は火神の目の前に立ちはだかった!
「そんな!」
その速さに驚きを隠せない

「(どうする?ドリブルでかわすような時間はねぇ!
 だとしたら…いちかばちかだ!)」

火神は飛んだ
「メテオ・ジャム!?」

「黄瀬ぇぇ!」
ゾーンでしか、使えない「メテオ・ジャム」を使った為、火神は途中で直感する
「(ダメだ!飛びきれてねぇ…。
 このシュートは失敗する!)」

「火神君!!」

黒子君の声が聞こえた
「(黒子っち…!けど、一歩遅かったっスね。
 もうボールは火神っちの手を離れる。ダンクは止められない!)」

「まだだ!!」
火神はそう叫び、わざとゴールの壁にぶつけ、跳ね返りさせた。

そのボールは黒子へと渡り、シュートを決める
ブザービーターで。


アイキャッチ
今回は誠凛!

80対81により、誠凛の勝利
喜ぶ誠凛を眺める黄瀬と海常の皆
黄瀬は黒子と火神に声をかける

「完敗ッスわ」
笑顔でそう言った。
「黄瀬…」
火神と握手を交わす

「本当に…二度も俺に勝ちやがって、マジで捨て台詞も出てこないっすよ。
けど、すっきりもしてる。全部出しきって負けて悔いなし、って感じッス」

黄瀬君…。

「黄瀬君、強かったです本当に。
 試合には勝ちましたが、黄瀬君を止めることはできませんでした」

黒子は黄瀬にそういう。
それって…どうなんだろう…。確かにそうだけど…

その言葉に黄瀬は溜息を吐く
「なんだかなぁ…。オレだけ勝っても意味ねぇんスよね、やっぱ。昔だったら、
 その言葉だけでもドヤ顔出来たッスけど…今はもう、嫌味言われるとしか思えないッス」
変わった証拠だねぇ、黄瀬君

黒子はその言葉に少し驚いたようで
「…すみません」
と言葉を吐く

「次こそ、うちが勝つ。
 また来年、勝負ッス!」


「はいっ!」

「こりゃ、
 次やる時はまた一段と厳しそうだな」

火神がそういう
「はい、最高の選手です、
 海常の黄瀬君は」

黄瀬君じゃなくて、海常の黄瀬君になった!

それぞれ、海常と握手する中のキャプテン同士―

「もういっそ、優勝しちまえ。
 勝てよ、俺らの分まで」

その言葉に日向はかみしめるようにうなづいた
「はい!」

試合終了の挨拶が終わり、それぞれ控え室に戻る中ー
黄瀬は足の痛みを感じた
「(今頃になって…
 けど、もういいんだ。終わったんだ、全て)」

すると、黄瀬の頭の上にタオルがかけられる。

「ったく、んな見え見えのやせ我慢してるようじゃ、
 モデルは出来ても役者は無理だな」

笠松先輩はそう言った。

すると、黄瀬の目から涙が流れ始める

「勝ち…たかった…ッス!」
その言葉に笠松先輩もうなづいた。
「俺…皆と勝ちたかったッスぅぅ…」
「そうだな…」

あぁ…!ってなった。
ぐっとくるシーンで…しみじみしてた。
海常の皆で黄瀬君を囲んでるのが好き。

場面が変わり、青峰と桃井
「いくぞ、さつき」
「ちょっと待ってよ、大ちゃん!」
「(次で最後か)」

氷室と紫原
「(これで決まった。
 いよいよだな)」

場面は洛山
「いくぞ」
赤司の視線の先には明日の試合の予定があった。

で、ここでEDがスタートする。
思わず、えっ!?ってなった。まだちょっとあるのに…
切り替え絵が洛山です!

これ…前回飛ばしたボールなのか?
洛山が合流したのか、よく分からん!
いいかげん、ここで黛をだして!

EDが終わって、Cパート!
試合に勝った誠凛のその後の話
喜びムードの中―一人、黒子は自分の手のひらを見つめていた。
「どうした?黒子」

「いえ、僕は今までパスに徹してきて、シュートを決めたことがなくて、
 ましてはブザービーターなんて初めてなんです」

あ、そっか…。さっきのが初めてなんだ。

「おっ、そういやそうか…」
周りが納得する
「なんというかもう…」

「死んでも本望です」
えぇ!?

「うわっ!?見たことねぇ、最高に緩んだ顔!
 つうか、死ぬな!」

火神…。ってか、見たい!見せてくれないのが悔しい!

「喜ぶのは無理ないなぁ」
「影が薄いどころか、今日一番のヒーローじゃないか?」
木吉と伊月がそう言う

だからダメなような気がするけど…
つうか、展開知ってるとやっぱ切ない!

「喜ぶのはいいが、ほどほどにしておけよ」
日向がたしなめるようにいう

「戦いはまだ終わってねェんだ」
(笑)いやいや、あんたも緩んでるよ!

「キャプテンも顔を緩んでるじゃねぇスか!
 キモいッス!」

火神君(笑)

そんな日向にカントクはハリセンで頭をたたく
「締まんないわね!もう。日本一まであとひとつ。海常はもちろん、
 今まで戦ってきたチームの分まで勝たなきゃならないんだから」

監督が締めた。
「そんじゃ、帰んぞ!」
「「「「おっす!」」」

火神はそんな中、あることに気付く
「あれ!?あれ!?…ねぇ!」
「どうした、急に?」
「リングなくした!」
えー、どこになくしたんだ…火神。

「ちょ、俺探してきます!」
「おい!火神!」
火神は探しに行ってしまった

試合会場で探していると、
「探し物はこれか?」
声をかけられた

「そう、それ!どこで…!?」
顔をあげると、緑間だった。
「緑間…」

黒子が試合会場にくると、緑間と火神が話していた
「黄瀬に勝ったようだな」
「ん、おう」
火神がそう言うと、緑間は笑った。

「なんだよ?」
「まさかお前が赤司の所までたどり着くとはな。
 ほめてやるのだよ」

(笑)なぜに…上からなの?

「何で上からなんだよ。てめぇはよ。
 つーか、何でこんなとこいんだよ」

火神がそう聞くと、緑間は
「別に、物思いにふけっていただけなのだよ」
そう返した。

「なんだよ、そりゃ。
 おまえだって明日、3決あるだろうが」

「かまわん。不本意だが、結果は見えている。
 その後、ついでにお前達の試合も眺めていくことにするのだよ」

どういう意味なんだろうね、
いや…展開は知っていても、とぎれとぎれだからこれって負けちゃったのかな…。

その言葉に火神は
「赤司の応援でもすんのか?」
そう聞いた
「するか、馬鹿め」
(笑)でしょうね…

「その気もないし、奴に応援は必要ない。
 赤司は強いぞ」

「わかってら。
 でも、やってみなきゃわかんねぇぜ」

うん、この時点では私でも勝つ展開が想像できませんでした。

そんな二人を眺めている黒子に後ろから声をかけられた
「よぉ、何してんの?こんなところで」

「高尾君」
高尾は黒子の視線の先に緑間と火神がいることに気付く
「…あれ?真ちゃんの隣にいるの、火神?」
それを見て、笑い出す高尾

「…そういや、夏にもこんなことあったなぁ。
 まぁ、でも笑って見てるノリじゃねぇな。いくわ、明日頑張れよ」

そうだね…さすがに負けた後じゃ
「はい」

「おーい、真ちゃん!
 頼むぜ、毎回。帰るぞ!」

高尾が緑間に声をかける

緑間が帰ろうとした時、緑間はこう言った
「火神、ひとつ教えてやるのだよ。
 赤司征十郎は二人いる」

あ、ここでのセリフなんだ。
まぁ…赤司と一番の友達だった緑間が気づいていた事、だよね

その言葉に驚く火神
「何言ってんだ!
 いったいどういうことだよ!」

「あとはそこにいる黒子に聞け。
 じゃあな、ぜいぜい頑張るのだよ」

気になる事言っておいて、黒子に説明させるのか…。
まぁ、この時点ではどういう意味かなんて、過去編見るまでは分からなかったし…。

緑間が去った後、火神は黒子に聞く
「聞いてたんだろ、
 あれどういうことだよ」

そう聞くと、黒子は「あとで話します」と返した。

「おい!ごまかすなよ!」
火神は怒るが、黒子はそれを否定する
「いえ、皆の前で話したいんです。隠してきたわけではありませんが、
 緑間君の話も含めて赤司君と戦う前に知っていてほしい。僕たちの過去を」

あぁ、ついに過去編に入るのか…。

場所が変わり、火神の家
「じゃ、黒子。話してくれ」

「ってか、なんで俺の部屋!?」
火神が抗議すると、
「真冬の空の下で全員で話聞けっつうのか
 おまえは」

「いや、何で!」
たぶん、一番近くてちょうどよかったからじゃないの?
「ちょっと!明日の決勝にも関係ある話よ。
 真面目に聞きましょ」

監督にたしなめられ、火神は座った。

「黒子は中学からバスケ始めたのか?」
木吉がそう聞く
「いえ、僕がバスケを始めたのは小五から」

「テレビで試合を見て、面白そうと思って。いったって普通の理由で始めました。
近くにミニバスのクラブなどもなかったので、僕は毎日ゴールのある公園でバスケをしていました。そんなある日、一人の男の子が声をかけてくれたんです」


「彼とはすぐに仲良くなりました。彼は僕よりうまかったので、色々教えてくれました。
ですが、6年生の時彼は引っ越すことになり、その時ひとつ約束をしました。二人とも中学でバスケ部に入って、いつか試合で戦おう、と。」

「へぇ、そんな奴がいたんだ」
「で、どうなったの?今もやってんだろ、バスケ」
降旗君がそう聞く

「いいえ、やめました。僕のせいで。
 彼はもう、絶対僕を許してはくれないでしょう」

その言葉に一同驚く
「なんで?…いったい何が?」

「そうですね…やはり、ここから順番を追って話しましょう。彼を約束し、年が明けた4月。僕は帝光中学校に入学しました。春と思えないほど、澄んだ青い空の日でした」

第63Q「青い空の日」

「青く澄みきった空、帝光中バスケ部。新しい日々への期待と不安。
 そして僕は―彼らと出会った」

画像やらなんや、載せたいのはやまやまですが、とりあえずは次回予告の方で書きたいと思います。
最後に青峰が出てたし、出会うとこまでやるな!楽しみ!


エンドカードは黄瀬と笠松先輩、火神と黒子
黒子に抱き着こうとしてるのを火神と笠松先輩が止めようとしてる(笑)

ここまで読んでくれてありがとうごさいました。
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