此花のアニメ&漫画タイム

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「私は絶対捕まらないのだよ!」怪盗Gは実体のないゴースト?第2夜「ロンリーボーイ」 感想 D.Gray-man HALLOW

此花(このはな)です

今回はD.Gray-man HALLOWの第2夜「ロンリーボーイ」の感想を書いていきたいと思います

怪盗G編はリンクが憑依された時の顔に吹く
あんまり表情を動かさないから、ツボに入りそう(笑)
この状況だと、怪盗G編は2話分だね

さて、本編の感想へ行きましょうか
最初は師匠が殺された…!?という状況からです

クロス師匠の扉の前にいた警備兵二人は眠りこけており、はっと気がつき、慌てた様にクロスの部屋の扉を開けるが、すでに血だらけのクロスがいた。

この状況に
「ルベリエ長官を呼べ!」
慌てて呼びにいかせる。

一回閉めた扉をもう一度開けると、クロスの姿はなく、銃と欠けた仮面だけが残されていた

一方、アレンは寝てしまったリナリーと一緒にいたが、突然、ティムキャンピーが飛び上がり、どこかへと飛び去ってしまう
「……ティム…?」
慌てて追いかけるアレン

場面は戻り、クロスの部屋に集まったのはルベリエ長官のほかにリンク、コムイがいた。
血だまりの上に欠けた仮面があり、信じられない様子でコムイはそっと触れようとする

すると、そこへ触れるのをティムキャンピーが止めた
ティムキャンピーが現れたことでコムイは振り返り、アレンが部屋の状況を見てしまったことを自覚する

「ティムが突然起き出して…ここに…。
 それ……血? 誰の……?」

コムイがアレンの方に身体の向きを変えたせいで、血だまりの上に欠けた仮面があることを見てしまう
大きく動揺するアレン

それから10日ほど時が経ち…
アレンはあるイノセンスの任務に就いていた。

あることを待つ間、アレンはティムキャンピーに残されていた師匠の音声を聞いていた(リンクと一緒に)
「”なぁ、アレン。ティムにはもう好きにしていいと言ってある。14番目の意志を継いでいる俺の言葉なんざ、聞きたくないかもしれんが、もしお前が俺や14番目に決められた道を歩かされてると思ってるなら、違うとだけ言っときたくてな”」

「”道は歩いた後に出来るんだ。踏みしめられた土は固くなり、後と残って道となる。自分の歩く道をつくれんのは自分だけだ。
 
 だからもう、マナの仮面をかぶるのはやめろ。
 歩け、一人で。まだあきらめてないなら”」

この言葉を残すという事はやっぱり、師匠は14番目ではなくアレンに残って欲しいと思っているんだな

アレンはティムキャンピーを引き延ばしたり、縮めたり
「何回聞いても、遺言みたいに聞こえて…腹立つな」
「違うんですか?」
リンクは聞く

「だって、あの師匠にこんなの、似合わな過ぎる」
師匠らしくない、か
「(14番目か…)」

リンクはクロスの事件後のことについて思い出す
”「あの日以来、クロス・マリアンの姿を見た者はいない」

「表向きは長期出張として、真実は伏せられているがね」
ルベリエは言う

「いくぞ、ティム」
アレンがいうと、ティムがアレンの傍へ向かってくる
「アレン・ウォーカー」
ルベリエが名前を呼ぶ

「クロス・マリアンを殺したのは君かね?
  14番目」
その問いにキッと睨みつけて、アレンは問い返す
「あなたじゃないんですか? ルベリエ長官」
そう言うと、アレンは勢いよく部屋の扉を閉めた

ルベリエとリンクが二人きりになると、ルベリエは口を開く
「彼の処遇を発表したら、私は中央庁に戻る。
 マリアン暗殺について、調べたい事があるのでね」

「長官…?」
「私じゃない。だが、これは中央庁の仕業だ。
 私に何の報告もなく、誰かが実行した。マリアンが言った裏というものと関係あるのかもしれない」
クロスを撃った犯人はのちに判明する。このアニメでやると思うのだが…

場面が代わり、アレンについての処遇が発表されるエクソシストや幹部たちを揃えての発表
「アレン・ウォーカーは14番目と呼ばれるノアのメモリーを持った宿主であることが判明しました。ですが、今後も表向きは彼には教団本部に在籍し、エクソシストの役務を続行してもらいます」

「今は彼の奏者の能力が教団にとって、必要であり、これ以上の戦力の現象も痛手である。ゆえに中央庁はノアをしばらく飼う結論に至りました
ルベリエは言う

「兄さん、本当なの?」
リナリーが不安そうにいう

その言葉にルベリエはコムイの名前を呼ぶ
「コムイ室長」

「…ただいまをもって、エクソシストに無期限の任務を言い渡します。
 もし、アレン・ウォーカーが14番目に覚醒し、我々を脅かす判断が下されたら……」

「その時は僕を殺してください」
その言葉にはっと息をのむリナリー

「でも、そんなことにはならない。
 14番目が教団を襲うなら…」

「僕が止めてみせる」
アレン…

場面が戻り、アレンとリンク
師匠の音声を聞き、アレンは言う
「うん、道は決まってない。自分が作る」

「…というわけでリンク、最後のドーナツ食べていい?」
話を変えて、そう言うアレン
「君、何個目ですか!?」
「えーじゃ、皆で分けて食べましょうか」

一緒に任務にきてたマリが耳を使って、その会話を聞いていた
マリはフッと笑みを見せる
「何か聞き取れたのかよ?」
近くにいた神田がそう聞く
「いや、問題ない」

とりあえず、アレンは大丈夫そうで良かった…。

「聞こえるか?モヤシ」
ゴーレム越しで神田はアレンに言う
「アレンですが」
ドーナツを食べているらしく、もぐもぐという音がする

「食べるの、やめろ。そろそろ時間だ。
 みすみすパリ警察に獲物盗られるんじゃねぇぞ」
そんな神田の言葉にマリがツッコむ
「獲物じゃなくて、怪盗Gだ、神田」

「了解」
ゴーレム越しにアレンは言った
「(怪盗Gか……)」

アレンは今の状況になった原因を思い出していた

「ここに収容されたおかげで分かった!怪盗Gはイノセンスと関係してるぜ!怪盗Gは人間じゃない、その名の通り、ゴーストだ!」

「奴については分かっている事は3つ!いかれたコスプレと犯行前日に必ず送りつけてくる予告状。そして、怪盗Gには肉体がない!」
ファインダーが怪盗Gとして、捕まっちゃったんだっけ

そして、今現在―
「今宵、パリルーブル美術館所蔵の国宝、リージェントの元に参上する。
 怪盗Gより」
おのれーと怪盗Gの予告状を握り締めるガルマ警部

「ご苦労さま、ガルマ警部?」
怪盗G突然登場?
「G-だ!!」

美術館のガラスを割り、国宝を持って逃げる怪盗G
「今夜もいただきますよ?警部殿。ははははっ!」
そう笑う怪盗Gの後ろに神田があらわれる
剣で怪盗Gをひっかけ転ばせた

「よう、コソ泥。ちょっと面かせ」
出会い早々、その言いぐさ(笑)

”「王冠は壊すなよ、神田」”
マリに忠告される
「ちっ、めんどくせぇ」

そう言われて、空中に飛ばされた王冠を神田はとった
「いてて……なんだよ、お前…」
その瞬間、上から神田が落ちてきた!?
「確保」

神田が怪盗Gを確保すると、パリ警察がやってくる
「待ってぇぇい!今は警察のもんだぞ!こらぁ!」
ガルマ―警部が文句を言う

「こいつはもらっていく。盗品はかえしてやる」
神田がぽいっと盗品を投げた
国宝級を投げた(笑)

「国宝を投げんな!」
なんとか国宝を受け止めると、
その瞬間、怪盗Gはその警察官にピカーンとなる

怪盗Gを引きずる神田
「待てコラァ!聞け!Gもおいていけ!」
ガルマ警部が文句を言うが、神田は無視

すると、怪盗Gだと思われた人の仮面が外れた
「ここ……どこ?」
その言葉に神田は足を止める
「なんだよ、この格好!? あれ、どうして!?」

「くっ、またか…」
憑りつかれた人間は記憶がないのはやっかいだなぁ

「はーはははっ!残念でしたね、諸君。
 私は絶対捕まらないのだよ!」

「では失敬!はははっ!」
去ろうとした時、アレンの足蹴りが炸裂
怪盗Gはまた吹っ飛ばされる
「ざんねんでした、ここにも伏兵がいたりして」

「王冠は絶対傷付けないように。
 経費で勉強できる額じゃありませんので」
アレンにリンクが言う

「どれくらい?」
「クロス元帥の借金が笑えるぐらい」
その例え方(笑)

「死んでも傷付けない!」
そう言われて、決意するアレン

「なんだよ……お前ら、警察?」
声を上げた怪盗Gが言う
「違いますけど、君を捕まえようとしてるのは同じかな」
アレンがそう答える

「へぇ」
すると、怪盗Gは国宝を投げた
慌てる二人
「け、経費が!!」

アレンが慌てて取りに行き、なんとか国宝をゲット
「あ、危なかった……」
ほっと息を吐く

「で、なんだっけ?」

「Gを捕まえるだっけ、出来るかな?」
今度はリンクに憑依した!

攻撃を加えるリンク(怪盗G)にアレンは避け続ける
だが、よけきれず、怪盗Gの攻撃を食らってしまう

”「あれん!どうした? アレン!」”
マリの声がティムから聞こえる
「リンクが…Gに乗っ取られたっぽい」

”「監査官が?」”
「その肩書きからして、てっきり頭脳派だと思ってたのに…」
アレンは言う

「ヒュー、なによこの人…超ハイスペック!」
憑依した本人も驚きのハイスペックの身体らしい

「そういや…前に本部が攻め込まれた時、
 助けてもらった事があったっけ」
アレンはつぶやく

「さぁ、私の王冠返して、お兄さん」
そう、怪盗Gが言うが、上から神田がツッコんでくる

「(身体が重い……これは…)」
沢山の札に囲まれる神田
「秘術、縛り羽!……縛!」

その術に見て、アレンは
以前ルベリエたちが行った左手を封じる術と同じことに気付く
神田も思い当たる節があるらしい

「ちっ、あの監査野郎、鴉だったのかよ!」
「鴉(カラス)?」
アレンが言うと、神田は言う

「中央庁お抱えの戦闘部隊だ。
 ガキの頃から教育されたとかで、無駄に戦闘能力が高い奴らだ」

上では警察官でありながら、怪盗Gになってしまった人にガルマ警部が掴みかかっていた
「おい! なんでお前が怪盗Gに!」
「じ、自分でも何やなんだか…」

「ふざけんな!」
「私じゃない…!私じゃないんです!
 信じて下さい!私じゃないんだー!」

そんな様子にリンク(怪盗G)は笑っていた
「何か面白い?」
冷めた表情でアレンは聞く

「ん? だって、おかしいでしょう?大の大人があんな風にさぁ」

笑い続けるリンク(怪盗G)
「君、まるで子供みたいだね」

「僕は最低だと思うよ。君のせいでGにされた人々の人生はめちゃくちゃになるんだ。
君……最低だよ」

その言葉に激昂するリンク(怪盗G)
「うるさい!!」
アレンと神田に向かってくる

”「いけるのか?」”
マリがゴーレム越しにいう

「相手が鴉の体なら、加減しなくて済む」
「マリはそのまま、集中して」
神田とアレンが言う

まずアレンがクラウンベルトで怪盗Gを掴み、屋根に叩きつける
「いってぇぇ…」
そして、神田が本気の斬りにいく

その本気さに動揺する怪盗G
「どうした?ゴースト。ガチの勝負は初めてか?
 腰が引けてるぜ!」
想いっきりにGにけりを入れる神田

そこに待っていたのはアレンのイノセンスで?

「何…これ…?」
状況がつかめない様子の怪盗G

「剣だよ。君は刺されたんだ」
そうアレンは言う
「うわぁぁぁぁ!! け、剣が!剣が、刺さって!」

「(なんちゃって。僕の剣じゃ、人は傷付けられないんだけどねー)」
うん、アレンの剣はAKUMAとノアにしか効かないもんねー

「びぇぇぇぇぇん!」
その泣き声にぎょっとするアレン
「リ、リンク?」
泣き顔(笑)

「いったいよ!いった、いった」
「痛くない、痛くない……」
アレンは繰り返す

「お前達のせいだぞ? この人殺しぃぃ」
そう言って、怪盗Gは消えた
人殺しではない、痛くないし、影響はないぞ、人間には

そっとリンクを支えるアレン
「アレン…ウォーカー…?」
リンクが目を覚める。
「リンク、元に戻った?」

自分の状況に気がつくリンク
「君…」
「あぁ…」
「いったい何してるんですか?」
これには事情があって(笑)

「どうだ? マリ。何か聞こえるか?」
神田は音を拾っていたマリに聞く
”「あぁ。泣き声が特徴的で助かる」”

場面が代わり、ある孤児院
匿名で孤児院へ多額の寄付金が贈られた手紙を読む孤児院の院長先生
孤児院の閉鎖を受けて、寄付をしたという手紙

その孤児院の屋上でティモシーは怪盗Gについての新聞記事を読んでいた

「ちっ(黒ずくめのあいつらさえいなければもっと稼げたのに…)」
この子が怪盗Gの正体か―

「ティモシー!!」
ビクッと肩を降らすティモシー
「げっ、エミリア!?」

新聞記事を見て、エミリアはおこっているらしい?
「ガルマ警部、怪盗Gから見事国宝死守。
 昨日も帰ってこないと思ったら…仕事人間のダメパパめー!!」
確か、用事をすっぽかしたんだっけ…娘・エミリアの約束を

そうエミリアが叫ぶと、視線をティモシーに合わせる
「パパみたいな顧みない人にならないように、
 ティモシーは今からお勉強の時間です!!」

慌ててエミリアから逃げるティモシー
「勉強とそれと関係ないねぇだろ!」
「まちなさーい!!」

そんな所へ怪盗Gの特徴的な泣き声を追って、アレンたちはこのファースト孤児院へと来ていた

「必殺!おっぱい落とし!」
追いかけるエミリアにティモシー反撃
酷い事するな(笑)
その叫び声にアレンが反応し、孤児院の扉をあけた

「エロガーキ!!」

そのタイミングでティモシーがエミリアに飛び蹴りされ、アレンと正面衝突!

「あぁ!? 私ったら、またパパ直伝の護身術を!!」
凄い威力だな、こりゃ

その衝突でおそらく、能力発動したみたいだし?
「何をやってるんです、君は…」
呆れたようにリンクが言う
ティモシーとぶつかったアレンはおでこから血が出ていた。

「おい、このガキ。頭に玉が生えてる…」
神田は言う
「びぇぇぇん!びぇぇぇん!」

何故かアレンからあの泣き声がする
「血がー!血がー!」

「よう、また会ったな、怪盗G。さぁ、白状してもらおうか?
 この身体を綺麗なままで返してほしかったらな」

神田(笑)

こうして、院長先生やエミリアに事情に話すことに
「ティモシーが人様の身体で泥棒を?」
驚く院長先生

「えぇ、ティモシー君が他者の身体に自分の意識を憑依させて、
 操る能力を持っているのです」
マリが説明する

「あの……」
「本気でそう仰ってるんですか?」
エミリアと院長先生が言う
まぁ、疑うのも無理もないか…

「本人がそう言ってんだ」
9歳の子供の言う事を本気で信じていいのか?という話だろうに
「あ、あなたね…」
エミリアは言う

そんな神田の態度と言葉に呆れるマリ
「申し訳ない。こいつ、口下手で……
 それは本当に謝ります」
「ちっ……」

「院長、ティモシー君の額の球についてはご存知ですか?」
マリがそう聞く

「えぇ。この子の父親はガルマ―警部が逮捕した窃盗犯なんです。ある時、彼は罪を隠すために幼いティモシーに盗品を飲み込ませました」

「警部がティモシーを保護して、
 孤児院に連れて来た時にはこの子もう、今の姿になっていて……」

なるほどなぁ…あの球がイノセンスの可能性が高いと…

「なるほど。彼の能力は額の球の影響によるものかもしれません。我々は訳合って、イノセンスと呼ばれるものを探しています。
 額の球がそうかどうか、調べさせていただきたいのですが…」

「ちょっと待って!
 もし、そのイノセンスだったら、この子をどうするつもり?」
エミリアは言う

「ここには置いておけない。
 そのガキは黒の教団で引き取って、エクソシストになってもらう

もう、神田は…。ここに置いておけないのはAKUMAに狙われる可能性があるからでしょう

「い、いやだ!勝手に俺の事、決めんな!」
ティモシーが反発する
「ティモシー」

「お前ら、親父と同じだ!俺をものみたいに……俺はここにいたいんだ!
 死んでも行くもんか!」
強情だぞ、子供は…

「知るか!引きずってでも連れ…」
「これこれ…」
マリが神田の口をふさぐ
(笑)そんな言い方したら、ダメだよ…神田

「びぇぇぇぇん!!院長先生―!!」
院長先生に泣きつくティモシー
「力づくはダメよ」
「そうよ!」

場面が代わり、孤児院の外側に虫のようなものが張り付き、何かが起動した
とたんに孤児院内は暗くなり、異常事態に気付くアレンたち
その瞬間、孤児院は攻撃を受ける

「な、何が起こったの?」
エミリアは状況を掴めない
「けがは?」

「あ、ありません」
「お前…いつの間に…」
アレンとティモシーを縛っていたのはなくなり、ティモシーは驚く

「結界の中に閉じ込められたか!」
神田は言う
「あれは……天使?」
院長先生の言葉にアレンはそちらを見る

「天使ではない」
レベル4!
そう言うと、子供達の方へと向かって行く

それをアレン・神田の二人が止めにかかる
「でやがったな!」
「レベル4!」

飛ばされるレベル4にマリのイノセンスが発動する
糸で締め付けられるレベル4

「今のうちに地下室へ!」
リンクとアレンが子供たちと院長先生、エミリアを地下へと隠れさせようとする
「リンク、僕が方舟のゲートをつくる」

「だめです、ウォーカー。
 奏者としての君には制限が定められたのを忘れたのですか?」
リンクは言うが、アレンは聞かない
「知るか」

状況がつかめないティモシーはリンクに尋ねる
「ちょっと!あの気持ち悪いの、何!?」
「君を狙ってきたのでしょう」

「なんで俺が狙われるの?」
ティモシーは言う

「君の額の球はイノセンスかもしれないからです。イノセンスはAKUMAと呼ばれる兵器を破壊できる唯一の武器。だから、奴らはそれがエクソシストにわたるのを阻止しようとする」

「嘘だろ…。ゲートを作れない…!?」
アレンが動揺していう
「何?」
ゲートさえ作れないような結界?

レベル4の音波を食らい、神田とマリがリンクたちの所まで下がってくる
リンクはエミリア、ティモシーを担ぎ上げ、地下へ
「ティム、お前も行け。リンクとみんなを助けろ!」
アレンはそう言い、レベル4にむかっていく

レベル4はアレンの姿を見ると、しゃべり始める
「奏者の力……呪いの左目」
「(AKUMAがこんなに近くにいても、反応しない…!)」
アレンの左目が反応しなくなっている変化…

「あはははは!我々がいつまでも後れを取ると思ったか?
 アレン・ウォーカー!」

「援護する!」
マリが言う
「「ぶっ壊す!!」」
一斉に神田とアレンが動き出す

一方、地下室の入り口では…
「何してるんです!早く地下室へ!」

「だ、ダメ、よ。き、ては、ダメ……」
様子がおかしい院長先生

「院長先生!!」
ティモシーが叫ぶ
院長先生と子供たちは一斉に床に崩れ落ちる

「どうしたの!?院長先生!」
ティモシーがかけよると、院長先生たちはまるで人形みたいになっていた
「院長先生が…人形みたいに…」

地下室の奥に何かいるのを発見するが、ティモシーはそれに捕まってしまう
それを助けようとしたエミリアも攻撃を受け、リンクが助ける

「何なんだよ、お前!」
ティモシーが叫ぶ
「レベル2。ダークマター、この目が6秒見つめたものは肉が硬化し、
 生きたまま人形になる」
ってことはまだ、院長先生は大丈夫だ

曲がり角に隠れたリンクはその情報を聞いて、冷静に考える
「(レベル2…。6秒か…この廊下で視界を避けるには困難…)」

イノセンス回収!さぁ、行くぞ」
レベル2に連れていかれるティモシー
「嫌だ!!」

人形となった人間を踏んで、レベル2はティモシーをつれていく
痛い、痛いと子供の声が聞こえる
「やめろー!!」

その声にリンクは決意し、地下室までの廊下へ飛び出す
「(だが、レベル2一体なら……)
 その子を渡すわけにはいきません!!」

だが、レベル2だけでなく、レベル3までその廊下にいた
「レベル3!?」
エクソシストでもねぇのが!しんじまえ!」
リンクはレベル3に蹴りを入れられる

その振動は地上でも伝わり、アレンも気づく
「AKUMAは私だけではないよ」
レベル4は言う

「何?……リンク!!」
アレンは向きを変えて、リンクの元へ向かおうとする
「他人を気にかける余裕はあるの?」
レベル4は武器を銃に変えて、アレンを背後から攻撃した
「ぐぁぁぁ!」

「アレン!!」
どさっと崩れ落ちたアレンにマリが叫ぶ
レベル4は神田やマリにも銃口を向けた
「死ね!死ね!死ね!死ね!」

その球がマリのヘッドフォンに当たり、マリの左指に当たってしまう
「装備型エクソシストは体が人間。
 ウィルスで簡単に死んじゃう!」


だが、マリは一寸の迷いもなく、自分の左指を糸で斬った
「…なんて馬鹿らしい」
その様子を見て、レベル4は言う

場面が代わり、地下室ー
「あんちゃーん、あんちゃーん!!」
ティモシーの叫び声が聞こえる
「ただの人間がかなうと思ってるのかよ!」
そういうAKUMAの声

すると、そのレベル3に飛び蹴りを入れるリンクの姿があった

「黒服ではないが、黒い羽根は持っています。
 破壊はできないが、お前達を退かせることができる!」

札を持った右手が燃え上がる
「術持って力とし、技持って解放し、心を持って拳となる!」
リンクは走り出す
「息を止めなさい!ティモシー!」

その声にティムキャンピーがティモシーの口を封じる

「秘術、くれはえんき!」

一方、倒れたアレンがリンクへと受信を求める
ゴホッとゴボッとティモシーがせきをした
”「返事してください、リンク…」”

はっと気がつくと、リンクが人形になっていた
「ほくろのあんちゃん!」

「なんて奴だ。エクソシストでもないのに…
 6秒の壁は越えられなかったがな」
そうレベル2は言う
「砕け死ね」

そして、地上もレベル4に神田とアレン、マリたちは苦戦していた
「ふん、死んだ方が楽なのに…なんて馬鹿なんだ」
レベル4は言う

これでティモシーのイノセンスが覚醒するのかな?
絶体絶命の危機だ

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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