此花のアニメ&漫画タイム

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絶体絶命の危機に落ちいった時、ティモシーはイノセンス適合者として覚醒する「お前らの仲間になってやるぜ、黒ずくめ!」第3夜「顔を洗えば大丈夫」 感想 D.Gray-man HALLOW

此花(このはな)です

今回はD.Gray-man HALLOWの第3夜「顔を洗えば大丈夫」の感想を書いていきたいと思います

第3夜はやっぱり、怪盗G編の終わりまでといった感じで、
すぅっと終わっちゃった感じです。マダラオさんも出てきた感じだけど、なんだか原作をちょこちょこカットしてるんだなぁと思いました。

あらすじで言っていた緋装束の男の正体は?という感じよりも、アニメの方はティモシーの覚醒とアレンの異変が中心な気がする。院長先生とのお別れもちょっとうるっときちゃった。最近、涙腺弱いのかな…(笑)

むしろ、次回の第4夜の方が緋装束の正体のお話じゃない?って思ったけど、聖戦ブラットって題名で驚いた。そこまでいくのか…

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初はティモシーの過去編から
孤児院に預けられたティモシー。おでこにある球について、ガルマ警部がエミリア達に話すところ
「奇妙な話ですが、医者に見せた所、
 切除は無理のようで…一生この姿のままだろうと」

「だったらうちで引き取ればいいじゃない!パパの人でなし!」
エミリアは言う
「うちは!家庭的に問題があるだろうが!」
「ママが出て行ったのはパパのせいでしょう!」

そんな二人の喧嘩を聞きながら、院長先生と座るティモシー
「親父のせいで俺の人生、めちゃくちゃだ…。 
 こんなおでこした奴いねぇもん」
ティモシーの言葉に院長先生は
「おでこ、お顔洗う時、邪魔じゃない?」

「は?」
意味わからないと言う返事をするティモシー
「朝、顔洗うでしょう? こうやって…」
顔を洗う動作をする院長先生
「ちゃんと洗えるの?」

「当たり前だろ!馬鹿にすんな!」
さても当然と言った返しをするティモシーに院長先生は嬉しそうにする
「そう?じゃ、何も問題ないわねぇ」
そんな返しに驚くティモシー
「大丈夫よ、ティモシー」

そんな事を思い出しながら、AKUMAの中で大きく泣くティモシー

「びぇぇぇぇぇん!!」
「さぁ、伯爵様の所にいこうな」
レベル2のAKUMAが言う

「はーなーせー!びぇぇぇぇん!」
泣きながら言うティモシーにAKUMAは笑う
「はははっ!はいはい、恐くないですよー」

「くそったれ!ばかやろう!」
そう言っているティモシーにティムキャンピーが
通信の万年筆を持って、やってくる

”ティモシー…ティモシー”
ティモシーの名を呼ぶアレン
”僕の声、聞こえるか…?”

「なんだ、ちび」
「食うぞ、ボケ」
ティムに対して、ティモシーと一緒にAKUMAのポケットに入っているチビAUKUMAが言う

「”大丈夫だ。すぐに助けにいく。絶対助けるからな”」
アレンの言葉にティモシーは
「助ける…?お前らだって、どこかに連れて行くつもりじゃんかよぉ。
 そんなの……助けるじゃねぇ…」
ティモシー…

「助けるじゃねぇよ……」
そうつぶやくティモシーにアレンは言葉を紡げない
「もうめちゃくちゃだ…。何もかも…めちゃくちゃだよ…ばかぁ。
 おれは……ただ、ここにいたかっただけなのに…」
そんなティモシーの叫びをエミリアが聞いていた

それはティモシーが怪盗Gになる前の話……
「孤児院が閉鎖!?」
驚くエミリア
「そんな……なんとかならないんですか?」

「大分前から無理だったんです。なのに、どんどん孤児を受け入れて、
 もうあきらめて下さい、院長…」
修道士が言う

その話をティモシーがこっそり聞いていたのだ
「”ハースト孤児院に来て2年、
 俺は自分に目覚めた能力に気付いていた”」

「”ここの暮らしは面倒な事も多いけど、思ったより楽しくて、だから能力はずっと隠してたし。使う気もなかった…”」

「”でも……院長先生のあの顔を見た時、この力は俺の武器だと思ったんだ。
 怪盗G……これは孤児院を救うためだ。悪いことをするんじゃない。こうしなきゃ、弱い俺たちは幸せになれないから、良いことに使ってるんだ”」

”「僕は最低だと思うよ。君のせいでGにされた人々の人生はめちゃくちゃになるんだ。君……最低だよ」”
アレンの言葉が今になって、ここでティモシーの心に響くのか

はっとするティモシー
「(あぁ、そうか。俺……同じことをしてたんだ。あの大人も…俺と同じ気持ちだったんだ。……助けてなんていえねぇじゃん)」
やっと気づいてくれたのか、怪盗Gの行為は悪いことだって

すると、ティモシーの一緒にポケットに入っていたチビAKUMAが倒れる
「その子を離しなさい!」

「エミリア!?」
驚くティモシー
銃じゃ効かないのに…エミリア

「離しなさいって言ってるのよ!化け物ども!」
震える手で銃を構えるエミリア
「やめろ馬鹿!死んじゃうぞ、エミリア!」
ティモシーが必死で叫ぶが、AKUMAたちが動き出す

「おせぇーよ!引きちぎって、
 飛び出した内臓でごめんなさいっていわせてやる!」
銃を撃つエミリアをものともせず、AKUMAは向かって行く

「やめろぉー!!
お前らぜってぇ、ぜってぇ許さねぇー!!」

「(なんで……エミリアがなんで……嫌だ。絶対……!)」

「(嫌だ!)」
ティモシーの叫びにイノセンスが反応する

「”憑神…”」
ティモシーの意識が身体から浮き上がり、レベル2のAKUMAにとり憑く
院長先生たちを人形にしたAKUMAである

エミリアへの攻撃をティモシー(身体はAKUMA)は防ぐ
「おい、何のマネだ。レベル2」
レベル3が不快そうに言う

「さわんな……エミリアに触んな!」
その声からティモシーの身体を持っているAKUMAがティモシーの異変に気付く
「痛い!な、なんか光ってるぞ」

「”発動”」
その瞬間、乗り移られたAUKUMAの身体が変わる
「”AKUMAに取り憑き、取り込んで、イノセンス化する”」

「”さぁ、見せたれ。これが憑神の本領やしょ”」

「「”イノセンス化完了。憑神”」」

ティモシーの能力は面白いよな。AKUMAに取り憑き、取り込んでイノセンス化する
AKUMAを持っている能力を使えるようになり、AKUMAにも効くって

ティモシーは自分が変身した事を喜ぶ
「おぉ、おぉ…変身した!?」
「その声……ティモシー!?」
エミリアが驚く

「俺、こいつらにも乗り移れるのか!?」
嬉しそうにしていると、別の声が聞こえる
「”アホ、前見ぃ、前”」

前を見ると、襲い掛かろうとするAKUMAの姿があり、
慌ててリンクを連れて逃げるティモシーとエミリア

「さっき、アホって言った!」
ティモシーが言うと、エミリアは私じゃないと怒る
「え? 言ってないっつうの!」

「”こっちや、こっち”」
声が聞こえ、ティモシーは孤児院の外に移動する

「”やっと声が通じたわぁ”」
現われたのは”謎の紫の存在”
「”ずっとそばにおったのに、人間ばっかに憑きおって…”」

人間らしきものを食べる紫の存在
あれはAKUMAになっていた人を食べているのかな?
ぎょっとするティモシー

「”わいはお前に認識されんと、形になれんへんねんぞ”」

「”はじめまして、ということか。わいは憑神のセコンドっしゃ”」
紫の存在はひとの形へと変化する

「大人の俺…?」
「”これはお前の頭の中にある、
 イメージをちょい、借りた。話しやすいでな”」
憑神は答える

「ちょっと!何、ボケっとしてんのよ、ティモシー」
エミリアに言われ、見て見て!とティモシーは言う
「見て!エミリア。あれ、大人の俺!」
指を指すが、エミリアは分かっていない

「”言うとくけど、わいの声も姿も
 イノセンス適合者のお前にしか、見聞きできへんで”」
憑神がいう
「今…」

言いかけた時、レベル3の足蹴りを食らうティモシー
「ティモシー!!」
エミリアは叫ぶ

「今、イノセンスって言った?俺のこれは……イノセンスなの?」
ティモシーがつぶやくと、AKUMAはは?といった様子
AKUMAにも、エミリアにも憑神の声は聞こえないもんな…
イノセンス……」

「”そや。今のお前の姿が証やろ?”」
その言葉にぽろぽろと涙をこぼすティモシー
「ねぇ……えっと…」

「”好きにお呼びやししゃますな”」
憑神はいう 

「じゃぁ……憑神。こいつらの倒し方、教えて」
ティモシーはそうお願いするのだった

場面が代わり、警察署
ファインダーたちは神田達や助けが来ない事にそろそろ不安になってきていた

「おーい、待たしたな。ここの警部がんこで、手間取った。
 よぉ」

「リーバー班長!!」
リーバ班長が杉田さんだー!

喜びの声を上げるファインダーたち
リーバー班長の後ろには護衛の衛兵が二人いた

場面が戻り、結界の中の孤児院
ティモシーはAKUMAと戦い、アレンたちがいる場所へと突っ込んで来ていた
「何だ…?」

「AKUMA同士でやりやってやがる」
「仲間割れか…?」
アレンたちはそれをAKUMAと思う

すると、アレンの頭上に通信機とティモシーの身体が落ちてくる
「ティ、ティモシー!?」
驚くアレン

「”憑いたAKUMAの能力と技はマスターのもんになる。
 憑神によって、対AKUMA武器化したその能力はAKUMAにも効くんや。
 ただし…”」
憑神が自分の能力の詳細を話すが、ティモシーは最後まで聞かずにAKUMAの能力を発動させる

「わかった! こいつの技は確か……あれだ!」

額になった目を開けるティモシー
6秒見たら、人形になるってやつだね

その頃、アレンはティムキャンピーからティモシーの能力を説明されていた
ティム可愛いなー
「なんだって!?」
驚くアレンに神田が”なんだ、もやし”と不機嫌そうにする

「あれ!あのAKUMAにティモシーがとり憑いてるって!」
アレンは説明する
「「なんだって!?」」
レベル4と神田が同時に驚いた

ティモシーの攻撃を受けたレベル2は人形のように体が硬くなる
「あんちゃんや院長先生たちを人形にしたくそ技だい!
 くらえ、怒りの鉄拳!」
レベル2の身体を貫いた

だが、レベル3の拳が当たり、ティモシーの攻撃は止まる
「ざーんねん!お前は所詮、元はレベル2。
 こっちはレベル3、格上なんだよ!」
レベル3に殴り飛ばされてしまうティモシー

「ティモシー!」
アレンが叫ぶと、憑神はティモシーの身体に乗り移る
「あわてんぼうめ!わいの話、聞かんかーい!」
ティモシーの元へ走りだす

「わい?」
(笑)憑神さんの言葉づかいでーす

アレンや神田達はレベル4の攻撃を受ける
「面白いイノセンスもあるものだ。
 まだたいした力がないようですね」
レベル4はそう評する

「行きなさい、レベル3。
 子供を殺せ!」

そう命令するレベル4

「ぶっつぶす!」
レベル3の姿が大きくなる

「いかん!」
「逃げろ、ティモシー!」
レベル3の姿にマリやアレンは叫ぶ

一方、ティモシーは壁にめり込んでいた
憑神の嘘つき……」
ティモシーの身体に取り憑いた憑神が合流する
「マスター!」

「俺の技聞いてないじゃん」
ティモシーが言うが、憑神は答える
「それはマスターが憑いたAKUMAがレベル2で、
 あっちがレベル3やからなぁ」

「俺じゃあいつに勝てねぇの?早く言ってよ、もう。
 だったら……」
立ち上がるティモシーだが、それを止めようとする憑神
「待て」

だが、止めるのもむなしく、レベル2の身体から離れるティモシー
「あかんてー」
頭を抱える憑神

「あっちに取り憑いてやる!!」

レベル3にアタックするが、全然とり憑けないティモシー
「取り憑けない……!」
今のティモシーだと無理だってことか…あーあ

もう…と言った様子でティモシーの身体から憑神が出てくる
「”今のわいらじゃ、レベル2までが限界ということやしぇ”」
「早く言ってよ!」
その言葉に憑神も怒る
「”言ったわ!”」

話を聞かなかったティモシーも悪いけど、
それを先に言ってほしかったなぁ、憑神

「と、とにかく、もう一回あっちに……」
ティモシーはさっきのAKUMAに戻ろうとするが、憑神は首を振る
「”戻れん。一度憑かれたAKUMAはマスターが抜けると同時に
 イノセンスに浄化されて、消えてしまうんや”」

「マジ!?」
驚くティモシー
「肉体も消せば、適合者もくそもないわ!」
レベル3はティモシーの身体を消そうする

「”本体に戻り、マスター!”」
慌てた様子でいう憑神
「俺の身体ー!!」

「消えろ!!適合者ー!!」
レベル3から攻撃が放たれる

「縛!!」
ティモシーの身体を守ったのは人形になっていたリンクだった
リンク!!

無事、自分の体に戻ったティモシーは驚く
「君がAKUMAを浄化してくれたおかげでダークマターが解けてきた…」
「あんちゃん!」
まだちょっとした経ってないのにリンク…

「まだ私は終わらないようだ…」
AKUMAに対して、構えを整えるリンク

一方、孤児院の外ではリーバー班長他、憲兵二名とガルマ警部、そして、捕まっていたファインダーたちがいた
「ばかばかしい!ここは顔見知りの孤児院ですよ。
 こんな所に怪盗Gがいるわけないでしょう」
不満そうにガルマ警部が言う

「ご説明したでしょう、警部殿」
リーバー班長は言う
イノセンスとやらですか? 
 本当にそんな不思議な力を持ったぼんが存在するんですかね?」
う、疑ってる(笑)

「するんですねぇ」
答えるリーバー班長
睨みつけるようにファインダーたちを見るガルマ警部

「すっごい見てるよ…」
「見てんなぁー」
孤児院の扉に向けて、ナイフを当てるが、跳ね返されてしまう

「これは…!?結界だ…」
すぐにその異変に気付く
必死に他のファインダーたちが呼びかける
「馬鹿!無理だ!結界を解かねぇと……」

すると、憲兵の一人がやってきて…

すぅっと中に入ってしまった
原理はAKUMAしか入れない結界を通ったってことだから…あの人は半AKUMA化してるんだよね…
その行動に驚きを隠せないファインダーたち

場面が戻って、結界の中ー
リンクの札でなんとかレベル3の攻撃を持ちこたえるティモシーたち
「あんちゃん、まだ元に戻ってないじゃん!壊れちゃうよ」
ティモシーは言う
「ふんばれ、あんちゃん!」
憑神

なんとかして、アレンが助けに入ろうとするが、
レベル4はそれを許さない、と音波を発した

強烈な音波にティモシー、リンクは力を失ったように動かなくなる
「(術が………ダメか……)」
レベル3の攻撃が迫る中、リンクは思う

緋装束の男が目の前に現われた
レベル3の攻撃を受け止めた男
エクソシスト…?いや、イノセンスの感じはしない…」

「スリー」
緋装束の男が発した声にリンクは驚く
聞き覚えのある声だったからだ

「発動…」
男の腕が変化し、空洞ができる

「喰機開闢孔(ガキカイビャクコウ)!」
AKUMAを吸い取り始める
「な、なんだ?腕が…」

「喰ってやれ!」
レベル3は消えた

「(AKUMAを……倒した…?)マダラオ」
リンクはその男の名を呼ぶ
「鴉のお前が何故……?」

それを見ていたレベル4も驚く
「(ば、馬鹿な……どうやって結界を破った…?)」
「新手のエクソシストか…」
声が聞こえる

「まいったなぁ……。本気で今日は良いとこなしです」

「しぶといなぁー」
生き残っているアレンたちを見て、レベル4は言う

レベル4の攻撃をかわし、神田がレベル4の銃を破壊する
そして、アレンが頭を落とそうとした時、レベル4は歯で刀を止めた
「は!?」
歯で止めるのかよ(笑)

身体の向きを変え、レベル4に吹き飛ばされるアレン
神の道化(クラウン・クラウン)の刀はレベル4の元に

刀を遠くに投げられ、レベル4はアレンに向けて銃を放つ
銃弾を避けながら、神の道化(クラウン・クラウン)の刀を持ち上げ、アレンはレベル4に向かって、自分ごと刺した

「お、まえも……刺さってるよ?」
レベル4は言う
「これは邪悪なものだけを斬る退魔な剣だ。
 ノアやAKUMAにしか効かない」

そう言った瞬間、ドクンと心臓が波打つ
「神の道化(クラウンクラウン)…?」
ごほっと血を吐くアレン

「邪悪なものだけを…?何を言っているのか…分からないでしょ。
 じゃあ、お前は何故、苦しんでいる」
レベル4の言葉にショックを受けるアレン

「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
叫び声をあげ、アレンは苦しみだす
「アレン!?」

「(神の道化(クラウン・クラウン)があいつに効いてる…?)」
マリと神田は驚く

「わけ、が、ワカラナイ奴……消えちゃえ!!」
レベル4が光線を放とうとすると、そっとアレンはレベル4の顔に手を添えた

「オ・ハ・ヨ・ウ」
アレンではない異様な気配

ここでノアの描写が来た

ロードにティキ?

その気配にレベル4は…
「ノ…ア…?」
涙を流す

その瞬間、神田の夢幻がレベル4の頭を貫いた

「ばか、もやし!」
その罵倒に反応して、アレンはレベル4を斬り、神田も同時に斬る
「……おい、アレンだって、言ってんでしょう」
普通のアレンに戻っていた

一方、外では結界の元の蟲を取り外そうとしていた
「ここの建物の四隅に一匹ずついるぜ」
「おそらく、術者の媒体だ。まず、ジジが一匹除去する。
 他はタリスマンで包囲しろ」

そんな様子を見るガルマ警部はまだ疑っているようで…
「何が結界がーだ。オカルト信者共め…」
扉へと向おうとする

その時、ジジが蟲の除去をする

その瞬間、孤児院が破壊されていた部分が戻る
「な、なにー!?」

普通に扉から出てきたエクソシストたち
「お、おい!!中は…」
最初に出てきたマダラオは何も言わずに通り過ぎる

無事な様子にほっと息を吐くリーバー班長
「お前の護衛、ただの衛兵だと言ってたが…
 怪しさムンムンだな」
ジジはリーバー班長に言う
マダラオさんたちのことね

謎の緋装束たちをリンクは見つめていた
知り合いの様子だし、何も知らされてないって感じかな

結界をつくっていた術者たちはAKUMAしか通れないはずの結界を緋装束の男が通ったことで、伯爵様に報告する事を話していた

場面が代わり、人形になっていた院長先生と子供たちは元に戻っていた
「先生…!痛いとこねぇ?平気?」
心配そうに見つめるティモシー
目が覚めた院長先生はそっとティモシーの頬に手を触れる
「先生はとっても頑丈なのよ…」

ぎゅっと院長先生にすり寄るティモシー
「へっちゃらよ」

「先生、顔あっつい!」
驚くティモシー
「えー」
あらら、ダークマターの影響か?

ダークマターの後遺症だー!」
「今まで人形になってたからかー!」
「早く病院へ!」
影響ははかり知れないなー


「ティモシーの父を逮捕した時な、俺は子供が一緒にいるのを知ってて突入したんだ。
 エミリアはあの子を引き取ろうと言ったが、あの額を見るたびに申し訳なくて…俺を恨んでる気がして…孤児院に預けた」

ガルマ警部、エミリアとティモシーがいないと思って話してる?

「なんとかあの子を見逃してもらえねぇか、あの子を連れて行くのは…。
 俺が今度こそ、側にいて、AKUMAからティモシーを……」

「「「「「無理」」」」だって」よ」でしょう?」だな」だろ」かな?」
その場にいた全員に言われるガルマ警部
(笑)流石にAKUMAを倒せない人に言われても…

「そんな…」
がっくり肩を落とすガルマだが、ティモシーが声をかける
「つーか、俺逮捕しなくていいのかよ…ガルマ」

「呼び捨てすんな。
 …おめぇみてぇなちびっ子に逮捕できっかコノヤロー」
嫌いになれない人だなぁ…この人(笑)

「そんなら、出てこうかな、俺」
その言葉にエミリアとガルマが驚く
「え」
「ティモシー?」

「院長先生も歳だしさ、ちび共もまだまだちびだし。AKUMAとか刺激強すぎんじゃん。お前らの仲間になってやるぜ、黒づくめ」
ティモシーは言う

「俺はティモシー……」
と言いかけ、はっと孤児院の名前を見るティモシー

「ティモシー・ハースト。イノセンスはAKUMAを武器化する憑神。どかんと暴れてやるぜ!エクソシスト!」

ハーストっていう苗字は孤児院から取ったんだね
親父さんの名字ではなく

「ただし……ただでとはいかねぇがな!」
(笑)悪い顔だなぁ…

その条件とは…
「怪盗Gの損害賠償をうちが…?」
ひきつった顔でコムイさんは言う

「盗品は全部で37個。どれも高額な品ばかりです。プラス、拘禁された89名の慰謝料、ハースト孤児院が困らないような資金提供……もろもろざっと合計いたしますと…
 これくらいかと?」
コムイさんに総額を見せる部下さん

その額に悲鳴を上げるコムイさんだった(笑)

一方、エミリアは入院しており、ガルマ警部がリンゴをむいていた
「パパ、仕事戻れば?」
エミリアは言う
「いいんだよ、仕事は。お前の傷が治るまで、有給取ったから」
あの一件で考え直したか、ガルマ警部

「私、教団に入団するから」
その言葉に固まるガルマ
「だから、あの子のこと、心配しなくていいよ。
 あたしがそばにいる」

ティモシーだけじゃなく、娘・エミリアまで失うとは(笑)
思わず、絶句するガルマ

場面が代わり、院長先生たちが入院している病院
「マシューとエバの熱がやっと下がったの。
 これで皆、心配ないってお医者様が言って下さったわ」
院長先生はティモシーに言う

「俺が皆を元気しないと承知しねぇぞって。
 びしってかましてやったからな!」
ティモシーは言う

「ふふっ、そうなの?びしっと?」
院長先生は言う
「おう!びしって!エクソシストって偉いんだぜ」

「見てほら!この服もすっごい金かかってんだよ!せっかく届いたし、来てみたんだ!」

「飯も豪華だし。食い放題らしくてさー。
 風呂もめっちゃでっかいんだって!」
きらきらと語るティモシー

「明日ね、パリを発つわ。新居が決まるまで、
 ロンドンのフェデリ教司祭の所にお世話になるの。安全なんですって」
そう、院長先生は言う

「そっか……。それも俺がびしっとかましたからね、
 当たり前じゃん」
声を少し震わせながら、ティモシーは返す

「鼻水出てるよ…」

「そう?」
「出てるよ、すごい超出てる」

「顔を洗えば大丈夫よ」
院長先生は言った
「うん…」
二人なりの別れ方か…

「院長先生ってさ、天然っぽい所さ、マナにちょっと似てんだよね。ティモシーは昔の僕にちょっと似てる。だから、分かるよ。あの子の気持ち……」

そう自然に話すアレンにリンクは…
「君が他人にマナの話をするのは、初めてですね…」
その言葉に驚くアレン

「そうかもしれない…」
マナと居た頃を思い出すアレン
「(そうか……笑って語れるんだ…)」
そう自覚するアレン

「リンクが空気になってきたって事かな?」
「空気ってなんですか!?」
(笑)それだけ信頼関係ができたって事じゃないのかなー

そんな様子を神田は見つめる
原作考えると、ここが後悔の話になるのかな…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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