此花のアニメ&漫画タイム

今の所、カゲロウプロジェクト・斉木楠雄のΨ難・D.Gray-man HALLOW・ヘタリア world starsの情報や感想などを上げています

「えっとぼくはね…アルマってゆーんだって」ノアの狙いとアレンの登場?第5夜「アルマ=カルマ」 感想  D.Gray-man HALLOW

此花(このはな)です

今回はD.Gray-man HALLOWの第5夜「アルマ=カルマ」の感想を書いていきたいと思います

今回はじっくり原作通りに進んで、ユウの過去編の最初まで進みました。
前回、あんなに早くすとんといったのに、今回はこんなにじっくりとは…原作2話分ぐらいしか進んでない。

14番目とアレンの声の違い凄いなぁと、ぞくっとした。
アレンから14番目に変わるとき、全く別人の声に聞こえた
あとあと、千年伯爵の声も人間から千年伯爵になるところとかね!


さて、本編の感想へ行きましょうか!
場所は北米支部ー
「彼には意識がありません。近づいても危険はありませんわ」
レニーが眠っているアルマ=カルマの前で説明する。
ジョニーとリーバー班長は北米支部に会議に出席していており、ほかの支部の班長達と一緒にそれを聞いていた

「何突っ立ってるジョニー。近くに来て、見ておけ」
リーバー班長がジョニーに言う
「は、はい!」

「アルマ=カルマ、AKUMA卵核との融合に成功した、唯一の母体ですわ。
 今回、開発された5体のサードエクソシストは彼の細胞が使用されています」
レニーが説明する

「本当に生きていたとは…」
「上官ずっと隠し持っていたらしいよ。
 身内のぼくらにも黙ってたなんてさ」
他の班長たちがこそこそという

「あの…リーバー班長」
ジョニーが声を上げた
「ん?」

「あの子…人間ッスよね。ひどい姿してるけど、アレンとかと変わらない歳ですよね。なんで…なんであんな子が第一母胎になってんですか?」

そんなジョニーの質問に隣にいたペック班長が知識をひけらかすように説明する
「セカンドエクソシスト。あれはただの子どもじゃない。
 9年前、教団が作り出した人造使徒のなりそこないなのだよ」

「わかっているかね、マシュー」
「はい、ペック班長」

「(人造使徒……?)」
その言葉にどういう意味か分からないジョニー

「常人の肉体では卵核のエネルギーに耐え切れず、融合直後に壊死してしまいます。ですが、再生能力を持つセカンドなら、その耐久時間ははるかに長い。
 セカンドについては班長クラスの方なら…ご存知よね?」
レニーが言う

その下に入るジョニーたちは説明する本が手渡されていた
それを読むジョニー
「(セカンドエクソシスト
 人造使徒計画の研究で生み出された二体の被験体の事である)」

「YU」と「alma」のことだね

アルマの許へ歩いてくる人物二人
「!…ズゥ先生…」
レニーは驚く

「どいてくれ、アルマと話がしたい」
ズゥ爺はそう言い、アルマがいる地面へと座り込む

「ですが…」
レニーが言いかけるが、ついてきていたバク・チャンが止める
「少しだけだ。話をさせてやってくれ」

「アルマ…本当にアルマなのか…?まだ現世に留められておったとはなぁ…」
涙を流しながら、ズゥ爺は言う

「呼びかけても答えませんよ。もうずっと昏睡状態のままです」
ルベリエ長官が答える
「マルコ……アルマの生存をなぜ知らせなかった!?」

ズゥ爺は問う

「こんな機会がなければ、一生伝えるつもりはありませんでした」
「なに?」

「サードエクソシスト計画の本格導入の為、彼にはこれからも道具として
 生きていただくことになりました、などと言ってあなた方は承諾しましたか?」
ルベリエの問い返しに言葉を返せないズゥ爺
承諾できるわけないし、第3エクソシスト計画がなければ、アルマに会えなかった現実を見るとな…

「9年前、あの実験の指揮をとられたチャン家、そしてエプスタイン家、両家は当時のご当主、アルマに惨殺されています。こちらとしても、気遣ったつもりだったんですがね」
ルベリエは言う
ひしひしと嫌な感じな答え方するよね、ルベリエは

「(惨殺!?)」
その言葉に驚くジョニー。再び、本を読み進める
「(被験体 alma(アルマ)暴走。研究所職員計46名、皆殺し)」
原作にあるフォーのシーンは結構きたもんな…あれは切なかった…

「せめて、神田ユウに知らせてやる慈悲もなかったのか」
ズゥ爺は言う

そんな言葉にはぁ…とため息を吐くルベリエ
「なんの意味があるのでしょうか? 彼らは”ともだち”だったそうじゃありませんか。
 知らせたところで苦しむだけでは?」

「(生き残ったのはもう一人の被験体「YU(ユウ)」)」

「私らが二人を殺し合わせたんじゃぞ!」
ズゥ爺は叫ぶ
「(YUは”alma(アルマ)”が再生しなくなるまで彼を……)」

「ジョニー?」
「こいつ、吐いたぁぁ!!」

その現実にジョニーは吐き気をもようし、吐いてしまった
「(almaをバラバラに破壊した)」

こういう事に慣れてないとはいえ…ジョニー大丈夫かな?

一方、北米支部の上空―
「身内で争うほど、悲しい事ってないよねぇ」
千年伯爵(人間バージョン)がロード(人形バージョン)と一緒に見落としていた
「アルマ=カルマはあそこだよ、千年伯爵」

「OKですよぉ~ロード」
千年伯爵の声ってマナの声の人か、って今気づいた…。
そういう配役かー確認しとけばよかった。人間バージョンで気づいたわ
そりゃそういう配役になりますよね、マナはそうなんだから…

場面が変わり、北米支部のトイレ
「君さ~あの程度でゲロるってよく本部にいるね」

「あ、あんな人間見たの、初めてで……
 すいません」

ジョニーが謝る
いや、あの資料を見てたからなぁ…あの惨殺写真が原因よね

「まったくだ! 君のおかげでルベリエ長官に追い出されちゃったんだからね」
ペック班長が怒って言うのをリーバー班長が止めにかかり、トイレから出ようとする
「見たかったのにさー!」

「ペック班長、俺からも本当に謝りますんで。ね!」
リーバー班長が言う
「だいたい、大事な研究会議にあんな助手連れてきたんだっ
 リーバー!」

「やめちまえ!このメガネ!」
ペック班長が言うが、その助手が
「班長も眼鏡です…」
確かにな(笑)

リーバーはトイレに戻ってきて
「辛いもの見せちゃったな」
つぶやく

「すいません、班長……
 オレ、なんか…自分のやってることが分かんなくなりました…」
ジョニーは言う

「班長は…今日、俺を連れて来てくれたんスか…?」
「それは……」

リーバーが言いかけたその時、警報が鳴る
「敵襲!! アンノウン出現! AKUMAではありません。
 結界包囲網を次々突破されています!」

一方、北米支部の外にいた千年伯爵とロード
「ほんと~悲しいよねぇ。信じる者同士が殺し合うなんてねぇ」
ロード(人形のバージョン)が言う
「14番目みたいにねぇ」

「あーそうそう。14番目の時はつらかったなぁ…」
ロードが千年伯爵の言葉に乗る

「そうだよね。そうだよね。あんときはねぇ」
涙をこぼす千年伯爵の人間バージョン
「自分でゆったんじゃん!」

「もぉ~本当に泣き虫なんだからぁー。
 そんなんでアレンに会えるのー?」
ロードは言う
千年公は14番目を好きなんだか、嫌いなんだかわからないよね、まったく

すると、北米支部の防衛システムが働き、千年伯爵に攻撃を加えるが、千年伯爵を守るようにAKUMAの穴が現れる
「さっきしょげたの、内緒にしてくださいね?」
千年伯爵は言うと、その穴からAKUMAが現れ始めた
「吾輩はアダム第一使徒、千年伯爵ですから」

エクソシストの心臓を暴き、神様を闇に召すまでぇ」
ここで千年伯爵の皮をかぶる千年公

「何があろうと立ち止まることは許されないのです💛!!」
声の感じがガラリ変わった!
人間バージョンじゃなきゃ、声が似てるとは気が付かなかった

「ノアと確認。本館に侵入してきます」
アナウンスが入り、ジョニーたちは避難のため、走り出す
「方舟ゲートは現在不通!交信が妨害されています。
 非戦闘員はただちに地下シェルターに避難してください」

「(きた…!ノアがきた…!)」
そう思うジョニー
こてっとジョニーはこけてしまう

「(くそっ……)」
本部襲撃のあの悪夢を思い出すジョニー
「(また……また…あんなことが…)
 怖いよ……アレン」
口に出す

「立て!ジョニー」
戻ってきたリーバー班長
「こんな所でくたばってもいいのか!
 今、俺たちがすべきことはなんだ?」

リーバーは強く訴えかける
「班長……」
「確かに…教団がやっているのは非人道的な実験かもしれん。
 だが、目を背けるな。自分の目でしっかり見る!何が正しいか、間違っているのか」

「そして、俺たち化学班が、自分が
 何をすべきか…考えて考えて考え抜け!」
リーバーさんはそういった現実を見せたかったのかな…

そんな言葉にぎゅっとこぶしに力を入れる
「(そうだ…。あの日、俺は誓ったじゃないか)」

「(エクソシストや仲間たちの為に全力を尽くすって)」
タップのことか…

そう決意しなおし、ジョニーは立ち上がる
「行きましょう、班長!」
「ジョニー……」

「今、俺たちがやるべきことは生き延びることッス!」
そのジョニーの言葉を聞いて、リーバー班長はうなづく
「よし! 合流するぞ!」

ジョニーたちは合流した時、突然体と声が動かなくなる

まるで、誰かに操られたみたいに
「(な、なんだ…?これ…)」
「(しゃべれない…!?)」

「(身体が勝手に…!?)」
ジョニーたちは勝手にどこかへと向かっていく
「(違う…そっちはシェルターじゃない。
 くそっ、どこに連れていくつもりだ?)」

術者が望む方向へ向かっていくと、音はなく静かだった
「(まさか、北米支部ごと、制圧されたのか…!?)」
リーバーは思う

「やぁ、こんばんわ!」
そこにいたのは”千年伯爵”

「(千年伯爵!?)」
ノアたちだった

「(やばすぎる!
 これ、完全に処刑パターンじゃねぇか…)」
ペック班長は思う

「さっさっ、遠慮なく……並んで並んで!」
千年伯爵は嬉しそうに言う
ジョニーたちを端に並ばせる

「なにも、頭潰す事ないのに…」
ロードがそうワイズリーへという
「じゃって強そうだったんだものぅ。
 まっ、よかろうセカンドなんだし」

「この大雑把!」
文句を言うロード

「(あれは…神田?)」
ジョニーが気付く
神田の頭を潰したシーンが前回の最後かぁ

「(なぜだ…?なぜ、神田を…)」
捕まっているズゥ爺は思う
「(まさか……!?まさか、狙いは…)」

「その通りだ、老師」
その心の声を聞いたワイズリーが答える
「愛と悲劇。おぬしらが一番、よくわかっていたはず。触れてはならんものに触れると、そこから何が噴き出すか…。黒の教団が最も憎むモノ)」

「おぬしら、自らがつくった悪魔に抹殺させるのだ」

ドクン、ドクンと神田の意識が戻る
「(アルマに何をする気?)」
レニーは思う
「(無駄だ。9年前からアルマには意識がない)」
と、ルベリエ

「そうだのう。アルマは確かに心を閉ざしておる。私の魔眼でも覗けぬほどにな。
 じゃが、こちらはどうかのう?」
ワイズリーは言う
ゆっくりと神田が起き上がる

目に入るのはアルマの顔
”「嬉しいなぁ」”
声が聞こえる。一面に咲くのは蓮の花

”「僕ひとりだけなのかと思ってたから
 キミはユウってゆーんだって」”

”「え? ぼく?えっとぼくはね~
 アルマってゆーんだって」”

「(…こんな、形でなど……再会させるなど…)」
ズゥ爺様は思う

「さぁさぁ!時はきましたよぉ!アルマ=カルマちゃんに断罪の朝を!コケコッコー!」
千年伯爵は鶏の真似をする

「待って待って、千年公。まだ招待客(ゲスト)が残ってるじゃないか。
 せっかくサードをエサに使ったんだからさ」
デザイアス(欲)は棺桶に座りながら言う
この人の声もめっちゃ合ってるよなぁ…

「ってアレ? 僕の下から…!?」
棺桶の下から方舟のゲートが開かれる

「仲間を返せ!」
アレンとティキが飛び出してきた

「アレン!?」
ジョニーが驚く
「あれ、しゃべれる?」
アレンの突然の登場にデザイアスの言葉の制御が解けたか

「来ましたね。
 吾輩の目の上のたんこぶ、アレン・ウォーカー!」
千年伯爵は言う

場面が変わり、ヨルダン
「AKUMAウィルスか…」
リンクはまだヨルダンにいた
「この陣営は全滅ですね……」

「あのノア……私だけを生かしたんですのね」
テワクが目を覚まし、起き上がる
「意識が戻ったのか…。
 ひどくうなされていたぞ、何をされたのだ?」

「突然……頭の中に変な映像が流れてきて…
 マダラオ兄様とトクサがアレン・ウォーカーに殺されていて、そのアレン・ウォーカーを私が殺したわ

その言葉に驚くリンク
「そんな事がこれから起こると言いたいのかしら…?
 ノアめ…」
(北米支部か…。急がなくては…)

テワクが立ち上がり、どこかへと行こうとすると、リンクが止める
「なんですの?」
「今、アレン・ウォーカーの監視役として、大変聞きずてならない事を聞いたのだが…」

「だから、なんですの」
もう一回に聞く
「アレン・ウォーカーの安否が確認するまで、お前を監視下に置くぞ」

「助けに行くつもりだろう?テワク。私も行く」
そう、リンクは言った。

テワクやマダラオ、トクサ、キレドリはリンクの幼い頃からずっと一緒にいたからなぁ…。生きる為に暗部に入ったんだもん

場面が戻り、北米支部―
千年伯爵の上にアレンとティキが乗ってしまう(笑)
「なぜー!」
「どけって言ったろ、千年公」
ティキは言う
「は、伯爵?」

「ようこそ、アレン・ウォーカー」
ティキは言う
「これはどういうことですか?
 ルベリエ長官…?ジョニーにリーバー班長まで…」
アレンもこの状況に気が付いたようで

「すまんーアレン」
「俺たちまで人質に……」
そう謝るリーバー班長とジョニー
「じゃあ…ここは…」

そのタイミングで無言で立ち上がった神田
「神田? 君がなぜ、ここに? 
 ヨルダンの陣営を守ってたんじゃ…」

「陣営ならとうに全滅したよ」
デザイアスがそういう
「トクサ!」
棺桶の中からトクサが現れる

「驚いたかい?
 お前はこのサードを助けに来たつもりだったんだものね」

「マダラオはどうしました…」
トクサが言う
「奴ならマーシーマが相手してるぜ」
ティキが答える

「気をつけなさい。このノア、他者の体を勝手に動かせます。
 私の足を…触れずに折り砕いた…!」
トクサは言う
「じゃあ、みんなは…」

「そっ、残念ながらすでにこの支部の人間はこの僕、デザイアスが掌握している。いっとくが、僕はドSだ。
 これ以上仲間を犠牲に…ていうか、あられもないポーズにされたくなかったら、言う通りにしなさい。アレン・ウォーカー」

「「「(どうゆうイミだ、そりゃあーー!!?)」」」
ジョニー一同は思う
(笑)

「少年、オレらはお前を迎えに来たんだぜ?」ティキはアレンに言う
「はぁ?迎えって、僕はあんたたちの敵ですよ?」
意味わからないといった表情をするアレン

「あー君たち、
 僕らの千年公を踏み潰したまま忘れ去らないでもらえる?」

あっ(笑)

「アレン・ウォーカー!!」

「いやぁ、まんまと騙されましたよこの道化メ!」
千年拍車はアレンを捕まえ、言う
「何?」

「お前は「14番目」が残した奏者の資格でナイ!
 「14番目」本人だったスネ!」

千年伯爵の発言に驚く本部一同

「(バレてる…!?)」
「アレンが「14番目」本人だって?」
バク・チャンとジョニー

「それが分かった以上、
 お前は二度と教団には返しませーん!」

「ってわけさ」

「ご存知でしょう。千年伯爵はAKUMA製造者。AKUMAは吾輩の手足であり、目でアル。
 お前はあの時、AKUMA越しに吾輩へ呼びかけたのでショウ?」

”「オ・ハ・ヨ・ウ…」”
レベル4へとそう言った
神田は報告しなかった…このことを

「大変な衝撃でしたぁ!」
千年伯爵は語る
「なんのことだ…っ。僕はそんなこと…っ」
ドクンと心臓が鳴る

「ソノ通りダヨ」
アレンとは別人の声で言う

その声にその場にいた全員が驚く
「オマエに伝エタカッタンダ。
 オレが戻ッテキタコト」
そう言い、千年伯爵のほほに手をやる14番目

「14…番目…ッ」
言葉を紡ぐ千年伯爵

「来テクレルト思ッタヨ、兄弟…。今度コソ、オマエを殺ス。
オマエヲ殺シテ、オレガ千年伯爵ニナル」
そう、言う

「それが…望みのデスカ
 「14番目」…」
千年伯爵は言う

「ち…が、う…っ。ちがうっ!!
 僕は「14番目」じゃない…!?」

顔を手で包み、否定するアレン

がはぁっと血を吐く
「(なんだ…!?体の中がグチャグチャに…!?)」

”「移植された”記憶(メモリー)”は徐々に宿主を侵食し、お前を「14番目」に変えるだろう。
 「14番目」になったらお前は大事な人間を殺さなきゃならなくなる」”
そう言った師匠の言葉

「う…っ、がぁぁぁぁぁぁぁぁ」
アレンは叫び声をあげ
「そんなの……」

「いやだぁ!!」
千年伯爵に向かって頭突き!
「頭突…っ」
痛がる千年伯爵

「いいですか、伯爵。あと「14番目」もよーく聞け…」
アレンは言う
「…ほう」
面白そうにワイズリーは言う

「僕は悪魔払師(エクソシスト)アレン・ウォーカーです。それ以外には死んでもならない!!
 あんたら兄弟のよく判らん喧嘩に人を勝手に巻き込むな!迷惑です!!」

アレンらしいや
「ロード、あの小僧なかなか面白いの…」
ワイズリーは面白そうに言う

「千年公ー!」
叫ぶ声に神田が千年伯爵に向かって切りかかり、ティキが千年伯爵の間に入って止める
「ちっ」
舌打ちする神田

神田の口元には人形のロードがいた
「あー僕のロードがォォォ!」
その姿にデザイアスが叫ぶ
「何奪われてるの、ワイズリー!!」

「ワタシは武闘派ではないのだ……」
言い訳をするワイズリー
(笑)えっと、デザイアスってロードの親族なんだっけ?

「このっ」
アレンは棺桶を蹴り上げ、デザイアスをひっくり返させる
「うぉっ?」

「大丈夫ですか、トクサ」
トクサを助けに入る
ズサササっとアレンの前にやって来たのは”神田”だった

「神田! キミ、動けたんですか!?」
「悪いかよ」
しれっという神田

「だったら何で固まってたんですか…」
むかっとしながらも、アレンは言う
「状況理解すんのに時間かかったんだよ」

神田はロードに結ばれていたリボンに手を付ける
「ギャー何すんのエッチ!!」
ロードは言う
「うっせぇ、髪紐がどっかいっちまったんだ。
 てめぇのリボンよこせ」

「追剥する為に捕まえたんですか…」
呆れるアレン
(笑)神田は神田です

「とにかく一度退いて…体制を」
トクサが言いかけると、
導管が現れ、出口をふさぐ

「!! しまった。出口を…」
出口を塞がれてしまった

「下等生物め、本当に状況を理解してるのか?
 とくに「14番目」」
デザイアスが導管を操ったのか

「「二度と教団へは帰さないっ」って言ったはずですよね?アレン・ウォーカー。君が自ら進んで教団を捨てられるようにしてあげマショウ!」
「誰が!」

「今日は君の退団パーティーでス!」
千年伯爵は言う

「誰ですかあれ…」
アレンはぎょっとした顔で言う
「アルマ=カルマ、私たちサードの第一母胎です。
 元は神田ユウと同じ人造使徒の被験体です…」

トクサが言うが、神田はこう言い放った
「誰だそいつは」
思わず、固まるノアたち
(笑)まさかの反応にノアたち絶句だ

「……今、なんて言いマシタ?」
千年公が聞く
「誰だ、そいつは」
繰り返す神田

今度はワイズリーがアルマを指さす
「誰だ、そいつは」
同じことを繰り返す神田

「「(ワイズリーくん?)」」
思わず、千年伯爵もデザイアスもワイズリーに聞く
「な、なんでワタシを睨むのだ~~」

「ん? いや…ちょっとまて!」
ワイズリーはあることを思いつく
このやり取り、地味に面白い(笑)

「か、神田のやつ、
 まさかアルマ変わり果てていてわからんのか!?」
バク・チャンは驚きを隠せない

「そんなことはない。あの子がアルマを判らんはずはない…」
ズゥ爺様は言う
むしろ、逆だ。アルマへの心を閉ざして、感情を出さないようにしているんだよ。辛すぎるから

「何言ってんのさもぉ~~~アルマだよぉ!!
 9年前、キミが殺したあの失敗作の…」
ロードがそう言うと、人形をつかみあげる神田

「あいつは死んだ」
すぅっと怖い表情で言う
はっと息をのむアレン

「でも、生きてたんだよぉ。あんな姿になっても生きてたのに、
 教団が隠してたんだよぉ」
「潰されてぇのか…」
低い声で言う

それでもロードは続ける
「キミにアルマの罪を被せて、奴らは隠してた。
 ノアとの”聖戦”を言い訳にしてぇ、9年もね~~~」

「挙げ句の果てにAKUMAの卵核埋め込まれちゃって、
 今じゃアルマは教団に貪られる生き人形だぁ~~」

その言葉にぐしゃとロードの頭を潰す神田

頭を潰されても、ロードはしゃべり続ける
「どうしたのぉ~?アルマに会えて嬉しくなかった?」

「もしかして…キミにアルマを斬らせた女ぁ…
 ”あの人”のことが関係あるのぉ?」
その言葉にロードに六幻を向ける

「落ち着いて、神田…!
 こんな攻撃がロードに効かないのは知っているでしょう!」

それをアレンが止めた

「挑発に乗っちゃダメだ! こいつらキミで何かを企んでる!!
 僕らは捕まってるみんなを助けなきゃ」
アレンは言う

ロードの煽りはすごい。
あの人のこと、知ってるんだね…

「いいよ~~~だ。
 アルマだってゆうことが信じられないならなぁ~~」

「アルマ自身に信じさせてもらえ~~」
その言葉の瞬間、地面に目が開く

「はじめに云ったであろう、神田ユウ
 おぬしの脳、アルマ=カルマの目覚めに使わせてもらう」
ワイズリーは言う
「何を……!?」

「見てはいけませんウォーカー!!」
トクサが叫ぶ
「神田ぁーーっ」
ズゥ爺は叫ぶ

「ねぇ、ねぇってば!もしかして、起きてるキミ?」
声が聞こえ、アレンが目を覚ます

「起きてたら手上げてみて」
アレンは声に従って、手を上げる
「(……?誰?)」

そういうと、ぱぁぁぁと顔を輝かせ、アレンを超えて穴の中にいるものに声かけているよう
「やった!!やった、やった!
 嬉しいなぁ、ぼくひとりだけなのかと思ってたから!」

「(なんだ、僕に言ってたんじゃないのか…)」
アレンは気づく
「……ここって…ってあれ?神田は?」
辺りを見回すが、神田はいない

「キミの名前はね!
 「YU(ユウ)」ってゆーんだって!」

その子の言葉にはっとするアレン

すると、穴の中から人の手が出てきて、その子を指さす
「え? ぼく? なんかテレるなぁ~
 えっとぼくはね…「alma(アルマ)」ってゆーんだって…」

その言葉に驚くアレン
「はっぴーばーすでぃ、ユウ!」
アルマはそっとユウを引き上げる

「(ちょっと待って…ここはどこだ!?)」

「(えぇー!?ユウってまさか)」

そうです!あの神田ユウです!
まぁ、驚くだろうなぁ…ロードと一緒に神田の記憶の中に入っちゃったんだよね、アレン

結構、最初のほうで切ったよ、過去編。
しかも、次の予告「friend」だっていうしー
また20巻の最後の題名だよ。前回みたいにやるってことなのかな?

次回予告の映像からして、
アルマがある事実を知るところまでやるっぽい

ここまで読んでくれてありがとうございました!
前回へ
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