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此花のアニメ&漫画タイム

今の所、カゲロウプロジェクト・斉木楠雄のΨ難・D.Gray-man HALLOW・ヘタリア world starsの情報や感想などを上げています

上橋菜穂子・精霊の守り人展㏌静岡に行ってみた!

精霊の守り人(ドラマ)
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此花(このはな)です

今回は駿府博物館で行われていた”精霊の守り人展”に行く機会があったので、それについて書いていきたいと思います

場所は駿府博物館の2F

こんな感じで入口の前にはバルサの槍が飾られていました。
写真OKなのはここだけなので残念

家族と一緒に”精霊の守り人展”を回ったのですが、私以外の家族は原作を読んだことがなく、2016年の3月~放送された実写版精霊の守り人のドラマを見ている程度。

弟がいうには駿府博物館の広さがあれ以上広かったら、見切れなかったと感想を漏らしていました。私の第一印象もそんな広くないなーと思ったほどの広さ。
展示面積は588sm²

上橋菜穂子さんの物語の由来が色々と知ることが
 出来る展示がいっぱいありました。

step 1 さまざまな境界、その向こう側
”上橋さんが高校生の時に英国研修旅行でイギリスを訪れ、ローマ帝国時代に築かれた防御壁であるローマン・ウォールを目にしました。

愛読する同国の児童文学作家ローズマリ・サトクリフ、ルーシー・M・ボストン、アーサー・ランサムらの作品世界を肌で感じ、自らも作家になる思いを深めます。

ローマン・ウォールを前にしたとき、古代ローマ人とケルト人のように文化的背景の異なる人びとがとうやってともに生きるのか、彼らの「違い」を分ける境目を持つ少女の目は、

このような目に見える境界だけでなく、人々の心にある目に見えない境界の存在もまた、はっきりと意識していました
この文章は”精霊の守り人展”で買った図録から引用したものです

上橋さんが文化人類学者さんで、アボリジニの人々と交流していた、とかは知っていたけど、愛読書や英国研修旅行の経験があるというのは知らなかった。


守り人シリーズで印象的な”武器”についても、こう書かれています
step2 生と死の境界、究極のサバイバル
”刀ではどうやっても切れてしまいますが、槍は打つことも押さえることもでき、相手を殺さずに無力化する選択肢がある。バルサに向いた武器なんですよね。

武術が大好きなんで、こういうことはすぐに頭に浮かぶんですが、その他にも、私は、こどもの頃から生活の匂いがするものが好きでした。特に異国の生活の話は大好きだったんです”

バルサの槍についての話は面白くて、上橋さん自身が武器について、凄く詳しいんですよね。戦いの描写は細かく書かれていて、よく書けるなって思っていたんです。
実際にやったことがあると言われたら、そりゃ想像できるよなって


step3 (守り人)の世界、その多様性
”私は「守り人」シリーズの中で、いつも、「外れた人たち」を主人公に据えて描いてきました。バルサはもちろんのこと、チャグムまた、自分が生まれた「場」から、外れざるを得なかった経験をし、そのことで変化してしまった子どもです。

ただ、バルサたちとタンダやトロガイの場合は、少し違うのです。
タンダやトロガイもまた「外れた人たち」なのですが、このふたりの場合は、ごくふつうの村人として生まれながら、その心が求めるものが、他の人々とは違うものであったために、外れて行かざるを得なかった人たちでした”

守り人シリーズは「外れたものたち」を描いた物語ということかぁ
読んでて思うのは生活感があって、その中で人々が息づいている。その雰囲気が好きで、特に精霊の守り人は何回も読むんだよね

バルサの用心棒の話がすごく好きで、
精霊の守り人と神の守り人ばかり読んじゃう
そのせいか、チャグムの旅人の話の内容を忘れるという事態がおこるのである

最終巻である「天と地の守り人」の時はバルサとチャグムが再び、再会するのが好きすぎて、凄く駆け足で読む始末。チャグムの話をまた読み直さないと、この最後のお話が理解できなくなるんだよな…

step 4 物語とともに生きる
”物語には、経験や知識の差に関わりなく、人を惹きつける力があります”

上橋さんが10代で出会った翻訳小説の数々、なかでもJ R R・トールキンとローズマリ・サトクリフの作品は大きな影響を与えたそうです。

”人間に加えて「ホビット」「エルフ」といった多様な種族が登場する前者の「指輪物語」、ローマ帝国支配下の国での古代ローマ人と先住民族ケルト人を描いた後者の「第九軍団のワシ」。
これらは、上橋さんが背景の異なる者同士が共存する事へ関心を抱くきっかけとなりました”

step 5 境界、そこはフロンティア
”『獣の奏者』でも「守り人」シリーズでも、私の心の底にあったのは、群れとしての人の姿でした。これまで経験してきたすべてが私を捕らえてきて、安易な融和の夢を見ることを許してくれません。それでも、心の底には、ひとつの「願い」が小さく光っています。

フロンティアは「辺境」でも「衝突の場」でもなく、「出会いの場」であってほしい。そこに道を浮かび上がらせるものは、剣ではなく灯火であってほしい。そういう、小さな、願いが”

「あのな、坊主。国やしゃべる言葉が違う人は、
 別の考え方をもっとることは知ってるか?」
精霊の守り人より

境界は色んな人々が交差する場所。そういう場所は「出会いの場」であってほしい、というのが上橋さんが考えるテーマなのかな
それは守り人シリーズに出て来る”ナユグとサグの間”も入るんだろう

駿府博物館にあったのは実写ドラマに使われたバルサ・チャグムの衣装も展示されていました。
チャグムの衣装はやっぱり、アジア系の服装を参考にしているそうです。日本以外で少し違った衣装の感じと言ったら、そうなるよね……

他には上橋さんが旅をしてきた国々のお土産。自宅にある本棚の一部も展示されていました。内容はゲド戦記指輪物語など…。

特に気になったのは”イランのお土産のペーパーナイフ”
色鮮やかで、目を奪われる物だった

私が買った”精霊の守り人展”の図録には守り人シリーズの国々の地図も載っていて、どんな国か?というの詳しく書かれています。
原作を揃えていない私にとって、凄くありがたいページでした

「わたしは用心棒です。 
 ――皇子は、ひきうけました」

精霊の守り人展のポスターデザインが個人的には結構好きです
サグとナユグを現している絵

そもそも”精霊の守り人展”を知ったのは新聞の広告でした。
まさか、静岡でもやるとは思わなかったです

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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