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「”赤家の頭脳”南雲蘇芳、此処にありーー」光冨耀司と対峙する蝶子。その目的は…?26話感想 シノビ四重奏 ASUKA2月号(2016年12月発売)

此花(このはな)です

 

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今回はASUKAに連載されている”シノビ四重奏”の26話の感想を書いていきたいと思います

 

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 「”赤家の頭脳”南雲蘇芳、此処にありーー」

下剋上!と書いている蘇芳。

 

今回はめちゃくちゃ楽しかったです!光冨耀司と対峙する蝶子よりは蘇芳の動きが面白かったです。蘇芳のあるセリフでテンションが急上昇!

 蘇芳が大好きになりました。

 あらすじ

大企業の跡取り娘・真中蝶子。護衛に囲まれて送った中学生活が嫌で、高校生活は自由に過ごしたいと思っていた。そんな蝶子に課せられた課題は〈これぞという側近の忍びを見つける〉こと。

 

「忍び」という時代錯誤な単語に戸惑う蝶子だったが、力ある忍びを側近に持つことが政財界での評価となるらしい。
 
高校卒業までに側近の忍びを見つけられれば、蝶子の自由に選んで良いが、見つけられなければ 一生父親の言うことを聞かなければならない、という約束を受け、忍びを育成する御園尾学園に入学したのだった。

 

有望な5人の側近候補と共に学園生活を送っていた蝶子。しかし、候補の1人・蘇芳が真中のライバル会社「ミツトミ」の後継者・光冨耀司の下についてしまった。蘇芳の選んだ道を尊重する蝶子だが動揺は隠せない。

 

そんな中、大事なパーティーに父の名代として出席した蝶子だったが、蘇芳不在が響き、世間の批判を浴びてしまう結果に…。さらに、落ち込む蝶子の前に光冨耀司が現れ…!?

 

 さて、本編の感想へ行きましょうか

 光冨耀司と話すことになった蝶子

その目的は

”「今後一切、南雲蘇芳を雇うことはない」と一筆をいただきたい

というものだった

 

戸惑う蝶子に光冨耀司はいう

「私の所に来て、まだ期間は短いですが、彼にはとても助けられている。本当に優秀だ。

 優秀であるからこそ、貴方がまた蘇芳を欲しがる可能性がある」

「はい?」

 

「蘇芳は一度、貴方の側近になりたいと言ったそうですね。

 しかし貴方は彼を側近にはしなかった」

「側近にしなかったのではなく、決めかねていただけです」

 

「同じことです」

「蘇芳の過去の言葉を盾にして、後から蘇芳を返せとごねられては困ります。後顧(こうこ)の憂いを絶つために、

 ここではっきりとその証をいただきたい」

 

蝶子は”それは忍びの意志を尊重しています”と断ろうとする

「……それはどうでしょうか? 

 蝶子さん、こんなことは言いたくないのですが、

 貴方の言葉は信用できない」

 

光冨耀司に言われると、雨情が怒り出す

「おい、それ以上、蝶子を侮辱すると…」

「雨情、いいから」

蝶子がそれを止める

 

光冨耀司は”夏希”と名を呼ぶ

すると、あるものを蝶子に見せる

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 「…これは」

それは蝶子の隠し撮り写真だった

 

盗撮のご趣味でもお持ちなんですか?という蝶子だが、

光冨耀司は”週刊誌の編集から流してもらったもの”だという

「中の記事をご覧ください」

 

それは蝶子の”中傷記事”

「事実無根です!」

「えぇ、もちろん私も蝶子さんを信じたいと思っています」

 

「しかし最近、貴方にはある噂がたっていますね」

光冨耀司はいう

あっ…あの時の話か

 

”主役を差し置いて、蝶子達が目立ってしまった”事件である

「いつもだったら、こんな記事、誰も信じないでしょう。

 ですが実際に噂が立っている今、この記事を読んだ世間はどう判断するでしょう?」

この人…脅す気か

 

実際に真中の株価もその式典以降下がっている

”私はこの週刊誌の社長ととても親しくさせて頂いているので、

もし蝶子さんがお望みなら、この記事の掲載を差し止めてもらうことができます”

それが交換条件って訳ね…この人やっぱり嫌いだ

 

「難しい話ではありません。一言「南雲蘇芳はいらない」と書いて頂けるだけで、この件は丸く収まります。

 貴方のお父様にもなんの迷惑もかからない。いかがですか?」

 

その交換条件に雨情は賛成し、

茜も”兄さんの事は気にしないでください”とそう言う

「せっかくの光冨さんのご提案ですが… 

 お断りします」

 

「…ほう」

「誰が主と仰ぐのか、その決断を下すのは忍びの……

 蘇芳君の権利です」

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 「主筋である私たちが勝手に決めていいことじゃない」

蝶子は言う

蝶子らしいや…

 

 「……強情な方だ。

 分かりました、今日は退散致しましょう」

素直に退散する光冨

「この記事は3日後に出ます。

 それまでに気が変わったらご連絡ください。それでは」

 

光冨側ー車内―

「……耀司様。

 どうしてあんな……脅すような真似を…?」

夏希は恐る恐る、耀司にきく

「夏希、私だってこういうことはしたくなかったんだよ?」

 

「でも仕方なかったんだ。

 蘇芳のため、ひいては”ミツトミ”のためだに、だ」

…それはミツトミのためという名の自分の為じゃないか

 

「…夏希、お前ならわかってくれるね?」

その言い方はずるい…。

「……はい」

 

一方、蝶子側―

「真中さん、どうして断ったんですが…? 

 兄さんのこと、考えて下さるのはうれしいですが…」

茜は聞く

 

「茜くん…

 私ね、人生の選択は本人しか決めていけないと思うのよ」

 

「忍びたちの意思を無視して、無理やり忠誠を強要しても、

 絶対いつか歪んで破綻する…そんなの誰も幸せにならないわ」

だからこそ、蝶子は”ミツトミ”に行くという蘇芳の意思を尊重した。

口をはさむべきじゃないと思ったのだと。

 

「でも、光冨さんが私に接触して来たことで、

 逆に蘇芳くんの決意が怪しく思えてきたの」

え…?

 

「蘇芳くんが本当に心から光冨に仕えたいと思ってるなら、光冨さんは私を脅したりするかしら? あの記事は週刊誌のスクープと言っていたけど、

 十中八九、光冨さんが書かせたものだと思うわ」

まぁ、あの言い方だとほぼ間違いないよね…ライバル会社なんだし

 

「だからね、私思ったの。光冨さんが蘇芳くんの決意に確信が持てないから、こうして私の方に働きかけて来たんじゃないかって」

確かに、それはありえる。でも…じゃあ何で蘇芳はミツトミに行ったんだ?ってなるんだけど

 

だとしたら、どういう状況なのかしら?と悩ませる蝶子

「……もしかしたら、蘇芳くんは私と同じように脅されている?

 …とか?」

今までの経緯だと、脅されているというよりは誘われたって感じなんだよな…蘇芳

 

 「推測だけで考えても意味ないわね……。

 もう一度、蘇芳くんと話をする必要があるわ」

そう言う蝶子

 

場面が変わり、光冨耀司と夏希がいない”ミツトミ”内

蘇芳はある部屋にいた

「おー~…出て来る、出て来る」

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 「インサイダーに賄賂に闇金? 

 あんな善人そうな顔して、ダイブ悪どいことやっとるなぁ~」

あ…(笑)光冨の場合はやっぱり…なって感じだが

 

 ピコン!とダウンロードした音が鳴る

「よし、こんなもんか」

ほんと、蘇芳ってあくどい顔似合うなぁ…(笑)

 

「んっん~~っ」

蘇芳の隣にうめいたのは秘密の部屋に入っていった先輩忍び

ちゃんと縛り上げている

 

指紋認証ありがとさん! 

 俺みたいなやつ、簡単に信用したらあかんで~?」

前回の描写で指紋認証のシーン、ちゃんと見てたもんな、蘇芳

 

秘密の部屋から退出し、廊下へと出る蘇芳

「(夏希がおらんと、チョロすぎてびっくりするわ。

 さて後はとっとと退散するだけ…)」

そこに現れたのは”夏希”

 

「(そう上手くいかんか……)夏希、随分早い帰りやったな。

 もうちょいのんびりしとってよかったのに」

蘇芳は言う

 

夏希はちらりと蘇芳の手がポケットに入っているのを見る

「……蘇芳 

そのデータを渡せ」

…! ってことは夏希も知ってるんだな…

 

「夏希、

 お前、これがどんなデータか、知っとるんか?」

黙ったままの夏希

「知っとるんやな、夏希」

 

「あんな主に仕えて、この先ろくなことないで? 

 ホンマはお前も分かってるんやろ?」

 

「……お前には関係ない」

夏希は叫ぶ

…悲しい。ここから抜け出したいとは思ってるけど、もうここしか居場所がないって事なんだろうな…

 

そんな夏希の態度にはぁ…とため息をつく蘇芳

「お前とはやり合いた なかったんやがなぁ…」

「そこ、通させてもらうで」

真っすぐに夏希を見る目

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 「(…あぁ、同じ目や…)」

蝶子ちゃんの断りの時の目

「(自分の信念に忠実に生きてる者の目

 ――俺とは違う…)」

夏希……

 

「蘇芳は「真中蝶子」にそっくりやな」

その言葉に驚く蘇芳

「……お前、姫さんに会(お)うたんか?」

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 「まさか、蝶子に何やしとらんやろな?」

蘇芳の怖い顔

思わず、漫画読んでて叫んじゃった。

 

それを受けても、夏希の表情は哀しい表情のままで

「……俺はな、昔っからお前が大嫌いやった」

言葉を紡ぎ始めた

「おい夏希…!」

 

「強くもないくせに、俺と大して変わらんくせに、

 途方もない夢ばかり語って」

 

「――でもな、お前のこと嫌いながら……多分どこで俺は、

 俺は…っ」

泣きそうな顔をする

「夏希…?」

 

夏希は俯いて、あるものを蘇芳に投げた

それは蝶子の盗撮写真

「!? …姫さん!?」

 

これは真中蝶子のスクープ写真や、と。

「奪ったデータを渡せ」

 

”出版社に渡してたんも含めて、全部そこにある。

 コピーはなし”

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 「交換や」

夏希は言った

 

蘇芳の選択は……?というアオリ

そもそも蘇芳はミツトミに”悪事”があると踏んで、入っていたのか…わからないんだよな。

 

あの「蝶子に何やしとらんやろな?」で蘇芳は蝶子の味方であるのがはっきりしたんだけどね(笑)あのセリフできゅんと来ちゃったよ…

色々と蘇芳を疑ってごめん。敵対するかもしれないとか、思ってごめん

 

私の心をガッチリ掴んじゃったよ、蘇芳君

やっと蘇芳の心が見えた気がして、よかった。

 

問題は夏希君だな、この状況から逃げることが出来ないんだろう。

これが悪い事だと知ってて、光冨さんを拒絶できないんだから…

だから、蘇芳がうらやましい。嫌いだけど、決して蘇芳には勝てないのだと

 

この状況にピッタリな蝶子ちゃんの言葉がこれ

”主人が道を誤った時、それを是正するよう諫言(かんげん)するのも側近の役目。追随する者だけを傍らに侍(はべ)らす主は必ず滅びるものよ”

しかも、この言葉は南雲兄弟初登場回の時だし。色々と次回が楽しみだ

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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