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”女子生徒の幽霊が現れる”という噂について調査を依頼されたかずやは桐葉と共に調べ始めるが…?第9話「手紙」 感想 つぐもも

此花(このはな)です

今回はつぐももの第9話「手紙」の感想を書いていきたいと思います

第9話「手紙」
あらすじ
生徒会長のただたかから、『女生徒の幽霊が現れる』という噂について調査を依頼されたかずやたち。
生徒たちへの聞き込みの途中、同じく事件について調べているという、新聞部の『奈中井ななこ』と出会う。
学校の怪談めいた話題に興味津々のななこ。その目の前に、噂通りの『女生徒』が現れる。

公式より
九本目 : TVアニメ「つぐもも」公式サイト

9話は女生徒の幽霊の調査の話一本でしたが、この事件の結末に驚きました。凄く面白かったです

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は編みかえの練習をするかずやからスタート
まだまだ編みかえの早さが遅く桐葉に怒られる

かずや、ちさと、おさむは生徒会長のただたかから『女生徒の幽霊が現れる』という噂について、調査を依頼される。

一番びっくりしたのは会長のただたかの髪がなかったこと。
なんだ、すそがえしで髪が消えたのか。
すそがえしの内容はあまそぎによって、変わると。

女生徒の幽霊というよりはあまそぎによる仕業の可能性が高いという桐葉
その”名護えいこ”について、聞き込みをすることにするかずやたち

夕方に屋上から飛び降り自殺をしたという名護えいこ
遺書はなかったという
”大人しくて目立たない子だった。亡くなる少し前に性格が明るくなって、あれがあの子の本当だったじゃないかな”

にしなゆいいちのファンクラブに入ってたらしい、という情報も入る
”あと、妹がいるという話もきく。頭が良くてスポーツ万能だとか”

おさむが聞いた生徒から
”他にも新聞部の奈中井という1年の女生徒が同じ事を聞きまわっている”
という話をきく

4人は集まって、情報をまとめるが、情報不足の様子。
すると、女の声が聞こえる
「待ってください、刑部。事件の真相を聞きたいんです」

「もうファンクラブは脱退したし、詳しくないの!」
不快そうに刑部さんは言う
「何でもいいんです。教えてください」

「知らないって言ってるでしょ!」
刑部さんが部室へ入ってしまった

ため息をつく奈中井さん
「もしかして、新聞の奈中井さん?」
かずや達が声をかけた
「どちらさまでしょう…」

その怪奇事件を調べていた理由は…
学校の階段ですよ!?取り分けて何の特徴もないこの学校で、
 急に起きた幽霊騒動!燃えない方がどうかしてますよぉ~」
こんな理由だった。

思わず、戸惑う4人
「さっきのにしなゆういちファンクラブの方でしょうか?」
おさむがいう
「えぇ、何か情報を掴めるかと思って…」

すると、部室から叫び声が聞こえる
そこにいたのは怯えた様子の刑部さん

部室から現れたのは名護えいこ
「”手紙は何処?”」

捕らえろ、かずや!と桐葉の言葉に”帯しめ”で名護えいこを捕まえようとするが、髪でしりぞけられてしまう
「”かみおにじゃと?”」
驚く桐葉

攻撃を続けようとするが、名護えいこは逃げてしまった
遅い!いちいちもたつきおって!
桐葉に攻撃を食らうかずや

奈中井さんも興味津々の様子
保健室で桐葉は”かみおに”について、話してくれる
「あのあまそぎは”かみおに”じゃ。遺髪に宿る個人の未練から生まれる。厄介な相手じゃ」

「ただたかさんの時とは違うんだね」
「あの時は本人が生きておったし、そもそも偽物の髪じゃった。
 ゆえにかみおにもどきというわけじゃ」

「あまそぎということはどこかに所有者がいるのでは?」
ちさとがいう
「そうじゃ。個人の未練と同調する生きている所有者がいる」

「じゃもし、無理に退治すれば、その所有者にすそ返しが」
かずやがいうと、桐葉はうなづく
「あれは格好たる目的があるはず。
 それが復讐ならば、わしらはそれを阻止せねばならん」

「聞いておったな、刑部。
 なんでも知ってることを話してもらおうか」
刑部さんに話すように促す桐葉

「えぇ、入学してすぐの事よ。かなりイケてる男子がクラスにいてさ。気のある女子でキャーキャー言ってたわけ。 
 それがにしなゆういちファンクラブ。抜け駆けなしってルールで仲良くやってたわ」

「ところが、西野君のほうが名護さんに興味を持っちゃったの。それからギクシャクしちゃってね。いたたまれなくなった私は脱退。はっきり確かめた訳じゃないけど、名護さん嫌がらせを受けてたみたい。
 主導は村月さんで、そういえば、飛び降り第一発見者も村月さんなのよね」
うーん、そうなると、断然村月さんが怪しいけど…

その刑部さんの情報にかずやたちは話し合う。
途中、生徒会の人から”妹さんは今、この学校の生徒である”ことが判明する。会長のただたかは名護の名字はこの学校には居ない、という

分からないのも当然で、離婚で妹の名字は変わっていたのだった。
今の名前は……

帯ぐるまで急いで村月さんの所へ向かうかずや
そこにはやはり、名護えいこの姿があった
”手紙は何処?”

「知らない…遺書なんて知らない…」
村月さんが答える
遺書って…やっぱ何か知ってる?

そこにかずやが間に入り、なんとか間に合った。
「近くにいるのは分かってる。出て来るんだ!
 奈中井ななこさん、いや名護ななこさん!」

「バレちゃいましたか…」
「どうしてこんなことを…?」

「私は知りたかっただけです。
 姉の自殺の原因を」

奈中井さんはいう

「私の想いに応えて、遺髪が姉の姿になった時、
 これを使えば真実を明らかにできると思ったのです」
奈中井さんの理由に桐葉は違和感を感じる

「”妙じゃな…。”かみおに”は所有者と個人の想いが同調して生まれるあまそぎ。自殺の原因を知ることが姉の未練と思えん…”」
「どういうこと?」

「”他に何かあるかもしれん。
 姉の未練と妹の想いが重なる何かがな”」

「じゃ、手紙って何の事なの?」
かずやが聞くと、
「自我を持たないと思われる姉から唯一自発的に出た言葉です。
 村月さん、手紙と聞いて、遺書と分かったあなたなら知ってるんじゃないですか?遺書のありかを」

「さっさとくっついちゃえばよかったのよ!あの二人は両思いだった。でも、名護さんは私たちに遠慮して、にしな君を避けてたの。だから、クラブを抜けるよう、嫌がらせを……。ごめんなさい」
だったら、普通に言えばよかったのに…

「素直に背中を押してあげられなかったの、
 嫉妬のせいよ」

「お姉ちゃんはそのいじめに耐えかねて自殺を…」
奈中井さんはいうと、それを村月さんは否定する

「それは違うわ!
 亡くなった日、今までたまりにたまってたものを私たちにぶちまけたの。凄い変わりようだった。
 これからにしなくんに告白すると言って、去って行ったわ」
そうだったとしたらなぜ…

「その放課後、彼女が屋上に向かう姿を見たの。
 迷ったけど、謝ろうと思って、屋上へ行ったら…うわばきがあって、遺書があったの」

「何故、隠してたんですか?」
「当然じゃない!もし、もしもよ、そこに私たちの名前があって、自殺の原因だって書かれていたら……怖くて怖くて…
 中を見る事も捨てることも出来なくて…」
なんだ、中見てないんだ……。じゃ、まだ分からないのか

「じゃ、今も貴方が…」
「えぇ、ごめんなさい。すぐ持って来るわ」
村月さんが手紙を取りに行く

「ななこちゃん、あなたがこの手紙を読んでる頃、私この世にいないと思います。私は薄汚い人間です。
 口数少ない分、いつも心の中では仄暗い感情が渦巻いていました。好きな男の子に告白も出来ない。嫌がらせに文句を言えない」

「自分の意志を口にする勇気もない。ほとほと嫌気がさしてた頃です。あのできものが現れたのは」

「日に日に醜く大きくなって、人の顔のようになりました。
 誰に相談することも出来ず、私は怯え苦しみました」

「ところが、できものの声はわたしの本音を声に出すのです。それから私の生活は一変しました。人の顔色も窺わず、本音で話せるようになりました。
 できものはお前の願いが成就したら消えてやるというのです」

「だとすれば、私の願いはただ一つ。あの人に告白すること。答えはOK。
 天に昇るような気持ちでした」

「でも、できものはまだ願いを叶えてないというのです。にしなくんをある人に奪われないようにしなければと。
 私よりもかわいくて、明るくて、頭が良くて、運動のできる”私の妹”に」

「できものは言うのです。ななこちゃんはいてはいけない。
 できものは言うのです。ななこちゃんはすべてを奪ってしまう。
 ななこちゃんが邪魔だと」

「私は心の奥底で想っていたのです、ななこちゃんのことを。
 ごめんなさい、できものをもう押さえられそうにないから。
 でも、ななこちゃんは大事な妹だから。大好きなのも嘘じゃないから」

「……そんな、お姉ちゃんが飛び降りのは私を守る為に…。
 お姉ちゃん…!私の方が死ねばよかったんだ!」
泣き崩れるななこ

「(死ねばよかった…?
 もしや、あまそぎが手紙を捜していたのは妹にそう強く思わせるため…?)まさか!」
桐葉は思う
それが目的だったのか!

「”ななこちゃん…”」
できものから声が聞こえる
「かずや!!」

”たてつづり!”でななこを守るかずや
”おびづき”で攻撃を加えようとするが、帯を潰される

その前に代わりを出そうとする前にかずやは攻撃を食らってしまう
「これって一体…?」

「姉のあまそぎはあのできもので再現されていたんじゃ!
 できものは2年前に完遂できなかった目的を達成しようと考えた。その思惑通り、妹は死を強く願い、かみおには最大限に力を増したのじゃ」
できもの、怖っ!

現れたのは髪に包まれた化け物

「”にげろ、かずや!やりあえばただではすまん!”」
桐葉はそう言うが、かずやは動かない
「逃げられないよ。ななこさんを置いてなんか…」

「きっと僕がすそを集めちゃうからこんな事件が…
 僕が解決しなきゃダメなんだ!」

「げんのうつづり!」
玄翁をつくるかずや
「”まて!かずや!”」

桐葉が止めようするが、かずやはかみおにに攻撃を加えるが歯が立たない。
右手を掴まれてしまい、叩きつけられる前に桐葉が言う
「”たてつづり2枚じゃ!”」

「二重かずら!」
2枚の盾を作り、攻撃を相殺させ、かずやは地上へと降りる

「”そんなに死にたいか、愚か者!仕方ない、付き合ってやる”」
桐葉は言う
「桐葉さん……」

「”あの髪の鎧は強靭じゃ。
 今からわしの言うとおりにして倒せ!”」
「で、でも……破壊したらすそがえしが」

「”手加減して勝てる相手か! 
 まずはななこを殺さないようにするのが優先じゃ”」
桐葉は怒る

かずやはたてつづりで攻撃を防ぎ続ける
「”かずや、お前の弱点は編みかえに時間をかかり過ぎる事じゃ。 
 今こそ、克服して見せろ!”」
「はい!」

おびづりで攻撃を加え続けるかずや
手数を増やし、スピードを早くように言う桐葉

そのおかげで、髪の鎧が崩れ、
その隙に”螺旋つづり”を放つ

姉のあまそぎは消えた。
「お姉ちゃん…」

「おい、ななこ、思い違いをするなよ。
 確かにできものは姉のほの暗い感情から生まれた存在じゃ。じゃが姉は自らの命を絶ってまでできものを抑え込んだ。打ち勝ったのじゃ!」

「わずかに陰りがあったところで、お前への愛の方がはるかに強かったのじゃ。もう、自分が死ねばよかったなど考えるな。
 それは姉の犠牲を否定することになる、よいな?」

「はい……」
これで、立ち直ればいいけれど……

「かずや、今回の帯ぐり、褒めてやる」
珍しく桐葉がかずやを褒めてくれる
「そうがな」

「じゃがな、わしが逃げろっと言ったのに、逆らったな!」
かずやは桐葉にボコられる羽目になるのだった
(笑)まぁ、結果的に助かったからまだいいんだけどね

次回はなんか新キャラが登場するみたいだし?
どうなる事やら…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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