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己の死を予言され、内心穏やかではないロベルトだったが、教会の図書室で貴重な古書たちに目を輝かせる。だがそれは”呪われた古書”だった!Ⅶ「呪いの烙印を押されし者」 感想 バチカン奇跡調査官

此花(このはな)です

今回はバチカン奇跡調査官のⅦ「呪いの烙印を押されし者」の感想を書いていきたいと思います

Ⅶ「呪いの烙印を押されし者」
あらすじ
生前に書き残した詩で、ヨハネはロベルトの死を預言していた。そのことに内心穏やかではないロベルトだったが、入室を許可された教会の図書室で大量の古書に瞳を輝かせ、調査に没頭する。一方、ジュリアの診療を手伝う平賀は、すっかり彼の人柄に魅了されていた。

そんな平賀にジュリアは、図書室にある『呪われた古書』をロベルトが持ち出していることを伝える。3冊組のその書物は、触れると悪魔に魂を奪われると言われていた。

公式より
STORY | TVアニメ「バチカン奇跡調査官」公式サイト

今回はめっちゃドキドキした。
ロベルトが死にませんように、と祈ってたよ、ほんと。

最後のロベルトの笑いも気になるけど、ロベルトが事件を解決できるヒントをつかんだのかな?
今回はロベルトが解決する事件なのだろうか…

さて、本編の感想へいきましょうか!
最初はロベルトが目が覚めるまで
”「逃げられないって言ったはずだ」
「呪われた子よ。悪魔の子よ。私を見よ、ロベルト」

「いやだ、来るな。来るなー!」”
幼いロベルトが叫ぶ
あの男はいったい何者なんだ。ロベルトと言っていた女性も
目を覚ますと、ジュリア司祭と平賀が心配そうにこちらを見ていた。

「”アフリカ、ソマフ共和国。
 僕と平賀はセント・カルメル教会の神父、ヨハネジョーダンの奇跡調査のため、この地を訪れた。ヨハネの遺体は死後、一年半を経過しても全く腐敗することなく、しかも未来を語る予言者として紙片と絵画を残していた」

「それらはなぜか、僕の心をざわつかせる。そして、新たなに見つかったヨハネの予言。
 それは僕の死だった”」

ロベルトはパニック発作で倒れていたという
平賀が部屋に戻った時にはすでに意識が混濁していたのだと
「僕は何か言っていたか?」

その質問に平賀は”……今、悪魔が来た”とロベルトがつぶやいていたことを思い出す
だが、平賀は言えなかった

ロベルトが倒れたと聞いたときのキッドの反応がすごい気にさわる
心配していたとは言っていたけど、そうには聞こえなかったし(笑)

シンシの祭りとは明日に行われるという
「シンシの祭りとは、この地に伝わる神クンカバを祭る日ですね。
 精霊たちが跋扈し、キリスト教徒の命を狙うといわれているバズーナ教の」
ロベルトはいう

「どうかしましたか?」
神妙な様子の神父たちにジュリア司祭は言う
「いえ……」
神父たちに何か思うところがあるのかな?ジュリア司祭は分からないけど…

その食事の後、
キッドから”近々、ヨハネの功績を検証する公聴会を開く予定”という話を聞く
「えぇ。いずれにしろ、真実はあきらかになるでしょう」

キッドと別れ、平賀と二人きりとなるロベルト
「ロベルト、さっきのことは……」
「気にしてないさ。それより、午後はまた診療所に行くのかい?」

「はい。今日もたくさんの患者さんがいらっしゃるはずです。
 皆さん、ジュリア司祭を心から敬愛なさっています。ここでは医学的治療はもちろん、愛による癒しが行われていると実感いたしました」
そんな平賀に

「そんな君も、すっかり司祭のファンになってしまったようだね」
ロベルトは言う
「はい!ジュリア司祭は本当に素晴らしい方です」

「では忙しくなる前に僕も一つ頼みごとをしておこうかな」
ロベルトは言う

ロベルトが頼んだことは教会の図書室の出入りの許可をもらう事だった
”16世紀の創立以来、代々の司教によって集められた書物が収められています”
ジュリア司祭は本を部屋に持ち込むことも自由だと。

平賀と別れ、図書館の蔵書を確認するロベルト
「(知は財産か……)」
ジュリア司祭の言葉に学生時代のことを思い出す
「(そうだね、ヨゼフ。僕には本がある)」

その教会の図書室はバチカンの図書館でもあるかどうかの一品ばかりだった。
「これは……バルヴァーナ家の紋章。フランスの大貴族の蔵書がなぜこんなところに…?」
表紙を見ると
「ディアノイア!?」

「こいつは驚いた。永遠と魂の復活。
 それに、ディアノイアと一組の書物、アイオニまで…」

「すごい。
 これがあればバルヴァーナ家の黄金の謎が解けるかもしれない」
そう思う

その本を部屋に持ち込み、解読にかかるロベルト
「解読できるぞ。死体を操る方法……
 コブラの毒を二滴。ケシのみを五粒。マンドラゴラ3gを混ぜ、サタンバールを祭る祭壇にささげ、呪文を唱えるべし。ホタニア、悪人の魂を預けさせたまえ。
カラケア、アール、シャダインマケド。約束違う事なきように」

「カラケア、アール、シャダインマケド。
 死体が目覚めるまで、唱えよ」

「目覚めた死体は術者の意のままに操ることができる。生ける死体を元に戻す場合はすなわち、死の呪文を唱えるべし。
 アビルバール、キレトロ、モハーレ。
さすれば死人の魂はサタンバールの元へと帰すであろう」

「カラケアアール、シャダインマケド……アビルバール、キレトロ、モハーネ……
 死体を操るサタンの呪法」
ロベルトは言う

場面が変わり、ローレンと連絡を取る平賀
「荷物が届いたようだね」
「えぇ、お陰で興味深いことが判明しました」

「ん? 肝硬変をおこしているな。死因はこれか」
ローレンは言う
マラリアの症状に近いのですが、断定はできません。
 何らかの細菌か、ウィルスに感染していた可能性があります」

「で、もう一個の荷物 出番がありそうかい」
「それが…」

場面がロベルトへ変わる
「アイオニの記された暗号はディアノイアと同じ方法で解けた!ならば、こちらも…
 まさに知は財産だ!」
ロベルトは言う

「調査に熱心なのはいい事じゃないのか?」
ローレンは平賀に問う
「えぇ、いつものロベルトと何か違うようで……」

すると、ローレンと連絡する通信室にコンコンとノック音
それはジュリア司祭だった。話の内容はロベルトの事と図書室にある書物の事で?
ロベルトが食事の時間も、祈りの時間にも来ていないというのだ。

”あくまで古い言い伝えですが、
 セント・カルメル教会の図書室には呪われた古書が存在するのです”
”3冊組の書物で、触れると悪魔に魂を奪われるとされています”

「今朝、図書室に行くと、それらの書物がなくなっていました。
 おそらくロベルト神父がお持ちになったのだと」
ジュリア司祭の言葉にドキリとする平賀

「言い伝えはきっと貴重な本を守るための方便でしょう。
 差し出がましいことを申しました」
「いえそんな……」
絶対ロベルト危ないよ、と思った

ジュリア司祭はこれから離れた村に往診に行くのだという。明日まで戻れない。
”今夜はシンシの祭りだから危険だと神父たちが止めるのですが、病を付す人たちを放ってはおけませんので”

場面が変わり、ロベルト
「黄金の死体の製造方法、腐らない遺体の秘密はこれだ!
 生者の遺体を不滅の黄金に変えるには、彼が死の淵にいるうちにエジャンエス、アルジャンを用いる。両てのひらと足の裏に十字架をきって、毎夜それを続ける」

「さすれば肉体は黄金と化し、死にしてなお生前の姿をたもつ。
 これは永遠の命を得る第一歩である。エジャン、エス、アルジャン」
ロベルトはつぶやく

「ロベルト……?」
平賀の声
「あぁ、君か」

「あの、大丈夫ですか?」
「絶好調だよ。もしかしたら、腐らない遺体の謎が解けるかもしれない」
ロベルトは言う
「え?」

「それどころか、バルヴォーナ家の黄金の秘密に迫る可能性がある!」
ロベルトは言う
「バルヴォーナ家?」

「あぁ、中世フランスを代表する大貴族だ。この暗号さえ解ければ!
 あと少し……あと少しなんだ。答えはすぐそこ……なのに」
悔しそうに頭をかくロベルト
「少し、外していましょうか?」

「あぁ、すまないが、そうしてくれると助かる」
ロベルトに言われ、部屋の外へと行こうとした時、ロベルトの悲鳴が上がった。
「ロベルト!? どうしたのですか!?」

「ラックマンバ……かまれれば命がないとされる、最も危険な毒蛇!」
えぇ、じゃあ血清がないとロベルトは……

場面はロベルトの心の中へとうつる
ロベルトがいたのは紫の炎の前
「ようこそ、地獄の門へ」
声がした

「我はサタン様の使い。悪魔のアトテトラス」

「そしてここはサタンの法廷」
門が開き、そこには
「開廷!」

「見ろ、あれがお前の信仰の炎だ」
「これよりロベルト・ニコラスの裁きを行う」

「今から地上のあらゆるものが炎とはかり比べられる」
アトテトラスはいう
「僕の信仰を試す気か」

黄金と比べ、宝石と比べ、女と比べる
「なかなかしぶといな。だが、これならどうかな?」

「どれもレアな古書ばかりじゃないか」
そこにあったの貴重な古書たち
だが、信仰の炎は強い

「おしかったな。
 もし信仰の炎より重いものがあれば、お前はサタン様との契約書にサインして、何人も勝る知性を手に入れられたものを」
アトテトラスはいう
「悪魔との契約などしない」

「これでもかな?」
アトテトラスはそう言う

「平賀!?」
そこにいたのは十字架に縛られた平賀
「お前の信仰心とあの人間の命、どちらが重いかな?」

「やめろ! やめてくれ!」
ロベルトは叫ぶ
「平賀の信仰心の篤いものはいない!僕の信仰心など、比べるほどならないほどに!」

「いいぞ!そうだ。お前の魂はサタン様のもの」
アトテトラスはいう

「お願いだ、もうやめてくれ!炎で焼くなら僕を……
 僕が代わりになる!」
そう叫ぶと、ロベルトの心から光が放たれる

そして、ロベルトの周りにいる悪魔たちはすべて消えてしまった
呆然とするロベルト
「平賀はどうなったんだ……」

「使徒ロベルトよ、汝は悪魔に勝利した。
 汝の信仰と愛の光が悪魔どもを焼き尽くしたのだ」

「祝福されしものよ、汝の目は開かれた。
 恐れずに見るがよい」

「己の中の悪魔をその姿をしかと見よ。
 さすれば、汝は救われよう」

「その悪魔……」
ロベルトはつぶやく

ロベルトが目覚めるとそこには平賀がいた
「平賀……」
「ロベルト! よかった…!」

「僕はまた君に救われたのか……」
「あなたの命を救ったのはローレンが送ってくれた血清です」
平賀は言う
「ローレンが」

「えぇ、この地域に生息する毒蛇の血清を
 一通りそろえてもらったんです」
でも、平賀が送ってくれって言ったからロベルトが助かったわけで…

平賀は毒蛇を何とかして倒し、
ロベルトの治療にあたったのだった。
”「大丈夫。あなたを死なせたりなんかさせません!」”

「やはり君は、僕の命の恩人だ。
 だが、なぜ血清を?」
ロベルトは言う

ヨハネの絵です」

「まるで蛇に絡まれているような予言絵画。
 あれを見たとき、何故か胸騒ぎがしたのです。 ローレンが心配性だと、あきれられましたが」

「僕を予言した絵に逆に救われるとはな」
「えぇ、不思議な事です。
 慈しみぶかき主はかくも陣地も及ばぬ、不思議な御業で私たちを守り、導いてくださるのですね」

「すまない、心配をかけた」
「いえ」

「僕は悪魔を見たからね」
「え?」

「僕は、僕の中にいる悪魔を見たんだ」
ロベルトは言う
「悪魔を?」

「あぁ、僕の目は開かれた」
「そう、ですか……」

そして、祭りの真っ最中の夜ー
サムソン神父が行方不明だという事が発覚する

今日はシンシの祭りの日、神父たちはあまり外には出たがらないため、バチカンからの使者である二人に声をかけたのだという。ジュリア司祭も不在のため。

「サムソン神父はなぜ、教会の外に住まいを?」
ロベルトは言う
「病気の家族の世話をするために、特別に許可されているのです。でも、無断では教会に来ない日はありませんでした」

「ご家族に何かあったのかもしれませんね」
「ロベルトは大丈夫なんですか? 休んでいてもよかったのですよ」
心配そうにする平賀
「心配ないよ。もう普通に歩ける」

「あちらです」
「ロベルト、蛇に気を付けて」
「君もな」

サムソン神父の家にあったのはサルの死体だった
「蛇でなく、サルの死体…!?」
「なんという……」
「血塗られた十字架……」

「この血液……サルのものとは限りません。
 念のため、採取しておきます」
平賀は言う

「しかし、このサルはいったい…?」
ロベルトがつぶやく
「魔術の道具です。サルの死体を腐らないように加工するバズーナ教の」

「バズーナ教……ハンゾ・オブグローリーのような、死蝋化とは違うようだが…。
 エジャン、エス、ニルアルジャン。そうだ…あの呪文は……」
あの呪文が何か関係している…?

サムソン神父の家族の方もいないようだ。
「バズーナ教徒の仕業か」
ロベルトがつぶやく

「またお会いしましたね」
「ビル・サスキンス捜査官」

「あなた方、この近くの洞窟へは行かれましたか?」
そう、問われる
「洞窟…?」
「そこに何が…?」

「あなた方がお探しの人物です」
サスキンス捜査官はいう
え…?

洞窟に行くと、サムソン神父の死体がそこにあった
「エイミーの遺留品捜査を続けていて、偶然発見したんです」
ビル捜査官は言う
「神父様にお見せするには少々刺激が強いかもしれませんが…」
ショックを受けた様子のセント・カルメル教会の神父

「死因は頸動脈切断による、出血死。
 被害者は抵抗した後もなく、頸部を刃物で一線されています」

「飛沫血痕の位置からすると、
 祭壇の前で膝づいて被害者を後ろから襲ったようですね」
平賀は言う
え…待てよ。それってどこかで聞いたぞ

「えぇ、おそらく犯人は顔見知り。
 被害者の信頼する人物」
ビル捜査官は言う

「死亡してからさほど時間がたっていませんね。
 犯人はサムソン神父を殺害後、首を切断した。生贄という事でしょうか」

「シンシの祭りの日、一人の神父が命を落とす」
ロベルトの言葉にビル捜査官が反応する
「それは何です?」

ヨハネジョーダンの予言詩通りになりました」
平賀は言うが、ロベルトが否定する
「いや」
突然、笑いだすロベルト

ヨハネジョーダンは聖人なんかじゃない」
ロベルトは言う
さっきの状況からするにあの三組の本に書かれていたことをやり続けていた時、殺されたってことか?

うーん、わからない。どういうことか説明して、ロベルト

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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