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新任教師・三浦に宿ったもの。それは人の恨み、妬みが詰まった怪物だった!第11話「最悪の出会い」 感想 妖怪アパートの幽雅な日常

此花(このはな)です

今回は妖怪アパートの幽雅な日常の第11話「最悪の出会い」の感想を書いていきたいと思います

第11話「最悪の出会い」
あらすじ
常軌を逸している三浦に一体何がおこったのか? 再びプチ・ヒエロゾイコンからコクマーを召喚し探っていく夕士。寿荘の面々にも相談しつつ真相に迫っていく。小部屋の落書きの念。蓄積した負の感情は「イドの怪物」となって器を探し求めていたのだった……!

公式より
ストーリー | 妖怪アパートの幽雅な日常 - アニメ公式サイト

学校の怪談の第2弾。三浦に何かが宿り、田代が投げ飛ばされたという前回。
その宿ったものの正体と三浦の過去が分かる回でした。
また、良い所で終わった。

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は三浦に首を掴まれて、ぶん投げられた田代
稲葉が受け止めたおかげで何とか軽症ですむ

その代わり、稲葉も田代もボロボロだが

二人も軽傷で済み、ほっとする
田代は生徒をぶん投げるなんて…!!と
三浦の過去を徹底的に調べてやるとをやる気満々

フールと話すため、屋上へと行く稲葉
「なんで三浦が来た時、おしえてくれなかったんだよ!」
そう、怒る稲葉
「それは逆切れというものでございます、ご主人様。そもそも私め、下賤なものの波動など、感じたくありません」

「そういう所だけはプライドがたけぇよな……」
稲葉は言う
「人間の波動は往々にして、濁っております。私は繊細な心は美しく澄んだ波動しか受け付けません」
フールってば…

「わかった。わかったよ!ノルン」
稲葉はノルンを呼ぶことにする

「お呼びでございますか、ご主人様」
女神っぽい姿で登場する3人
「今度は何の漫画の影響だ…?」
「ご主人様?」

「さっきの小部屋の事、また見てくれ」
稲葉は言う
3人はすぐに”小部屋”についてみるが、不思議そうな顔をする
「どうした?」

「もういません」
そう答える
「え?」

「あのどろどろしたものはもうあの部屋にはいません」
まさか、三浦にとりついた?
「(いない!?)そんな馬鹿な。今確かにそこにいたんだぞ? 存在が消えたり、現れたりする妖怪入るのか?」

「その可能性はございません。幽霊や妖怪はそのようにあいまいなものではございません。我々にはそうとわかる形で現れます」
フールが否定する

「幽霊や妖怪じゃないってことか。
 わかるか?ノルン」
稲葉は聞く
「ごめんなさい」

「じゃあ、ケットシーに聞いてみれば?」
末っ子はいう
「あのほら吹き猫まだ信じてんのか!ウルズ」
「やめなさい」
「今まで何回、ほら吹きに騙されてきた」

言い合う3人をしり目に稲葉は”コクマ”を呼んだ
あのフクロウじいちゃんか

「なにかな?」
「じいさん、幽霊でも妖怪でもなくて、
 どろどろとたまっているものって何か考えられるか?」

「うーん、そりゃその、いろいろあるなぁ…。
 …魔界への穴が開いておって、陰の気が漏れておるとかな…」
コクマはいう
魔界?」

「それが本当なら、今頃大変なことになっております。
 魔界の瘴気に触れれば、人間など即死かと? 化け物になってしまいます」
フールはそれを否定する
「大体、魔界の穴がそう簡単に開くはずございません」

「爺さん、他には?」
稲葉は言う
「……うーん………記憶かな」

「記憶?」
「そう! 物の記憶じゃよ!」
羽を逆立たせて、言うコクマ

「さる古い城に惨殺の間という部屋があっての。奥方の貫通を知った領主がこの部屋で奥方と相手を血祭りにあげたのじゃ。

 すると、その後何十年たっても、この部屋には奥方とその相手が血まみれでのたうち回る姿が現れてのう。これはあまりに悲惨な出来事で殺された思いが強烈ゆえに部屋に焼き付いてしまったのじゃ」

「思いが強烈……もしやそれって、
 恨みとか人を呪う気持ちとかが焼きつかせたということなのか?」
稲葉は言う

「うん、その通り。思いはその場に残る。強い悲しみや恨み、恐怖など固まりやすい感情はその場に固まってしまうことがあるんじゃよ。
 本人がそれを忘れても、本人がいなくなっても、思いだけはそこに残ってしまうんじゃ」
コクマはいう

「本人が忘れても…思い……」
「まるでイド、ですな」
フールは言う

「イド?」
「善悪も知らず、損得も知らず、矛盾も知らず、時間も空間も関係なくひたすら無意識の欲求を満足させようとする、と物の本にありました」
フールは言う

「それって……(長谷と子供の頃に見た映画にあったな…。主人公のよこしまな思いが形をとって現れたもの。イドの怪物。あの落書きを書いた誰かの女を恨む思いが念の塊となってしまった。あれこそがイドの怪物だったんだ)」

「あのいどの怪物って、ウロチョロできる物なのか?」
稲葉は聞く
「うーん……ああいうものは時に”器”をほしがるものじゃからな」
「器って……」

「大きくなった念はそれなりの存在となる。
 やがて、自分の体を求めて、動き出すこともある」

「器ならなんでも、よーございます。
 物でも人でも、魂が宿った人形などよく聞く話でございましょう。形のある者の中に形のないものは入りたがるものでございます」
フールは言う
人の想いって怖いねぇ

「中が空っぽであるのなら、なおの事。怪物になりましょうな」
コクマはいう

場面が変わり、職員室
とりつかれたと思われる三浦は調子が悪そうに頭を押さえていた。
演劇部員が演劇部の予定表を渡しに三浦のところへとやってくる

最初は普通の対応をしていた三浦だが、だんだん調子がおかしくなり、
ついには叫び声をあげ、倒れてしまう

稲葉は救急車で運ばれる三浦を目撃する

「(すげぇやつれてる…。初めておかしくなった時からたった数日で……
 やっぱりイドの怪物にとりつかれているのか…?)」

「(いったい三浦の過去になにがあったんだ)」
稲葉は思う

「いかがなさいました?ご主人様」
こっそりとフールはいう
「(魔導士修業を始めたとたん、いきなりこんなヘビーな事件に出くわすなんて…)」

”「なんか変な事に巻き込まれたりすんなよ」”
長谷に言われた言葉

「(長谷、すまねぇ。知りたいんだ、この事件の謎を)」
稲葉はぎゅっとこぶしを握り締め、思う
「(そして、俺が出会っちまったこの意味を)」

こうして、稲葉は妖怪アパートの人たちに”三浦の話”をすることになる
「で、女の子を見て、倒れちゃったわけだね、三浦先生は。完璧に取りつかれちゃってるね、女を呪う念とやらに」
一色さんはいう

「おいらもそう思う」
佐藤さんは言う
「やっぱ、そう思うっすか…。俺もどうしていいかわからなくて…」

「どうしていいかって、お祓いでもしてあげるの?一人前~」
まり子さんが稲葉をからかう
「そういうんじゃないっす!専門家の意見が聞きたいっスよ~
 龍さんも、古本屋さんもまたどっか行っちゃったし」

「秋音ちゃんも学校の宿泊研修?だかで留守だし…。
 何でこういう時、誰一人連絡つかないっすかねぇ」
稲葉は言う
それは運が悪い…

「困ったねぇ」
「でももし三浦先生がとりつかれているとしても、お祓いするのは困難だよ?」
佐藤さんは言う

「まず、本人や家族の承諾が必要だからね。
 何も知らない家族からしてみたら、必要なのは医学的な治療だよ」

「たとえ、それで解決しないにしてもね」
まり子さんはいう
「そうっすよね……」

「(仮に秋音ちゃんがここにいても、お祓いするわけにはいかない)
 そんなことすれば、俺たちの方が病院送りっすよねぇ」

「それが世の中なんだよねぇ。不思議だよね」
一色さんは言う

「昔なんかもっとひどくてさ。ちょっとした精神の病で倒れた人も狐憑き、なんて読んでね、乱暴すれば狐が出ていく、なんて大勢で殴ったり、座敷牢に一生閉じ込めたり、
 また患者の一族郎等が祟られたって目で見られたり、結局は今も昔も、未知のものに畏れや偏見や差別はあるんだよ。仕方がないことだけどね」

「佐藤さん……」

「アタシは死ぬ前はそっちだったなぁ…」
「まり子さん?」

「見た目とか、流行とか、追いかけるだけで何にも考えてなかったから、自分と違うものをおそれて、偏見を持って、差別しちゃってたと思う。要は馬鹿なのよ。
 だから、勉強ってすごく大事なのよ、夕士くん!」

「いろんなものを見て聞いて読んで、自分の世界を広げるのよ!」
まり子さんは力説する
「は、はい……」

「(この二人の言葉はとても重い。
 生きてきて実際に何度もそういう所を見てきたんだろうなあ…)」

稲葉は思う

「まあ、今普通の生活している人に幽霊やら妖怪やら、真剣に勉強しろって無理だけどね」
ホラー映画を見ながら、佐藤さんは言う
「ほんと、こんな映画つくってるくせにねぇ」

冗談を言い出す二人にあきれる稲葉
「(どうしていいかわからない。ここまで来ているのにもどかしい。だけど、佐藤さんの言う通りかもしれない。今は様子を見るしかないのかも…)」
床に寝転がり、稲葉は思う

「(俺は三浦を救う? なんておこがましい考えは…)」
稲葉は思いかけた瞬間、口にコロッケを突っ込まれる

「ク、クリ!?」
もぐもぐさせながら、言う

るり子さんが作ったジャガイモとひき肉が入ったコロッケは絶品だった
めちゃくちゃおいしそう

「あとはね、ちょっと夜食って時にね」
一色さんはいう
「えっ、夜食?」

「コロッケをね、レンジであっためて、冷ご飯の上に載せて、ソースをちょい多めにかけるの。そして、黄色いたくあんとグー!これがまぁ、絶品で!」
一色さんはよだれを垂らしながら言う

「レンジであっためて冷ご飯…」
ごくりと唾をのむ稲葉

稲葉を筆頭に
冷ご飯&ポテトコロッケを食べることをるり子さんにお願いする

そのご飯を食べていると、まり子さんが田代から電話だと知らせてくれる
何でここの電話番号を知ってるんだ?と疑問符

田代は三浦の前の学校でのことが分かった、と連絡してきたのだ。
「写真も手に入れたんだけどさ、別人よ、別人! ねぇみたい?」
「あ、あぁ…」

「でしょでしょ?じゃあ、玄関まで来てね」
田代に言われる
まさか……と思う稲葉

あわてて玄関を出ていくと、そこには田代がいた
田代すげぇ

「性別逆だったら、訴えられてんぞ!」
そう怒る稲葉
「いやぁ、すっごいレトロなところに住んでるのねぇ」

「だから、なんでわかったんだよ!」
稲葉は言う
「情報のためなら手間暇おしまないわよ、私。まして、同級生の個人情報なんてぬるいぬるい」

「CIAでも目指してんのか、お前は」
「まぁね」
オホホホ~と笑いだす田代

「もういいわ、三浦の何がどうだって?」
稲葉は話題を変える
「まずはこれを見て。先生になりたての頃の写真」

「本当に別人じゃねえか」
若々しい姿がそこにあった
「高々数年前だろ?」

「その卒アルの表紙、見て」
田代は言う
「白美音女子……女子高か」
なるほど、女子高

「白美音って偏差値高いし。学校自体は評判良いのよ。運動部も文化部も強くて、
 特に演劇部なんて毎年コンクールの強豪でね」
田代は言う
「それじゃ、三浦もやりがいがあったんじゃねぇの?」

「ただね、あくが強いのよ。白美音の女子って」
「アク?」

「いろいろ噂があるの。実力ですごい分、プライドがめちゃくちゃ高いの。
 新任教師の指導なんか、鼻もひっかけないって」
「そりゃ…」

「三浦はね、おととし一身上の都合で退職したことになっているけど、
 本当の原因は演劇部の女子と衝突して、散々な目にあわされて、登校拒否なったから、だって」
うわぁ……それは女子のいじめって怖いもんな

「散々な目?」
「老人みたいな姿になるくらいにね。それで2年かかってやっと立ち直って、
 条東に来たそうよ」

「実際は立ち直るどころか、思い切り引きずってそうだな。
 だから女は死ね、か」

「(三浦は女にひどい目にあわされた。プライドも自信もズタズタにされた。
 条東高に来た時には抜け殻のようだった。誰ともわからない女を呪った奴の念がたまった小部屋。演劇部の顧問の三浦が行くのは必然で)」

「(女のせいで空っぽにされた三浦。器を待っていたイドの怪物。
 それは最悪の……運命の出会いだったんだ)」
思わず、頭を抱える稲葉

「どうしたの、稲葉」
田代が不思議そうにする
「なんでもねぇ」

一方、病院にいた三浦はイドの怪物から漏れ出す女の声が聞こえ続けていた
こりゃバケモノになるわ

稲葉は家へと帰る田代の付き添いをしていた
田代が心配だったからだ

「(イドの怪物と三浦の出会いは分かった。
 けど、胸騒ぎが収まらねぇ。何だこの感じ……)」

「そういえばさ、何であんた生徒手帳にプリ張ってるの?」
田代が見せたのは稲葉の生徒手帳

「うわぁぁぁ!?やっぱり、それで住所がわかったのか!」
長谷とプリなんて撮ってたんだ(笑)

「うわーもしかして、この人が彼女?」
冗談半分で田代が言う
「アホか! 男だろ!」
「えー男とプリするかね?」

「お前らだって、女同士で撮ったりするじゃねぇか!」
稲葉は反論する
「それとこれとは違うっしょ?」

「(ともかく、イドの怪物は器を求めていた。その理由はどこかに行って、何かをしたいからだ。体を得たあいつはまず田代の元へやってくる。
 なぜかそんな気がする)」
稲葉は思う

田代の家につき、自転車を置きに行く田代
「(でも、昼間に三浦は倒れたばっかりだし、さすがにまだ…)」
そう思っていると、田代の叫び声が聞こえた

あわてて稲葉が駆け付けると、そこには
「大丈夫……!?」

田代を殺そうとする三浦の姿があった

ここで、終わった。
これは稲葉が助けられるのか?プチヒエロゾイコン持ってるし

次回予告だと、秋音さんがいた。
どうなる事やら…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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