此花のアニメ&漫画タイム

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来週に行われる素浄瑠璃に出る為、弓矢は師匠の家へ物置の掃除をしに行く。そこへ弦治の師匠・珠市がやってきて…?六の段「堅い音」 感想 火色の文楽

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此花(このはな)です

 

今回はコミックゼノンに連載されている”火色の文楽”の六の段「堅い音」の感想を書いていきたいと思います

 

最初はお客様に紹介される弓矢と弦治

「って弦治、聞いてるか?」

ある人の演奏で弦治は眼鏡をはずす

「”スピーカーから流れる音に弦治が眼鏡を外す”」

 

「はい、きこえてます…」

「”誰が舞台に上がったか、それだけでわかる。

 あの人の出番や”」

弓矢は思う

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 「”弦治の師匠・三味線松永珠市”」

三味線の大御所きた。柳川さんの師匠

 

前号まであらすじ

公園での稽古に励む弓矢と弦治は、同世代の人形遣い・大楠柑太と出会う。”今見ている現代の全て”を舞台に活かそうとする柑太。全く違う生き方を目の当たりにした弓矢もまた、少しずつ変化を見せていくのであった。

 この方が演奏する題

「”このところ、夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)

 長町裏の段”」

 

夏芝居を代表する人気の演目。

クライマックスの「長町裏の段」では夏祭りのさなかに殺人事件が起こる。主人公・団七の身体の青い刺青が印象的。団七に殺意が生まれるとき、闇の中に鮮やかな青が浮かび上がる。

 

「”主人公・団七は義侠心の強い男。恩人を陥れようとする舅(しゅうと)の義平次を必死で食い止める。

 義平次は団七をののしり、打ちのめす。ふたりで揉みあう内に団七はとうとう義平次を殺してしまう”」

 

”「悪い人でも舅は 親……」

南無阿弥陀仏」「南無阿弥陀仏」”

 

「”団七はそう拝むと、

 だんじりの群衆にまぎれて」

 

「闇へと去っていく”」

 

場面が変わり、公園 

弦治はいう。師匠の音は”稲妻みたいなんです

「ここぞって瞬間にピカって光って、空、切り裂いて降りてくる。

 あの音、聴いてたら」

「耳の中、満タンになって視力とか二の次になる」

 

「まじでバッキバキの天才って感じだよね…。

 ふだんはどんなひとなの?」

たこ焼きを食べながら、柑太が言う

 

「……ご本人は誰も付いてこれん高いところまで昇ってもろて、

 ひとりで退屈そうにしてる…気がする」

弦治は言う

高いところにいる人は孤独だよね…

 

「なんかそーいうんも天才っぽいな」

弓矢はたこ焼きを食べながら言う

「も~~弓矢くん! ぼくのチーズたこ焼き何コも食いすぎ!」

あきれながら、怒る柑太

(笑)あの一件で粉もん妖怪になった…

 

すると、以前会った”初音さん”と娘と再会する

「あらー、また会うた。

 今日もお稽古の帰りですか?」

 

あ、と弦治はチラシを取り出す

「来週に素浄瑠璃の発表会があるんですけど、うちの兄さんらが教えてる生徒さんたちが出るんです。

 入場無料なんで興味あったら…」

「わー学生さんもがんばってはるんやねぇ」

※素浄瑠璃 太夫と三味線のみで、人形を伴わない浄瑠璃の演奏形式。

 

そんな話を聞いて弓矢は

「……なあそれって、

 俺もちょっと出さしてもらえんかな?」

言い出すのだった

 

後日、 物置の掃除を任されるついでに師匠の家へ

”素浄瑠璃の発表会まであと6日。

 まずうちの師匠にお伺い立てて、とことんやったる!”

気合を入れる弓矢

 

「その間、遅しと駈け入るお染「逢ひたかつた」と~」

語りを練習しながら、掃除をする

「…おい、おいその小僧!」

 

「のんきに語っとるヒマがあったら」

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 「木に引っかかった帽子、取ってくれ」

「…珠市師匠…!? おはようございます」

驚く弓矢

 光臣師匠に続き、珠市師匠と出会う弓矢

 

「なにをたまげとるねん。

 きょうは潮路兄さんに呼ばれて晩酌の会や」

「いえっ、でもこんな裏庭に」

疑問が浮かぶ弓矢だが、そんな所に猫が一匹

 

”「あー猫追っかけて来ちゃったんですかぁ?」”

「(…とか絶対聞いたらあかん)」

(笑)あの威圧感だと無理…だよね

 

素直に帽子を渡す弓矢

「…ここまで腕上げづらいのってもしかして、

 肩か腕、痛めてらっしゃいます?」

その言葉に驚いた表情になる

 

弓矢は”肩を巻き込んだら、負担がかかってよけいに痛むから、肩甲骨を寄せて、こう胸を広げる”

”首を正しい位置に戻すとラクになります”

「でもこんなん、とっくにご存知ですよね」

 

「…ふん、なるほど。バレエで習った杵柄か。

 前から聞きたかったんや。その世界で登りつめるまでに何をよりどころにしてきた?」

 

 「行動するしかなかったです」

弓矢はそう言い、近くにあるアンズの木をみる

「「あのアンズの実がほしい」て思ったら、願う前に取りにいく。

 ただガムシャラにはいきません。実がぎょうさん必要なら、登ってひとつずつ取るより、棒を使って―ー」

 

「一気にさらう」

アンズをおとす

「極めるために何をするんか、いつも最適解探してました。

 14年、毎日レッスン続けてたら、内側の筋肉が味方になって、外がひらく」

 

「この背骨もそうやって伸ばしました。

 普通の人はS字のカーブなんですけど、ダンサーの背骨はまっすぐに近い。

 身体の重心を引き上げて作るんです、強い軸」

 

珠市師匠は弓矢の背中を触る

その瞬間、テーーン…師匠の中で三味線の音が響いた

「やっぱまだ早かった。水分無さすぎる…」

アンズを食べながら弓矢は言う

 

場面が変わり、潮路師匠の奥さんが弓矢を呼ぶ

なんでもうちのひとが「弓矢に持ってこさせ」といったそうで。

 言われるがまま、珠市師匠と晩酌の会をしている場所へとお茶を出しに行く

 

「師匠、失礼いたします」

中に入ると、二人の視線が弓矢に突き刺さる

「(…わ、切り場の太夫と稀代の天才。

 おふたり揃うと貫禄えぐいわ~)」

 

そう思いながらも、二人にお茶を出す

珠市師匠へと出しに行くと”何故かアンズがそこにあった”

「のう弓矢。

 おまえ、来週の素浄瑠璃の会に出たいらしいな、葉助から聞いたでぇ」

 

「そんなに人前で語りたいなら、

 今ここで珠にも聞かせてやってくれや」

うわ……急に緊張感が

 

二人の前にして弓矢は

「(…ああ…師匠だけでも半端ないのに、珠市師匠が足されると、

 どえらい!)」

 

「新版歌祭文(しんばんうたざいもん)」の「野崎村の段」のお染のサワリ。

 やらせていただきます」

 

”この演目は丁稚(でっち)の久松が都会の令嬢・お染と村娘のお光から恋慕われる。

いわゆる三角関係である。

 

ここで語るのは恋仲となった久松とお染の再会のくだり。

愛する男とようやく逢えた女の恋心があふれ出す場面だ”

 

「その間、遅しと駈け入るお染「逢ひたかつた」と

久松にすがりつけば「ア、コレ、声が高ふござります。

思ひがけないここへはどうして、訳を聞かせて聞かせて」と」

 

「そなたは思ひ切る気でも、わしやなんぼでも得切らぬ」

「あんまり逢ひたさ懐しさ、

 勿体ない事ながら、観音様をかこつけて、逢ひに北やら南やら」

 

「二人一緒に添はうなら どんな貧しい暮しでも」

「わしや嬉しいや思ふもの」

「女の道を背けとは、聞へぬわいの 胴欲」

 

「と 恨みの丈を夕禅の、

 振りの袂に北時雨、

 晴間はさらになかりけり」

弓矢の語りは終了する

 

「お前はどう思た、珠」

潮路師匠は言う

「…なかなか素直に「型」を重んじて学んどると思います」

 

浄瑠璃は先人の型を継いでこそで、

 表現の色付けなんぞはだいぶ先の話や」

 

「それにしても、お染の心があまりに他人事いうか、

 若いわりに染み出す水気がないせいかーー」

とっくりを動かして、”とぷんっ”と水音がする

 

「声に”若さのツヤ”がない」

おちょこに酒をそそぐ

「そう言うわりにさっきから上機嫌やないか」

潮路師匠は言う

 

「無理もないですわ、兄さん」

机にアンズを叩く音、コツン

「周りは軟い音だらけで飽き飽きしてたところに」

コツン

 

「強い音の鳴るやつに会うたんでっせ」

コツン、アンズで机でたたく

 

「ええか、弓矢。水気のない実は熟れさせたらええねん」

弓矢にアンズを転がして見せる

「来週の発表会までに心から逢いたなる思い、

 掴んでこい」

アンズを差し出す

 

期待されてるなぁ…弓矢。

さぁて、どうやって若さのツヤってもんを習得しようとするのだろう。

火色の文楽1巻 11月20日(土)発売するし。収録するのどこまでかなぁ…

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

前回

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