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自殺をしようとする女の子を止める稲葉。しかし、そのあと、女の子に付きまわれてしまい…?第19話「レッツコミュニケーション」 感想 妖怪アパートの幽雅な日常

此花(このはな)です

今回は妖怪アパートの幽雅な日常の第19話「レッツコミュニケーション」の感想を書いていきたいと思います

19話は一人の女の子と稲葉の交流の話でした。
あれで小6とは思えなかった(笑)
化粧を落としたほうが可愛い


さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初はその女の子がなぜ、自殺へと向かったのかが描写されます。
稲葉が帰っていると、ある気配を感じる。
「(この感じ……田代の時と一緒だ…)」

上を見ると、あるビルの上で女の子が柵の外にいるの発見する
慌ててビルの上へと向かう
「(俺に何ができる…。だけど、出会っちまったら放っておけねぇ)」

屋上の扉をあけ、女の子がいるのを確認する稲葉
「(いた…)」
「おや、あの少女は魔術で空を飛ぼうとしてるんすなぁ」
「違うだろ!」

思わず、突っ込んでしまう稲葉
「何してんのよ」

女の子にばれてしまう

「そ、そんなところにいたら危ないだろ」
「あんたには関係ないでしょ」

「そりゃそうだけど、その……なんだ…」
どう止めていいか、言葉を迷う

「もう面倒なのよ…。家も学校も何もかも、私が何しようと良いじゃない。人に迷惑かけた?
 ぐちゃぐちゃ言ってくれるくせに、こっちの話は聞いてくれないし!不公平じゃん!」
「あんなことだって、したくないのに……もう全部面倒なの!」

「もう決めたんだもん。生きても何にも楽しくない。
 うざいことばっか」
その女の子が空中へと倒れていく
「待て! (間に合わなっ)」

「こんにちはーお嬢さん」
フールがその女の子の前に現れたのだ
「え」

「これほど見事な夕陽を見ていると、思わずはばたきたくなる気持ちが分かりますが、
 どうやら魔術を楽しんでおらんではいられない様子。なるほどー自殺でございますかー」

「感心致しませんなぁー地獄には魂を食らう恐ろしい魔物ばかり、
 死後永遠の苦しみを味わいたいのでございますか」
フールは怖い事をいった

「ひゃー!!おばけ怖い!」
その女の子は叫び声をあげ、一目散に稲葉の元へ
「やだ、バカ、ママー!」
泣き出す
フールのおかげで自殺を防いだってわけか。


そんな話を妖怪アパートでする稲葉
「ってなことがあったんですよ」
「へーフール君、大活躍だったねぇ」
「役に立つじゃねぇか」

「さーご主人様も惜しみない称賛を浴びせてくださいまし!」
フールはいう

「何が驚いたってあのまだ小6だったんですよねぇ」
それは驚くわ…(笑)

「ずいぶん、アクティブな小6だな」
長谷はいう
「(今日も当たり前のようにいるな…)」
ナチュラルに来すぎです(笑)

「日曜の妖怪アパートは俺の癒しスポットなんだよ」
長谷は言う
まークリといると癒されそうなのは分かるけど

「それにしても簡単に自殺しようとするなんて、
 今の小6は分かんねぇっすよ…」
稲葉は言う
「その子にとってはその瞬間は真剣で深刻だったんだよねぇ」
一色さんは言う

「後から考えれば、馬鹿の事したってわかんだよ、ほんの一瞬なんだ。
 その一瞬の考えが全部だって思っちまうんだ」
深瀬さんはいう
「魔が差す、ってやつだね」

「問題はその一瞬が我慢できねぇってことだ。
 ……まっ、助かってよかったじゃねぇか」

「そうそう。
 一歩間違えてたら、ここの住人になってたかもしれないしね」
一色さんは言う
「それは勘弁っす……」

そんなタイミングであわてた様子で秋音さんが駆け込んでくる
「大変よ! 夕士くん、警察から電話」

電話の内容はさっき話した女の子が稲葉にお礼を言いたいそうで、
警察署に来てほしいというもの。

「おう、殊勝な心掛けだな」
「で、行ってくるの?」
長谷と秋音さんが言う
「はい…」

「微妙だねぇ」
「だな」

「命を捨てようとした人間が誰かに救われたりすると、
 救ってくれた人にすべて依存しちゃったりすることあるんだよねぇ」

「すべてって…?」
「そりゃ……命と魂と、後身体だな」
深瀬さんは言う

「大げさっすよ…ははは」
稲葉は言うが
「だったらいいけどね…」
不安を隠せない稲葉

「あの時はお世話になりました!
 あさだゆうみです!これ名刺」

頭を下げ、名刺を渡す(キラキラの名刺)

「稲葉夕士っす…。あと、名刺はいい」
ささやかに断る
「えー!なんでなんで?なんでいらないの?」

「IDとかわかんないとか、不便じゃん!」
スマホを見せるゆうみちゃん
スマホ持ってないし……」

「持ってない人、初めて見た!何で持ってないの?
 ゆうみ、スマホなかったら死んじゃうよ? へんなのー」
ゆうみはいう
「あっ、昭和。あ、夕士くん昭和生まれ?」
「平成だよ」

「それとも夕士くん、友達いない?
 あっ、こんなこと言っちゃだめだよね」
何なんだ…この子は(笑)

「そう言えば、夕士くんとゆうみって名前似てるね。
 にゃははは」
「(これは、もう……限界だ…)」
そう思う稲葉

「こないだは本当にありがとう。ごめんなさいでした」
すっと謝罪をした
「おう、もうすんなよな」

「はい、話聞いてもらってもいいですか?」
ゆうみはそう切り出した

「ほんとはね、死ぬ気なんてなかったと思う。
 でも、新しい友達ができて、最初はすっごく楽しかったんだけど……なんかだんだん合わなくなったというか、それに悪い事させようとするし…」

「もう無理って思って……
 そしたらママ、超怒るし。悪いことしなかったのに、なんでこんなに怒られなきゃいけないのってケンカして」

スマホまで取り上げようとするし、ムカついて怒鳴りまくってそれで……
 どうしていいかわからなくなってちゃってたと思う」
そう、話してくれた

「(そっか…。この子はきっと、アンバランスなんだ。
 身体が大きくなって、何かできるようになった気になって、でも心がこどものままでちぐはくだから、イライラする。誰もが通る道だと思う)」

「(それがちょっと早くて、極端だったんだ)」
稲葉は思う

「どうして死ぬなんて考えちゃったんだろう。
 すっごく怖い事なのに……」
そうつぶやく

”「その子にとってはその瞬間は真剣で深刻だったんだよねぇ」”
一色さんの言葉を思い出す
「死にたくなる時は誰にもあると思う」

「ほんと? 夕士くんもあるの?」
ゆうみはいう
「俺は……死にたいなんて思っちゃいけない人間なんだ」

「どうして?」
「両親にさきに死なれたからな」

「ご、ごめんなさい」
すぐに謝るゆうみ
そんな姿に稲葉はぽんと頭をなでる

「親が文句を言うのは心配している証拠だぜ。お前は大事にされてるんだよ。
 次からもっと自分を大切しろよ」
稲葉がそう言うと、ぽろぽろと涙をこぼしはじめる

「ちょっ、ま、またかー!!」
泣き出して慌てる
そしたら、警察官が周りを囲みはじめて
「違うんです! 泣き止んでくれー!」

その後ーー
「(俺、何やってんだろ……)」
稲葉は思う
「泣いちゃってごめんなさい」

「お化粧してないと、なんか恥ずかしい」
すっぴん状態のゆうみ
こっちの方が可愛いし…

「そうか? そっちのほうがいいと思うぞ」
「えっ?夕士くん、こっちの方が好き?」

「まだ小6だろ。
 今から化粧してたら大人になったらどんだけケバくなるんだよ」
「そ、そっか……」

「さて、そろそろ行くよ」
稲葉が立ち上がる
「えー!帰っちゃうのー?」

「バイトがあるんだよ、じゃあな」
そういう
「夕士くん、またね!」

この後、どこに行ってもゆうみちゃんに付きまとわれる稲葉であった

「見事に夕士くんに頼り切ってるねぇ」
「俺らが言ったとおりになったなぁ」
一色さんと深瀬さんは言う
「楽しそうっすねぇ……」

そんなある日―
「(悪い子じゃないんだよなぁ……)」
稲葉は思う
「あの少女からはとても純粋な波動を感じました。故に染まりやすいのでしょう」
「染まりやすいかぁ……確かに化粧してなかったもんな」

「夕士くん!」
稲葉の目の前に現れる
突如の出現に驚く
「あれ、今誰かと話してなかった?」

「いや、誰もいないぞ?」
稲葉はいう
「ふーん、まぁいいや。ねぇ、今日はお休み?どっか遊びに行かない?」

「あぁ、悪い。今日は用事があるからな」
「え? どこ行くの?ゆうみも行きたい!」
と言い出す

「……わかった」
ゆうみの押しに負け、参加させることに。
「ほんと? ありがとう、やったー!」

「ただし! 」
「な、なに?」

「その服やめろ、靴もだ」
稲葉は言う
「え、ダメ?」

「ダメ! あっちでは行儀良くしろ。挨拶はちゃんとして、人の話はちゃんと聞け。
 はきはき喋れ、お前のわがままでついてきてるのをわ・す・れ・る・な」
念を押して言う稲葉
「う、うん」

「返事はハイだ」
「はい!」

「その名刺を配るな、以上!」
ちゃんと言わないと、ダメなところにいくのね

「全部、守れよ! いいな!」
「はいー!」


「へへっ、どう?」
身の丈に合った服装
「よし」

その用事とやらに行くと、
「何だか外国人ばっかり」
「外国人クラブのパーティーだからな」
稲葉の部活動の一環か

「なんでこんな所に来たの?」
「俺は英会話クラブに所属している。
 で、今日はここで英語の吹き替え劇をするわけだ、OK?」
稲葉が内容を説明する
「OK!」

「やっほー!稲葉。肉食べてる、肉ー!」
肉を持った田代が登場
「おっ、田代。ほらっ」

「こ、こんにちは!あさだゆうみです」
頭を下げるゆうみちゃん
「ほほっ、君が。稲葉から聞いてるよー。
 ゆうみちゃんだから、ゆうちゃんね」

「私はたーこ姉でいいわよ」
田代はいう
「はい、たーこ姉さん!」

「はぁい、夕士。ウエルカム」
一人の外国人が夕士に声をかけてくる
ジョージ。このクラブのボスだ」

「あさだゆうみです!」
あわあわしながら、自己紹介をするゆうみ
「ははは! リラックス、リラックス。わからないこと、聴いて。
 さぁ、レッツパーティー!」

「はい!」
「ゆみ、ノットハングリー?」
と英語で言う
不思議そうにしていると、稲葉が訳してくれる

「おなかすいてないかって」
「あぁ! すいてます!ハングリー」

「OK」
ジェスチャーでこっちにこいという動作をする
ゆうみが戸惑っていると、稲葉が”行儀良くしろよ”と言う

英語で自己紹介をするゆうみ
苗字が先だったか、名前が先だったかわからなくなる
それでもゆみ、と呼んでくれる外国人たち

「あの子が、連絡くれた子?」
部長が稲葉に声をかけてくる
「あぁ、部長。すいません。わがまま聞いてもらって」

「別にいいわ。
 ジョージもパーティーは多いほうが楽しいからね!って言ってたわ」
「ありがとうございます」

「そういえば、うちの朗読劇っていつやるんですか?」
「それが……主役の間宮がまだこなくて、
 連絡もないしどうしたのかなって」
そんなことを部長が言っていると、電話がかかってくる

会話を聞いてると、なんか嫌な予感がする稲葉
「いーなば。間宮風邪で来られないって」
あーやっぱり
「稲葉、お願いできる?」

「えぇぇ!?」
絶句する稲葉

ナタデココエストという映画を英語吹替

なんとか急遽の役をおえ、ほっとする
「夕士はちょっときんちょうしてたね」
「ははっ、急にやることになったんで」

そして、パーティーが終わり、帰り際
「何か失礼なことありませんでしたか」
ジョージに聞くと
「はははっ、とってもいい子だったよ。挨拶もちゃんとできてたし、ねぇゆうみ」

「はい! きょうはほんとうにありがとうございました!」
ニコッと笑うゆうみ

「夕士くん、今日はわがまま聞いてくれてありがとう」
ゆうみはそう切り出す
「ん? おう」

「それから行儀良くしろ、とか、注意してくれたことも。夕士くんがちゃんと言ってくれたから、
 みんなに受け入れてもらえたんだってわかった。礼儀って大切なんだね」
「そうだな」

「前のゆうみのままだったら……」
そうゆうみが言うと、声が聞こえた
「あ、ゆうみじゃん!」

振り向くと、派手な女の子たちがそこにいた
「んなところで何してんの?」
「だーれ、こいつ。彼氏?」
「うわっ、金持ってなさそうー」

それを見て、稲葉はゆうみが言っていた”悪い事”をさせようとした友達だと確信する
「うん、友達……」

「あっ、そうだ! これから遊びに行くけど、くるっしょ?」
「遊びって何するの?」

「決まってんじゃん。ファンタそろそろ切れそうだし」
「私染色ほしい」
「全部貰いに行こうよ」

「(遊びってこいつら……)」
「つーかさ、こないだ勝手に帰ったの、忘れてねぇかんな。
 逃げたらわかってんだろうな?」

「おい、いいかげんに」
稲葉が言おうとした矢先
「NO~!」

「今日ね、私が知らなかった話をいっぱい聞いた。世界中のいろんな話、それで分かったの。
 ゆうみがやってたことはすっごく馬鹿なことだったって!」

「無理して化粧したり! 派手な格好して目立とうとしたり!万引きしたり! 
 そんなこと大人は絶対しない!」

「うちらがガキだって言ってんの!?」
「バカって言ったの!」
はっきり言ったよ、この子(笑)

「ゆうみはちゃんと大人になりたいの! 
 みんなもこんなことしてちゃだめだよ」
ゆうみはいう

「何こいつ、ムカつく!」
襟元を掴む
「黙ってれば調子に乗って。せっかく仲間に入れてやったのに」
「ただですむとは思うなよ」

「ゆうみ、目をつぶってろ」
稲葉は言う
「えっ、うん」
素直に目をつぶるゆうみ

「力を押さえて……。ブロンディズ!」

周りの女たちだけ、吹き飛ばした
「お見事です、ご主人様。
 ブロンディズをコントロールなさいましたなぁ」

「あぁ、うまくいってくれてよかった」
稲葉は言う
「今の何?」
「さぁ? 雷でも落ちたんじゃねぇの?」

ある程度まで送って
「それじゃ、ここで」
稲葉は言う
「あ、あの!」

「どうした?」
「ごめんなさい! 明日から夕士くんのところへ来られません」
ゆうみは言い出した

「は?」
「ゆうみ、やりたいこと見つかっちゃったの! 
 だから、忙しくなるからごめんね」

「(そもそも来てくれと一言も行ってないのだが)」
確かにね(笑)
「そっか、よかったな。何がやりたいのか、聴いてもいいか?」

「英会話! 今日、みんなの話を聞いて、もっと聞きたいと思ったの。だから、英語を覚えたい。
 ううん、絶対覚える!」

「おう、頑張れよ」
「うん! じゃあね」

「あ、そうだ! お友達の鳥さんにもよろしくね~!」
あ、バレてたのか…(笑)
「えっ!?」

「なかなかぬけの目のないお嬢さんですな」
「小さくても女は怖ぇな」
稲葉は思うのだった

ゆうみの家ー
「ママ、ごめんなさい! 
 それで、あのね、私やりたいこと見つけたの!」
英語を覚えるっていうのは親からしたら、ほっとするかもね

妖怪アパートー
「自殺未遂したと思ったら、稲葉にくっついて今度は英会話か。
 なんつーか、すげぇパワーだな」
妖怪アパートに来ていた長谷は言う

「あぁ、正直、圧倒された」
ゲームをしながら言う稲葉

「まさに子供の力だね」
一色さんは言う
「子供の力っすか」

「新しい世界を知り、興味を持ったら一直線に突き進んでしまう。
 わき目もふらずにね」
「その分、危ういけどな。善悪の区別がねぇんだよ」

「確かに…そうっすねぇ」
稲葉はゆうみの変化を思い出す

「自殺を止めたのがお前でよかったな」
長谷に言われる
「いやぁ、俺はたまたま」

「たまたまねぇ」
「秋音ちゃんならこういうんじゃないかな。これも縁よ、ってね」

「そうかもしれないっすね」
稲葉は言う

すると、”マツタケ!”と秋音さんの声が聞こえる
思わず、がくっとなる稲葉たち

マツタケ尽くしとは贅沢な食事だー

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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