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骨董屋さんがもってきたランプ。それは不思議な世界を映し出すものだった!第21話「漫画じゃない!」感想 妖怪アパートの幽雅な日常

此花(このはな)です

今回は妖怪アパートの幽雅な日常の第21話「漫画じゃない!」の感想を書いていきたいと思います

21話は骨董屋さんの不思議なランプの話と古本屋さんが持ってきた霊薬のお話。
あのランプが映し出す世界は実際にあるものを映し出すってことでいいのかな
この世じゃないという言葉から別の世界の映像ってことのだろう

古本屋さんが持ってきた霊薬はのちのち、使われるのだろうなぁ
色々とありそうだし

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初はいつの間にか、妖怪アパートにきていた長谷に驚く稲葉から
古本屋さんが久しぶりに食べる日本食に感動する声を聴きながら、稲葉も食べる
るり子さんの食事を食べた感想を長谷に言われて、長谷がいる事に気づく

食事後ー
「そういや、骨董屋さん。久々に面白いぶつ仕入れてないの?」
一色さんはいう
「ん? うーん、あることはあるんだが……」
「あるんだ! なになに?」

そのぶつをみせることに何か思うところがある様子の骨董屋さん
「もったいぶってないで、見せろよ」
古本屋さんはいう

「…まぁいいか。大丈夫か」
そうつぶやくと、指を鳴らした
「(何が大丈夫なんだろう…)」

「ランプ?」「なんなんですか、これ…」
稲葉や長谷がそういう
「わかりやすく言うと、全方向立体映写機だな」

「立体映写機…」「全方向…?」
「あぁ。
 秋音ちゃん、ちょっと今の周りに結界を張ってくれんかね」
骨董屋さんはいう

「なんで? なんかやばいことするつもりなの?」
秋音さんはいう
「ちがうちがう。念のために、ね」
う、疑わしい(笑)

「「(やばいらしい)」」
骨董屋さんの答え方にそう感じる稲葉と長谷
「しょうがないなー」

「あのー俺、試験勉強しなきゃいけないんで…」
そう言って、逃げようとする稲葉だが
「なーに、たいして手間は取らせない。
 現実の時間にすれば20分とかからないよ」

「百年に一度、見られるかどうか代物だ。
 見なければ一生の損だ」
「はぁ……」
稲葉も見ることになる

「お集りの皆様、大変お待たせ致しました」
うやうやしく語る骨董屋さん
「もったいぶんな」「早くしろ―」

「今宵、お目にかけるのはそれはそれは素晴らしいもの。
 腰などぬかさぬよう」
骨董屋さんが取り出したのはチップのようなもの
「チップ…?みたいだな」

それをランプに差し込む
すると、ランプが光りだす

「おー!!浮いてる!?」
「こえー!」
「こりゃ透明な飛行機に乗ってるみたいだな」

映像は動き出し、空中から地面へと降りていく
「きれー」「すてきねー」
「ほう、こいつは大したもんだ」
「長生きはするもんだね」

「こんな立体映像見た事がないぞ」
長谷は言う

「これ、この世じゃないな」
佐藤さんは言う
「この世じゃない…?」

そう呟くと、上空から

「うわぁ!? 恐竜だ、恐竜!」
思わず、稲葉は叫ぶ
「ロックバードだ!」

すぐにそのロックバートはいなくなってしまった
「びっくりした……」
長谷、稲葉二人して笑う
「すげぇ、すげぇ!」

今度はキラキラと光る大きなもの
「わーピカピカ」「妖精のお城みたいー」
「ビーガーっぽいな」

そして、砂漠から巨大な魚が登場!
「うろこ!? 」
「ひょっとしてあれ、生き物か…?」

「砂の海に住む魚だよ」
骨董屋さんが説明してくれる
「えぇ!? ここって海なの?」
驚くまり子さんの声

「す、すげぇ……
 (何がすげぇって、これがCGとかじゃないってことだ。天国とか、地獄とかじゃなくこういう世界が本当にある!)」
稲葉は思う

すると、上空にひびが入って、何かが入り込んできた

奇門遁甲ね。なかなかやりますね、お嬢さん」
謎の人物は言う
「嘘!? 私の結界が破られた? そんな簡単に…」
秋音さんの結界を破った人物か…

「な、何なんだこいつ…」
稲葉は言う

「さて、さっさと用を済ませてしまうとしましょう」
謎の人物は言って、笑った

急にクリが泣き出し、シロも威嚇しだす
「やばい……なんかわかんねぇけどやばい…」
警戒する稲葉は魔導書を取り出す
「おやめくださいませ、ご主人様! ご主人様が一億万人いても歯が立つ相手ではございません!
 どうかおやめくださいませ!」

フールに言われるが、クリが泣き出している状況に稲葉は
「雷の精霊・イタカ!」
術を発動させる

しかし、その人物にまるで効かない
稲葉との間に骨董屋さんが入る
「その辺にしといてくれないか」
両者、にらみ合う

「でないと、私も
 こいつをはずさないといけなくなる」
眼帯を指さす

「そうなったら、
 大いに困るんじゃないかな、お互いに」

「脅す気ですか? 
 さすが極地の異端者、いい度胸していますね」
謎の人物は言う
「よしてくれ。私はただの骨董屋。それ以上でも以下でもない」

「しかしね、私も手ぶらで帰るわけにはいかないんですよ」
「どうしても?」

「えぇ、神と真理の名にかけて」
そう言うと、骨董屋さんに向けて、ビュービューと風が吹く

骨董屋さんも二人の式神のようなものを使って、謎の人物に攻撃を加えようとする
が、攻撃を跳ね返されてしまう
「やれやれだ」

「骨董屋さん…?」
雰囲気を違う骨董屋さんに稲葉は言う
「さらばだ、夕士くん。人生、精進だぞ」

「骨董屋さん!」
その言葉に思わず、叫ぶ

骨董屋さんは眼帯に触れ、めくろうとする

「な~んてね」
そう言うと、骨董屋さんの後ろから式神が現れ、煙幕を放った

「ではまた会おう、諸君」
煙に包まれる中、声が聞こえる

ふと気づくと、元の和室に戻っていた
「骨董屋、さん…?」
「何なんだったんだ、今は」

「コングレッソ・ ヴィエタート、奇跡狩りの連中さ」
古本屋さんはいう
「奇跡狩り!? そうか、裏教会の特務員なのね。なるほど」
納得をした様子の秋音さん

「裏教会…?」
「普通の神父じゃなくて、退魔とか交霊とか、霊や妖怪と関わる霊能者たちがいるの。
 まさに裏の稼業」

「はぁ……」
「漫画みたいだな…」

「信じられないだろうけど、国が抱えてる特務機関って結構あるのよ。
 その総本山が裏教会なの」
秋音さんはいう

「アメリカが世界の警察を自称するなら、
 裏教会は世界の霊的治安を守る警察を気取ってるわけさ」

「コングレッソ・ ヴィエタートはその特務機関の一つだ。
奇跡を起こすと評して、大衆を惑わしそうな別次元のぶつを回収しまわっている連中だ」
古本屋さんはいう

「骨董屋さん、目をつけられてたみたいだね」
一色さんは言う
「だから、結界張れっていったんだわ。全然効かなかったけど」
「いやぁ、でも面白かったねぇ」

「ちょっと待ってくださいよ。それじゃ骨董屋さんは?
 一体どうなっちゃうんですか」
稲葉は言う

「あれがあっさり捕まるたまかよ」
「心配ないない!」
深瀬さんや古本屋さんはいう
まぁ、そんな雰囲気はしてたけど…
「で、でも!」

「俺も一回捕まったことあるぞ」
古本屋さんはいう
「え」

「罰は朝晩の講習と奉仕活動3か月。
 きつかったなー」

「400年前ならこれだろうけど」
首を切る動作をする古本屋さん
「今はそんなことないって」

その日の夜ー
いつものように長谷とクリたちと寝る稲葉
「まだドキドキしてる」
「おかげで試験勉強が全く頭に入らなかった…」
「そりゃ災難だったな」

「世界はどこまで広いんだろうなぁ……。
 空飛ぶ恐竜、城みたいな魚、んで裏の教会か」
「一体どこまで行けばいいんだろうなぁ…」

「行ける所まで、だろ」
長谷は言う
「軽く言うなよ」

「重く言っても同じだよ」
長谷に言われて、反論できない稲葉

「アパートの凄い人たちすら、予想も予知もできない事だって起こる。
 世界は脅威に満ちてる」
「だな」

「”そう、きっとまだ脅威に満ちた世界、
 俺を待っている”」

場面が変わり、近くのファミレスで勉強会をやっていた。
主に長谷に教えてもらいながらだが。妖怪アパートだと集中できないので、ファミレスに場所を移したわけだ

「うわぁ、プリの君発見!」
田代が後ろの席にいた
「た、田代、てめぇ!」

「そっかーやっぱりそうだったのかぁ」
「こいつはただの幼馴染! 勉強教えてもらってただけだって!」

「ほほう、そうですか。ふーん」
田代は楽しそうな表情
「なんだよ、その目は…」

「初めまして、稲葉とは小3の時からの腐れ縁、長谷泉貴です。」
「稲葉の腐れクラスメイト、田代貴子です」
互いに自己紹介をする

「今なら稲葉の最新密着マル秘情報など、
 格安でご提供いたしますよ~、旦那」
田代…(笑)

「そりゃいいな」
食いつくのか、長谷(笑)

「待てこら! なんだよ最新密着マル秘情報って!
 長谷、てめぇ田代とアドレス交換してんじゃねぇ!」
笑うわ、これ

その後ーアパートに帰ってきた稲葉
「疲れた……(どっと疲れた)」
二人の相手でどっと疲れたのか

「元気な子だったな」
長谷は言う
「そりゃそうだがな…」

「じゃあ稲葉、試験頑張れよ」
バイクに乗って長谷は帰っていった
「おう、きょうはありがとな」

「おっかえり、夕士くん!」
古本屋さんは稲葉の両肩を持つ
「いやぁ、やっと荷物が届いたんだよ! 
 夕士くんにもばっちり役に立ついい物がきたんだよぉ~」
なんか嫌な予感が

古本屋さんに引っ張られ、地下にある露天風呂へ
「みんな、待ってるよぉー!」

そこには藤幸先生と妖怪アパートの皆々
「あっ、藤幸先生! 」
「いやぁ、こんばんわ」

「また病院のイベントですか?」
「鑑定に来たんだ」
「鑑定?」

「月の神・ソーマ 不死の霊薬アムリタだ」
月夜に輝くビン
「おぉ」「へー」

「不死の霊薬って…」
「それがあれば、元気爆発! いくらでも徹夜で試験勉強ができるってもんさ」
古本屋さんはいう

「先生……」
稲葉は藤幸先生をみる
「幻想だよ……」

「そういうこと言うなよ。すっごく大変だったんだ!
 これのある場所はど田舎の、ど田舎の、ど田舎ですぐ車はエンストするわ!
 ジャングルは深いわ、ゴムボートには穴が開いてるわ」

「やっとようやくたどり着いた村にアムリタを伝えた行者はとっくになくなっていて、
 言い伝えを知っているうさんくさいばあさんが一人いるだけだった」

”「アムリタ、そんな話、あったかねぇ」”

「あんときはそりゃもう、がっかりしたよ。
 しかーし!俺は思ったね、逆境の時こそ、僕の真価が試される!」
そう古本屋さんが熱弁していると
まり子さんや佐藤さんはビールを飲んでいた

「っておい!」
「あたししゃこっちの方が好きかなぁ」
「ちゃんと聞いてますってば」
「るり子さーん、戻りカツオの塩タタキ一つお願いねー」

「それでも俺は思い出してもらうために必死になった。
 そして!」

”「あんた、良い人だねぇ。確かこの辺に……」
そのばあさんは”あるもの”を渡してくれた
ちゃんと金は要求されていたが”

「せちがねぇ」
「さすが、インド人!」
「悠久のロマンも神の威光もないねぇ」

「結局、インドの年収の10倍ばかりで手打ちにした」
金でもらってきた、ということか

「で、本当に本物なの?」
「だから、藤幸先生を呼んだんだよ。確かめて頂こうってね」

「いいでしょう」
藤幸先生は魔法陣を張り、呪文のようなものを唱え始める
「(これって、何語なんだ…?) 光の文字だ」

「この薬の来歴だ」
古本屋さんはいう
「来歴?」

「この物の持っている歴史を読めるのさ」
「歴史を、読む…?」

「これがオブジェクトリーディング。藤幸先生の能力はそのすごいバージョン。
 先生はあの文字を立体的にみられるんだよ」
古本屋さんはいう

「(文字を立体的に読む…?さっぱりわからん。
 …でも、なんかかっこいいぜ藤幸先生!)」
稲葉は思う

「これはどうやら、本物のようだ」
先生はいう
「「「えぇ!?」」」
まじか、珍しい

「まじで、不死の霊薬!?」
嬉しそうに古本屋さんがいう
「不死といわんが、かなり確かな呪術がかけられている。もっとも長生きしたもので、800歳」

「800歳!」
「まるで人魚の肉を食べた八百比丘尼だねぇ」
確かに、八百比丘尼

「800歳も生きれば、十分不死だ」
うんうんとうなづきながら言う古本屋さん
「それが君が会ったというあのおばあさんだよ」
えぇ!?まじか…してやられたのか

「はぁ!?」
そりゃ驚くわ
「彼女があの薬を持ち出したんだ。元はソーマ神の神殿付きの巫女だったようだ。薬は悪用されぬよう、元の術師から命を受けて託された。まさに八百比丘尼だよ」

「不死の霊薬を狙う悪党から逃れたソーマ神の巫女は薬を守りつつ、各地を放浪しながら、薬を使って人助けをしてきた。長命の呪術には治癒という効力があった。
 時にはほんの一滴、金に交換して、それも人助けに使ったらしい」

「そういう伝説の一つが世間に伝わった、ってわけか」
古本屋さんはいう
「時代は流れ、だれもアムリタの伝説を信じる人はいなくなった。
 そして、ようやく巫女は安住の地を得ることができた。だから、たまに酔狂で訪ねてくる者があれば、適当にあしらってやるそうだ」

「そして、どうやらもう中身はない、ようだがねぇ」
あらま、空のビンをくれたのか
「は? ない」
「800年の間に使い果たしちゃったんでしょう」

「確かにこの器には入っていたようだが」
先生は言う
「うっそー!」

中身を確認する古本屋さん
「ない! からっぽ!」

「ソーマの巫女に一杯食わされたな」
ほんとにね(笑)
「あの……」

”「なぁ、そんなに価値があるものなのかい? じゃあ、ちょいと弾んでおくれよ」”
ばあさん、うまくあしらったなぁ(笑)

「(なるほど。こうやってばあさんは空の器をもの好きに売りつけてきたんだ。
 例え、中身が空でも、不死の霊薬は伝説だった!とあきらめがつく芝居だったわけだ)
 やるな、ばあさん」

「だてに800歳じゃないってことだね」
「勉強になったね、古本屋さん」
先生は言う

「ちくしょー!」
不死の霊薬が入っていた瓶を覗いてると

一滴だけ、残っていた
「アムリタ……本物」

古本屋さんは周囲を見回して、みんなで霊薬をなめることに
稲葉や一色さん、先生、古本屋さん
「寿命…延びたと思う?」
「そうね、七か月くらい?」

その後、稲葉は空になった霊薬の瓶を古本屋さんからもらっていた。
もう空になったから、と
「でも、一滴くらい残ってるかもしれないなぁ」
「ほほう」

「しかし、すごいなぁ。800年も生きるなんて」
「ですが、人は不死など無理でございますよ」

「だろうな」
「有限の人生と無限に広がる世界……か」

「ご主人様…?」
「俺はどう生きるんだろうなぁ…。
 まぁいいさ! 目標は決まってる。第一志望は県職員!第二志望は手堅い会社でビジネスマン! 頑張るぞー!」

「魔導士への道もお忘れなく!」
「はいはい。
 まずは試験勉強の仕上げだ、いくぞー!」

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