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「これは弔いの儀式だ」ルイシャ贈りの儀式の本当の意味と最後の再会。第5回「槍舞い」 感想 精霊の守り人最終章

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此花(このはな)です

今回は精霊の守り人最終章の第5回「槍舞い」の感想を書いていきたいと思います

第5回「槍舞い」
あらすじ
バルサ綾瀬はるか)の前でチャグム(板垣瑞生)は、カンバル王・ログサム(中村獅童)にタルシュ帝国の支配から民を守るためにロタ王国と同盟を結ぶことを進言する。

しかし、ログサムは、バルサがルイシャ贈りの儀式で山の王を見事に負かすことが出来れば、ロタ王と手を結ぶことを約束。バルサはカンバル王国を守るためルイシャ贈りの儀式に向かう。そこで、バルサを待っていたものは…。

公式より
第5回 「槍(やり)舞い」 | あらすじ | 精霊の守り人 最終章 | NHK大河ファンタジー

闇の守り人のクライマックスとなった第5回。
バルサとジグロとの戦いは感動しました。
原作のバルサの独白シーンが見事に表現されていて、ぐっと涙腺に…。

戦争のことを終わるまで忘れていました(笑)
まるで最終回みたいだった。

さて、本編の感想へ行きましょうか!
「”戦の足音が近づいてきた。巨大国家・タルシュ帝国の王子・ラウルの指揮する軍が海を渡り、わが国・新ヨゴ国に攻め入ろうしていた。国を守るため、皇太子である私、チャグムは隣国のロタ王国・カンバル王国との同盟を結ぼうとカンバルに入った」

「しかし、カンバルの聖なる山の奥では”」
”「山の王の扉が開いた! 儀式の時がやってきたぞ!」”
ログサムの声が響く

「”そして今、新たなる戦が始まろうとしている…”」
「”神聖なる儀式を戦の場にしようとたくらむ、
 ログサム王の野望は今、あきらかになろうとしていた”」

場面はカンバル王城ー
「ラルーグ、久しぶりであるのぅ」
ログサム王はいう
ラルーグはログサムの王に挨拶のしぐさをする

「チャグム皇太子、用件を聞こう」
ログサム王は言う
「その前にお伺いしたい。バルサをどうするおつもりですか?」

そのチャグムの問いにログサム王は大きく笑う
バルサは、自ら望んでそこにいるのだ」
その言葉にチャグムはバルサを見る
「それはどういうことですか?」

バルサは、王の槍となったのだ」
その言葉に驚くチャグム
「カグロがジグロを殺してそうなったように、
 バルサもカグロを殺して、王の槍となった」

バルサが…」
そう言って、バルサを見るチャグム
「私が命じれば、そなたの命とて奪いかねぬぞ」

すると、バルサはゆっくりとチャグムに近づいてくる
バルサはログサム王に向き直った
「いいえ、私は今でも、チャグム皇太子の用心棒です」

「それでもかまわぬ。
 山の王を下すには最強の槍が必要なのだ」
ログサム王はいう
「王の槍が一人でもいなければ、戦にならん」

「戦…? 
 しかし、そんなことをしたら、山の王は」
ラダール王子はつぶやく

「恐れながら、申し上げたい」
ラダールが口を開いた
「山の王を下そうなど、ゆめゆめお思いになりませぬよう、
 ふしてお願い申し上げたい」

「ラルーグ! 
 ならば申してみよ。山の王とは何者だ?」
ログサムは問いかける

「それは誰にもわかりません。
 山の王はルイシャ贈りの儀式にいったものでも、その姿を見たものは一人もおりません」
ラルーグはいう

「それならば、申してみよ。
 そなたが行った儀式で、英雄となったジグロは誰と槍をまじ合わせたのだ?」

「ヒョウルです。
 闇の守り人と呼ばれる者達です」
ラルーグはいう

「それは何者だ? 人か、魔物か?」
ログサムは問いかける
「それは、掟で申し上げられません」

「掟、一体だれがそう決めた? 
 その者達は山の王を神のようにあがめるが、神とは所詮、人がつくったものだ」
ログサムはいう

「愚かな…」
それを聞いたチャグムはつぶやく
精霊たちが見えるチャグムにとって、そうだよな…

「愚かだと? 
 神の恵みを待つだけで、国が強くなるのか?民たちが豊かになるのか?」

「私はタルシュと通じたのは皆、山の王を重んじて、ひもじさに耐える、この国の貧しさゆえだ。もっとルイシャを得るためにはそれを変えていかなくてはならないのだ」
ログサムは語る
その理由は国の長として、納得できるものなんだよね…ほんと

バルサ、そなたとチャグム皇太子が助かる道はただ一つ。
 儀式の場で、山の王を下して見せよ。できなければ、チャグム皇太子をその場で殺す」

「それが出来れば、
 私は喜んで、ロタ王と手を結んで、新ヨゴ国の援軍ともなろう」

ログサムはいう

バルサはチャグムと共に牢屋へ
バルサ、一体ここで何があったのだ? 
 カグロを殺したというのは……本当なのか?」
チャグムは問いかける

「カグロは……自ら命をたった、この私を生かすために」
バルサは言う

すると、牢屋の扉が開いた
「カーム……」
チャグムはつぶやく

「父上はなぜ死んだ!?」
そう大声で問いかけるカーム
バルサの首元には複数の槍が向けられていた
「お前はいったい、誰なんだ?」

場面が変わり、ログサム王の部屋ー
一人で飲み物を飲みながら、ジグロとの記憶を思い出す
”「まさか、山の王と戦う気か? 
 その考えは危うい。この国を滅ぼします」

「それならば、私を殺すか、私に従うか。二つに一つだ
 お前の覚悟を見せて見よ!」
ジグロに槍を向けるログサム
ジグロは一振り、槍をはらう”

「お前の覚悟が結果として、あのバルサをここへ送り込んだのだ。
 バルサを儀式へ連れて行く。結局お前は、私に従ったのだ」
そう、ログサムはつぶやく

すると、ラダールが部屋にやってくる
「父上…」
「ラダール…どうした?」

「山の王は怒っています」
ゆっくりとログサムに近づく
「私には、不思議な影が見えるのです」

「影?」
「山の王は何か訴えているように思えてなりません」

「ラダール、
 その影はお前の心の作り出している戦への不安にすぎぬ」
ログサムはいう

「父上、恐れというものはないのですか?」
ラルーグはいう
「恐れるから、戦うのだ。この国を滅ぼさん為に
 己を信じて」

「さぁ、お前も一緒に飲め。前祝いだ」
ログサムはいうのだった

場面が戻り、カームとバルサ&チャグム
「父上は死ぬ前に、ジグロは盗みなどしていないと。
 王の槍の誇りにかけて、あんたを育てたと。それはどういう意味だ?」
カームは言う
「ジグロは、何故あんたを育てた?」

「私を、助ける為に、私をログサムから守る為に。私の父は医術師として、王に仕えていた。父はログサムに命じられて、先代の王を暗殺した。
 そして、私の父も殺された。その父が死ぬ前にジグロに私を託した」

「ジグロは私を守る為、王の槍たちを殺した。
 自分の身を切るような辛い思いをして、仲間を殺してきたんだ」
バルサの告白にカームたちは

「我々は、ずっとあの王に騙されていた、ということか」
カームはつぶやく
父の言葉とログサムの言葉、だったら、カームは父の言葉を信じるのだろう。

「ジグロをこの国から消したのは
 カグロを殺したのは、私のせいだ」
バルサはいう

「我々王の槍は、このままあの王に従っていいのか」
王の槍の一人でダーグはいう

「しかし、今は儀式を前にしての大事な時、もしルイシャが得られなければ、この国はどうなる? 増々民たちに穀物がいきわたらなくなる」
バークがそう言う

「お願いします! どうかこのまま、儀式に向かってください!」
チャグムはそう訴える
その言葉にチャグムに視線が集まる

「牧童のトトに言われたのだ。
 山の王の扉が開いた今この時に、私たちがここに来たのには意味があると」
チャグムはバルサの視線に合わせ、ひざをおる
バルサが儀式に行くのにはきっと、意味があるはずだ」

「この国の民が救われるためにできることをしたいのだ! 
 頼む」
頭を下げるチャグム

「チャグム、私は初めから行くつもりだよ。
 ジグロやカグロは自分の槍でカンバルを救いたかったはずだ。その槍で、私がカンバルを守る」
バルサは言う

「”そして、儀式の日がやってきた”」

山の王の扉の前にてー
「この儀式で最強の武人と認められれば、最強の王の槍となる。
 ジグロがそうであったように」
ログサムはバルサに言う

ログサムはチャグム皇太子の前に行くと、一本の槍を渡す
「そなたもこれを持て。
 この国では王族とて武人だ。我が息子のラダールも持っておる」
ラダールとチャグムは視線が合う

「ありがとうございます」
チャグムは槍を持つ

そして、ログサムは
「これはそなたの槍だ。ジグロやカグロの分まで励めよ」
バルサに渡す
バルサは無言で槍を受け取った。

「これより、ルイシャ贈りの儀式へと向かう。
 山の王は火を厭う。火を消せ!」
ログサムは宣言する

「お待ちください」
ラルーグの声が響いた
そこに現れたのはラルーグとトト
「おやおや、いささか従者の数が多いようでございますなぁ」
「掟よりもか、気にするな」

「それではこれより、
 牧童のトトから儀式について、説明がございます」
ラルーグはいう

すると、トトが王の槍たちの前にたつ
「あの入り口を抜けて、真っ直ぐにどこまでも山の底へ降りていきますれば、そこが儀式の場です。そこには最後の扉があり、それはまだ開かれてはおりません」

「そこで、山の王を仕える闇の守り人たちとその技を見せあう。
 最後まで勝ち残ったものが最強の武人として、最後の守り人と対することになります」

「見事に勝ちますれば、扉は開かれ、
 山の王よりルイシャが贈られましょう」

「ご武運を」
頭を下げた

「時は来た!! 
 カンバル最強の王の槍たちよ、そなたらの腕で貧しいカンバルを豊かにするのだ。
 いざゆかん!」
ログサムがそう叫び、王の槍たちが呼応すると、扉の奥から不気味な音と風が響く
それを共に緑白石が光りだす
ログサム王と王の槍たちは山の底の儀式場へと向かう


「ここが儀式の場か」
ログサム王はいう

「ここはナユグの結び目だ」
チャグムはつぶやく

「これが最後の扉だ。山の王に贈り物をささげよ」
ログサム王はいう
贈り物をおいた

「山の王よ!! 日の下よりカンバル王来たり!
 その心根をしめさん」

ログサム王はいう

すると、蝶々のようなものがログサム王たちの前に集まってくる
「これは……」

そのものは9人のヒョウルとなる
「あれがヒョウルか」
チャグムのつぶやきにラダールが反応する
「ヒョウル…?」

「従者たちよ、戦え!」
ログサム王が叫ぶと、従者たちが一斉に動き出す

しかし、一人のヒョウルの槍ひと払いにほとんどの者がやられてしまう
カームだけが耐え、ヒョウルへと向かっていく

「あれはナユグの魔物か?」
バルサはつぶやく
「いや、ここはなんていうか、魂に直接触れてくるような、懐かしいような、苦しいような、我々の心と重なっているようなナユグとはまるで、心の底にいるみたいだ…」

「どういうことだ?」
バルサはつぶやく
ヒョウルと戦っていたカームはヒョウルの槍にやられてしまう

「王の槍たちよ! その技を示せ!」
ログサム王は叫ぶ
王の槍たちがヒョウルにあいたいする。

バルサはログサムに止められる
バルサはまだ行くな。他の者が先だ」
「行け―!!」

ログサムの声と共に王の槍たちとヒョウルとの戦いが始まる
しかし、ヒョウルに心臓を刺されると、動きが止まり、その王の槍が消えた

ダーグとバーグが残り、3対1になると、バルサが参戦する。
それぞれの戦いが開始された

一人はヒョウルと相打ちになり、動きが止まった。
もう一人がやられそうになった時、チャグムが思わず参戦して、ヒョウルと戦ってしまう
バルサが助けに入り、何とかヒョウルの猛攻をさけるが、その王の槍が倒されてしまう

ヒョウルはチャグムの心臓をその槍で刺す
バルサは二人のヒョウルと戦い、見事勝つ!

すると、ヒョウルにやられた全員が目を覚ました。
「見事だ、バルサが残った。最強の武人だ」
ログサムは言う

ヒョウルにも動きがあり、最後のヒョウルが姿をあらわし始める
バルサ、最後のヒョウルが現れる」
チャグムはつぶやく

その姿に見覚えがあった
「……あれは、ジグロか」
ログサムが最初に気づく

バルサは槍をおろした
バルサにとって、最後のヒョウルはジグロか」
チャグムは言った

「それはどういうことだ?」
ログサムが問いかける
「ヒョウルとは、かつての武人たちです。
 山の精霊と人の魂が重なり合って、ここで生きているんだ」

「ヒョウルとは、俺たちの祖先」
「俺達は祖先と戦っていたのか」
王の槍たちはつぶやく

「死人など怖くなかろう! 殺せ! 
 その魔物を退治せよ!」
ログサムは叫ぶ

「ジグロを殺せ、バルサ! やれー!
やらねば扉は開かぬぞ、カンバルや新ヨゴ国を救えぬぞ!」

「……ジグロ、私はどうすればいい? どうすればいいんだ?」
ジグロに問いかけるバルサ
無言のままのジグロ

「戦え!」
そう言うログサム
「戦えるわけがない。……できない。ジグロと戦うことはできない」

「何を言うか!」
「私にはできない! ジグロは殺せない!」
バルサは叫ぶ

そんなバルサの言葉を聞いて、ログサムは
「どけ!」
バルサの前に出て、ジグロと対峙する

「それなら、ジグロは俺が殺す」
ログサムが槍を構え、攻撃を始めるとジグロは静かに応戦する
「父上!」
ラダールが言う

「お前はこのカンバルを捨てたのだ。
 カンバルの民を見殺しにしようとしたのだ!」
槍を振り下ろす前にログサムは言う

「なぜだ、ジグロ。あれほど私が頼んだではないか!
 お前が必要だと!」
槍がぶつかる音がする
「なぜ、この私を見捨てた! 助けてくれなかったのだ」

ジグロの槍に圧倒されるログサム
「お前は私が殺す」

ログサムVSジグロ
ある一発の槍払いにログサムは負傷し、倒れた

ゆっくりとジグロがログサムに近づく
とどめをさす槍をバルサが止めた

「ジグロに、ログサムは殺させない。
 ここでログサムを殺したら、ジグロの魂は……永遠に悲しみを抱えたままだ」
「そんなことはもう絶対させない」


「……よくわかったよ。
 ジグロを本当に恨んでいたのはこの私だ」

静かにそう言った

「私を殺せ。殺してくれ!」
そう叫ぶと、バルサはジグロと槍をぶつける

その瞬間、バルサはジグロの心の中へ
「ジグロはわたしさえいなければ、ずっとそう思ってきたんだろ? わたしさえ、いなければ、友を殺すこともなかった」
「わたしさえ、いなければ、カンバルから逃げることもなかった」

「足手まといの娘さえ、居なければ、カンバルを救うこともできた。
 わたしがいつまでも、あんたにしがみ付いて、あんたを追いかけてた」

それは幼き頃のバルサがジグロに四路街へ置いていかれた時のことー
「どうして!? どうして私を置いていくの!?」
「ここに残れば、きっと幸せになれる」

「なら!」
バルサはジグロの前に立ちふさがる
「どうして、ジグロは残らないの!?」

その言葉にそっとバルサの頬に手を寄せる
「……幸せになってくれ」
そう告げたジグロ”

「ジグロは一人でカンバルに戻ろうとしていたんだ。
 それを私が邪魔をした」

バルサは言う

「…だったらどうだと言うのだ?」
ジグロはいう
「それがほんとうだとしても、今更どうしろというのだ」

「やっと本性を現したな」
バルサは言う

「お前を育てたこと、後悔しろというのか。
 私は、お前に幸せになって貰いたかった。それは嘘ではない」

「だったら、何故私に槍を教えた!」
バルサは叫ぶ

二人の槍がぶつかる!
劣勢となるバルサ

再び、心の中へ
タンダがバルサに駆け寄って、手を貸すが
「どけ! 邪魔するな」
振り払う

「タンダ、バルサのことを頼む」
そう、ジグロが言う

「また、終わっていない!」
バルサがそう言うが、ジグロは
「終わりだ!」

「お前は私を殺した。私の人生を殺したんだ」
そう言い、どこかへといく

それを追いかけるバルサ
「ジグロ! 私があんたの人生を殺したってどういうことだ! 
 だったら私に何をしたんだ。まだ6つの子供だった私に何をした。私は何も選べなかったんだ。私に、何ができたというんだ!」

「私は死ねばよかったのか? 
 この世に生まれてこなかったらよかったのか!」

バルサの槍に花びらがまとい、ジグロの槍にも花びらがまとう。
槍を舞うかの如く、戦っていく

「槍舞いだ…」
「これは、殺し合いの儀式ではない。弔いの儀式だ。
 自分の心と精霊の心を重ねるしかない戦いだ」

「精霊……」
バルサの心がジグロの心をすっかり受け入れなければ、
 勝つことはできない」
チャグムは言う

再び、心の中へ
「あんたは気づかれてないと思ってるかもしれないけど、あんたが友を殺すたびに、
 私はあんたに恨まれていることを感じていたんだ!」

「それがどんなに苦しい事か。
 あんたにはわかるのか!」
バルサは言う

「あんたが死んだ後も、私はずっとその苦しみを背負って生きてきたんだ。
 あんたが私に与えた痛みは運命なんていう、そんな軽々しい言葉で片づけられるようなものじゃない!」

「私が憎いなら、私を殺せばいいだろう。
 殺してくれ!」

そうバルサは叫ぶ

二人の世界で槍を舞う
バルサ、最後まで戦って、必ず勝ってくれ」
チャグムはそう言う

再び、槍がぶつかり、心の中へ
ジグロは左手を横に動かすと、ある映像が現れた
「ユーカ叔母さん…」

「ユーカを愛していた。ユーカを尊敬し、共に生きていたいと思っていた。
 だが私はお前を連れて、黙ってカンバルを去った」

「私はカンバルを去る前に、緑白石を渡した。
 私の心が変わらない証にユーカに持っていてほしかった」

「私は確かにお前という運命を呪ったかもしれない。ユーカは私を恨んだかもしれない。だが、それで私とユーカが不幸になったとは言えない。
 私たちを不幸にするものがあるとするならば、それはお前の心ひとつだ」

「お前の心ひとつが、私たちを幸せにも不幸にもする」
そんなジグロの言葉

「タンダの元に戻れ、バルサ
 これ以上、私を追うな」

ジグロは言った

バルサは涙をこぼして、笑う
「父さん……」

ジグロとの日々を思い出すバルサ
バルサ……」
ジグロは両手を広げてくれる

その中にゆっくりと入った
最後のジグロのぬくもり

そして、現実で二人して相打ち
「父さん……」
「ありがとうバルサ

ジグロが消えた瞬間、バルサは崩れ落ちた
バルサ!」
駆け寄るチャグム
一方、ログサムは笑みを浮かべていた

そして、最後の扉が開かれる
「最後の扉が開いた! あの向こうへ行け!」
ログサムは叫ぶ
その声に王の槍たちは戸惑う

「行ってはいけない! あの先を侵してはいけない!」
チャグムは叫ぶ
あそこはもうナユグの領域か…

「何をしておるか。戦はこれからだ。
 我に続けー!」
ログサムは叫ぶ

「父上、いけません!」
ラダールも叫ぶ
ログサムが足を進めると、扉の前に再びヒョウルが現れる

その中央に見覚えのある人物がいた
「カグロ…」
「父上…」

「お前たちはジグロに殺された王の槍たちか」
ログサムはつぶやく

「どけ、どけ―!」
槍を持ってヒョウルに突っ込んでいくログサム

多勢に無勢、ログサムは一斉に槍を向けられ、刺されたかと思われた時、
そこには息子・ラダールの姿があった

自分の代わりに刺されたラダール
「ラダール!」
その事にショックを受ける

「カグロ、お前の心は……私が受け入れる。
 だから、山の王よ!父をお許しください!」
そうラダールが叫ぶ

一斉に槍が抜かれ、ラダールは崩れ落ちた
「ラダール!」
ログサムは身体をゆすると、ラダールが目を開く

じっと見つめた後、ログサムの前で意識を失ったのだった。
その時のログサムは誰にも見た事がない表情で。

カグロと王の槍たちは槍の尾を地面に叩くと、消えていった。
ログサムを連れて

一匹の蝶がラダールとバルサの中に入り、浮き上がる
バルサ……」

二人が青い蝶々の中に包まれる。
青い蝶々はヒョウル(かつての武人たち)

山の王の咆哮と光が放たれ、一同目をつぶる。
向こうには”ルイシャ”があった。

バルサ!」
「ラダール王子!」
一斉に二人に駆け寄る

二人は目を覚ました。
ラダールの視線の先にはルイシャが。
「これがルイシャか」

「ラダール王子、山の王は貴方を待っていたのです」
チャグムは言う
「あなたが成長するのを待って、きっと扉を開いたのです」

ラダールは立ち上がる
「父は精霊になったのか」
「…はい。あなたが山の王に認められたからです」

「…それが、バルサのおかげだ」
ラダールはいう

ラダールはルイシャの元へ行くと
「皆の者、ルイシャを持て。城に戻ろう!」
そう叫んだ
「「「はっ!」」」

バルサは叔母・ユーカの家へ
バルサ、貴方無事だったの! よかった……」
帰ってきたことを喜ぶユーカ

その胸元に緑白石が
「ユーカ叔母さん、私はジグロに会いました」
「え…」

「ジグロはここにいました。ずっと前からここで生きていたんです。
 おばさんがいてくれたから、ジグロはきっとカンバルに戻れたんです。その事が私にもわかったんです」

「……ジグロは今、ここで幸せに生きています」
バルサは言う
「ジグロは待っていてくれて、ありがとうございました。
 ありがとう、ユーカ叔母さん」

「おかえり…
 おかえりなさい、バルサ
その言葉に涙がこみ上げるバルサ
ゆっくりとユーカ叔母さんに抱き着いた


次回予告で戦争の話を思い出した。
四路街の話、やるんだ。捨てられた街について、やるのかな?
確か、タンダが負傷するのはバルサがチャグムと別れた後だったはず。

あのシーンだと足を怪我したみたいな感じだったけど、あれ…腕だったよね。
ラウルの話も多分やるだろうけど、あれはドラマオリジナルね。キャラ紹介載ってたし、原作と違ったし

今回のお話は感想を挟めないような、ドラマにのまれるものでした。

ここまで読んでくれてありがとうございました!
前回へ
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