此花のアニメ&漫画タイム

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ウカノミタマと荼吉尼(ダキニ)様&金魚草の謎と地獄&天国の植物たち。第3話(16話)「お迎え課の荼吉尼(ダキニ)様&草葉の陰」感想 鬼灯の冷徹 第弐期その弐

此花(このはな)です


今回は鬼灯の冷徹第弐期その弐の第3話(16話)「お迎え課の荼吉尼(ダキニ)様&草葉の陰」の感想を書いていきたいと思います

最初はお迎え課の荼吉尼(ダキニ)様の話。
なんていうか、いけない女教師…っていう鬼灯様の例え、分かる気がする。荼吉尼(ダキニ)って一度祀るならば、祀るのを怠ってはいけない。怠ると、祟りが起こるっていう話は聞いた事ある

金魚草とは?から地獄や天国の植物たちを見に行く話。
あれって、鬼灯様が品種改良したと聞いてたけど、品種改良というより趣味であの世とこの世の間から植え替えた結果なんだね。

そして、座敷童子ちゃんたち金魚草としゃべれるのか…(笑)
今回から画像なしにします…


さて、本編の感想へ行きましょうか!
”「お稲荷さんこと、稲荷大明神の主神は二人いる。本来、元祖はウカノミタマの方である。荼吉尼天(ダキニ)は悪鬼である。その荼吉尼天(ダキニてん)、元々悪鬼であり、稲荷大明神である。そして、閻魔大王の眷属でもあるという」”

お迎え課にてー
「奪魂鬼、整列!奪精鬼、整列!縛魄鬼、整列!」

「唱和! 今日も一日、亡者の為に!」
現場監督である獄卒が言い、皆で唱和する
「一、魂ヲ引キ抜キマス。ニ、肉体ノ機能ヲ停止サセマス。
 三、肉体ヲ腐ラセマス。ご愁傷様です!」

「この唱和ってさ、今あるかな?」
「さぁ? 他の課もやってんのかな?」
こっそり私語をする獄卒二人
「まぁ俺はこれも給料の内と思ってやってるわ」

「荼吉尼様は推奨してるとか?」
「いやぁ…単に現場監督が体育会系だからじゃねぇかな?」

「そこ! 荼吉尼様にしかっていただくぞ!」
私語をした獄卒に言う
叱っていただくって…(笑)

場面が変わり、荼吉尼様の部屋―
「う~ん、お米つくるところ減ったわねぇ…。日本はお米の国じゃなかったのかしら?
 マジで低迷―お供え物少ないし、逆に亡者は増えたのねぇ……人が増えたのね」

「死期を毎日のように感じるから、よくわからないわね」
そうつぶやいていると
「荼吉尼様!」

「こいつら一回、叩いてやってください!」
私語をしていた二人を突き出す
「唱和の最中、私語が多くて」

「唱和、やめちゃえば?」
荼吉尼様は言う
「叩けばいいなら、叩くけど、そういうのが好きなの? あんたたち」

「そういうのを好きにしてやってください」
(笑)どういう事なの
荼吉尼様はう~んと悩んだ末に…。

お迎え課の部屋前で一人の獄卒が歩いている
「「ありがとうございます!」」
突然声と共にパチンと音が聞こえ、びっくりする獄卒

「お迎え課、定期的に変な声聞こえるんだよな…」
それって(笑)

食堂にて―鬼灯様と唐瓜・茄子
「どうもお迎え課がマゾ男の巣窟になりつつあるようです」
鬼灯様はいう
「いや、あの……女獄卒にも目覚めた人が少なからずいると思いますけど」

「何を言っているのです? 
 お迎え課は死期をさとり指示をする荼吉尼天を頭として、身体から魂を完全に引き抜く奪魂鬼、肉体の生命活動を完全停止させる奪精鬼、生き返らせないよう肉体の腐敗を開始させる縛魄鬼(ばくはくき)」

「この3人一組、お迎え課の三連星と呼びますが。
 特別人の火車さんを含め、上手く回っているので別にマゾでもそれでいいのです」
鬼灯様はいう

「荼吉尼天ってどんな人なんですか?」
茄子はそう聞く
「一言で言うなら、誰もが一回は妄想するいかん女教師…」

それを聞いた茄子が一目散に走り出すのを唐瓜が止め、鬼灯様が止める
「お前というやつは…!」

「荼吉尼天は稲荷大明神の主神兼お迎え課の主任です。
 現世では、稲荷狐のボスで閻魔大王の部下として伝わっています」
鬼灯様が説明する

「でも稲荷大明神って、ウカノミタマって女神だったような…」
唐瓜はつぶやく
「よく勉強していますね」
ウカノミタマの写真を見せる鬼灯様

「ウカノミタマってかわいいな。結構、好き」
茄子はいう
「どっちも稲荷大明神なんです」

「二人ともってことですか?」
茄子は聞く
「何でまた?」

「荼吉尼は昔、悪鬼でした」
鬼灯様はいう

”「おなかがすいたわ…。どこかに」
昔の荼吉尼は死にかけの老人を見つける
「なんでじっと見とるかね…」”

「彼女はやたらに死期の近い人間を見極めるのがうまい悪鬼でした」
鬼灯様はいう
「医者やればよかったのに…」「もしくは準備万端の葬儀屋ってのも。いやだけど」

「そして、死期をまったらその死肉や心臓を食う化け物でもありました」
鬼灯様はいう

火車さんも死肉めがけて猫まっしぐらだったんだっけ」
茄子はいう
「お迎え課ってそんな奴ばっかりかぁ…」

「そうですよ。彼女が現れる所、死人が出ると噂になり、一方でまだ生きている相手でも生気を吸うこともあるとか。
当時人々から”夜叉”と呼ばれて、恐れられていました」

「しかし、死肉を食う化け物はそれこそ、火車さんも含むんで色々といまして…。
 その中にも日本に逃亡してきた九尾の狐もいました」

「それってつまり」
妲己です。殷で散々好き放題やって、処刑されましたが、実は死ぬ寸前に狐となって日本に渡りました。彼女は日本の帝をたぶらかそうと人の肉を食って、体力回復しましたが、
 死肉の前で鉢合わせた二人は意気投合し、タッグを組んだんです」

「その結果がこの絵姿」
狐の上に荼吉尼が乗っている絵姿

「これ、妲己?」
唐瓜はいう
「現世では荼吉尼が小さいのか、狐がデカいのか、しばしば論議になりますが、真相は狐が九尾でデカかった。ここでようやっと、ウカノミタマが関わってきます」
鬼灯様が食べている奴って、ウツボカズラの天ぷら…?

「お主が夜な夜な狐に乗って、死者を食い、色にふける悪鬼か。単刀直入に申し上げる。
 ……そなたのせいでわらわの神格がブレブレになっておる。最近、わらわがあらぶっているとか勘違いされて、生贄が来る始末」

「私とお宅様は別者じゃないの。何も迷惑はかけちゃいないわ」
不思議そうに荼吉尼はいう
「狐につれた謎の女といえば、稲荷と言われるのじゃ! かぶってんだよ、キャラが!」

「狐と九尾を同じレベルで扱わないでほしいわ」
妲己がそう言う
「人にはとっては化け狐も神の使い狐も同じじゃ! うちの狐もわらわも人は食わん!)混乱するからよしてくれ!」

すると、火車さん登場
「なんだい。うまいもんだよ、姉さんも生贄をもらっておきなって」
と言われてしまう
「こんなもいたのかい! 人食うやつ多すぎじゃろ!どっか行けよ、お前ら全員」

「どっか行くなら、今こそ就職」
鬼灯様が登場。笠をかぶって風呂敷頭に巻いて
鬼灯様(笑)

「ここで私が出てくるわけですが」
こっち(地獄)に来た原因はやっぱり、あんたか(笑)

「おいでなすった」
「これは説き伏せる前フリだな」
唐瓜と茄子は言う

”「アメとムチ、両方がないと人は恩恵を当然と思うようになります」
鬼灯様は言い、笠をとる”
風呂敷のがらって、泥棒がやってそうな…

「そこで、二面性を持つというのはどうでしょうか。閻魔大王地蔵菩薩は大ブレイク寸前です。
 ウカノミタマは天の神、今まで通り穀物と豊作の神として、荼吉尼天は悪の鬼神、不届きものの祟り神として。これでバランスが取れる。いかがです?」

「それよりもお主のほっかむりの異様なダサさにびっくりした」
ウカノミタマはいう
「あなた、獄卒でしょう。
 今の話だけど、別にあなたにメリットあるわけじゃないし、要するに他にしてほしい事あるんじゃない?」

「荼吉尼天の死期を悟る能力をお迎え課として、使っていただきたいのです」
鬼灯様はいう
「加えて、全国にいるウカノミタマ様の稲荷の使い狐をご協力いただき、地域ごとに亡者の管理をしたい」

「う~ん、私は食べ物さえあればいいわ」
荼吉尼はいう
「わたしもそろそろ、帝の懐に潜り込みたいし」

「あの狐は野放しでいいのか」
ウカノミタマはいう
「現世の妖怪なので別に…。あなたはどうされますか」

「確かにわらわは人に対して、重い。知恵と威厳もない。悪い話ではないかもしれぬ。
 その代わり、祟るときはわらわの許可を必要としてくれ」
ウカノミタマはいうのだった”


「彼女の参入で、お迎え課は整備され、驚くほど効率よくなりました。
 あと、案の定住人ががっぽり増えました」

鬼灯様はいう
(笑)住人…

「それが真の目的か」
「でもまぁそりゃ、来るのはどMに偏るわな」
唐瓜と茄子は言う

「まじめな話、当時お迎え課では」
お迎え課の昔ー
”「人間が増えてきて、管理しきれない!」
「管理と見張りする人員が必要だ!」”

「この見張り役に稲荷の狐を投入できたのは大きな成功でした」
鬼灯様はいう
「倶生神(くしょうじん)じゃダメだったんですか? 人間一人一人についてるわけだし」
茄子はそう聞く

「倶生神(くしょうじん)は担当の人間が死ぬと同時に記録課に戻り、膨大な報告書と死亡届を書く義務があります。
 ……あれ以上、仕事増やしたら倒れますよ」
それはだめだ…

「倒れるというか、壊れる…」
「少なくとも、ハゲいとうさんは壊れた先の世界にいたなぁ…」
あれはまぁ…うん

「組織が大きい以上、完璧なシステムというのはありません。
 試行錯誤の連続ですよ」
鬼灯様はいう

「そういや、ひとつ気になるんだけど、
 荼吉尼様ってトレードマークの狐とは解散しちゃったわけだよなぁ…」
妲己、ぼったくり妓楼やってるしな」

「イメージってもんがあるのに、いいのかなぁ?」
茄子と唐瓜が話していると。

「書類を渡しがてら、聞いてみましょうか?」
鬼灯様はいってくれる

さっそくお迎え課へ
「荼吉尼様は今、外回り中でして」
お迎え課の人に言われてしまう
「えー」

すると、床が揺れた
「あら、鬼灯様」
荼吉尼様は火車の上に乗っていた

「そう、大差ないか」
「大差ないな」
その姿を見て、二人でつぶやく

「何の話?」
火車から降りて、荼吉尼はいう
「あなたの話をしていました」
「ふぅん」

後半「草葉の陰」へ
座敷童子たちは金魚草が植えられている場所で
金魚草と共に鳴いていた

そんな姿を見ていると、シロたちと鬼灯様
「ねぇねぇ鬼灯様、金魚草ってさ、何?
 改めて何のあの草…草?」

そう質問するシロ

「あれって鬼灯様が改良なさったんですよね」
ルリオは言う
「品種改良といっても、こういう(研究しているイメージ)感じではないですよ」

「ずいぶん昔ですが、あの世とこの世の境辺りで自生する金魚草を発見しました。かなり小さかったです。見た事がない、あきらかに現世の植物ではない」

「この2点からとりあえず閻魔殿の中庭、ここですが、植え替えてみました。
 環境が合っていたのか、だんだんと増えましてね」

「とくに美しいと思ったものをまとめて植えたりしていくうちに、どんどん大きく鮮やかになり、今の形になりました。改良というか、なりゆきですね。
 なんでこれが自生していたのか、解明していません」

「現世の金魚草が亡者の亡骸を養分に育ち、金魚の霊が乗り移ったのだという人もいますし。
 立って歩いたとか…人に化けた、という話もあるそうです」
それを聞くと、もっと分類が訳わからなくなった(笑)

「植物か、動物か、お化けかもよくわからないですね」
ルリオはいう
「何を訴えて鳴いているのかもよくわかりませんし」

「あの双子は何かわかって、共鳴してるのかな?」
シロはいう
「つーか、地獄の草花って現世で見た事がない奴ばっかだよな」
「何種類くらいあるんだろ?」

「私も詳しい方ではないですが、近くの地獄博物館に植物園がありますよ」
鬼灯様はいう
「え! 行きたい」

「じゃあ昼休みに行ってみますか。……お昼は大丈夫ですか?」
「うん! おれ亡者食うの仕事だし。ランチはいいや」
シロはいう
「行こう行こう!」

こうしてやってきた”みっしり植物園”
「最初は毒草ゾーンです」

RPGの敵っぽい奴がたくさんいるな!」
「わぁ、美味しそう」
「ぜってぇ食べるなよ。お前、何でも口に入れるからな」

「うん」
ルリオの言葉に尻尾振りながら、シロはうなづく
(笑)なんか食べそう

「シロさん、これなんだか覚えてます?」
あるキノコを指さし、鬼灯様はいう
「ずっと前に受苦無有数量処(じゅくむうすうりょうしょ)いったでしょ」

「あっ、一寸法師さんがいたところだ」
シロは言う
「この植物はばっそうく、亡者の傷口に植え付けると、根を張り、育つ獄草です」

「何の罪を侵したら、そうなるんです?」
ルリオは聞く
「でっちあげや妬みによる悪口をさんざん言うとなります」

「毒なのに、桃太郎は生薬として取りに来てたよね」
シロは言う
「薬はえてして、毒性がある場合がありますよ」

「改めて考えると、薬剤師って、国家が認めた劇薬のプロか」
柿助はいう
「桃太郎は目指す職、怖えぇぇ」
「医者が扱う注射だって、協力だもんな」

「俺、地獄来てから初めて予防接種したけど、あれ嫌い」
シロは言うと、鬼灯様は頭を撫でる
「私だって、注射はいやですよ」

「えっ?意外」
思わず、もれるシロ
「いやだって…痛いから」
鬼灯様の口から、痛いって…(笑)

「普通のこと言ってる!」
「注射痛いって感覚あるのか、この人」
「サタンも恐れない地獄の鬼神が」

「消毒薬の匂いもいやですし、鬼の注射器って大きいんですよ。
 注射の列を見るのは好きですけど。並ぶ人全員いやいやながら、ただただ痛みに向かって進む動物的でないシュールな列」

「対子供用リーサルウェポンとして、
 使っておいて、なんてお人」
シロはつぶやく
ほんとだよね…(笑)

「おーい! こっちにも面白れぇのがおおいぞ!」
ルリオは叫ぶ
「そっちは外国ゾーンです」

お化けバナナの前で騒ぐシロ
「あ! 柿助!バナナ、柿助、バナナ!」
「あのなお前、猿=バナナって、安易なこと考えてんだろ。
 俺、ニホンザルだぞ!室町時代の日本にバナナ自生してねぇっての!」
確かに、ニホンザルは食べることあんまりないよね、野生じゃ

「でも、食べるじゃん」
「一番の好物じゃねぇよ! 
 ニホンザルは洋食より和食の方が落ち着くんだよ」

「あっ、柿? 柿ですか?旦那」
シロはいう
「お前……一回、全身の毛、むしっていいか?」
あ…黒歴史

「おい、お前ら!」
ルリオが2匹に声をかける
「くっだらねぇこと言ってねぇで、これ見ろ。すげぇぞ」
鬼灯様の肩に乗っているルリオ

「あっ、ほんとだ!すげぇ」
大きいウツボカヅラだなぁ…
「ねぇねぇ、柿助の好物って柿なの? 柿? 金?」
しつこく聞くシロ

「シロさん、いい加減しなさい。うるさいです」
鬼灯様に注意され、シロはしつこくするのをやめる
「ごめんなさい。これ、何? すごいねぇ」

すると、鬼灯様はシロを持ち上げ、
「この植物はですね」
「うん」
大きいウツボカヅラの中に入れた

「そうやって、30分すると、何でも消化してしまう食肉植物です」
あぁ、やっぱりあの形は食肉植物でしたか
「いやぁぁ!! 出して出して!出-しーて!」

「シロさん、むやみに親友の黒歴史えぐるもんじゃないです。
 それが、たとえ救いようのないアホな所業だとしても」
鬼灯様もえぐってる(笑)

「鬼灯様はむやみにえぐってもいいんですね。わかりましたから!」
シロは無事、ウツボカヅラから出された

天国仙境ゾーンとかかれた看板をくぐる一人と3匹
ある植物の前で足が止まった
「綺麗だなぁ…」
蓬莱の玉枝 別名:竜宮の宝木 
根っこは銀、茎が金、実が真珠の木

「こが、がの木?」
シロは漢字が読めずにとびとびになる
「根っこが銀。茎が金、実が真珠の木です」

かぐや姫が取りにいかせた奴か」
ルリオはいう

「そして、次のゾーンがここのメイン。
 地獄でざわめく拷問樹木です」

鬼灯様はいう

「うわぁ……」
「凄いなぁ…
 だって、植物ではありえねぇ音が聞こえるもん」
ケロケロって…植物の声(笑)

中に入ると、まずは炎をまとう植物たち
「まずは身洋処(しんようしょ)の火炎樹。身洋処(しんようしょ)は神社仏閣から物を盗み、またそれを人にやらせたものが落ちる地獄です。
 火炎樹は火をはくだけではなく、亡者を挟んで締め上げ、燃やしてしまいます」

「へー」
「ほかにも、槍の枝を持つ樹や鉄の木もありますが、八大地獄は燃える樹が多いです」
鬼灯様は説明する

「ねぇねぇ、これ普通の葉っぱに見えるんだけど」
ある植物の前でシロは言う
「これは現世の地獄絵図にも出てくる地獄の代表的な樹ですよ」

シロが触ろうとするのを止める鬼灯様
「トウヨウ樹。衆合地獄名物の鋭い刃の木です」

想像図でお香さんがトウヨウ樹の上で
”魅せられて(ジュディ・オング)”風に歌ってるのがめっちゃ気になるんだけど(笑)

「基本、ドスケベな亡者たちが誘惑がうますぎる美女に誘われて、樹の上に上ると、この一見、笹やユリの葉に似た葉が刃になって、身体を貫きます。
 やっとこさ、登りきると、美女は下にいる。これを繰り返しです」

「鬼灯様は植物にも詳しいね」
シロはいう
「地獄の拷問植物だけ詳しいんです」

地獄の拷問植物ゾーンを抜け、出口付近
「でも結局さ、金魚草って分からないよね」
シロはいう
「わかりませんよ。何度もそう言ってるでしょう」

おぎゃあじゃなくて、おぉ~と鳴く金魚草
「これ、鳴き声他のとこ違わない?」
「ほんと、何言ってんだろ…」
「あぁ…」

「存在意義もよくわからないよね」
「私はそこが好きなんですが、
 そのうちあっさり解明してしまう人が出てくるかもしれません。それはわかりません」

鬼灯様はいう
そこが好きなんだ…

座敷童子と金魚草
「ふーん、そうなんだ」「それはたいへんだったね」
金魚草と話している

「うんうん、わかった」
「内緒にしておくね」
座敷童子たちは金魚草としゃべれるんだ…(笑)

この子たちが解明するのか…?

ここまで読んでくれてありがとうございました!
前回へ
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