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全ては小鬼達の為に――。白霓の願いと無機質な声。そして、運命の出会い…!第九十六話「月正、約束ノ地ココニ。【白鬼の回想録】」感想 桃組プラス戦記

此花(このはな)です

今回は桃組プラス戦記の第九十六話「月正、約束ノ地ココニ。【白鬼の回想録】」の感想を書いていきたいと思います

第九十六話「月正、約束ノ地ココニ。【白鬼の回想録】」を読むなら、こちらにリンクがありますので、そちらにどうぞ
(おそらく1か月限定配信だと思われます。次回が更新されたら、読めなくなると思います)
桃組プラス戦記 - Webで漫画が無料で読める!コミックNewtype

2か月待ったよ、待望の続き!
黒鬼の回想録に引き続き、白鬼の回想録が始まりました。

白霓視点でようやくいったい何があって、水晶の中に閉じ込められたのかが明かされます。
最後に運命の出会いが、あぁそういうことか!とつながったよ!

桔梗くん可愛かったなぁ…。
でもしかし、鬼の条件を変えたのはいったい誰なんだろう

さて、本編の感想へ行きましょうか!
表紙は白霓
「”守りたいものがある。ここから”」

場面は裕喜の深層心理の中―
「あーあ、はがされたか」
白霓は言い、鏡を見る
「この姿を戻るの久しぶりだぞー」

「金色羊ってのは色々できるんだなー」
白霓は言って見せるが、全く反応しない羊原君
「……?(あっ白目だ!)」

白霓はパァン!と手を叩いて見せた
ビクッとして羊原は正気を取り戻した
「えっ、えっ、本当にどうして君っっ…いや、あなたが!? だってあなたは――
 本来の「白」の鬼――」

「ずっと前に亡くなったって会長は言っていた。
 それが、どうして桃園君の心(こんなところ)の中に――」
驚く羊原くん

「…ん――どっから説明したもんかな~~~」
生き物の羊の上にのって、白霓はうなる
「まず俺の場合はな」

回想へと入る
「”最初(はじめ)から、だいだいの事が分かっていた。手、足、体の動かし方、「力」の使い方、服の着方、食事のマナー、字も習っていないのに全て知っている。空、建物、世話係達」
「……弟。”」

白霓が赤ん坊の涅人に手を伸ばすと、指をつかんだ
「ばぶ~……」
「”弟はかわいい”」

「”蝶 猫、植物。
 声”」

「”声がしていた。
 その声は奥殿の古い面から発せられているようで、オレ以外には聞こえていなかった”」

「”「声」は言う”」
「”役目を果たせ”」

”白鬼の役目① 一族の統率 
問題なし

白鬼の役目② 小鬼達の教育 
絶好調(パーフェクト)!!

「”問題はその③”」
「本日の報告です。青鬼・宵藍が覚醒したので、稽古に合流。
 初日から青鬼の鎌を顕現させました。紫鬼と張り合える程優秀です。桜鬼ですが…」
白霓がそう声の面に報告を続ける

「”……そうか。お前に全て任せる”」
「”「声」は小鬼達に興味もなく”」
「はい」

「”そのかわり”」
「”ではこの間の続きを――”」

「はい、
 第五十一巻二十六章 「桃太郎」対「黒鬼」」

「”歴代の鬼達と退鬼師の戦いを全て白鬼が記録していて、それをオレは自由に取り出せた。その記録を読んで聞かせろと、声はうるさかった。
 中でも一番のお気に入りは”」

”「ハハハ フフ そうそう この戦いは素晴らしい。桃太郎が 桃太郎は―」
「桃太郎の――」
「桃太郎――」
「桃太郎」
「桃太郎」”

「は――っっ」
大きく伸びをする白霓
「めっっちゃくちゃ執着してんなー」

「(桃太郎がなんだって言うんだよ。「伝説の退鬼師」「鬼の天敵」
 いつかオレの小鬼達と戦う。時限爆弾みたいな存在。それにどうしてあそこまで――)」
白霓も執着する理由は知らないのか…

「兄さーん!」
涅人が走ってくるが、途中でこけそうになり、それを耐えようとするが、結局こけた(笑)
「頑張りは讃えたい」

「ありがとーあっ…そうじゃなくて
 桔梗がね」

樹の上でうなる桔梗くん
「降りて来なさい!」
宵藍が叫んでいた

「ほーい、どーいう感じ?」
白霓は言う
「式典用の服の採寸だったんだけど桔梗だけ…」
紅が説明してくれる

「嫌だ!今日はこのCDを一日中聞く。
 だから嫌だっ!!」

桔梗の理由はまさか、ルリ花のCDだったりする?

「あんたねぇ!」
お怒りの様子の宵藍ちゃん

「裏葉、こないだ練習したやつやって……」
白霓はいう
「えっでもアレはまだ直線にしか打てなくて…」
「当たればいいよ。チームプレイしよう」

白霓に言われて、裏葉は歌を歌い始める
桔梗はその歌声で頭がぐわんぐわんし始めた
「くそっ」

樹の上から逃げようとする桔梗だが、今度は大きな紅型と宵藍型の風船が目の前に現れる
「(紅の友達のバルーン!!)」
それを割って、桔梗は道を開く

その風船の中から玉のようなものが出てきて、割れた
”とまれ”
「がっ(言霊が中に)」」
撫子ちゃんが風船の中に入れたのか、言霊

「!!」
「はい♡ アウトーー」
桔梗の目の前に白霓が現れた

結局、両手を紐でぐるぐる巻きされ
”私はダダをこねてみんなを困らせました”という看板が桔梗にかけられていた。
(笑)桔梗くん

「あっ、はっ、はっ、はっ、はー。
 さー行くぞガキ共!!終わったら、アイス食わせてやるぜ」
白霓は言う

一方、桔梗はすごく不満そうな顔をしていた
「オレの人生なんだから口をはさむな、好きにさせろ、
 っていうお顔をされていますね、桔梗くん」

「それはお前が秩序と分別と判断力を持ち、周りを納得させるだけの実績や代替案を出す機転や 
 責任をとる覚悟ができた上で、自分で自分のケツを拭けるようになったらなぁ、
 こいつ……って思えたらの話なんだよ」

「「「「(無理)」」だ)」ね)」」
小鬼達は思う
(笑)分かったらそんな事しなくなるって

「それまではオレのもん」
ぽんっと桔梗の頭を撫でる白霓
「愛しているぜ、桔梗!」

白霓が言った後、ちょっぴり照れた桔梗君の顔が可愛い
「兄さん、僕も!」
「わっわたしも!」
涅人や撫子が言い出す

「おーーお前ら皆、愛してるぞー」
白霓は言う
「”日々、育っていく。 こんな面白いもんに興味がないなんて。
 「声」はかわいそうだよ、本当――”」

そして――
「今……何と?」

「”この上で造っていた「学園」が完成した。
 そこに小鬼共を放り込め”」

「”今はサルが隠している「桃太郎」もいずれそこに来る。
 あらゆる物語の生まれ変わりや獣基たちが集う命輝く理想郷の誕生だ」

「あぁ、楽しみだ”」
「(桃太郎――)」
ピクリと反応する白霓

「どうか…あの小鬼達をお赦し下さい。あの小鬼達はあの齢で、
 人の子がとうてい持たない力やしがらみを抱えて、抗えず翻弄されながら何とか立っている状態です」

「あの子らは戦いたい訳ではありません。
 どうか、どうか、今代のあの小鬼達に光ある生を――」

「”だめだ”」
「……何故に?」

「”そんなのオレがつまらねぇだろ?”」

その言葉に吹っ切れる白霓
「っ…は、はっはは はっはは、
 はぁ――あ…やっぱりかぁ。興味がないんじゃなくて、ただのコマかよ」

「うん…そうか。それならもう、いいや」
そう言って、力を発動させる白霓

「オレはオレのかわいいガキ共を守る。
 それがオレの役目。一番好きな役目だ」
そう言いながら、鬼の角が生えていく
「テメーに絵本読み聞かせやるよりずっとな!」

「”白が。これは見た事ねぇな……面白ぇ”」
鬼の存在を作った存在と自身で言った声は思う

「(「すべての鬼を作った存在」一発でも入れば御の字。その一撃で仕留める。
 それであいつらの未来が守れる)」

「”なのにどうして、こんなにも及ばない”」
白霓の視界に泣いている涅人の姿が映る

「(涅人……あいつらを頼む。光を見せてやってくれ。
 ……見せたかった、お前にも。オレのかわいい小鬼(ガキ)共を守る)」
「役目を頼む――」


「あーあ…やっちまったぜ。ペロンペロンだ」
亡くなった白霓
「(魂が体から弾かれたか…。このままだと持って数時間で消滅だな)」
自分の透明な姿を見て思う


「それにしても、どこまで飛ばされたんだか」
白霓の視線にある人物が写った
その人物は振り返って空を見上げた

「”一目でわかった。宿敵「桃太郎」だと”」
ここで幼い頃の裕喜が登場

そうか、ここで出会うのか。
死んだ後に出会ったわけか、桃太郎に。

確か、裕喜の夢の中、ノイズで”…を…けて、しい。助けてくれ、あいつらを。友達になってくれる?”とかあったから、そこで”約束”したんだろうか

裕喜の死んだような目もきになるけど、あの頃の話ってほとんど知らないしなぁ…。
魂の姿って裕喜に見えるのかな?
これは続くかな、後編って題名に加わるんだろうか

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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