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謎めいた千鳥兄さんの過去が明らかになる…。太夫を辞めた理由とは?十二の段「千尋の道」 感想 火色の文楽

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此花(このはな)です

 

今回はコミックゼノンに連載されている”火色の文楽”の十二の段「千尋の道」の感想を書いていきたいと思います

 

前号まで

義太夫の稽古に手一杯で、ろくな挨拶も交わさず、上京する幼馴染の湊と別れた弓矢。そんな折、若手会のチケットを世話になっていた看護師たちへ渡すため、かつて入院していた病院へ立ち寄ったのだが…。

 

前回は知らない女性に声をかけられた弓矢。

それは弓矢が知らない千鳥兄さんの過去に関することで…?

湊との別れはなんか…あれはどういう意味……意味は分かるけど、これは告白?

 

さて、本編の感想へ行きましょうか!

「「千鳥」と「弓」ってどっちも空

 飛んでく名前ですね」

そうつぶやく蕗(ふき)さん

 

「ちゃんと言ってなかったんですよね、

 うちは」

「”病院で出会った蕗(ふき)さんという人は”」

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「千鳥太夫さんと付き合っていたんです」

「”千鳥兄さんの元恋人だった」

えっ、恋人?

 

「普段は本名の「千尋」って呼んでて……」

驚く弓矢に蕗(ふき)さんは気づいて

「…あ、もしかして」

 

「「意外やなー」って思ったでしょ? 

あの人の彼女て、もっとピカッてしてそうとか…」

「あっハイ。一瞬思いました」

 

「ちょっとぉ正直すぎやん!」

そう言って笑う蕗(ふき)さん

千鳥兄さんのイメージって(笑)

 

「”蕗(ふき)さんは明るい声で、話し始めた

昔の自分たちのことを”」

 

千尋は代々が文楽太夫の家の生まれやけど、子供の頃は太夫になる気はなくて、

 絵やピアノに熱心やったらしいです」

 

「お父さんの鳳太夫太夫としては一流やけど、

家では酒癖が悪くて、よそに何人も女の人がおって、お母さんはずっと辛い思いしてきたらしくて…」

そう、だったのか…

 

「(ぼくは芸道やらを振りかざさんと家族を守ってくんや)」

幼い頃の千鳥太夫は思う

「それでも千尋太夫の道を選んだのは」

 

「母に手を上げる父の気を逸らそうと初めてまともに浄瑠璃を語った時でした。生まれたときから聴いていた義太夫の詞(ことば)が」

”散りぬる命、是非もなや あすの夜 誰か乳添えせ”

「体中をぐるぐる駆け巡った」

 

「父は初めてまじまじと自分を見つめ、奥から現れた祖父が静かに言ったそうです」

”「――よう来たな、千尋」”

 

「”そのときはじめて、血が沸いたんや”」

「学校の美術室でそう話してくれました。千尋は高校の頃から落ち着いてて、

 うちよりずっと大人に見えた」

 

”「右の空間はこの人の過去を表してて、この人がひとりで昔を思ってねん。

 …聞かれても説明するもんちゃうな…」

高校時代の千鳥太夫。美術室で自分の絵を説明する

 

「ふーん、でもなぁ、ここにもうひとりおった方が、この人もさみしないと思うんやけどなぁ」

「…ああ、そうやね…」”

 

「うちはたぶん、千尋の人生にたまたま絡まった糸みたいなもんでした。

 高校を卒業して太夫となった千尋が注目される一方で、体の不調が続いてたうちは勤務先で倒れて手術することになりました」

 

「長期の入院生活の始まりでした。

うちの唯一の家族である母が去年亡くなったこともあって、千尋は病床のうちを気にかけてくれました」

 

”「今月から東京公演で終わったら地方を回るんや。当分来れんようになる…」

そう、病室で言う千尋

「何言うてんの、気にせんと行ってき!」”

 

「この人がこのまま、離れていっても、笑って見送ろう。

 そう思ってたのに、ある日目覚めたら、

 千尋がいた」

 

”「なんで…?」

思わず、つぶやく

「しばらく休みもろうたんや。これから自由に来れるから」”

 

「そのあと、彼の姉から聞きました」

”「夜や朝の時間を割いて病院に通いたい」と。千尋が父に願ったこと。

 

「舞台に集中できんなら辞めてまえ」と。

激怒した父と口論になったこと。

どちらかを選べと迫られた千尋は――”

 

千尋は蕗ちゃんを選んだんよ。

こういう時に大事な人を選ぶんがあの子の一番の願いやったもの」

 

「(……そうやろうか。

 ここでうちのそばにいるんがこの人の願いなんやろうか)」

病院の外で千尋車いすを押されながら、蕗(ふき)は考える

 

「迫くーん! 

明日のリハビリの時間やけど、2時に変更になったから」

そう看護師が迫と呼ばれる患者に言っているのを見かける二人

 

「あの子、足ケガしてバレエ辞めたんやって。

 まだ十代なのに…」

そう蕗は千尋に話したとき、気づく。弓矢と千尋

「(あぁ、おんなじ顔してる)」

 

「”8か月後、一時外出中の公園でのことでした。

 緑の向こうから浄瑠璃が聞こえてきたんです”」

 

そこにいたのが”弓矢”だった

「(ケガして入院してた子や…。あんなに無表情やったのに)」

 

「(人形みたいやった子が

 生まれ直したみたいに)」

 

「”つないだ手から千尋の地が騒ぐんが分かりました。

 うちは彼に「浄瑠璃が好きなのか」と尋ねました。

 言葉少なに彼は”」

 

”「これのおかげでもっかい人生始まったから、好きとか嫌いじゃなくて……

 生命(いのち)みたいなもんです」”

弓矢の言葉に千尋の体内の血が騒ぐ

 

「そのときうちはわかってしまいました。

 この人が憎みながら、なにより欲しがってきもんを」

 

”「今までおおきに、千尋。もう十分やで」”

「うちからお願いして、別れたんです」

 

千尋はほんまに

 床の上で語り続けなあかん人です」

 

「あのとき、弓太夫さんに会えてよかった。

 これからも千尋をよろしくお願いします」

そう、蕗さんはいったのだった

 

蕗(ふき)さんと別れ、弓矢は――

「(太夫でしかいられへんかった千鳥兄さんと望んで送り出した蕗さん。

 太夫であろうともがいたお弟子さん。文楽に出会ってなかったら、おだやかに生きられたんだろうか。

 俺かて、湊に……)」

 

「…弓矢? なんで朝からバス停におるん?」

不思議そうに湊は言う

そう、弓矢は湊と話せるバス停前にいた

 

「東京行くん明日やろ。俺は朝しか来れんから」

「お見送りに来てくれたん? 珍しなー!」

少し嬉しそうにわらう湊

 

「…なんかあった?」

「湊ともっと話しとけばよかったわ、俺」

 

文楽やらバレエやら振りかざして、大変そうに偉ぶっとったやんか。

 たまには適当にレッスンさぼって、湊と何てことはない話して」

 

「アホか! 今更何ゆーてんのよ? 

 レッスン適当にさぼる弓矢とかしょーもないやろ!」

湊は言う

「ちょっとはしんみり見送らせろや…」

 

「ていうか、弓矢がそんな奴やったら」

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「はじめっから好きになってなかったわ」

え……

 

「バイバイ」

そう言い残して、湊はバスに乗り込んだ

 

場面が変わり、潮路師匠の家にてー

「なんか元気ないっすね、弓さん」

「いきなりニョキっと現れんなや」

雑巾がけをする弓は言う

 

「珠市(うちの)師匠の使いですよ。

 千鳥兄さんらとのお稽古どうでした?」

弦治はいう

 

「…ズタボロやった。

 腰の据わった兄さんらの間で、ひとり先走ってつんのめって、師匠に一喝されたわ」

 

”「それは橘姫とちゃうぞ。

 ただの弓太夫や!」”

 

「湊(みな)ちゃんも東京行ってもうたし。

 へこむこと続きやなぁ、弓さん…」

弦治はつぶやく

 

弓矢が何か言ってるのを聞こえたが、よくわからない

「え?」

「傷口に塩塗り込むなよ!」

 

「あっ、ちょっと威勢ようなった。

 ほな、またあとで」

(笑)弦治…ひどくない

 

 ”「それはただの弓太夫や!」”

一喝された師匠の言葉

「(…あかん。怯えてぐらついたらあかんぞ。俺にはもう、

 ここしかないのに…)」

 

…ぞくっと背筋に冷たいのが走る

「アキマヘン…デキマヘン…」

インコの麻虎の声が聞こえる

 

あることに気づく弓矢

”「亡くなったお弟子さんは次第に自責を強めていったそうだ。

 ひとりで繰り返し弱音を吐くところを、

 おかみさんが目撃して」”

 

「…麻虎、おまえ…」

弓矢はアルバムをあさり始める

「(師匠の昔のアルバム。お弟子さんたちも写ってた)」

 

ある、一枚の写真を見つける

「(この若い人やろうか…)」

裏を見ると祇園祭にて 麻虎と”書かれていた

 

”「――麻虎ちゃん、大丈夫やから、落ち着きな…」

そうおかみさんが励ます

「せやかておかみさん、わしはもうあきまへんのや。

 できまへんのや…!」”

 

「アキマヘン、デ…デキマヘン…」

そう繰り返すインコの麻虎

 

「…やめてくれよ。

 俺らと師匠にそんなもん、言うてくれんなや…」

そうインコの麻虎に向かって、つぶやく弓矢

 

まさか、あのインコが覚えていたのが亡くなったお弟子さんの言葉だったとは…。

千鳥兄さんの過去と湊との別れ。

 

あれは湊は弓矢のそういう所が好きという事っていいんだよね。湊には付き合っている人がいるし、どういう風に取っていいのかわからなくなってきた。

一応、東京公演もあるし、会う機会はありそうだけどなぁ…湊と。

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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