此花のアニメ&漫画タイム

今の所、カゲロウプロジェクト・斉木楠雄のΨ難・D.Gray-man HALLOW・ヘタリア world starsの情報や感想などを上げています

明智に超能力者だとバレた楠雄。そこでその原因である小学生時代にタイムリープして、過去を改変しようとするのだが…?第23X「非日常な過去をΨ工せよ1」 感想 斉木楠雄のΨ難 第2期

此花(このはな)です

今回は斉木楠雄のΨ難の第23X「非日常な過去をΨ工せよ1 他」の感想を書いていきたいと思います

第23X「非日常な過去をΨ工せよ1」
あらすじ
楠雄と明智の忘れられない出来事は小学生のときに起こった。そのころクラスではペン回しができるたかしが絶賛されていたが当時の明智・明日視はペン回しなんてたいしたことないと言い、そこからいじめられるようになってしまう。

明日視の怪我を超能力でこっそり治した楠雄だったが名札を落としてしまい、明日視に楠雄が不思議な力を持っているんじゃないかと尋ねられる! しかもたかしに事件が起こって……!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

楠雄と明智の過去の物語はいじめから助けようとしてたんだね。
見て見ぬふりが出来なかったからこそ、助けてしまった。
あれだけじゃなくて、過去に超能力をたくさん見せていたのはちょっと驚いたけど。

最後の妙な世界、おねぇキャラになった燃堂が違和感なかった(笑)
照橋さん、彼女面設定…可愛い



さて、本編の感想へ行きましょうか!
県立第三十一小学校(斉木楠雄(6))
クラスではたかしくんが、ペン回しができると絶賛されていた。
そんな絶賛の声に小学1年生の楠雄はこっそり超能力でペンを回して、それを見せようと立ち上がる
”「くーちゃん、超能力はむやみに人に見せちゃ駄目よ」”
母・久留美の言葉を思い出し、席へと戻った

「なんだ、何かと思えば、ただのペン回しか。全然くだらないね。
 あんなのうまくなるのは勉強に集中できてない証拠だよ」
明日視透真(6)はいう

「おい、明日視。今、なんつうった?」
たかしくんは明日視につかみかかる
「くだらないだと!?てめぇぶっとばすぞ」

「今すぐ離れた方がいい。さもないとただではすみませんよ」
明日視(明智)はいう
「あ……なんだよ」
その言葉にひるむたかしくん

「あなたのうばわきがね」
そう、明日視(明智)がおしっこを漏らしていたからだ
ここからすでにそうだったんだな…(笑)
「うわっ、きたねぇ!漏らした!」

「先生呼んできて!」
すると、先生がやってくる
「どうしたんだ!」
「先生、明日視くんが!」

「すいません、昔からのくせでして。かっとなると、すぐ出ちゃうんですよね」
明日視(明智)はいう
「なんだ、手か?」
「尿です」
「雑巾持ってこい!」

放課後―
「走らないと、間に合わないよ!」
「やべぇよ、ワクドキランド始まっちゃう!」
子供たちが下校していく

小1の楠雄も”ワクドキランド”を見たかったので、
こっそり人気がない場所に移動する

瞬間移動をしようと、隠れたとき、誰かを罵倒する声と殴る音が聞こえた
「おもらし野郎のくせに!たかしを馬鹿にするな!」
殴られていたのは明日視だった

「たかしくん、ワクドキランド始まっちゃうよ!」
「おっやべ! ここまでにしといてやる!」
たかしたちは去っていく

倒れていた明日視(明智)に楠雄(小1)はちょんと足を触れさせる

明日視(明智)が気がつくと、痛みは消えていて
「えっ、痛くないぞ? えっえ、え、なんで?
 怪我も消えてる、さっきのは夢…?」
傍には”くすお”の名札が落ちていた

後日の体育の授業ー
「逆上がり10回したら、後ろの人と変わりましょう」
先生は言う

「おい見ろよ! たかしくんが地球回りやってるぞ!」
「超すげぇ!」
「まじ、かっけぇよたかしくん!」
男子から絶賛されていた

そんな男子の声を聞き、小1の楠雄はつま先で鉄棒を回ることを思いつく
”「やめなさい楠雄! ちょ、いや、どうなってんの、それ」
父・國春から驚かれた記憶
つま先に近い所で回ってる、めちゃくちゃ怖い(笑)

「超能力はむやみに人に見せちゃ駄目よ」”
母・久留美に言われたことを再び、思い出し、思いとどまる

「くすおくん、この名札、くすおくんのでしょ?
 昨日、公園に落ちてたよ」
明日視(明智)から名札を渡される。無言でもらって、すぐさまその場から去ろうとする

「聞きたいことがあるんだけど、
 もしかして楠雄君って、僧侶なの?」

えっ、あ…傷を治す僧侶ってか、魔法使いじゃないのか(笑)

「僕、昨日怪我したんだけど、気がついたら直ってたんだ。もしかしてくすおくんがやったのかと思ったけど、違う? もしそうなら、ほんとすごいよくすおくん。
 人のダメージを回復させるなんて、ノーベル賞とれるよ!」

「ははっ、なんちゃって!そんなわけないよね?」
そうやって笑う明日視(明智

「おい明日視(明智)!無視すんなよ、見ろ!
 たかしくんがぷろぺらやってんだぞ!」
男子たちが言う
「どうだ、拍手しろよ、すっげぇだろ」

「別に、凄くないよあんなの。大きくなったら、僕でも出来るし」
明日視(明智)はいう
「てめぇ、昨日いじめてやったのに、まだ分からねぇみたいだな。
 おい、そいつを押さえつけろ」

「OK。たかしくん!」
明日視(明智)を抑える男子たち
「こうやって、力づくで無理やり従わせようとするやり方はかっこよくない!」
「うるせぇ! たかしくんこいつ、黙らせようぜ」
「たか……」

たかしくんはプロペラを続けていた
「「たかしくん!?」何、新技!?」
あれ、くすおの仕業か(笑)

「ちげぇって、手が離れなくて…勝手に。ってか、ケツがいたい。
 熱っ!ちんこあちー!」
股間を抑え、もだえるたかしくん

「たかしくん、ちんこ怪我した!?」
「大変だ。保健室でちんこ見せないと!」
大騒ぎになるクラス内

「しかし、凄いなぁ。どうやってやったんだろ」
「たかしくんにもう一回やってほしいなぁ…」

「すごい。超能力者みたいだ…」
明日視(明智)はつぶやく
「え、ちょうりょくしゃ?」
「ちょうのくしゃじゃなくて、超能力者ですよ。あれはたかしくんじゃなくて、くすおくんがやったんだ。
 ねぇ君って、超能力が使えるんでしょう? すごいねくすおくん!」

その明日視(明智)の言葉に
楠雄はすっとぼけた顔をする

「くすおくん、その顔なーに」
明日視(明智)はいう

場面が変わり、現在時点の斉木家ー
「楠雄―!助けてくれ。コントローラーのストラップを逆向きにはめちゃって、超能力で」
父・國春が楠雄の部屋に来るが、石化した明智を見て、びっくりする
「おわっ、びっくりした! ナニコレ楠雄じゃない。ってか、誰これ。
 ったく、あいつまたへましたのか」

さっきのコントローラーのストラップって、ニンテンドースイッチのコントローラーじゃ…。
あれ、逆にストラップ入れると、取れないんだよね。弟談

「あれ? 楠雄はどこにいったんだ?
 おーい楠雄!」

「(やれやれ、また失敗。
 仕方ない、次は2年生か…)」
女体化した楠雄はどこかへと移動していた。

第2話「非日常な過去をΨ工せよ2」
あらすじ
たかしの事件から1年後、2年生になった楠雄たち。事件後、なにかと楠雄に話しかけてくる明日視だったが、変わらずたかしたちからいじめられていた。超能力を使えば解決できるが、明日視に超能力者だと疑われているので見て見ぬふりをする楠雄。

しかし明日視に友情に近い感情を抱いていた楠雄はついに超能力で解決を図ってしまう。当事者たちの記憶を消去して……と過去にタイムリープした楠雄の前に、小学生の楠雄が現れて……!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

「(あれから一年後)」

小学2年生になった楠雄
「おはよう、楠雄君。ちゃんと宿題やってきた?」
後ろから明日視(明智)に声をかけられる
嫌な表情をする楠雄

「そんな迷惑そうな顔、しないでよ。
 それより図工の宿題やってきた?僕、何作ろうか悩んじゃって…」

「(明日視透真はあの事件以降、なにかと話しかけてくるようになった)」
女体化した未来の楠雄はいう

「ところで、手に持ってるそのゴミは何?」
明日視(明智)はいう
ゴミって…(笑)


「えっ、それ図工の宿題の!?あっロボットね。うん、すごくいいと思うよ。
 えっと……その、ごめんなさい」
素直に謝った明日視(明智)に柔らかい表情を見せる楠雄

「そうだ、でね。僕も作ってきたんだ、見る?」
明日視(明智)はランドセルの中から探す
「確か、かばんの中に…」

たかしくんが明日視(明智)にぶつかり、図工の宿題を足で潰されてしまう
「あぁ!」
「さっきからうるせぇんだよ。学校に汚いゴミもってくるんじゃねぇよ」

「ひどいよファイチン。せっかく作ったのに」
その言葉にたかしくんは明日視(明智)をぶん殴る
「てめぇ、そのあだ名で呼ぶんじゃねぇよ。次言ったら、ぶん殴るからな」

「もう殴ったし」
明日視(明智)はつぶやく
「大丈夫?」
「大丈夫だよ、いつもの事だから」

「ファイチンのこと、先生に言った方がいいよ」
他のクラスメイト達が心配してくれていた

”「(2年になった今もたかしたちにいじめられていた。僕なら簡単に助けてやることが出来る。でも、見て見ぬふりをした。
 何故なら、明日視(明智)に超能力者だと疑われている。もし、超能力を使って助けたらばれてしまうのだ)」

”「(ちなみにたかしはその頃、ファイチンというあだ名で呼ばれていた。鉄棒で股間をやけどしたからだ。ファイヤーチンコ、略してファイチンである。
 とにかく僕は見て見ぬふりをした。しかし、当時の僕はそれが出来るほど大人ではなかった)」

「(僕が明日視(明智)に友情に近い感情を
 抱いていたせいでもあるだろう)」”

「あ!靴がない。 あれ、なんでだ?」
下駄箱で明日視(明智)はいう
その時の楠雄は”たかしたち”がやったことを分かっていた

明日視(明智)と二人で教室に入る前、
楠雄は黒板に明日視(明智)の悪口を書かれているのが事前に分かってしまう
「ん? どうしたの?」
「あ! なんだよこれ!」

そして放課後、明日視(明智)が”たかしたち”に殴られているのをテレパシーで感じ取り
”「やめてよ! どうしてこんなことするの?」”
楠雄は慌てて教室へと戻る

”「(そして、事件は起こった)」”

そこには明日視(明智)が殴られ、落書きされている姿が
「よぅくすお。お前もやるか?」
たかしはいう
「あ? なんだよその目は。お前もいじめるぞ!」

”「(そこから先はよく覚えていない。
 自分が何をしたか、すぐにわかった)」

たかしたちを成敗してしまったのか…

「(僕が最初に取った行動は3人の記憶の消去だ。僕はななののようなものを使った超能力によって、ほんの少し記憶を飛ばすことが出来る。この3人には僕が教室に入ってくるところからの記憶を消した)」

「(そして、明日視(明智)の方は1年前のファイヤーチンコ事件の所を消すことにした。明日視は気絶していたから僕を見ていない。だが、目を覚ましたら僕の仕業だと断定するだろう。それは僕を超能力者だと疑っているからだ)」

「(そのきっかけになったのは紛れもなく、ファイヤーチンコ事件。
 そう、全ての発端はファイヤーチンコ事件なのだ)」

「(半壊した教室をあえて、そのまました。消し飛んだものの別の記憶を補完させるためだ。 明日視(明智)をいじめてた3人は気絶から目を覚まし、荒れ果てた教室を目の当たりにした)」

「お、思いだした。この教室で明日視(明智)をいじめてたら、
 突然あいつが明日視(明智)があばれだして、教室をめちゃくちゃにしたんだ!」
たかし君は言い出す

「(狙い通り、全てを明日視(明智)の仕業だと補完した。
 補完される内容は個人によって違うが、できるだけ自然の形で書き換わる)」

「え?僕が破壊した?」
目覚めた明日視(明智)は不思議そうにする
「(そして、明日視(明智)も記憶からファイヤーチンコが消され)」

「そんなまさか、あれは楠雄君が……」
明日視(明智)が言いかけて
「あれ? 何で楠雄君が出てきたんだ?ってか僕はなんで楠雄君と仲良くなったんだ?
 確か、楠雄君には秘密があって…」

「何か見せてもらいたくて……
 あっ、そうだ!楠雄君のちんちんがすごく大きいって噂を聞いて、それを見せてもらいたかったんだ」
すげぇ、補完の仕方(笑)
「(別のちんこに置き換わった)」

”「(その後、教室の一件は大騒ぎになったが、老朽化が原因だと一応、片づけられた。しかし、うわさが広がり、明日視(明智)は超能力者だとまことしやかにささやかれ、いじめられることはなくなった)」

「(そして、僕は騒ぎの中、ひっそりと転校した。
 近くにいるとふとしたことで記憶を呼び起こす可能性が…)」”

「(おいお前。さっきから何言ってるんだ?)」
過去の楠雄が女体化した楠雄に言い放つ
「(え……)」

「(聞こえているだろう? 
 さっきから超能力だの明日視(明智)だの、誰だお前?)」
過去の楠雄に言われる

無言で指さして、逃げようとするが過去の楠雄にはきかない
「(いや、どこにいく? お前、普通の人間じゃないだろう。
 いや、まさかお前…)」
そういわれて、女体化した楠雄は過去から逃げた
「(くっ、やはりだめか)」

「(消えた…? 超能力者だ。
 ってことはやっぱり…今のは)」
過去の楠雄は考えるのだった

第3話「非日常な過去をΨ工せよ3」
あらすじ
明智に超能力のことを知られないようにタイムリープによって歴史を変えようとしていた楠雄。しかし意図的に過去に戻るタイムリープには大きな制約があり、同じ世界に同じ人間が二人いると誰かに気づかれてはいけない。

また、過去を少し変えただけでもバタフライエフェクトによって未来が大きく変わってしまう。このふたつの対処を考えながら再度、たかしの事件発生時にタイムリープ! 楠雄は望む未来を手に入れられるのか!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

「(やれやれ、また失敗か。
 200m以上、遠くにいたはずなのに感知されるとは)」
女体化した楠雄は現在の自分の部屋に戻ってきていた
「(小2の僕は制御装置をつけた今の僕より強い事を忘れていた)」

「(一番の敵には自分だな。
 まったく、めんどくさい能力だ、タイムリープは)」

「(明智に超能力のことを知られない為には過去に戻り、歴史を変えるしかない。簡単そうに聞こえるが、そうじゃない。
 短時間で行ったり来たりする突発的なタイムリープと違い、意図的に過去に戻るにはルールが一つある。それは同じ人間が同じ世界に存在してはならないのだ)」

「(同じ人間は二人いると誰かに気づかれた瞬間、過去の世界から強制的に追い出されてしまう。その為、変身能力で姿形を変えてからではないと過去には行けないのである)」

「(このルールでもっとも厄介なのは過去の僕だ。
 姿かたちが違くても、テレパシーですぐに正体がバレてしまうのだ。つまり、過去の僕に見つかることなく、過去を変えなきゃならない)」

「(そして、もうひとつ厄介なのはこれだ)」
石化した明智が何故か、知らない人になっていた
「(ほんの少し、過去を変えただけで大きく未来が変わる。バタフライエフェクト。この2つを対処し、望む未来を手に入れる。つーかだれだこいつ)」

「(では一度、状況を整理してみよう)」
楠雄はいう

「”これが今の状況だ。このまま行くと、明智に超能力者だとバレる。
 そこで、未来を変えるために10年前にタイムリープ。過去を改変して、違うルートに導き、バレてない未来に帰るぞ”」

「(ざっくり説明するとこんな感じだな。
 そして、過去を変えるにあたり、重要な事は2つある)」
「正体の発覚」「バタフライエフェクト

「(この2つに明智に超能力者だとバレてない未来にたどり着くのだ。
 タイムリープ!)」

10年前の過去にやってきた女体化した楠雄
「(はい、到着っと。安いバラエティの場面転換みたいな感じだが、一応10年前だ。
 さて、過去に戻って最初にする事は透明化だ。)」

「(まぁ、僕を見られても僕の正体に気づくのは過去の僕くらいだろうが、それよりこれもバタフライエフェクトへの対策だ。
 これで、大半の超能力が使えなくなるが、仕方ない)」

300m以上、離れたビルの屋上
「(よし、学校から300m、この辺でいいか。
 想定通り、タイムリープできたなら、今の時間はファイヤーチンコ事件のおよそ5分前だ)」

「(はっきり覚えていないが、あんな顔してたんだな。
 僕が潜在的に高橋を嫌いな理由はやっとわかった。さて、この後は明智…じゃない明日視が僕に名札を渡しに来るんだったな)」
高橋を嫌いな理由はたかしくんにあったのか…

「(前日、いじめられて倒れていた明日視を復元能力で治した。その時に名札を落としてしまったのだ。
 あの部分を明智は僕を超能力者だと疑う大きなターニングポイントなのだが、ここはもう変えないことにした)」

「(すでに何度か試したし、あれ以上やっても…)」
思った瞬間、過去の楠雄と目が合った
慌てて、隠れる楠雄

「(こわっ。完全に目が合ったぞ、おい。さすがの僕でもこんな遠くで、透明化中の僕に気づくわけないか)」
楠雄は思うが、うーんと考える

「(いやしかし、僕なら気配を察知できるくらいありえなくもないか。
 何しろ、僕だからな)」

「(予想をはるか超えてくる可能性も……。
 テレパシーを向ければすぐわかるが)」

「よそ見すんなよ、見ろ!
 たかしくんがプロペラやってんだぞ!」
たかしくんがプロペラをしていた

「(プロペラきたか。さて、どうするか。あれを止めれば、ファイヤーチンコ事件を未然に防ぐことが出来るが、
 まぁいい。とりあえずいしでも当てて止めてみるか)」
楠雄が石を当てるが、逆に回るのが早くなる

「おっ!たかしくん急に逆回転した―!」

「(おっと、ちょっと強すぎたか)」
楠雄は思う

「なんかちぎれてね?」
見ていた男子たちは言う

「(とにかく運命が大きく変わった。僕の予想ではこれじゃダメだろうがな。
 一応、元の時代に戻ってみるか)」
「(タイムリープ!)」

すると、何故か世紀末みたいな戦士の格好をした自分がいた
建物もまるで世紀末
「(ほらな。そう、これがバタフライエフェクトだ。
 大きく変えようとすると、とんでもないことになるのだ。っていうか、何この服)」

「(ちなみに現在までの記憶は戻ってきた瞬間、自動的にアップデートされる。
 …なるほど、そんな事があったのか。この世界じゃダメだな。
 もう一度、やり直すか)」

「おい止まれ! 
 この鉄棒をぶっ刺されたくなければ、食糧を置いてきな」
鉄パイプを持った奴が声をかけてきた

「(たかし? たかし、悪かったな。
 僕がプロペラ中に石をぶつけたせいでこの世界に)」
楠雄はいう
どういう経路でそうなる(笑)

タイムリープ2回目ー
「(さて、やり直しだ。現在に戻ると、変身能力が解けるので、毎回2時間ロスしてしまうのが面倒だな。やはり、プロペラを止めるのは失敗だったか。
 もう少し、改変する部分を考えないとな)」

千里眼をしていたのは保健室
「(そのため、次に狙うのは)」

「先生! 助けてやってよ」
「ちんこ」
「たかしくんのちんこ、やってあげて!」

「(はい、ちんこの治療だ。一見、関係なさそうだが、未来はどう変わるか、分からない。
 ただ保健室は過去僕のテリトリー外だ)」

「(行きは瞬間移動で一瞬で近づき、
 すぐさま復元能力で治し)」
「治った?」

「(一瞬でタイムリープ)」
現在に戻ってくる
「(こんな一瞬だが、僕でも感知できまい。
 さぁ、変わったか?)」

「(どうだ?)」
現在を確認する楠雄
「旅の御方、お水を頂けないだろうか? 畑に種を植えたいんじゃ」
たかしらしい人が声をかけてくる

「(悪化してるじゃねぇか、たかし)」
何故か、さっきの未来のタカシよりふけている気がする
「(たかし?あれ、本当にたかしか?10年でふけすぎだろ。あの時、おまえの局部を見過ごしていれば、こんなことには)」

「(そして、僕も世界観を分からない格好をさせられることもなかったのに)」
刀にゴルフバックにハンドル?
 確かに世界観分からない(笑)

第4話「非日常な過去をΨ工せよ4」
あらすじ
タイムリープした際のバタフライエフェクトの影響が大きすぎるため、ほんの少しだけ過去を変えてみた楠雄だったが、些細な変化では望んだ未来を手に入れることはできなかった。タイムリミットまでタイムリープをくり返し、とうとう最後のチャンスとなる。

起死回生の一手を打って現在に戻ると、部屋にあったはずの石化した明智がなくなっていて……? これは成功? それとも失敗!? するとそこに燃堂たちが現れて!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

タイムリープ3回目
「(やれやれ、またやり直しだ。世紀末ルート紙一重すぎるだろ、全く。だが、今の2つの失敗でわかった。あれでも全然、変えすぎなんだ。
 もっとほんの少しだけいいんだ。何の意味もないような)」

女体化した楠雄が覗くと、明日視(明智)が殴られていた
「(おぉ、やってるやってる。来たぞ、過去最大のターニングポイント。
 この現場を目撃して過去僕が大暴れするんだったな)」

「(ここでいじめを止めてあの事件が起こらないようにしたいところだが、それはいつものパターン。たぶん、それじゃうまくいかないだろう。変えるのはほんとわずかでいい。
 よし、ここだ)」
教室にこっそり入り、何かをする
「(過去僕が来る前にタイムリープ)」

その後ー過去僕(楠雄)がやってくる
「よぉ、楠雄。お前もやるか?」
怒り心頭になる楠雄の視線の先に
”ワクドキランドのキャラクターの人形”があった

「(何の意味のないかもしれないが、
 一瞬怒り忘れて運命を変わるかもしれない)」
楠雄の狙いはそこだった

現代に戻り
「(さて、どうだ?)」
楠雄が目を開けると、石化した明智がまだいた

「(くっ、石化した明智。ちっ、今度は何も変わらなかったのか。
 やはり、変えな過ぎてもダメか。難しいな…
 ん?)」

「(なぜ、たかしも!?)」
明智の隣に石化したたかしがいたのだ
何があって、こうなった(笑)

「(とにかくこれじゃダメだ!)」
楠雄はタイムリープをはかる

「”その後も楠雄は何度もタイムリープに挑んだ。しかし”」

タイムリープ4回目ー
「あれ、靴がない!あれ、なんでだ?」
明日視(明智)が言っている横で楠雄の上靴がひっくり返っていた

現代に戻ると、
何故かたかしが黄金の金入り風呂に入っている

タイムリープ5回目―
明日視(明智)の悪口が書かれた黒板の中の相合傘を変えてみる

現代に戻ると、
何故かたかしが凶悪の指名手配書に載っていた

タイムリープ6回目―
明日視(明智)を助けようと、過去の楠雄がランドセルを投げ出した。
そのランドセルを道路上から草むらに入れてみる

現代に戻ると、
何故かたかしが亡くなっていた

「”結果はすべて、失敗に終わった”」

「(また失敗だ。まずいな、時間はないぞ。明智の石化が解けるまで、あと2時間半。リセットの1回をのぞけば、運命のタイムリミットは次がラストだろう)」

「(タイムリープは5年前以前なら、好きな過去に戻ることが出来るが、現在に帰るときは過去に滞在した分の時間が進んでいた地点に戻ることになるのだ。
 変身能力で2時間のロスがある)」

10年前の過去にやってきたくすお(女体化版)
「(これで最後だ。失敗は許されない。今度こそ、運命を変える。
 よし帰るか)」

「(校門の前にエロ本。小学生にとっては大事件だ)」
現代に戻ってきた楠雄
「(誰が拾っても、何かしら運命に影響与えるはずだ。ここは僕の部屋だ。どうだ、何も変化はない、か…? 
 違う!明智がいないぞ!)」

「(これは成功か…?失敗か…? どっちだ?)」
考える楠雄
「”現在に戻ると、それまでの記憶は瞬時に更新される”」

「(……なるほどな。このタイムリープ、結論から言えば)」
楠雄が言いかけたとき、こんこんとノックされた
「おーい、入るぞー!」

「(失敗だ…)」
海藤・夢原・亜蓮・照橋さん・灰呂・燃堂がやってきた
「遊びに来たぜ!」
「「お邪魔します」」

「なんか悪いな、毎日のように来ちまって」
「ここ、すげぇ居心地がいいんだよなぁ」
亜蓮・海藤は言う
「完全にたまり場になってるよねぇ」

「(また妙な世界線に来てしまったらしい。
 どうやらこの世界の僕は)」

「どうした、くっすー! 元気ないな!」
海藤はいう
「(くっすーというあだ名で呼ばれ。この世界の僕は)」

「いつもの」
変なコンタクト仕方をする海藤と楠雄
「(海藤と謎の挨拶をかわし))

「兄貴、これコーラっす!」
コーラを渡される楠雄
「(窪谷須には兄貴と呼ばれ)」

「また沢山で押しかけて、申し訳ない部長!」
「(灰呂には部長と呼ばれ)」

「ほんと、大勢で押しかけて謝らないとだよね。斉木君と心美にね」
夢原さんはいう
「私も!?」

「ほんとは二人きりがいいんでしょ?」
「大丈夫よ。く、楠雄さんとはいつでも一緒にいられるし」
照橋さんはいう

「(照橋さんは彼女つらしていて)」
えっ、照橋さん可愛い

「流石ね、お二人さん!」
夢原さんはいう
「ぴゅーぴゅー」
「兄貴、コーラがあったまちゃったすよ」
「あははは」

「もうーちょっとやめてよぉ」
照橋さんはいう
「見せつけてくれるじゃないの、このこの~」

「(燃堂は若干、お姉キャラになっていた。まごうことなき失敗だな)」
楠雄はいう
燃堂、違和感ない(笑)そうか、燃堂の母役もやってるからか。顔も同じだし

「(さて、元の世界に帰るか)」
楠雄は思う
「どうした、斉木?」

そして、元の現在に戻ってきた楠雄。
「(さて、結局最初に戻ったか。
 ……そろそろ時間だな、石化解除)」

最初に明智の目の辺りが崩れ始める
「!おぉぉー」

「(完全にドクターストーンじゃねぇか)」
石化解除をした明智を見て思う楠雄

「ん? 今、一瞬何か違和感が。気のせいか」
明智は言う
「(破片は剥がれ落ちた瞬間、すぐに消える)」

「まぁいい。白状してもらえませんか?」
「(やれやれ、説明するのは面倒だな)」

第5話「非日常な過去をΨ工せよ5」
あらすじ
未来を変えるためにタイムリープをくり返していたが、とうとう明智の石化が解ける時間が来てしまった。石化によって24時間経過していたことも瞬時に把握した明智に対し、諦めがついた楠雄はすべて白状することに。

超能力者であることや明智が知りたがっていた事件の真相について話す楠雄。しかし、すべてを思い通りには変えられなかったけれど、実は本当に変えたい過去は変えられていて……!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

「”明智透真の執拗な観察によって、とうとう超能力者だという事にバレそうになった楠雄はとっさに明智を石化してしまった。石化解除までの24時間の間にタイムリープの能力を使って、明智が楠雄の事を超能力者だと考えた原因を消そうとした」

「しかし、バタフライエフェクトのせいで思うような現在にならず、何度もタイムリープをやっているうちにタイムリミットの24時間がせまってきた。
 結局、楠雄は過去を変えることは無理と判断し、元通りの歴史を戻して、明智の石化解除の瞬間を迎える事となった”」

「(ざっくり言うと、そんな感じだ)」
楠雄はいう

「白状してもらえませんか? 楠雄君は超能力者なん……
 おや、日付が一日ずれてませんか?」
すぐに明智が時計の日付が違うことに気づく

「いや待てよ…さっき見た時は間違いなくズレてなかった…。
 僕が目を離したすきに一日ズレした?何故そんな無意味な事を……。いや!待て…よく見たら雲の形や天気、気温、湿度、気圧も急に変わった気がするぞ…」

「まさか本当に一日が経過している…? だとしたらこれはどういう能力だ?
 時間を止めたわけではなく、僕だけの時間を…」

「(いやもう、これ説明しなくてもいいな。
 仕方ない、白状するか)」
楠雄は思う

「さぁ、すべて白状してくださいね!
 大丈夫です、何があっても驚きませんから」

「かぁぁぁぁ!?」
明智は絶句するほど驚く
「(めちゃくちゃ驚いてるじゃねぇか)」

「(……ひざ、ガクガクしてんじゃねぇか。
 立ってられてないじゃねぇか)」
明智の驚きにあきれる楠雄

「やっぱり、超能力者だったんだ。間違いないと思っていても
 いざ目の当たりにすると、本当に驚くものですねぇ」
「(それでも驚きすぎだろ。まだ、スプーンを曲げただけだぞ)」
え…(笑)

「(お前が目の当たりにしたのはそれだけだぞ)」
楠雄は思う
「これが超能力か。もちろん、種も仕掛けもない。これを手を使わずに曲げるなんて」

「(だから、驚きすぎだって。
 もっとすごいの見せてやる)」
明智が持っていた曲げたスプーンを浮かせた楠雄
「えっ、スプーンが浮いたぁぁ!?」

「(いや、ここで?)」
楠雄の手元に戻ってくるスプーン
「(何があっても驚きませんってよく言えたな、こいつ)」

「手に戻ったぁぁー!」
「(うるせぇよ、はえぇよ。
 …やれやれ、ちょっと落ち着くまで待つか)」
テーブルに置いた

「机に置いたー!」
いやなんでそこで驚く(笑)
「(置いたけど? 少し落ち着け。何なんだ、お前は)」

「すいません、興奮してしまって。
 私、手品などは初見ですぐ、見破ってしまうんですが、これは原理が分かりません。だからこそ、はっきりわかるんです。これが超能力だと!」
ものすごくうれしそうな顔で明智はいう

「(だから、そう言ってるだろ)」
楠雄はいう
「こんなの初めて見ました。すごい!
 誰にも言いませんから、もっと色々見せてください!」

その言葉に楠雄はある過去を思い出す
”「こんなの、初めて見たよ。
 誰にも言わないから、もっと見せて!」
そう言った明智の事”

その思い出にぎゅっとこぶしに力を入れる楠雄
時間が過ぎ―
「やはり、私の推理は間違ってませんでした。小学校で起きた出来事、教室が激しく損壊した事件、たかしくんたちはなぜ、僕の仕業だと思ったのか。もう一度、楠雄君に会わなければ、一生分からないことでした。

今まで付け狙うようなまねをして、申し訳ありませんでした。
 どうしても知りたかった……どうしても言いたかったことがあるから」

「わたしからいじめから助けてくれてどうもありがとうございました」
頭を下げる明智さん

「しかし、まだ一つ疑問があります。なぜ、何も言わずに転校したんでしょうか。なぜ、教えてくれなかったんですか?
 まさか、僕が秘密を洩らすと思ったんですか?だとしたら、心外です!」

「いじめを止めてくれた恩人の秘密を漏らすはずないじゃないですか。
 いくらおしっこを漏らしてもね!」

どや顔でいう明智

「(うまいこと言った風に言うな。その顔、やめろ)」
楠雄はつっこむ
(笑)うまいけど、なんだろそれをどや顔出来るのか、普通

明智は楠雄の部屋から去っていた
「(……やれやれ、結局明智にも僕の正体がバレてしまった。やはり思い通り、過去を変えることはできないな。
 だがまぁ、よしとするか)」

「(一番変えたかった過去は変えられたからな。
 本当は初めてじゃないんだ…)」
さっき、初めてって明智が言ったからか。本当は超能力のこと、話したかったってこと?

”「今、僕の身体治してくれたの?」
小学生の明智に言われたこと。

「どうしたの?」
クラスメイト達の一人が言う

「わぁすごい。今のどうやったの!?
 もう一回やってもう一回!」

「超能力者じゃないってさ」
おとぼけの顔で否定する楠雄
「なんだ、つまんないの」
「帰ろ~」

それでもキラキラした顔で楠雄を見てくる明智
嬉しいような、困惑したようなそんな表情の楠雄”

”「お前、超能力者なんだろ?」
たかしくんはいう
「あすみが言ってたぞ。本当ならなんかやってみろよ」

「見せてやってよ。楠雄君!楠雄君ならできるよね? 
 こいつら、ぶっ飛ばしてよ」
そう助けを求める明日視(明智

「いつまで僕のこと、見て見ぬふりするの?」”

「(あれから僕は人に超能力者だと明かさない事に胸に誓った。
 明日視(明智)が僕の能力を皆に言ったことは別に、恨んではいない)」

「(追い詰められた人間が助けられる人間を知っていたら、頼りたくなるのは突然だ。
 すべては明日視(明智)に話した僕のせいなのだ。まぁ、それも全部なかったことになったがな)」
前に一度、タイムリープをしたという事なのかな…楠雄

”「お? どうした斉木」
変な世界線の事を思い出す楠雄”

「(また、同じことになるかもな。
 その時はそのときだ)」
楠雄は思う

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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