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「私は断罪人」と評するB3階のキャシー。無限の刑罰が待つフロアに足を踏み出す――第4話「A sinner has no right of choice.」感想 殺戮の天使(アニメ)

此花(このはな)です

第4話「A sinner has no right of choice.」
あらすじ
B3階の扉が開くと、そこは真っ白な壁と鉄格子に囲まれた牢獄のような空間だった。ザックが鍵の掛かった扉に大鎌を打ち付けるやいなや、壁に備え付けられた機関銃が火を吹く。

あわや蜂の巣という2人をあざ笑う断罪人・キャシーの甲高い声が、天井のスピーカーから鳴り響いた。「罪深き悪人どもに罰を与え、許されるまで痛めつけてあげる」――。2人は、無間の刑罰が待つフロアへと足を踏み出すのだが……。

公式より
ストーリー | TVアニメ「殺戮の天使」公式サイト

”罪人は選択の権利はありません”(グーグル先生訳)
キャシーさん強烈だった。めちゃくちゃ楽しそうである
電気椅子にガスマスク、そのあと知らないんだよなぁ…


さて、本編の感想へ行きましょうか!
B3階の扉が開くと、鉄格子に囲まれた牢獄のような空間。
すぐ目の前に鉄格子があり、先に進めない。頭上にはカメラが
「鍵がかかってる」
「あぁ?」

「この部屋、他に何もないし…」
レイチェルはいう
「お前に分からねぇこと、俺に分かるわけねぇだろ」
「そういうと思った」

「お前、鍵開けるの得意じゃねぇか。頑張れよ」
ザックに言われて、レイチェルは考える
自分が持っていたカバンに手を触れた

「あ? そんなか何か入ってねぇのかよ? 何が入ってんだよ」
ザックには言う
「……糸と針、それと…」

「お前、針とかで鍵開けられる奴かぁ?」
期待感が溢れる口調でいう

そんな様子にはぁぁ、とレイチェルはため息をつく
「そんな特技ない。それにこの扉、カギ穴がない」
「針があっても、意味ねぇじゃねぇか! 
 どけ!俺がぶっ壊してやる!」

レイチェルはザックの後ろに下がる
「鉄格子だよ?」
「うっせぇ! やってみなきゃわかんねぇだろ」

「どうぞ」
レイチェルは自分の耳をふさぐ
大鎌を振り下ろすザックだが、叩いた振動が響いた
「かたってぇぇぇ!」

「鉄だから」
レイチェルはいう
「早くいえよ!」
「言った」

言っても言うこと利かなそうだけどなぁ…ザック

すると、サイレンが鳴り始めた
「下がれ!」
ザックはすぐにレイチェルを引っ張る

レイチェルたちに向けられたのは銃口
もう少しでハチの巣にされるところだった

「”はぁ~い、ザック。遅くなってごめんなさーい。
 貴方達があんまりにものろまだから、寝てしまったの”」
カメラが向けられている方向から声が聞こえた

「でも、今のでよく死ななかったわねぇ。
 なんてすばらしい勘、なのかしら!」
「あぁ?」

「あなたは素敵な罪人になると思っていたの」
そう言い、舌なめずりをする音がする
「期待感で、すっかり目が覚めちゃったわ」

「てめぇの寝起き事情なんて心底知らねぇよ。
 それより、さっさとここを通せ!」

ザックは言う

「えぇ、いいわ」
そう言うと、レイチェルとザックに光が当たり
「合格よ!」
花吹雪が落ちてくる

「私は、断罪人。あぁ~罪深き悪人ども! 
 許されるまで、痛めつけてあげる!」

「それが、許される身なのだから! 
 あははは!」
甲高い声で笑う女の声ともに鉄格子の扉が開いた

「好きかって言いやがって。
 なんで俺が罰を下されなきゃならねぇんだよ」
「罪人……」

「あぁ? なんか言ったか? 行くぞ!」
部屋の奥へと進むザック
付いて行くレイチェル

部屋の奥は廊下になっていて、部屋がいくつかあった。
しかし、どれも閉まっていて
「閉まってる…」

「おい!? 通すんじゃなかったのか!」
ザックはカメラに向かって言う
「のろまと思いきや、せっかちなのねぇ。私、まだお化粧終わってないの。
 罪人は罰を受ける前にちゃんと順序を踏むべきでしょ。罰を受ける準備をしててちょうだい」

「その為の部屋は開けてあげる。罪人と言えば、マグショットよね?
 あなたたちも撮ってちょうだい。ちゃんとネームボードと一緒に撮ってね」
開けられた部屋はカメラとネームボードがある部屋

さっそくネームボードを下げ、カメラの前に立つレイチェル
「はぁ……何で写真なんか取らないといけねぇんだよ」
いやそうに言う
「先に進むためなら、仕方ない」

ちっと舌打ちをするザック
「写真、嫌なの?」
ザックのネームボートを渡そうするレイチェル
「あぁん?」

「あぁくそ! わかったよ」
レイチェルからネームボードをとる
「これ、なんてかいてあんだ?」

「ザックの名前。
 早く、それを首にかけてあそこに立って」
レイチェルは背の目盛りが書かれた壁を指さす
「へいへい」

レイチェルがカメラをのぞいて、ザックの写真を撮る
「早く取れよ」
「動かないで」

「なんだよ! 真面目か」
と言った時、レイチェルがスイッチを押す

そして、ザックがレイチェルの写真をとる
「ここを押せばいいのか」
「うん」

「ザックと私じゃ、身長が違うから三脚の高さ調整しないとだめだよ。
 それと、シャッターはつよく…」
レイチェルはいうのだが、言う前に強く押した
「押さないで……」
(笑)レイチェルのだけ、ブレてる…

「ブレてる……」
2枚の写真を見て、レイチェルはいう
「映ってんだから、いいだろ! 貸せ!」

「おいっ! 撮ったぞ!」
カメラに写真を見せるザック
すると、鉄格子の扉が開く音がし、二人は奥へと進む


廊下を進むと、不可思議な絵が壁に描かれていた
「下手くそな絵」
ザックが言うと、レイチェルはコクコクとうなづく

「あらやだ。一生懸命書いたのよ、この絵は。貴方達に用意した素敵な刑罰なんだから。
 ここで選択肢をあげる、断罪にもいろいろあるわ」

「この先にはたくさんの、つら~い刑罰が待ってるのよ。
 そ・れ・よ・り、ずっと牢獄に入るのはどうかしら? ザック」
と言ってくる

「誰が、好き好んで入るかよ」
ザックは言う
「そう。せっかく一生飼い殺してあげようと思ったのにぃ」
笑いだす女の声

「すぐに死ぬわけじゃないの?」
レイチェルはつぶやく
その言葉にザックはこぶしをレイチェルの頭でぐりぐりやる
「あいつの言葉に反応するな。無視しろ」

ザックに引きずられながら、次の部屋と入るレイチェル
そこはたくさんの人形が同じ向きで座っていた
「全部、人形…?」
奥には一つの椅子
「ここも分かんねぇ部屋だな」

その部屋の出口らしき扉には鍵がかかっていた
鍵がかかっていると聞いたら、壊そうとするザックが何も言わないので
「これ、壊さないの?」
「あ? これ、鉄だろ。壊さねぇよ」

「え」
「え、じゃねぇよ! 鉄は無理だって、お前が言ったんだろ!」
レイチェルの頭を掴んで、ぐりぐりやるザック
(笑)ちゃんと学習してる

「お前、役に立つってっつったろ! 先に進む方法を考えろ」
「わかった。ザックも何かあるか探して」
「へーいへい」

二人で仕掛けを探すが、見つからない。
「何もねぇなら、この人形全部ぶっ壊せばいいじゃねぇか!」
ザックが言いだす
「根拠がない」

「はぁ? 根拠だぁ?
 つーか、壊しちゃいけねぇ根拠がねぇだろうが、ちっ」
そう言うと、イライラすんなぁ…と言いながら、部屋の中を歩く

「椅子ならたくさんあるけど…」
「人形の上に座れっつうのかよ。んな趣味はねぇ!」
ザックは言い切る

「ん?」
奥に椅子があることに気づくザック
「いいのがあんじゃねぇか」
嫌な予感しかしないんだけど…

抵抗もなくザックは普通に座る
「その椅子、座らない方が……」
「いちいちうっせぇな!」

「でもその椅子…」
レイチェルはいう
「この椅子がなんだよ!」

「たぶん、処刑用の電気椅子
だよね、なんか木の椅子で腕の辺りとかに金属が通っているのに

すると、突然音楽が鳴り始めた
ザックがいた椅子を隠すように幕が閉まって、また開いた
「おぉっなんだ!? なんだこれ!? おいこれ、どうにかしろ!」

CARHY’s SHOWとモニターに映る
「はぁい!画面越しにて失礼いたしますわ」
頭を下げる女性

「私が、このフロアの断罪人・キャシーよ! 
 その目に焼き付けて頂戴ね」

そう言って笑うキャシー

「あらやだ、ザックがそこに座ったのねぇ」
そう言って、笑うキャシー
「外せ!」

「何言ってるの? 外すわけじゃない。
 罪人に罰を与えない断罪人がいて?」
ニィーと笑うキャシー

「化け物のようなあなたが私の罰にどれだけ耐えられるかしら? 楽しみでぇ」
うっとりしながら、いう
「胸がどきどきしてるわぁ」

「それじゃあ、行くわよ。イッツ、ショータイム!」
そういうキャシーはスイッチを押す
あっ、ヘブンって書いてある

ザックの椅子に電流が流れる
悲鳴を上げて、ザックはガクリと力が抜けた
「あら? 死んじゃったかしら?」
「ザック…?」

「いってぇなぁ!コノヤロー!」
そう叫んだ

「すごーいわぁ!普通はこれで死ぬのよ? 
 殺人鬼で化け物なんて、理想の罪人じゃない!」
キャシーは嬉しそうである

「うっせぇ! 喜んでんじゃねぇよ。
 ぶっ殺してやるから、外せよおらぁ!」

「そうねぇ。レイチェルが仕掛けを解いたら、解放してあげる。
 でも、その間、ザックにはずぅーとビリビリを味わってもらうわね」

「やめて。さすがに死ぬ」
レイチェルはいう
「あらやだぁ、ザックがどれほど化け物っぽい罪人か確認する。それが楽しいんじゃない。
 それに、罪人に選ぶ権利はないのよ」

「はいはーい! いまから断罪が始まりまーす。
 お集りの皆様、憎き罪人の苦痛にゆがむ姿を楽しんでくださいませー」
キャシーがそう言うと、動かなかった人形の目が開く

「おいレイ! 分かってんだろうな? 
 約束しただろ、ここで役に立て!」

うん、とうなづくレイチェル

「で、もってな。
 あのイカレタサド女をぶっ殺させろ」

「罪人を憎む観衆の視線。
 その視線こそが、罪人の価値。観衆の目がバツを下す」
「はい、スタート」
足でスイッチを押す。ザックに電流が流れ始める

「ザック……平気?」
レイチェル
「早く……しろよぉぉぉぉ!」
電流がうけながら、そう叫ぶザック

うん、とレイチェル
「(ここでは観衆の目が罰を下す。
 観衆の目……この人形たちが観衆……)」

「さっさと…しろ……。
 俺が死んだら、分かってるんだろうなぁぁぁぁ!」
「死んだら、何も出来ない。それは困る」

レイチェルはザックが使っていた大きな鎌を手に取る
「がんばる」

「罪人は苦痛に嘆き、後悔の中、自ら死をこう。
 呻き、苦しみ、怒り狂う姿こそ、花」
そうモニターで見ながら、いうキャシー

「ぶっ殺してやる……ぶっ殺してやる…」
苦痛の中、ザックはそう呟いていた

レイチェルは人形の頭を鎌で切り落としていく
重い鎌を持って、確実に切り落とす

全ての人形の頭を切り落とした時、
ザックに流れる電流は止まった

「ザック……生きてるなら、しゃべって」
レイチェルはいう

何も言わないザックにレイチェルは近寄って
「ザック……?」

突然、立ち上がってレイチェルを掴む
「おっせぇんだよ! 
 どんだけ痺れたかと思ってんだ!」

何も反応しないから、びっくりした

「生きてた」
「あったりまえだろうが」

「死んでたら、どうしようかと思った」
レイチェルはいう

ぱちぱちと拍手の音
「すごいわー。まさか死なないなんて!
 やっぱり、化け物はタフでしつこく生きてこそ、魅力的よね!」
恍惚の様子でまくしたてるキャシー

「どけ」
レイチェルにどくように言うザック
モニターをぶっ壊した

しかし、声は続いていて
「ここは、レイチェルの努力を買って、通してあげる。罰は一つじゃないの。
 罪の数だけ、罰もあるのよ、あははは!」
声と共に扉の鍵が開いた

「くそサド女……ぜってぇぶっ殺してやる。おい、次行く…ぞ?」
首が落ちた人形を見て、言葉が止まった
「なんだこれ?」

「人形の目線が仕掛けだったから」
レイチェルは答える
「はぁぁ……鎌は変な事に使われるわ、電気は食らうわ。踏んだり蹴ったりだな」

「ザックは座ったから…」
「うるせぇ! お前がもっと注意しろ!」
レイチェルの言葉に不機嫌そうに言う

ザックが入ろうとしている部屋の扉はどくろマークが描かれていた
「見るからに危ない」
「ビビってたら、先に進めないだろ!」

「もう少し慎重になった方がいいと思う」
レイチェルはいう

「くずくずしているより、先に進んだ方がはえーだろうが」
さきに中に入ってしまうザック
レイチェルはきょろきょろとあたりを見回した後、中に入った
直ぐに閉まってしまう

その部屋はどこもかしこも血が落ちていた
「でかいくせして、針金しか入ってねぇ。最悪の粗大ゴミだな」
死体からあさったらしいザック
排気口が空いている+秤が置かれていた

ザックは鎌でガラスを叩くが、全く歯が立たない
「かってぇぇ!」

「はぁい! ごきげんよう、ザック」
キャシーのモニターが写る
「今からこの部屋の説明をしまーす」

「死にたくなかったら、よーく聞いてね。この部屋はちょっと贅沢に作ってまーす!密閉性が高く、外に空気を漏らしません。
 窓ガラスも強化ガラスで、叩いても割れません。そんな室内に素敵なものが充満しまーす」

「すい続けると、優しく死に至らせる”毒ガス”です」

「もちろん、脱出方法がないわけではありません。
 それと慈悲を込めて、ガスマスクを用意しました」
言ったとおり、部屋には一つのガスマスクが。
「脱出できるよう、がんばってくださいませ」

「おっ、中々死なないと退屈だから、タイムリミットを設定してあるの。
 そ・れ・で、その時間を過ぎると、ガスマスクも効かない強力な毒ガスがプレゼント!」

「それでは、素敵な時間をお過ごしくださーい」
そう言って、モニターは砂時計に変わった

「……どうする?」
「脱出方法が無い訳じゃないって言ってた」
視線の先にはガスマスクがあった

「ねぇよりましか。てめぇがつけろ」
ザックはレイチェルにガスマスクをかぶせる
「これはザックがつけて」
「あ? てめぇの方が必要だろ」

「ザックが死んだら困る。
 それに、この部屋を調べるの、邪魔」
一応、死かかってんだけどなぁ…

「てめぇが死んだら、どうすんだ」
ザックはいう
「さぁ?」

「さぁ、じゃねぇだろ」
ガスマスクをレイチェルにかぶせながら
「てめぇが死んだら、俺が出れねぇんだ。ちゃんと考えろよ」

「……じゃあ、苦しくなったら、交代してもらう」
レイチェルは妥協策をだす
「苦しくなったら言えよ。どうやってここから出るんだ?」

「どこかにヒントがあるはず。怪しいのは……」
レイチェルは部屋に置かれている死体をチェックする
「(この死体、何か意味があるはず)」

死体の下に何か書かれている
「(文字が書いてある)」
レイチェルはしゃがむ

「そいつを動かせばいいのか?」
レイチェルはコクリとうなづく
ザックは死体をどけるため、蹴り上げる
「なんか書いてあんぞ」

「醜い足の男。右足で命を踏みにじった。愚かな人殺し。
 罪を自覚し、苦しむならば、その右足を捨てればよいのに。罪と罰が釣り合えば、地獄に光さすこともある」


「右足を捨てる……罪と罰が釣り合う……天秤」
レイチェルの視線にははかりが
ゴホッ、ゴホッ、と咳をする

「苦しくなる前に言えっつったろ」
ザックはレイチェルにガスマスクをさせる
「どうすりゃいい?」

「これを天秤に載せて」
死体の右足をさすレイチェル

はかりに右足をのせた
「次は何をすりゃいいんだ?」
ザックはいう

「罪の重さをはかれば、何か起きるはず」
レイチェルはもう片方に重りを載せた
すると、天秤は釣り合う

しかし、何も起きない
「何も起きねぇぞ?」
「そんなはずは……ないと思う」

「きっと、どこかで仕掛けが……」
レイチェルは辺りを見回す
ガスマスクを放り出して

それを見ているキャシーは
「レイチェル、
 罪人は苦しみもがく姿こそが、相応しいのよ」
笑っていた

ここで終わった。
キャシーの狂ったような笑い声はやっぱり怖いけど、狂気に聞こえるのは声優さんやっぱりすごいなぁ

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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