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貴銃士として呼び覚まされて日が浅いゲベールはレジスタンスの生活になじめないでいた。そんな時、自他ともにスターと認めるホールが話しかけてきて…?第6話「笑顔」 感想 千銃士(アニメ)

此花(このはな)です

今回は千銃士(アニメ)の第6話「笑顔」の感想を書いていきたいと思います

第6話「笑顔」
あらすじ
貴銃士として呼び覚まされて日が浅いゲベールは、生来の不器用さと短気な性格もあって、なかなかレジスタンスの生活と仲間たちに馴染めないでいた。

そんな時、ゲベールが屋根の上で不貞腐れていると、自他ともにスターと認めるホールが現れてゲベールに話しかけてくる。街へ向かうホールの行動が気になったゲベールは後をつけるが、ホールの向かった場所は意外なところで…。

公式より
第6話「笑顔」│STORY 物語│TVアニメ『千銃士』公式サイト

今回はゲベールとホール回。
ホールさんの過去もちらりと見えて、あれって個人ストーリーで出てくるのかな?
ゲーム進めないと……あの人って、マスターの事なのかな、わからん


さて、本編の感想へ行きましょうか!
前回の任務の事もあり、よく訓練場に顔出している様子のスプリングフィールドとケンタッキー
そんな様子をキンベイやフルサトは聞いていた
「最近、よく訓練するようになったなぁ…」
「きっと、何かを乗り越えようとしているんだわ」

訓練場ー
「常に己が心に問いかけ、己が気高さを見出せ。それこそは絶対高貴、か。
 俺達はいつ、絶対高貴になれるのかな」
ケンタッキーはいう
「分からないけど、俺はもう二度とあのときみたいな思いはしたくない」

「だから俺は、今できる方法で自分を鍛えぬいて、
 守りたい人を守れる強い貴銃士になるんだ」
「そうだな。それが先決だよな…」

場面が戻って、キンベイとフルサト
「乗り越えて何かを見出せたとしたら、それがまずは大きな成長だの」
「そうねぇ。でも、やりすぎないといいけど」

「やりすぎるのも若者の特権」
キンベイは言い出す
「まぁ、キンちゃんったら年寄りぶって」

「あぁいや! そういうつもりじゃ…」
慌てて言う
貴銃士の中だと、一番古いのがフルサトやキンベイの時代だったっけ

「ねぇ、洗濯物の中に石入ってなかった?」
「青くて、ピカピカの」
ノエル・ニコラはいう

「あぁ、これかしら?」
フルサトはポケットの中から青い色の石を取り出す
「そう!それ」「よかった」

「綺麗な石ねぇ」
「でしょ? 陛下に上げるの」
「そう」

「無邪気は子供の特権だのぅ」
しみじみとキンベイがいう

すると、向こうの建物からゲベールが出てくる
「あぁ? 何見てんだよ」
自分を見ていることに気づいたゲベール。

ノエル・ニコラはすぐにフルサトの後ろに隠れた
そんな行動にゲベールはちっと舌打ちをする

「こらこら、子供を怖がらせてどうすんだ? 
 やたらと周囲を威嚇するもんじゃない」
キンベイに言われるゲベール
ゲベール:幕末に使用された和製パーカッションロック式マスケット銃
「そうよ、ゲベールちゃん」

「うっせぇ、ほっとけ」
不貞腐れた様子のゲベール

「何かあったの?」
「確かお前さん、今日は厨房の手伝いじゃなかったか?」
キンベイとフルサトに言われる

「そいつ、使えないんだよ」
「お皿、十枚も割っちゃって。怒られてた」

ノエル・ニコラが言う
「全然不器用でさ」

「なんだと!? こらぁ!」
そう言ってキレるゲベール
「すぐにマジギレするし」
「使えないのに、面白くもないんだ」

「うっせぇ!ぶっ殺すぞ!」
そう怒鳴り声を上げる

そんなゲベールから逃げる双子
「陛下に言いつけてやる!」
「待ちやがれ、このガキ!」

追いかけようとするゲベールをキンベイが止める
「こら、やめんか。
 子供相手にムキになるな、気の短い奴だのぅ」

「悪かったな。
 気が短くて、不器用で、役に立たない旧式でよ」
そうぼやくゲベール
旧式を言うなら、フルサトさんやキンベイの方が旧式なんだけど…

「大丈夫よ、ゲベールちゃんは貴銃士になったばかりなんだから、
 焦らないで自分のペースで慣れていけばいいのよ」
そうアドバイスをするフルサト

「なんだよそれ……
 適当に慰めとけばいいと思いやがって」
「そんなつもりじゃ……」

「憐れんだ顔で見んじゃねぇよ」
何処かへと行こうとする
「おい、ゲベール!」
「ゲベールちゃん!」

受け取り方が素直じゃないなぁ……
難しいなぁ

当番をさぼったせいでラップとナポレオンに呼び出される
「ここの所、仕事の分担を無視していると聞きました。
 我々、貴銃士もレジスタンスの一員なのですか、規律は守ってください」
「役立たずがいても邪魔になるだけだろ」

「最初から役に立つものなどいません。 
 傍らで見て、覚えていくのも仕事の内ですよ」
ラップに言われる

「覚えられねぇんだよ。たぶん、馬鹿なんだろうな」
ゲベールはいう

「したい仕事はあるかな?」
ナポレオンはいう
「? したい仕事」

「何でも構わん。お前のしたい事だ」
ナポレオンはいう
「俺のしたい事……」
「希望があるのなら、恭遠に進言してみましょう。
 貴方も我々もマスターに呼び覚まされた仲間なのですから」

「……ねぇよ。そんなもんねぇよ。
 俺みたいな使えねぇ奴の相手してる場合じゃねぇだろ、ほっとけ!」
そう言い捨てて、部屋から出て行った

「中々の問題児ですねぇ。
 で、どうしますか?」
ラップはナポレオンに問いかける
「問題児か……」
ナポレオンはそう言って、何か思いついた様子だった

場面が変わり、食堂―
「お疲れさん、オールド侍」
「ホール! 久しぶりだなぁ」
キンベイとフルサトに声をかけたのはホール
「また女の子と遊んでたの?」

「俺ってスターだからさ。ファンは大切にしないとね」
ホールはそう言って、ウィンクをする
「全くお前さんは」
「相変わらずね」

「ところで、浮かない顔をしていたようだけど?」
ホールはいう
「あぁいや、最近加わった貴銃士なんだが……」

「首を突っ込む気はないよ、スターは忙しいからね。
 さて、天気もいいし、日向ぼっこでもしてこようかな」
ホールは直ぐに何処かへ行ってしまう

「ほんとにマイペースな奴だのう」
キンベイはつぶやく

一方、ゲベールは屋根の上で不貞腐れていた
「性能の差ってのは貴銃士になっても変わらねぇんだな……。
 どうせ俺なんか……」

「あれ? 先客だ。まぁいいか」
そこにやってきたホール
「お邪魔するよ」

「おい誰だてめぇ」
ゲベールはいう
「あれ? 俺のこと知らないのかい?」
「知るわけ」

「俺が輝けるみんなのスター・ホールだよ」
笑顔で自己紹介をするホール
「はぁ? 頭沸いてんのか? どっか消えろよ」

ホールはすぐに寝転がる
「はぁ、気持ちいい」
「シカトしてんじゃねぇ!」

「……聞いてたのか?」
ゲベールは問いかける
「何が?」
「俺が今、言ってたことだよ」

「何か言ってたのかい? 聞いて欲しいのなら、聞くけど?」
ホールはいう
「ねぇよ、そんなもん。何でおめぇみたいな訳わかんない奴と」

ホールはふわぁぁとあくびをする
「聞く気ねぇじゃねぇか! つーか、お前何しに来たんだよ」
「昼寝だけど? 君は違うのかい?」

「……こんな所でさぼってて、大丈夫なのか?」
「大丈夫、大丈夫。皆、優秀だからね。
 俺がいないくらいで困んないって。心配なら君が手伝いに行きなよ」

「心配なんかするかよ。
 それに俺がいったところで邪魔にしかなんねぇ」
ゲベールはつぶやく

「あいつらだって本心じゃ……」
言いかけて、ホールが寝ていることに気づく

そこで、ゲベールはホールについて、周りの人間に聴くことに
「ホールがどんなやつかって? うーん」
「たまにしか帰ってこないからなぁ……」

「しいて言うなら、輝くスターかな?」
そんな言葉に周囲の人も
「ははっ! それ、意味わかんないよな!」
「俺も分かんねぇ」

後日、ゲベールは薪割りの手伝いをしたりするのだが、上手く割れない
割った薪を運んでくれ、と言われてしまう

素直に割った薪を指定の場所に投げていると、どこかで悲鳴が聞こえた
「恭遠さん! 大丈夫ですか?」
恭遠さんがずっこけたらしい
「ははっ、何かに足ひっかけたような……」
言いかけて、ゲベールが薪を持っていることに気づく

「あっいや、考え事をしていて躓いたようだ」
「気を付けてくださいよ。疲れているんじゃないですか?」
「あははっ、そうかもな」

「今日は俺達に任せて、休んどいてくださいよ」
そういわれていた

気を使われたことに気づいていたゲベール
「使えねぇどころか……腫れもの扱いかよ」
一人で樹の上でたたずむ

「あいつは……」
一人で何処かへ行くホールの姿を見つける

ホールが気になって、後を追いかけることにするゲベール
「(どう見ても、任務じゃねぇよな? 一体何してんだあの野郎)」

「ホール! 」
「やぁ、子猫ちゃん」

「お茶でも飲んでかない?」
「ちょうどクッキーが焼けたところなの」
女の子たちに誘われていた
「じゃあ、そうしようかな」

「(店に入った。まさか任務なのか?)」
ゲベールは考える

その後、普通に堪能して出てきたホール
「とっても美味しかったよ。じゃあまたね、子猫ちゃん」
「また来てね! 
 次はもっとおいしいの用意しとくわね!」

「(マジでお茶しただけじゃないか)」
ゲベールは思う

「あら、ホールじゃない。寄っていくんでしょ?」
違う女の人に声をかけられていた
「OKダーリン。そのブラウス、似合ってるね」

「前髪失敗しちゃって…」
「可愛いよね、ホール」
違う女の子に声をかけられていた
「君たちは何をしても、可愛いよ」

町中の女の子に声をかけられている様子のホール
「必ず行くよ、ハニー」
投げキッスをしている

「(なんだよ、ただ女のところを遊び歩いているだけじゃないか。
 くだらねぇ、時間の無駄だったぜ)」
ゲベールは思って、踵を変えようとするが、ホールが旧市街の方へ曲がった所を見る
「あっちは旧市街のはずじゃ…」

気になって、ホールの後を付いて行くゲーベル
「(この先は誰も住んでねぇと聞いてるが、あいつ何を企んでるんだ?)」

「皆ー!元気かい?」
ホールはいう

「あっ、ホールだ!」
「ホール!」「ホール、きたの?」
建物の中から子供たちが次々と現れる

「皆、元気そうだね! 
 世界を照らすみんなのホールが会いに来たよ!」

相変わらずの挨拶をするホール

「(みんなのホールだ!?)」
戸惑うゲベール

「はいお土産」
ホールは子供たちの為にお土産を用意していたらしい
「わーいありがとー!」

「カルロ、仕事は続いてるかい?」
「なんだよ。ちゃんとやってるよ」
そう答えるカルロ

「ヨハンもお爺さんから食糧をかすめ取ったりしてない?」
ホールはいう
「それ、言わないでくれよ」
あっ、まさかこの子達って1話のブラウスベスの話に出てきた子か?

「こいつ、仕事で褒められたんだって!」
そう、子供に言われるヨハン
「おい、こいつってなんだよ」

「ははっ、こいつ~」
「お前まで言うな!」

「(なんだよ、自分がいなくてもいいだななんて、言ってたくせに…。ちゃんと必要されてんじゃねぇか。結局、ほんと役立たずは俺だけってことか)」
ゲベールは考える

そんな風に考えていると、ホールの周りにいた子供の一人がゲベールの事に気づいた
「どうした? ジャン」
ジャンと言われた少年はボールを地面に置き、狙いを定めてボールを放つ

ボールが当たって、悲鳴が上がった
「誰だ!?」
「大丈夫大丈夫。俺のツレだよ」
ホールは気づいていたらしい

不貞腐れそうに階段に腰をかけるゲベール
「気づいてたのかよ」
「自分を見つめる視線には敏感じゃないとね」

ふいにゲベールの足元にボールが転がる
ゲベールが投げようと子供たちに視線を向けると、身構える子供たち
その表情に気づいて、ゲベールはゆるいボールを舌打ちをしながら放った

「あはっ、そんなイラついた顔じゃダメだよ」
「うっせぇ。
 俺はあんたみたいに顔も性格も慈善活動には向いてねぇんだよ」
ゲベールはいう

「慈善活動? あははっ違う違う。
 まぁ、ただのスター活動かな」
ホールは答える
「ハァ?」

「俺はスターだからさ。あらゆるところにファンがいちゃうわけ。
 だから、皆に笑顔届けないと不平等ってもんだろ?」
ホールはいう

一人の女の子がホールに一輪の花を渡す
ホールが笑顔を見せると、女の子も笑顔になる
「なんだそりゃ」

ゲベールがつぶやくと、頭にボールが飛んでくる
「おい! アブねぇだろ! どこ蹴ってんだ!」
無言のままのジャン

「ったく……」
ゲベールがそっぽを向いたタイミングで再び、ボールが飛んできた
「てめぇ、アブねぇって言ってんだろうが! コノヤロー」

またボールをぶつけてくる
「……てめぇ……!!」

ボールを盗ろうとジャンに仕掛けるゲベールだが、
全く盗ることができない

「無理だって! 
 ジャンは一番チビだけど、俺らの中で一番うまいんだからさ」
と言われる
「最初に言えよ、馬鹿野郎」

「お前、不器用だな…」
ジャンはいう
「そうだよ……。不器用で、役立たずなんだよ」

ゲベールは帰ろうと歩を進める
「また来いよ」
ジャンはいう

返事を返さないゲベールにジャンは先回りして、面と向かって言う
「また来るよな?」

「あぁ、来てやるよ。
 てめぇみたいなガキに負けたまんまで終われっか」
そう返すゲベール

後日―屋根の上にてー
ホールは屋根の上で昼寝をしていた
「おい、今日は行かねぇのか?」
ゲベールが声をかけてくる
「行くってどこに?」

「あの生意気なガキどものとこだよ」
ゲベールはいう
「OK.ボーイ」

さっそくゲベールを連れて、子どもたちの所へ
「あっ、ホール!ゲベールも。ほんと来たんだな」
「あいつと約束しちまったからな。今度は負けねぇぜ」
子どもたちの方へ見て、ジャンがいないことに気づく
「あいつは?」

「ジャンなら、仕事に行ってるよ」
「仕事? あんなにちいせぇのに働いてんのか」
ゲベールはいう

「小さくたって腹は減るからな。
 前は盗みとかしてたけど、いつまでもそんなことしてられないし」
そう言って、まだ小さい子の頭を撫でる
「大人が頼りにならないんだったら、自分たちで稼ぐしかないだろ?」

「やー頼りない大人で申し訳ないねぇー」
「(何やってんだ。あんなに小さな子供が生きる為に働かなきゃならない世界で、
 何甘っちょろいことしてんだよ)」
拳に力を入れるゲベール

「暗いぞ」
耳元でささやいたホール
「何しやがんだ! 殺されてぇのか!」

「そうそう、その調子。
 彼らに気を使わせるようなことはしないでくれよ」
ホールはいう
「…! だから、あんたは笑ってるのか?」

「違う違う。
 俺が笑ってるのはスターだからだよ」

「ちっ、そのスターって何なんだよ」
ゲベールはいう
「何だしらないのかい? 
 みんなに笑顔を届けて皆に笑顔にする。それがスターだよ」

「君も笑ってみなよ」
ホールは言われる

「こうか…?」
不気味な笑いになるゲベール
「うわっ、きもこわっ」

その笑顔を見て、噴き出す
「きもこわ」
「きもこわーい」
子供たちは言う

「あははあはは!」
一人で笑うホール
「てめぇ、ざけんなよ!」

笑い顔を笑われたゲベールはアジトに戻ったある日、鏡を使って練習をする
「何やってるの?」
後ろから声をかけられ、飛び上がる
「何でもねぇよ!」

「はいはい」
フルサトさんは洗濯物を運んでいるようだ
「なぁ、ホールって何でいつもへらへらしてんだ?」

「ふっ、へらへらね。
 そういえば、あの子も前はあんないい感じの笑顔じゃなかったわね」
フルサトさんはいう
「…?」

「あの子も問題児、って言われたころがあったのよ。
 あの子、前はチャラチャラして、スター気取りでね」
「今でもそうじゃねぇか」

「それはそうなんだけど、いまはちょっと違うわね。
 きっと……あの人のおかげかしらね」

「あの人……?」

「だから、ゲベールちゃんだってなれるわ。
 じゃあ、頑張ってね笑顔の練習」
そう告げられ、バレていたことに気づく

「見てたんじゃねぇか…」
(笑)まぁ、フルサトさん、って感じだ

場面が変わり、恭遠から指令が下る
「明朝未明、世界帝軍の臨時輸送隊が近郊の街道を通過するという緊急の情報が入った。
 今回の作戦はこれを奇襲し、物資を奪い取る事だ」

「ツーマンセルで街道沿いに潜み、前方の部隊が輸送体を足止め、残った部隊が後方から攻撃を加えて、敵護衛の殲滅をはかる手筈です」

「諸君らの健闘を祈る。
 案ずるな、勝利の女神は我らに微笑んでいる!」
この作戦のゲベールはホールと組まされていた

「そういえば、君と一緒に任務するのは初めてだね」
「俺は任務自体に呼ばれねぇからな」
「あははっ!君は問題児だもんね」

「あんたも問題児だったらしいじゃねぇか、フルサトから聞いたぜ」
ゲベールは切り出す
「あのレディもおしゃべりだなぁ」

「どうしたんだい?」
ホールはいう
「……どうして変われたんだ?」
素直に問いかけてくる

「ふぅん、いいね」
「は?」
不思議そうにするゲベール
素直にきいてきたのがよかった…のかな?

「ご褒美に教えてあげるよ。
 俺がどうやって本物のスターになったのかを」
「はぁ?」

「おれは世界に呼ばれて、貴銃士になった。生まれながらのスターさ。でも、それは本物じゃなかった。
 ある日、ある時、ある人が教えてくれた。俺の笑顔は人に力を与えるってね」

「その時から、俺は本物になったんだよ。
 本物の皆のスター、ホールにね」

「それで変われたのか?」
ゲベールはいう
「気づいたって感じかな。スターの本質に」

「今ではこうも思ってる。
 笑顔に比べれば、絶対高貴もそんなに大事なものじゃないってね」
そう言って、ウィンクをするホール

「おいっ、それはまずいだろ」
「内緒な」
人差し指を口を当てて言うホール
というか…ホールって、なれるんじゃないか絶対高貴

すると、合図の光が撃ちあがる
「来た!」
「俺の後ろについて来いよ! 君、まだ絶対高貴になれないだろ?」

「あんた、なれるのか?」
「大事なもんじゃないとか言いつつ、
 なっちゃったところがスターだよね?」
ホールはいう

「絶対高貴! 行くよ、ボーイ!」
ホールの絶対高貴
「お、おう!」

そして後日ー再び子供たちの所へ
「みんな―お土産だよー」
「ホール!」
「お土産だー!」

「たくさんあるから、ケンカしないように―」
子供たちが集まってくる

「お土産くれよ。お前も持ってきたんだろ?」
ゲベールに声をかけたのはジャン
「お、おう」
「誰からもらっても、一緒だからな」

すると、ゲベールはにやりと笑う
お土産を投げて、受け取らせる
「お、おい!」

「へへっ、盗ったぜ」
ゲベールの手にはジャンのボールが

「あーあ、大人げねぇ」
「でも、ゲベールの顔怖くなくなったよ」
子供たちはいう

「というわけで、
 今日はゲベールを置いていくので、仲よくしてやってね」

ホールはゲベールの肩に手を置いて言う
「は?」

「ほら、ここんところ女の子たちの所、行けなかったからねぇ。
 後はまかせたよ」
「おいっ!」
ホールは街の方へ

「仕方ないなぁ~ゲベールで我慢するか」
子供たちはいう
「我慢我慢」
(笑)子供たちもゲベールの性格わかってしてるなぁ

「ほら、遊んでやるよ」
ジャンまでそんなことを言う
「もたもたすんな」

「上等だ! てめぇら覚悟しろよ!」
ゲベール
「「「うわぁぁ、きもこわっ!」」」

場面が変わり、アジトにて―
「諸君には先日手に入れた、物資の輸送護衛に当たってもらう」
「リーダーはブラウンベス。
 詳細は明日、輸送隊長から聞いてください」
「はい!」

その中で唯一参加しなかったメンバー・シャルルヴィルは食堂にいた。
「俺だけ居残りか。
 最悪なのは俺がそれをどこかでほっとしている事だな」
そうつぶやく

すると、目の前に会ったシャルルヴィルの紅茶を誰かが飲んだ
「へ? ナポレオンさん」
「さぁ、ティータイムは終わりだ。出かけるぞ!」

「はい?」
困惑するシャルルヴィル

あれ? このシーンどっかで見た…。
ゲーム内での話だっけ?あれ……わからん。デジャブ?

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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