此花のアニメ&漫画タイム

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B1にたどり着いた二人は血痕を辿ってリビングのような部屋に入ると、レイチェルは錯乱。そこへダニーが現れ、部屋から追い出されてしまう。ザックは一人で探索することになるのだが?第12話「Try to know everything about Her.」感想 殺戮の天使(アニメ)

此花(このはな)です

今回は殺戮の天使の第12話「Try to know everything about Her.」の感想を書いていきたいと思います

第12話「Try to know everything about Her.」
あらすじ
ごく普通の住宅にも見えるB1階。赤黒い血痕をたどってリビングのような部屋に入ると、突如、レイチェルは錯乱。
ザックに「殺して」と迫って、失神してしまう。そこへあらわれたダニーは、ザックを部屋から締め出して言った。「きみが〝すべて〟を知ることができたら、ここを開けてあげるよ」――と。一人、フロアの探索へ向かうザックを待ち受ける真実とは……?

公式より
ストーリー | TVアニメ「殺戮の天使」公式サイト

一応、テレビ版では今回が最終回らしいけど、これは続きはWEBでなんですね
し、知らなかった…。一番いい所で終わった!
続きで配信されるところで、全部有料だし

出来るとするならば、アマゾンプライムで見るくらいか。
一回だけ体験で一か月無料だし(全16話で13話からWEbだけ配信だそうだし)

グレイ神父が助けてくれるとは……
ダニー先生が監視カメラで見る前だったから全く気付かれていない。今回の話は、ある程度レイチェルの過去は予想できたけど、こっからじゃないのか。何があったのか、わかるのは。そこで有料配信は辛いよ…


さて、本編の感想へ行きましょうか!
レイチェルが見覚えのあるフロアに来た一方、ずんずんと部屋と進むザック
心の中で”待って”と叫ぶレイチェル。
血痕をおって、ザックはある部屋に入った
「おいレイ。何やってんだ?

「(どうしよう…。
 どうしよう…考えなきゃ……でも、でも…)」
必死にどうすればいいかと考えるレイチェル

「まじで家みたいだな」
一足先に部屋に入ったザックはソファの周りに花が飾されていることに気づく
「この花、偽物か?」


二人の遺体らしきものがソファに座らせていた。
それに触ろうとすると、レイチェルが叫ぶ
「ザック! 何があるか分からないから、むやみに触らないで」

「何をいまさら、こんなもんにビビってんだよ」
ザックは言い、じぃっとその遺体を見つめた
「これ、死体か? くそっ、気持ち悪いな…」

「ザック! ねぇザックお願い!お願い、お願い!」
そう繰り返すレイチェル
「あぁ?」

「お願い、殺して!早く殺して!」
焦っている様子でレイチェルは言い続ける
「急になんだよ」

「お願い、早く!」
「何言ってんだ? まだ外に出てねぇだろ」
「でも!」

「俺が殺してぇのは」
ザックが言い終わる前にレイチェルは
「笑えばいいんだよね」

「やめろ、そうじゃねぇ。ここで殺してどうすんだ。約束したじゃねぇか。
 外に出て、良い顔すりゃ願いをかなえてやるよ」
「んなことより、出口探せ」

レイチェルの視線の先に十字架が表紙の本が
「おい、どうしたんだよ」
動かないレイチェルに言うザック

「お願い、ザック。早く!
 お願い、私のかみさまなら…」
そう言いかけて、レイチェルは失神してしまった

あの十字架の本、聖書…?

ザックが身体をゆすっても、レイチェルは起きない
「さっきから何なんだよ……。
 こんな顔じゃ、殺せやしねぇ」

「ふっ、私のかみさまって俺のことか?…ちっ」

ザックはレイチェルが見ていた本を手に取る
「この本、見てやがったな。これがなんだってんだよ」
ぽいっとその本を投げ捨てるザック
「あ?」

部屋の外から音がする。
警戒しながらも、ドアを開けると、何故か猿のシンバルがシンバルを叩いていた
「何だこれ…?」

また廊下の向こうで音がする。ザックはそちらの方へ歩く
すると、人の気配がして、振り返る
「あのやろ!」
ダニーが勝手にレイチェルがいる部屋に入り、鍵を閉めた
「邪魔は追い出したよ」

「ダニー!てめぇ!」
ドンドンと扉を叩き、ザックは叫ぶ
「騒がしいなぁ……レイチェルが起きてしまうじゃないか」

「くそっ!」
大鎌を振り上げて、扉を壊そうとするが壊れない
「開けろ!」

「そうだなぁ…
 開けてもいいんだけど。まだその時じゃない」
ダニーはいう

「よくここまで頑張ったねぇ、レイチェル」
そうレイチェルに語り掛けるダニー
「そいつに何かしたら、殺すぞ!」

「僕はレイチェルを殺しはしないさ」
確かに、ダニーは殺す気なさそうだったし

「ザック!君は何も知らず、のうのうと彼女の横にいた。
 かみさまだ、なんて言われて」

「気持ち悪い事言ってんじゃねぇ!」
ザックはいう

「僕にはカードが揃ってる。レイチェルの身の安全。
 そして、このビルの出口の在り処だ」
ダニーが持っているのは十字架の本
「あぁ!?」

「文字の読めない愚か者の君に救いの手を差し伸べてあげよう、と言ってるんだ。
 彼女の事を全部知ってごらん?彼女にふさわしい事は何なのか。このフロアを調べれれば、分かるはずだ」
「あぁ…?」

「その答えによっては君をここから出してあげていい。
 もちろん、君一人だけ、ね」
ダニーはいう
「全然説明になってねぇだろうが!」

「おい!起きろ、レイ!」
ザックは叫ぶ
「彼女は宝石を隠して、眠っているよ」
「ふざけんな!」

「君が全て知ることが出来たら、ここを開けてあげるよ」
ダニーはいう
「ちっ…」

「このビルから出たいなら、言う通りにするんだね」
「おいっ!! くそっ
 ……このフロア片っ端から調べりゃいいんだな!?」
そう言って、ザックは探索を始める

最初にザックは2階に上がり、2階の部屋を調査する。
一つの部屋は鍵が閉まっており、もう一つは鍵が開いていた

空いている部屋を入ると、そこはベットと写真たてが置いてあった。
写真には女性と男性の写真が。
「ここのフロアの住人か?」

ザックが写真たてに触れようとしたとき、天井が崩れ始めた。
「ふざけやがって…」
間一髪でその部屋から出て、難を逃れる

続けて、ザックを襲ったのは窓の方から放たれた矢
するりと避け、放った場所を破壊する
「ったく……」

2階の部屋の探索が終わってしまい、1階へ
キッチンでは新しいピザが置いてあった
「馬鹿にしやがって…!」
置いてあったテーブルを破壊して、下に床下収納の扉を発見する

しかし、それは閉まっていて。
「ちっ、またカギがかかってやがる」

次にザックが見つけたのはシャワールーム
湯船には水がたまっていて、水中には鍵が
「ふっ、大した仕掛けじゃねぇな」

ザックが湯船に手を入れ、カギを取ると、
そこへピラニアが噛みついた
「ちっ、ふざけやがって…」
こう言う悪戯みたいなものに引っかかりやすいんだな…ザック

その部屋から出て、廊下へ
「さっきから、いたずらみたいなことばっかしやがって……」

犬の鳴き声がして、ザックに襲い掛かってくる
「きゃんきゃん、うるせぇな!」
容赦なく、殺すザック
「手間とらせやがって…」

また扉があり、その扉を開けると、廊下が広がっていた
そのまま進むと、突然床に穴があく

ザックは大鎌を使って、なんとか落ちないですんでいた。
「ふざけんな……」
両手で大鎌を掴もうとする

場面が変わり、レイチェルがいる部屋―
「レイチェル、レイチェル」
声が聞こえ、目を覚ますレイチェル
「先生…!」
「やっと目覚ましてくれたね」

ザックを探して、キョロキョロと見回す
いないことに気づいて、飛び起きる
「あわててどうしたの?」

「誰か探してるのかい? 
 ザックなら、僕が追い出したよ」
ダニーは言う
「今、彼はこのフロアをさまよっている。あははは」

レイチェルは慌てて、部屋から出ようとするが、ダニーに止められてしまう
「彼が心配なんだね。
 いや、そうじゃないのか。心配なのは自分かな」
「ここから出して」

「それは出来ない。……ザックは簡単には死なないよ。
 でもそうなると、ここの住人が誰だったのか、突き止めてしまうかもね」
ダニーは言う
「…っ、やめて!」

「ザックがすべてを知ったら、どう思うだろうね。
 おや、顔色が悪いようだけど、どうしたのかな?」
「やめて…」

「ザックが生きて戻ってくるか、
 ここで一緒に持とうじゃないか」

ダニーはそう言う

一方、ザックは両手で大鎌を持つことに成功したものの、支えていた床が抜けてしまった
それを救ったのは”グレイ神父”だった
「てめぇは……。何で助けた…?」

「そう、簡単には終わってはつまらないのでな」
床へと引き上げてくれるグレイ神父

「こうなるだろうとは思っていたが、あの少女はダニーといるのだろう?
 お前はあの少女を取り戻したくて、動いているのではないか」
「それがどうした!」


「このような事で簡単に情を使うようになったのだな、フフフっ」
グレイ神父はいう
「何がおかしいんだ? すかして笑ってんじゃねぇ!」

「おう、悪いな。
 馬鹿にしているわけではないのだ」
「だったら、何なんだ!」

「だがな、お前がどうしてこうなったのかと思って、な」
グレイ神父はいう
「こうなったってなんだよ! ちゃんと説明しろ!」

「ふんっ、そうだな。お前にややこしい事は似合わぬな。
 私が何をやろうとしているのか。詳しく説明しよう」
「あ…?」

「私は、幼少の頃より神を信仰する人々をこの目で見ていた。それは美しくもあり、盲目的で醜くもあった。
 特に人々は神を認めたくないものを糾弾する道具に使い、そして自分勝手で神の像を振り回す」

「私は常々疑問だった。
 その人々を見て、神は真にどのように思うだろうか、とな」
グレイ神父はいう
「何言ってんだ、全然わかんねぇだろ!」

「まぁよい。とにかく私は神の身として、改めて神の目線に立ってみようと思ったのだ。
 このビルはその為、庭園のようなものだ。地下7階に置かれた人間はここの観察対象にすぎない」

「その者達に試練と裁きを与えるには天使が必要だった。 
 人を殺めることに抵抗がない者・ダニー、エディ、キャシー、そして己だ、ザック」
ザックを指さすグレイ神父
「ただ、お前は他のものと違うかもしれないと思っていたがな」

「あぁ?」

「無垢で無知たるもの、人を殺すしか知らぬ純粋な者。
 だからこそ、私はお前を天使でいさせようと思っていたのだよ」

「天使だぁ?」
ザックはいう
「しかし、ここのルールに反して生贄となり、ここから出ようとしている」

「んだよ?」
大鎌を降り、警戒態勢に入る
「やっぱ、殺す気かよ!」

「話を聞かぬか!」
グレイ神父の大声に動きが止まるザック

「以前のお前は外に出たいだけだった。
 それが今は、レイチェル・ガードナーと一緒に出たいと思っている。そうではないか?」
「だから何だってんだ」

「その変化は何故だ?」
グレイ神父に問いかけられ
「それは……」

今までのレイチェルとの思い出がよみがえるザック
”「何だお前、ノコノコ現れやがって」
「あのね……お願いがあるの」
「あ?」

「お願い、私を殺して」
レイチェルにお願いされた事”

”「笑う…? どうやって?」
レイチェルはいう
「あーいいから笑え!」
笑い方を知らないレイチェル”

”「お前、マジで良くやったな」
自分が言って
「何を?」

「あのいかれ女に一発撃ちこんでやった奴だよ。
 すげぇスカッとしたよな」
レイチェルの行動をほめる自分”

”「やっぱり、私が縫う、ザックのお腹。
 私が縫いたいの」
レイチェルに言われたこと”

「あいつは……」
そう言いかけて、首を振るザック
「なんでもねぇ!」

「…まぁよい。なぜおまえが、そうなったのか。
 私は知りたくなったのだよ。つまり、観察対象がお前たちに変わったということだ」
グレイ神父はいう
「どっちにしろ!訳わかんねぇよ」

「あぁ、それでもかまわんさ。私もお前が理解できるとは思っていない。
 それに、観察も終わっていないのだから、答えはまだでんだろう」
「全部見てっつうか、神父さんよ」

「お前たちがどういう行動をとるのか。何になろうとしているのか。
 何者なのか、見たいのだ」

グレイ神父はいう
「気に喰わぬなら、それは詫びよう」
「謝られても何の足しにもなんねぇよ」

「それなら、少し手を貸してやろう。ダニーがかした問題はいささかお前には向いておらん。その前に一つだけ聞かせてほしい
 お前はレイチェル・ガードナ-に”神”と言われ、どう思った?」

「はぁ、どいつもこいつも気持ち悪いな。
 俺からすれば、まどろこっしくてよ。お前ら全員まとめて馬鹿にして見えねぇよ」
ザックは答える
「そうか」

「そうか、じゃねぇよ!これからどうしたらいい?」
ザックはいう
「上の部屋に入ることだ」
「あそこなら、扉が開かねぇ」

「プレートが必要なのだ」
「は…?」

「名前の書かれたプレートを扉の方にかければよい」
グレイ神父はいう
「それはどこにあんだ?」
グレイ神父は何も答えなかったが、視線で方角を示した

一方、レイチェルはダニーと一緒にいた
ダニーがテレビをつけると、穴が開いた廊下が映る
「どうして…?」

「レイチェルは知らなかったんだね。ここにも監視カメラがついてたんだ」
ダニーはいう

その画面に映ったのは
ザックが落とし穴があった廊下の突き当り部屋に入ろうとしている所だった
「ザック…!」
「やっぱり生きていたね」

その部屋はベットのほかにもいろんなものが散らかっている
「俺の部屋よりもぐちゃぐちゃじゃねぇかよ。掃除しろよ…」
ザックはいう
ザックが言うんですか…(笑)
なんで目玉がいっぱいあるバケツとかあるの、悪趣味な部屋

ザックが見つけたのは家族写真。さっきの部屋に会った男女の写真のほかに女の子が映っている
「これ……レイか?」
RACHEL GADNERとかかれている

「ここまで来るなんてすごいじゃないか!
 どんどん近づいてくるね、レイチェル」
ダニーは言う

「僕はザックを見くびっていたのかもしれないなぁ。彼がこんなにやるとは」
「ひどい……」

「どういわれてもいいよ。でも、もう誰も止められない。
 ザックがすべてを知るのは時間の問題だ」
ダニーはいう
「ど、いうこと…?」

「あの部屋に入れば……ふふふっ」
ダニーは笑う

ザックは写真たての隣にあった箱を手に取っていた
その裏にあるバルブを回す

すると、音楽が流れ始め……
オルゴールか…

箱のふたが開き、オルゴールの中に
RACHEL GADNERというプレートがあった
「なんか書いてあんな…」


「一緒じゃねぇか!」
写真たてを比べて、これがレイチェルの名だと言うことに気づいた
「やっぱ、見覚えあったんだよ。
 この文字、レイの名前なんだな?」

そのプレートを持って、カギが閉まった部屋へ
「じゃあ、あの部屋へ」


それを見ていたダニーは
「フフフっ、この部屋で
 ザックはすべてを知ることになる」
嬉しそうに笑っていた。

その隙にレイチェルはこの部屋から飛び出す
その間にザックはプレートを置いて、扉を開けていた
「(ザック!駄目、その部屋は!)」

しかし、レイチェルは来た時はすでに
もうザックはその部屋に入っていた

「いつまでも隠してはおけないよ」
レイチェルの後ろから声がして、両肩を掴むダニー
「そうだろ?」

「ここがあいつの部屋…?」
ザックが手に取った花は偽花で
「偽もんばっかりじゃねぇか!」
ポイッと捨てる

その部屋にあったテレビがついた
その間にダニーとレイチェルは監視カメラの部屋へ戻っている


「民家で近所の住人から通報で駆けつけてきた警察官が、ガードナ―夫妻の遺体を発見しました。遺体には刃物で切り付けられた跡と、拳銃の弾痕があることから、殺人とみられています。死後、一週間以上たっており、損傷が激しく、糸で不自然に縫い合わされている状態でした」
テレビからの声

「糸で縫い合わされた…?」
ザックはつぶやく

「遺体の近くにいた、ガードナー夫妻の娘、レイチェル・ガードナ―にけがはなく、
 無事に保護されましたが言動に混乱が見られるため、警察は…」

一人笑うダニー
驚くザック

その情報でこれまでの意味がつなぎ合わせられるけれど、ザックは何思うのだろうか。でもなぁ、レイチェルの断片的な記憶だとあれ、父親が母親を殺したんじゃ…ないのか?刺している様子をレイチェルが見ていた、とか考えられる

13話は10月5日から配信されるらしいけど、見れるかどうかわからないので、感想もどうなる事やら…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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