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居酒屋のぶに盗人が入った!?という知らせを受けて、聖職者である助祭・エドウィンがニコラウスを伴ってやってきた。しかし何故か店は通常通りに営業していて…?第7話「盗人」&第8話「仕事帰りの豚汁」感想 異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ

此花(このはな)です

今回は異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶの第7話「盗人」&第8話「仕事帰りの豚汁」の感想を書いていきたいと思います

第7話「盗人」
あらすじ
居酒屋「のぶ」に盗人が入ったという知らせを受けて、聖職者である助祭・エトヴィンがニコラウスを伴ってやってきた。しかし店は通常通りに営業している。ニコラウスがしのぶを問い詰めると……日中にやってきた小さな盗人の話になった。 居酒屋「のぶ」に入り込んだ、盗人の正体は……?

公式より
「盗人」|異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~公式サイト

盗人というか……未遂だったしなぁ…エーファちゃん
新しく来た助祭エドウィンさんの目的は……酒盗って(笑)
異世界の薪事情は辛いものがあるな、ほんと。

雇用をつくることは犯罪を防ぐ、だね


さて、本編の感想へ行きましょうか!
居酒屋のぶに盗人が入ったと知らせを受け、
衛兵・ニコラウスは聖職者である助祭・エトヴィンと一緒にのぶに向かっていた。

懇意にしているのぶに盗人!と先を急ぎたいニコラウスと急いでも見えるものも見えなくなると、のんびりの助祭・エトヴィンさん。
しかし、店の前にやって来ると、不思議な事に通常通り営業していた。

不思議に思いながら、二人は居酒屋のぶに入ると、いつものように出迎えの挨拶をされる。
そのまま、流れのまま、お通しを食べてしまう
ニコラウス=カツオのたたき、エトヴィンさん=酒盗

美味しさを堪能する二人だが、今回の目的を思い出し、
しのぶに今回は任務できたんだ、と事を改める。

”この店に盗人が入らなかった?”
すると、しのぶは苦い顔をして…?
助祭様の前でうそをつくと、後々めんどうなことになるよ、と念を押すと、しのぶは盗人というより……と言葉を濁しながらも、話したのは今朝の事で。

しのぶがお店にやって来ると、大将がいなくて、先にお掃除を始める。
すると、何かが見えて、不思議に思う。
居酒屋のぶの入口はなぜか開いていて、流石に怪しいと思うしの

「まさか、泥棒!?」
入り口で大声を上げるしのぶに周りの人が反応する
これで詰め所に通報されたのか…納得

もしかして、まだ中に…?と思うしのぶだが、何か物音がした。
「誰かいるの!?そこにいるのは分かってるんですよ!」
大声で言う

すると、ごめんなさい!と出てきたのは小さな女の子だった。
思わず、びっくりするしのぶ
「あなた誰?」
「私、エーファです…。ごめんなさい!」
涙目で謝るエーファと名乗る少女

「私はしのぶ。エーファちゃんはどうやってここに入ってきたの?」
そう、優しく聞く
「このお店の戸が開いてて、中をのぞいてたら、男の人がジャーと水を出していたんです」
「大将が水を使ってたのね」

「それで、男の人がいなくなったので、
 水が出る鉄の塊をどうしても欲しくなって…」
「あー蛇口ね」
「蛇口?」

「ひねれば確かに水が出るけど、あれだけじゃ水は出ないのよ」
「そうなんですか…。ごめんなさい…」
エーファは謝る
「ったく、大将が開けっぱなしにするから…」

「償いをさせてください!私は盗みというやましい事をしました。
 だから…償いをさせてください」
エーファはいう
「でも、実際にはまだ盗ってなかったから…」

「盗もうと思った時にもう罪は侵していると思います。
 教会でもそういう風に教わりましたから」
「でもねぇ、衛兵に突き出されたら、怖いわよぉ」

「構いません。しのぶさんがそうすると言うのなら、従います」
エーファはいう
「小さいのに、しっかりしてるわ」
回想終了―

「ってな具合で」
しのぶの後ろに隠れているのが髪を切ったエーファだった
「お前が盗人か」
「は、はい…」

「どうして盗人なんか。水なら汲めばいいだろう?川でも、運河でも…」
ニコラウスはいう
「えっとそれは…」

「くむことはできても、飲む事は出来んよ。一度沸かさんとな」
そう、答えたのは助祭・エトヴィンだった
「でも、それなら沸かせば…」
「そうもいかん。今年は特に薪の値がな…」

「そうそう。
 うちのお客さんも、今年は春が遅いから、薪が高いって言ってましたよ」
しのぶはいう
「…ごめんなさい」

「うーん、だがここで見逃して、別の店に盗みに入らんという保証はない」
ニコラウスはつぶやく
「それは私が保障します!」

「エーファちゃんにはこの店で皿洗いをしてもらうことになりました。
 最近は私だけで、給仕と皿洗いは難しくなってきたんで」
「この子をのぶで雇うって事か?」

「はい!」
「まぁ、そういうことなんで…」
しのぶだけでなく、大将も言う
「はて、どうしたものか…」

「ニコラウスさん、お二人がいいと言ってるんだ。
 これ以上、事を荒立てる必要はないのではないかな」
エトヴィンはいう
「え、まぁ……助祭様がそれでいいっていうのなら」

「ありがとうございます! ニコラウスさん、エトヴィンさん」
しのぶは嬉しそうに言う
「ありがとうございます!」

「これにて、一件落着ですな」
そう言いながら、冷酒をのむエトヴィン

「それはそれとして、別の一件が残ってます」
ニコラウスが持ったのはエトヴィンの冷酒
「あぁ……」

「そういえば、春分まで教会では粗食しか出来ないんでしたっけ?」
「う、まぁ……そういうことになってるなぁ…」

「いいんですか。聖職者が規律を軽んじて…」
「さ、さぁ? なんのことかな?」
とぼけるエトヴィンさん

追及するニコラウスを見て、笑うしのぶさん
「どうしたの?しのぶちゃん」
「だって、エトヴィンさんはうちの常連さんですよ、ねぇ?」

「えぇぇぇ!?」
その事実に驚くニコラウス
「おかしいと思ったんですよ。じゃないと、冷酒なんて知るはずないですもんね。
 それに、しのぶちゃんが助祭様の名前を知ってるのもおかしい」
ちょこちょこ不思議そうにしてたもんな、ニコラウスさん

「早い時間に来るから、衛兵の方たちと会わないんですよ。
 お通しもエトヴィンさんは酒盗だって決まってるくらいですし」
しのぶさんはいう
酒盗?」

「さっき、ニコラウスさんが食べたカツオの内臓を漬け込んだものです。
 あまりに酒が進むんで、酒を盗むって意味なんです」

しのぶさんが説明する

その説明に食べてみたくなるニコラウスさん
「これが……どれ」
酒盗を口に入れた

強烈な塩辛さとキリリとした冷酒がよくあう
「これはたまらん!」

「エトヴィンさん、いつものこれをどうぞ」
しのぶが置いたのは
「おぉぉ、これを待っておったのじゃ」
「へしことままかりです」

「へしこ? なまかり?」
聞きなれない名前に注目する
「へしこは塩サバの糠漬け、ままかりは小魚の酢漬けです。
 のぶの珍味三点セットですよ!」
「珍味三点セット…」

「この、へしこがな」
へしこを少しとり、柑橘類を絞って大根おろしを載せる
「う~ん、何とコクのあるしょっぱさじゃ」
それに冷酒がとてもよくあう
「この酒の甘みと絶妙なバランス!」

「そして、ままかり
ままかりを一口。そして、冷酒を一口
「こっちも全く違う酸っぱさじゃが、これまた冷酒とあうから完璧じゃ」

ままかりのままはごはんという意味で、これでご飯を食べると、足りなくなって、借りなきゃならないから、ままかりっていうんです。
 冷酒もお米で出来てるから、相性がいいんですね」
しのぶさんが説明する

そんな食べっぷりと飲みっぷりに自分も飲みたくなるニコラウスさん
「これはわしのじゃ…。誰にもやらんぞ」
飲ませる気も食べされる気もない
「聖職者の身でありながら、何という心の狭さ!」

「それとこれとは別の話じゃ。
 わしはこの店が事件に巻き込まれるのが心配で付いて来ただけなのじゃからな」
エトヴィンさんはいう
「ほう? それではやはり、盗人はいたと報告しなければなりませんね」

その言葉にドキリとする店内
手に取ったのはエトヴィンさんの酒盗
「あ! わしの酒盗

「こいつは酒を盗んだ重罪人ですからね。衛兵隊が責任を持って、捕縛します。
 仲間の珍味も全部まとめて!」
「あぁ~そんな~」

(笑)酒盗だからってことか。私情目的でここに来た罰

第8話「仕事帰りの豚汁」
あらすじ
冬の寒さが厳しい夜。珍しくお客の入りも少なく、作った豚汁も余ってしまっていた。もう店を閉めようかとしたら、居酒屋「のぶ」の前に衛兵のニコラウスが倒れていた。

のぶたちに助けられたニコラウスは、その身に降りかかった災難と、その後の厳しい試練の数々を語り出す。どんなに辛い訓練を受けても、ニコラウスが乗り越えられた秘策とは?

公式より
「仕事帰りの豚汁」|異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~公式サイト

今回はニコラウスさん話なんだね。
その身に降りかかった災難とその後の厳しい訓練の乗り越え方は
ホッとした瞬間にどっどと押し寄せるなぁ…これ

冬の寒さの厳しい夜。
お客の入りも少なく、大将がつくった豚汁も余ってしまっていた。
エーファへのお土産も沢山と言われるが、お客の閑古鳥っぷりに受け取りづらい。

のぶの暖簾を仕舞おうと、扉を開けるとびっくり。
人が倒れていた。
衛兵のニコラウスで”飯~”と死にそうな顔

お店へと出迎え、温かいおしぼりにニコラウスは幸せな顔をする
「温かい! たすかった~」

倒れていた理由を聞くと、元はと言えば昨日の出来事が原因だという
バッケスホーフ商会のごろつき共が一般市民に因縁をつけられていたのを助けたのだが、
そのせいでニコラウス自身がボコボコにされた。

大変な目にあったのだが
「だけど、本当に大変だったのはここからなんだ…」
ニコラウスはいう

それを知った鬼の中隊長・ベルトホルトさんが次の日、我々の顔に泥を塗ったと
全員を連帯責任として、居残り特訓をさせようとした。
自分の責任だと名乗りを上げ、全部自分がかぶるとニコラウス

「訓練は……地獄だった…」
ニコラウスはいう
「でもね、俺には厳しい特訓を乗り切る方法があったんだ」

「へー」
「どんな方法なんですか?」

「それは……」
ニコラウスが行った方法は

”辛い時こそ、楽しい事を思い出すんだ。俺の楽しい時、それは美味しいものを前にした時。
 こんなはらぺこならやっぱり、肉だ!
 ボリューム満点の豚の生姜焼き。食べ応え満点で後味もすっきり!”

大量な武器を背負いながらも、笑顔を浮かべながら歩くニコラウスに驚くベルトホルト
「何?笑ってる。まだ余裕があるのか…」

続いての訓練はさらに厳しい訓練
その重い荷物を背負いながら、腕立て伏せである

「(くーこいつは効く)」
「(これなら、そうやすやすとこなせまい…。
 全てはお前の為、お前が背負っているのは古都アイテーリアの重みなのだ)」
ベルトホルトは思っていた。

「(こんな時は……ほっかほかの里芋。これが絶妙に冷酒に合う~!)」
美味しいものを想像しながら、笑みを浮かべるニコラウス
「ば、馬鹿な!私は夢を見ているのか?」

続いての訓練ー
「かつて、この訓練を乗り切ったものはいない!」
ニコラウスを逆さづりにし、その上で荷物を持ち上げながらの腹筋
「(こいつは堪える。
 だが……こんな時こそ、ほっかほかのおでん!)」

「(だしのしみ込んだほくほく大根。
 アツアツのこんにゃく、疲れた俺の癒してくれる―!)」
それを想像しながら、笑みを浮かべて腹筋をするニコラウス

それにショックを受けるベルトホルト
「そんな馬鹿な―!」

酷くショックを受けた様子でニコラウスを訓練から解放する
「な、なんだ?どうしたんですか?」
「帰っていい……」
そんなにショックを受けるとは…ベルトホルトさん


「とにかくここの料理を思い出して、訓練を乗り切ることが出来たんだ。
 だけど、店の前まで来たら、ほっとして、さっきの始末って訳」
ニコラウスはいう

「それはお疲れ様でした」
「冷え切った時はこいつで温まると良いよ」
大将が出したのは
「そいつは助かる。もう腹ペコで…」

「今日のオススメ、豚汁です」
ノブ特製・豚汁
「豚汁…?」

綺麗な黄金色に豚肉、大根、こんにゃく、里芋が入った汁物。
今まで思い出してきたニコラウスの好物が全て入ったものだ(笑)

温かいお椀を両手で持ち上げ、豚汁の具材を堪能する
味噌汁よりも甘い味。野菜と豚肉の味がしみ込んでいる味

すぐに2杯目の豚汁をお代わり。
すると、大将は七味唐辛子を薦めてくれた

七味をかけ、スープを一口。
甘い味に辛みが加わる味に衝撃をうける

そんな反応に嬉しそうにする大将
「どうしたの、大将。良い事でもあった?」

「えっ、いや……そうじゃなくてね。ふと思ったんですよ。
 昼間に色々大変なことがあっても、夜ここの料理を食べて、お客さんが幸せそうな顔をしてくれる。これって、とてもいいことだなって」

「何言ってんだよ。
 ここの料理に助けられてるのは俺の方さ。またよろしく頼むよ」
ニコラウスさんはいう
「……はい」

「すごーい。ニコラウスさん、大将さんも助けちゃった」
エーファちゃんはいう
「明日は良い事あるといいね、ニコラウスさん」

「え?俺、何かした?」
不思議そうにするニコラウス

一方、ベルトホルトさんはバッケスホーフ商会のごろつきを成敗し、ニコラウスの予想外の頑張りっぷりに訓練を厳しくしようと決めていた。

これは通常訓練が大変になりそうだ…(笑)

次回は中隊長の弱点・招かざる客です。
あ、イカとサンドイッチの話か。次回も楽しみです

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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