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ハンスの父・ガラス職人であるローレンツと鍛冶職人のホルガーは互いを知る幼馴染。偶然居酒屋のぶに居合わせて二人は、にらみ合いをはじめ、言い争いを始めてしまって…?第11話「親方喧嘩」&第12話「美女とあぶらあげ」感想 異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~

此花(このはな)です

今回は異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~の第11話「親方喧嘩」&第12話「美女とあぶらあげ」の感想を書いていきたいと思います

第11話「親方喧嘩」
あらすじ
鍛冶職人マイスター(名人)・ホルガ―と、ガラス職人マイスターのローレンツは、互いをよく知る幼なじみ。偶然居酒屋「のぶ」で居合わせて二人は、顔を合わせるなり、にらみ合いを始めてしまう。自分の頼んだ料理のほうがトリアエズナマに合うだの、こっちのほうが美味いだの……。剣呑な雰囲気が居酒屋「のぶ」を包み込む。

公式より
「親方喧嘩」|異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~公式サイト

ガラス職人マイスターのハンスの父・ローレンツと鍛冶職人マイスター(名人)ホルガ―の言い争いのお話。結局、エーファちゃんを怒らせたのは笑った。
突然の言い争いに戸惑う居酒屋のぶだけど、二人にとっては挨拶みたいなものなんだなとわかる


さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初に居酒屋のぶに来たのは鍛冶職人・ホルガ―。大将の包丁に魅了されていた。
見た事がない包丁の輝きに手に取って見せてもらえるように頼む

日本の包丁は日本刀に通じるもんな…。切れ味がよく、手入れをすれば長持ちするって
それの魅力をエーファに説明するが、さっぱり分からない様子

エーファはホルガ―が見せてもらっている包丁がないと、刺身がつくれないと声を上げる。
すまねぇ、と謝ってから、大将の包丁を返す

大将がつくった刺身を堪能するホルガ―さん
素晴らしい道具に素晴らしい職人あり。

「私は鍛冶ギルドの代表をやっていてね。
 そこで、ゲーアノートという男からこのお店の事をきいたんだ」
「ゲーアノート……さん…ですか?」

「あぁ、なんでも。変わったパスタを食べたとか」
ホルガ―さんはいう
「うちで、パスタ、ですか……」
あぁ……それは大将知らない(笑)

知らないふりをするしのぶちゃん
それに勘づく大将さん

「まぁなんにしてもだ。いい道具といい職人がつくるいい肴。
 それにいい酒を出すこの店を、私は大変気に入ったということだ」
ホルガ―さんはいう

そんな所へハンスの父・ローレンツがやってくる
「おぅ、あんたが噂のしのぶちゃんだな。いや、ハンスからこの店の事をきいてね」
「もしかして、ハンス様のお父様ですか?
 ようこそいらっしゃいました。こちらへどうぞ」

「おやおやへたっぴガラス職人のローレンツじゃないか」
とホルガ―
「これはこれはなき虫ホルガ―がなんでこんなところで酒なんか飲んでやがる?」
「どこで酒を飲もうが、私の勝手だローレンツ
にらみ合いに言い争いを始める

剣呑な空気になる居酒屋のぶ内
お通しを持ってきたエーファが大声を上げ、ひとまず言い争いは中断するが…
互いのせいにしだす二人

辛めの冷酒を薦められ、一口飲んでこの硝子コップはローレンツには作れないだろ、とつっかかるホルガ―さん。
すると、今度は大将の包丁をホルガ―には作れないだろとローレンツが言い出す

鮎の塩焼きとホッケの塩焼き、それぞれに渡すしのぶ
ふたりはそれぞれ、肴を一口。
互いに俺が食べている魚がうまいと言い出す

ケンカになると、思いきや、互いに肴を交換して、一口。
仲いいんだが、悪いんだが、分からないなぁ…この二人(笑)

どっちがトリアエズナマにあうものを注文できるか勝負だ、
ローレンツが言い出す
それにホルガ―が乗り、それぞれ注文する

ホルガ―がチーズコロッケ、ローレンツが厚切りベーコンを注文

再び、それぞれがこっちがトリアエズナマに合うと言いだした
互いに交換して、一口。またこっちがうまいやら、あっちがうまいやら言い合っている

ケンカに至っていない言い合い…、ケンカになるんじゃないかと心配するしのぶ
エーファは姉弟ケンカを見ているようだ、と安心していた。
…なるほど(笑)楽しんで言い合っているってことか

「このグラス、頑張れば作れないこともないが。この店のグラスは全部、寸分違わない大きさだ。この品質で全く同じものを作るとなると、また別の話だ」

「それに気づくかどうかが職人の第一歩って奴か。
 私も、お前が来る前に大将のナイフを見せてもらったが、正直、その完成度の高さに驚かされたよ」

「珍しく弱気だな。ふっ、お前ならいずれ、やってのけるだろう」
「いやいや、お前さんもだろう」
二人が褒め合っていた

その時、ジュワ~と美味しそうな音が聞こえる
「な、なんだこの刺激な香りは…」
おいしそうな香りに二人は大将の手元を見た
や、焼きそばだ…!

皿に焼きそばを載せ、そこへとろとろの卵を載せる
そして、マヨネーズとソースをかければ、出来上がり。
「はい、ノブ特製、まかないオムそばだよ」

「わぁぁ~美味しそう…」
言葉を紡ぐエーファちゃんだが
「ごめんなさい。せっかく作ってもらったのに、食欲がなくて」
その言葉に二人が反応し、自分らが食べたいと言いだすホルガ―とローレンツ

「エーファちゃん、弟さんや妹さんに食べさせてあげたいんでしょう?」
しのぶの一言にはっと顔を上げるエーファ
「エーファちゃんとこの二人は食べ盛りでしょう?」

そんなことばとエーファの反応に二人も押し黙る
「大丈夫よ。きっと大将はお土産に何か作ってくれるわ」
しのぶはいう
「ね?」

「冷めても美味しく食べられるものがいいかな。
 だから、安心してお食べ」
大将も言ってくる

「は、はい!ありがとうございます!」
そんな言葉に嬉しそうにエーファはオムそばを食べ始める
「とろとろ卵に包まれたもちもちの焼きそば…」

「う、うまそうだ…」
「い、いや、ここでねだっては大人としてどうかと思うぞ」
ローレンツとホルガ―は言う

「大丈夫ですよ。
 いい子にしていれば、大将さんがきっと作ってくれますから」
エーファちゃんに言われる

そしたら、どっちが先に作ってもらえるか、
で争いが始まった(笑)

「貴方達! ご飯はお行儀よく食べなさい!」
エーファちゃんの一喝
「は、はい…」
「お、おう…」

(笑)流石に子供に怒られると、そうなるか…

第12話「美女とあぶらあげ
あらすじ
お客が全員帰っていった閉店間際、その女はいつの間にかカウンターに腰掛けていた。水干を着て、不思議な雰囲気をまとうその人は、油揚げをつまみに冷酒を傾ける。初めて来店した客のはず。だが、その物憂げな目にはどこか見覚えがあると、信之としのぶは首を傾げる。

公式より
「美女とあぶらあげ」|異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~公式サイト

この話だけは大将の素性としのぶの素性が明かされます。
アニメオリジナル。
神棚に飾ってあるお稲荷様のお話。

「しのぶこと、千家しのぶと大将こと、矢澤信之のお店です。私は料亭の娘で、大将はそこの料理人でした。親が決めたお見合いが嫌で、家出しちゃったんです。
 それで丁度その時、独立しようとしていた大将と一緒にお店を開くことにしました。それがこの店です」

「とまぁ、ここまでが普通によくありそうな話なのですが、
 この店にはもっと、他のお店とは違ったところがあるんです。それは……」

3か月前―
しのぶは近くのお稲荷さんにお参りに来ていた
「(今日はノブの門出の日。だから、特別です…)」
しのぶが取り出したのはお守りの中の一万円札

「(わたしのとっておきのへそくりをお賽銭にします。
 ですから、どうかお店がうまくいきますよう……)」
一万円札をお賽銭に入れようとするが
「なぜか、指からお札が離れない!」

すると、大きな風がふいて、一万円札がお賽銭に入った
「のぶを…のぶをよろしくお願いします……」


「と、こうしちゃいられないんだったわ」
慌てて、居酒屋のぶに戻るしのぶ
「(のぶの裏口は京都の路地に面しています。でも……)」

「ただいまー!」
「信之さん、もうのれん出しちゃっていい?」
しのぶはいう

「うん、頼む。それと、大将な」
「あ、そうでした。大将、のれん出してきます」
「はい」

「今日一日、お見守りください」
大将は神棚に祈っていた。

すると、しのぶが慌てて戻ってきて、また再び恐る恐る扉に戻り、のぞく
頭を抱えている

「しのぶちゃん、さっきから何をドタバタしてるの?」
不思議そうに言うと、しのぶは
「信之さん!」

「だから、大将って…」
「た、大将! この街何か変!」
しのぶはいう

そこは日本とはまるで違う世界
「(どうやらこの居酒屋の入口は異世界とつながっちゃったらしいんです……)」

「ど、どうなってんだ…? まさか夢?」
大将も動揺するほどである
しのぶは大将の腹をつねる
「痛っ!」
「夢じゃないか…」
「自分のでやろうよ」

「夢じゃないんだったら、この街でやって行けるかな?」
しのぶはいう
「えぇ、そこ!?」
「え、うん…。そこでしょう?」

「”こうして、異世界とつながる
 不思議な居酒屋のぶが開店したのです”」

お客が全員帰っていった閉店間際、その女はいつの間にかカウンターに腰掛けていた
のれんを仕舞おうとしたときに声をかけられ、びっくりする。
もう料理がないといわれ、考え込む不思議な女性

「大将、この人いつの間に…?」
「い、いや、分からん…」
大将も分からない様子

「おぉ、あるではないか。あれじゃ、あれがよい」
女性が言ったのは神棚の油揚げ
「神棚……神棚があるのは油揚げ…ですか?」

「そうじゃ。あれが食べたい。
 あれを食べるまでは帰らぬ!」
女性は言う
「あれはお稲荷さんのですからね」
「だからなんじゃ」

「だったら今、ちょうど新しい油揚げを作ってましたから。
 それをお出しますよ」

「ほう……」

「大将、この店で作ってたの?」
「うん、時間がかかるんで、いつもはしのぶちゃんが来る前に作ってるんだけどね。
 明日は撮りためた刑事ドラマを見ようかと思って、今作ってるんだ」

「そうなんだ。でも、油揚げってどうやって作るの? そういえば知らないわ」
しのぶはいう
「油揚げはね、薄く切った豆腐を文字通り油で揚げるんだよ。
 豆腐を十分水分を絞って、じっくり低温で揚げるとこんな感じになるんだ」

「わぁ、すごい。膨らんでる!中に気泡が出来て、膨らむんだ。
 外側はパリッと揚がるんだ。それを冷ますと、しんなりにしてみんなが知ってる油揚げの出来上がりさ」

「わぁ、綺麗なキツネ色!」
しのぶはいう
「で、それをどうするのじゃ?」

「出来立てですからね……この食べても美味しいのですが、ここは網焼きにしましょう。
 そのほうがより香りがたちます。しかし、油揚げだけじゃやっぱり味気ないよな…」
「そうだ!」
大将が取り出したのは里芋
「あっ、里芋」

「一人分には十分だろ」
「これも網焼きにすると、美味しいんですよね」

「それにしても、不思議な雰囲気のお客さんだね…。まるで平安時代から抜け出してきたみたい。こちらの世界でも、あんまり見ない服だよね」
焼きあがるのを待つ際にしのぶは大将にこっそり言う
「う~ん、でもあの人、なんか見覚えがあるような……」

「大将も? …実は私も。
 (特にあの目、どこかで見たような…)」
しのぶは思う
「あ(目が合ってしまった…)」

「いい頃合いですね」
お揚げと里芋の網焼き、を不思議な女性に。

絶対この人、お稲荷さん…。
お揚げさんが少ない事に女性は気づいたらしい。大将が何か仕込んだ様子

お揚げと里芋を堪能して、冷酒。

「で、残りのお揚げはどういたす? 
 こなくてがっかりなんぞあってはならぬぞ!」
女性は言う
「お任せください。お待たせしました」

ノブ特製・おたのしみ巾着、である
「……なんていうか、引っ張った割には地味じゃのぅ。ただ、炊いただけではないか」

「まぁ、そうおっしゃらずに。 
 箸で割ってお召し上がりください」
大将はいう
「ふーん、中には何が入っておるのじゃ?」

箸で割ると、そこから黄身がとろっと
「おぉ、たまご巾着であったか!」
ふーふーと冷ましながら、口に入れる

「煮汁がしっかり染み込んだ揚げの味を玉子が絶妙な具合で包み込んでおる。
 そして冷酒のさわやかさが颯爽と吹く風のようにその景色を塗り替える。実に見事じゃ」

「お茶をどうぞ」
しのぶさんがお茶を

「ごちそうさま。実に美味であった」
女性は言う
「ありがとうございます」

「覗きに来て、正解じゃった。これならこちらに繋げた甲斐があっというもの」
そう言う
「へ? 今なんて…」
しのぶが顔を上げた瞬間、女性は消えていた
「あれ? いない…」
「いつの間に…」

そこに置いてあったのは折り目の付いた一万円札
「忽然と現れて、忽然と消えた不思議なお客さん。まるで狐につままれた気分」

「あ、それだ。今のお客さん、どこで見たか思い出した」
「え、うそ! どこ?」

「稲荷神社さ。お稲荷さんにそっくりだ、あの人」
大将はいう
「はっ、まさか……」

「お題は葉っぱじゃないみたいだ」
一万円札を見つめる大将
「はっ、そのお札!」

「どうしかした?」
「ううん? そのお札、あそこにお供えしない?」
「あぁ、いいね」

二人で神棚にお祈りするのだった

「”あの時からずっと見守っていてくれたのですね。
 のぶをよろしくお願いします”」

「しのぶちゃん、明日も一日、頑張ろうな」
そう会話をするのであった

次回はメンチカツと密偵とサラダ。

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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