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醍醐領内のある村では湖の化け物に村人が犠牲になっていた。多宝丸は村人の為に退治を買って出るが…?第10話「多宝丸の巻」 感想 どろろ

此花(このはな)です

今回はどろろの第10話「多宝丸の巻の感想を書いていきたいと思います

第10話「多宝丸の巻」
あらすじ
醍醐領内のある村では、村人が湖に棲む妖怪の犠牲になっていた。
多宝丸は、側近である兵庫・陸奥とともに村人のため妖怪の退治を買って出る。

公式より
TVアニメ「どろろ」公式サイト

今回、多宝丸のお話。
なんでも、原作の多宝丸は全然違うと聞きました。残虐なキャラと聞いて、驚き。このアニメの多宝丸と違いすぎやしませんか
今回のリメイクは醍醐の国の話が多めなのかな?と。

この二人が出会ったら、どうなるんだろうと思うのも事実
会った瞬間、思わず叫んじゃったよ…(笑)
しかし、境遇が違いすぎるからなんとも。百鬼丸がどう思うかだけど。

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は湖の化け物に襲われる村人シーン。

場面が変わり、日照り続きの醍醐の国。
様子を見に稲穂を確認する領主・景光

もう二月も雨が降っていない。
これ以上、降らないと実りに影響が出ると報告される

もう一つ、隣国の朝倉に不審な動きが。
にらみ合いが続く国境の村に兵を集めているという知らせが入っていると
「軍を起こされる前にこちら側から動くべきかと」

多宝丸は自分に両親が何かを隠していることを感づいていた。
以前、報告を受けている父のただならぬ様子に
「(やはりあれこそ、父上たちが隠していることでは…)」

陸奥、兵庫、やってもらいたいことがある。
 ただし、家の者には知られぬな」
その視線には菩薩に祈る母の姿があった。

一方、醍醐の国の異変を感じた景光は再び、鬼神たちが集まるお堂へやってきていた。
また、亀裂が入っている鬼神たちが増えていることに気づく
「やはり、あの赤子だな」

「あやつらが生きて、貴様らに奪われた身体を取り戻さんとしている。
 答えよ」

すると、お堂から煙が生まれ、そこに成長する百鬼丸の姿が現れた。
「(やはり…)」

一方、百鬼丸は猿の化け物を倒しており、倒した後、茫然自失した様子
「終わったか? 兄貴…?」
何も起こらない
「あちゃー」

血だらけになった百鬼丸の服を川で洗うどろろ
「でな、その商人のおっちゃんが言うにはその国はとにかく土地が豊かなんだって、このご時世にみ~んな、白い飯を腹いっぱい食ってんだってよ。な?すごいだろ」

「次はそこで決まりだな。がっぽり稼いでたらふく食うんだ。
 タイのお頭焼きに干しアワビにまんじゅう」
どろろの”まんじゅう”という言葉に百鬼丸が反応した
「まん、じゅう?」

「やわっこくて、甘くて、とびっきりうまい食いもんだよ。
 まっ、楽しみにしときなって」
服を絞りながらどろろはいう

「そういや、前から気になってたんだけど、その文様、家紋だよな」
百鬼丸の首から下げているもの。
「兄貴の家か?」
何も言わないが、それをじっと見つめる百鬼丸

場面が変わり、醍醐の国―
多宝丸が指示した通り、父・景光が指示をしていた人物を拘束したらしい
「薬を使いました。どのような事でも応えるでしょう」

「父上から特別な名を申しつかっているな?」
多宝丸が問うと、うなづいた
「何を命じられた?」

「16年前に消えた赤子と産婆を探せと」
産婆も?あ、そういえば殺されてたなぁ…。
あれ、あれって産婆でいいんだよね?

「赤子だと?何故、父上はその赤子を探す?」
問いかけるが、唇が動いただけで何も話そうとしない
「それは……」

「答えよ」
答えを求めると、口から血が出た
「舌をかみ切ろうとしたようです」
「助からぬか?」

「いえ、傷は浅くにとどまっております。
 薬で力が入らなかったのでしょう」
それ程までに答えたくなかった理由を考える多宝丸

その後ー
多宝丸は直接、父・景光に問いかける事にする
「父上、何を考えておられぬのです」
「朝倉が不穏な動きを見せておる」
「それだけですか?」

「父上、何故赤子などとお探しになられているのです、それも10年以上前の。母上が拝む首のない菩薩像。あれとかかわりがあるのではありませんか?」
「お答えください、父上!」

そんな問いかけに父・景光
「お前は知らずにともよい!」
酷く怖い表情で言い放つ
「ですが…」
「二度は言わん」

そう言われた多宝丸はその場から立ち去る
「(何故、生きていた…)」
父・景光の心中
それは母の愛、菩薩が守ったんだよ

夜明け後、多宝丸は景色が眺められる崖へ来ていた。
そこへ側近である陸奥、兵庫がやってくる
「よくここが分かったな」

「幼少の頃は何かあると、よくこの場所へ」
「そのたびにこうして迎えに来た、いつだって」

多宝丸の中にある記憶がよみがえる
同じようにこの場所に来た多宝丸

そんな多宝丸を迎えに来た
「若、帰りましょう」
手を差し伸べられたこと。


「幼少の頃、か。父上には、今も私がそんな幼子に見えるのだろう。 
 だから、戦にも出さぬし、隠し事もなさる」
多宝丸が知ったら、ショックを受けそうだなぁ…

「父上のあのような顔、初めて見たわ」
特に多宝丸には知られたくないことだろうしね
「(赤子の件、とはそれほど大事か)」

国の安定と覇者に関わる大事な事。
それは父・景光の闇に関わることだし

ふと湖の近くにある村を見ると、人が集まっていることに気づく
「なんだ…?」


「お願いします。どうかご慈悲を」
「俺達を見捨てんでだせぇ」
必死に役人たちにすがっている村人たち
「えーい、離さぬか! 手をどけぬと」

「何事だ?」
そこへ多宝丸たちがやってくる
「多宝丸様、屋敷へ戻ろうとこの村を通りがかったおり、この者たちが突然」

「どうか、おらたちをお助けくだせぇ!」
一人の村人が頭を下げながら言う
「このままじゃ、村の者、皆化け物に喰われちまいます!」
「化け物だと?」

村人によると―
うずしお?」
「湖面にさざなみが立ったと思ったら、突然、渦潮にかわりやして、
 それで渦に引き寄せられていくと、まるで人の口みたいなものが待ち構えとるんです」
「そいつが船ごと、人ごと飲み込んじまうんで」

「もう、何人も村の者が犠牲になっております」
一人の村人が持つ血だらけの包帯が視界に入る

うずしおに人の口か……。確かに魑魅魍魎のたぐいだ。
 よかろう、私がその化け物を退治してくれる」
その言葉に村人たちの顔が変わる

「多宝丸様、この者たちの話を信じるおつもりですか?
 よしんば、誠であったとしても、化け物退治など…」

「この者たちの言葉に嘘はない。
 民が苦しんでいるのに、放っておけと申すか!」

その問い返しに言い返す言葉がない屋敷の者達
「いえ、そのような!」

「化け物に臆したのなら、お前たちだけ帰れればよい」
「多宝丸様!」

「お前たちも怖ければ、来なくて良いぞ」
側近である陸奥と兵庫に言う

「ご冗談でございましょう」
「若が行くなら、地獄にだって付いて行く」

その言葉に笑みを浮かべる多宝丸
いい側近たちだなぁ…

こうして、多宝丸たちは湖の化け物退治へと船で向かう
湖の真ん中へと来ると、舟をこいでいた船夫が突然櫂がこげなくなった
「どうした?」

「それが、ろが動かねぇんでさ」
そう言った時、湖面がさざなみを始めた
「……くる!」

すると、多宝丸が言った時に大きな化け物が現れる
「出たー!バケモンだー!」
そう叫ぶ村人
「食われちまう!」

「うろたえるな!綱を引け」
多宝丸の声に備えてあった綱を船の先にへとつけた
そのおかげで化け物の口まで流されない

「どうした? 
 そこでじっとしていてはこちらを食う事はかなわんぞ!」
そう挑発すると、化け物は姿を完全に現わす
カニだ! 化け物ガニだー!」

「なんと醜悪な姿よ。
 いますぐ、たた切ってくれるわ!」
鞘から刀を抜く

”若”
多宝丸は側近の支えで、船を渡り歩く

船に乗っていた一人がバケモノカニのはさみに捕まる
口へと持っていく前に側近である陸奥が弓矢を放ち、何とか助かった

化け物ガニの近くにあった船まで多宝丸は飛び、
はさみを一本切り落とした

兵庫が鈍器でカニの硬い殻を砕き、
陸奥が弓矢を使って、攻撃する
大きく負傷した化け物カニは水の中にもぐってしまった
「逃げた…?」

すると、多宝丸が乗っていた船の底からカニの足が突き刺った
「奴め、水中から…」
「多宝丸様!」

「綱を引け!陸に上がる!」
多宝丸は叫ぶ
「相手も傷は軽くない。だから、追ってこれない…」

無事、陸上へあがった多宝丸たち
「あと、数度つかれたら、船が持ちませんでした。
 やはり船上への戦いはこちらが不利かと」
「どうする? 若」

考えても策は出ず、湖が見える場所で考える
「若、恐れながら、あやつは口で獲物を食らいます。
 あらかじめ、懐に火薬を忍ばせ、飲まれた際、さく裂させるのです。外は硬くとも、うちはもろい。必ずや化け物を殺せましょう」

「飲まれた者、もろともな。化け物と心中か」
多宝丸はいう
「俺達がやる」
「死ぬと言ったのだぞ!」

「死なない。俺達兄弟は若を守る為にいる。
 死んだら、若を守れない。だから、死なない」

「若……」

「見よ、この景色を」
多宝丸は指をさす
「山は緑が濃く、泉は水であふれ、水田は稲で満ちている。
 これが醍醐の土地だ。だが、私が生まれる前は違ったと聞く」

「水害によって、稲は育たず、木の根を噛んで飢えをしのぐほどだったと。それをここまで立て直したのが誰か。我が父・醍醐景光だ。私はその息子、多宝丸。
 化け物ごとき、この手で必ずや討ち果たして見せよう」

「お前たちがすべきは死ぬことではない。
 私を信じる、ただそれだけでよい」

「若……」
「「はっ」」
二人は頭を下げる

多宝丸は何かに気づき
「兵庫、私を担ぎ上げろ」
指示をする
「早く!」

兵庫に担ぎ上げてもらう。
「もっとだ、もっと高く!」
村の向こうに何かが見えた
「そうか。陸奥、皆を集めろ!」


「これしか奴を撃つ手立てはない。
 たやすい事ではないが、やってくれるな」
多宝丸はいう

その後、村人たちと共にあるものを作り始める
それは湖を陸上へと変えるもの

夜ー一艘の船が化け物の頭上に現れる―
それにつられ、船の後へついていく

すると、背後で何かの門が閉まった
化け物は水面へと浮き上がる
「現れたな、化け物め」

「水門を開け!」
多宝丸の合図に水門が開く

「湖のわきにはいくつもの小さな湖が点在しておる。
 その一つを水門で繋げ、別の水門から水を抜けば、この通り」
化け物がいる場所は陸上となった

「姿を現しおったな。今度こそ、退治してくれる!」
多宝丸は剣を抜く
その声に化け物は咆哮

「お前たちは下がっていろ! 
 来い、陸奥、兵庫!」
化け物の元へ降りる

化け物の懐に入るとカニの足を多宝丸は一刀両断する
兵庫も同じように足を切り落とし、陸奥は弓矢でカニの腹を攻撃
見事な連携

「あんな…恐ろしいバケモンを一方的に…」
「すげぇ…」
それを見守っていた村人たち
「多宝丸様! 俺達の仇を落としてくだせぇ!」

圧倒的な有利な状況に村人たちもカニがいる
湖の底へと降りて、石を投げ始める
「ちきしょーばけもんめ!」
「くたばっちまえ!」

「これまでだな。
 ……今楽にしてやる!」
多宝丸が刀を構える

すると、化け物は残っていたはさみで大きな石を持つと、水門の扉に投げた
「水門を守れ!」
そう指示を出すが、
化け物は大きな石を投げ続け、水門がついに壊れてしまう

多宝丸は流されないようにするため、
刀を地面に突き刺さし、支えにする

調子に乗ってそこにいた村人たちも流され、化け物の口元まで迫っていた。
だが、それを助けたのは側近・兵庫。
流された村人を掴み、陸へと投げる

しかしそれもあってか、兵庫まで化け物の口へ
「兵庫! 待っていろ」
多宝丸が助けに行こうとしたとき

何者かがカニを切った

つづけて、多宝丸も化け物カニを切る

水の中から顔を出し、自分以外に誰かが切った跡を見つける
「若」
船から陸奥が手を差し伸べる

多宝丸たちは船で陸上へと船を動かしている
化け物の亡骸の上に”百鬼丸”が立っていた

「お前は…」
多宝丸の声にピクリと反応する百鬼丸
ついに、二人の兄弟が会った…

次回がばんもんの巻。
ウィキ見るんじゃなかった…。でも、キャラが違いすぎて、どうなるのか分からない。希望はあるような気がするけれど…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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