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E組のマドンナ、神崎さんのE組に落ちた理由とは? 第7話「修学旅行の時間 1時間目」 感想 暗殺教室

此花(このはな)です。

今回は暗殺教室の第7話「修学旅行の時間 1時間目」の感想を書いていきたいと思います。

7話は一話丸々、修学旅行の話でした。
修学旅行の話は2話分あるので、今回は前半部分。
渚のグループのお話です。

渚に、杉野、カルマ、奥田さんに、茅野さん、そして初めて登場する、神崎さんの話でもあります。
なぜ、彼女はE組に落ちたのか?という話もちらりと出てくるんですよね。

さて、本編の感想へと行きましょうか!
渚は学級員の片岡さんに「班の人数、揃った?」とそう聞かれる。
不思議がる、渚だが、隣の茅野さんが
「渚、忘れたの?来週の修学旅行よ!」
嬉しそうにそういう。

そんな時、殺せんせーが教室に入ってくる。
「3年生が始まった時に修学旅行とは!」

「先生!あんまり乗り気がしません」
舞妓姿で登場した。
あきらかに乗り気じゃねーか(笑)

「ウキウキじゃねーか!」
「舞妓かよ!」
「しかも、似合ってるよ!」
三人が突っ込む。

「ばれましたか。正直、君たちとの旅行が
 楽しみで仕方ないのです」

照れくさそうにそういう殺せんせー。
ばれて当然な気がするのだが…あんな格好で来られると。

渚と茅野さんが苦笑い。
「(テストの次は修学旅行。
 暗殺教室でも行事の予定は目白押しだ!)」

そして、今回のOPは渚のグループのメンバーで歌っております。
あんまりメンバーが変わってない気がしたのは気のせい…?
渚とカルマと茅野さんとかはもともとOP歌ってるから、全然変わっている気がしない…。

後半とかの声はあっ、変わってるなと感じたけどね。

本編へと戻ります。
OPが終わり、烏間先生がE組の前で話す。
「知ってのとおり、来週から京都に二泊三日の修学旅行だ。
 君らの楽しみを極力、邪魔したくはないが、これも任務だ」

修学旅行での暗殺の任務を依頼されるE組。
「ってことは、あっちでも暗殺?」

「その通りだ。京都の街は学校と段違いに広く、複雑。
しかも、君たちは回るコースを班ごとに決め、それに付き合う予定だ。スナイパーを配置するには絶好のロケーション。すでに国は狙撃のプロを手配した。成功した場合、貢献度に応じて100億の中から分配される。暗殺向けのコース選びをよろしく頼む」

一般の人がいる中での暗殺って、かなり難易度高い気がするけどね。
修学旅行での暗殺は大変そうだ。

「修学旅行の班か…。
 カルマくん、同じ班になんない?」

渚はカルマを誘う。
「ん?おっけー」
カルマはOKの模様。

「えぇ? 大丈夫かよ、カルマ。
 旅先で喧嘩を売って問題になったりしねぇよな」

杉野が心配そうにカルマに言う。
カルマが喧嘩を売るよりも、売られる方が多い気がするけどね。

「へーきへーき、
旅先のケンカはちゃんと目撃者の口も封じるし」


「表ざたにはならないよ」
にやりと笑って、そう言った。
(笑)それって、やるかもしれないって事じゃん。本当にもう…カルマは

「おい!やっぱ、やめようぜ!
 あいつ誘うの!」

渚に訴える杉野。
心配になるよな、こういうこと言われると

「うーん、気心しれてるし…」
一応、渚くんにとってはカルマくんは気心しれている仲なのね。
「で、メンツは?渚くんと杉野と、茅野ちゃんと…」
カルマがいう。

「あ!奥田さんも誘った」
茅野さんがいう。
「6人班だから、
 あと一人女子いるんじゃね?」

すると、杉野君が誇らしそうに
「えへへーん、こういう時の為に
 大分前から誘っていたのだ」


「クラスのマドンナ、神崎さんでどうでしょう!」
神崎さん、来たー!
「異議なし!」
茅野さんが言う。

「(神崎さんは目立たないけど、クラスの皆に人気がある。
 彼女と同じ班で嫌な人なんていないだろう)」
まさにクラスのマドンナか。

「よろしくね、渚くん」
「う、うん」
一応、渚くんは男って認識しとかないと…最初性別どっち分からなかったんだよ…。
それさえも伏線なんだけどね。

「よし、どこを回るか決めよう!」

そんなコース決めの様子を見て、ビッチ先生は
「ふっ、ガキねぇ。世界中を飛び回った私には
 旅行なんて今更だわ」

何故に見栄を張るんだろうな
 別に普通に楽しみですって言えばいいのに…。

「じゃ、留守番しててよ、ビッチ先生」
前原君が言う
「え?」
「花壇に水をやっといて」
皆、冷たい(笑)

「何よ! 私抜きで
 楽しそうな話をしてんじゃないわよ!」


「あーもう!行きたいのか、行きたくないのか、
 どっちなんだよ!」

そりゃそうだよね、素直に言えばいいのに

「うるさい!だから、行ってあげるわよ!」
(笑)あげるって…本当にプライド高いんだから…

そんなところへ殺せんせーが入ってくる。

「一人一冊です」
大きな本をいっぱい持って現れた。
「なんですか?」
磯貝君がそう聞く。

「修学旅行のしおりです」
その瞬間、皆に手渡す。
「重!」
「辞書だろこれ!」
なんで、そんなに厚いんだ(笑)

「イラスト解説全観光スポット、おみやげ人気トップ100!旅の護身術入門から、応用まで!昨日徹夜でつくりました!初回特典は組み立て式紙工作金閣寺です!」
どんだけ気合入ってるんだ…殺せんせー。

「どんだけテンションあがってるんだよ…」

「(3−Eは暗殺教室。普通よりも盛りだくさんになるだろう、
 修学旅行にやっぱり僕もテンションが上がっていた)」

誰でもテンションが上がるよね、旅行って

そして、修学旅行当日。
E組は京都に向かうため、新幹線に乗り込もうとしていた。
「うーわっ、A組からD組までグリーン車だぜ」
「うちらだけ、普通車。いつものかんじだね」

うーん、そこまでうらやましくもない。徹底してるなってかんじだけ。

「うちの学校はそういう校則だからな。
 入学式に説明したろ?」


「学費の用途は成績優秀者に優先されます」
「おやおや、君たちから貧乏の香りがしてくるねぇ」

こいつらを見てると、イラついてくるけどね(笑)

「ごめんあそばせ。
 ごきげんよう、生徒たち」


なんて派手な…
「ビッチ先生。なんだよハリウッドセレブ
 みたいな、恰好はよぉ」

学校の修学旅行でその恰好はまずいんじゃ…。

「うふふ、女を駆使する暗殺者としては当然の心得。
 いい女は旅ファッションにこそ、気をつかうのよ」

いやいや、そういう旅じゃないから、この修学旅行は

「目立ち過ぎだ。着替えろ」
そこに現れたのは烏間先生。
「どう見ても、引率の先生の恰好じゃない」

「堅いこと言ってんじゃないわよ、烏間。
 ガキどもに大人の…」

と言いかけるが…
「脱げ」
烏間先生は怒りの形相だった。

「誰が引率なんだか…」
「金持ちばっか殺してきたから、
 庶民感覚がずれてるんだろうな」
さすがに怒られたか、ビッチ先生。

新幹線に乗って、少し経った頃、
殺せんせーがいないことに気付く杉野
「あれ? 電車出発したけど、
 そういや殺せんせーは?」


「なんで、窓に張り付いてんだよ!
 殺せんせー!」

本当に、なんでそこにいるの(笑)

「いやぁ…駅中スイーツを買ってたら乗り遅れまして…次の駅までこの状態で一緒に行きます。あぁ、ご心配なく、保護色にしてますから、服と荷物が張り付いているように見えるだけです」
それもまずいよ!殺せんせー!
「それはそれで不自然だよ!」
渚のつっこみがごもっとも

なんとか殺せんせーも新幹線の中に乗り込む。
「いやぁ…疲れました。目立たないように旅行するのも大変ですね」
ほっと息をついたようにいう殺せんせー。

「そんなくそでかい荷物もってくんなよ」
「ただでさえ、殺せんせー目立つのに…」
「ってか、外で国家機密が目立ってちゃやばくない?」
うんうん、もうちょっと目立たないようにしてほしいよね

その言葉の羅列にショックを受け、つけていた鼻が落ちる殺せんせー
「近くで見ると、人じゃないってバレバレだし…」

「殺せんせー!」
菅谷があるものを殺せんせーに渡す。

「まず、すぐ落ちるつけ鼻から変えようぜ」
殺せんせーは菅谷君から渡されたつけ鼻をつける。
「おー、凄いフィット感!」

「顔の曲面と雰囲気に合うように、削ったんだよ。
 オレ、そんなん作るの得意だから」

へぇ、菅谷君そういうの得意なんだ。
「すげぇな、菅谷」
磯貝君が褒める。

そんな様子を茅野さんが見つめていた。
「ははっ、皆旅行になると、
 皆のちょっと意外な一面が見られるね」

「うん、これから旅の出来事次第で、もっとみんなの
 いろんな顔が見られるかも…」

渚と話す茅野さん。

明らかに杉野君って、神崎さんのこと好きだよね。
反応が面白い(笑
)

「ねぇ、皆の飲み物買ってくるけど、何飲みたい?」
神崎さんが皆にそう言いだす。
「私も行きたい」
「私も!」
神崎さん、茅野さん、奥田さんの三人で飲み物を買いに出かける。

話に夢中になりすぎて、誰かと神崎さんが人とぶつかってしまう。
それは不良の一人だった。
「あれ、どこ中よ?」
「たぶん、椚ヶ岡」
「へぇ、頭のいいぼっちゃん嬢ちゃんばっかしのとこじゃん」

「だれかよーいけてなかったー?今の子」

「なぁ、あの子たちに京都で
 お勉強をおしえてやろうぜ」

神崎の簡略版の修学旅行のしおりを持った不良がそう言い放った。

うわぁ…こいつらがあの誘拐犯になる人たちね…。
頭のいい学校だと言っても、E組で差別されてるんだけど。

京都に到着するE組。
相変わらず、E組とほかのクラスとの宿は違う。

「新幹線とバスで酔って、
 グロッキーとは…」

マジか…乗り物酔いするんだ殺せんせー。

殺せんせーの弱点?
乗り物で酔う

「大丈夫? 寝室で休んだら?」
そう言いながら、殺せんせーに刃を向ける3人。
「いえ、ご心配なく。先生、
 これから一度東京に戻ります」

え、戻るの?

「枕を忘れてしまいまして…」
あんなに荷物あるのに忘れたのかよ…

「あんだけ荷物あって、忘れものかよ!」
だよねー
殺せんせーの弱点? 枕が変わると、眠れない
繊細って事ですか…。

「どう? 神崎さん。
 日程表、見つかった?」

茅野さんが神崎さんにそういう。
「ううん」
さっき、落とした日程表を拾ったのがあの不良共。

「神崎さんは真面目ですからね。独自に日程をまとめていたとは感心です。
 でも、ご安心を。先生の手作りしおりを持てば、すべて安心」

殺せんせー、あのしおりは厚みがすごくて、持ち歩きたくない。
「「(それ持って歩きたくないから、まとめてんだよ)」」

「確かにバックに入れたのに…
 どこかで落としたのかな…」

うん、そうだね。落としたんだよ。

一方、あの不良共たちは―
「ふーん、あのガキども…。
 明日はこんな風に回るわけね…」

日程表を拾ってしまったことでいろんな意味でまずいな…。

そして、次の日―
渚たちは橋の上にいた。
「渚、暗殺の場所、ここならいけそうだな」
杉野がいう。
「スナイパーの人から見えるかな」

「変な修学旅行になったねー」
「そうだね。でも、楽しいよ」
「あー、せっかく京都に来たんだから、
 抹茶わらびもち食べたい!」

茅野さん(笑)まぁ、京都のわらびもちっておいしそうに聞こえるもんね

「ではそれに毒をいれるというのはどうでしょう?」
奥田さん。
「なんで!?」
と、茅野さん。

「殺せんせー、甘いものに目がないですから」
確かにそういう手なら食べそうだよな
「いいね。名物で毒殺」
カルマくんがそういう。

「もったいないよ! 抹茶わらびが!」
そういう目線で言うのね…。食べたい人からしたら、もったないか
「殺せんせーに効く毒があればいいんだけど…」
神崎さんがそういう。

確かにあるのかな、そんな毒。
「でもさー修学旅行の時くらい、暗殺の事忘れたかったよな。
 いい景色じゃん。暗殺なんて、縁のない場所でさ」

ん? 京都って暗殺に縁のない場所だっけ?
政治の中心地だったところでしょ、確か。

「そうでもないよ」
渚は言った。
坂本竜馬暗殺の近江屋へと案内した、渚。

「さらに、歩いてすぐの距離に本能寺もあるよ。
 当時と場所は少しずれてるけど」

「そっか!織田信長も暗殺の一種か」
納得したように言う茅野さん。

「わずか1キロ以内の範囲の中でも、ものすごいビックネームが暗殺されてる。
 ずっと日本の中心だったこの街は、暗殺の聖地でもあるんだ」

京都が政治の中心だったからこそ、暗殺とか物騒なことが起きたわけだけど…。

「なるほどねぇ…
 言われてみりゃ、立派な暗殺旅行だ」

「(そして、ターゲットになってきたのはその世界に影響を与える人物ばかり、
 地球を壊す殺せんせーは典型的なターゲットだ)」

渚は思う。

「次は八坂神社ですね」
「えぇ」
「えーもういいから休もう。
 京都の甘ったるいコーヒー飲みたいよ」

カルマは言う。茅野さんも同意してるし…。

今度は神崎さんが決めたコースへと向かう渚たち。

「へぇ、祇園って奥に入ると、
 こんなにひと気ないんだー」

暗殺するためのコースを探してるんだから、当たり前か…。

「うん、一元さんはお断りの店ばかりだから。
目的もなく、ふらっと来る人もいないし、見通しもいい必要もない。
だから、私の希望コースしてみたの。暗殺にぴったりなんじゃないかって」

なるほど・・・だけど…色んな意味でタイミング悪い…。

「さすが神崎さん!下調べ完璧。
 じゃ、ここで決行で決めようっか」

茅野さんは言う。

すると、不良たちが現れた。
「マジ、完璧。なんでー拉致易い場所を歩くかねぇ」
え、だって、暗殺するための場所だもん

渚たちは周りを囲まれてしまい、逃げ場がなくなってしまう
「何? お兄さんら、観光が目的っぽくないんだけど…」
カルマがそういう
「男に用はねぇ。女を置いておうちに…」

だが、カルマに倒されてしまう。
うわ…さすがカルマだ。
「ほらね、渚くん。目撃者のいないとこなら、
 喧嘩しても問題ないっしょ」

得意げにいう

不良たちは刃物を取り出して、襲いかかってきた。
カルマはすくまず、それを軽々避ける。
「刺す? そのつもりもないのに?」

カルマが相手をしていても、神崎さんや茅野さんは不良共に捕まっていた。
一瞬、それを見て悔しがるカルマ。
その時、後ろから鈍器で殴られた。
「解ってんじゃねェーか」

カルマが倒れ、不良共は一斉にカルマを攻撃する。
「カルマくん!」
「おい!やめろって!」
杉野がそれを止めようとするが、吹き飛ばされてしまう。

「中坊が…なめてんじゃねーぞ」

「(突然、目の前に現れたのは高校生だ。
 ぼくらより一回りおおきい身体、未知の生物の衝撃だった)」

さすがに…高校生には勝てないか…。

意識を失った渚は誰かの声で目を醒ます。
「渚くん!杉野君! 
 みんな大丈夫ですか?」

そこにいたのは奥田さんだった。

「よかった、奥田さんは無事だったんだ」
ほっとしたように渚がいうと、
「ごめんなさい。
 思いっきり隠れてました…」

申し訳なさそうにいう。

無事だっただけ、よかったよ奥田さん。
「いや…それで正しいよ。犯罪慣れしてやがるよ、あいつら。
 通報しても、すぐには解決しないだろうねぇ」

カルマが起き上がった。

「っていうか、俺に直接、
 処刑させてほしいんだけど…」

カルマくんがキレたぁ!

「でも、どうやって探し出す?」
杉野の言葉。

場面が変わり、誘拐犯となった不良共。
「つれに召集かけといた。記念撮影の準備も、ここなら騒いでもだーれも来ねぇ。
 おめぇ、どっかで見たことあると思ったんだけど、これさお前だろ?
 去年の夏ごろ、東京のゲーセン」


「めぼしい女を報告するよう、だちに言っててよ。さらおうと計画してたんだが…見失ちまった訳。まさか、あの名門中学の生徒だったとはねぇ。
 あ、でも俺には分かるぜ、毛並みに良いやつらほど、どっかで台無しになりたがってんだ。これから夜まで台無しの先生が何から何まで教えてやるよ」

そういう美人の神崎さんがなぜ、E組に来たのか?
この姿だったのかもしれないね…。

一方、渚たちは―

「班員が拉致られた時って…
 普通、想定したしおりなんてねぇよ」

杉野君…確かに(笑)
「殺せんせー、恐ろしくまめだから何でも書いてあるよ。
京都で買ったおみあげが東京のデパートで売ってきた時のショックの立ち直り方とか…」

「どこまで想定してんだよ…」

なんだそのしおりの羅列は(笑)
答え「おみやげを買ったのではありません。思い出と経験を買ったのです」

鴨川でいちゃつくカップルを見た時の淋しい自分の慰め方とか…」
答え「自分は平安貴族だ」と自分に言い聞かせましょう。平安貴族の求愛は人目を忍んで行うのですから、
 今この場で一人ぼっちでも何ら不自然ではありません」
なんだこれ(笑)平安貴族?
「大きなお世話だ!」

「おかげで少し落ち着いた。
 今すべきことはちゃんと書いてある」

本当に…そこまで書くのか。今回はそのおかげでなんとかなりそうだけど…。

場面が変わり、茅野さんと神崎さん
「さっきの写真、真面目な神崎さんが
 ああいう時期があったんだね。ちょっと意外…」

茅野さんがそういうと、神崎さんは自分のことを話し始めた。

「うん、うちは父が厳しくてね。いい学歴、いい肩書きばかりを求めてくるの
そんな肩書き生活から離れたくて、名門の制服を脱ぎたくて、知っている人がいない場所で恰好を変えて、遊んでたの。馬鹿だよね…遊んだ結果、得た肩書きはエンドのE組。
 もう自分の居場所が分からないよ…」

…神崎さん。

そんなところへ騒いでいたはずの不良のリーダーが話しかけてきた。
「俺らと仲間になればいいんだよ。俺らも肩書きとか死ねとか、趣味でさ。
 エリートぶっている奴を台無しにしてよ、なんつーか自然体に戻してやるみたいな?」

お前らの仲間はなりたくないね。
「俺ら、そういう遊び、たくさんしてきたからよ」

「さいてー」
そんな言葉を聞いて、茅野さんはつぶやく。

それを聞いて、むかついたのか茅野さんの首をつかみあげる。
「なに、エリート気取りで見下してんだ。
 おめぇもすぐに同じレベルまで落としてやんよ」

ソファに落とされる茅野さん。

「いいか、宿舎に戻ったら涼しい顔でこう言え。楽しくカラオケしてだけですってな。
そうすりゃ、誰も傷つかねェ。東京に戻ったら、皆で遊ぼうぜ楽しい旅行の記念写真を見ながらな」

うわぁ、脅しかよ。

すると、ドアの開く音がした。
「おっ、来たか。うちの撮影スタッフがご到着」

そこにいたのは、ぼこぼこにやられた人。

「修学旅行のしおり、1243ページ。班員が何者かに拉致られた時の対処法。犯人の手掛かりがない場合、まず会話の内容や訛りなどから地元の者か、そうでないかを判断しましょう。地元民でなく、さらに学生服を着ていた場合、1344ページ。
 考えられるのは相手も修学旅行生で、旅先でおいたをするやからです」

修学旅行のしおりすげぇ(笑)
そこにいたのは渚たちだった。

「みんな!」
「てめぇら、なんでここが分かった!?」
え、おそらくしおりに書いてあったんじゃない?

「土地勘のないその手のやからは、拉致した後、遠くへは逃げない。近場で人目につかない場所を選ぶでしょう。その場合、付録の134ページ。先生がマッハ20で下見した、拉致実行犯潜伏マップが役立つでしょう」
付録までついてんのかよ…。もう驚かないぞ。

「すげぇなこの修学旅行のしおり。
 完璧な拉致対策だ!」

杉野君。
「いやぁ…修学旅行のしおりは
 持っておくべきだねぇ」

カルマくん。

「「「「ねぇよ!そんなしおり!」」」」
そんなの、分かってますよ。殺せんせー手作りのしおりなんだから、
 予想外に決まってるじゃん。

「で? どうすんの? お兄さんら。こんだけのことをしてくれたんだ、
 あんたらの修学旅行は全部」


「入院だよ?」
カルマかっけー。
怒らせたんだもんなーこの人たちのせいで

また、建物の外から音がする。
「中坊がいきがんな、呼んどいたつれどもだ。おめぇらみたいな
 よい子ちゃんはなぁ、見たこともない不良共…!?」


そこにあったのは触手と不良共。
「えー!?」

「不良共なんて、いませんねぇ。 
 先生が全員、手入れをしまったので

殺せんせーだ!おぉ!来た
「「「殺せんせー!」」

「遅くなって、すいません。この場所は君たちに任せて、
 ほかの場所からしらみつぶしに探していたので」


「で、何? その黒子みたいな顔隠しは…」
渚がそう聞く
「暴力沙汰ですので、
 この顔が暴力教師だと覚えられるのが怖いのです」

殺せんせーの弱点?
世間体を気にする。

その見た目で気にするのかよ…(笑)

「渚くんがちゃんとしおりを持っていてくれたから、
 先生にも迅速に連絡が出来たのです」

とりあえず、持っていてよかったというか…

「せんこうだと!? ふざけんな!
 なめた格好しやがって…」

殺せんせーに襲いかかるが…
「ふざけるな?それは先生のセリフです」
倒されてしまう。

「(なっ、何された? 
 速すぎて見えなかった…)」

マッハ20だもんね、見えないよ
「ハエが止まるようなスピードと汚い手で
 うちの生徒に触るなど、ふざけるんじゃない!」

「エリート校はせんこうまで特別性か…
 てめぇも肩書きも見下してんなら、馬鹿高校ってなめやがって!!」

刃物を持って、殺せんせーに襲いかかる。

「エリートではありません。確かに彼らは名門校の生徒ですが、学校内では落ちこぼれ呼ばわりされ、クラスの名前は差別の対象になっています。ですが…彼らはそこでさまざまな事に実に前向きに取り組んでいます」
不良共を倒しながら、殺せんせーは言葉を発する

不良のリーダーは後ろから攻撃しようとするが、殺せんせーの触手で止められる。
「君たちのように
 他人を水の底に引っ張るようなまねはしません」

不良のリーダーは吹っ飛ばされた。

「学校や肩書きなど関係ない。清流にすもうが、ドブ川にすもうが、
 前に泳げば魚は美しく、育つのです」

その言葉にぴくりと反応する神崎さん。

「さて、私の生徒たちよ。彼らを手入れしてあげましょう。
 修学旅行の基礎知識を身体に教えてあげるのです」


その瞬間、修学旅行のしおりで不良をぶっ叩く。
カルマのしおりの量(笑)

「(いつの間に背後に…)」
「(しかも、鈍器をためらいもなく、狙われて…間違えたかも)」
不良たちは気を失った。

茅野さんと神崎さんを救出し、ほっと息をはく
「一時はどうなるかと思った」
杉野君。

「うーん、俺一人ならなんとかなったと思うんだよねー」
カルマの言葉に
「怖いこと言うなよ…」
でも、そう言うならカルマくんはこの渚のグループの皆がちゃんと守ろうとしてた、ってことだよね。

「でもよかったー。大丈夫?神崎さん」
茅野さんが神崎さんに聞く。
「えぇ」

「何かありましたか? 神崎さん。
 ひどい災難にあって混乱しててもおかしくないのに」

殺せんせーが神崎さんに聞いた。

「何か逆に、
 迷いが吹っ切れた顔をしています」

「はい、殺せんせー。ありがとうございました」
神崎さんは嬉しそうに笑った。

「いえいえ。
 それでは修学旅行を続けますかね」

あの時の殺せんせーの言葉が神崎さんの心に届いたんだな…。
学校や肩書きは関係ない。だれでも美しい魚になるのだと。

「というか、うちの班。暗殺実行出来なかったなー」
「それどころじゃなかったからですから」
「いいよー明日、殺せば」

「ぬふふふふ、殺せるといいですねぇ」

「(困った事にターゲットは限りなく、頼りになる先生だ)」

これで第7話「修学旅行の時間 1時間目」は終わり。
次回も修学旅行の話だ!
楽しみだなぁ…

ここまで読んでくれてありがとうございました
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