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「何があっても生きろ!何があっても、私がお前を必ず守る!」チャグムに宿ったモノの正体は?第2回「王子に宿りしもの」感想 精霊の守り人(実写ドラマ)

此花(このはな)です

今回は精霊の守り人(実写ドラマ)の第2回「王子に宿りしもの」の感想を書いていきたいと思います

第2回「王子に宿りしもの」
あらすじ
追っ手の狩人たちとの戦いで危機一髪のバルサを救ったのは、チャグムの不思議な能力だった。チャグムの叫びに呼応するように川の水が狩人を押し流したのだ。満身創痍(い)のバルサは幼なじみで呪術師見習いのタンダ(東出昌大)の手当で、一命をとりとめる。
 
その頃、王子に何が起きたのかを調べていた星読博士のシュガ(林遣都)は、呪術師のトロガイ(高島礼子)から、王子には精霊の卵が産み付けられたのではないかと聞かされる。それは魔物を退治して建国したと伝えられる新ヨゴ国の神話を否定することになり、帝の神性を否定することだった…!

公式より
第2回 「王子に宿りしもの」|精霊の守り人|NHK放送90年 大河ファンタジー

第2回は初見の時に途中から見たので、
後で最初の方を見直して感想を書く次第です。
一番最初からバルサの過去編(17年前)に入って…私には見たことがないシーンだった。

流れ行く者を読んでないので何とも言えない。バルサの10代頃をえがいた短編集などだけど……。ある程度、槍の訓練してもらって槍を持たせてもらった頃のシーンだと思った。

シーン的にお酒を運ぶ用心棒をジクロは引き受けたけど、バルサは初めてだったってことなんだろうね。やっぱ、山を越えたりする商人を用心棒するってことで服装がすごくモンゴルっぽいなぁと思ったよ。
 遊牧民や寒い所に住む人々はそんな恰好をするんだろうなと

その時のバルサはまだ未熟という点がよく出てたなぁと思う。ある用心棒と対決をしたときに、ある程度かたをつけると、ジクロを見て、敵に背を向けたりしてたから。今のバルサだったら、絶対にそんな事しないもの

その後に狩人と共に落ちたバルサが目を覚めるシーンに繋げるわけだ。
ジクロに言われた”自分の命を守る時にためらうな!一瞬たりともだ”という言葉を胸に秘めながら。
というか、落ちたのは川じゃなかったんだ…。地面だった

川でジンとバルサが戦うんだけど、二人とも手練れだ。
バルサの強さを認めながらも、お前を切るのも運命だ、とジンは言うんだよね。またまたよく出てくる”運命”という言葉。

ジンはチャグムの不思議な力によって、川に飲み込まれるわけだけど……
バルサにとっては助かったよな
大けがをしているバルサは一歩でも前に進まなきゃ死ぬと言っていたけど……ここで倒れたら治療してくれる人がいないから死ぬ

再び回想シーンで、用心棒の一人がバルサに”俺がお前の父親なら、絶対にこんな生き方はさせない”と言っていた。
 その言葉を聞いて私はジクロも本当は自分と同じ生き方をさせたくなかったんじゃないか…と思ったけど、でも生きる為でもあったんだよな…武術などを教えるのは。

そして、人を殺したことがあるのか?と問いに、バルサが首を振る
「たとえ、仕事とはいえ、人を殺すと元に戻れなくなるぞ」
その言葉の重みがね……

その後、盗賊に襲われ、その人は馬をバルサに預けて”逃げろ”って言ったんだ。バルサは雇い主が死に、その人が盗賊と手を組んでいたのを目撃する。
運び具の中に砂金が含まれていたということ、手を組んだ盗賊まで殺したとこまで目撃

そのせいで、その人と戦うことになってしまう
命がけの戦い……バルサはその人をとどめをさせる瞬間まで追い詰めるが、一瞬の迷いで攻撃を食らうが防御。無我夢中でその人と戦い、とどめを刺してしまう。

ぬちゃという血の痕跡に自分が人を殺したことを自覚する
初めて、人を殺してしまったという後の…絶叫…嗚咽…

結構、夢中で見入ってた…。そんな記憶の思い返し、タンダがバルサを助けにやって来る。あっ、チャグムが一人でタンダの家に行くとこカットされた…。
タンダがバルサを治療する所で、初めて人を殺したバルサの動揺に静かにバルサを抱きしめるジグロさんのぬくもりがシンクロする

治療を終え、バルサが目覚めた時にジグロは…?と聞いていた
大けがで倒れた後、ジグロとの夢をみていたのかな…まぁ、回想でもあったけども

カットされたけど、チャグムがバルサの言われたとおりに進んだらタンダの家があった、というのは原作通りだ。タンダがヤク―というのはヨゴ人が海を渡る前から住んでいたという話も説明されたね。
新ヨゴは南の大陸から北の大陸にやってきた人たちが作った国だから

さりげなく、チャグムの頭をなでる感じがタンダだなぁと…
優しそうな包容力があるよな

その頃、青霧山脈の奥地にある川の上流でトロガイは水の民と交信していた
本当にトロガイさんって感じの声だなと見てて思った。
 水の精霊はやっぱり生々しくて気持ち悪い…

途中でシュガに助けられる(それは勘違い)と……せっかく交信していたの
をぶち切られたんだから怒るのは当たり前だよな、トロガイさん
上手い出会い方で切り方だ。原作でも水の民に途中で交信切られちゃうんだけど

ここで水の民から教えられた卵のお話をシュガにするのね
トロガイは狩人に追われると分かってたっぽいし、シュガは分かってないし…(笑)

精霊の卵が狙われているのさ、と簡潔に教えるのは分かりづらいと思ったのか、ラルンガに殺されたヤク―の子供の遺体をシュガに見せたんだろうね、トロガイさん
産み落とされた精霊の卵のうち、一つがもうラルンガに食われてしまった。

でも、こんな早い段階で食われてたっけ?もっと後の方だった気が…
まぁ、ラルンガは活動期だし…出てくるのは違和感ないけど…

ナユグの話をチャグムとバルサにタンダが話す。
死者の世界でもない、現実の世界と表裏の世界であるナユグ
この世と重なり合って存在するもう一つの世界。呪術師や異能者にのみ見える

”ナユグのある生き物が卵を産むとヤク―達は考えてきた”
”その生き物は何故か、卵を人間の子供に産み付けるんだ。
その生き物をニュンガ・ロ・イムと呼ぶ。水の精霊だ

”ヤク―達はニュンガ・ロ・イムをとても大切に思っていたんだ。
ニュンガ・ロ・イムに卵を産み付けられた子は精霊の守り人と呼ばれて、大事に守られたんだ”

トロガイさんとシュガの元にも狩人が現れ、トロガイは神出鬼没なおばあちゃん。
ひょうひょうと狩人の攻撃を逃れ、しびれ薬を使って狩人の動きを止めてしまう
あのばあちゃん、結構な歳いってるくせに運動神経がいいんだよな

「帝はまさか、王子を殺す気じゃないだろうね?」
とトロガイ
あの卵を宿ったモノを殺してしまえば…大変なことになる

魔物のせいで狩人がバルサたちを殺しそこねた事実に帝は不安に駆られるだろうな
狩人が報告しているタイミングでシュガと薬を盛られた狩人が登場するとは思わんわ

素直にシュガが帝にトロガイの呪術師に会っていたこと、チャグムに宿ったモノはニュンガ・ロ・イムの卵で大事に守るべきものだと訴えたのはびっくりした!
そして、もしも殺せば新ヨゴに大干ばつが起きることも

そこで言っちゃまずいだろう!と即座に思ったけど、聖導師がかばってくれた
後で怒られるシュガ。もう、シュガは突発的すぎる!

ナナイ大聖導師の手記の話が聖導師の口から語られるのか……誰にも読んではいけないものとして、ナナイ大聖導師が言ったって…ここでもちょこっと変えるの。
星読みの塔の地下に封印した……ねぇ?
ってことはつまり、いざとなった時に謎を解くカギとなるものをわざと残したって事だ

建国神話は光ならば、ナナイ大聖導師の手記は影である。
展開は同じとはいえ、ちょこちょこ改変してるのはちょっぴり気になる。
でもまさか、シュガが手記のある場所に閉じ込められるとは思ってなかった(笑)

一方、タンダとバルサとチャグムの三人はヤクーの村の入り口に来ていた。
ナージの骨がぶら下がられていた入口にちょっと怯えるチャグム
わーナージだ。結構重要なナージという鳥

ヤクーの魔除けと聞いてもあまり入ろうとしないチャグムにバルサは…
「ほら、いちいち怖気づくんじゃないよ。今のあんたにぴったりだろう?
 あっ、今のあんたじゃ逆に避けられちまうかもしれないね」
「なに!?」

「余計な事を言うな。お前は彼を守るのが役目だろう」
タンダがそう言う
「守るのとおもりするのは違うんだよ。
 精霊の卵だか、化けもんだが知らないけど、そんなのは怖がらずに笑い飛ばしてやればいいんだ。さぁ、早く通りな」

バルサがチャグムの背中を押そうとするが、チャグムはバルサの背中を押す
「お前が先に行け」

「いたっ、何すんだ!傷が開くじゃないか」
バルサが言うが
「笑い飛ばせ!」
チャグムが言う

そんなやり取りにタンダは笑う
「ははっ、バルサの負けだな。たいしたもんだ。流石一国の…」
言いかけ、バルサが咎める

「タンダ、今王子と言おうとしたね?
 どこでだれが聞いてるか分かんないんだよ」

「結局、口にしたのはおまえだけどね」
ちょっと笑いながらタンダは言う
チャグムはカンッとナージの骨を鳴らし、ずんずんと村の中へと入っていた。

思わず、3人のやり取りにほんわかした(笑)
バルサを言い負かしたのは流石、チャグムだな。頭の回転は速い

タンダが歌っていたのはナージの唄かな?
ナージという言葉出てきたからだけど…

突然現れたニナという村の娘に短槍を向けるバルサ
だが、タンダの目的はニナのおじいさんに会うことだったらしい。
ヤシロ村に到着したバルサ一行

タンダがニナの祖父であるノウヤに対して、
バルサたちの事を親子で放浪の歌い手なんです、と嘘をついた。
思わず、親子(笑)と。

歌をひとつ聞かせてもらえませんか?というノウヤに
バルサはその役目をチャグムに押し付けたのにもちょっと笑った

ノウヤさんのお父さんのお兄さんが子供の頃、”ニュンガ・ロ・イム”の卵を産み付けられた話をタンダのおじいさんに聞いたのを思い出したから、タンダはここにきたそうで。

その話をニナのひいおばあちゃんが死ぬ前に語り継いでいたらしく、
ニナは伝わった通りにバルサたちに話して聞かせる

”あのね、ニュンガ・ロ・イムは雲を作る水の精霊なんだって。でもね、100年に一度人間の子供に卵を産んで、死んでしまうの。だからヤクーの人たちはちゃんと卵が孵って、新しい精霊がまた雲を吐いてくれるように、その卵を抱いた子供が卵が産むまで守ることにしたの”

”だけどね、鳥の卵を蛇が狙うように精霊の卵狙って、卵食いのラルンガがやって来るんだって。おじいちゃんのお父さんもお兄さんも、そのラルンガに引き裂かれて死んじゃったんだって、真っ二つに。それで卵を食べられちゃったの”

そんな話にチャグムは話の場から逃げ出してしまう。
慌てて追いかけるバルサ
こんな話を聞いて、冷静になれる訳ないよね…チャグム

川の上でバルサに向かって…いや自分の卵にも向かってるのかも…叫ぶチャグム
「何を言ってるのだ!何なのだ!…皆、何を言っているのか分からないよ!」

「私は神の子だ!そうじゃないのか?そう教えられてきたのだ!
 何なのだ…何のために生まれてきたのだ!化け物の卵を産むためか!
 …化け物に殺されるためか!だったら今すぐ、殺してみろ!」
水を叩きながら、そう言うチャグム

そんなチャグムを担ぎ上げ、バルサは思う
自分が動揺した時に支えてくれた存在を

バルサはチャグムに槍を持たせ、自分に向けてかかってこいと言う
どうしてそんなことをしなければ、ならないんだ!と反発するチャグム
「私を化けもんだと思って打ちのめしてごらんよ」
バルサは言った

昨日の勢いはどうした?化けもんに殺せと叫んでたじゃないか。
神様が守ってくれるんだろう?と挑発する

そんなバルサに反発するようにチャグムは槍を持って、バルサに向かっていく
だが、それを軽く避けられてしまうチャグム
もう一回向かうが、槍を受け止められ、突き飛ばされてしまった。

もう一回とチャグムはバルサを攻撃しようとするが、何回も避けられ、
バルサには届かない
倒れ込むチャグムにバルサは言う

「お前が生まれてきたのは今、ここで生きるためだ!
 生きていることを恐れるな。それが一番恐ろしい魔物だ。
 何があっても生きろ!何があっても、私がお前を必ず守る!」

そんな言葉に泣き出すチャグム
「さぁ、立て。立って戦え!!」
その言葉に呼応するようにチャグムはたちあがり、バルサに向かって行った

思わず、息呑んじゃった…。
ラルンガの話を聞いて、チャグムの心が動揺するのは知っているけど……
槍を教えるのってうーんともうちょっと後だった気がする。

そして、王宮の地下牢に二ノ妃がいると思わなかった。
あの一件で、入れられたのか…。

聖導師が会いに来たことで、チャグムが死んだと思ったみたいだけど、
帝が二ノ妃を許した為、一の宮に御移り下さい、と知らせに来たらしい
それでもチャグムがいない王宮にいても、地下牢にいても変わらないという二ノ妃

”チャグム王子が生きておられる世はそれほど小さな世ではないかもしれません”
”どういう意味です?”
”ここに閉じこもっていても、何も始まりません!”

つまり、チャグムが生きて王宮に帰る可能性は
低くないといいたいのかな…?聖導師は

一方、シュガは食べ物も水もなく、途方に暮れていた。
だが、コンコンという音が聞こえ、必死に声をあげると、
そこにいたのは”ガカイ”だった
思わず、お前が閉じ込めたのか…?と思った

ガカイが言うには、シュガを閉じ込めるように言ったのは”聖導師”だというのだ。
余計な事しないようにここに閉じ込めたと。
その事を知っても、
シュガは水が欲しいと、あのナナイ大聖導師の手記を読み解くまでは欲しいとガカイに懇願する

ガカイはシュガに取引を持ちかける
「そこで読み解いたことを俺に教えろ。教えてくれた分だけ、水と食べ物を差し入れてやる。お前もそのままくたばりたくはないだろう。
 そのうち、俺が聖導師になったらそこから出してやってもいい」

すると、シュガはガカイの目を見つめて
「……それを知る覚悟があなたにはあるんですか」
問う
「え?」

「ここに書かれているのはこの国の影……いや、暗闇だ」
命の危機にあっても、覚悟を問うのか…。シュガらしいのかな…

このガカイが言った事も本当かどうかを確かめるすべがない。聖導師がシュガを閉じ込めたとしても、ガカイを世話にやる事だって考えられないわけじゃないが…ガカイさんだしなぁ…
ガカイさんがそういう事をやりそうな人だなと思ってしまうので…全然キャラとしては違和感なし

ヤクーの村にも捜索するように命じる帝。そして、チャグムがいた村には”清めよ”と。
その事を聖導師が下々の者にどう伝えるかは聖導師に任せると言う
ささやかにさっきのシュガを庇った件での、あてつけというより、試してる

それで、ジンがヤシロ村に来たのか。
インタビュー言ってた、ジンの驚くような一面ってなんだろう?と思ってたけど、
まさかバルサの恋人を名乗るとは思わなかった…(笑)憎しみと愛情は紙一重ってか?

チャグムはあの後、怪我をした所をタンダに診てもらう
バルサは…どうしてあんなに強いんだ?と言うチャグムにタンダは”バルサは強いんじゃないよ。弱いのが嫌いなんだ……弱いと生きられなかったからね…”とそう返す

「誰かと約束をして、人を助けてると言った」
そう言うチャグムの言葉に少し驚いた様子のタンダ
「そんな話を聞いたのか…。それはね、ジクロの事だよ」

不思議そうにするチャグム
「ジクロはね、バルサを育てたカンバルの武人だ。ジグロとバルサは旅ばかりしていたが、今の間にかこのトロガイの家に住みついて、槍の鍛錬をするようになったんだ。
 その時に俺とも知り合ったんだよ」

「ジクロの教えはそれこそ、容赦なかったからね…」
タンダはつぶやく
「俺はそんなバルサを見て、可哀想で仕方なかったんだ。
 もっともそんな事を言えば、あいつが怒るだろうがね」

「それでジクロという人はどうしたの?」
チャグムがそう聞くと、タンダは
「それはいつか、バルサから聞いてごらん。君が本当にバルサの事を知りたいと思った時に。
 そしたら、バルサがきっと教えてくれるよ」

バルサの槍舞いはジクロとの描写があって、一緒に舞っている感じがいいなぁと思った。
でも、突然前にトロガイさんが現れたことに驚いたわ

トロガイの登場にある情報がもたらされる。
ラルンガが土の精霊だから、雪の積もる冬の間だけは出てこない。
念のために早いうちに山奥の狩穴へと行った方が良いと

トロガイさんが山菜鍋を食べている間に何者かの気配を感じるバルサ
そこにジンが現れ、バルサに襲い掛かる。
だが、その途中、何か見えないものがタンダの家に現れた

二人は戦いをやめ、その見えない敵との対決に警戒を強める
ジンは見えない敵に手を掴まれ、身動きがとれなくなる。チャグムと共に逃げようとするバルサだが、その見えない敵のものを切りながら、ジンを攻撃してその場から逃げるのだった。

これで第2回は終了…
次は冬籠りの回か…3人の生活好きなんだよな…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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