此花のアニメ&漫画タイム

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「バルサと一緒に戦いたいのだ!私に槍を教えてくれ…、教えて下さい!!」第3回「冬ごもりの誓い」 感想 精霊の守り人(実写ドラマ)

此花(このはな)です

今回は精霊の守り人(実写ドラマ)の第3回「冬ごもりの誓い」の感想を書いていきたいと思います

第3回「冬ごもりの誓い」
あらすじ
チャグムに宿る精霊の卵を狙うラルンガから逃れたバルサは、狩穴と呼ばれる山中の洞窟に逃げ込む。雪を嫌う化け物をやり過ごすための冬ごもり。その間にも卵は育ち、チャグムはもうひとつの世界〈ナユグ〉の闇に引きずり込まれる。恐怖と闘うチャグムをバルサは抱きしめ、かつて自分を守ってくれたジグロ(吉川晃司)のことを語り始める。

バルサの傷を知ったチャグムは自分も運命から逃げないことを誓うが、その頃王宮では皇太子が急な熱病に冒されていた。後継者を失うとうろたえる帝に、聖導師(平幹二朗)はチャグムを呼び戻すよう進言する。そして、春が来た…。

公式より
第3回 「冬ごもりの誓い」|精霊の守り人|NHK放送90年 大河ファンタジー

第3回はジクロとバルサの過去話とシュガのナナイ大聖導師手記解読を語るって感じでしょうか。チャグムの成長を描いてもいて、第1回からたくましくなったわ…。ガカイさんとシュガのやり取りが思った以上に面白かった(笑)インタビューで真面目キャラと仰ってた意味がなんだか分かった気がする
前回のダイジェストで軽くあらすじ説明してから、手当されたジンが目覚める訳だけど、あれタンダが手当てしたのかな?
タンダならやりそうだけど…分からないな

狩穴についたトロガイ一行だけど、チャグムは大分元気がない…
なんとかタンダがチャグムの気分を変えようとしているのが印象的だった

トロガイが教えてくれたのは”ラルンガは雪を嫌い、冬の間が来ない”ということぐらいで、どうやって卵を孵すのかそれはいつなのか?それさえも知らないという。
ラルンガについても、もう一回水の民に聞きいったそうだが、ラルンガは土の精霊だからよく知らないと言われてしまったというのである

ヤク―に伝わる言い伝えでもわからない事があるんだよな…。
それは一部の情報でしかないし、今の者たちが考えるしかない

チャグムはトロガイに問う
「どうしてそんなものが私に?」
「さぁ? もともとあんたにもナユグを感じる力があったのかもしれないねぇ。おそらく、これまで卵を宿してきたヤクーの子たちと同じように。
 ナユグの方があんたを選んだんだ。あんたのせいだということは無い」

一応、神の子だ!と言ってた子だから、ヤクー子たちと同じようにという言葉には意味があるよな。ある意味、神の子であったチャグムはヤクーと同じように精霊の卵を宿した。つまり、ヤクーと同じ人だったということを実感できる言葉だ

だからこそ、帝がチャグムを殺そうとした理由がやっとチャグムにもわかったんだね
神性を失うという意味が。
第1回の頃は母がいる王宮から離れること自体が怖かったんだろうけど…。

トロガイはタンダと共にチュチロガイ(土の民)を探しに行こうと提案する。少しでも情報を集めるためだ。タンダも了承し、バルサとチャグム二人の生活となる
トロガイとタンダのやり取りも楽しい。タンダがトロガイに手を差し伸べると、それをパシッと払い、ずんずんと進むトロガイさん

原作でもあんな感じだよね。
なんて言ったらいいか分からないけど、師匠と弟子の関係性…

穴暮らしになってからあまりしゃべらないチャグム
穴にいれば、世の中の嫌な事は皆、忘れられる…バルサは言う
「忘れられない…。皆は私の事を、忘れてしまえるだろうけど、
 父上だって…母上だって…」

そうつぶやくチャグムにアカギレの手に為の薬を塗るバルサ
「……だけど、あんたは一人じゃないよ」

王宮へと場面が移り、ジンが帝と聖導師に報告をする
目に見えない魔物が襲い掛かってきた話を、それはチャグムから出たものではないことを。ちゃんと聖導師が確認していた

でも帝は”チャグムの穢れがそのようなものを呼び寄せたのだ”と別の解釈をしてしまっていた。チャグムを清める、というの意志は変わっていない。
ジンからあふれ出る怪我の血が王宮の床に落ちてしまい、帝はジンを王宮から追い出してしまう

ジンさんのストーリーが変わるのは知っていたけど、王宮から追い出しちゃうとは…。最終章のイメージがでかくて、誰よりもチャグムの味方のキャラだけど…一番最初はチャグムを狙う狩人だったからな

二ノ妃に聖導師が”チャグムに宿る卵”について、説明してたけど、宿った時期はやはり夏至の時期…大干ばつが起こるっていう話を信じているんだな、聖導師は
聖導師のキャラクターが思った以上に何を考えているんだかわからなくなってて、意味深だ

第一皇子のサグムがここで登場してて、帝の意志が変わらなくてはチャグムを助けられないという聖導師の言葉の視線の先が”サグム”って…おい(笑)意図的だろ!
絶対意図的だと思ったら、やはりその後にそういう演出が出てきた

ただ思うのは、サグム第一皇子が病弱だという情報を入れてなかったなぁと。
だからこそ、あのサグム皇子の原因不明の熱病は説明できるんだけど…

また場面は狩穴へと戻り、チャグムは一人で外へ干物を取りに来ていた。
だが、その途中、急に知らない世界へと変わってしまう
バルサさえも見えない世界……動揺し怯えるチャグム

その中で現実の世界に戻るチャグム
”また……怖い夢を見たのかい?”そういうバルサに大声をあげた
「何が夢だ…夢じゃない!どこが夢なんだ!」
涙をこぼし、怯えるチャグム

「どうして、どうして私なんだ!!
 どうして私がこんな目に合わなきゃならないんだ!」
バルサに向かって行き、ぐりぐりと頭をすりつける
「どうして…!どうして…!」

それをバルサは静かに抱きしめる
「……チャグム…、あんたの気持ちがよく分かる…」
バルサはぽつりとそう言った

「…私も子供のころはどうして…どうして!ってそればかり思ってたからね。
 私に比べたら、あんたまだ強い方だ。……私は本当に弱かったんだ」
バルサはチャグムにそう語る
「どうして強くなれたの?」

「……そう変えてくれた人がいたんだ」
バルサは言う。すると、チャグムは”ジクロ?”と問う
その言葉に驚いた様子だったが、タンダが教えたのか?とそう聞く
うなづくチャグム

「6歳だった私を連れて、自分の国を捨てた人だ」
カンバル王国を?と言うチャグム。コクリとうなづくバルサ
「この山を北へ北へと越えた所が、カンバル王国だ。
 ジクロと私はユサ山脈を越えて、青霧山脈を越え、新ヨゴ皇国へ逃げたんだ」

「どうして逃げなければならなかったの?」
「私の父はカンバル王に仕える医術師だった。
 その父に近づいたのが王の弟のログサムだ」

「ログサムは父に王を病気と見せかけ、毒殺するように命じたんだ。…私の母は前の年に亡くなっていて、父は私と二人で暮らしていた。
 そのたった一人の娘を、殺すと脅されたのさ」

それが”バルサ”だと問うと、バルサはうなづいた
「ログサムはこの私の命を盾にして、父に命じた。だから父は従うしかなかったんだ。けどね、たとえ命令通り王を暗殺しても、ログサムがその秘密を知っている父を生かしておくはずがない。だから父は娘だけを守るために親友を頼るしかなかった」

「それがジグロだ」
「ジクロは王宮の武術指南役として仕え、王の槍と呼ばれる武人だった。ジグロにとって、父の頼みを引き受けることは…自分の地位も、国も、家族を捨てることだった それなのにジグロは……友の想いを受け入れたんだよ」

「王が死ぬと、父は盗賊に襲われて殺されたと噂で聞いた」
バルサの言葉にチャグムは”そんなのウソだ。ログサムに殺されたんだ!”とそう言う
「そして私もジグロも、一生カンバルに戻れなくなった。
 カンバル王となったログサムから、一生その命を狙われる身になったんだ」

「だから私はジグロから武術を教わることにした」
バルサがどうして武術を学ぶことになったかを知るチャグム

武術を学ぼうとした最初の理由は”ログサムを倒す事”だったという
ジグロと共に旅をしながら修行する中でログサムの追手が放たれた。それはジグロと共に修行していた同じ”王の槍たち”だった。

「ジクロは私を生かす為に仲間を殺すしかなかった…」
15年の間に、ジクロは結局、8人の命を殺した
「そして、その力が尽きるように死んだよ…」

ジグロの死ぬまぎわ
”父さんが背負った罪は私が償うから、私が8人の命を助ける、その分人を助けるから、だから安心して眠って”
とそう言った

だが、ジグロは人を助けるのは殺すより難しいと言葉を残す
「私はお前を助けたと思っていない。お前と旅をして楽しかった。お前の成長が嬉しかった…幸せだった」
そう言った。

じわーっと来るな…。この言葉は…
人を助けるのは殺すより難しい、も重い言葉だし…

そのバルサの話にチャグムはどうして自分を助けたのかと理解する
「だけど、ジグロの言ってた通りだったよ。人を助けるのは殺すより難しい。誰かを助ければ、別の誰かを傷つけることになる。新たな争いを生むことになるからね。
 …もう元には戻れない。そうやって生きるしかなくなってしまったんだ

バルサ……お願いがある」
立ち上がって言った 
「なんだ?」

「私に武術を教えてくれ」
「私はまだ何と戦えばいいのか、分からない。何が敵なのかも分からない。
 だけど、戦いたい、私を逃がした母の為にも。生きたいのだ!
 その為にバルサと一緒に戦いたいのだ!」
 
「私に槍を教えてくれ…教えて下さい!」
チャグムは頭を下げた
芯が強いなぁ、チャグムは

こうして、バルサはチャグムに槍を教えることになる。
槍の教えのシーンと怪我の手当てのシーンのバルサは違ったバルサだよなぁ
チャグムを後ろから抱きしめ、”この方が温かいだろう?”というシーンが好き

一方、王宮では第一皇子・サグムが謎の熱病にかかって苦しんでいた。
帝は病の元を”水のせい”だといい、王宮全ての水の配給を止めよ”と命じる

チャグム以外の唯一の継承者・サグムがいなくなれば、帝の後継者がいなくなってしまう。動揺する帝
”チャグムを王宮に連れ戻せ。どちらも消すことはできぬ

そう、帝は聖導師に命令する
千載一遇のチャンスだなと直感するものの、あの伏線があったせいか聖導師がやったのではないか?という可能性がドラマでは出てくるね

二ノ妃に問われて、さぁ?って返すなよ(笑)
原作ではそんな描写一切なかったのに…

場面が変わって、シュガとガカイさんのターン
正直、やり取り楽しかった(笑)
先に食事を要求し、しょうがなそうに渡すガカイさん

その中で帝が水を使うな!といった影響がここにも。
水の代わりに果物を渡すガカイさん
シュガはそれを聞いて、チャグムはまだ生きていると問いかける

ガカイさんは剣をもち、警戒度MAXで答えてるのに笑う
その話を聞いて笑いだすシュガは怖がられても仕方ないんじゃないか(笑)

”サグムの一件に関して聖導師がやったんですよ”という発言
おまえはとうとうおかしくなったのか?のガカイの言葉に凄く笑いが…。
聖導師ならやりかねませんよ
という発言にガカイはシュガに剣を向ける

ガカイの反発にシュガはナナイ手記について興味深い記述を語るのだった
「建国神話では初代国王トルガル帝は元々ヨゴ国の王子で、王権争いの愚かさに嫌気がさし、身を引いて海を渡り、新ヨゴ皇国を築いたとありますよね。けど、石版の手記では違っている」

見て下さい、と見せたのは絵が彫られた石版
「トルガル帝は神でもなく、実は臆病で自分の考えも持たない弱い男だったと書いてある」
その言葉に”何を言うか!貴様、その言葉だけ死罪に値するぞ”と激高

「その弱さに目をつけたのが初代大聖導師、ナナイです。
 この国は元々、聖導師が王を操って生まれた国だったんです!」
剣をシュガに向け、牽制しようとするガカイだがシュガは続ける

「ここを新天地として、選んだのもナナイ大聖導師です!
 ナナイ大聖導師は…ヤクーと同じものに興味をもっていた」
次々と出る衝撃の言葉にガカイはシュガを攻撃するが、シュガはそれを止めながらも言葉をつづけた

「先住民と同じものだと!?」
ガカイは信じられない様子で言う

「ヤクーは目に見えない世界をナユグといいます。
 ナナイ大聖導師はナユグを見る力があったんです!
だから、正しく!魔物を見極めることが出来たんです!」

ガカイさんのイメージがちょっと面白かった。
真面目というキャライメージではなかったんだけど、聖導師になるために何年も修行してきたという意味では真面目にやってきた人なのは事実かなと

場面は狩穴へと戻り、タンダが戻ってきた
チャグムの代わりように驚き、嬉しそうにする
チャグムには中々の素質があるバルサはタンダに言った

得られた情報を聞くと、土の民はラルンガと同じく冬眠しているのか、話を聞けなかったらしい
トロガイはタンダによると”何も分からないなら、ここにいても仕方ないから温泉にでも浸かってるってさ”といわれたでのこと

そんな言葉に”トロガイらしい”と笑う二人
「ヤギの乳を仕入れてきたから、
 カンバル料理のラルーでも作ろうか?」

タンダは提案

バルサは嬉しそうにする
「タンダが帰ってきて、助かったよ…」
チャグムの言葉に私もちょっと吹いた
「おい、それはどういう意味だ」

バルサの料理はダメだとは言ってないけど、長期間はきついって事か(笑)
やはり、バルサの嫁という表現は正しい気がしてきたよ、タンダ…

その後のチャグムの”後どのくらい鍛錬したら、バルサのようになれる?”と質問
「うーん、そうだねぇ。あと20年ぐらいしたらなれるよ」
「20年!?それじゃ全然間に合わないじゃないか!」

(笑)チャグムはそんな簡単にバルサになれると思ってたのか…とちょっとびっくり
そうじゃなきゃ、ラルンガを勝てないだろう?というチャグムにタンダは驚く
「また、随分やる気をなったもんだな、チャグムは」
「元々素直すぎる性格なんだろうね」

そう話していると、チャグムが笑っていた
「何笑ってるんだい」
「考えてみれば、バルサにも勝てそうにないラルンガに
 私が勝てるはずもないか」

その言葉にバルサが笑う
これは(笑)笑うしかないな…

「チャグムは自分が卵を宿していることをもう恐れてはいないのか?」
タンダが質問すると、チャグムはそれはよく分からないという
「だけど、一つだけわかった事があるんだ」

「私が、バルサやタンダに出会えたのはここにある精霊の卵のおかげだろ?そう思ったら悪い気はしなくなった。
 だったらこの卵を、守らなきゃいけない気がしてきたんだ。だから、ラルンガにも負けたくない」

そんな言葉に嬉しそうにするバルサとタンダ
「なるほど、いい心がけだ」
「あんたは言葉を使うのが巧みだねぇ。末恐ろしいよ」

「それから…バルサとタンダには幸せになってもらいたい」
(笑)タンダが噴き出した…。チャグムは気づいてるな

「おい、何を言い出すんだ。
 そんなに早く大人びるんじゃないよ」
チャグムのあの感じは…原作の感じだ(笑)

だからこそ、バルサは自分がジグロに幸せになって欲しいと思った事がなかったということに気付いたのかな…
その日の夜、一人で外にたたずむバルサにタンダが声をかける
「眠れないのか?」

心中を吐露したバルサにタンダは
「ジグロはそれで幸せだったんだと思うよ」
と答える
「私にはそもそも幸せが何なのかも分からないんだ。だからチャグムにどうなってもらいたいのかも、本当はわからない。自分がどうしたいのかも…」

「…一緒に暮らさないか?」
そのタンダの言葉にタンダの顔を見るバルサ
「もし、チャグムを無事助けられたら、いやそうしないといけないんだけど…。
 そしたら、3人で一緒に暮らさないか?」

「用心棒を続いたければ続けたっていい
 チャグムや俺の所に帰ってくればいいじゃないか」
そんな言葉にバルサは……間を置いて狩穴に戻ってしまった

この話は原作にもあるけど……バルサは答えないよな…
それもいいかもしれないと言ったっけ、ただ真剣な答えは聞けなかった気がする。
これを見ると、別れ際のシーンを思い出してしまう…

季節はそろそろ春がやってこようとしており、
チャグムは一人で外に出ると突然、また知らない世界へ引きずり込まれる
真っ暗な世界、しかも下には地面がなかった

叫び声をあげるチャグムだが、トロガイの声がふと聞こえる
「大丈夫。あんたは今、ナユグを見ているだけだ」
「トロガイ…?どこ!」

「落ちる落ちるよ!」
「落ち着いて、落ち着くんだチャグム。そこはナユグだ。
 だけど、お前の身体はちゃんとこの世に立っているぞ!」

バルサと一緒に、そこへ立っているぞ!」
バルサと…?とチャグムはつぶやくが、バルサの姿が見えなかった
「見えない!何も見えないよ!」

バルサの腕感じろ、チャグム。
 しっかり感じるんだ!」
トロガイの言葉にぎゅっと、自分を抱きしめるチャグム

しっかりとバルサの手を感じる
自分が倒れ、しっかりと地面を感じたチャグムだった

「さぁ、チャグム。おまえはどこに行きたかった?
卵の意志を感じて、お前が行きたいと思う所を指さしてごらん」
トロガイがそう言うと、チャグムはゆっくりと指をさした

一方、王宮にいるシュガは朦朧としながらも、チャグムの行く場所をガカイに伝える
「チャグム王子は青池に向かうはずです」
「青池……そこにそう書いてあるのか?」

「急いでください……ラルンガに襲われる前に…!」
「ラルンガ…?」
シュガはガカイに石版の文字の”ラルンガ”の所を指した

その後にガカイは聖導師に報告する
”チャグム王子は青池に行くことを”

「しかし、聖導師様はなぜあの手記の封印を解かれたのでございましょう?シュガはすっかり信じて、おかしくなっております。
 まさか聖導師様まで、あの手記に書かれていることを信じておられると、などというはございませんでしょう!」

「あそこに書かれていることは建国神話を覆し、
 帝の威信を汚す事ばかりでございます!」
「ナナイ大聖導師がおかしいというのか?」

「いえ…それは。昔の事は分かりませんが…今は」
聖導師の迫力を押され、ガカイは頭を下げる
「今は!チャグム王子を生かしておくことが
 何よりも大事なことなのだ」

帝の言葉がそれを行う理由だという建前だけどね。
後継者を同時に2人も失うことはできないから
やはりシュガを閉じ込めたのは聖導師だった訳か、でもああやって提案したのはガカイさんだな

そしてそして、帝がジンに密命を受けることになる
”チャグム王子の暗殺を”
ここで出てきたジンさんだ。狩人をやめさせられたのか…

一方、バルサ一行は卵を孵すためにチャグムの行きたいところを向かうため、旅の支度をしていた
”卵が孵りたいと思う場所へ”

簡単にナユグを見ることが出来るチャグムにちょっぴり羨ましそうなタンダとトロガイ。呪術師にとっては羨ましいことこの上ない(笑)
そうしてやってきたのは”青池”

シグサ・ロアの花が群生していた
その花の匂いがチャグムから漂ってきた匂いだったのだ

チャグムがシグサ・ロアの蜜を食べ始めた
「花の蜜が
 ニュンガロイムの卵の成長を促してるのかもしれないね」
トロガイはそう分析する

そんな時、何かの気配感じるバルサとトロガイ
それは狩人たちが待ち伏せていたのだった
「我々は皇子を殺しに来たのではない。皇子に迎えに来たのだ!」
モンが宣言する

「王宮もチャグムを殺せないことをやっと理解したか!」
トロガイは言う
「皇子を渡せば、危害を加えない」
だが、帝の密命をうけたジンがバルサたちの前に現れる

チャグムを殺そうとするジンにはバルサが戦うが、青池の下から何かが現れる気配を感じるバルサと仲間たち
狩人・ジン・バルサ一行は追いかけられる気配から逃げるが、次々とラルンガが狩人たちを襲う

タンダが”木を登れ!”と叫び、バルサはチャグムを木の上に投げた
バルサもその木に登り、チャグムの足に絡みついた触手を引き離す
なんとかラルンガの魔の手から逃げたが、チャグムの様子がおかしい

警戒するようにタンダが叫ぶが、チャグムはひと泣きした後、一瞬で飛び上がり何処かへと行ってしまった

思ったより、チャグムが勝手に動き出した瞬間は怖いね
アニメでもあったけど、ドラマの方が怖い
それで気付いたけど、シグサ・ロサの花ってニュンガロイムの成長を促すと共に匂いがつくんだよね。

その前にチャグムが襲われた時、
チャグムには来なかったけど…そう言う意味で見つからなかったんだろうか…(ドラマだと)

アニメだと、ナユグの世界を見れる代わりにラルンガにも触れられるっていう意味だった気がするが、シグサ・ロサの花の蜜って。
原作がそうだったかどうかなんて、覚えてない…(笑)

ドラマはそれが無くても、ラルンガに触れれるっぽいし…
あの辺…アニメと原作の違いが全然覚えてないんだよな

マジでもう一回原作読みたいが…方法がなぁ
図書館だと、精霊の守り人なんて借りられてるし…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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