此花のアニメ&漫画タイム

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さきは買い出しの途中、ある青年とぶつかる!その後、金木簡がない事に気づき…!?第8話感想 封神しない演義 ASUKA6月号(2016年4月発売)

此花(このはな)です

 
今回はASUKAに連載されている「封神しない演義」の第8話の感想を書いていきたいと思います
 

月刊あすか 28年6月号

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 「キミの寂しさも憂いも悦びも、ぜんぶぜんぶ僕だけのモノ」
再びカラー絵。この言葉の意味はどっちの意味だ!子牙?
 
封神しない演義を知らない方はこちら

konohana19.hatenablog.com

 前回のあらすじ

中国の神怪小説「封神演義」が大好きな母親に女一つで育てられた、大和さき。普通の女子高生だけど何故か人並み外れた怪力の持ち主で、それが原因(?)で初恋すら未経験のちょっぴり悩めるお年頃(母親譲りの貧乳も悩みのひとつ)。
 
ある日、物置で探し物をしていたさきは、母親の封神コレクションとおぼしき古い巻物を見つける。固い紐を解いた途端、どういうわけか古代中国の「殷王朝」、母親が大好きな「封神演義」の世界にワープ!ぐーたらイケメン「太公望(姜子牙)」とその騎獣「四不像」と行動を共にすることになる。
 
「現代日本に帰りたい」と願うさきだが、さきには宝貝(パオペエ)の副作用を無効化する能力があり、この世界の「天命」に縛られない存在であることから、姜子牙は自分の代わりに「太公望」に…切望する。多くの命を殺せる「太公望」という役割を、この世界の住人ではないさきならば、覆せるのではないか…?
 
姜子牙が面倒がって動かずにいたのも、全ては「天命」から逃げる為だったと知り、思い悩むさき。しかし、ただの女子高生である自分が、誰かの命を背負うなんて重すぎて出来ない…。さきは「太公望」になることを断り、現代日本に帰る選択をする。
 
元の世界に戻る為の手掛かり・封神榜を捜すべく、最初にさきが現れた河へと向かった姜子牙とさきは、千人殺しの「天命」を背負った子供・哪吒と、その父・李靖に出会う。「天命」の理不尽さに縛られた親子に接し、どうしても目の前の命を諦められないさきは、機転を利かせて哪吒を救う。
 
そして「天命」に苦しむ人々を助ける為、姜子牙と「二人」で、太公望という運命を背負う覚悟を決めたのだった。
その後、哪吒の師匠である大乙真人が現れ、姜子牙とさきがやろうとしていることにヒントを与える。
 
「殷王朝を安泰させて、宝貝の使用を止めさせるか、破壊すれば誰も封神せずに済む」…ひとまずはそれを指標とするさき。
これからやるべき事が決まり、封神榜を取りに行こうとしたその時、皆の前にずぶ濡れで登場したのは、迷惑なドM、申公豹だった…。
 
申公豹から封神榜を貰い(奪い?)、殷王朝が倒れる切っ掛けとなった人物・蘇妲己に会う事にしたさき達は、一路冀州(きしゅう)へ。蘇妲己が千年狐という妖怪に身体を乗っ取られる事を阻止すれば、さき達の目指す「封神しない」道が拓かれるはず。さき達はまず、彼女を捜す事にしたのだが…?
 
今回、ASUKAの電子版を発見するし…。
とりあえず、書籍版を買ったけど…こうやって画像取れれば検討しよう
 
さて、本編の感想へいきましょうか!
 さきは哪吒と共に買い出し中だが、買いすぎで四不像まで持ってもらっていた。おまけをつけるという誘惑に負けて、思わず買いすぎてしまったらしい
 
「いたぞーっ!」
「待てコラーッ!」
そんな声が響く
「なんか騒がしいわね?」
 
突然、人影が現れ、さきは対処しきれず、ぶつかってしまう
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 「痛ててっ…」
「いった~…」
 
「っと…やべっ。悪い…怪我ないか?」
ぶつかった人はさきに手を差し出す
「あ…はい。大丈夫です」
 
その人はぶつかった影響でさきが持っていた食べ物がぶちまけられている事に気付く
「あちゃー…これはまた、盛大にぶちまけちまったなぁ」
「あぁっ…食材がっ!」
そう言われて、さきも気づく
 
「ちょっ、何やってんすか、天化兄貴~
 もたもたしてる場合じゃないっすよ~」
続いて現れた人に言われ、天化兄貴と呼ばれた人は
「やべっ」
焦る
 
「待て貴様らーっ!!」
また現れた声に
「(えぇっ!?また増えたっ!!)」
さきは驚く
 
「(もしかしてこの人たち、追われてるの!?)」
「借金返せコラーッ!!」
「(しかも、ろくでもなさそうな理由だっ!!)」
(笑)借金取り追われてるか…天化兄貴…
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 「おわっ!?なんだこりゃっ!?」
さきがぶちまけた食べ物ですべり、借金取りたちはこけていく
「好機到来(ラッキー)♪」
 
「悪いなっ。今は拾ってやってる暇がねぇ!
 またな!少年!」
そう言って、颯爽といなくなった
 
ぽかん…とするさきと四不像
「変な奴らだったな…「またな」って…」
「…うん。嵐のように去っていったわ」
(笑)まさに嵐のよう…
 
 はっとする
「私は少年じゃなーい!!」
「そこは突っ込むんだな…」
一応…一番気にしてる所だからね!
 
「少年じゃないって事は…兄ちゃんか?こら。てめーのせいで逃げられちまっただろ!この落とし前、どうつけてくれんだ!?」
借金取りがさきの首元を掴みかかってくる
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 「…どいつもこいつも…女って発想はないんかーいっ!!」
さきはアゴに一撃!
全く…どいつもこいつもさきちゃんは女の子だっつうの!
 
 借金取りを一撃で仕留め、哪吒がご飯を踏まれたことで借金取りに攻撃を仕掛ける
ご飯第一な哪吒可愛い
 
「天化兄貴~
 あの少年たち、大丈夫っすかね~?」
そう言う
「まっ、あいつらもガキには手を出さないだろ」
くるくると何かを回しながら、天化兄貴は言う
 
「あっ兄貴!どうしたんすかそれ~。
 まさかまたスッたんじゃ…」
それはさきが持っていた巾着袋
 
「おっ!?なんだ、この巾着?
 いつの間に俺の手の中に!?」
いつの間にって(笑)
 
「(それは兄貴が盗んだって言うんすよ~!!)」
うんうん
「も~、手癖悪いんすから~」
「バッカお前、この巾着が勝手に俺の懐に飛び込んで来たんだよ。
 さぁて、中身は何かなー?」
 
「あ…兄貴…これ…やばいっすよ~」
青ざめる
「ふふんっ、どうやら俺にも
 ようやく運が向いてきたな」
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 「ないっ!ないない!金木簡がなーい!!」
「…ない」
 探しても探しても見つからない金木簡
 
あんな高価なものをなくすなんて…とずーんと落ち込むさき
「肉屋に行くまではあったんだよな?
 じゃあ、その後落としたかなんかしたんだろ」
四不像が言う
 
「なんかって…あっ」
「ぶつかった」
哪吒が言う
「あの時、落としたのかしら…」
 
「もしくはスられたのかもな。
 この街、あんま治安良さそうじゃねーし」
四不像は言う
「えぇ?スリ!?」
 
とにかく手分けして探すという事で、哪吒は借金取りの元へ聞きにいき、さきは来た道を戻り、ぶつかった二人組を探すことに
「じゃあ、夕暮れまでにココに集合な。おれは荷物見張ってるぜ」
四不像は言う
 
さきは必死に探すが見つからない
「やっぱり、落ちてないか…。
 …そういえば、ぶつかった人は『天化兄貴』って呼ばれてたわね。兄弟なのかしら?」
 
そんな声を聞いてか、子供が声をかけてくる
「ねぇ、天化兄貴の事、捜してるの?」
「…ぼく、『天化』って人知っているの?
 (ビックリした。子供か…)」
 
「…こっち付いて来て」
「あっ、待って」
さきは子供についていくことになるが…
 
「(どうしよう…。だんだん寂れた場所になってきちゃった…。
 スープ―にもついてきて貰えば良かったかな…)」
「ねぇ、本当にこっちに天化兄貴がいるの?」
さきは聞く
 
「この中、覗いてみて」
子供は言う
「中って…この大きな枯れ井戸…?」
ひょこっとさきは覗く
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 「えっ!?」
(うそ…っ)
「きゃああああっ!!」
 さきは井戸の中に落とされる
 
「おっ、お前悪い奴らの仲間だろ…!
 天化兄貴は捕まえさせないからな…!」
って事は慕われてるんだろうな…
 
「痛た…いきなりなんて事するのよ…!
 下手したら死んじゃうわよ!」
さきは叫ぶが、その子供はいなくなってしまう
「こらっ!ちょっと待って!!」
 
「こんな所に置いて行かないで!!
私は悪い奴らの仲間なんかじゃないわよ!こらーっ!!まて――っ!」
声は届かず、井戸の中に閉じ込められてしまう
 
(結構深い…。自力では登れそうにないわ)
「誰かー!いませんかー!井戸の中でーす!
 おーい!誰かー!!……」
 
(どうしよう…。出られない。もう日も暮れそうなのに――
 こんな所に一人ぼっち…たった一人…)
 
回想―
「おや、今日もさきちゃん一人かい?」
「うん!お母さんはお仕事中だから、お留守番してるの!」
「”――…平気”」
 
「ただいまーさきちゃん遅くなってごめんね」
「おかえりなさーい。ううん、平気!」
「”私がしっかりしなきゃ…”」
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 「洗濯物もちゃんと畳んでおいたよ」
「あら~お母さん助かっちゃうわぁ」
「”一人でもなんでも出来るように――…”」
 
 「(大丈夫…!なんとかなるわよ。とりあえず、誰か通るのを待とう…。                           きっと今頃、スープーたちも捜してくれてるよね…)」
母を心配させないように、弱みを見せまいとしてきたさきちゃん
 
「”――…どれくらい時間が経ったんだろう…。いつの間にか、月が出てるわ。暗くて周りもよく見えなくなっちゃったな…”」
あー……と声が聞こえた気がした
 
「”――…え?何…今の…声…?”」
ごーー…おーー…
「”違う。風の音だ…”」
 
「”こんなの、人の声なわけない…!”」
さきは震えながら耳をふさぐ
ずるっ、ずっ、ずるっと何かをはいずる音
ひっ…!」
 
”上から…何か来てる…”
ガタガタと震えるさき
ずるんっと何か音がする
「…っ、いやーっ!!」
 
「さきっ!? どうしました!?」
聞き覚えのある声がする
がたがたと震えたさきを慌てた様子で姜子牙が下りていく
 
「お化けー!!」
「ちょ」
「いやーっ、こっちこないでー!!」
ポカポカと子牙を叩く
「さき!いてっ!落ち着いて下さい。私ですよ」
 
「――…え?子牙…?」
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 「さき…一人にしてしまって、すみませんでした…」
ぎゅっと抱きしめる子牙
「もう、大丈夫ですよ」
 
「……っ、うぅ…ぐすっ、ひっく…」
そのままさきは子牙に抱き着いた
さきちゃんにとって怖いもの…か
 
「(――あれ…なんで子牙に抱きついてるの…!?)」
はっと気がつく。ボンっと真っ赤になる
「ごっ、ごめん! えっとあのっ、
 なっ、哪吒君と四不像は?」
 
「二人もまださきを捜していますよ。
 落ち着きましたか?」
さきちゃんが可愛い回だ(笑)
 
「うん!平気! お…お化けなんて、全っ然恐くないんだからねっ!」
ふふ(笑)さきちゃん
 
思わず、吹き出す子牙
「”――…なっ”」
「笑う所じゃないでしょ!」
「だって君、あんなに恐がっていたのに…」
 
「あれはお化けがズルズルッって…!
 ビックリしたのよ!」
さきは言う
 
「ズルズル…?あー…それは私が垂らした縄梯子では…?
 一応、声もかけましたよ?」
「縄!? 耳ふさいでた!」
 
「(恥ずか死ぬ!?私のバカッ!)」
顔を覆い、真っ赤になるさきちゃん
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 「…さき、恐い時は恐いって
 言っていいんですよ」
そう言う
 
「”――…違う。大丈夫、
 私は一人でも平気…恐い事なんてない――…”」
「…恐…くないです」
ぷいっと顔をそらすさきちゃん
 
「あーもう君は…!」
むぎゅっとさきの頬を掴む子牙
「いかにさきが怖がっていたか、分析して詳細に説明しますよ!」
「うぅ…それはいやっ」
 
「誰にだって苦手なものはあるでしょう?
 私にだけは正直に話して下さい!」
子牙は言う
 
(普段全然頼りないくせに…)
「どうしてそんなに恐いんですか?」
「…だって………から…うん…?」
 
「(なんでこんな時だけ鋭いのよ…)」
「お化けは触れないから…物理攻撃が効かなそうで、恐い…」
さきちゃん…(笑)
「君は鬼も勝つ気ですか…?」
 
「うぐっ、どうせ普通の女の子みたいに可愛い考え方なんて出来ないわよ…!」
ぷんぷんとした様子
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 「(そういう所も…可愛いと思うんですがねぇ)」
子牙は思うのだった
ポンポンと頭を叩く
 
井戸の中から出てくるさきと姜子牙
「ん――っ!外の空気が美味しいわ~」
のびをする
 
「さて、まずは金木簡を取り戻しに行きますか」
子牙が言ってはっと気がつくさき
「(そうだ…!私、金木簡を捜しにここまで来たんだったわ…)」
「さき…すっかり忘れてましたね…?」
 
「あの…金木簡ごめんなさい
 (あんな大事な物なくすなんて…)私…必ず探し出…」
「すでに目星はついていますよ」
 
「…へ?」
さきは固まる
「さきを捜している途中でその天化という男についても、情報を得ました。居場所も特定済みです。
 まったく君はなんでも背負いすぎなんですよ」
 
「(私がいくら捜し回っても全然見つけられなかったのに)」
さきは驚く
「その男の性質上、
 金木簡を持っているのはほぼ間違いないですね」
 
「(実は結構すごい人!?)」
「勘違いでさきを井戸に閉じ込めた少年も彼の仲間でしょうね」
太公望。実は凄い人というか…太公望だしってことね(笑)
 
「そういえば、どうして私は井戸の中だってわかったの?
 大変だったでしょ…?」
さきが質問する
 
「それは…占でちゃちゃっと居場所を特定しただけですよ」
子牙は言う
「あっ、そっか。占って便利なのねぇ」
「朝飯前です」
 
「(…あれ?でも確か、私の事は占えないって…)」
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 「(破けちゃってる…。
 くすっ、子牙も結構素直じゃないわよね。どこを走り回ったのやら…)」
子牙ってば…素直じゃないなぁ。頑張って走り回ったのか
 
「ねぇ、子牙。見つけてくれてありがとう」
さきはそう言うのだった
 
一方、天化兄貴はー
「おおー!!またあの男の一人勝ちだ!」
「す…すげぇ。
 賭博にはめっぽう弱かったのに…!!」
 
「悪ィな。こんなに勝っちまって。
 どうやら今日の俺はとことんついているようでな」
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 「このままじゃんじゃん。
 稼がせてもらおうか♪」
この天化の特性ってなんだろうな…お金に関する事かな?
 
天化兄貴と呼ばれる人の名前を一回調べてたら、びっくりした…。あの一家の息子なのか…と
それしか分からなかったけど…色んな漫画版がありそうだからね、封神演義
 
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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