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ニャーさんを壊され、怒り心頭な椿!北條君の元へ向かうが…?第20話 感想 シノビ四重奏 ASUKA7月号(2016年5月発売)

此花(このはな)です

 
今回はASUKAに連載されている”シノビ四重奏”の第20話の感想を書いていきたいと思います

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 シノビ四重奏(カルテット)を知らない方は1話の感想をどうぞ
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 「”隣に並び立つあなたに恥じることにないよう、凛として咲き誇る”」
これは椿くんの気持ちかな?蝶子ちゃんは本当に慕われてるな…
 

 本誌のあらすじ(19話まで)

大企業の跡取り娘・真中蝶子。護衛に囲まれて送った中学生活が嫌で、高校生活は自由に過ごしたいと思っていた。そんな蝶子に課せられた課題は〈これぞという側近の忍びを見つける〉こと。

 

「忍び」という時代錯誤な単語に戸惑う蝶子だったが、力ある忍びを側近に持つことが政財界での評価となるらしい。
 
高校卒業までに見つけることができたら、蝶子の自由にしていいという。
ただし見つけることができなかったら…一生父親の言うことをきく。その側近の忍びを見つけるために入学した高校・御園尾学園は、大企業や政治家の御曹司達を守るための「忍び」を育成する高校だった。

 

新学期が始まり、蝶子は友達と同じクラスになれたことを喜んでいた。ところが、椿だけが元気がない。高校生の蝶子達と違い、中学生の椿は、少し寂しい思いをしていたのだ。

 

しかし、蝶子に認めてもらえる一人前の忍びになるため、一念発起した椿。積極的にクラスメイトの手助けをしたり、新しい武器の修行に励む日々。そんな椿を面白くない気持ちで眺めるクラスメイトがいて…。

 

さて、本編に行きましょうか!

放課後を知らす鐘が鳴る

 蝶子達は学校から出ようとする途中、白金先輩と出会う

「あ、白金先輩」

「蝶子ちゃん、皆揃って今帰り~~?」

 

「先輩、どうして中等部の方からきたんですか?」

茜がいう

「まぁ~た授業サボったんやろ? 

 いい加減にしとかんと来年卒業でけへんで?」

蘇芳がいう

 

「んーそれはそれで。

 蝶子ちゃんと一緒に卒業できるからいいかもね~」

確か…中等部の方のビニールハウスで何か栽培してたよね?

たぶん、個人的な栽培だとは思うけど…

 

「そんな奴、放っておけ。

 俺たちが卒業してもずっと留年してろ」

雨情が蝶子の手をとって、ひっぱる

「行くぞ、蝶子」

「雨情!」

 

「そういえば、さっき椿くんとすれ違ったんだけど~。

 蝶子ちゃん暗殺事件の時の椿くんみたいになってたよ~」

白金先輩がいう

「え?」

 

「なんやそれ。どういう事や?」

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 「んー? 殺気ビンビンで人でも殺しそうな顔してた☆」
へらっという
白金先輩が蝶子ちゃんに知らせるお役目…
 
 場面が代わり、北條くんはあの愛美ちゃんを呼び出していた
「だーかーら!羽黒はやめた方がいいって!な?」
本人に言ったのか…印象悪くなるなぁ…
「俺は愛美ちゃんのために言ってるんだよ!」
 
「はー…。話があるっていうから何かと思えば…
 そんな事北條くんに指図される覚えはないんだけど?」
「うっ!」
 
「……皆、勘違いしてるんだ。
 あいつは…羽黒はイイ子なんかじゃない。あいつは……」
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 「僕が何だって?」
しゅっと椿が現れる
椿くん…
ビリビリする殺気と風
 
「…っ。羽黒…!」
ゆらっと現れた椿に北條と愛美は驚く
「椿くん!?」
 
「てめぇ何しやが…」
「ニャーさんを壊したのは…お前だな?」
冷たい声で言う。ビクリとする北條
「っ!」
 
「椿くん…?」
愛美は声を上げると、北條ははっと気がつく
「(そうだ。愛美ちゃんが見てる前でカッコ悪い所、見せられない!
 羽黒のくせに生意気だ…)」
 
「…かっ、勘違いしてもらっちゃ困るぜ。
 俺は親切でやってやったんだ」
「……親切?」
 
「中3にもなってぬいぐるみ手放せないとかキモいんだよ!
 いつまでたってもお子様なお前のために俺はあえてその機会を与えてやったわけ。感謝してほしいくらいだな」
あんたね…
 
「勝手な事を言わないで。
 ニャーさんはお母さんが僕のために作ってくれた。大事な友達だ!」
中々会えないことを心配した椿くんの母が作ったものだもんな…
 
「ニャーさん?お母さん? は!ウケる!そんなにママが恋しいならおうちに帰ってママの膝で泣いてろよ!」
「ちょっと北條くん……」
愛美ちゃんが呆れてるぞ……
 
「……キミには分からない。
 僕にとって、ニャーさんがどれだけ心の拠り所なのか…。
 僕にとってお母さんが」
 
”「お母さん、お母さん!」
「…椿、ごめんね」
苦しそうな顔で謝る母の姿”
 
「どれだけ、大切か」
北條に向かって暗器を放つ
「! ぐっ」
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 「キミには分からないよ
 
一方、蝶子達は椿を探して、神社にたどり着いていた
「真中さん、こっちです」
茜が言う
「うん!」
 
「(椿くん、早まってないといいけど……)」
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 そこにあったのはたくさんの暗器を持つ椿とそれを迎え撃つ北條
 
「なっ!」
「暗器…!?」
ヒュンヒュンと息もつく暇がなく、攻撃をする椿
 
「(こいつ! 次から次へと…いくつ武器を隠し持ってやがる!
 反撃する隙がない…)」
「あっ! (しまっ…)」
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 北條は動きを封じられてしまう
 
「(くそっ! 動かない…!)」
椿は暗器を手に取ると、すっと北條の前に立つ
冷めた表情で見る椿に北條はー
「…は! やっと本性を現したな、羽黒!」
 
「愛美ちゃんも見ただろう?こいつの本当の顔! 
 皆こいつの大人しそうな外面に騙されてるんだ!」
好きでやってなかったんだけどな…暗殺に関しては
 
「……俺は知ってるんだぞ…。
 お前、人殺しなんだろ」
!…なるほど。それで…
 
「黒家の暗殺人形(アサシンドール)ってお前なんだろ! 
 そんな奴は今更いい人ぶっても、人殺しは人殺しなんだよ!!」
は!? 椿君の事を何も知らないくせに
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 「……だから何?」
冷めた声で言う返事に驚く北條
「!?」
 
椿は暗殺人形だから…とか考えてないだろうし。むしろ、蝶子ちゃんの側近になる為にだろうしなぁ…
 
「忍びの世界ってそういう所でしょ?
 少なくとも、僕はそういう世界で生きてきた」
「おま…え…」
 
「忍びって自分の大切なもののために
 命を懸けるものだと思ってたんだけど、北條君は違うの?」
問いかける椿に考えをめぐらす北條
 
「……ところで、
 僕はキミに大切なものを壊されたわけだけど」
その言葉にビクっとする北條
流石に殺されないよ?北條くん
 
「…どう、しようか?」
怖いこと言うなぁ…椿くん
 
「椿くん…!」
蝶子が行こうとすると、雨情が止める
「蝶子、必要ない」
「え?」
 
「えぇ、羽黒くんは冷静です」
茜も言う
「……大丈夫だよ。蝶子お姉ちゃん、ちゃんと覚えてる」
 
”私、椿くんにはもう暗殺とかしてほしくない”
「僕は、蝶子お姉ちゃんを
 悲しませるような事しない」
”蝶子お姉ちゃんが嫌ならもうやらない…”
 
蝶子ちゃんが言ったセリフか…
「まだ頼りないかもしれないけど……」
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 「僕は蝶子お姉ちゃんを守る、
 忍びだから」
椿は言う
「(……椿くん)」
蝶子は思う
 
「だから僕の問題は、僕がケリをつける」
椿は北條を拘束していた暗器を取り除く
「!……羽黒、どういうつもりだよ」
 
「今度は暗器は使わない……。キミと同じ苦無1本だけ。
 これで決着つけよう」
椿はそう提案する
 
「! 情けをかけたつもりかよ!?
 この偽善者が!!」
 北條が言うと、ついに蝶子がキレた
「いい加減にしなさいよ!!」
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 「さっきから椿くんに酷い事言って!
 キミに椿くんの何が分かるっていうの!」
蝶子ちゃんらしい
 
「な!」
「蝶子…」
(始まった…。姫さん、意外と気が短いから…)
蘇芳君…(笑)雨情はいつも通りだし…
 
「偽善者って言うけど、偽善の何が悪いの!?偽善でもいいじゃない!実際、椿くんに優しくされた子達は皆、感謝してたわ」
 
「『偽善者』って嘲笑いながら何もしないあなたより、少しでも良くなろう、良い事しようって頑張ってる
 椿くんの方がずっとずっとカッコいいよ!」
 
「…っ」
「……お姉ちゃん…」
蝶子の言葉に嬉しそうにする椿
 
「お前らには関係ねーだろ! 
 口出してくんな!」
あんな話をきくと口も出したくもなるよ…
 
「だいたいなんでそんなに椿くんを目の敵にしてるの?
  何が不満なの?」
蝶子の問いに白金先輩が言い当てる
 
「んー~そうだねぇ…。私の見た所、あの女の子の側近になりたいと思ってたけど、
 その座を椿くんに奪われそうで焦ったんじゃないかなぁ?」
ぷっと言い当てられてる(笑)
 
「えっ!」
「ばっ!! ち…ちげーよ!!
 そんなんじゃねーし!」
じっと愛美ちゃんに見つめられ…?
「そんなんじゃ……」
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 「…………。………っ」
羞恥感で真っ赤になる北條
「「「(わぁ……)」」」
笑うしかない……(笑)
 
そんな様子に蝶子もはぁぁとため息をついて
「キミもあの子の側近になりたいんだったら、コソコソ嫌がらせなんて格好悪いことしてないで、その力を彼女の前で見せてみなさいよ」
凄く正論だー
 
「…っ」
「…蝶子ちゃんはああ言ったけど、
 僕は別にイイ子ぶるつもりはないんだ……」
椿は言う
 
「ただ僕は大切の主の傍に立った時、
 恥ずかしくない自分でいたかっただけ……
 それだけだよ」
 
そんな言葉に北條は―
「”……なんだよ。俺………俺…
 めっちゃカッコ悪いじゃん!”」
 
拳に力を入れ、悔しそうに叫ぶ
「くそぉ――!!」
北條はクナイで椿に攻撃を仕掛けた
「俺だって…」
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 「俺だって愛美ちゃんを守りたい! 
 愛美ちゃんの忍びになりたいんだ!」
その叫びに反応する愛美ちゃん
 
クナイ1本で勝負が開始される
「椿くん……強いね! 私でもわかる」
と、蝶子ちゃん
 
そんな勝負の様子に蘇芳は思う
「”ほんま末恐ろしいガキやで…。雨情は努力で強さを手に入れた秀才型やけど、椿は武器を扱うセンスの塊”」
ゴクリといきをのむ
 
「(……ある意味天才やな)」
一応、評価してくれてるのにね…椿の才能は
 
キンッと北條のクナイが飛んだ
「…っ」
「勝負あったな」
雨情が言う
 
「…うっ」
「もうおしまい?」
やっぱ、椿は強い!
 
「くっそ、くそぉ…!
 (四色の姓の名は伊達じゃない。普段はあんなに大人しくて地味な奴なのに!)」
悔しそうな顔をする
 
「…お前はいいよな。
 四色の姓って名門で、お前を側近にって言ってくれる人はたくさんいて」
 
「俺らみたいな平凡な奴が必死になってるとこ見て、
 本心では嗤ってるんだろ」
そんな北條の言葉に椿は否定する
 
「……そんな事、ない。僕だって必死だよ」
ちらりと椿は蝶子の方を見る
「?」
 
「僕が側近になりたいのはあそこにいる蝶子お姉ちゃん…
 真中グループの後継者だ」
「! 真中…!?」
 
「蝶子お姉ちゃんの側近になるには
 あの周りの人達と競わなくちゃいけない…」
「…マジか…アレ全部四色の姓の直系だろ?」
驚く北條くん
 
「あの中では四色の姓なんてなんの役に立たないよ。ただでさえ、僕は一番年下で、蝶子お姉ちゃんに選んでもらうには誰寄りにも努力しないと太刀打ちできない」
 
ゴクリと息をのむ
「あのメンバーを差し置いて側近になるのは……
 大変…だな」
北條は言う
 
「…うん、大変だけど…」
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 「蝶子お姉ちゃんの傍にいたいから」
椿くん……
 
蝶子の元へ駆け寄る椿を見送る北條くん
「北條くん」
「! 愛美ちゃん!!」
愛美ちゃんが声をかけてくる
 
「見事に負けちゃったね…」
「…………。なんか俺、カッコ悪いな……」
とつぶやくと、
「うん、カッコ悪かったね」
言われてしまう
 
がんっ!とショックを受ける
「あの…側近の話…聞いちゃった…よね?」
「うん」
 
「あの…あれは…!」
「今の北條くんじゃ、
 愛美の側近にはできないなぁ」
 
「うっ(やっぱりだめか――……)」
「でも」
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「未来の事は分からないでしょ?」
!…それって
やっぱ、さっきの言いっぷりに惹かれたのかな?直接言われたのは初めてだったとか…?
 
その言葉にばっと顔を上げる北條くん
「愛美ちゃん! 俺…もっと強くなる! 頑張るから!」
 
その後、くるみちゃんにその顛末を話していた
「それでその後、どうなったんです?」
「ん」
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 「よく分からないけど、次の日から北條くんがマブダチ? になった」
(笑) まぁ、愛美ちゃんを主にするわけじゃないとわかったしな…
 
”「羽黒! 俺とお前は共に高みを目指す戦友! 
 いや、マブダチだな!」
「…はぁ」
「「「(何があった??)」」」”
はたから見たらそう見えるよね(笑)
 
「まぁ! 同じ年のお友達ができたんですか! 
 よかったですね、椿くん」
「うん」
 
「あ、椿くーん!」
蝶子がこえをかけてくる(その他含む)
「蝶子お姉ちゃん」
 
「ここで会えてよかった。今から中等部まで
 会いに行こうと思ってたの」
「? どうしたの?」
 
「うん、この前預かったニャーさん。
 修理してみたんだけど……」
その他忍びは?マーク
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 「どうかな?」
 蝶子が持ってきたのはニャーさんのリュックサックバージョン
「まぁ! 素敵じゃないですか」
 
「でしょ? この前椿くんが戦ってるとこ見て、ニャーさんで片手が塞がってるのはもったいないなーって思って」
「蝶子お姉ちゃん!ありがと」
嬉しがる椿くん
 
だが、他の忍び達は内心
「(蝶子の奴…なんちゅー事を)」
「(う~ん…片手が塞がってた時でさえ、
 わたし達と対等に渡り合ってたのに…)」
蘇芳と白金先輩
 
「(これは益々)」
「(侮れない…!!)」
そう思っている中、雨情は蝶子のお手製という事でギギギとなっていた
 
そうか、自然に椿くんの手数を増やしちゃったのか。
蝶子ちゃん(笑)雨情はいつも通りだけど…
 
ここまで読んでくれてありがとうございました! 
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