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賭けの約束を破られ、絶体絶命のさきたち!現れたのはナルシスト系イケメンで…?封神しない演義 第十話 感想 ASUKA8月号(2016年6月発売)

此花(このはな)です

 

今回はASUKAに連載されている”封神しない演義”の第十話の感想を書いていきたいと思います

 

 封神しない演義を知らない方はこちら

konohana19.hatenablog.com

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 「”たまにはイケメンにリードされたい…だって女の子だもん♡ …って誰!?”」

さきちゃんと新キャラさんだ。ナルシストって感じー

 今回はあらすじが載ってなかったので、前回のものを使用

 前回までのあらすじ

ある日、物置で探し物をしていたさきは、母親(封神演義オタク)のコレクションとおぼしき古い巻物を見つける。固い紐を解いた瞬間、どういうわけか古代中国の「殷王朝」、「封神演義」の世界にワープ!

 

偶然さきを釣り上げた、ぐーたらイケメン「太公望(姜子牙)」とその騎獣「四不像」と行動を共にすることになる。さきには宝貝(パオペエ)の副作用を無効化する能力があり、この世界の「天命」に縛られない存在であることから、自分の代わりに「太公望」に…切望する姜子牙。

 

多くの命を殺せる役割「太公望」を、異世界からのさきならば、覆せるのでは…?と期待をかけていた。しかし、誰かの命を背負う重みにさきは思い悩む

 

そんななか、元の世界に戻る為の手掛かり・封神榜を捜すべく、最初にさきが現れた河へと向かった姜子牙とさきは、千人殺しの「天命」を背負った子供・哪吒と、その父・李靖に出会う。「天命」の理不尽さに縛られた親子に接し、どうしても目の前の命を諦められないさきは、機転を利かせて哪吒を救う。

 

そして「天命」に苦しむ人々を助ける為、「一人」ではなく、姜子牙と「二人」で、太公望という運命を背負う覚悟を決めたのだった。
その後、哪吒の師匠である大乙真人が現れ、姜子牙とさきがやろうとしていることにヒントを与える。
 
「殷王朝を安泰させて、宝貝の使用を止めさせるか、破壊すれば誰も封神せずに済む」…ひとまずはそれを指標とするさき。
これからやるべき事が決まり、封神榜を取りに行こうとしたその時、皆の前にずぶ濡れで登場したのは、迷惑なドM、申公豹だった…。
 
申公豹から封神榜を貰い(奪い?)、殷王朝が倒れる切っ掛けとなった人物・蘇妲己に会う事にしたさき達は、一路冀州(きしゅう)へ。蘇妲己が千年狐という妖怪に身体を乗っ取られる事を阻止すれば、さき達の目指す「封神しない」道が拓かれるはず
 
さき達はまず彼女を捜す事にしたのだが…さきは天化という青年に金木簡を奪われたうえ、天化を慕う少年に井戸に突き落とされるなど、散々な目に。一人ぼっちだったさきを救ってくれたのは、必死に捜してくれた姜子牙だった。二人の心の距離は縮まりつつも、さて、どうやって金木簡を取り戻す…!?

 

さて、本編の感想へ行きましょうか!

イカサマ賭場で賭けをしたさき。だが、賭場の負けが決まった時、突然、口約束を破って、男たちに囲まれる

「(し…始末って)

 ちょ、約束が違うじゃない!」

さきが叫ぶ

 

「ふんっ、口約束なんぞ、誰が守るか!」

うわーありがちの手のひら返しっぷり(笑)

「まっそりゃそうだわな」

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 「…だが、思いっきりぶっ飛ばす

 大義名分ができた」

天化は言う

 

「この人数相手にどこまで強気でいられるかな!」

賭場の頭領はいうが、天化は

「それは俺の宝貝の威力を味わってから言うんだな」

返す。

天化兄貴もそりゃ持ってるよね!

 

「えっ!? 天化兄貴も宝貝使うの!?」

驚くさきちゃん

「俺の宝貝は戦闘向きだからな。大船に乗ったつもりで…」

天化は懐から取り出そうとする

 

「やっべ!質屋に入れたんだった!」

何やってんだー(笑)馬鹿!

「(泥船だったーっ!!)」

 

「こうなったら私一人ででもなんとか…くっ」

さきは戦おうとするが、子牙が止めた

「さき、今は手を出してはいけません」

 

「なっ、何で止めるの?(このままじゃ…)」

「いくら怪力だと言っても、戦闘経験なしに

 どうこう出来る人数ではありませんよ」

そりゃ、そうだけど…このままじゃ

 

「ほうっ、少しは利口な奴もいるようだな。

 だが、容赦はせんぞ!お前らさっさとかかれっ!」

「おう!!」

 

「(駄目っ!!やられる…!!)」

さきが思ったその時…

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 「美しくないっ!」

現われたのは一輪の薔薇をくわえた男

「らっ、欄干に…」

「人が…!?」

雰囲気から…ナルシスト?

 

「ってここ、三階ですけどーっ!?」

思わず、突っ込むさきちゃん

(笑)登って来たのか…

 

「案ずることはない!」

そう言って、さきちゃんの前でひざまずく男

「(なっ何!? この破天荒な人…)」

 

「ここはこの美しい僕にお任せあれ、

 お嬢さん」

さきちゃんを女の子だと見抜くだと…?

 

「…お、男の子に間違われなかった…!!

 (悪い人じゃないかも!)」

そこで判断するのはどうかと(笑)

 

「そこ感動してどーする」

聞き覚えのある声がした

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「(この声は…)

 四不像に哪吒くん!」

二人?の援護であの人がここに?

 

「助けに来た」

「ったく、お前ってどこ行っても面倒に巻き込まれてんのな」

それは否定できない(笑)

 

「待っていましたよ、四不像」

パシッと四不像と拳を合わせる子牙

「おう、珍しく働いてるじゃねーか、子牙。

 お前には良いこった」

 

「二人ともどうしてここに?」

さきが聞くと、哪吒が答えてくれる

「子牙から『文』がきた。さきを見つけたから、

 そのまま金木簡も取り戻してくるって」

 

「そんできっと何かあるだろうから、

 憲兵を呼んどいてくれって書いてあったんだよ」

続いて、四不像が説明する

さきちゃんが何かやらかすかもしれないと思った…ってことか

 

「いつの間に…って、

 じゃあ子牙は初めからこうなることを予想してたの!?」

してるよね、その文だと

 

「さきの行動は読みやすいですからね」

子牙はいう

「うぅ…(なんか悔しいわ)」

 

「しかし…窓から役者を連れて来いとは

 言ってないはずですか?」

その男は壺に足を置いて、笑っている

 

「あれが街の憲兵隊長…」

哪吒(なた)がいう

「え!? あのキラキラが…?」

さきは驚いた

(笑)見た目に合わないなぁ…

 

「よっ、全忠相変わらずだな」

天化が何故かその男に声をかけていた

「おや、天化君。久しいね」

 

「しかも知り合いっ!?」

その状況にも驚くさきちゃん

 

「まったくまた賭場で強奪かい? 

 あまり美しくない行動は慎みたまえよ」

呆れたように全忠と呼ばれた男は言う

 

「いいや、今回は正々堂々勝ったぜ? 

 ゴネてんのはあっちだ」

天化さん、さきちゃんたちのやり方を見守っている形だったけどね

 

「ほぉ、君が正々堂々勝負するとは美しい傾向だね」

さらっと髪の毛をかける全忠

「(この人、いちいち動きがうるさい…!!)」

うん、ナルシストだ…確実に己の世界観を持つ

 

「ぜっ、全忠ってまさか…」

「あ…あの、『妖艶の貴公子』!?」

賭場の子分たちが騒ぐ

 

「よっ、妖艶…?」

さきがごくりと息をのむ

「”ヤツが通ったが最後、悪党は一掃され、ぺんぺん草すら生えない荒野にバラの香りだけを残して行くと言う伝説の隊長――…”」

薔薇…(笑)

 

「何をビビッておるかっ! 

 たかが噂に踊らされおって!!」

賭場の主が言う

「そっ、そうだ! こんなひょろひょろな野郎やっちまえ!!」

 

「あぁっ、この美しい僕に剣を向けるとはなんて罪深いっ!!」

くらっと全忠はいう

「ならば、美しく捌きを受けるがいい!」

パチンっと指を鳴らした

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 そこに突然現れたのは大量の兵士たち

「兵士…だと!?」

「全員詐欺容疑で拘束する!!」

全部用意してたな、こりゃ全忠さん

「ひっ、ひぇえええー!」

 

「後のことは任せてくれたまえ。

 悪人はすべからく美しく更生させよう」

頼もしいっちゃ頼もしいんだけど…なぁ(笑)

「助かったぜ、全忠」

天化が言う

 

「…して、こちらの可愛らしいお嬢さんは?」

全忠が聞く

「あぁ、こいつらはさきに姜子牙にえーと…その他だ」

天化が紹介をする

 

「李哪吒(り・なた)……」

名前が呼ばれない事に不満そうな哪吒は自己紹介

「そうかい!さき君とその他諸君!」

 

「更に省略しやがった!」

四不像が言う

そういう人なんだろうな(笑)

 

不満そうな様子にまーまーと天化が落ち着かせようとする

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 「僕は平和と美化を司る美しき憲兵隊長・『蘇全忠』だ」

「以後、お見知りおきを☆」

さきにバラを手渡す全忠

「(ものすっっごいナルシストだ!!)」

だろうと思った(笑)

 

「ん? 蘇…全忠ってもしかして――

 蘇家の人!?」

 驚くさきちゃん

 

「そう! 冀州候・蘇護の

 美しき嫡男とはこの僕の事さ☆」

「(つまり…蘇妲己の兄弟!?)」

妲己の兄弟か…これはチャンスだ

 

「そっ、蘇家ってあの大金持ちの…!?

 兄貴なんでそんなすごい人と知り合いなんすか~!?」

天化の子分が驚いた様子で聞いてくる

 

「ん? あぁいや~ちょっとな…」

この様子だと喋ってないんだな…天化さん

「なんのおかしいことがあろうか! 

 天化君は我が蘇家と交流の深い黄家の嫡男!僕の心の友なのだよ!」

 

「「こっ、黄家―っ!?」」

さきと子分さん、驚きを隠せない

 

「ってことは黄飛虎さんの息子!?

 (そう言えば、「天化」って名前も「天祥」くんとそっくり! こんな所で縁が繋がるなんて…)」

「ちっ、バレたか…」

 

「と言っても、黄飛虎殿とは喧嘩して、

 家を飛び出して以来帰ってないそうなのだよ!」

はははっ全忠さんは言う

 

「(なんか嬉しいな)」

さきは思う

 

「黄家の皆さんにはこっちの世界に来て、

 とても親切にして貰ったのよ」

「なんだよ、バカ親父の知り合いかよ…」

 

「――…で、母上達は元気にしてたか?」

一応、心配はしてるんだな(笑)母親だもんね

「とってもお元気そうだったわ、それに皆さん仲良しで!」

「ったく、相変わらずか…」

 

「――…おや? ”こっちの世界”とは…? 

 さき君はどこの出身なんだい?」

さきの言葉を不思議に思った全忠が言う

「あっ、えっと…実は私――」

さきは正直に全忠たちに事実を話すことにする

 

場面が代わり、その事実を話した後の宿屋―

さきは布団の上で全忠の薔薇を見つめる

「眠れないのですか?」

「子牙……」

「だって明日、妲己に会うんだよね…」

 

回想―”事情を話した後の全忠と天化たち”

「――…なるほど。それで僕の世界一美しい妹に会いたいと」

さきの話を聞いて、全忠は言う

「突然こんな事言って、

 信じてくれって言われても困ると思うんですけど…」

 

「ふむ…。まだ内々の話だが、妲己に縁談が来ているのは事実。

 …だからこそ、この大事な時期にやすやすと他人に会わせてはやれないのだよ」

凄く正論だ…全忠さん

 

「でも、私達どうしても妲己さんに

 会わないといけないんです!」

さきは強く言う

「しかし…」

 

「謁見の場ぐらい作ってやってもいいんじゃないか?」

天化がそう口をはさむ

「天化君…」

 

「確かに天命だとか、異世界だとかぶっ飛んだ話ばかりだが…

 こいつの『宝貝(パオペエ)の副作用を一時的に無効化する力』は本物らしいぜ。

 俺にも効いたみたいだしな」

 

「そういえば、天化兄貴の副作用って…?」

不思議に思ったさきがそう聞く

「俺の副作用『不運』だ」

ふ、不運!?

 

 「えぇ!? 不運!?なにそれ、こわい!」

確かに恐い(笑)

 

「つっても、小さい頃は「天性のツキの持ち主」と謳われたほど、ツイてる俺にとって、日常生活にそう支障はないけどな。

 宝貝もあんま使ってねーし」

 

小さい頃の描写で玉麒麟で拾ってきた、天化さん可愛いな

普通あり得ない事なんだよな…?

 

「そういえば、兄貴は賭博にめっぽう弱いのに今日だけめちゃくちゃツイてたっす~」

”その後、パタパタっと負けたのは相手のイカサマだけじゃなくて、効力が切れたからなんすね~”

納得した様子で天化兄貴の部下さんが言う

 

「そういうことだ。俺はさきを信じるぜ」

天化さんはそう言ってくれる

頼もしい援護射撃!

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 「なっ、俺の『勝利の女神♪』」

そう言って、さきの頭に腕を乗せる天化さん

「めっ、女神って…男の子だと思ってたくせに!」

そうツッコむさきちゃん

 

”確かに…何なら俺の4人目の弟になるか?”

”弟!? ってそんなに兄弟いるの!?”

そんな会話をする二人

 

「ふふっ、よかろう!」

全忠さんは口を開く

「心の友の頼みならば、

 僕の美しき妹に会わせてあげよう」

 

「本当ですか!? ありがとうございます!」

了承してくれたことに嬉しそうにするさきちゃん

「た・だ・し、条件付きだ☆」

回想終了―

 

「――その条件が嫁入り前の妲己に会えるのは

 『女性のみ』だなんて…」

なるほど、この時代だと、嫁入り前は男性には会わせられないわな

 

「私一人でなんて無理よーっ!」

顔を覆うさきちゃん

「どう説得すればいいのー!」

 

「今までだってなんとかして来たでしょう。

 君はやれば出来る子ですよ」

そう励ます子牙

 

「…だって、私だけの力じゃなかったもの」

涙目になりながら、さきはいう

「大丈夫ですよ」

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 「さきは私が守ると言ったでしょう? 

 一人になんてしませんよ」

ぐーたらな子牙だからこそ、きゅんとくるセリフ

でも、少し前にこんな一件があったせいか、私自身慣れたような気が…

 

「…だから、男は会えないんだってば…」

そう言うさきだが、子牙は

「任せて下さい」

こう言った

 

「――…さき?」

反応をしめさないさきにそっと下を見る子牙

すや――と寝ているさきの姿があった

 

子牙ははぁ…とため息を吐く

「…君こそ、嫁入り前なのだから…

 もう少し危機感を持つべきです」

それほど、信頼されているってことだけどね(笑)

 

次の朝―

「よしっ、準備はいいな」

天化が言う

「うっ、うん」

 

”なんだ? その服

正装です”

高校の制服で来たのか…さきちゃん(笑)

 

「(朝から子牙が見当たらないんだけど…

 どこ行っちゃったんだろう)」

”「一人にしない」って言ったのに…”

 

「おまたせしました」

子牙の声がする

「!! もうどこ行って…」

子牙の姿を見ると、さきは驚く

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 「子牙!?」

そこにいたのは”女装した太公望”だった!!

 

ふ、普通に似合ってるし(笑)これでなんとか通じる?

でも、太公望の副作用はいまだに明かされてないんだけど…まさか女子に触ったら女体化!とかないよね(笑)

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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