紅が語る生徒会長と会長の部屋にあった謎の写真。第八十一話「月正、約束ノ地ココニ。」 感想 桃組プラス戦記 ASUKA10月号(2016年8月発売)
此花(このはな)です
今回はAKUKAに連載されている”桃組プラス戦記”の第八十一話「月正、約束ノ地ココニ。」の感想を書いていきたいと思います
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「”空と海が混じる深い夜。
僕と君だけの内緒の話をしようーー”」
これは裕喜の変装版、スータロでいいんだよね。
結構、見分けに不安になる
あらすじがついてなかったので、前回の方のあらすじを使用
あらすじ(79話までのもの)
さっそく紅くんにバレた所で前回が終わったんだよね(笑)
オーラでわかったという紅くんになすすべなかった裕喜
さて、本編の感想へ行きましょうか!
”「留学生の吸血「鬼」スータロから情報と招待状と服をもらい、
桃園裕喜(オレ)だとバレない様に変装して」”
”「「鬼」のコミュニティの新年会へ潜入した。
会長が何の物語の「鬼」なのか探る為にーー!!」”
”「しかし、赤鬼・紅に即効でバレた」”
(笑)オーラで分かったと言われちゃ…なすすべないよな!
「でもどうやってここに入ったのー?」
ニコっと紅が言う
「しぃーー」
そんな質問に慌ててしぃーとする裕喜(変装中)
「紅も…生徒会の役員だったんだよな…?」
「うん、前にね」
うなづく紅
「…その…オレ…会長の事、調べに来たんだ」
裕喜がその言葉を言った瞬間、パチン!何かが外れた音がした
「わっ」
しりもちをついた紅にそっと手を貸す裕喜(変装中)
「あーー…ブロック外れた…。
って事は会長が「鬼」だって知ってるんだね?」
その現象に紅がそう言う
「色々ありまして…」
「そっか…。僕は会長が…涅人さんが何の物語の鬼かは知らない。
多分、宵藍ちゃん達も皆…」
紅もみんな知らないのか……記憶を消された描写があるんだよね
「僕達の家全部をまとめるようなすごい立場の人なんだけど、ずっとお兄さんみたいに面倒みてくれて、
鴇羽なんて本当にお兄様って呼んでるくらいなついてて…」
「…本当にずっと前から…」
「いつからだったか…思い出せない、くらい……。
あれ?」
「どうしてだろ。涅人さんとは一つしか違わないはずなのに、
なんか…覚えてる涅人さんは今のままだ…」
…会長は身体の時が止まってるのか。あの手の甲にある謎のマークが裕喜と同じように呪いだとしたら…
「小さい頃の年上の人ってそう感じてたんじゃないか?」
裕喜は言う
「そうかなー?」
「あ…あの…紅ーー」
不安そうに切り出す裕喜
すると、紅はこう言った
「ここは鬼しか呼ばれないはずの新年会だから」
「僕は「鬼」の友達にしか会ってないよ」
そう言ってくれたのだった
まぁ、紅ならそう言ってくれるだろうなって思った
「ありがとな紅~」
「うわ~ん、桃君」
描写がすごくかわいかった
会場の空気がざわつき始めた
「桃君…涅人さんが来たよ」
紅は言う
「”会長――オレは貴方の事が知りたい――”」
「さぁっ、出ました~!!退鬼師界のエース!!」
新年会でビンゴ
「「桃太郎」でーす!今年、かなり活躍をされてしまい、
倒されちゃったという方も多いですよねー(笑)」
なんだ(笑)これは…
「退鬼師ビンゴお次は~」
声が響く
「なかなか揃わないねー。あっ、桃君あったよ!
桃君のトコあけられるよ…やったね…」
そう嬉しそうに紅は言う
「あ……うん」
(何だコレ…)
「お待ちかねのケーキの登場で~す。
それでは入刀しま~す!!」
入刀されると、歓声が上がる会場
「桃君の分ももらってくるね~♪」
紅はそう言って、ケーキを取りに行く
「ごめんねー。桃君のトコ大人気で
雅彦くんのトコしか取れなかったよ!」
差し出されたのは雅彦(犬)の形をしたケーキ
そんな状況に裕喜は申の正月の事を思い出す
”鬼餅割りや鬼煎餅割り”など余興である
「いや…なんか…どこも似た感じなんだな…」
雅彦うまい…ともぐもぐ食べる裕喜
(笑)ここか、雅彦食べるシーン。どこにも似た感じだな本当に
「やぁ、紅」
聞き覚えのある声にギクリとする裕喜(変装中)
「(かっ、会長っ!?)」
内心慌てる裕喜
「久しぶりだね」
「涅人さんっ」
紅は言う
そんな二人の会話にたくさんの人々が周りに集まってくる
「(まずい!逃げ場がない!)」
心臓がバクバク鳴る
「君達となかなか会えなくなって寂しいよ」
会長は言う
すると、紅が裕喜を背中に隠し、会長から隠した
「また裏葉達と遊びに行ってもいいですか?」
そう会長に言う
「もちろんだよ!」
その隙に紅は後ろである方向を指さす
「あっ、涅人さん肩に何かついてます」
そう言って、会長の視線を逸らす紅
「…ありがとう」
なんとかその場から脱出する裕喜
「(助かったーー)」
ほっと息を吐く
そうしていると、何か声が聞こえた
「えっ!?誰もいないのに声が…
鬼美か!?」
キョロキョロする
「オレやないで~。静かにしとけって言われたから一言も発してへん~。ケーキとかごちそうがー」
鬼美は言う
「お前今、ダイエット中だろ!?」
(笑)申の新年の時に食べ過ぎたんだっけ
「でも確かに声が聞こえてーー」
”「―――・・・」”
「ほらっ!!」
「ーさま。ゆうきさま」
雪代の声がした
「雪代!? どこ!?」
「マントですわ」
そう言われ、マントを見る裕喜
「えっ!?」
「マントの後ろの内側にーー」
ペローンとマントをめくる
「あっ」
「何か付いてる」
札のようなものを発見する裕喜
”「おっ、繋がったか―」(咲羽)”
”「わ~ん、裕喜殿っっご無事ですか?」(雅彦)”
「咲羽も雅彦も!!」
通信器具もあるとは…
”「我々は今、飛行船の見える高台の公園におります」”
雅彦が言う
”「一応、スータロもおりますわ」”
”「お前にくっつけたのはそっちとこっちの声だけ繋げる札だ。結界とか貼られても使える便利グッズなんだぜ~」”
咲羽は言う
”「何かあったらフォローしようとこっそり貼り付けておいたんですぞ~!」”
雅彦は言う
「そうだったのか…って事はーー
お前らオレを信用してなかったな」
(笑)まぁ…獣基だし。守らなきゃいけないし
”「……ケーキどうだった」”
「…うまかったです」
あの退鬼師ケーキね(笑)
ペリっとその札をマントの裏からとる裕喜
”「…で、今会長は?」”
「大広間のパーティーであいさつしてた」
裕喜は言う
”「そっちに本人がいるなら鬼共に情報聞くのは後回しにして」”
”「主催は控室があるはずですから、そちらを調べましょう!」”
咲羽と雪代が言う
「わかった!」
「あった! 失礼しま~す」
会長の控室へ潜入する裕喜
パチっと部屋の電気をつけた
「見た所、変わった物は何もないな」
裕喜は言う
”「私物をガサガサさぐれ!」”
咲羽はいう
”「カバンに入ってる「おやつ」からもどういう鬼か推測できるかもですね」”
雪代
「鬼のおやつって何だよ!?」
(笑)おやつから推測できるか?
”「…バナナとか?」”
咲羽が言う
「バナナ!?」
(笑)バナナでどういう鬼が推測できるんだよ
「カバン…ありました…」
会長の鞄を発見する裕喜
”「「「さ・ぐ・れ!さ・ぐ・れ!」」」”
三人から言われる
「(会長すいませーん!!)」
思いながら鞄を開ける裕喜
「あれ…これーー」
「写真だ…。会長と…この子は…
誰だろ」
謎の写真を発見し、会長と謎の子ども
言った瞬間、写真立ての反射でハッとする裕喜
裕喜の頭上から攻撃を受ける
「ちっ」
「貴様っ!!何者だ!?ここで何をしている!!?」
警備のものに見つかってしまう裕喜。絶体絶命!?
あのふた固まりは刃物を向けるふたりだったのかな?
裕喜は何とか避けたから、ちっと舌打ちされた?
見つかってしまったよ、どうするんだろ?
あの写真、何年のものか知らないけど、もしもとても古いものだった場合、会長が姿を変えてない大きな証拠になってしまうかもしれないね
いやぁ、分からないな…。会長、紅がいうように変わってないとしたら…まさか初代から姿を変えてないんじゃないよね。それが呪いだったら、恐ろしいんだけど…
次回を見るの、ちょっぴり不安だけど、真実が知りたい
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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