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「”ぼくは兄さんに嫌われている”」初めて兄・蘇芳と会った茜。なんとか仲良くなろうと頑張るが、蘇芳の本心を知って…?第22話感想 シノビ四重奏 ASUKA10月号(2016年8月発売)

此花(このはな)です

 

今回はASUKAに連載されている”シノビ四重奏”の第22話の感想を書いていきたいと思います

 

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シノビ四重奏(カルテット)を知らない方は1話の感想をどうぞ

konohana19.hatenablog.com

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 「”夏の庭、気怠くも穏やかなふたりの時間。

 そして巻き戻る、あの出逢いの日へとーー”」

蘇芳と茜の過去回!二人の表紙 

 

茜が何とか蘇芳の気を引こうとするのが、可愛い

笑顔の裏の正体を読み取って、自分が蘇芳の味方なんだ!と現状を打開しようとする茜の行動が好き

 

まだ蘇芳がどう思ってるか分からないけどね…

最後、どうなるかわからないし

 

前回のあらすじ(19話の時のもの)

大企業の跡取り娘・真中蝶子。護衛に囲まれて送った中学生活が嫌で、高校生活は自由に過ごしたいと思っていた。そんな蝶子に課せられた課題は〈これぞという側近の忍びを見つける〉こと。

 

「忍び」という時代錯誤な単語に戸惑う蝶子だったが、力ある忍びを側近に持つことが政財界での評価となるらしい。
 
高校卒業までに見つけることができたら、蝶子の自由にしていいという。
ただし見つけることができなかったら…一生父親の言うことをきく。その側近の忍びを見つけるために入学した高校・御園尾学園は、大企業や政治家の御曹司達を守るための「忍び」を育成する高校だった。

 

新学期が始まり、蝶子は友達と同じクラスになれたことを喜んでいた。ところが、椿だけが元気がない。高校生の蝶子達と違い、中学生の椿は、少し寂しい思いをしていたのだ。

 

しかし、蝶子に認めてもらえる一人前の忍びになるため、一念発起した椿。積極的にクラスメイトの手助けをしたり、新しい武器の修行に励む日々。そんな椿を面白くない気持ちで眺めるクラスメイトがいて…。

 

さて、本編の感想へ行きましょうか!

大人を蹴り上げる小さい頃の茜

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 「茜」

「また一段と強くなったな。

 もうお前の相手ができる奴はいないんじゃないか?」

 

「いえ、僕なんてまだまだです」

そう、否定する

それ、強くなる人がいう謙遜…(笑)

 

「先日、やっと師範代に1度勝てた位なので、

 もっと精進しないとです!」

「(師範代に勝ったことあるのか…)」

ぞっとする年上の青年

茜強ぇぇ…(笑)

 

「そういえば、聞いたか? 

 分家から蘇芳が戻って来るらしいぞ」

「蘇芳…?」

 

「知らないのか? 

 お前の双子の兄だ」

「兄…さん?」

 

「”僕は生まれた時から赤家の次期頭首と言われていて、同じ年頃の子たちにどこか一歩引かれていました。だから僕は”」

 

「”僕と対等に接してくれるかもしれない兄に会うのをとても楽しみにしていました。

 ――だけど”」

 

「お前が弟の茜か」

初めて会った蘇芳の言葉

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 「俺が蘇芳や」

自己紹介する

「”その目を見て、直感的に思いました。

 ーーああ”」

 

「よろしゅう…」

そう言う蘇芳

「”僕は兄さんに嫌われている”」

…悲しいね。まぁ大人たちのせいだけど

 

「”兄さんは時間があると、部屋に引きこもってずっと勉強をしていて、ちっとも部屋の外に出てきてくれません”」

茜に対して、本家の家に対しても蘇芳は大きな劣等感があるんだろうな…

 

茜はどうしても兄さんと話したくて、蘇芳の部屋に向かっていた

「蘇芳は本当に頭のいい子だ。

 一族の長老たちとも対等に話し合いをするらしい…」

「あんな子供がか!?」

そんな話を耳をする茜

 

「(…そうなんだ。

 ”兄さんはたくさんご本を読んでいるだけあって、とっても賢い人なんだ…!”)」

キラキラとする茜

 

「(ちょっとでも兄さんと仲良くなりたい)」

本当に仲良くしたくてたまらないんだな…茜(笑)

「”嫌われているのはわかっていましたが、

 どうしても諦められませんでした”」

 

コンコンとノック音

「はい?」

蘇芳から声がする

 

「…あの、兄さん!」

ひょこっと扉から茜は顔を出す

 

「今日はとってもいい天気です。外に出かけませんか?」

「あー…また今度な」

と言われてしまう

 

翌日―

「兄さん! 僕と道場で手合わせしませんか?」

茜は蘇芳の部屋に来た

「その内な」

 

さらに翌日―

「兄さん、兄さん!

 今日かけっこで一番になったんですよ」

またまた蘇芳の部屋に

「そら、よかったな」

 

「兄さん」「兄さん」「兄さん!兄さん!」

「兄さん!」

そう呼び続ける茜に呆れた様子で蘇芳は振り返る

 

「…あんな茜…」

 (笑)しつこいけど、裏がない

「はい!」

勢いよく返事をする

 

「見て分からんか? 俺は今勉強中や。

 頼むから邪魔せんでくれ」

蘇芳は念を押すように言う

 

「……でも、兄さん。

 一日中、部屋の中にいたら身体にも悪いです」

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 「それに忍びたる者、日々技術を磨いて

 いつか仕える主のためにも強くならないと…」

その言葉にピクッと反応して、暗い表情する蘇芳

「強く……なぁ」

 

「兄さん…?」

不思議そうにする茜

 

「しゃーない。1ぺんだけ手合わせしよか」

にこっと笑って、蘇芳は言う

完璧に愛想笑いだ…蘇芳

 

その言葉にぱぁっと顔が輝く茜

「はい!」

 

場所を変え、道場―

「茜、お前武器は持たんでええんか?」

くるくるとクナイを回す蘇芳

「はい! 僕は体術が得意なので、このままで大丈夫です」

 

「そうかそうか。

 ほなそろそろ、行くで?」

言った瞬間、蘇芳が動き出し

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 茜に攻撃を加える

ぞくっとする怖さ…

 

なんとか避ける茜

「(……なんだ? 今の……)」

茜は思う

 

「……なんや、避けられてもうた」

そういう蘇芳

 

「(力でねじ伏せる赤家の忍術とは違う…。

 初めて見る先の見えない変則的な動き……)」

「(……強い)」

そう感じる茜

 

 「さて…

 次は避けられるかいな?」

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 ぞくりとする茜の表情

「はっ、嬉しくてしゃーないって顔しとるな」

一瞬圧倒される蘇芳だが、ぎゅっとクナイを握り直す

「……上等や」

 

その後―

「…はぁ…はぁ…はぁ」

二人は息が上がりきっていた

「はぁ…負け…た……か」

蘇芳が息を切らしながら言う

 

「…兄さん、凄いです!

 あの技なんですか!?」

キラキラした表情で茜は言う

「あ…?」

 

「…まぁ、色んな流派を混ぜた自己流やなぁ…」

蘇芳が言う

 

「僕、同じ年頃の相手とあそこまでやりあえたの初めてです!

 やっぱり兄さんはほかの子どもとは違う!」

茜は言う

 

「…いや、結局茜には通じんかったしなぁ…」

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「さすが赤家の次期頭首は手強いなぁ」

蘇芳の言葉に嬉しくて笑顔になる茜

 

「そ…そうですか? 

 (兄さんに褒められた…!)」

 

「はぁ…ちょい疲れたし。

 俺は部屋で休むわ」

蘇芳が言い出す

「はい! 付き合ってくれて有難うございました!」

 

「(これで少しは兄さんと仲良くなれたかな?)」

道場で一人、練習する茜

「(あ、兄さんの苦無。忘れ物かな?)」

クナイを見つけ、一人で蘇芳の部屋へ

 

「兄さ…」

部屋の前で声をかけようとした時、ドンと大きな音がする

不思議に思い、茜は少しふすまを開けて覗きみる

 

「くそっ!」

悔しそうな声とドンッという音にビクリとする茜

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 「くそっ、…くそ!」

悔しそうに憤る蘇芳の姿があった

 

その姿にショックを受ける茜

踵を返し、蘇芳の部屋から離れる

「”――兄さんは”」

 

「…っ」

「”やっぱり僕の事が嫌いなんですね…”」

茜は思いながら、走った

…茜

 

ある時、赤家の道場で蘇芳とほかの生徒の対決を見る

「そこまで!」

勝負ありで蘇芳が負けていた

 

「(……兄さん、どうして?)」

疑問を隠せなかった

 

「…あいつ、蘇芳とか言ったか。茜様の兄上なのにてんで弱いの」

「俺もあいつには楽勝だった」

「赤家のくせに弱いとか……」

茜は蘇芳の悪口を耳にする

 

「あんなんで俺たちの上に立てるのかよ」

その言葉に怒りを感じる茜

「(あいつら…!)」

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 「やめとき」

蘇芳に止められる

「兄さん!」

 

「ええから放っとき」

と言われてしまう

 

「兄さん!どうしてです?

 兄さんが本気を出せば、あいつらなんか…!」

茜は言うが、澄ました顔で蘇芳は口を開く

 

「ええんや。

 たかが手合わせでムキになるなんて、バカらしいやろ?」

「”――うそつき…”」

 

「(……本当は悔しいくせに)」

茜は思う

 

「それに、忍びっちゅーんもんは

 とっておきの技は隠しておくもんや」

 蘇芳は言う

 

 「(綺麗な笑顔で隠していても、

 本心は煮えたぎっているんでしょう?)」

「”その時、僕は理解しました”」

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 「”赤家は兄さんにとって、家ではなく戦場なのだと”」

 

「その方がカッコええやろ?」

カッコつけて見せる蘇芳

「”ここにいる者は家族ではなく敵なのだと……”」

 

「”―ー僕を含めて……”」

ちゃんと茜はわかってるんだね…

 

下校途中―

「”……僕は今まで兄さんに何があったのか。

 何を考えているか全然知りません”」

茜は蘇芳と一緒に歩いていた

 

「”――でも僕は兄さんを傷つけません。僕は兄さんの味方です。

 だからーー…”」

茜は不審な動きをしている人物を見かける

本当、純粋に蘇芳のこと思ってるんだな… 

 

「兄さん兄さん」

蘇芳の服を掴んで引っ張る茜

ここのしぐさ可愛い

「今怪しい人がその路地を入って行きました」

「……放っとき」

 

蘇芳が言うが、茜は止まらない

「絶対に様子がおかしいです! 

 ちょっと様子を見てみましょう!」

「! おい!」

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 「…あの身のこなし 

 もしかして忍びですか?」

その姿を見て、つぶやく茜

「…あれはハグレやな」

 

「はぐれ?」

不思議そうにすると、蘇芳が説明する

「ハグレは元忍び、忍び崩れや。

 破門や解雇された忍びの中には忍びの技を犯罪に使う奴がおる。そいつらをハグレっていうんや」

 

「忍びの技は主を守るための技です! 

 そんな犯罪に使う輩いるなんて…」

茜は言う

 

「…あの人、3階の

 閉まってるお店に入って行きましたよね」

「やめとけ。大人が来るんを待ってた方がええ」

 

「でも…」

「ああいう輩に下手に手を出すと痛い目みるぞ」

蘇芳は茜にやめるように忠告する

 

「(……そうだ。僕たちであいつを懲らしめて、

 皆が兄さんを認めてくれれば、兄さんがバカにされることもなくなって……)」

 

「(そうしたら、

 赤家が敵ではないと家族だと思ってもらえるかもしれない…!)」

茜ってば…

 

「大丈夫です! 

 僕、最近では仕合で大人にも負けないんですよ!」

全ては蘇芳の為に、か…

 

「あんな奴、僕と兄さんで捕まえてやりましょう!」

そう言う茜

「……」

 

「(中が暗くて良く見えません…)」

店の窓の壁にはりつく茜

「兄さん! 僕が合図したら入って来てくださいね」

小声で言うと、蘇芳がヒラヒラと手を揺らす

 

ガチャバタンと扉が閉まった音がするのに気が付く茜

「(隣の部屋に行きましたか…

 よし!)」

 

するっと茜は部屋の中に入る

「(真っ暗でよく見えない。

 あいつが戻って来る前にーー…)」

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 だが、腹に一発喰らってしまう茜

「……なんだ。誰かが俺の後をつけてると思ってたが、

 こんなガキだったか…」

その人物は言う

 

「(隣の部屋に行ったと思ったらフェイクか!)」

ゴホゴホと席をする茜

「俺に何の用だ?」

 

「お前…ハグレ…だな!」

茜が言うと、

「だったらどうした?」

 

「主を守るための忍びの技をこんな犯罪に使って…許されないぞ!

 僕と兄さんで懲らしめてやる!!」

バシっという茜

 

「僕と兄さん…?」

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 「お前一人しかいないようだが?」

その言葉にきょろきょろと辺りを見回す茜

 

「あれ?兄さん!? 

 兄さーーん!」

あらら…蘇芳

 

「ははは!こいつは傑作だ。

 お前の兄ちゃんはとっと逃げたみたいだぜ?」

その状況に笑い出すハグレ

 

「お前と違って、随分賢いお兄ちゃんじゃねーか。

 お前一人でどうするつもりだって?もう一度言ってみろよ、ガキ」

「くっ…」

 

「(兄さん、どこ行ったんですかーー!?)」

茜、絶体絶命!!

 

でもなぁ、あの茜に対する蘇芳の対応を見ていると、見捨てるっていう感じの態度でもないんだよね…。

しかも、あんなに”兄さん!”慕ってくれていた茜を卑下にはできてなかったし…

 

この頃から頭が良かった蘇芳は何かしらの案で来るかもしれないけど…分からない。それか、大人に頼るか。

修学旅行で蘇芳が”あの頃は焦ってた”と言ってたから…どういう風に展開するのか読めない…

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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