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櫻子の幼馴染・薔子が博物館オーナーの父を連れてやってくる。その父の誕生日パーティーに正太郎達は参加することになるのだが…?第4話感想 ドラマ版・櫻子さんの足元には死体が埋まっている

此花(このはな)です

今回はドラマ版・櫻子さんの足元には死体が埋まっている、の第4話の感想を書いていきたいと思います

第4話のあらすじ
自然の森博物館に、オーナーの東藤(佐々木勝彦)とその娘で代表を務める千代田薔子(富田靖子)がやってきた。自分の死後、その骨を標本にして博物館に飾りたいと思う東藤が、参考にナウマンゾウの標本を見に来たのだ。

薔子は、幼なじみの九条櫻子(観月ありさ)を呼び出すと、強引に父親を押し付ける。櫻子と骨格標本展示コーナーを見て歩いた東藤は、自分も骨を残し、功績とともに語り継がれたいとの思いを明かす。

一方、館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)らを前にした薔子は、近々開かれる東藤の誕生会を盛り上げる有志を募っていた。磯崎齋(上川隆也)が逃げたため、正太郎、志倉愛理(新川優愛)、谷上和裕(近藤公園)が、櫻子とともに出席することになった。

パーティ当日、東藤邸にやってきた櫻子らは、東藤と妻の君子(島かおり)、薔子ら5人の子供たちが集まったディナーに参加する。そんな中、東藤は子供たちに、明日、事業に関する計画のプレゼンをしろ、と命じた。その結果次第で遺産の配分を決めると言われた子供たちは、慌てて準備に取り掛かる。

同じ頃、山路輝彦(髙嶋政宏)は、櫻子に渡したファイルの原本を見ていた。刑事課の係長は、それが山路が追い続けているの弟の事件だと、近藤卓也(細田善彦)に明かした。

そんな翌早朝、東藤が自室で死亡しているのが発見された。すると、子供たちはお互いを疑い激しいののしり合いを始める。驚く正太郎に櫻子は、家族などまやかしだと言い…。

4話の第一印象は磯崎さん関連の事件の序章かな、と。
やはり原作1巻で描かれた薔子さんの事件はやらないんだなと思いました。ドラバ版・薔子さんの家族ってあんな感じなの?と思ってしまうほど、結構ドロドロしてた。

薔子さんが出た意味はやっぱり、櫻子さんの弟さんの件を出したいからなんだろうなぁ…。櫻子さんの幼なじみという関係も重要だと思うし。でもなぁ…前回よりも事件的には面白くなかったなぁと思ってしまったのも事実。


さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は前回の続きで
山路さんが渡した”蝶形骨だけが抜かれたことがかかれた設楽監察医の報告書”

櫻子さんはその報告書に興味を示す。
相棒になるか、否かという問いにこの報告書を読んでからにすると櫻子は言う

場面が変わり、急に博物館に現れた櫻子さん。
不機嫌そうな顔をしながら”呼ばれた”という言葉を口にする

その後現れたのはこの自然の森博物館のオーナーである東郷とその娘である千代田薔子だった
”さぁちゃん!”と呼ぶ薔子さん。櫻子さんの幼なじみらしい

櫻子さんに父である東郷を押し付け、その他の皆に今度行われる東郷の誕生日パーティーを盛り上げてくれる有志を募っていた

見慣れない正太郎の姿に薔子さんが不思議そうにしたので、自己紹介する。名前に不思議な反応されるのに正太郎は疑問を覚えた
磯崎さんが逃げ、それ以外が巻き込まれてしまう

パーティー当日、櫻子さんと共に正太郎達は東郷邸へ訪れる

一方、磯崎さんは園一重の家へと来ていた。だが、両親に”娘に思いださせたくない”とあしらわれてしまう。
それと共に二葉の捜索届を取り下げたという話をきく

正太郎達は兄妹たちを薔子さんから紹介される。
ディナーの時間となり、急に東郷から”子供たちに、明日、事業に関する計画のプレゼンをしろ、と命じた。その結果次第で遺産の配分を決める、”と言われてしまう

一気に騒々しくなり、あちらこちらで電話する者ばかり
薔子さんも正太郎達に頼み、資料をまとめてもらう事になる

このシーンでちょっと気になったのは東郷さんが志倉さんに”この後、部屋に来ないか?”と誘われた時、正太郎が何とかして守ったところ。
やっぱ、志倉さんが鴻上さんのポジションなのだろうか?

場面が変わり、磯崎さんと山路さん
磯崎さんは警察で二葉の捜索願いを取り下げたことを確認していた。偶然、山路さんと再会する。山路さんの方は上司の方から例の事件を調べていることに忠告を受けた後だった。

山路さんは磯崎さんを酒に誘う
磯崎さんは元教え子の失踪事件の当事者・二葉の捜索願いが取り下げられていた事に驚いていた。

刑事の山路さんが言うには捜索願いが7年経つと死亡扱いになる事に親が耐えられなかったのだろう、という
責任感強いね、5年もたってるのにという山路さんに
「彼女に最後に会ったのは私なんです…」
磯崎さんは言う

”「先生、生まれ変わりって信じる?」
「何だ急に」

「私、生まれ変わったら羽根があるものがいいな」
二葉は言った
「羽根があるもの?」

「うん、そしたらここから飛んでどっかに行くの」
「何言ってんだよ」

「一重と三奈美とも約束したの。
 一緒に行こうねって」”

「もっと真剣に話をきいてやるべきでした。
 生徒の何見てたんだって話ですよ。教師失格です」
磯崎さんは言う

磯崎さんの迷いっぷりに山路さんは言う
「真相を知りたいのか、知りたくないのか、どっちなの!」
ドキッとさせる言葉を言うね、山路さんは

その日の夜の東郷邸―正太郎は薔子さんに資料を渡しに行くー
薔子の母が正太郎に対して言っていた”そうちゃん”の謎について、正太郎は聞いてみる。
「そうちゃんって、櫻子さんの弟さんの事ですか?」

「そうよ。
 さぁちゃんが高校に入ってすぐの時に不慮の事故で亡くなったの」
薔子さんは答える

九条家にとって、そうちゃんは跡継ぎだったから、
 ご両親の悲しみは全部さぁちゃんにぶつけられてしまったの」

「……櫻子さんのご家族は?」
正太郎は聞く
「そうちゃんの事があった後、お母様は病気で亡くなって、お父様は新しい家族と暮らすようになったの。だからさぁちゃん、長いお休みになると東京の叔父さんの所へ行ってた」

「今の知識はそこで身に着けたみたい」
「そう、だったんですね……」

「ずっと孤独だったのよ……」
薔子さんは言う

これ、原作ではどうなってるんだろう……。
あんまり知らないけど……

次の日の朝、東郷が倒れているのを東郷の妻である君子が発見
一同、騒然となる中、櫻子さんは冷静に”死んでいる”と分析する
東郷の口元には泡のようなものがついており、首元にはひっかき傷があった

死んだ、ということで犯人の押し付け合いになる兄妹たち
そこで兄弟の母親が全て違うことが判明する
君子さんの大声に言い合いが止んだ

家族たちが去り、正太郎たちだけになった時
「誰も泣いてなかったね…」
志倉さんがつぶやくと”そんなものだ”という櫻子さんはいう

そのまま部屋から出ていった櫻子さんを追いかける正太郎
「あの、知ってたんですか? この家族の確執の事を」
「どんなに幸せそうに見える家族も小さい綻びから一瞬にして崩れ去ってしまう。
 そんな危うさを抱えているものだ。……家族はまやかしだ」

黙ってしまった正太郎に”どうした?”という櫻子さん
「……あ、いや…それって寂しいなって思って…」

「……そう思うということは
 お前が家族に愛されて生きていたという証拠だ」

櫻子さんは言う
「え……」

再び、櫻子さんは東郷の部屋を訪れる
現状に考え込んでいると、薔子の母・君子たちがやってきた。
遺言状を取り出す為だったが、あるべきはずの場所にない遺言状。

当然、騒ぎになるが、
何か都合が悪いものが書かれていたんじゃないか?と兄弟達は互いに疑いだす
再び、犯人の押し付け合いとなる東郷邸

それぞれ、父である東郷に恨みがある兄弟達
互いの不満や疑いが爆発する

全ての言い分が放たれた後、櫻子さんが笑い出す
「もういいか?
 愚の骨頂だな、そんなに簡単に人は死なない」

櫻子さんは兄弟があげていた理由を次々と論破していった。
東郷の死因は左心不全による心臓発作だと。
この中で誰も東郷氏を殺していない

遺言状が無くなった理由は薔子さんが父・東郷に頼まれたからだった。
遺言状を隠せと言い出したという

皆で遺言状を確認すると、そこには
”後の事は全て、妻・君子に託す”
と書かれていた
騒いでいたのは何だったんだ……と落胆する兄弟達

「子供の頃、学校で東郷の大きい屋敷に住む
 お嬢様とだってからかわれるのが本当に嫌だった…」
庭先で一人でいる薔子にそっと寄り添う櫻子さん

「描いていたお父様がいない世界がようやく来たのに、
 全然気が晴れない」
「お前は昔から、家族に期待し過ぎる。家族なんてそんなものだ」

「切って切れないから家族なんだもの。だったら自分がいい形に持っていきたい。
 そう思うのが普通でしょう?」
薔子は言う

「用はため込むな、ということだ。
 ストレスは老化を促進させる」
「何よ、私の後をついて来たくせに」
2人は言い合う

なんだか言って仲いいんだなぁ…この二人

その後、櫻子さんは”竜骨の欠片”を部屋から発見する
服用していた”ジギタリス錠剤”

場面が変わり、妻・君子が薔子と共に博物館にやってくる
櫻子は妻・君子が東郷を左心不全に陥らせた犯人だという

「漢方の竜骨。大型のほ乳類の骨の化石が使われている。主な成分はカルシウムだ。せいじろうしの部屋には心臓の薬、ジギタリスがあった。医者から説明はなかったか?ジキタリス薬はカルシウムを同時に摂取すると、不整脈を起こしやすくなると」

「貴方はそれを知りつつ、せいじろう氏に竜骨を飲ませ続けた。
 そして、あの日ついにそれがおこり、心臓を止まった」
だが、分からないことが一つ

「50年も連れ添って、
なぜ今になって……殺す必要があったんだ」

櫻子さんは言う

すると、君子さんは自分の人生を語り始める。
自分は政略結婚で結婚させられ、子供が産むことができなかった。後継者が欲しかった夫は他の女性に次々と子供を産ませた。妻である女性に育てさせた。

酷い仕打ちだと思うけれど、君子さんは自分に託された赤ちゃんを抱いた時、この上のない幸福感に満たされた。
でも、男も歳をとり、子供なんて面倒だというようになり、男はさずかった命をお金の力で捨てさせるようになった、という

「ある日、朝目覚めた時その人は思ったの。この男は殺してもいい人だと。
 そして、それをやるのは妻である自分の責任だと」

それを与太話だという君子さん。
すると、櫻子さんは”空想の話をしよう”と言い出す

「以前、その男はここ(マンモス像)で私に言った」
”「骨は歴史を語り、知識を与え、そして、武器にもなる。
 ……死にざまが生き様を現す。そう思わんかい?」”

「私にはまるで自分の死期を悟っているように見えた。
 自分を殺そうとしている妻の情念を感じ、それに身をゆだねたのかもしれない。それが自分らしい死に方だとな」

「実際、遺言状の内容を聞いて、一番驚いたのはあなたじゃないのか?
 自分が思い描いた死が訪れてせいじろう氏は恨むどころか、今頃どこかでほくそえんでるかもしれないぞ」
なるほどなぁ……

結局、妻・君子が殺したという直接的証拠はない。
一人で一生背負っていくしかない

最後、薔子さんが”さぁちゃんのことをこれからもよろしくね”と正太郎が言われるのがね……。
どっちの意味だったんだろう…。弟の代わりとしてだったのか、薔子さんの代わりになってほしい、だったのか

次回は磯崎さんのお話がくる!
ついにこの事件が描かれるんだ…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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