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妖怪アパートを出る日が近づいたある日、竹中が仲間を連れてアパートに遊びに来た!?第4話「こっち側」 感想 妖怪アパートの幽雅な日常

此花(このはな)です

今回は妖怪アパートの幽雅な日常の第4話「こっち側」の感想を書いていきたいと思います

第4話「こっち側」
あらすじ
寮が建て直され、夕士がアパートを出ていく日が迫る。アパートの面々による賑やかで、心温まる送別会。さらに心の籠った餞別を貰う夕士。さようなら妖怪アパート。かくして夕士の「こっち側」の生活が始まる。

公式より
ストーリー | 妖怪アパートの幽雅な日常 - アニメ公式サイト

今回は竹中によるアパートの事件とこっち側、妖怪アパートを出た後のお話でした。
この妖怪アパートの生活があったからこそ、寮での生活に違和感が覚えるようになったんだろうなと思った。

さて、本編の感想に行きましょうか!
もうすぐ夏休みが終わろうとする頃、突然アパートに竹中と仲間たちがやってきた
許可を得ない訪問に戸惑いを覚える稲葉
「なんだよ、いきなり」

アパートを招待してくれないから、自分から来た、と
不良たちを連れて。
やっぱり、やばい連中と付き合っていたのか…

未成年であるのにかかわらず、このアパートで酒飲みをしようとしている様子
不良たちはたばこを吸っており、あきらかに付き合ってはいけない連中だった
妖怪たちも警戒している

「やめろ!お前ら、酔っぱらってるのか」
アパートのことを冷やかす不良たちに言う稲葉
「お前もさ、優等生ぶってるの疲れるだろう?」

「優等生?」
「好きでもないのに、バイトとかクラブとか頑張っちゃって
 まっ、今日は俺らがとことん付き合ってやるから、ばっと本音ぶちまけようぜ!」
竹中は言った

「(本音って…こいつ。俺をそんな風に見てたのか…!)」
稲葉はこぶしに力を入れる
稲葉の境遇を知らなきゃ、そう見えるのか……生きるのに必死なだけなのに

「そういえば、女子高生も一つ屋根の下に住んでるんだっけ?どこ~?彼女~?」
ノリが軽いままな竹中

そんな竹中に耐えかねて、稲葉は竹中の襟元をつかむ
「いい加減にしろ!」
稲葉の言葉に竹中の顔がゆがむが、不良たちが竹中を守る発言をしたため、強気の態度を取り戻す
稲葉は竹中の襟元から手を離した

「俺のこと、つまんねーやつと思ってるだろうがな。
 優等生でいるのには生活がかかってるんだ」
稲葉の言葉にあ?と反応する竹中
「少なくとも不良ごっこで、遊んでる暇はねぇんだよ」

「あぁ、ある人が言ってたよ」
”「アウトローに惹かれるのは人間の業だからね」”
龍さんの言葉か。

「でもお前にそんな業障なもんがあるのか!どんな覚悟持ってるんだよ!
 どうせ、かっこいいとか面白いとか、お手軽理由で世のなかに文句言ってるだけだろうが!」

「て、てめぇ……てめぇのそういうところが気に入らねぇんだよ!
 稲葉!」
竹中が稲葉を殴った
「大人です、みたいな顔しやがって!」

「好きで大人になったんじゃねぇ!」
稲葉も竹中を殴った
ならざる負えなかったんだよな…稲葉は
「こっちはそれなりの覚悟で優等生やってるんだ!お前と一緒にするな!」

”何わけわかんないこと言ってるんだ”
稲葉の言葉が理解できなかった様子の不良たち

不良たちと戦う羽目になる稲葉

「キャー勇士くんかっこいいー!かわいい顔してワイルドなんだから」
「はははっ!盛大にやってくれ、少年たちよ」

まり子さんと骨董屋さんがいた
っていうか、助けてやれよ(笑)

スキを突かれ、地面に押し付けられてしまう稲葉
「くたばれー稲葉!」
竹中が殴ろうとするが、アパートの中から一つの声が響いた

「うるさいぞ!小僧ども!」
そんな響く声に不良たちや竹中の手が止まる
現れたのは”鬼”

「おとなしくしてれば、いい気なりやがって……」

「騒々しいんだよ、がたがたがた」
「こっちはいい手が浮かびそうだったのに」

あっ…やばいもの怒らせちゃった

「(あの半てん…あの手……ひょっとして麻雀してたの、鬼だったのか!?)」
驚きを隠せない稲葉
「(いる……目に見えない者たちが……いる!)」

すると、一色さんが突然現れて。
「ねぇ、君たち。わかったでしょ?
 夕士くんには手を出さないほうが身のためだよ」
下駄の音と左右に揺れる一色さんがなんだか不気味だ

「世の中には絶対に関わっちゃいけないものがあるんだから」

「まだ若いのにさ、人生狂わせたくないでしょう?ねぇ?」
怖い…(笑)こわいよ、一色さん

得体のしれない怖さに竹中は一歩下がるが、後ろに”深瀬さん”がいた
「なーに、人様んちの庭を荒らしてんだ!?あぁ!?」
暴れまわる深瀬さん
深瀬さん、自分の個展で暴れるって…えぇぇ(笑)荒々しい画家さんだな

深瀬さんのおかげで不良たちはアパートから去っていった
柄悪いなー深瀬さん

「おい、夕士」
深瀬さんに声をかけられ、ビクリとする稲葉
「男前が上がったな」
褒められる

その日の夜、稲葉の送別会が開かれた
あかねさんの使者から、送別会の差し入れと稲葉への手紙が送られる
「”歩みゆく 道は一つにあらねばども われは忘れず きみの面影”」
きみのことを忘れないって意味かな…

すると、龍さんも現れる。稲葉の送別会へ参加しに。
「やぁ、やってるね」
「龍さん!」

「間に合ってよかった。お別れだね、夕士くん」
「はい……」

「バトリー夫人の生き血はいかがかね?」
骨董屋さんは龍さんに声をかける
「相変わらずだね、骨董屋さん」

「君も相変わらずでうれしいよ、東洋の青い真珠」
骨董屋は龍さんの髪を束ねていた紐を抜き取ってしまった
「麗しのペーブブルー」

「まるで人魚のような髪だね」
龍さんの髪にキスをする骨董屋さん
何、やってるの(笑)

「ペーブブルーというのはやめてくれないか」
「フフフ、これは失礼」

そのまま去ろうとする骨董屋の肩をつかむ龍さん
「それと、私の髪を盗まないでくれ」
い、いつの間に!

「この髪の毛がよく売れるんだよ」
骨董屋はいう
「何を勝手に売りさばいてるんだ、君は!」
う、売れるのか…

「霊毛って言ってね、髪の毛には霊気や霊力宿るのよ」
秋音さんが言う
聞いたことはある……

「そう、これを水晶のペンダントにはめ込んでね……」
骨董屋は龍さんの髪を水晶のペンダントにはめ込んで
「ほら。ヨーロッパの貴族の奥方なんかはいくらでも金を出してくれる」

興味深そうな表情の稲葉に骨董屋さんは
「餞別だ。受け取りたまえ」
そのペンダントをくれた

ちらりと龍さんを見ると、こくりとうなづいて、稲葉にくれることを了解した様子
秋音さんも”じゃあ、私も祈りを込めるわね”。ペンダントに祈りをこめる
”普通の暮らしを普通にできますように”

こうして、妖怪アパートから寮へと引っ越しした稲葉
だが、寮での生活は……

3人同室になったのは同じ一年生の西井ひろゆき。もう一人の同室者は2年の加賀けいすけ。あまり人と深く関わることを避けている様子だった

「”学生寮というと、大人の目が届かない分、陰湿ないじめとかが定番だと思っていたけど、実際のところ、加賀のような人が増えているらしい”」

迷っている様子の生徒を見かけ、思わず助ける稲葉
「”いじめない代わりに助けてもくれない”」

寮の食堂での食事は普通においしかったが…
「”確かにうまいと思う。でも、るり子さんの料理に遠く及ばないと思うんだ。
 なぜだろう…?”」

るり子さんの過去は一色さんから話を聞いていた
”「るりるりはねぇ、小料理屋を持つことが夢だったんだ。
 その前に死んじゃったから、未練があるんだろうねぇ」

「小料理屋?」
「ホステスをやめて、念願の小料理屋を持てるという時に。ホステス時代から付きまとわれてた客に殺されて、その体はバラバラにされて、大半まだ見つかってないんだ。
 志半ばで殺されたルリルリが見たのが自分の両手だったんだねぇ」

「そうだったんですか……」
稲葉が言うと、るり子さんは紙に何かを書き始めた
「”夢がかなって、今とても幸せ”」”

「(だからかな、るり子さんの料理には愛情がこもっていた。
 食べる人に美味しいと思ってもらいたい、一途な思いが。一品一品がるり子さんの愛の結晶なんだ)」
稲葉は思う

しかし、寮の食堂ではおばあちゃんが”ご飯の量を多めにしといたよ”といっても
何の反応も返さない生徒たち。
「(これじゃ、愛情の込めようがないな…)」

「”まるで、おじさんの家にいたときみたいな空気だ。
 なんだか息が詰まる…”」
あの妖怪アパートにいたからこそ、感じる違和感か

そんな時、頬に氷を当てている竹中を鉢合わせる
「竹中!? どうしたんだ、その顔!なぐられたのか?」
駆け寄って心配する稲葉の手を叩き落とす竹中
「関係ねぇだろ、優等生!」

竹中のことが気になるが、何もできない稲葉
「”それでも学生生活は過ぎていく。いわゆる普通の生活だ。
 でも……本当にこれでいいのか?このままで…”」

11月に入ったころ、稲葉はバイトの最中にあるものを目撃する
警察に連れていかれる連中の姿
「薬の売買してた連中が警察に捕まったんだって」
連れていかれた一人は稲葉にとって、見覚えのある人物
「中に高校生もいたんだって」
野次馬の声

そこには”竹中”の姿があった
その事実に軽くショックを受ける稲葉

学校でも大きく話題になっており、
普通の家の子がなぜ、とんでもないことをしちゃうんだろうなとクラスメイトの声

「(もっとあいつの話聞いてやったらちょっとは違ったのかな……)」
稲葉は思う
「(あいつは俺ならわかってくれると思っていたのかもしれない。
 お互い集団になじめない似た者同士だと)」

”「ばっと本音ぶちまけようぜ!」”
そういっていた
「(だけど)」

”「大人です、みたいな顔しやがって!」”
”「関係ねぇだろ、優等生!」”
竹中の言動

「(だけど、俺は手を放してしまった。あいつのこと、わかってやれなかった。
 俺とあいつが一人でいる理由は違うと思ってたから)」
「(俺が抱えててる不安や不満を比べられるのが嫌だったから)」
一方、長谷は稲葉からの手紙が来ないことを心配していた。

稲葉は妖怪アパートへと来るものの、人気がなくまるで寄せ付けない雰囲気
「(なんとなく話がしたくて、みんなの顔が見たくて、久しぶりに妖怪アパートに来たんだ。
 けれど、俺はもう……)」

「(こっち側の人間になっちまったんだな…)」
そう実感する

どうやって妖怪アパートに戻るのかな…稲葉
戻るみたいだけど

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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