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魔導士になるための修行第2ステージがスタートする。だが、稲葉に様々な異変が起こり、迷い悩むのだが…?第13話「メタモルフォーゼ」 感想 妖怪アパートの幽雅な日常

此花(このはな)です

今回は妖怪アパートの幽雅な日常の第13話「メタモルフォーゼ」の感想を書いていきたいと思います

第13話「メタモルフォーゼ」
あらすじ
夏を彩る入道雲の下、パワーアップのために魔道士修行を始める夕士。かなりハードで体が動かなくなり、深瀬にお姫さまだっこで運ばれる始末。いろんな意味で辛い修行に…! 激痩せしたり、おいしいご飯が喉を通らなかったり、本当に成長しているのか不安になる夕士に、寿荘の面々は「迷う事」の大切さを語る。

公式サイトより
ストーリー | 妖怪アパートの幽雅な日常 - アニメ公式サイト

今回は修行回。
稲葉が悩んだり、迷ったりする回でもありました。クリが可愛かった
龍さんのお姫様抱っこは笑った

さて、本編の感想へ行きましょうか!
夏休みに入った稲葉
夏休みだからと修行もレベルアップ!

第2ステージがスタートする
秋音さんが渡したのは新しい呪文。
それを読みながら、水を浴び続ける稲葉

「(なんだこれ……。意味わからん。
 つっかえるし…水で読めないし…)」
イライラを募らせていく

「うまく読めなくてイライラするのは分かるけど、我慢よ。
 夕士くん我慢!」
秋音さんは言う

「(わかってる。それが修行なんだろうけど……
 なんだ? さ、寒い……)」
今まで感じたことがない寒気

「(嘘だろ…。いつもは修行の時間はあっという間なのに……体がきしむ。
 水が冷たい)」
呪文を読みながら、水の中にいるような感覚がする

「(長い……終わりが見えない…。
 ……苦しい…)」
「我慢!」という秋音さんの声が聞こえる

「(落ち着け! 我慢だ…。
 我慢……我慢…)」
そう言い聞かせていると

「はい!」
秋音さんの声が聞こえた
「OKよ、夕士くん!」

終わりの合図に地面に崩れ落ちる稲葉
「大丈夫!? 夕士くん?」
稲葉をのぞき込む秋音
「(体がばらばらになりそうだ。新しい修行がこんなハードなんて)」

「動けないかな? じゃあ、明さーん!お願い」
秋音さんの事
「え」
あ…(察し)

「おう、任された」
深瀬さんも稲葉をのぞき込む
「(え、ちょ、まさか……)」

「(やっぱりお姫様抱っこ!?)」
やっぱり…(笑)

「お風呂であっためてもらってね」
秋音さんはいう

「(この修行、色んな意味できつすぎぃぃ!!)」
稲葉は思うのであった

お風呂から出た後、稲葉はちゃんとお礼は言う
「明さん、あざっす」
「おう」

「朝から頑張ってるね、夕士くん」
龍さんの姿が。
「龍さん!」

「なんだ、帰ってたのか。
 どうりで奴らが静かだと思ったわ」
深瀬さんは言う

「修行のレベルアップしたんだって? それで立てなくなっちゃったか」
そういって、水を差しだしてくれる龍さん
「う、うっす…」

「お風呂気持ち良かったですね、夕士くん」
からかってくる深瀬さん
「やめてください!」

「じゃ、私が入れてあげるよ」
さらりと言う龍さん
思わず、稲葉は水を吹き出す
「お断りっす!」

「なんだい? 明さんならいいわけかい」
「そう意味じゃなくて…!!」
そういう意味じゃないのは分かるよ…稲葉(笑)

「はーい、そこまで。朝ご飯よ」
秋音さんはいう
「待ってました!」

勢いよく朝ご飯を食べる稲葉だが、途中でバタンキュー。
眠ってしまう

はっと目覚めると、そこは畳の上で
隣でクリが一緒に寝ていた
「あ、起きた?」

ソファにいたのは一色さん
「あ、あれ?」
「夕士くん、朝ごはん食べながら寝ちゃったんだよ。
 赤ちゃんみたいでちゅねー」

「はーまた…」
座布団に突っ伏す
そりゃ落ち込むか…

「起きたかい、夕士くん。気分はどうだい?」
龍さんが部屋に入ってくる
「はい、もうすっきりっス」

「いやぁ若いっていいね」
「この年頃って何でも吸収して消化しつくすんだよね。
 どんどん脱皮していく。目をみはっちゃうよね」
龍さんと一色さんはいう

「そうスか?」
「今は磨き時の宝石ですからね」
龍さんは言う
「(え、俺が…宝石?)」

龍さんによる稲葉のお姫様抱っこは笑いました。
その生活が何日も繰り返され……。
「”そして、一週間たった”」

お経と読みながらの修行もだいぶ慣れてきて、手助けがなくてもお風呂がいけるようになる

その日のお風呂で
「(体の隅々まで力がいきわたっているような……
 これって…)」
稲葉が思っていると、フールが現れる

「連日の修行の日々、お疲れ様でございます」
「よぉ、フール」

「ご主人様からとても良い波動を感じられるようになりました。
 これも修行の成果かと」
フールは言う
「そっか、そうだよな」

お風呂から出て、久しぶりに体重計に乗る稲葉だが、45キロ(前回から10キロ)まで落ちていた

「おい夕士、その体…」
そういわれて、気づく。かなり痩せていることに
「ボクシング漫画かよ」

修行のせいか…。大丈夫かな?

次の日は稲葉が食欲がわかず、修行は中止に。
「夕士くん、今日の修行は中止ね」
秋音さんがから言われる
「え?」「ゆっくり休んでていいわ」
「……はい」

食事終え、畳の上で考え事。
「(レベルアップしたと思ったんだけどな…。長谷、どうしてっかな…)
 こんな時に長谷の事を思い出すなんて…全然成長してねぇじゃん俺」

すると、クリが稲葉の腕を引っ張る
「クリ…」
「遊んでほしいのか?」
稲葉がそう聞くと、うん、うんとうなづくクリ

「そうだな。よぉし、ゲームやるか!」
その一言に喜ぶクリとシロ

「こういう時は考えても無駄だ! 」
ゲームに打ち込む稲葉
クリたちが可愛い

そして、晩ごはんの時間、おそるおそるハンバーグを口に。
「た、食べられる。美味いっす、るり子さん! 
 このフワフワ煮込みハンバーグ!」

「よかったわね、夕士くん」
「やっぱり人間は食わなきゃだめだ! 俺って単純!」
バクバクと食べる

「そうでなきゃやってられないでしょう」
一色さんはいう
「え?」

「体も心も不安定で、昨日と今日で思いきり逆方向を向いている。
 そういうことの繰り返しなのよ」

「でもね、迷わないと世界は広がらずに狭いまま。それはすっごくしんどいよ」
そう、一色さんは言う
迷わないと世界は広がらない、か

そんな言葉にその日の夜ー
「(迷ってもいいんだ。
 そう、分かっているはずなのに……)」

次の朝、稲葉は食欲がわかなかった
「今朝もダメ?」
「はい……」

「”また元に戻った”」
あらまぁ…

修行は今日も中止となる
「(フールの奴、いつもうるさいくせに、
 一応空気読んでやがるのか)」
稲葉は思う

そんな状況に稲葉は外へ飛び出した

一方、田代達女子3人はプールに遊びに来ていた。
夏を堪能する3人だが、田代は知り合いがいないかときょろきょろとあたりを見回す。

稲葉のところに遊びに行かない? 話になるが、バイト先が運送業だよ、という田代の言葉に行く話が中止になる。
運送業じゃ、つまんないよな(笑)

場面が戻り、外へ飛び出した稲葉
「(この感覚、覚えがある。
 まだおじさんの家にいたころ、何か辛いことがあって誰かに当たり散らしたいけど、そんなことあの家で許されるはずもなく、外に出てたっけ)」

”「(止まるな、止まるな、止まるな、止まるな)」
そう自分を発散していた”

「(成長してねぇのな……俺)」
稲葉は思う

海が見える遊歩道のベンチに座る稲葉
「(修行……今日も休みか。今、何時だろう? 
 まだ帰りたくないな……)」

いつの間にか、日が沈んでいたことに気づく
(陽、暮れちまった)
稲葉は立ち上がって、お尻についた汚れをはらっていると、プチヒエロゾイコンにポケットにあった
「フール……(いつの間に)」

”「我々は常にご主人様のともにおりますゆえ」”
フールの言葉を思い出す
「さぁて、帰るか」

晩酌を囲みながら、稲葉はみんなが悩んだことを聞いていた。
「俺だって、バカなことをずいぶんやったぜ?」
「明さんも?」

「そりゃそうだ。学校のガラス壊して回ったし、盗んだバイクで走ったしな」
尾崎豊ね」
深瀬さんの言葉に秋音さんはいう
「秋音ちゃん、よく知ってるね」

「まっ、高校に入って、悩みは消えたがな」
深瀬さんはいう
「どうしてですか?」

「絵に出会ったからさ」
なるほど、そうか…。

「もちろん、スランプはあったし。むしろ、悩みは増えたかもしれねぇ。
 けど、俺はこれで行くんだ、と覚悟を決めたからな。悩みも迷いも苦労も全部いい思い出だ」
「たとえ、今が画家でやっていけなくてもな」

深瀬さんに続いて、龍さんが口を開く
「私は悩みはともかく、迷いはなかったな」
「迷わなかったんですか?」

「生まれたときから生き方が決まっていたようなものだったからね。
 そして、それを知っていた。だから、迷わなかった」
龍さんはいう
「じゃあ、悩んだ時は?」

「克服するしかなかった。
 そうしなければ、生活も人生も立ち行かなかったからね」

「私も龍さんと同じかな。小さい頃から将来は決めてたから」
秋音さんはいう
「どんなにつらくても、何が何でも乗り越えてやるってね」

「若いっていいよねぇ。
 そういうことを考えて実行できるっていうのも若さだよねぇ」
一色さんは言う

「で、お前はどうなんだ?」
深瀬さんはいう
確かに……

「わたしは悩みも迷いもなかったなぁー」
一色さんの一言に
「やっぱり!」
となる一同

「(あぁ、そうか。そうなんだ。俺に足りなかったのはこれなんだ、
 何が何でも魔導士になる、なんて覚悟俺にはない)」
稲葉は思う

「(だけど、秋音さんがどこまで真剣に俺に修行をつけてくれた。明さんも動けなくなった俺をいやな顔せず、助けてくれた。
 そして、龍さんは…俺を宝石と言ってくれた)」

「(でも宝石が輝けるのは磨いてくれる人がいてこそだ。
 たとえ、魔導士になれなかったとしても、みんながくれたこの経験がいい思い出になると信じたい。
 そのために今の苦労を全部俺の血肉にする。それが俺の覚悟だ)」

そして、次の日の朝、修行が再開される。今日の修行は一味違った。
お経を呪文のように繰り返していると、体が浮き上がる感覚があり、自分の体が見える。

すると、一気に浮き上がり、遠くのほうに光が見えて、稲葉の方に降り注いでいく

「はい、そこまで!」
秋音さんの声が聞こえる
稲葉は両目から涙があふれていた

「…どうしたの? 夕士くん」
秋音さんは言う
「秋音さん……俺、空の上にいて、光が降り注いで……」

「それは天啓って言われているものね」
「天啓…?」

「自分の中の限界を超えたときに体験する、開放感とか快感のようなものよ。
 おめでとう夕士くん。レベルアップよ」
「ほんと…ですか?」

「体重が減ったり、体がだるかったり、逆に急にやる気に満ち溢れたり、そんな風に不安定になるのは成長する前にかかる負荷のせいなの。
 でも、もう大丈夫」
秋音さんはいう

「もしかして、全部わかってるんですか?」
「うん」

秋音さんの言葉にへなへなと崩れ落ちる稲葉
「なんで教えてくれなかったんですか」
「あははは、それで教えちゃ修行になんないでしょう? 
 自分で克服しなきゃ」

「でも夕士くんならきっとできると思ってたよ」
秋音さんはいう
「あはは……あざっす」

すると、2階の窓から龍さんがグッドをしていた
龍さんが見守っていたのかな…?

その日の昼食でもりもりだべる稲葉
完全復活した様子

「さて、そろそろ行くよ」
龍さんが立ち上がった
稲葉は慌ててご飯を食べ終わり、龍さんを追いかける

「龍さん待って!」
稲葉の声に龍さんは立ち止まって振り返る
「どうした? 夕士くん」

「龍さん、もしかして今まで俺の為にいてくれたんスか?」
稲葉はいう
「君の成長を見るのは楽しかったよ、夕士くん」

「君は望んで魔を背負ったわけじゃない。その運命の不思議さには私は大いに感動する。けれど、実際には大変なことだ。だから、手助けはいくらでもするよ」
龍さんはいう
「ありがとうございます!」

「君にその価値があるからさ」
その言葉に顔を上げる
「どんな運命だろうと、周囲がどんな手助けをしようとそれを乗り越えられるのは、結局本人の意志しかないんだ」

「その中には乗り越えられないものももちろんいる」

「だが、乗り越えようとしないものに私は手を貸さない」
厳しい言葉にごくりと唾をのむ稲葉

「(優しいだけの人じゃない。
 優しさと同じくらい厳しいを持ってるんだ)」

「未来はどうなるか、誰にも分からない。
 これから君はたくさん悩んだり、迷ったりするだろう。でも、決してあきらめないでほしい」
龍さんはいう
「はい…!」

「さて、修行を一つ乗り越えたご褒美におまじないをしてあげよう」
「おまじない?」

「私のここにもう一つの目があると想像したまえ」
おでこを指さして、龍さんは言った
「おでこに目玉ですか?」

「そう、3つ目の目玉」
よくわからない様子の稲葉
すると、突然におでことおでこを合わせるように龍さんは頭突きをしてきた

「これで移った」
「移る…? 目玉がっすか?」

「そう。何かあった時はおでこの目で見るようにするんだ。
 霊感が働くよ」
そういって、龍さんは妖怪アパートから出て行った

「それは第3の目だね」
皆に説明すると、一色さんがそう答えてくれる
「第3の目…?」

神秘主義全般にある考えで視覚の機関としてではなく洞察力の機関として、解釈されているんだよ。
 第3の目が開眼することによって、心霊的な洞察力を得るんだなぁ」
ほー

「なるほど。さっぱりわかりません」
稲葉は言う
「平たく言えば、悟りを開くっていう感じの意味よ」
秋音さんが補足する

「そう言われると、なんかかっこいいっすね。
 第3の目か」
あやとりで遊んでいたクリがキラーンと光る

「(気持ちのいい夏の朝だ。
 もういつ帰ってきてもいいぜ、長谷。俺って単純)」
稲葉はお昼寝タイム

秋音さんがお昼を呼びに来ると、突然笑いだす
鏡で確認すると、おでこのあたりに目のようなものが
「なんじゃこりゃ!?」

してやったりの顔のクリ

こういう表情もするようになったんだな…クリ。かわいい
「こら!クリ」

「クリがいたずらなんて初めてじゃない?」
一色さんは言う
「この頃、活発になってきたわよね」

「やっぱり年の近い子供がいると、影響されるんだろうね」
一色さんってば(笑)
「誰の事っスか!」

なんとかして、おでこの落書きを落とした稲葉
「やっと落ちた……」
枕に突っ伏していると、フールが現れる
「ご機嫌麗しゅうご主人様」

「よぉ、フール。久しぶりだな」
「また一段とオーラが美しさを増されましたなぁ…。
 ご主人様の霊力の高まりをひしひしと感じております」

「そうか?」
不思議そうにする稲葉
「はい、ご主人様が力が増せば増すほど、我らもその恩恵を受けますので、以前召喚されました、万能の精霊ジンも力を回復し、ますます増しておりますぞ!」

「プチもパワーアップしてるってことか?
  試しに読んでみるか」
稲葉は言うが…その時のことを思い出し
「やっぱ、やめよう」

「何でございますか!?」
フールはいう
「疲れたし、寝る」

「ご主人様ー!」
「もう用はねぇよ」

「つれのうございます」
「(めんどくせぇ…)で、どうしろってんだよ」
仕方なくフールの意志を聞く稲葉

「そうですな……。
 例えば、シレネ―の新曲とかいかがでございましょう?」

「新曲?」
「ご主人様のおかげでレパートリーが増えましてございますー!」
フールはいう

「へーじゃあ呼んでみるか」
シレネを呼んでみる
「さぁ、シレネー新曲をご主人様に聞いていただきなさいー!」

「おぉーちょっと期待できるかも」
稲葉は言う

歌声ではなく、鼻歌でしかも振り付け付きである

「やっぱりこういうオチか」
はぁ…とため息をつく
「(すごい経験した割に俺って変わってない気がする…。
 これじゃ万能の精霊ジンの力も)」

500円から700円というイメージがわく稲葉
思わず、笑ってしまう
「700円って俺の経済環境そのまま、庶民!」

ジンが召喚したら、500円から700円ぐらいにアップするんじゃないかってことなのかな?リアルだなぁ(笑)

次回は長谷が妖怪アパートにくる回か。
面白そう

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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