此花のアニメ&漫画タイム

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新学期に入り、新任教師二人が学校にやってくる。一方、英語クラブでは”山本小夏”という新入生が入部してきて…?第15話「新任教師登場!」 感想 妖怪アパートの幽雅な日常

此花(このはな)です

今回は妖怪アパートの幽雅な日常の第15話「新任教師登場!」の感想を書いていきたいと思います

15話は新任教師二人と英語クラブに後輩の新入生が入ってくるという話でした。
千晶先生と青木先生はまだ普通って感じだけど、あの新入生は色々と問題がありそうな感じ。というか、声優さん釘宮さんなんだ…。すごいキャラの役だなぁ…


さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は運命の女神3人が占う新学期の運勢の結果から
”あらたなる出会いが見える”

稲葉はフールに言われ続けたため、仕方なく運勢を占っていた。
女神の3人はなぜか動物の着ぐるみを着ていた

なんでも”これが最先端のファッションだとケットシーに教えてもらった”という
またか(笑)おそらく嘘だぞ、それ
そのせいで、恒例の大喧嘩になる3人だった

千晶直巳先生と青木春香先生
男前の千晶先生と美人の青木先生に生徒たちは沸き立つ

「おーい、ホームルーム始めるぞー」
稲葉のクラスの担任となった千晶先生

田代の”先生! 独身ですか?”という直球の質問を
”32歳、花の独身だ、実家は金持ちだぞ”と答えたことを皮切りに生徒からの質問に気軽に答えてくれる
なんかノリのいい先生だな…

さらりと生活指導も任されることになった、といいながら、漫画を没収したりしても、
生徒の印象は好印象

そんな千晶先生の雰囲気に稲葉は
「(そっか。誰かに雰囲気が似てると思ったら、明さんだ。
 ポップでラフで根性が入ってるって感じがする)」
そう思う

そして、英語の時間、三浦の代わりに配属された青木先生

「2年C組の皆さん、初めまして。青木春香です」
なんかこの人の瞳が苦手なんだよな…うつろで

英語の読み方がめちゃくちゃ綺麗って印象
「(なんかわかりやすいな…なんかきっちりしてて、さっきの千晶先生と対照的だ)」
稲葉は思う

田代達も青木先生の美人さを認めるほど。
変な相談は千晶先生ならできるけど、青木先生は出来ない、という話になる。
イメージ的にはシスターって感じなのかな…青木先生

放課後―
「(人に相談するからには相手を選ばないと
 人には得手不得手があっていいんだよ)」
稲葉は思う

「そうでございますねぇ。新しい先生お二人もおっしゃって、
 ノルンの占い大当たりでございます!」
フールは言う

「あーすげぇすげぇ。
 まっ、二人ともとてもいい先生でよかったよ」

「さようで。特に女性教師からはとても良い波動を感じましてございます!」
フールが言い出す
「へー珍しいな。
 いつもは人間の波動は濁ってるから感じたくもないって言ってるくせに」

「普通はそうでございます、はい。
 そもそも人間の波動とは様々な感情で常にぶれたり、ゆがんだりしてるものなのでございます。ところが精神的な修行をつんだものはそのようなブレがないのございます」

「ご主人様が尊敬されているあの黒い魔導士のように」
フールは言う
「え、龍さん?」

「信念の人、とでももうしましょうか。
 道を究めるため、日々まっすぐ歩いている人特有の整った波動が似ておりますな」
フールは言う

「へーじゃあ青木先生って、よっぽどいい人間なんだな」
そう言う稲葉の反応にフッと笑うフール
「いい人間であるとは必ずしもありません」
ってことは一本筋が通っている人だけど、それがいい方向かどうかはわからないのね

「え」
「ただ、整った波動というだけでありますよ」
なんというか色んな意味でフラグの予感がする

場面がかわり、学校の中で千晶先生に声をかけられる稲葉
「おーい稲葉、ちょっといいか?」
「千晶先生?」
一緒にいた田代が騒ぐ
「えっ、なになに?何か用ですか?」

「おまえ、アパートに一人暮らしなんだってな。
 担任としては一度くらい家庭訪問したほうがいいか」
そういいながら、千晶先生は稲葉の肩を触る

「いや、特に問題ないっすけど…」
「だよな…。お前、成績いいしまじめみたいだし。ほったらかししといていいよな」
何かを確認するように稲葉の腕を触った
ド直球

「(ダイレクトな教師だなぁ…)
 大丈夫っすよ。俺生活かかってるんで、めったなことはしねぇっす」
稲葉は言う
「いい答えだ」

今度は稲葉の耳をみて、首元も確認する千晶先生
「…な、なに?」
「よし! じゃあな」
稲葉の頭をなでると、その場からいなくなってしまった。
たぶん、栄養状況や環境とかチェックしてたのかな?

その行為にすごくうらやましがる田代
ずるいずるい!と言いながら、英語クラブの教室に入ると、
この時期には珍しい新入生が来ていた。

山本小夏と紹介された女の子は目つきが鋭く、
何かきりっとした雰囲気

外国人クラブとの交流について、議題だった。
前回はアニメなどを英語に翻訳して、放映したところ好評だったらしい。

そこで、前回と同じくアニメなどを英語に翻訳しようという話になる
田代が仲良くなろうと、小夏ちゃんと話しかけるのだが、英語クラブなのに全部英語なのはおかしい、と意見を述べる

何かと癪に障るような物言いに戸惑う田代や稲葉だが、
小夏が持っていた本で話題を変える稲葉

すると、チェーホフです、と答える
田代は全くわかってない様子だったんで、稲葉が”作家の名前だよ”と突っ込みを入れる
「やっぱりロシア文学は良いですよね。
 ドストエフスキーもいいですけど、私はチェーホフが好きです。世紀末に生きる小市民や知識人の憂いの描写がとても心に響きますよね」
小夏は言う

田代は何を言ってるのかわからない表情になり、稲葉も戸惑う様子を見せる
「そ、そうなんだ。
 俺、時代物とか冒険ものとかしか読まねぇからなぁ…」
稲葉の少しわかってる様子に田代が私も知ってる雑誌を出して、反論するが、稲葉はそれは小説じゃない、と。

なんのアニメ映画いいか? と部長が意見を求めるが、
”アニメじゃなくて映画がしたらどうでしょう”と小夏が全く違うことをいう
アニメが幼稚だととか、気に障ることを言うので、田代が怒る

和を乱すような言葉に部長はそれならと、
何かいい映画があるのかと問いかけた。

”トリフォーするべきでしょう”
映画を挙げてくれるが、周囲はほとんど知らない
「もういいです」
反応に残念な様子でそう言い放つ

今日のクラブが終わると、早々に小夏は帰ってしまう
”トリフォー”ってなんだ?というクラブ内
「問題児が来たわね…」
部長さん
「びっくりですよ、何あれ」

「大体映画をどうするんだ? ヒアリングするのか」
「英語の勉強にはなるわよね」
そんなクラブの人たちの反応に稲葉は

「でも、トリフォーってフランス映画ですよ?」
そう言う
「「「はぁ!?」」」
あぁ、つまり、フランス語の映画なのになんで取り上げるんだ?と突っ込んでほしかったと? 小夏ちゃんはギャグみたいなことを言ったと?

そんな新入部員の話に妖怪アパートの人たちはー
ロシア文学にトリフォーか。どちらもコアなファンが付く作品だねぇ」
一色さん
「そうっすよねぇ。でも、なんかすっきりしないっていうか…」

「それにしてもその子の言い方。エセくさいねぇ」
「それ! やっぱそう思うっすか?」
稲葉は言う

「15歳でロシア文学は嘘くさいわー!」
まり子さん
「トリフォーってのもねぇ。トリフォーといえば大人の恋愛映画でしょ?
 男女関係の機微なんてのはそれなりに経験がないとねー」
佐藤さんは言う

「15で経験豊富な女はね、トリフォーなんて見ないわ」
まり子さんはいう
「はぁ…」

「だよねー」
「さぁ、そこでだ。重厚な人間ドラマが多いロシア文学。大人な恋愛を描いたトリフォー映画。どちらも格調高くて芸術的で…
 それを好きだといえば、なんだかとっても賢そうって印象を他の人持つよね」

「そっか。他人から賢そうと思われたくて、選んだって事っスね、
 自分が好きで選んだじゃなくて」
稲葉は言う
すると、一色さんは首を振る

「好きだと思い込んでるのかも」
「え?」

「この子がロシア文学もトリフォーも心底理解して好きだとは考えにくい。
 でも、単なる嘘つきだとも思えない。とすると、そういう熱気で覆ってるのかもね」
熱気で覆っている、か

「熱気……」
「何か問題があるのかもよ、小夏ちゃん。
 扱いに気を付けたほうがいいよ」
一色さんはいう

そして、ある日ー
稲葉は田代と一緒に英語クラブにやってくると、一番に来ている小夏ちゃんを発見する
馬鹿にしていた割に一番最初に来ていた。

先輩がやってきて、田代は稲葉のお弁当の写真を見せる
るり子さんの弁当は本当においしそう

そんな話題を小夏ちゃんに振るが、
興味ありません、と拒否される
”それから田代先輩、私の事、名前で呼ばないでください”
言われてしまう
貴方とは仲良くしたくない、と受け取りかねない言葉…

そんな態度と言葉にムッとすると田代
小夏から山本へと変える

そこへ対象の映画を借りてきた、と後輩がやってくる
田代の”テンション上がるな”
という言葉に小夏が食いついた

テンションが上がるというのは英語的に間違いで、テンションははるもの、
なのだといったのだ。
稲葉が空気をなごませようと、和製英語なんだからいいんじゃないか、という

「日本で話すときも使っていいじゃん。あたしたちもそう考えてしゃべんないわよ」
田代が言い返す
「あたしたち、ロイヤルウィーですか?自己責任を薄める言い方をしないでください」
小夏のいいように意味が分からない様子を見せる田代

「個人の気持ちをさも多数の気持ちであるかのように表現するのをロイヤルウィー。
 君主のウィーっていうんですよ」
勝ち誇ったような言葉で説明する小夏

「王様が国民に対して、使ったことからこう呼ばれます。
 だから、平民が使うものじゃないんです」

「は? だから何? あたしが平民のくせに間違ってるなら、
 あんたは何だってのよ!」
田代は言う

「私は間違った英語の使い方なんてしません。
 責任を薄めたりなんかしません」

「だから、だから、だから、
 あんたの方がよっぽど王様みたいな話し方じゃん!」
田代がうまく言い返せず、地団駄を踏んでいると

「馬鹿言ってねぇで、そろそろ準備しろ。部長も来るぞ?」
稲葉が止めに入った
「うーでも……」

「馬鹿ってどういう意味ですか? 私のどこが馬鹿なんですか?」
小夏が反応したのだ
「お前の事じゃねぇよ。山本もその辺にしてくれ」

「私の事、無視するんですか!?」
豹変して叫んだのだ
「山本……?」

相手にされないと、叫ぶ困ったちゃんみたいな感じか…?
早々に小夏は教室から出て行ってしまう

「あぁ、あれ信じらんない!あ~~もう~」
頭を抱える田代

その話を今度は長谷に相談…というか愚痴を言う
相当溜まってたんだな…稲葉

「ふっ、可愛い女じゃないか」
長谷は言う
「お前な……アレをかわいいと言えるのは
 自分の方がはるかに頭がいいと確信してるからだろう?」

「当然」
長谷ってば…(笑)
「くっそっ」

「だからお前には友達ができないんだって言ってねぇだろうな?」
長谷は言う
「言ってねぇよ、まだ」

「よしよし。
 お前もその子に問題があるって思ってるんだろう?」
「まぁな」

”これも新たな出会いかぁ…。ったく勘弁してくれよ”
ホームルームでそう考えていると、担任の千晶先生の声が響いた
「俺の学生の頃か? まぁ、金には不自由しなかったなぁ。そこで中高大と金に任せて遊びまくった。一応、勉強をしたけどな」

「色んな奴に出会った、面白い奴もイカレタ奴も。最後までダメな奴もいたけど、ちゃんと更生して社会人になった奴もいた」
「でもな、悪から足が洗えたのはそいつだけの問題なんだよ

「そのとき、周りが見えないのはみんな同じだ。
 いつどんな奴がなぜ、見えるのになるのか、それってそいつが最初から持つ運命なのかもな」
千晶先生はいった

「(そいつの持つ運命…か。
 山本にもそんな運命があるのだろうか)」
稲葉は考える

英語クラブではあれ以来、小夏は来ていなかった。
部長としては休みが続くようなら、顧問の坂口先生が話するんじゃない? 今は私も静観するしかないわ、と。

「(確かに、今の俺たちにできる事なんて何もないのかも……)」
稲葉は思う
「そんな時こそ、プチの出番でございますよご主人様」
フールが出てくるが、稲葉は”いらない”とポケットに押し込める

「”こうして、波乱の2学期がはじまったのだった”」

次回はなんか妖怪アパート話?
小夏の話はちょっと先なんだろうか

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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