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テスト中にカンニングしていた生徒を見つけ、激怒する千晶先生。事をおさめるため、生徒総会を開くことに!第22話「燃える生徒総会!」 感想 妖怪アパートの幽雅な日常

此花(このはな)です

今回は妖怪アパートの幽雅な日常の第22話「燃える生徒総会!」の感想を書いていきたいと思います

22話はテスト中、スマホを使い、カンニングをしていた生徒が千晶先生に見つかってしまい、生徒総会を開くことになった話でした。生徒を信じ、黙認していたが、こういう事態になったため、ルールの徹底を求める千晶先生。

青木先生が要らない事を言うから、めちゃくちゃになった。
無責任なやさしさって場を乱すなぁ…
まぁ、稲葉が何とおさめるきっかけを作ったけど…

さて、本編の感想へ行きましょうか!
テストを控える稲葉は妖怪アパートの食事もあまり進まない。
元気がない様子にフールが
”いざというときは、プチたちにお任せあれ!”

ケットシーヤコクマに何ができるっていうんだよ…と返す
「ならば、クラスの答案用紙を焼くか、吹き飛ばすか、いたしましょう! 
 めでたく再試験ですぞ!」
フールの言葉に怒る稲葉
「なるほど、ってあるか!!」

今日のテストが終わり、ほっとする稲葉たちだが、隣のクラスで騒ぎが起きていることに気づく。
千晶先生がある生徒を連れて、廊下を歩いていたからだ
しかも、怒りの形相で。

田代が隣のクラスの友達に話を聞くと、
「よんちゃん、なにがあったの?」
「西山がスマホカンニングしたんだって!」
「えー!?」

「テストの半分くらいが過ぎたときにね」

”「おいっ!」
千晶先生の大声が聞こえ、びくっとするクラス内
「あ、何でもない、すまん…」”

「西山がカンニングしてるんじゃないかって、前からうわさになってたの。
 だからみんな、あっ見つかったってわかったのね」
「なのに、西山の奴…」

「逃げ出そうとした!?」
「サイテーだな」

「そしたら、千晶先生がさ…」
そりゃ怒るよ…
”「西山!!」”

「人が固まるの、初めて見た」
「ちあきちゃん、かっちょいいー!」
田代の言葉に首を振る

「千晶先生、すごく怖かった」

「あの先生もこんな顔するんだって」
「ちょっと…ショック」
あ…そうか。

「そういえば……」
「さっき、廊下通った時も見た事もない、きっつい顔してたね」
「いつも、だーらん、へーらんって感じなのに」
田代はいう
「うん、ビビったねぇ」

「(当たり前だろ、そんなの。せっかく生徒がスマホ持つのを見逃してくれてたのに、
 それを裏切るような真似しやがったんだ。そのくらい怒って当然だろ)」
稲葉は思う
「(それに人間、誰でも一面だけ見てるわけじゃない。そう、龍さんみたいに)」

「(いつも上品で、優しい龍さん。龍さんが怒るとか、大声を出す姿さえ、見た事がない。だけど、”自力で乗り越えようとしないものに私は手を貸さない” 
 そう言ったときの龍さんの目は本当に厳しく震えが来た)」

「(いつでもだれにでも優しく手を差し伸べるわけじゃない。
 龍さんがそれができる人で、それが人を鍛えるやさしさなんだ)」

しかし、違う受け取り方をする生徒もいるようで
「なん~だ、千晶先生、私たちの事騙してたんだ」
「え?」

「普段はへらへらしてさ、裏では怖いなんて腹黒じゃん」
「なんかがっかり」

その言葉に田代達も驚く
「違っ!」
「それは違うでしょ!」
桜子が声を上げたのだ
「怒るときは怒る人なんだよ、千晶先生は!」
「桜庭…」

「いつもどんなに甘くてもさ、子供が本当にやっちゃいけない事をしたら、
 ちゃんと叱るのが大人の役目だと思う」

「桜―!あんた、良いこと言うー」
田代が桜子に抱き着く
「あたしもそう思う。千晶先生の事、見直しちゃった!」
「垣内……」

「面白くて、楽しいのは良いけどさ、いつもヘラヘラしてやる気のない先生だと思ってた。やるときはやるのね。
 実は、さっきのきつい顔のギャップにちょっとクラっときちゃった」

「うっち~大胆―!」
田代は言う
「ちょっとよ」
「それは卒業してからよ」

場面が変わり、下校中ー
「実にいい子たちでございますなー。
 あの場を満たす良い波動に私めもうっとりといたしました」
フールは言う
「うん」

「自分の思っていた違う面を出されたとき、その意味をプラスととるか、マイナスととるのかで、自分自身に跳ね返ってくるものが大きく違ってまいります。
 田代様たちはそう言う意味で大変得な方々でございますな」

「だなー。俺もいつもそうありたいぜ」
稲葉もうれしそうだ
「けどなーなかなかそうはいかねぇんだ、これが」
はぁ…とため息をつく
「試されておりますなぁ」

妖怪アパートの夕食時―
何故かまた”長谷”がいるし…(笑)
長谷も試験休みらしい

「だったら…」
「ちゃんと授業きいてりゃ、一夜漬けなんて必要ねぇだろ」
長谷の言うとおりだけど、なんかむかつく(笑)

食事後、稲葉は今日、会ったことを長谷や妖怪アパートの面々に話す
「へースマホカンニングねぇ」
「ふつうは父兄呼び出しとか、停学ってところだけどね」

「それだけじゃ、すまねぇわな」
深瀬さんはいう
「そうねぇ、
 これは個人の不正と済ませるわけにはちょっと事が大きすぎるもんねぇ」

「それじゃあ、一体どうなるんだ…」
稲葉はつぶやく
「生徒総会、ってのありうるぞ」
長谷は言う
「生徒総会?」

そして、テスト期間が終わった教室内で、
千晶先生は臨時の生徒総会を開くと、生徒たちに伝える
「長谷の言ったとおりだ……」
講堂に集まった生徒たち

一方、妖怪アパートでは”夕士が今、どうなってるんだ”と言うのが話題に担っていた。
大家さんに頼み、講堂への中継を部屋につないだ

「皆さん、ただいまより生徒総会を開きます」

「今日何故、生徒総会を開かれたか。みんなもう、分かっているな?」
マイクの前に立ち、千晶先生は言う
「中間試験でスマホカンニングに使われた。改めていうが、わが校はスマホなど携帯機は禁止している。だが、毎日の持ち物チェックなど現実的じゃない。だから、マナーさえ守ってくれればいい、と黙認してきた」

「それはこんな形で裏切られるとはな。
 なめられたものだ」
千晶先生の怖い顔に一同ビビる
張本人である、西山君もおびえていた

「お前たちを信用して、甘い顔していた俺が馬鹿だった。
 今後、スマホの持ち込み禁止を徹底する。なんなら、校門で持ち物チェックをやったっていいぜ」

その言葉にえぇぇー!と声が上がる
「もし、それより破るやつがいたら…」
千晶先生は携帯を落とし、踏みつぶす
「こうだ」

酷い…、小さな抗議の声がささやき始める
「大胆な事をするものだぜ…」
稲葉は言う

だが、
「千晶先生、これはやりすぎです!」
青木先生が止めに入ったのだ。
「もっと生徒一人一人に気持ちを考えて発言してください」

青木先生に同調するように生徒たちが声を上げる
「俺らがカンニングしたわけじゃねぇだろ」
「そうよ、私たちは関係ないじゃん!」
「やった奴に責任取らせろ」

「やかましい! 
 犯人一人つるし上げればいいと思ってるのか。とばっちりはごめんだってか。甘ったれんな!これはお前ら一人一人の問題だろうが!もっとよく考えやがれ!」

「うんうん」
稲葉はうなづくけれど、また”青木先生”の横やりが入る
「千晶先生、乱暴な言葉はやめてください」

思わず、その言葉にずこっとなる稲葉
「子供たちが傷つきます。もう少し、教育者としての配慮ができませんか」
青木先生、今それを言いますか。筋が違う

再び、生徒たちの声が盛り上がってしまう
謝れー!という声に

「みんな、穏やかに話し合いをしましょう? 
 ここは私に任せて」
今、火に油を注いでるのは、青木先生だぞ

「青木先生、あんたの出てくる幕じゃない」
その通りですよ、本当に。かえって争いを大きくしてるよ。

しかし、青木先生を慕う生徒たちが声を上げる
「青木先生に何てこと言うんですか!」
「許せないわ!」
「今の青木先生の暴言は許せません! 謝罪してください!」

「(ったく、あんたの無責任のやさしさの結果がこれなんだよ。
 どうしてくれるんだ)」
稲葉は思う

一方、妖怪アパートでは
「よしよし、盛り上がってきたぞー」
「こうなってくると、理屈じゃへったくれもないねぇ。
 勢いのままに走って、ドカーン」

「みんな若いなー」
楽しそうにしている

「さて、誰がどう抑えるかね?」
「(さぁ、どうする稲葉…)」

場面が戻り、講堂―
「(このままじゃ、めちゃくちゃになって終わっちまう。
 でも、どうすれば…)」
稲葉は考える
「ご主人様! 今ここプチの出番ですぞ!」

「プチが?」
稲葉は壇上にある空のマイクを発見
「(マイク……そうだ!)
 行け、フール!」

フールを投げて、マイクに激突!
ものすごい音が出て、一瞬で空気が静かになる

それを見ていた妖怪アパートの面々
「「やったー!」」
「これなら誰にも気づかれないわ。成長したね、夕士くん」
秋音さんは言う
「よし」

その倒れたマイクを生徒会長が直して、口を開く
「皆さん、列に戻って座りなさい。
 座りなさい!!」
生徒会長の一喝に素直に従う生徒たち

「か、神谷生徒会長…」
稲葉はつぶやく

「千晶先生、青木先生、お二方とも感情的な感情は控えてください」
生徒会長の言葉に青木先生はマイクを持つ手を離した
生徒会長の介入にニッと笑う千晶先生

「千晶先生……
 先生方の信頼を一番ひどい形で裏切ってしまったこと、深くお詫びいたします」

そう言って、頭を下げる

スマホは一切、持ち込み禁止になっても文句は言えません。でも、どうかお願いです。
 今後、絶対マナーを守りますから、ですから引き続き持ち込みを許してください
 それと、スマホを壊すのだけは勘弁してください」
生徒会長の言葉に拍手が起こる

「いいだろう。
 どうせ、持ち込みは100%は止められないだろうしな。
 マナー違反は携帯没収。卒業時に返却、だな」
千晶先生はいう

「そんな…卒業まで!?」
「長すぎだよー」
そんな声が漏れる

「そこをなんとか、3日で!」
いきなり三日に短縮とはすごい
「おいおい、そんな下げ幅ありか?」

「無理は承知の上です!お願いします」
二人とも交渉慣れてるだろ…

「お願い先生!いい子にするから」
生徒からそんな声が聞こえる

「しかしなぁ…黙認してやるとは言ってるんだぜ」
千晶先生はいう
「そうだなぁ…半年」

「一週間!」
「そんな譲歩は出来ん」

「では2週間、どうですか」
「いや、早すぎる」

頑張れー神谷会長!
会長の応援の声が聞こえ始める

「3か月だな」
「1か月!」

「わかった。1か月だ!」
そう、千晶先生は宣言する
「はい、ありがとうございます、千晶先生」
大喜びをする生徒たち

「いいか、これがラストチャンスだぞ。次にやったら、持ち込み全面禁止!
 卒業まで没収だからな」
千晶先生は言う

「没収一か月でもやだわよね。
 皆、守れるわよね!?」
なんとかこれで場が収まった。

「ひどいではありませんか、ご主人様」
フールが顔を出す
「悪い。とっさにああするしかなくて…」
「頑張ろうと思ったのに…」

「それよりフール、すげぇよ。話まとまったぞ!」
稲葉は言う
「確かに。シャット・ザ・ドア イン・ザ・フェイスですな」

妖怪アパートでもー
「シャット・ザ・ドア イン・ザ・フェイス。それは心理操作の一手法」
長谷はつぶやく
「どういうこと?」

「あらかじめ想定していたラインに落とすため、初めにわざと高めにふっかけるんです。
 スマホを破壊したのもわざとです。最初に厳しい所を見せつけ、さらなる厳しい条件を突き付けて、これ以上最悪な条件ないと思わせる」

「後は徐々に譲歩して見せれば、皆、さっきよりはましだ、
 と素直に受け入れるようになるというわけです」

「そもそもあの教師にとっては没収期間の長短なんて、関係ないんです」
長谷はそう説明する

一方、稲葉もフールの口から説明されていた
「ということでございます」
「そうか。わかった…!
 千晶がわざわざ生徒総会を開いた目的は皆にスマホのマナーを徹底させたいという事なんだ」

「うんうん。神谷様の合いの手も見事でございました」
フールは言う
「そうだな」

「しかし、ご主人様も見事でございましたよ」
「俺が?」

「そう、何もかも計算通りに行くとかまいりません。
 ご主人様のとっさの機転がなければ、ここまできれいに収まっていたどうか…わかりませんぞ?」

「そうか?」
「やり方が少々、疑問が残りますが」
フールは不満そうに言う
「もうしないって」


「それでは引き続き携帯は持ち込んでいい。ただし、授業中、クラブ中には使わない。
 使っていいのは休み時間と放課後だ。歩きながらももちろんアウトだ」
「これに違反したものは没収一か月、以上!」

そんな姿を見ていた長谷は
「千晶先生に神谷会長か…」
出来る人だってことはまぁ分かるよね…

生徒たちに納得されてよかったよかった。
でも、一部の生徒にはわかってもらえなかったみたいだけど…

「やっぱ全員に等しく、理解してもらえるなんて…
 理想でしかないのかな」
稲葉はつぶやく

「行動を起こす、ということは必ず反響がかえってくるものです。いい意味でも悪い意味でも、どちらか一方がだけなんてありえません。
 千晶様は誤解を招くことを承知で、あえて行ったのでしょう」

「ご主人様が気に病む必要はございません」
「だよな…(でも歯がゆいぜ…)」

「”こうして俺たちの生徒総会は終わった。
 この日、条東高に講堂の中を飛ぶ光る鳥という、新しい七不思議が生まれた”」

あとは青木先生を慕う生徒たちも千晶先生に不満持っちゃったみたいだし…。
これはあとで何か起こるんだろうな

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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