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黒幕を釣り上げる為の計画の真相と太公望の告白。第二十六話感想 封神しない演義

此花(このはな)です

 

今回はASUKAに連載されている”封神しない演義”の第二十六話の感想を書いていきたいと思います

 

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 「”いつも一緒が嬉しい♪ 

 私たち最強の「太公望」でしょ!”」

 

真相が明かされた26話

子牙の謝罪にさきちゃんは怒れないだろうなとは思っていたけど、子牙が可愛かった…(笑)さきちゃんよりも子牙でした。

最後の衝撃の真実に驚いた

 

封神しない演義のあらすじ
ある日、物置で探し物をしていたさきは、母親(封神演義オタク)のコレクションとおぼしき古い巻物を見つける。固い紐を解いた瞬間、どういうわけか古代中国の「殷王朝」、「封神演義」の世界にワープ!
偶然さきを釣り上げた、ぐーたらイケメン「太公望(姜子牙)」とその騎獣「四不像」と行動を共にすることになる。さきには宝貝(パオペエ)の副作用を無効化する能力があり、この世界の「天命」に縛られない存在であることから、自分の代わりに「太公望」に…切望する姜子牙。

多くの命を殺せる役割「太公望」を、異世界からのさきならば、覆せるのでは…?と期待をかけていた。
さきは「天命」で苦しむ人々を助ける為、「一人」ではなく、姜子牙と「二人」で太公望という運命を背負う覚悟を決めるのだった。

 

前号までのあらすじ

封神を遂行しようとしている黒幕…「仮面の男」の尻尾を掴むため、子牙はとある計画を立てる。

計画が順調に進んだ矢先、賈氏が何者かに突き落とされた。賈氏を殺した犯人に復讐する天化を止める為、さきたちは天化より先に犯人を捜す事に。

 

現場の近くに落ちていた硝子の破片から、犯人は聞仲と気づいたさき。同じく犯人を突き止めた天化が聞仲に襲い掛かる。しかし一瞬の隙をついた聞仲は、天化の心臓に短剣を突き刺した。

 

駆けつけた子牙たちによって聞仲は捕縛されたが、天化が息を吹き返すことはなかった。またもや大切な人を救えなかったさきは、ふさぎ込んでしまう。投獄された聞仲の前には、「仮面の男」が現れる。封神を遂行するために手を組んだ二人は、まずは紂王暗殺を企む。それを聞いたさきたちは、急いで助けに向かった。

 

しかし、紂王を殺そうとする商容の手を止めたのは聞仲だった。聞仲はさきたちの味方である事を告白し、死んだと思われていた賈氏も天化も、実は生きていた。そう、すべては黒幕を釣り上げるための計画だったーー。

 

 さて、本編の感想へ行きましょうか!

 

「すべては黒幕である貴方を釣り上げる為の芝居だったのですよ、

 商宰相」

そう、子牙は言う

 

その言葉にようやく商容は罠にはまったことにきづく

「……まっ、まさか、聞太師の行動はすべて…」

「あれくらいせねば、

 容易く尻尾は出さなかったであろう」

 

「賈氏には囮となって貰い、

 貴方の手駒となっていた天化殿に強制的に退いてもらいました」

子牙は言う

「しかし…あの時、確かに黄天化は死んでいたはず…」

 

「一時的に仮死状態にする方法など、

 仙人界には山ほどあるのですよ」

そういう子牙

「……っ」

 

「封神計画が進んだ矢先に天化殿が封神されて焦った

 貴方が次に取るべき行動は……」

「処刑となる裏切り者の私を利用するだろうと踏んでいた」

子牙と聞仲はそう説明する

 

「動くな! 

 こうなったら、紂王だけでも道づれに…!」

商容は紂王の首に刀を当てる

 

「子牙!ごめんっ!」

さきの声

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 「え?」

パンダが飛んでった(笑)

 

次のページに説明が…(笑)

えっと、賈氏さんに子牙を触ってもらって、パンダになって、さきが投げたのか。

なるほど!

 

「大丈夫ですか!? 紂王様!」

そういうさき

「…もうさきったら、そんなに焦らなくても大丈夫よ♡」

あーやっぱりな!全部計画立てて、本物紂王を持ってくるわけがない

「え…!?」

 

そんな様子にため息をつく聞仲

 「…この様な場に本物の王を晒すわけないであろう」

「そういうこと♡」

紂王の姿から楊戩へ

「楊戩さん!?」

 

「……まぁ、一応は予定通りですね」

パンダ姿の子牙はいう

投げる必要なかったのに、投げちゃったさきは子牙に謝る

 

「商容…貴様にはまだ聞きたいことが山ほどある。

 黄将軍よ、拘束しておいてくれ」

聞仲はいう

「承知した」

 

「うぅ…呂……尚…」

商容はうめく

その言葉に反応する子牙

 

 「――…まさか、あのご老体が黒幕だったとはねぇ」

楊戩さんはいう

「商宰相はこれからどうなるんですか?」

 

「また聞仲の尋問も終わってないし。

 処刑か……よくて幽閉かしらね」

楊戩はいう

「処刑…」

 

「ほらほらそれよりもこれまでの計画のこと、

 さきも知りたいでしょ?」

楊戩がいうと、さきは顔を上げる

 

「まずはそうですね…

 『賈氏の墜落死』からでしょうか」

子牙からそう切り出す

 

「…私はこの度の話を夫から聞かされていましたの。

 そして塔から突き落とされる瞬間…この子たちに救われたのですよ」

賈氏はいう

「この子たちって…」

 

すると、さきに抱き着いてきたのは哪吒

「哪吒くん!四不像!」

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 「俺が四不象に乗って、落ちてきた賈氏を受け止めた」

哪吒はいう

「凄っ!」

よく受け止められたな(笑)

 

「(って四不像って乗れるんだ!?)」

さきは思う

大きくなるんじゃないかな? 分からんけど…

 

「賈氏の死によって、黒幕の商宰相には宮中に

 彼以外の封神計画を進めようとする者の存在を臭わせ…」

「天化殿には商宰相への不信感と私怨を植え付けました」

 

「…母上の死によって

 俺はまんまと誘き寄せられたって訳だな」

頭をかきながら、天化は言う

「仕様がなかったのよ」

 

「莫邪宝剣は一撃必殺。相当物騒な宝貝なんだから」

「下手に動かれて死人が出るくらいなら、対象を絞らせて襲わせ…

 そこを返り討ちにするのが一番安全だったのよ」

 

「簡単に言ってくれるぜ…。母上にまで化けやがって…」

「それにさきが居て、

 思うように動けなかったでしょ」

 「う……」

 

「後はさきも見ての通り、孤立した黒幕一本釣りってわけよ」

楊戩はいう

 

「それじゃあ、

 天化兄貴や賈氏はどうやって死んだようにみせたんですか?」

さきはいう

「それについては、こ・れ♡」

 

「その名も『賈氏を仮死状態にする薬』!」

何そのダジャレみたいな薬(笑)

シーン……となる

 

「やあねぇ、こんなダサいネーミング。

 アタシが考える訳ないでしょ」

パタパタと手であおぐ

 

「…その親父ギャグ

 どうせ俺の師匠が名付けたんだろ」

天化はいう

「天化兄貴の師匠って?」

 

「清虚道徳真君っていってな、調薬に関してだけは右に出る者がいねぇ。

 …まぁ酒と賭博好きのダメな大人だ」

天化が説明する

 

「この薬一時的に死んだフリをしていたのですよ」

賈氏はいう

 

「しっかし、偽りだとわかっていても、

 家族のあんな姿は二度と拝みたくないな」

黄将軍は言う

「あら、家族の為ならいくらでも仮死状態になりますよ」

 

「「勘弁してくれ!」」

黄将軍と天化は慌てた様子で揃う

ですよね(笑)

 

「…まぁ、いくらこの薬が塗られた短剣だからって、

 刺された俺は激痛だったんだけどな」

刺されたところを触りながら、天化はいう

 

「お前にはいい薬だ!」

天化の頭にゲンコツを食らわせる

「…あだっ」

 

「一人で行動した挙句、皆に迷惑をかけ

 心配させて、大いに反省しろ!」

そう怒る黄将軍

 

「親父に言われなくてもわかっているさ。

 ……皆、色々と迷惑かけて、悪かった!」

頭を下げる

 

「天化兄貴のことだもの。

 大好きな家族を守ろうと必死だったことくらい、皆わかっているわよ」

さきはいう

 

「だっ、大好きっておまっ…!

 バッカ!」

顔を赤くして、天化は焦る

「あらあら」

 

「…ったく、お前らは人が良すぎるぜ」

そういう天化に笑うさきちゃん

 

「――…さて、夜も遅いし、

 今日はここまでにしようか」

黄将軍は言う

 

「…さき、少し二人きりで話したいのですが」

子牙はさきの手を掴み、いう

「うん?」

 

場面が変わり、謎の双子たち

「いやだわいやだわ。この王宮とっても人間臭い」

 

「商容ったら、あっさり捕まってしまうんですもの。

 いい迷惑だわ。ねぇ、喜媚(きび)」

「まぁまぁそれを言ったら、千年狐お姉さまだって捕まっているのよ、

 ねぇ貴人(きじん)」

 

「お姉さまはお馬鹿さんで可愛いらしいからいいんじゃない。

 商容なんて、たかが人間の分際でちっとも楽しませてくれなかったわ」

貴人はいう

 

「それもそうね。

 じゃあお姉さまを救い出したら、商容はお仕置きしてしまいましょう」

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 「ましょましょ。その方がとっても楽しそうだわ」

「でしょでしょ。ついでに人間界も滅ぼしてしまえばいいんだわ」

怖ぇぇ双子。おそらく狐か?

 

場面が戻り、さきと子牙

「さぁ、思う存分、デコピンしてください」

そう言われ、怪訝そうな顔になるさき

 

「なんですか、その申公豹を見るような目は…!」

(笑)そんな目覚めたわけじゃない

「だって、子牙までドMに目覚めたのかと」

 

「今も昔も痛いことなんて嫌いですよ」

子牙は言う

「じゃあなんで、そんなこと言い出すのよ」

それはね…

 

「…今回の一件で私はさきを酷く傷つけました。

 君が悲しむことがわかっていても…真実を伝えなかった…

子牙…

 

「君があんなに泣いて…どれだけ悲しみの淵に落ちようとも、

 手を差し伸べることをしなかった…」

「すいませんでした」

そう言って、頭を下げる

 

「どうせ、子牙のことだから、

 私に話したら絶対顔に出るって考えたんでしょ」

「……はい」

 

「私もそう思うわ」

さきはいう

その言葉に驚いた顔をする子牙

 

「もし真実を知っていたら、天化兄貴の泣き顔を見た時に

 全部話さずにはいられなかったと思うのよね」

 

「だって、あんな顔見ちゃったら、

 隠しごとしている方が苦しくてしょうがないもの!」

 

「だからね、子牙も苦しかったでしょう?」

さきはいう

 

そんな優しい言葉に子牙はさきに抱き着く

「…しかった…」

 

「苦しかった…。

 悲しむ君の顔を見る度に後悔しました」

”その原因がすべて、己が考え出した行動だと言うことも…”

 

「そして何より…真実を知った時、君に嫌われてしまうのではないかと、

 君を失ってしまうのではないかと、怖かった…」

子牙は語る

 

「大丈夫だよ」

そっと子牙の頭をなでるさきちゃん

「子牙は皆の為に沢山考えて、頑張ったんだもの」

 

「皆を守ってくれて…

 私を守ってくれてありがとう」

「さき……」

ぎゅっとさきから離れない子牙

 

「もう! らしくないなぁ。

 そもそも二人が生きててくれて、嬉しさが勝っちゃってて怒る気も起きないのよ!」

だよな、生きていてくれただけですごくうれしかったんだろうから…

 

「…ははっ、君には勝てませんね」

そっとさきの頬を包む

「君のそういう事も」

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 「愛おしいです」

子牙は言う

 

キスをしようとする子牙の口をふさぐさき

「~~~~~さき…」

防がれた(笑)

 

「だっ、だって……

 こっ、こういうことは…流されてしちゃ…」

 顔を赤らめながらつぶやくさき

「だめ……だと思う」

 

「(かっ)」

 

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「(可愛すぎやしませんが…っ!?)」

思わず、うなだれる子牙

さきちゃんもかわいいが、子牙の反応が一番かわいい

 

「お…怒った…!?」

あわあわするさき

「――…………いえ

 どうやら私自身…君の言葉に浮かれてしまっていた様ですね」

 

一呼吸すると、子牙はもう一度口を開く

「……もう一つ、君に隠していることがあるんです…」

「隠しごと…?」

 

「君のお父上のことです。

 彼はこの度の作戦で、非常に重要な役割を果たしてくれました…」

 

「聞仲殿がさきの本当の父親なのです」

は?え…?

”……―私の お父さんーー?”

 

「えぇぇぇ――!?」

叫ぶさきだった

 

はぁぁ!?聞仲さんがさきの父親なの

あ、だから子牙に信用されたのか、楊戩さんも知っている様子だったし

 

待って、あの強面に父親要素って…面白い(笑)

だから、さきちゃんのこと守ったのか…聞仲

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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