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五官王の第一補佐官・樒さんと本場の地獄温泉。第12話「五官王の第一補佐官・地獄温泉」感想 鬼灯の冷徹第2期

此花(このはな)です

今回は鬼灯の冷徹第2期の第12話「五官王の第一補佐官・地獄温泉」の感想を書いていきたいと思います

第12話「五官王の第一補佐官」
あらすじ
ギリシャにエジプト、世界の神話では善悪を測る道具として「秤」を使うことが多く、日本の地獄にも秤を所有する庁がある。
そこは4番目の裁判所だが、名前は五官庁。

第一補佐官・樒の口癖は「大丈夫?ちゃんと美味しい物食べて、あったかい布団で寝ている?」。
その優しさに獄卒たちは、お母さんとお呼びしたくなるという。
そんな彼女が管理しているのが、件の秤「業の秤(ごうのはかり)」である。

「地獄温泉」
突然シロが語りだす。
地獄でけっこう働いていて、地獄の酸いも甘いもわかる犬になってきたのに、地獄名物中の名物、地獄温泉に入っていなかった!

それさえクリアすれば、自分は完璧な地獄の犬!
一度でいいから本場のベタな地獄温泉を体験したい!
地獄温泉というなら地獄中のお湯全てがそうであり、中でも閻魔殿の大浴場こそが本場中の本場と知ったシロは、自分たちも入ってみたいと鬼灯に頼み込む。

公式より
各話あらすじ|TVアニメ「鬼灯の冷徹」公式サイト

樒さん、"お母さん”と呼びたくなる…って気持ちはよくわかる。
そのイメージに反して、あの力持ちと五官庁名物には驚かせられた(笑)

後半の地獄温泉は閻魔庁にある温泉が本場中の本場なんだね。
色んな装飾が鬼灯様のセンス……何なんだろう。置いてみた…!って感じのニュアンスだ
天国の温泉について、白澤様、一体何をしたんだ…(笑)

さて、本編の感想へ行きましょうか!

「”世界の神話では、善悪を量る道具として、秤が登場することがわりと多い。
 有名なものではギリシャ神話。女神アムストライヤーが持つ天秤のかたちがてんびん座の元となった。あとはエジプトのこれ。そして、日本にも秤を所有するところがある”」

「”五官庁、十王の一人、五官王の庁。
 五官庁だが、4番目の裁判所である”」

「樒、私は昼食に行ってきます」
五官王は樒に言う
「はい、五官王。いってらっしゃいませ」

「先程、鬼灯殿がここへいらっしゃると連絡いただいたので、掃除を頼みます。
 特に業の秤はよく磨いておくように」
五官王は言う
「はい」

樒さんは業の秤を掃除してると、獄卒たちが声をかけてくる
「樒さま、それ、俺がやります」
「私もお手伝いします」

「あら、いいのよ~。あなたたちはお昼に行きなさいな」
ぞうきんを絞る樒さん
「今日のメニューは金剛鳥の卵を使った滋養たっぷりのふわとろオムライスと特製プリンアラモードよ」

「それよりあなた、ちゃんと食べてる?」

「美味しいものたくさん食べて、あったかいお布団で寝るのよ」
獄卒の肩を軽くたたきながら、樒さんはいう
「あ、はい!」

「樒様は何というか…」
「「お母さんとお呼びしたい」」
思わず、つぶやいてしまう
大きな懐で包み込んでしまうようなあったかさがある

「さて、あとは重心をしっかり検査して…」

「「わぁーい!」」
シロ(笑)

「白い犬と黒い犬がうちの秤でパズルシーソー!?」
樒さんは叫ぶ
「わぁーい!」「うぉぉー」

「ちょっとちょっと、どちら様? 
 降りなさい、危ないでしょ?」
慌てた様子で樒さんはいう

「あ、大変失礼いたしました。あまり見事な秤だったので、つい」

「私、こういうものです」
あ…(笑)わかりやす

「すっごい、よくわかる! エジプトのアヌビスさん」
見た事がある光景に樒さんはいう
「はい、オシリス王の補佐でございます。
 いやしっかし、実に見事な秤。手入れも素晴らしい」

「あ、そういえば、貴方も秤の使い手でしたね」
樒さんは言う
「えぇ、秤は美しい! 最近はデジタルが主流ですが、造形美は旧式に限る」

「それ、分かりますよ! 
 播口天秤とか芸術品ですよねぇ」

「わかりますかぁ! いいですよねぇ。
 でも、トトの奴がセンスゼロで……分銅を素手で持ったりするんです」
アヌビスはいう
「ん~それはないわ~」

「マニア同士、意気投合してますね」
そんなところへ鬼灯様がやってくる
「あら、いらっしゃい。お早いお着きで」

「すいません、シロさんが急に走っていってしまって…」
鬼灯様はいう

「だって、大きな秤を早く見たかったんだもん」
シロはいう。樒さんに撫でられる

「アヌビスさんがいらしたので、
 ぜひこの業の秤をお見せしようと思いまして」
訳を説明する鬼灯様
「はい、光栄ですよ。貴方もエジプトの子?」

「ううん、俺は日本の獄卒! 
 今日、アヌビスさんと友達になったの」
シロはいう

「黒ジャッカルかっこいいー!」
シロがそうほめるのを
「あ、いや! 白いのもかっこいいよ!」
アヌビスもほめ返す
「黒もかっこいいよ!」

「こっちはこっちで、意気投合したようです」
それを見て、鬼灯様はいう
「アヌビスさんはエジプトの冥界の王・オシリス様の補佐役です。
 死者の裁判の秤を使い、罪を読み上げるそうです」

「こんな感じです」

「世界史の授業でみたような、みなかったような様子だわね」
樒さんはいう

「ラーの一方の秤には死者の心臓。一方には、真実をはかるマードの羽をのせます。
 罪なき死者の心臓は羽と釣り合いますが、罪があると……」
傾く

「そして悪い奴の心臓は」
怪物みたいな奴に心臓を食べさせた?

「これは来世の復活はなく、完全な消滅を意味します」
そう、補足する鬼灯様
なるほど…

「ふーん」
「どこもあの世は厳しいわね」
樒さんはいう

「で」
「アヌビスさんの正面顔って貴重だよね」
シロがいう
横顔しか書かれてないもんね

「この見事な秤は、日本ではどう使われるのですか?」
アヌビスさんは聞く
「同じような感じですよ。裁判で使います。善悪をはかるの」

「でもさ、樒さんってすっごく優しそう。
 全員無罪になっちゃわない?」

シロは言う
「それとも、五官王がすっごく厳しいとか?」

「あら~じゃあ、見てってくださいな」
そう、提案してくれる

こうして、五官王の裁判を見ることになる2人と一匹
「鬼灯殿、アヌビス殿」

「挨拶が遅れて申し訳ありません」
そう謝罪をする五官王
「いえいえ」「よろしくお願いします」

「亡者をここへ」
五官王は言う

「裁判長が女の人ってなんかかっこいいね」
シロがこそっと言う
「東洋のクレオパトラですね。樒さんは秤のわかるクレオパトラ

「女性をクレオパトラと呼ぶのはくせですか? エジプトの習慣ですか」
鬼灯様はいう

「ははは、しかし補佐官がああいうタイプとは驚いた」
「俺も! みんな、鬼灯様みたいにぴっしり厳しい人だと思ってた」
アヌビスさんとシロが言う

「篁さんはぴっしりしてませんけど」
確かに…仕事はできるけど

「なんかさ~パン屋さんとかケーキ屋さんの店員が
 ああいう人だと、すっごい安心感あるよね」

”「はい、おまたせしました!」”
あーなるほど、確かに

「あぁ~わかる。絶対うまい感半端ないよね」
アヌビスさんも同意する
「実際、この庁の食堂レシピはすべて、彼女の案なんですよ」

「へぇ~得意料理は?」
シロは鬼灯様に言う
「唐揚げとハンバーグ」

「「ゆるぎない!」」
シロとアヌビスさんは揃って言う
鉄板的な得意料理

「その上、口癖が」
”「大丈夫? ちゃんと美味しいもの食べて、あったかい布団で寝てる?」”

「マ、ママ! みんなのママ!」
シロはいう

「何で補佐官やってるの、あの人!?」
「本当に鬼?!」

思わず、叫んでしまう

「しっ、静かに」
鬼灯様に注意される

「かくして、そなたはキレやすく、
 すぐ暴れてはわがままをとおしたそうだな」
五官王はいう

「切れやすくねぇよ!」
そう言いながら、キレた
「ほんとだ、すぐキレた。
 ……何でも人からもらったお土産が気に入らない程度で怒鳴るそう。うわっ、くだらなっ」

「そんなこと、うちでねぇよ!」
そう言う亡者

穏やかだった表情が険しくなり、五官王
「本当か? 我ら十王は嘘に対しては異様に厳しいぞ」
そう言って、バンっと台を叩く
「異様にな!」

「自覚してるなら、普通に厳しくすればいいだろ!
 嘘なんか、ついてねぇよ!」
そう、亡者が言う

「よろしい。
 では、業の秤で確認しよう」
五官王はいう

期待の目で見るシロとアヌビス
「亡者を業の秤の上へ!」
「はい!」

樒さんは亡者を持ち上げると
「あんたの自供がウソか、ほんとか
 罪の重さを調べるからなぁ」

「ほいよ!」
亡者を投げて、業の秤の上に載せた

「「ぎゃあああ!?」」
その姿に叫ぶシロとアヌビス

そして、罪の重さの岩を持ち上げて、また投げた樒さん
「「ひぃぃぃー!?」」

こうして、秤は亡者に傾いた
「あ、岩より重い!」
「これはすなわち、有罪ということです」

「よく見ててください! 
 私の好きな五官庁名物が始まります!」
鬼灯様はいう

「ほらほら、嘘じゃないの! 
 そんな悪い子はお仕置尻を100回たたきますからね!」

尻タタキ、100回…(笑)

思わず、言葉を失うシロとアヌビス
うわ…痛そう(笑)

100回たたき終わり
「次の裁判へ回せ」
五官王は言う

「肝っ玉補佐官です」
鬼灯様はいう
なるほど、肝っ玉母ちゃんの補佐官版か(笑)

「エジプトとどっちが嫌か、微妙なとこだなぁ」
アヌビスさんはいう
「この人の次が、閻魔庁の鬼灯様って結構精神的ダメージがあるね」
そう評するシロだった

後半「地獄温泉」
鬼灯様の部屋にシロ、柿助、ルリオがやってきていた。
「鬼灯様! おれ、うっかりだったよ」
シロはいう

「何がです?」
仕事をしながら、シロの返しをする鬼灯様
「もう地獄で結構な働いてさ、ふふっ地獄の酸いも甘いも分かる犬になってきたのにさ~」

「地獄名物の名物、地獄温泉に入ってなかったよ! 
 これさえクリアすれば、俺は完ぺきな地獄の犬!」
そう、シロが言うと、鬼灯様が連れて行ったのは

「違うよ!違うよ! ちゃんと適温の奴だよ!」
慌てた様子でシロはいう
本当の地獄釜の方に行ったのか(笑)


「ふだん、我々が入っているものが地獄温泉ですよ」
鬼灯様はいう
「うん、まぁそうなんだけどさ。
 銭湯や旅館でもいいから、一回本場のベタな地獄温泉を体験したい!」

「そういや、俺もいったことねぇや」
唐瓜は言う
「言われてみれば、私もこのあたりの旅館や温泉っていきませんね。
 現世の地獄温泉はむしろ、視察したことがあるのですが」
「地元だもんなぁ」

「地元民は地元の観光名所にさして行かないってやつだな」
ルリオは言う

「見るものある?くらいのスタンスだったりしますしね」
鬼灯様はいう
「確かにこの辺の旅館や温泉って、天国住民や外国人が観光で来るっていうイメージだな」

「天国連中が喜ぶように、ちょっとそれらしく作りすぎてる感あるしな」
唐瓜はいう
「あぁ、外壁のわざとらしい朱色とかな」
「あー」「なぁ?」

「地元民の意見だ…」
シロはいう
「地獄温泉っていうなら、地獄中のお湯の全てがそうですしね。
 もっと言えば、八寒地獄のあれだって、地獄……あれは地獄水か」
鬼灯様の金魚草ペンが叩かれるたびに”おぎゃあ”と鳴いている(笑)

「化粧水みたいな響きだな…」
ルリオはいう
「その中でも閻魔殿の大浴場が本場中の本場でしょう」

「そうなの?」
「俺らは普段、不喜処の風呂使ってるからな」
柿助はいう
「うん」

「閻魔殿のは知らないっすねぇ」
ルリオもいう

「閻魔殿の大浴場は広いし、楽しいぞ~」
唐瓜はいう
「打たせ湯とか、露天とか、種類も多いしな」

閻魔大王が入れるサイズの風呂もありますからね」
鬼灯様はいう
「あ、そうだ。ひとつ、気になってたのが」

「亡者がげろってるみたいな変なオブジェ、あるじゃないですか」
唐瓜はいう
何とも言えない気持ちになるオブジェ

「あぁ、私の趣味で置いた奴ですか」
鬼灯様はいう
!…やっぱりですか(笑)

その返しに一拍、二拍と沈黙が流れ…
「ま、マーライオンみたいなのあるじゃないですか、マーライオンみたいな奴」
もう変えても遅いぞ、唐瓜(笑)

「一度はっきり、げろってる言っておきながら、
 わざわざマーライオンって言いなおさなくてもいいんですよ」
鬼灯様はいう
マーライオンにも失礼だしね!」

「私も、うわぁいかにも吐いてる…と思いながら設置しましたから」
鬼灯様はいう
え…(笑)
「嘔吐…明確に思ったうえであれを設置したんですか? なぜ」

「こういうのも考えました」
蛇がよだれ垂らしてる…?

「何のメリットがあって? せめて水量MAXにしましょうよ。
 ひいき目に見ても、よだれじゃないですか!」
唐瓜(笑)

「まぁ、男湯ってそうなのね」
お香さんがやってくる
「お香姉さん!」

「女湯とは全く違うのね。
 あの、旅館とかみたいに時間交代制にしてもらって、両方みたいわね」
お香さんは言う

「女湯はどんなのが」

「象さんシャワーみたいなオブジェがあるわ」
お香さんは言う
二つのお湯で全然違うのか

「へー知らなかった」
「知ってても問題だけどな」
茄子の言葉に唐瓜はいう

「でも、唐瓜さんと茄子さんは女湯入っても、ギリOKそうな風体ではあるよね。
 現世だと、小3くらいでもOKなんでしょ?」
シロに言われるが、二人とも青ざめる

「それはな……素直に喜べねぇよ」
「わぁーい、入ろう!とは流石に言えない」

「あ……え、ごめんなさい」
シロは謝る

「あの、全部地獄温泉ってことは全部、源泉から引いてるってことですよね?」
柿助は鬼灯様にきく
「そうですよ」
「効能とか、あるんですか?」

「基本は普通の温泉ですよ。各地獄によって、成分は違いますが」
鬼灯様はいう
「血の池は血」

「屎泥処は……字ずらからお察しください。
 うんこ!」
茄子は言う
「だから、言うなって!」
(笑)分かり切ってることですからね

「溶けた蝋や鉄、銅なんてもありますし」
「「「へー」」」

「場所によっては温泉の素を入れる場合もありますよ。
 ブレンドもしたり、端的に毒とトウガラシとか」
鬼灯様はいう
「はなはだ嫌な入浴剤!」

「逆に天国の温泉にはつかるだけで傷が治る温泉もありますよ」
鬼灯様はいう
「あれだね、RPGに出てくるHPを回復させてくれる泉みたいもんだよね。
 でもそれって、要は万能薬だよね? すごくない?」

「あぁ、流石に体内の病は骨折レベルまでいくと、そうあっさりとは治らないようです。
 ひっかき傷程度なら、みるみる治るようですよ」
鬼灯様は説明する

「中途半端だな…」
「わざわざ、湯治しにいこうってほどでもないな…」
唐瓜や柿助は言う

「まぁ、ねんざくらいなら徐々に…」
鬼灯様はいう
「普通の温泉もそのくらいの効能あるよ」

「何でそんなに詳しいんですか?」
唐瓜は言う
「いえ、前に一度……経緯は面倒なので省きますが」

「アホ神獣をギタッギタにしたうえでぶっ飛ばした末」
何やってるんですか、鬼灯様(笑)

「傷だけは何やら治った状態で浮いてきたからです」
鬼灯様はいう
そんな告白に一同青ざめる

「実験の結果か」
唐瓜はいう

「なんかその話、桃太郎に聞いたかも」
「果てしなく自業自得と言ってたような…」
「何、したんだろうな…」
ってことは白澤さん…何かやらかしたんですね

「ねぇねぇ、俺らも閻魔殿の風呂って入っちゃダメかな?」
シロはいう
「おいおい、悪いだろ。お前、毛むくじゃらなんだぞ」

「だって、ひろーい風呂って入ってみたい!」
シロはつぶやく
「サルはだめかな? 温泉の雰囲気づくりには定評があるんだけど」

「んなこと言ったら、
 俺も風呂のおもちゃになりすまして、入りてぇよ」
ルリオは言う
「デカいよ、キジ」「無理あるよ!」

「別に動物禁止ではないので、入ってもいいですよ」
鬼灯様は言う
「本当!?」「やったー!」

「ただ、ルリオさんが言う通り、毛が大量に浮くと思うので
 深夜に入って、その後お湯を抜いてください」
鬼灯様に言われる3匹

「わかったー!」
「承知です!」

「じゃあ、時間になったら、俺たちが案内するよ」
茄子が言う
「わーい!」

「よろしくお願いします」
鬼灯様はいう

こうして、閻魔殿の大浴場にやってきた3匹と二人
「脱衣所広いね」
シロはつぶやく
「中はもっと広いぞ」

「まずね、露天に入る」
シロたちは露天へ
「おっ、そうきたか」

開けた先には――

金魚草がいっぱいいた
「うん……いいや、露天は」
シロはつぶやく
……あれは入りたくない(笑)

「慣れてないと、びっくりするか」
唐瓜はいう

室内の風呂に入る3匹と二人
「あっ、妖怪垢なめがいるね」
「風呂専門の清掃業者だよ」
「へー」
特技を生かした業者(笑)

シロはキョロキョロと見まわし
「広いなぁ……」
お湯が入ってくる方へと向かう

「あんまりあっちに行き過ぎない方がいいぞ。
 そこから出てるの、源泉だから」
唐瓜が忠告をするのだが…

「熱っ!?」
忠告通りの結果に…(笑)

唐瓜がシロを助け出し
「源泉って何度?」
シロは言う
「さぁ? この風呂は毎日八寒地獄の氷で適温にしてるんだよ」

「普通の水温も冷やして、水にしているんだ」
茄子は言う
シロに上から水をかける

「あぁ、そっか。地獄は基本的に水が熱いのか」
「沸かすんじゃなくて、冷やすんだね」
ルリオと柿助は言う

「じゃあ、真の地獄温泉はやっぱり熱湯? 
 源泉で熱湯コマーシャルやんないと、真の地獄温泉につかったってなんないのかなぁ」
シロはいう

「その意見は分かんねぇけど……そうだなぁ。
 適温の地獄温泉は此処だけど、真の地獄温泉につかってんのは亡者だけだな」
そう言う唐瓜だった

また落ちてる閻魔大王
「落ちた! 完全に落ちた!」

「また落ちたんですか。ここは源泉を沸かしていたさらに熱いというのに…
 毎回毎回、物好きな」
それを見ていた鬼灯様は言う

「足場が腐ってたんだよ! 
 わしの体重にも耐えられるようにしといてよ!」
そう訴える閻魔大王
「熱いんだから、早く助けてよ!」

「自らもまず、入ってみるというのは真の地獄の管理者。
 さすがというか、なんていうか…」
鬼灯様は言う
「助けろー!」

なんだかんだ言って、助けてくれるだろうけど、
早く助けてはくれないだろうな(笑)

鬼灯の冷徹も次回で最終回かぁ…
まだまだ見たい

ここまで読んでくれてありがとうございました!
前回へ
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